JP2014210099A - 磁気共鳴装置およびプログラム - Google Patents

磁気共鳴装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014210099A
JP2014210099A JP2013088681A JP2013088681A JP2014210099A JP 2014210099 A JP2014210099 A JP 2014210099A JP 2013088681 A JP2013088681 A JP 2013088681A JP 2013088681 A JP2013088681 A JP 2013088681A JP 2014210099 A JP2014210099 A JP 2014210099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
diffusion
signal component
magnetic resonance
pieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2013088681A
Other languages
English (en)
Inventor
三好 光晴
Mitsuharu Miyoshi
光晴 三好
岩舘 雄治
Yuji Iwadate
雄治 岩舘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Original Assignee
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GE Medical Systems Global Technology Co LLC filed Critical GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Priority to JP2013088681A priority Critical patent/JP2014210099A/ja
Publication of JP2014210099A publication Critical patent/JP2014210099A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/05Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves 
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N24/00Investigating or analyzing materials by the use of nuclear magnetic resonance, electron paramagnetic resonance or other spin effects
    • G01N24/08Investigating or analyzing materials by the use of nuclear magnetic resonance, electron paramagnetic resonance or other spin effects by using nuclear magnetic resonance

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】拡散に依存しない信号成分が低減された画像データを求める磁気共鳴装置を提供する。
【解決手段】シーケンスSE〜SEのプリパレーション部Pに含まれているRFパルス−90θの位相θをθ、θ、・・・θの順に変更し、各位相θにおけるk空間のデータD(θ)〜D(θ)を収集する。k空間のデータD(θ)〜D(θ)を得た後、k空間のデータD(θ)〜D(θ)を画像データS〜Sに変換する。次に、Mbの式に、画像データS〜Sの各々を代入し、φおよびMaの影響が低減された画像データMbを求める。
【選択図】図9

