JP2014214182A - 濡れ性付与剤及び液状洗浄剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】硬質表面に濡れ性を付与することにより、ウォータースポットが形成することを防止する液状洗浄剤組成物を提供する。【解決手段】水溶性含窒素ポリマーと界面活性剤を含有することを特徴とする濡れ性付与剤であり、水溶性含窒素ポリマーと界面活性剤を組み合わせることにより、金属表面およびガラス表面等の対象表面が著しく水に濡れ易くなり、漱ぎ後に水滴が残らない組成が得られる。水溶性含窒素ポリマーは、ポリエチレンイミン、ε—ポリリジン、またはポリ[オキシエチレン(ジメチルイミノ)エチレン(ジメチルイミノ)エチレンクロライド]である。【選択図】なし
Description
本発明は、金属、ガラス、プラスチック等の硬質表面用濡れ性付与剤及び液状洗浄剤組成物に関し、金属製品やガラス製品のウォータースポットの防止に関する。
浴室、浴槽、シンク等を使用した後には、金属製品、ガラス製品、プラスチック製品等に石鹸滓や皮脂が付着するので、毎日洗剤で洗浄するのが一般的である。しかし、洗浄した金属製品、ガラス製品、プラスチック製品には水滴が残留し易い。この水滴はなかなか乾かない上に、乾燥した後にリング状の跡、所謂ウォータースポットが付着する。特に金属製品やガラス製品では、このリング状の痕跡が目立ち、美観を損なう。このような不都合な状態を防止するために、一般的にはタオル等で水滴を拭き取ることが行われている。しかし、この方法では不十分で、金属製品やガラス製品には徐々に汚れが堆積して、頑固な汚れになる。
このような問題を解決するため、陽イオン性高分子または両性高分子を応用する技術(特許文献1)、N−ビニルピロリドン及びビニルピリジンN−オキシドから選ばれる1種以上のモノマーから構成される高分子を用いる技術(特許文献2)、カチオン化デンプンを用いる技術(特許文献3)、アミノ基及び四級アンモニウム基を1種以上有するモノマー単位と、−SO2−で表されるモノマー単位からなる高分子を用いた仕上げ剤(特許文献4)が開示されている。しかし、これらの技術は、無機アルカリを主成分とする強アルカリ性の洗浄剤用に開発されたものである。
また、界面活性剤を主成分とする洗浄剤については、特許文献5にカチオン化多糖類を用いて水切れ性を向上する技術が提示されている。しかし、水切れ性の向上ではウォータースポットの発生を防止できない。
このように、比較的低いpH域で使用する手洗い洗浄剤については、ウォータースポット防止の技術は確立されていない。
また、界面活性剤を主成分とする洗浄剤については、特許文献5にカチオン化多糖類を用いて水切れ性を向上する技術が提示されている。しかし、水切れ性の向上ではウォータースポットの発生を防止できない。
このように、比較的低いpH域で使用する手洗い洗浄剤については、ウォータースポット防止の技術は確立されていない。
本発明は、硬質表面に濡れ性を付与することにより、ウォータースポットが形成することを防止する液状洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねたところ、水溶性含窒素ポリマーと界面活性剤を組み合わせることにより、金属表面およびガラス表面等の対象表面が著しく水に濡れ易くなり、漱ぎ後に水滴が残らない組成が得られることを見出した。本発明は、このような知見に基づき完成されたものであり、以下の様態の液状組成物を提供する。
項1 水溶性含窒素ポリマーと界面活性剤を含有することを特徴とする濡れ性付与剤
項2 水溶性含窒素ポリマーが、ポリエチレンイミン、ε―ポリリジン、またはポリ[オキシエチレン(ジメチルイミノ)エチレン(ジメチルイミノ)エチレンクロライド]の何れか1種以上であることを特徴とする項1に記載の濡れ性付与剤
項3 界面活性剤が、両性界面活性剤および非イオン界面活性剤の中から選ばれる1種以上であることを特徴とする項1又は2に記載の濡れ性付与剤
項4 項1〜3に記載の濡れ性付与剤を含有することを特徴とする液状洗浄剤組成物
項1 水溶性含窒素ポリマーと界面活性剤を含有することを特徴とする濡れ性付与剤
項2 水溶性含窒素ポリマーが、ポリエチレンイミン、ε―ポリリジン、またはポリ[オキシエチレン(ジメチルイミノ)エチレン(ジメチルイミノ)エチレンクロライド]の何れか1種以上であることを特徴とする項1に記載の濡れ性付与剤
項3 界面活性剤が、両性界面活性剤および非イオン界面活性剤の中から選ばれる1種以上であることを特徴とする項1又は2に記載の濡れ性付与剤
