JP2014207813A - プロテクタ - Google Patents

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藤本 剛
Takeshi Fujimoto
剛 藤本
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Abstract

【課題】ワイヤーハーネスの経路が変更された場合に、低コストで、かつ容易にワイヤーハーネスの経路に合わせた形状に変更することができるプロテクタを提供すること。【解決手段】プロテクタ1は、ワイヤーハーネスの経路の変化に応じて設計変更される第1のプロテクタ本体10と、車種、モデルを問わず共通に取付けられる汎用性に富んだ構造の第2のプロテクタ本体20とから構成され、第1のプロテクタ本体10の各端部開口にそれぞれ第2のプロテクタ本体20が接続される。プロテクタ1は、第1のプロテクタ本体10と第2のプロテクタ本体20とを接続した場合に、舌状部13が平溝部24に係止され、当接部14が側面部23の端面23aに当接し、凸部15が凹部25に係止されることで、通路平面方向に離脱、屈曲することが阻止されるとともに、通路平面方向に垂直な方向に離脱することが阻止される。【選択図】図6

Description

本発明は、ワイヤーハーネスを保護するプロテクタに関する。
従来、自動車のエンジンルーム内などに配索されるワイヤーハーネスにおいて、ワイヤーハーネスを保護するために、ワイヤーハーネスの経路に対応した構造のプロテクタがワイヤーハーネスに外装されている。
一般に、プロテクタは、取付けられる車種やモデルのワイヤーハーネスの経路に応じた専用の形状に設計、製造され取付けられるため、取付けられる車種やモデルが変更されワイヤーハーネスの経路が変更される度に、新規に設計、製造する必要がある。そのため、新規製造の都度大掛かりな設備が必要となり、高コストで製造に多くの時間を要した。
車種やモデルが変更されワイヤーハーネスの経路が変更されると既存のプロテクタを使用できなくなることを回避する方式としては、プロテクタを2つに分割した部材をワイヤーハーネスの経路が延在する方向に伸縮可能に接続した構造とし、ワイヤーハーネスの経路の長さによって複数のプロテクタの経路の長さを変更する構成が既に知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−201041号公報
しかしながら、このような従来のプロテクタでは、ワイヤーハーネスの経路の変更が延長または短縮の一次元方向である場合には対応できるものの、経路の変更が複数の方向に及んだ場合には対応することができず、プロテクタを新規に設計、製造しなければならないという従来の課題が残されていた。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、ワイヤーハーネスの経路が変更された場合に、低コストで、かつ容易にワイヤーハーネスの経路に合わせた形状に変更することができるプロテクタを提供することを目的とする。
本発明に係るプロテクタは、上記目的達成のため、(1)車体に配索されるワイヤーハーネスを保護するプロテクタであって、底面部と一対の側面部とを有する溝形状であり、通路の端部開口を2つ以上有する第1のプロテクタ本体と、底面部と一対の側面部とを有する溝形状であり、前記第1のプロテクタ本体に接続される少なくとも1つの第2のプロテクタ本体とを備え、前記第1のプロテクタ本体と前記第2のプロテクタ本体とを接続する接続構造が、一方の底面部および一対の側面部の外面部に、他方の底面部および一対の側面部の内面部とが重なる構成とされていることに加え、前記第1のプロテクタ本体と前記第2のプロテクタ本体との離脱を阻止するロック手段と、前記第1のプロテクタ本体と前記第2のプロテクタ本体とが接続した状態において、通路が通路平面方向に屈曲することを阻止する屈曲防止手段とを備えた構成であることを特徴とする。
ここで、第1のプロテクタ本体は、例えば、通路の端部開口を2つ有し通路を構成する平面の各方向(以下、単に「通路平面方向」という)に通路が屈曲した形状や、通路の端部開口を3つ有する三叉路形状、通路の端部開口を4つ有する十字路形状等の複数の通路の端部開口を有するワイヤーハーネスの経路に合わせた構造である。また、第2のプロテクタ本体は、車種、モデルを問わず共通に取付けられる汎用性に富んだ構造である。