Description

本発明は、拡散強調を行うシーケンスを実行する磁気共鳴装置、およびその磁気共鳴装置に適用されるプログラムに関する。
拡散の情報を取得する方法として、スピンの動きを検出するためのMPG(Motion Probing Gradient)を用いた方法が知られている(特許文献1参照)。
特開2012−157687号公報
MPGを用いて拡散の情報を得る方法の一例として、MPGをプリパルスとして印加したdiffusion preparationと呼ばれる手法がある。この手法は、例えば、FSE(Fast Spin Echo)を収集するパルスシーケンスを実行する場合に適用されており、比較的容易に拡散の情報を得ることができる。
しかし、上記の手法では、高b値の撮影において、渦電流などのよって位相の乱れが起こった場合、バンディングアーチファクトが現れる。バンディングアーチファクトを低減する手法の一つに、フェーズサイクリング(Phase Cycling)が知られている。しかし、diffusion preparationにおいてフェーズサイクリングを適用した場合、拡散に依存しない信号成分の影響を受けて、拡散強調画像の誤差が大きくなったり、バンディングアーチファクトを十分に低減することができないことがある。したがって、拡散に依存しない信号成分の影響を低減する技術が望まれている。
本発明の第1の観点は、RFパルスと拡散強調を行うための勾配磁場パルスとを含むプリパレーション部とデータを収集するデータ収集部とを含む複数のシーケンスを実行する磁気共鳴装置であって、
前記複数のシーケンスの前記RFパルスの位相θを、θ=θ、θ、・・・θと変更し、位相θ=θ、θ、・・・θにおけるn個のk空間のデータを収集するスキャン手段と、
前記n個のk空間のデータの各々を画像データに変換する変換手段と、
前記変換手段により得られたn個の画像データに基づいて、拡散に依存しない信号成分の影響が低減された画像データを作成する画像データ作成手段と、
を有する磁気共鳴装置である。
本発明の第2の観点は、RFパルスと拡散強調を行うための勾配磁場パルスとを含むプリパレーション部とデータを収集するデータ収集部とを含む複数のシーケンスを実行するときに、関複数のシーケンスの前記RFパルスの位相θを、θ=θ、θ、・・・θと変更し、位相θ=θ、θ、・・・θにおけるn個のk空間のデータを収集する磁気共鳴装置に適用されるプログラムであって、
前記n個のk空間のデータの各々を画像データに変換する変換処理と、
前記変換処理により得られたn個の画像データに基づいて、拡散に依存しない信号成分の影響が低減された画像データを作成する画像データ作成処理と、
を計算機に実行させるためのプログラムである。
プリパレーション部のRFパルスの位相θを、θ=θ、θ、・・・θと変更することにより、RFパルスの位相θごとにk空間のデータを収集することができる。各位相ごとに収集されたk空間のデータを用いることにより、拡散に依存しない信号成分の影響が低減された画像データを作成することができる。
本発明の第1の形態の磁気共鳴装置の概略図である。 本形態で実行されるスキャンの説明図である。 シーケンスを具体的に示した図である。 シーケンスSEの説明図である。 シーケンスSEの説明図である。 シーケンスSE〜SEを実行することにより取得されたk空間のデータD(θ)〜D(θ)を概略的に示す図である。 本形態におけるフローを示す図である。 k空間のデータD(θ)〜D(θ)を画像データS〜Sに変換した後の様子を示す図である。 φおよびMaの影響が低減された画像データMbを作成するときの説明図である。 第2の形態のMR装置200の概略図である。 第2の形態におけるMbの計算方法の説明図である。 別の方法でMaを求めるときの説明図である。 第3の形態で実行されるシーケンスの説明図である。 実験結果を示す図である。
以下、発明を実施するための形態について説明するが、本発明は、以下の形態に限定されることはない。
(1)第1の形態
図1は、本発明の第1の形態の磁気共鳴装置の概略図である。
磁気共鳴装置(以下、「MR装置」と呼ぶ。MR:Magnetic Resonance)100は、マグネット2、テーブル3、受信コイル4などを有している。
マグネット2は、被検体10が収容されるボア21を有している。また、マグネット2に、超伝導コイル22、勾配コイル23、およびRFコイル24などが内蔵されている。
テーブル3は、被検体10を支持するクレードル3aを有している。クレードル3aは、ボア21内に移動できるように構成されている。クレードル3aによって、被検体10はボア21に搬送される。
受信コイル4は、被検体10に取り付けられている。受信コイル4は、被検体10からの磁気共鳴信号を受信する。
MR装置100は、更に、送信器5、勾配磁場電源6、制御部7、操作部8、および表示部9などを有している。
送信器5はRFコイル24に電流を供給し、勾配磁場電源6は勾配コイル23に電流を供給する。尚、マグネット2、受信コイル4、送信器5、勾配磁場電源6を合わせたものが、スキャン手段に相当する。
制御部7は、表示部9に必要な情報を伝送したり、受信コイル4から受け取ったデータに基づいて画像を再構成するなど、MR装置100の各種の動作を実現するように、MR装置100の各部の動作を制御する。制御部7は、変換手段71およびMb算出手段72などを有している。
変換手段71は、k空間のデータを画像データに変換する。
Mb算出手段72は、変換手段71により得られた画像データに基づいて、Mb(例えば、式(19)参照)を算出する。Mbについては、後述する。Mb算出手段72は、画像データ作成手段に相当する。
