JP2014203559A - 燃料電池セル及びそれを使用した酸素濃度計測装置 - Google Patents

燃料電池セル及びそれを使用した酸素濃度計測装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡単な構成で、様々な形状の燃料電池の検査体において、温度の影響を除いた補正酸素濃度分布を正確に取得することができる構成と方法を提供する。
【解決手段】 高分子固体電解質膜101を中心として酸素極102と水素極103とで挟んだ構成を有する膜電極接合体と、酸素極102の外側に固定され、酸素導入空間109が形成される酸素極側セパレータ板108と、水素極103の外側に固定され、水素導入空間111が形成される水素極側セパレータ板110とを備え、酸素極側セパレータ板108及び/又は水素極側セパレータ板110に、光透過性材料からなる光透過部が設けられるとともに、酸素極側セパレータ板108及び/又は水素極側セパレータ板110に、酸素消光性を有する蛍光塗料が塗布された燃料電池セルS’であって、酸素導入空間109及び/又は水素導入空間111に、複数の温度センサ116が配置されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池セル及びそれを使用した酸素濃度計測装置に関し、特に測定対象領域に蛍光塗料を塗布し、この蛍光塗料面に励起光を照射することにより蛍光を発生させ、この蛍光強度分布を撮影することにより、測定対象領域の酸素濃度分布を計測する酸素濃度計測装置に関する。
近年、地球環境問題が大きくクローズアップされてきている。固体高分子形燃料電池(PEFC)やダイレクトメタノール形燃料電池(DMFC)等の燃料電池は、高いエネルギー変換効率を有する上に、COの排出削減に寄与するだけでなく、酸性雨の原因や大気汚染の原因となるNOx、SOx、塵埃等の排出がほとんどないクリーンな電池である。さらに、静粛性も高いという利点がある。そのため、燃料電池は、21世紀に最適なエネルギー変換装置として一部実用化されつつある。特に、燃料電池の中でもPEFCは、作動温度が低くかつ出力密度が高いため、小型化が可能であるという長所を有している。
図6は、一般的な固体高分子形燃料電池の一例を示す断面図である。
固体高分子形燃料電池Sは、高分子固体電解質膜101を中心として酸素極102と水素極103とで挟んだ構成(膜電極接合体)を有する。高分子固体電解質膜101は、例えば、炭素繊維性の多孔性クロス基材上に、高分子固体電解質を含むスラリーを塗布し、次いで焼成することにより得られたイオン交換膜である。そして、酸素極102の外側は、集電体106に担持されるとともに、水素極103の外側は、集電体107に担持されている。
酸素極102の外側の周縁部には、枠形状のガスケット104の内側が接触し、さらにガスケット104の外側には、複数の凹部を内側に有する酸素極側セパレータ板108の内側の突出周縁部が接触している。これにより、酸素極側セパレータ板108の内側と酸素極102の外側との間に、複数の凹部に対応するように複数の酸素極室(酸素導入空間)109が形成されている。また、酸素極側セパレータ板108は、内側と外側とを貫通するように酸素極室109に連結する酸素ガス供給口112と、内側と外側とを貫通するように酸素極室109に連結する未反応酸素ガス及び生成水取出口113とを有する。
一方、水素極103の外側の周縁部には、枠形状のガスケット105の内側が接触し、さらにガスケット105の外側には、複数の凹部を内側に有する水素極側セパレータ板110の内側の突出周縁部が接触している。これにより、水素極側セパレータ板110の内側と水素極103の外側との間に、複数の凹部に対応するように複数の水素極室(水素導入空間)111が形成されている。また、水素極側セパレータ板110は、内側と外側とを貫通するように水素極室111に連結する水素ガス供給口114と、内側と外側とを貫通するように水素極室111に連結する未反応水素ガス取出口115とを有する。