この構成により、本発明に係るプロテクタは、第1のプロテクタ本体が第2のプロテクタ本体と別体に構成されているため、ワイヤーハーネスの経路の変更に応じた設計変更が必要な第1のプロテクタ本体の形状が簡素化し、また、第1のプロテクタ本体のみをワイヤーハーネスの経路に合わせて設計することでワイヤーハーネスを保護できるため、設計が容易になるとともに、低コストで、かつ容易にワイヤーハーネスの経路に合わせた構造に変更することができる。
また、上記(1)に記載のプロテクタにおいて、(2)前記ロック手段は、前記第1のプロテクタ本体または前記第2のプロテクタ本体のいずれか一方の外面部と接触する前記第1のプロテクタ本体または前記第2のプロテクタ本体のいずれか他方の側面部に、前記一方の側面部の端面と当接する当接部を有する構成としてもよい。
この構成により、本発明に係るプロテクタは、第1のプロテクタ本体と第2のプロテクタ本体とを接続した場合に、一方が有する当接部が他方の側面部の底面部に沿った端面に当接し、一方の底面部の内面部と他方の底面部の外面部とが当接するため、第1のプロテクタ本体と第2のプロテクタ本体とが通路平面方向に対して垂直な方向に離脱することを阻止することができる。
また、上記(1)または(2)に記載のプロテクタにおいて、(3)前記ロック手段は、前記第1のプロテクタ本体または前記第2のプロテクタ本体のいずれか一方の外面部に形成された凹部と、前記第1のプロテクタ本体または前記第2のプロテクタ本体のいずれか他方の内面部に形成された凸部とを有し、前記凸部が前記凹部に係止される構成としてもよい。
この構成により、本発明に係るプロテクタは、第1のプロテクタ本体と第2のプロテクタ本体とを接続した場合に、一方が有する凸部が他方が有する凹部に係止されるため、第1のプロテクタ本体と第2のプロテクタ本体とが通路が延在する方向(以下、単に「通路方向」という)に離脱することを阻止することができる。
また、上記(1)ないし(3)のいずれか1つに記載のプロテクタにおいて、(4)前記屈曲防止手段は、前記第1のプロテクタ本体または前記第2のプロテクタ本体のいずれか一方の底面部に形成され、底面部から通路方向に突出した舌状部と、前記第1のプロテクタ本体または前記第2のプロテクタ本体のいずれか他方の底面部に形成され、通路方向に延在する平溝部とを有し、前記舌状部が前記平溝部に係止される構成としてもよい。
この構成により、本発明に係るプロテクタは、第1のプロテクタ本体と第2のプロテクタ本体とを接続した場合に、一方が有する舌状部が他方が有する平溝部に係止されるため、第1のプロテクタ本体および第2のプロテクタ本体の通路が通路平面方向に屈曲することを阻止することができる。
また、上記(4)に記載のプロテクタにおいて、(5)前記舌状部は、外面部に通路方向に対して垂直な方向に突起する突起部を有する構成としてもよい。
この構成により、本発明に係るプロテクタは、それぞれ1つの第1のプロテクタ本体および第2のプロテクタ本体から構成され、一方の端部開口に粘着テープを巻付けてワイヤーハーネスが固定される固定部ではなく平溝部に係止されない舌状部が設けられた場合、舌状部とワイヤーハーネスとに粘着テープを巻付けることで、粘着テープが突起部と接触し舌状部から離脱してしまうことを防ぐことができる。
また、上記(1)ないし(5)のいずれか1つに記載のプロテクタにおいて、(6)前記第2のプロテクタ本体は、前記溝形状の開口面を閉塞する蓋部材を有する構成としてもよい。
この構成により、本発明に係るプロテクタは、ワイヤーハーネスに外装する場合に、蓋部材によって溝形状の開口面を閉塞することで、ワイヤーハーネスを底面部、一対の側面部および蓋部材の四面で保護することができ、ワイヤーハーネスの保護性を向上することができる。
本発明によれば、ワイヤーハーネスの経路が変更された場合に、低コストで、かつ容易にワイヤーハーネスの経路に合わせた形状に変更することができるプロテクタを提供することができる。