操作部8は、オペレータにより操作され、種々の情報を制御部7に入力する。表示部9は種々の情報を表示する。
MR装置100は、上記のように構成されている。
図2は本形態で実行されるスキャンの説明図、図3はシーケンスを具体的に示した図である。
スキャンSCは、nサイクルのフェーズサイクリングル実行するためのスキャンである。スキャンSCでは、シーケンスSE(k=1〜n)が実行される。シーケンスSEでは、図3に示すように、プリパレーション部Pとデータ収集部Qとの組合せが繰り返し実行される。
プリパレーション部Pは、RFパルス90x、RFパルス180y、およびRFパルス−90θを有している。RFパルス90xは励起パルスであり、RFパルス180yはリフォーカスパルスである。RFパルス−90θは横磁化を縦磁化に戻すためのパルスである。尚、RFパルス−90θの位相を、符号「θ」で表すとする。
また、プリパレーション部Pは、拡散強調を行うためのMPG(motion probing gradient)を有している。尚、説明の便宜上、勾配磁場の軸は1軸のみが示されている。
プリパレーション部Pを実行した後、被検体の画像データを取得するためのデータ収集部Qが実行される。データ収集部Qで使用されるRFパルスや勾配磁場は図示省略されている。
各データ収集部Qはk空間の一部の領域のデータを収集する。シーケンスSEを実行することにより、RFパルス−90θの位相が「θ」のときのk空間の全領域のデータを収集することができる。図3では、シーケンスSEを実行することにより取得されたk空間のデータを符号「D(θ)」で表してある。
ここで、k=1、即ち、シーケンスSEについて考える。
図4は、シーケンスSEの説明図である。
シーケンスSEはk=1であるので、プリパレーション部Pでは、RFパルス−90θ(位相θ)が印加される。したがって、シーケンスSEを実行することにより、RFパルスの位相が「θ」のときのk空間のデータD(θ)を取得することができる。
次に、k=2、即ち、シーケンスSEについて考える。
図5は、シーケンスSEの説明図である。
シーケンスSEはk=2であるので、プリパレーション部Pでは、RFパルス−90θ(位相θ)が印加される。したがって、シーケンスSEを実行することにより、RFパルスの位相が「θ」のときのk空間のデータD(θ)を取得することができる。
以下同様に、RFパルス−90θの位相θを、θ、・・・、θの順に変更し、シーケンスSE〜SEを実行する。したがって、RFパルス90θの位相θごとに、k空間のデータを取得することができる。図6に、シーケンスSE〜SEを実行することにより取得されたk空間のデータD(θ)〜D(θ)を概略的に示す。
これらのk空間のデータD(θ)〜D(θ)は、RFパルス90θの位相が異なるので、バンドアーチファクトが発生する位置が異なる。したがって、これらのk空間のデータD(θ)〜D(θ)を用いることによって、バンドアーチファクトが低減することが可能となる。
しかし、これまでの方法では、拡散に依存しない信号成分の影響を受けて、拡散強調画像の誤差が大きくなったり、バンディングアーチファクトを十分に低減できないこともある。そこで、本願発明者は、拡散に依存しない信号成分の影響を低減する方法を考え出した。以下に、この方法について説明する。
先ず、RFパルス90x(例えば、図3参照)を印加する直前の磁化をMとする。RFパルス90xの実際のフリップ角をαとすると、RFパルス90xを印加した直後の磁化MxyおよびMは、以下の式で表すことができる。
xy=Msinα ・・・(1)
=Mcosα ・・・(2)
また、RFパルス90xからRFパルス90θまでの間のT1回復による信号減衰E、T2回復による信号減衰E、および拡散による信号減衰Eは、以下の式で表すことができる。
ここで、プリパレーション部Pを実行している間にスピンの位相がφだけ回転すると仮定する。位相の回転量φは、静磁場不均一による位相の回転量、渦電流による位相の回転量、RFパルスの位相のずれによる位相の回転量など、プリパレーション部Pの間における全ての位相の回転量を含む。オペレータは、この位相の回転量φを制御することはできない。しかし、RFパルス90θの位相θを変更しても、φの値は変化しないと仮定することができる。
また、RFパルス180y(リフォーカスパルス)のフリップ角は完全に180°であると仮定する。RFパルス180yとしてAdiabatic RFパルスを使用することにより、B1不均一が存在する場合でも、フリップ角をほぼ完全に180°にすることができるので、この仮定は可能である。この場合、RFパルス90θの直前の磁化MxyおよびMは、信号減衰E、E、E、および位相の回転量φを用いて以下の式で表すことができる。
これに対し、RFパルス90θを印加した直後の縦磁化をMz1とし、RFパルス90θのフリップ角を−αとすると、Mz1は、以下の式で表すことができる。
次に、RFパルス90θの印加直後からデータ収集が開始されるまでの縦磁化回復を考える。T1が短い磁化に関しては、プリパレーション部Pの間のT1回復の影響を受ける。また、RFパルス90θの印加直後からデータ収集が開始されるまでの間に、T1回復が起こる。したがって、データ収集開始直前における縦磁化Mz2は、以下の式で表すことができる。
ここで、k空間の中心のデータが縦磁化Mz2の直後に収集されるとし、このときに得られる画像データをS(Sは複素数)で表すとすると、SはMz2に比例する。