次に、固体高分子形燃料電池Sの動作について説明する。水素が水素ガス供給口114から複数の水素極室111を順番に流通するとともに、酸素が酸素ガス供給口112から複数の酸素極室109を順番に流通すると、水素は水素極103により水素イオンと電子とに分離する。水素極103で発生した水素イオンは、高分子固体電解質膜101を選択的に透過する。そして、透過した水素イオンは、酸素極102で酸素と反応し、水となる。このとき、水素極103で発生した電子は、水素極103から外部負荷(図示せず)を通って酸素極102に向かうように流れる。つまり、外部負荷に電流が流れることになる。
ところで、固体高分子形燃料電池Sを普及させるには、コストをはじめ、いろいろな技術課題を解決する必要がある。例えば、固体高分子形燃料電池Sは、運転時間の経過とともに電池性能が劣化するため、劣化に伴う電池寿命が重要な課題となっている。このような技術課題を解決するためには、酸素が酸素ガス供給口112から複数の酸素極室109にどのように流通したり、複数の酸素極室109でどのように反応したりするのかを解析する必要がある。
そこで、複数の酸素極室109の酸素濃度分布を計測する酸素濃度計測方法が開示されている。このような酸素濃度計測方法では、酸素極側セパレータ板108を透明な材料(光透過性材料)で光透過部として構成するとともに、酸素極側セパレータ板108の内側にルテニウム錯体塗料(蛍光塗料)をスプレーや刷毛等を用いて塗布した模擬燃料電池セルSを作製している。そして、蛍光塗料面に励起光(波長470nm)を照射することにより蛍光(約600nm)を発生させ、この蛍光強度分布を撮影している。このとき、蛍光塗料面は、励起光により蛍光を発生させるが、酸素濃度が高い箇所では酸素により蛍光が消光される。これにより、撮影した蛍光強度分布に基づいて、複数の酸素極室109の酸素濃度分布を計測することができる。
また、ルテニウム錯体塗料等の蛍光塗料は、発生させる蛍光強度が温度によって変化することがわかっているため、温度の影響を除いた酸素濃度分布を得ることができる酸素濃度計測装置も開発されている(例えば、特許文献1参照)。図7は、このような酸素濃度計測装置の一例を示す概略構成図である。なお、地面に水平な一方向をX方向とし、地面に水平でX方向と垂直な方向をY方向とし、X方向とY方向とに垂直な方向をZ方向とする。
酸素濃度計測装置51は、共用ユニット121と、温度計測用赤外線検出器31を有する温度計測ユニット122と、酸素検出用蛍光検出器36を有する酸素濃度計測ユニット123と、酸素濃度算出ユニット134と、模擬燃料電池セルSが配置される配置部40とを備える。
共用ユニット121は、第一のビームスプリッタ124と第二のビームスプリッタ125と光源部10とにより構成される。光源部10は、例えばレーザ光(波長470nm)を出射するレーザ光源(レーザダイオード)である。第一のビームスプリッタ124は、波長5000nm以上の赤外光を透過し、波長5000nm未満のレーザ光や蛍光を反射するものである。また、第二のビームスプリッタ125は、波長500nm未満の蛍光を反射し、波長500nm以上のレーザ光を透過するものである。
このような構成により、光源部10で出射されたレーザ光は、配置部40の測定対象領域に照射されるようになっている。そして、配置部40の測定対象領域で発生した蛍光は、第一のビームスプリッタ124と第二のビームスプリッタ125とで反射されて、酸素検出用蛍光検出器36に導かれ、また、赤外光は、温度計測用赤外線検出器31に導かれるようになっている。
酸素検出用蛍光検出器36は、例えば高速撮影カメラ(撮像装置)である。このような高速撮影カメラは、複数の光検出素子GmnがM行(例えば1000行)とN列(例えば1000列)とに並べられたものであり、各光検出素子Gmnにはそれぞれの位置に応じた強度値(例えば10bit)Imnの蛍光が入射するようにしてある。したがって、各光検出素子Gmnの出力信号は、配置部40の測定対象領域の各位置ごとの蛍光の強度値Imnを表すことになる。図4は、N行M列の画素からなる蛍光強度分布画像を示す図である。