本発明の実施の形態に係るプロテクタをワイヤーハーネスに外装した状態を示す概略平面図である。 本発明の実施の形態に係る第1のプロテクタ本体の概略斜視図である。 (a)は、本発明の実施の形態に係る第1のプロテクタ本体の概略平面図、(b)は、第1のプロテクタ本体の概略側面図である。 本発明の実施の形態に係る第2のプロテクタ本体の概略斜視図である。 (a)は、本発明の実施の形態に係る第2のプロテクタ本体の概略平面図、(b)は、第2のプロテクタ本体の概略断面図である。 (a)は、本発明の実施の形態に係るプロテクタの概略平面図、(b)、(c)は、プロテクタの概略断面図である。 本発明の実施の形態に係る第1のプロテクタ本体の変形例を示す概略平面図である。 本発明の実施の形態に係る第1のプロテクタ本体の変形例を示す概略平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1〜図6は、本発明に係るプロテクタの一実施の形態を示す図である。
図1は、プロテクタ1を車体に配索されるワイヤーハーネスWに外装した状態を示す図である。図1において、プロテクタ1は、ワイヤーハーネスWの経路に合わせて通路が設計された第1のプロテクタ本体10と、ワイヤーハーネスWの経路によらず共通の通路が設計された第2のプロテクタ本体20とを備えている。
第1のプロテクタ本体10は、底面部11と一対の側面部12とを有する溝形状に形成されており、通路に2つの端部開口を有し、2つの端部開口の双方に第2のプロテクタ本体20が接続されている。なお、第1のプロテクタ本体10の詳細については、後述する。
第2のプロテクタ本体20は、底面部22と一対の側面部23とを有する溝形状に形成されており、一方の通路の端部開口に設けられた固定部21とワイヤーハーネスWとに粘着テープTを巻付けて固定し、他方の端部開口に第2のプロテクタ本体20が接続されている。なお、第2のプロテクタ本体20の詳細については、後述する。
このため、プロテクタ1は、第1のプロテクタ本体10が第2のプロテクタ本体20と別体に構成されているため、第1のプロテクタ本体10の形状が簡素化する。また、プロテクタ1は、第1のプロテクタ本体10のみをワイヤーハーネスWの経路に合わせて設計することでワイヤーハーネスWを保護できるため、設計が容易になるとともに、低コストで、かつ容易にワイヤーハーネスWの経路に合わせた形状に変更することができる。
図2、図3(a)、(b)は、第1のプロテクタ本体10の詳細について示す図である。第1のプロテクタ本体10は、底面部11と、側面部12と、舌状部13と、当接部14と、凸部15と、突起部16とを備えている。
第1のプロテクタ本体10は、ワイヤーハーネスWの経路に応じた形状の平面を有する底面部11と、一対の側面部12とを有する内面部および外面部からなる溝形状から通路が形成されている。
底面部11は、通路方向に延在する肉厚が厚い厚肉部11aと、各開口端部の近傍に設けられ肉厚が薄い薄肉部11bとによって形成されている。
厚肉部11aと薄肉部11bとが形成されていることにより、第1のプロテクタ本体10は、第2のプロテクタ本体20と接続した場合に、厚肉部11aの内面部と第2のプロテクタ本体20の底面部22の内面部とが同一平面を構成する。
舌状部13は、薄肉部11bと同じ肉厚の平板形状であり、各薄肉部11bからそれぞれ通路方向に突出している。
当接部14は、側面部12の底面部に沿った端面のうち端部開口の近傍に形成されており、第2のプロテクタ本体20の側面部23のうち、底面部22に沿った端面23aと当接する当接面14aを有する。
凸部15は、第1のプロテクタ本体10の溝形状の内面部のうち舌状部13の先端の近傍に形成され、通路平面方向に対して垂直に突出している。
突起部16は、第1のプロテクタ本体10の溝形状の外面部のうち舌状部13の先端に形成され、通路平面方向に対して垂直に突出している。これにより、プロテクタ1は、例えば、それぞれ1つの第1のプロテクタ本体10および第2のプロテクタ本体20から構成され、一方の端部開口に第2のプロテクタ本体20の固定部21ではなく後述する平溝部24に係止されない第1のプロテクタ本体10の舌状部13が設けられた場合、舌状部13とワイヤーハーネスWとに粘着テープTを巻付けることで、粘着テープTが突起部16と接触し舌状部13から離脱してしまうことを防ぐことができる。
図4、図5(a)、(b)は、第2のプロテクタ本体20の詳細について示す図である。第2のプロテクタ本体20は、固定部21と、底面部22と、側面部23と、平溝部24と、凹部25と、蓋部材としての蓋26とを備えている。
固定部21は、底面が湾曲しており、粘着テープTが巻付けられる巻付部21aと、巻付けられた粘着テープTが固定部21から離脱してしまうことを防止するストッパ部21bとを有する。