∝Mz2 ・・・(11)
したがって、式(8)および式(9)を用いると、式(11)は、以下の式で表すことができる。
式(12)を整理すると、以下の式が得られる。
式(14)の係数Cはデータ収集のときのフリップ角や信号位相などをまとめた定数で、複素数である。MaおよびMbはφ+θには依存しない成分である。Maは、拡散に依存しない信号成分(オフセット項)であり、Mbは、拡散に依存する信号成分(拡散項)である。Mbはcos(φ+θ)の係数であり、Eに比例する。式(13)では、拡散に依存するMbを、拡散に依存しないMaおよびcos(φ+θ)と区別することができる。したがって、Mbを計算することができれば、φ(渦電流やB0不均一などによる位相の回転量)およびMa(拡散に依存しない信号成分)の影響が低減された画像データが得られることがわかる。
また、異なるb値における2つのMbが求まれば、見かけの拡散係数Dを求めることができる。例えば、b=0におけるMb、およびb=1000におけるMbが求まれば、見かけの拡散係数Dは、以下の式で求めることができる。
式(15)では、Mb=1000とMb=0との比を計算することにより、式(14)のCsinαE がキャンセルされる。したがって、B1不均一、静磁場不均一、渦電流、フリップ角の不完全性、T1、T2、データ収集方法などの影響を受けずに見かけの拡散係数Dを求めることができる。
次に、式(13)から、Mbを計算する方法について説明する。式(13)には、5つの変数S、Ma、Mb、φ、θが含まれている。Sは、シーケンスを実行することにより得られた画像データであるので、知ることができる値である。また、θは、シーケンスで使われているRFパルス90θの位相であるので、θも知ることができる値である。したがって、不明な変数は、Ma、Mb、およびφの3つであるので、3サイクル以上のフェーズサイクルを用いれば、Mbを求めることができる。
ここで、2つの画像データSおよびSk+j(kおよびjはn以下の整数)を考える。式(13)から、画像データSとSk+jとの差分は、以下の式で表すことができる。
また、差分S−Sk+jの平方和は以下の式で表すことができる。
式(17)から、Mbは、以下の式で表すことができる。
式(18)の添え字kおよびjを整理すると、式(18)は、以下の式に書き直すことができる。
式(19)より、Mbは、画像データの差分(S−S)の自乗和の平方根を含む式で表されていることがわかる。また、式(19)を参照すると、φおよびMaは取り除かれたことが分かる。式(19)を用いてMbを求めることにより、φおよびMaの影響が低減された画像データMbを求めることができる。
以下に、式(19)を用いて、φおよびMaの影響が低減された画像データMbを求めるときのフローについて説明する。
図7は、本形態におけるフローを示す図である。
ステップST1では、スキャンSCを実行する(図6参照)。スキャンSCでは、RFパルス−90θの位相θがθ、θ、・・・θの順に変更され、シーケンスSE〜SEが実行される。したがって、各位相θにおけるk空間のデータD(θ)〜D(θ)を収集することができる。スキャンSCを実行した後、ステップST2に進む。
ステップST2では、変換手段71(図1参照)が、k空間のデータD(θ)〜D(θ)を画像データに変換する。図8に、k空間のデータD(θ)〜D(θ)を画像データS〜Sに変換した後の様子を示す。画像データS〜Sを得た後、ステップST3に進む。
ステップST3では、式(19)と画像データS〜Sとを用いて、φおよびMaの影響が低減された画像データMbを計算する。
図9は、φおよびMaの影響が低減された画像データMbを作成するときの説明図である。
Mb算出手段72(図1参照)が、式(19)のSに、画像データS〜Sの各々を代入し、また、式(19)のSにも画像データS〜Sの各々を代入する。したがって、拡散に依存しない信号成分(Ma)の影響が低減された画像データMbを計算することができる。
尚、S、Ma、Mbは複素数である。したがって、式(19)の中の(S−Sは実数になる必要はなく、複素数でよい。しかし、複素数に対して式(19)の平方根を計算するやり方は、実際には使いにくい場合もある。そこで、複素数に対する平方根の計算をしなくて済むように、式(19)の代わりに、以下の式を使ってもよい。
式(20)において、Mbは、画像データの差分の絶対値|S−S|の自乗和の平方根を含む式で表されている。式(20)では、画像データの差分の絶対値|S−S|を計算するので、複素数に対する平方根を計算しなくてもよい。画像データS〜Sの全ての磁化ベクトルが複素平面上で平行になっている理想的な状態を仮定できる場合は、式(20)を用いてMbを計算すればよい。
しかし、ノイズや体動などの影響により、磁化ベクトルの理想的な状態を仮定することができない場合がある。この場合は、画像データS〜Sの全ての磁化ベクトルを強制的に平行にすればよい。全ての磁化ベクトルを強制的に平行にする方法としては、例えば以下のような方法が考えられる。
先ず、基準の画像データSstdを決める。基準画像データSstdはMaでもよいし、画像データS〜Sの中から任意に選択してもよい。次に、画像データSの磁化ベクトルと基準画像データSstdの磁化ベクトルの複素平面上での成す角度θを求める。そして、角度θが−90°≦θ≦90°の範囲内ならばSの符号sgn_Sを正とし、角度θが−90°≦θ≦90°の範囲外ならばSの符号sgn_Sを負と定義する。同様に、画像データSの磁化ベクトルと基準画像データSstdの磁化ベクトルの複素平面上での成す角度θを求める。そして、角度θが−90°≦θ≦90°の範囲内ならばSの符号sgn_Sを正とし、角度θが−90°≦θ≦90°の範囲外ならばSの符号sgn_Sを負と定義する。このように画像データSおよびSの符号を定義した場合、式(20)は、以下の式で表される。