温度計測用赤外線検出器31は、例えば高速撮影カメラ(撮像装置)である。このような高速撮影カメラは、複数の光検出素子GmnがM行(例えば1000行)とN列(例えば1000列)とに並べられたものであり、各光検出素子Gmnにはそれぞれの位置に応じた強度値(例えば10bit)Tmnの赤外光が入射するようにしてある。したがって、各光検出素子Gmnの出力信号は、配置部40の測定対象領域の各位置ごとの赤外光の強度値Tmnを表すことになる。
このような酸素検出用蛍光検出器36で撮影された蛍光強度分布画像における各画素Gmnの強度値Imnと、温度計測用赤外線検出器31で撮影された温度分布画像における各画素Gmnの強度値Tmnとは、酸素濃度算出モジュール161に送られる。そして、酸素濃度算出モジュール161は、メモリ等に記憶された温度値Tと蛍光強度値Iと酸素分圧値Dとの関係を示す温度蛍光量補正テーブル62を用いて、温度Tの影響を除去した各画素Gmnの酸素分圧値Dmnをそれぞれ算出し、M行(例えば1000行)N列(例えば1000列)の画素Gmnからなる補正酸素濃度画像を作成している。なお、図8は、白金ポルフィリンの「発光量の温度依存性」の実験データである。
ところで、酸素濃度計測装置51では、温度計測用赤外線検出器31で撮影される測定領域と、酸素検出用蛍光検出器36で撮影される測定領域とが一致しているとは限らない。よって、正確なM行N列の画素Gmnからなる補正酸素濃度画像を得るためには、温度計測用赤外線検出器31で撮影された温度分布画像の各画素Gmnと、酸素検出用蛍光検出器36で撮影された蛍光強度分布画像の各画素Gmnとを一致させることが必要であり、温度計測用赤外線検出器31と酸素検出用蛍光検出器36とのそれぞれに、XY平面で移動させるためのステージ機構133、138が配設されている。このようなステージ機構133、138を用いて、測定者は、モニタ等に表示された温度分布画像と蛍光強度分布画像とを観察しながら、温度分布画像の各画素Gmnと蛍光強度分布画像の各画素Gmnとを一致させるべく調整を行う必要がある。
特開2012−151014号公報
しかしながら、上述したような酸素濃度計測装置51では、高分解能(M行N列)で温度情報が得られるが、温度計測用赤外線検出器31と酸素検出用蛍光検出器36との合計2台の高速撮影カメラ(撮像装置)が用いられているため、構成部品が増えることになり、装置のコストが高くなるという問題点があった。また、2台の高速撮影カメラを用いているため、温度分布画像の各画素Gmnと蛍光強度分布画像の各画素Gmnとを一致させるべく調整を行う手間がかかるという問題点があった。
さらに、温度計測用赤外線検出器31で撮影された温度分布画像では、模擬燃料電池セルSの表面の温度情報が得られ、厚みのある模擬燃料電池セルSの酸素極室109内部の温度情報が得られないことがあった。また、鏡面や反射率が低い材料からなる模擬燃料電池セルSでは、正確な温度情報が得られないこともあった。
そこで、本発明は、簡単な構成で、厚みのあるもの等の様々な種類の検査体において、温度の影響を除いた補正酸素濃度分布を正確に取得することができる燃料電池セル及びそれを使用した酸素濃度計測装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の燃料電池セルは、高分子固体電解質膜を中心として酸素極と水素極とで挟んだ構成を有する膜電極接合体と、前記酸素極の外側に固定され、酸素導入空間が形成される酸素極側セパレータ板と、前記水素極の外側に固定され、水素導入空間が形成される水素極側セパレータ板とを備え、前記酸素極側セパレータ板及び/又は前記水素極側セパレータ板に、光透過性材料からなる光透過部が設けられるとともに、前記酸素極側セパレータ板及び/又は前記水素極側セパレータ板に、酸素消光性を有する蛍光塗料が塗布された燃料電池セルであって、前記酸素導入空間及び/又は前記水素導入空間に、複数の温度センサが配置されているようにしている。