項4 項1〜3に記載の濡れ性付与剤を含有することを特徴とする液状洗浄剤組成物
本発明においては、本発明の液状洗浄剤組成物を対象物に接触させて擦ることによって、汚れが除去されると共に、金属表面およびガラス表面は水に非常に濡れ易くなる。このため、水で漱いだ後も、金属表面およびガラス表面等の対照表面は薄い水膜で覆われ、水滴は残存しなくなる。その結果、乾燥時間は著しく短くなり、また乾燥後にも水滴の痕跡は残存しなくなる。本発明の好ましい実施形態においては、本発明の液状洗浄剤組成物をそのまま、或いは水で希釈して対象物に噴霧し、または、液状洗浄剤組成物を垂らして、スポンジタワシ等で擦って使用する。
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。本発明の濡れ性付与剤は、水溶性含窒素ポリマーと界面活性剤を含有することを特徴とするものである。濡れ性付与剤とは、ガラス、金属等の硬質表面である対象表面を水に濡れやすくする表面処理剤である。
本発明に用いられる水溶性含窒素ポリマーとしては、ポリエチレンイミン、ポリビニルピロリドン、四級化ポリビニルピロリドン、ポリビニルアミン、ポリアリルアミン、ポリヘキサメチレンビグアニド、四級アンモニウム塩ポリマー(例えば、ポリ[オキシエチレン(ジメチルイミノ)エチレン(ジメチルイミノ)エチレンクロライド]など)、ペプチド(例えば、ε―ポリリジン、ポリアルギニン、ポリオルニチン、プロタミン等)等が挙げられる。中でも、ポリエチレンイミン、ε―ポリリジン、およびポリ[オキシエチレン(ジメチルイミノ)エチレン(ジメチルイミノ)エチレンクロライド]は、性能面および経済性の面から、本発明に用いるのに適している。本発明に用いられるポリエチレンイミンは特に限定されず、分子量300〜100000の化合物が用いられるが、10000〜100000の化合物が特に好ましい。
水溶性含窒素ポリマーの濃度は、ポリマー種によって異なるので限定できないが、0.005〜5重量%、好ましくは0.01〜1重量%である。0.005重量%以下の濃度では十分な効果を得ることが出来ず、水溶性含窒素ポリマーを5重量%以上添加しても効果が増強することはない。
本発明に用いられる界面活性剤は、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤から選ばれる1種以上を用いることができるが、非イオン界面活性剤または両性界面活性剤の中から選ばれる1種以上であることが好ましい。
非イオン界面活性剤は、特に限定されるものではなく、ポリオキシエチレンアルキル又はアルケニルエーテル(平均炭素数4〜20、エチレンオキサイド付加モル数1〜20)、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル(平均炭素数6〜12、エチレンオキサイド付加モル数1〜20)、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンアルキル又はアルケニルエーテル(平均炭素数10〜20、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドの付加モル数の総和1〜30)、脂肪酸アルカノールアミド又はそのアルキレンオキサイド付加物、平均炭素数が6〜20の脂肪酸とショ糖からなるショ糖脂肪酸エステル、平均炭素数が6〜20のソルビタン脂肪酸エステルおよびそのアルキレンオキサイト付加物、平均炭素数が8〜20の脂肪酸とグリセリンからなる脂肪酸グリセリンモノエステルおよびそのアルキレンオキサイド付加物、が挙げられる。
両性界面活性剤は特に限定されるものではなく、アルキルベタイン型(例えばラウリルジメチル酢酸ベタイン等)、アミドベタイン型(例えば、ラウリル酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、オクタン酸アミドプロピルベタイン等)、アミンオキサイド型(例えば、ラウリルジメチルアミンオキサイド等)、イミダゾリン型(例えば、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、N−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等)、スルホベタイン型(例えば、ラウリン酸アミドヒドロキシスルホベタイン等)が挙げられる。
界面活性剤の配合量は0.1〜30重量%、好ましくは0.5〜20重量%、更に好ましくは1〜10重量%である。