式(21)において、Mbは、符号が規定された画像データsgn_S×|S|と符号が規定された画像データsgn_S×|S|との差分の自乗和の平方根を含む式で表されている。式(21)を用いることにより、磁化ベクトルが平行となる理想的な状態を仮定できない場合でも、Mbを計算することができる。
尚、上記の説明では、リフォーカスパルスとして使用されているRFパルス180y(例えば、図3参照)のフリップ角は180°であると仮定して、RFパルス90θの直前の磁化の式(6)および(7)を規定している。したがって、RFパルス180yの実際のフリップ角は180°にできるだけ近いことが望ましい。リフォーカスパルスのフリップ角を180°に近づけるためには、リフォーカスパルスとしてAdiabatic RFパルスを使用することができる。尚、Maの影響を低減することができるのであれば、リフォーカスパルスのフリップ角は、180°からずれていてもよい。同様に、RFパルス90xおよび−90θのフリップ角も、90°からずれていてもよい。
また、上記の説明では、k空間の中心のデータが縦磁化Mz2の直後に収集されると仮定している。しかし、式(11)が実質的に成り立つと考えることができるのであれば、k空間の中心のデータを収集するタイミングは、縦磁化Mz2の直後より遅くてもよい。
更に、上記の説明では、RFパルス90θの位相θを変更しても、φの値は変化しないと仮定している。しかし、呼吸、心拍などの体動でφは変化する可能性があるので、k空間のデータ又は画像データに、体動の影響による信号成分が含まれることがある。したがって、空間のデータ又は画像データに対して、体動の影響による信号成分を低減するための処理をすることが望ましい。体動の影響による信号成分を低減する方法としては、体動の情報を含む生体信号(呼吸信号、心電信号、脈波信号など)を取得し、生体信号に基づいて、k空間のデータ又は画像データをフィルタリングする方法が考えられる。
尚、第1の形態では、シーケンスSEを実行することにより、k空間の全領域のデータを収集している。しかし、本発明は、ハーフフーリエ法など、k空間の一部の領域のデータを収集しないデータ収集法にも適用することができる。
(2)第2の形態
図10は、第2の形態のMR装置200の概略図である。
第2の形態のMR装置200は、第1の形態のMR装置100と比較すると、制御部7が異なるが、その他の構成は、第1の形態と同じである。したがって、第2の形態のMR装置200については、制御部7について主に説明する。
制御部7は、表示部9に必要な情報を伝送したり、受信コイル4から受け取ったデータに基づいて画像を再構成するなど、MR装置100の各種の動作を実現するように、MR装置100の各部の動作を制御する。制御部7は、変換手段81、Ma算出手段82、およびMb算出手段83などを有している。
変換手段81は、k空間のデータを画像データに変換する。
Ma算出手段82は、変換手段81により得られた画像データに基づいて、Ma(例えば、式(24)参照)を算出する。Ma算出手段82は、拡散に依存しない信号成分を算出する算出手段に相当する。
Mb算出手段83は、変換手段81により得られた画像データと、Ma算出手段82により算出されたMaに基づいて、Mb(例えば、式(25)参照)を算出する。Mb算出手段83は、画像データ作成手段に相当する。
第2の形態では、第1の形態とは別の式を用いて、Mbを計算している。以下に、第2の形態においてMbを計算するときに使用される計算式について説明する。
式(13)から、以下の式が得られる。
また、式(18)のMbを、式(22)のMbに代入し、cos(φ+θ)の項を整理すると、以下の式が得られる。
式(23)から、以下の式が得られる。
式(24)から、画像データSkの和の平均がMaで表されることがわかる。
また、式(22)のcos(φ+θ)の項を整理すると、Mbは、以下の式で表される。
式(25)において、Mbは、画像データと拡散に依存しない信号成分との差S−Maの自乗和の平方根を含む式で表されていることがわかる。したがって、式(24)でMaを求め、求めたMaを式(25)に代入することにより、Mbを求めることができる。第2の形態では、式(24)および(25)を使ってMbを求める。以下に、式(24)および(25)を用いてMbを求める方法について、第1の形態と同様に、図7のフローを参照しながら説明する。
ステップST1では、スキャンSC(シーケンスSE〜SE)を実行する。スキャンSCにより、k空間のデータD(θ)〜D(θ)を収集することができる(図6参照)。k空間のデータD(θ)〜D(θ)を収集した後、ステップST2に進む。
ステップST2では、変換手段81(図10参照)が、k空間のデータD(θ)〜D(θ)を画像データS〜Sに変換する(図8参照)。画像データS〜Sを得た後、ステップST3に進む。
ステップST3では、Mbを計算する。
図11は、第2の形態におけるMbの計算方法の説明図である。
Ma算出手段82(図10参照)は、式(24)のSに、画像データS〜Sの各々を代入する。これにより、拡散に依存しない信号成分Maが計算される。Maを計算した後、Mb算出手段83(図10参照)は、式(25)のSに、画像データS〜Sの各々を代入し、式(25)のMaに、先に計算したMaを代入する。したがって、拡散に依存しない信号成分(Ma)の影響が低減された画像データMbを計算することができる。