このため、第2のプロテクタ本体20は、粘着テープTを固定部21の巻付部21aとワイヤーハーネスWに巻付けられることによって、ワイヤーハーネスWを第2のプロテクタ本体20に固定することができる。
第2のプロテクタ本体20は、直線の平板形状の底面部22と、一対の側面部23とを有する内面部および外面部からなる溝形状から通路が形成されている。
底面部22は、第1のプロテクタ本体10と第2のプロテクタ本体20とが接続することにより、底面部22の内面部と第1のプロテクタ本体10の厚肉部11aの内面部とが同一平面になるように形成されている。
側面部23は、底面部22に沿った端面に第1のプロテクタ本体10の当接部14の当接面14aと当接する端面23aが、端部開口の近傍において当接部14と当接する。なお、本実施の形態において、当接部14は、側面部23の端面23aを抱え込んでいる。
平溝部24は、底面部22の外面部において、底面部22の端部開口から通路平面方向に一定の長さ延在する平溝形状に形成され、溝深さが第1のプロテクタ本体10の底面部11の薄肉部11bの肉厚と略同一となっている。
凹部25は、平溝部24に形成されており、凹深さが第1のプロテクタ本体10の凸部15の突出量と略同一となっている。
蓋26は、側面部23の端面23aに形成されており、一方の側面部23にヒンジ等によって開閉可能で第2のプロテクタ本体20の溝形状の開口面を閉塞する蓋本体26aと、他方の側面部23に蓋本体26aに設けられた係合突起26bが挿入され係合突起26bと係合する係合穴26cとを有する。
このため、第2のプロテクタ本体20は、ワイヤーハーネスWに外装する場合に、蓋26によって溝形状の開口面を閉塞することで、ワイヤーハーネスWを底面部22、一対の側面部23および蓋本体26aの四面で保護することができ、ワイヤーハーネスWの保護性を向上することができる。
図6(a)は、プロテクタ1に第1のプロテクタ本体10と第2のプロテクタ本体20とを接続した状態について示す図であり、図6(b)は、図6(a)におけるB−B断面を示す断面図、図6(c)は、図6(a)におけるC−C断面を示す断面図である。
図6(b)に示すように、プロテクタ1は、第1のプロテクタ本体10と第2のプロテクタ本体20とを接続した状態において、第1のプロテクタ本体10の底面部11の薄肉部11bの内面部と、第2のプロテクタ本体20の底面部22の外面部とが当接し、第1のプロテクタ本体10の当接部14の当接面14aが第2のプロテクタ本体20の側面部23の端面23aと当接する。
これにより、プロテクタ1は、第1のプロテクタ本体10と第2のプロテクタ本体20とを接続した場合に、第1のプロテクタ本体10の当接部14が第2のプロテクタ本体20の端面23aに当接し、第1のプロテクタ本体10の底面部11の内面部と第2のプロテクタ本体20の底面部22の外面部とが当接するため、第1のプロテクタ本体10と第2のプロテクタ本体20とが通路平面方向に対して垂直な方向に離脱することを阻止することができる。
また、図6(c)に示すように、プロテクタ1は、第1のプロテクタ本体10の舌状部13が第2のプロテクタ本体20の平溝部24に係止されるとともに、第1のプロテクタ本体10の凸部15が第2のプロテクタ本体20の凹部25に係止される。
これにより、プロテクタ1は、第1のプロテクタ本体10と第2のプロテクタ本体20とを接続した場合に、第1のプロテクタ本体10が有する凸部15が第2のプロテクタ本体20が有する凹部25に係止されるため、第1のプロテクタ本体10と第2のプロテクタ本体20とが通路方向に離脱することを阻止することができる。
また、プロテクタ1は、第1のプロテクタ本体10と第2のプロテクタ本体20とを接続した場合に、第1のプロテクタ本体10が有する舌状部13が第2のプロテクタ本体20が有する平溝部24に係止されるため、第1のプロテクタ本体10および第2のプロテクタ本体20の通路が通路平面方向に屈曲することを阻止することができる。
ここで、本実施の形態に係るプロテクタ1は、底面部11と、側面部12と、当接部14と、凸部15と、底面部22と、側面部23と、凹部25とがロック手段を構成し、舌状部13と、平溝部24とが屈曲防止手段を構成する。また、本実施の形態に係るプロテクタ1は、底面部11と、側面部12と、舌状部13と、当接部14と、凸部15と、底面部22と、側面部23と、平溝部24と、凹部25とが接続構造を構成する。