水溶性含窒素ポリマーと界面活性剤の比は、用いる水溶性含窒素ポリマーおよび界面活性剤の種類によって異なるので限定することはできないが、例えばポリエチレンイミンと非イオン界面活性剤の比(ポリエチレンイミン/非イオン界面活性剤)は、0.0001〜50、好ましくは0.001〜10、更に好ましくは0.01〜0.1である。
本発明における濡れ性付与剤には水が用いられる。用いられる水の量は、65〜99重量%、好ましくは65〜90重量%、更に好ましくは65〜80重量%である。
本発明における濡れ性付与剤及び液状洗浄剤組成物は20℃でpH3〜13の広い範囲で使用可能である。pHを調整するための酸は特に限定されるものではなく、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸等の無機酸、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、グリコール酸、シュウ酸、酒石酸、フマル酸、エチレンジアミン四酢酸等の有機酸が挙げられる。また、pHを調整するための塩基としては、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、テトラメチルアンモニウム等が挙げられる。
本発明における液状洗浄剤組成物には、適宜水溶性溶剤を添加することができる。水溶性溶剤としては、エタノール、イソプロピルアルコール等の炭素数1〜5の1価のアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン等の炭素数2〜8の多価アルコール、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル等が挙げられる。
本発明の液状洗浄剤組成物には、適宜、金属イオン封鎖剤、殺菌剤、保湿剤、着色料、香料、消泡剤等を添加することができる。
金属イオン封鎖剤としては、通常使用されるものであればいずれのものも使用でき、特に限定されないが、例えば、リン酸系化合物(例えば、オルトリン酸、ピロリン酸、トリポリリン酸、メタリン酸、ヘキサメタリン酸等)、ホスホン酸類(例えば、エタン−1,1−ジホスホン酸、エタン−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1―ヒドロキシ−1,2−ジホスホン酸、エタン−1―ヒドロキシ−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1―ジカルボキシ−1,2−ジホスホン酸、メタンヒドロキシホスホン酸等)、ホスホノカルボン酸類(例えば、2−ホスホノブタン−1,2−ジカルボン酸、1−ホスホノブタン−2,3,4−トリカルボン酸、α‐メチルホスホノコハク酸等)、アミノポリ酢酸類(例えば、ニトリロトリ酢酸、イミノ二酢酸、エチレンジアミン四酢酸、ヒドロキシエチレンジアミン酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸等)、有機酸(例えば、ジグリコール酸、オキシジコハク酸、カルボキシメチルオキシコハク酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、シュウ酸、リンゴ酸、グルコン酸、アジピン酸、スベリン酸等)、アミノ酸(例えば、アスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン等)、これらのアルカリ金属塩、アンモニア塩又はアルカノールアミン塩が挙げられる。
殺菌剤としては、例えば第四級アンモニウム塩(例えば、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド、ハイジェニア等)、ヒノキチオール、ポリリジン、ナトリウムピリチオン、ジンクピリチオン等が挙げられる。
保湿剤としては、例えば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、キシリトール、ソルビトール、マルチトール等が挙げられる。
着色料としては、例えば、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、チタン酸鉄、黄酸化鉄、黄土、黒酸化鉄、コバルトバイオレット、チタン酸コバルト、群青、パール顔料、金属粉末顔料、有機顔料、クロロフィル、β―カロチン、クルクミン、クチナシ色素等が挙げられる。
香料としては、ジャコウ、ライム、ビャクダン、ハッカ、バニリン、シトロネラール、オイゲノール、リナロール、クマリン、ケイ皮酸エチル等が挙げられる。
消泡剤としては、シリコーン系消泡剤等が挙げられる。