第2の形態では、k空間のデータD(θ)〜D(θ)を画像データS〜Sに変換し、これらの画像データS〜Sを式(24)に代入することにより、Maを求めている。しかし、別の方法でMaを求めてもよい(図12参照)。
図12は、別の方法でMaを求めるときの説明図である。
先ず、Ma算出手段82は、k空間のデータD(θ)〜D(θ)を加算する。この加算処理により、加算されたk空間のデータDaddが得られる。次に、Ma算出手段82は、加算されたk空間のデータDaddを画像データSに変換する。画像データSは、式(24)のΣSに等しいので、画像データSをnで割ることにより、Maを計算することができる。このように、加算されたk空間のデータDaddを用いてMaを計算してもよい。
尚、式(24)および(25)のS、Ma、Mbは複素数である。したがって、式(25)の中の(S−Ma)は実数になる必要はなく、複素数でよい。しかし、複素数に対して式(25)の平方根を計算するやり方は、実際には使いにくい場合もある。そこで、複素数に対する平方根の計算をしなくて済むように、式(25)の代わりに、以下の式を使ってもよい。
式(26)において、Mbは、画像データと拡散に依存しない信号成分との差の絶対値|S−Ma|の自乗和の平方根を含む式で表されている。式(26)では、絶対値|S−Ma|を計算するので、複素数に対する平方根を計算しなくてもよい。画像データS〜Sの全ての磁化ベクトルが複素平面上で平行になっている理想的な状態を仮定できる場合は、式(26)を用いてMbを求めればよい。
しかし、ノイズや体動などの影響により、磁化ベクトルの理想的な状態を仮定することができない場合がある。この場合は、基準画像データSstdを用いて、画像データSの符号sgn_Sと、拡散に依存しない信号成分Maの符号sgn_Maを定義すればよい。符号sgn_Sおよびsgn_Maを用いると、式(26)は、以下の式で表される。
式(27)において、Mbは、符号が規定された画像データsgn_S×|S|と符号が規定された拡散に依存しない信号成分sgn_Ma×|Ma|との差分の自乗和の平方根を含む式で表されている。式(27)を用いることにより、磁化ベクトルが平行となる理想的な状態を仮定できない場合でも、Mbを計算することができる。
(3)第3の形態
第3の形態では、見かけの拡散係数Dを計算する例について説明する。
図13は、第3の形態で実行されるシーケンスの説明図である。
第3の形態では、シーケンスSE〜SEとシーケンスSG〜SGとが交互に実行される。シーケンスSE〜SEは、第1および第2の形態で使用されたシーケンスと同じである。ここでは、シーケンスSE〜SEのb値は、b=1000であるとする。
一方、シーケンスSG〜SGは、MPGが印加されていないが、その他の点については、シーケンスSE〜SEと同じである。シーケンスSG〜SGのb値は、b=0である。
第3の形態では、シーケンスSE〜SEにより得られたk空間のデータに基づいてb=1000におけるMb(Mb=1000)を計算し、シーケンスSG〜SGにより得られたk空間のデータに基づいてb=0におけるMb(Mb=0)を計算する。そして、これらのMbを式(15)に代入し、見かけの拡散係数Dを計算する。
式(15)では、Mb=1000とMb=0との比を計算することにより、式(14)のCsinαE がキャンセルされる。したがって、B1不均一、静磁場不均一、渦電流、フリップ角の不完全性、T1、T2、データ収集方法などの影響を受けずに見かけの拡散係数Dを求めることができる。このことを検証するために、ファントムを用いて見かけの拡散係数Dを計算する実験を行った。以下に実験結果を示す。
図14は、実験結果を示す図である。
実験では、塩化ニッケルをファントムとし、RFパルス−90θの位相θを、θ=0、θ=2π/3、θ=4π/3と変更し、EPI(Echo Planar Imaging)でデータ収集を行った。図14(a)、(b)、(c)は、それぞれ、θ=0、θ=2π/3、θ=4π/3のときのファントム画像F1、F2、F3を示す。また、見かけの拡散係数Dの実測値は、2.0*10−3mm/sであった。
図14(d)は、ファントム画像F1〜F3を2乗平均することにより合成された合成画像Mrmsを示す。一方、図14(e)は、式(26)により計算されたMbを示し、図14(f)は、式(24)により計算されたMaを示す。
合成画像Mrms(図14(d))から計算した見かけの拡散係数Dは、D=1.3*10−3mm/sであったが、Mb(図14(e))から計算した見かけの拡散係数Dは、D=2.0*10−3mm/sであった。したがって、Mbから見かけの拡散係数Dを計算することによって、実測値に近い値が得られることがわかった。
第3の形態では、異なるb値として、b=0およびb=1000の場合について説明したが、b=0およびb=1000とは別のb値を用いてADCを計算してもよい。
尚、第1〜第3の形態では、横磁化を縦磁化に戻すためのRFパルス−90θの位相θを変更している。しかし、RFパルス−90θの代わりに、リフォーカスパルスとして使用されているRFパルス180yの位相を変更してもよい。
2 マグネット
3 テーブル
3a クレードル
4 受信コイル
5 送信器
6 傾斜磁場電源
7 制御部
8 操作部
9 表示部
10 被検体
21 ボア
71、81 変換手段
72、83 Mb算出手段
82 Ma算出手段
100、200 MR装置