以上のように、本実施の形態に係るプロテクタ1は、第1のプロテクタ本体10が第2のプロテクタ本体20と別体に構成されているため、ワイヤーハーネスWの経路の変更に応じた設計変更が必要な第1のプロテクタ本体10の形状が簡素化し、また、第1のプロテクタ本体10のみをワイヤーハーネスWの経路に合わせて設計することでワイヤーハーネスWを保護できるため、設計が容易になるとともに、低コストで、かつ容易にワイヤーハーネスWの経路に合わせた構造に変更することができる。
また、本実施の形態に係るプロテクタ1は、第1のプロテクタ本体10と第2のプロテクタ本体20とを接続した場合に、第1のプロテクタ本体10が有する当接部14が第2のプロテクタ本体20の側面部23の端面23aに当接し、第1のプロテクタ本体10の底面部11の内面部と第2のプロテクタ本体20の底面部22の外面部とが当接するため、第1のプロテクタ本体10と第2のプロテクタ本体20とが通路平面方向に対して垂直な方向に離脱することを阻止することができる。
また、本実施の形態に係るプロテクタ1は、第1のプロテクタ本体10と第2のプロテクタ本体20とを接続した場合に、第1のプロテクタ本体10が有する凸部15が第2のプロテクタ本体20が有する凹部25に係止されるため、第1のプロテクタ本体10と第2のプロテクタ本体20とが通路方向に離脱することを阻止することができる。
また、本実施の形態に係るプロテクタ1は、第1のプロテクタ本体10と第2のプロテクタ本体20とを接続した場合に、第1のプロテクタ本体10が有する舌状部13が第2のプロテクタ本体20が有する平溝部24に係止されるため、第1のプロテクタ本体10および第2のプロテクタ本体20の通路が通路平面方向に屈曲することを阻止することができる。
また、本実施の形態に係るプロテクタ1は、例えば、それぞれ1つの第1のプロテクタ本体10および第2のプロテクタ本体20から構成され、第1のプロテクタ本体10の端部開口のうち第2のプロテクタ本体20に接続されない場合、つまり第1のプロテクタ本体10の舌状部13が第2のプロテクタ本体20の平溝部24に係止していない端部開口が設けられた場合に、舌状部13とワイヤーハーネスWとに粘着テープTを巻付けることで、粘着テープTが突起部16と接触し舌状部13から離脱してしまうことを防ぐことができる。
また、本実施の形態に係るプロテクタ1は、第2のプロテクタ本体20をワイヤーハーネスWに外装する場合に、蓋26によって溝形状の開口面を閉塞することで、ワイヤーハーネスWを底面部22、一対の側面部23および蓋本体26aの四面で保護することができ、ワイヤーハーネスWの保護性を向上することができる。
なお、本実施の形態において、第1のプロテクタ本体10は、端部開口を2つ有し通路が屈曲した構造となっているが、これに限らず、端部開口は2つ以上有していればよく、例えば、図7に示すように、第1のプロテクタ本体10Aが端部開口を3つ有し通路が三叉路形状となった構造であったり、図8に示すように、第1のプロテクタ本体10Bが端部開口を4つ有し通路が十字路形状となった構造でもよい。
ここで、第1のプロテクタ本体10A、10Bは、本実施の形態と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。また、第1のプロテクタ本体10Aは、図1〜図6に示す第2のプロテクタ本体20を3つ接続可能である。また、第1のプロテクタ本体10Bは、図1〜図6に示す第2のプロテクタ本体20を4つ接続可能である。
また、本実施の形態において示している第1のプロテクタ本体10と第2のプロテクタ本体20との接続構造は、以下に述べるように逆転して設けられていてもよい。
本実施の形態において、第1のプロテクタ本体10は、当接部14を有する構造となっているが、これに限らず、例えば、第2のプロテクタ本体20が当接部を有していてもよい。
この場合、プロテクタ1は、第1のプロテクタ本体10と第2のプロテクタ本体20とを接続した場合、第2のプロテクタ本体20の当接部が第1のプロテクタ本体10の側面部12の底面部11に沿った端面と当接し、第1のプロテクタ本体10の外面部と第2のプロテクタ本体の内面部とが当接するため、第1のプロテクタ本体10と第2のプロテクタ本体20とが通路平面方向に対して垂直方向に離脱することを阻止することができる。