本発明の液状洗浄剤組成物は、以上に列挙した添加剤の1種以上と適宜併用することで、各目的により適した洗浄剤とすることが出来る。
本発明において、液状洗浄剤組成物を適用する対象物としては、流し、蛇口、シャワー等の金属製品、鏡や窓ガラス等のガラス製品、コップや食器等の硬質表面が挙げられる。適用の方法としては、本発明の液状洗浄剤組成物をそのまま、或いは水で希釈して対象物に噴霧し、または、液状洗浄剤組成物を垂らして、スポンジタワシ等で擦って使用するか、液状組成物を染み込ませた紙や布で対象物を拭くなどの方法が挙げられる。
以下、本発明を実施例及び比較例を用いてより詳細に説明するが、本発明が実施例に限定されないことはいうまでもない。
実施例1〜7、比較例1〜7
実施例1〜6、比較例1〜3に組成を示した洗浄組成物を常法に従い調製した。得られた各組成物を用いて、20℃でガラス、ステンレス板(15cm×7cm)、アルミニウム板(10cm×10cm)を洗浄し、水道水で漱いだ後、垂直に立てかけ、濡れ性、乾燥性、ウォータースポット防止性を、それぞれ下記の基準に従い評価した。実施例1〜7の結果を表1に、比較例1〜7の結果を表2に示す。
実施例1〜6、比較例1〜3に組成を示した洗浄組成物を常法に従い調製した。得られた各組成物を用いて、20℃でガラス、ステンレス板(15cm×7cm)、アルミニウム板(10cm×10cm)を洗浄し、水道水で漱いだ後、垂直に立てかけ、濡れ性、乾燥性、ウォータースポット防止性を、それぞれ下記の基準に従い評価した。実施例1〜7の結果を表1に、比較例1〜7の結果を表2に示す。
<濡れ性>
〇:表面が薄い水膜で覆われ、水滴が認められない。
×:表面に水滴が認められる。
<ガラスの乾燥性>
〇:10分以内に乾燥する。
△:10〜30分間に乾燥する。
×:乾燥に30分以上を要する。
<ステンレス板およびアルミニウム板の乾燥性>
〇:15分以内に乾燥する。
△:15〜30分間に乾燥する。
×:乾燥に30分以上を要する。
<ウォータースポット防止性>
〇:ウォータースポットは認められない。
×:ウォータースポットが認められる。
〇:表面が薄い水膜で覆われ、水滴が認められない。
×:表面に水滴が認められる。
<ガラスの乾燥性>
〇:10分以内に乾燥する。
△:10〜30分間に乾燥する。
×:乾燥に30分以上を要する。
<ステンレス板およびアルミニウム板の乾燥性>
〇:15分以内に乾燥する。
△:15〜30分間に乾燥する。
×:乾燥に30分以上を要する。
<ウォータースポット防止性>
〇:ウォータースポットは認められない。
×:ウォータースポットが認められる。
表1の結果からわかるように、本発明品は優れた濡れ性を有し、ウォータースポットの問題も解決された。一方、ポリエチレンイミンまたは界面活性剤を配合しなかった場合には、ウォータースポットの形成防止の課題を解決できなかった。
Claims (4)
- 水溶性含窒素ポリマーと界面活性剤を含有することを特徴とする濡れ性付与剤
- 水溶性含窒素ポリマーが、ポリエチレンイミン、ε―ポリリジン、またはポリ[オキシエチレン(ジメチルイミノ)エチレン(ジメチルイミノ)エチレンクロライド]の何れか1種以上であることを特徴とする請求項1に記載の濡れ性付与剤
- 界面活性剤が、両性界面活性剤および非イオン界面活性剤の中から選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の濡れ性付与剤
- 請求項1〜3に記載の濡れ性付与剤を含有することを特徴とする液状洗浄剤組成物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013090444A JP2014214182A (ja) | 2013-04-23 | 2013-04-23 | 濡れ性付与剤及び液状洗浄剤組成物 |
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JP2013090444A JP2014214182A (ja) | 2013-04-23 | 2013-04-23 | 濡れ性付与剤及び液状洗浄剤組成物 |
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JP2013090444A Pending JP2014214182A (ja) | 2013-04-23 | 2013-04-23 | 濡れ性付与剤及び液状洗浄剤組成物 |
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