Claims (16)

  1. RFパルスと拡散強調を行うための勾配磁場パルスとを含むプリパレーション部とデータを収集するデータ収集部とを含む複数のシーケンスを実行する磁気共鳴装置であって、
    前記複数のシーケンスの前記RFパルスの位相θを、θ=θ、θ、・・・θと変更し、位相θ=θ、θ、・・・θにおけるn個のk空間のデータを収集するスキャン手段と、
    前記n個のk空間のデータの各々を画像データに変換する変換手段と、
    前記変換手段により得られたn個の画像データに基づいて、拡散に依存しない信号成分の影響が低減された画像データを作成する画像データ作成手段と、
    を有する磁気共鳴装置。
  2. 前記画像データ作成手段は、
    2つの画像データの差分の自乗和の平方根を含む式に、前記n個の画像データの各々を代入することにより、前記拡散に依存しない信号成分の影響が低減された画像データを作成する、請求項1に記載の磁気共鳴装置。
  3. 前記n個の画像データは複素数で表されており、
    前記画像データ作成手段は、
    2つの画像データの差分の絶対値の自乗和の平方根を含む式に、前記n個の画像データの各々を代入することにより、前記拡散に依存しない信号成分の影響が低減された画像データを作成する、請求項1に記載の磁気共鳴装置。
  4. 前記n個の画像データは複素数で表されており、
    前記画像データ作成手段は、
    前記n個の画像データの各々の磁化ベクトルの向きに応じて、各画像データに符号を規定し、符号が規定された2つの画像データの差分の自乗和の平方根を含む式に、前記n個の画像データの各々を代入することにより、前記拡散に依存しない信号成分の影響が低減された画像データを作成する、請求項1に記載の磁気共鳴装置。
  5. 拡散に依存しない信号成分を算出する算出手段を有し、
    前記画像データ作成手段は、
    前記n個の画像データと前記拡散に依存しない信号成分とに基づいて、前記拡散に依存しない信号成分の影響が低減された画像データを作成する、請求項1に記載の磁気共鳴装置。
  6. 前記画像データ作成手段は、
    画像データと拡散に依存しない信号成分との差の自乗和を含む式に、前記n個の画像データの各々と、前記算出手段により算出された信号成分とを代入することにより、前記拡散に依存しない信号成分の影響が低減された画像データを作成する、請求項5に載の磁気共鳴装置。
  7. 前記n個の画像データは複素数で表されており、
    前記画像データ作成手段は、
    前記画像データと前記拡散に依存しない信号成分との差の絶対値の自乗和を含む式に、前記n個の画像データの各々と、前記算出手段により算出された信号成分とを代入することにより、前記拡散に依存しない信号成分の影響が低減された画像データを作成する、請求項5に記載の磁気共鳴装置。
  8. 前記n個の画像データは複素数で表されており、
    前記画像データ作成手段は、
    前記n個の画像データの各々の磁化ベクトルの向きに応じて、各画像データに符号を規定し、前記拡散に依存しない信号成分の磁化ベクトルの向きに応じて、前記拡散に依存しない信号成分に符号を規定し、
    符号が規定された画像データと符号が規定された信号成分との差の自乗和を含む式に、前記n個の画像データの各々と、前記算出手段により算出された信号成分とを代入することにより、前記拡散に依存しない信号成分の影響が低減された画像データを作成する、請求項5に記載の磁気共鳴装置。
  9. 前記算出手段は、
    前記n個の画像データを加算し、加算されたn個の画像データをnで割ることにより、前記拡散に依存しない信号成分を算出する、請求項5〜8のうちのいずれか一項に記載の磁気共鳴装置。
  10. 前記算出手段は、
    前記n個のk空間のデータを加算し、加算されたn個のk空間のデータを画像データに変換し、変換により得られた画像データをnで割ることにより、前記拡散に依存しない信号成分を求める、請求項5〜8のうちのいずれか一項に記載の磁気共鳴装置。
  11. 前記スキャン手段は、b値が異なる複数のシーケンスを実行し、
    前記画像データ作成手段は、
    b値ごとに、拡散に依存しない信号成分の影響が低減された画像データを作成する、請求項1〜10のうちのいずれか一項に記載の磁気共鳴装置。
  12. b値ごとに作成された画像データに基づいて見かけの拡散係数を算出する、請求項11に記載の磁気共鳴装置。
  13. 前記RFパルスは、横磁化を縦磁化に戻すためのパルスである、請求項1〜12のうちのいずれか一項に記載の磁気共鳴装置。
  14. 前記RFパルスはリフォーカスパルスである、請求項1〜12のうちのいずれか一項に記載の磁気共鳴装置。
  15. 前記被検体の体動情報を含む生体信号に基づいて、k空間のデータ又は画像データに対して、体動の影響による信号成分を低減するための処理を実行する、請求項1〜14のうちのいずれか一項に記載の磁気共鳴装置。
  16. RFパルスと拡散強調を行うための勾配磁場パルスとを含むプリパレーション部とデータを収集するデータ収集部とを含む複数のシーケンスを実行するときに、前記複数のシーケンスの前記RFパルスの位相θを、θ=θ、θ、・・・θと変更し、位相θ=θ、θ、・・・θにおけるn個のk空間のデータを収集する磁気共鳴装置に適用されるプログラムであって、
    前記n個のk空間のデータの各々を画像データに変換する変換処理と、
    前記変換処理により得られたn個の画像データに基づいて、拡散に依存しない信号成分の影響が低減された画像データを作成する画像データ作成処理と、
    を計算機に実行させるためのプログラム。