また、本実施の形態において、プロテクタ1は、第1のプロテクタ本体10の舌状部13の内面部に凸部15を有し、第2のプロテクタ本体20の底面部22の外面部に凹部25を有する構造となっているが、これに限らず、例えば、第1のプロテクタ本体10の側面部23の内面部に凸部を有し、第2のプロテクタ本体20の側面部の外面部に凹部を有する構造でもよい。
また、本実施の形態において、プロテクタ1は、第1のプロテクタ本体10が凸部15を有し、第2のプロテクタ本体20が凹部25を有する構造となっているが、これに限らず、例えば、第1のプロテクタ本体10が凹部を有し、第2のプロテクタ本体20が凸部を有する構造でもよい。
この場合、プロテクタ1は、第1のプロテクタ本体10と第2のプロテクタ本体20とを接続した場合、第2のプロテクタ本体20が有する凸部が第1のプロテクタ本体10が有する凹部に係止されるため、第1のプロテクタ本体10と第2のプロテクタ本体20とが通路方向に離脱することを阻止することができる。
1 プロテクタ
10 第1のプロテクタ本体
11 底面部(接続構造、ロック手段)
12 側面部(接続構造、ロック手段)
13 舌状部(接続構造、屈曲防止手段)
14 当接部(接続構造、ロック手段)
15 凸部(接続構造、ロック手段)
16 突起部
20 第2のプロテクタ本体
22 底面部(接続構造、ロック手段)
23 側面部(接続構造、ロック手段)
23a 端面
24 平溝部(接続構造、屈曲防止手段)
25 凹部(接続構造、ロック手段)
26 蓋(蓋部材)

Claims (6)

  1. 車体に配索されるワイヤーハーネスを保護するプロテクタであって、
    底面部と一対の側面部とを有する溝形状であり、通路の端部開口を2つ以上有する第1のプロテクタ本体と、
    底面部と一対の側面部とを有する溝形状であり、前記第1のプロテクタ本体に接続される少なくとも1つの第2のプロテクタ本体とを備え、
    前記第1のプロテクタ本体と前記第2のプロテクタ本体とを接続する接続構造が、
    一方の底面部および一対の側面部の外面部に、他方の底面部および一対の側面部の内面部とが重なる構成とされていることに加え、
    前記第1のプロテクタ本体と前記第2のプロテクタ本体との離脱を阻止するロック手段と、
    前記第1のプロテクタ本体と前記第2のプロテクタ本体とが接続した状態において、通路が通路平面方向に屈曲することを阻止する屈曲防止手段とを備えた構成であることを特徴とするプロテクタ。
  2. 前記ロック手段は、前記第1のプロテクタ本体または前記第2のプロテクタ本体のいずれか一方の外面部と接触する前記第1のプロテクタ本体または前記第2のプロテクタ本体のいずれか他方の側面部に、前記一方の側面部の端面と当接する当接部を有することを特徴とする請求項1に記載のプロテクタ。
  3. 前記ロック手段は、前記第1のプロテクタ本体または前記第2のプロテクタ本体のいずれか一方の外面部に形成された凹部と、前記第1のプロテクタ本体または前記第2のプロテクタ本体のいずれか他方の内面部に形成された凸部とを有し、前記凸部が前記凹部に係止されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプロテクタ。
  4. 前記屈曲防止手段は、前記第1のプロテクタ本体または前記第2のプロテクタ本体のいずれか一方の底面部に形成され、底面部から通路方向に突出した舌状部と、前記第1のプロテクタ本体または前記第2のプロテクタ本体のいずれか他方の底面部に形成され、通路方向に延在する平溝部とを有し、前記舌状部が前記平溝部に係止されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のプロテクタ。
  5. 前記舌状部は、外面部に通路方向に対して垂直な方向に突起する突起部を有することを特徴とする請求項4に記載のプロテクタ。
  6. 前記第2のプロテクタ本体は、前記溝形状の開口面を閉塞する蓋部材を有することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のプロテクタ。
JP2013085022A 2013-04-15 2013-04-15 プロテクタ Pending JP2014207813A (ja)

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