JP2013088681A 2013-04-19 2013-04-19 磁気共鳴装置およびプログラム Ceased JP2014210099A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013088681A JP2014210099A (ja) 2013-04-19 2013-04-19 磁気共鳴装置およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013088681A JP2014210099A (ja) 2013-04-19 2013-04-19 磁気共鳴装置およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014210099A true JP2014210099A (ja) 2014-11-13

Family

ID=51930349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013088681A Ceased JP2014210099A (ja) 2013-04-19 2013-04-19 磁気共鳴装置およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014210099A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11253417A (ja) * 1998-03-11 1999-09-21 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置
JP2000279390A (ja) * 1999-03-30 2000-10-10 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング装置
JP2003225223A (ja) * 2002-02-01 2003-08-12 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング装置
US20080084208A1 (en) * 2006-10-06 2008-04-10 Yoshikazu Ikezaki Magnetic resonance imaging apparatus, magnetic resonance imaging method, scan apparatus, program and storage medium

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11253417A (ja) * 1998-03-11 1999-09-21 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置
JP2000279390A (ja) * 1999-03-30 2000-10-10 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング装置
JP2003225223A (ja) * 2002-02-01 2003-08-12 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング装置
US20080084208A1 (en) * 2006-10-06 2008-04-10 Yoshikazu Ikezaki Magnetic resonance imaging apparatus, magnetic resonance imaging method, scan apparatus, program and storage medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Godenschweger et al. Motion correction in MRI of the brain
JP6204924B2 (ja) Dixon型水/脂肪分離と主磁場不均一性に関する予備知識とを用いるMRI
US10175331B2 (en) Propeller with Dixon water fat separation
US9588208B2 (en) Methods, systems and apparatuses for rapid segmented, accelerated, and simultaneous multi-slice echo planar imaging
US9989610B2 (en) Multiband slice accelerated imaging with balanced slice-selective gradients
CN107305243B (zh) 无声多梯度回波磁共振成像
US10012709B2 (en) System for optimized low power MR imaging
JP6581584B2 (ja) 水/脂肪分離を用いた位相感応型反転回復mri
JP6041356B2 (ja) 画像解析装置、画像解析装置の作動方法及び画像解析プログラム
JP2016540602A (ja) Dixonタイプ水/脂肪分離する磁気共鳴イメージング
US20130119990A1 (en) System for ordering frequency domain components representing mr image data
JP2016509935A (ja) パラレルのマルチスライスmr画像法
JP2020523075A (ja) 可変コントラストのスタック・オブ・スター収集を使用したmrイメージング
JP2017529960A (ja) アーチファクト抑制を有するプロペラmrイメージング
US9435872B2 (en) Labeling area determining apparatus, magnetic resonance apparatus and method for determining tilt of labeling area
WO2018088096A1 (ja) 磁気共鳴イメージング装置及び計算画像生成方法
JP2019535435A (ja) プロペラmrイメージング
US11675038B2 (en) Diffusion MR imaging with fat suppression
US9759795B2 (en) System for reducing artifacts in imaging in the presence of a spin-lock radio-frequency field
US8947086B2 (en) Method and device to generate spatially resolved quasi-T2-weighted magnetic resonance signals
JP2013192578A (ja) 磁気共鳴イメージング装置及びプログラム
JP2014210099A (ja) 磁気共鳴装置およびプログラム
Kim et al. Multi-slice imAGe generation using intra-slice paraLLel imaging and Inter-slice shifting (MAGGULLI)
JP6061598B2 (ja) 磁気共鳴装置
US7511491B2 (en) Imaging procedure and magnetic-resonance imaging system for the acquisition of the longitudinal spin-lattice relaxation time

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150526

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150602

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170418

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170714

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170801

A045 Written measure of dismissal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20171226