ここで、「酸素消光性を有する蛍光塗料」としては、例えば、バインダにポリスチレン等の酸素透過性のある高分子材料が用いられ、色素に白金ポルフィリンやルテニウム等の紫外から青色の励起光に反応して発光し、かつ、酸素消光性を有する材料が用いられたもの等が挙げられる。
以上のように、本発明の燃料電池セルによれば、燃料電池セルの酸素導入空間や水素導入空間に複数の温度センサが配置されているため、厚みのあるもの等の様々な種類のものにおいても所望の深さ(位置)の温度値を正確に検出することができる。また、温度分布画像の各画素Gmnと蛍光強度分布画像の各画素Gmnとを一致させる調整を行う必要がなくなる。さらに、蛍光を検出する1台のカメラ(撮像装置)を配置すればよいため、コストダウンに寄与する。
(他の課題を解決するための手段及び効果)
また、上記の発明において、前記温度センサは、熱電対又は測温抵抗体であるようにしてもよい。
また、上記の発明において、測定対象領域における第一の平面中に複数の温度センサが配置されているようにしてもよい。
本発明の燃料電池セルによれば、線形補間法や重み付けを加味した方法等が実行されることにより、蛍光強度分布画像に対応した温度分布画像を作成することができる。
また、上記の発明において、測定対象領域における第一の平面と異なる深さとなる第二の平面中に複数の温度センサが配置されているようにしてもよい。
本発明の燃料電池セルによれば、線形補間法や重み付けを加味した方法等が実行されることにより、所望の深さにおける温度分布画像を作成することができる。
そして、本発明の酸素濃度計測装置は、上述したような燃料電池セルにおける光透過部を介して測定対象領域に、励起光を照射する光源を有する光源部と、前記測定対象領域に塗布された蛍光塗料面からの蛍光を検出することで、当該蛍光塗料面の蛍光強度分布画像を取得する撮像装置を有する撮像部と、前記蛍光強度分布画像に基づいて、前記測定対象領域の酸素濃度分布を計測する制御部とを備える酸素濃度計測装置であって、前記制御部は、複数の温度センサで検出された温度値に基づいて、前記蛍光強度分布画像における各画素又は前記酸素濃度分布における各位置における温度値を算出し、温度による影響が除去された補正酸素濃度分布を作成するようにしてもよい。
本発明に係る酸素濃度計測装置の一例を示す概略構成図。 本発明に係る固体高分子形燃料電池セルの一例を示す断面図。 固体高分子形燃料電池セルにおける熱電対の配置位置を説明する図。 N行M列の画素からなる蛍光強度分布画像を示す図。 固体高分子形燃料電池セルの計測方法について説明するフローチャート。 一般的な固体高分子形燃料電池の一例を示す断面図。 従来の酸素濃度計測装置の一例を示す概略構成図。 白金ポルフィリンの発光量の温度依存性の実験データを示す図。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下に説明するような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態様が含まれることはいうまでもない。
図1は、本発明に係る酸素濃度計測装置の一例を示す概略構成図である。なお、上述した従来の酸素濃度計測装置51と同様のものについては、同じ符号を付している。
酸素濃度計測装置1は、共用ユニット21と、酸素検出用蛍光検出器36を有する酸素濃度計測ユニット23と、酸素濃度算出ユニット34と、固体高分子形燃料電池セルS’が配置される配置部40とを備える。すなわち、本発明に係る酸素濃度計測装置1は、温度計測ユニット122を備えていない。
まず、このような酸素濃度計測装置1に使用される固体高分子形燃料電池セルS’について説明する。図2は、本発明に係る固体高分子形燃料電池セルの一例を示す断面図である。なお、上述した固体高分子形燃料電池Sと同様のものについては、同じ符号を付している。
固体高分子形燃料電池セルS’は、図2の左側から、水素極側セパレータ板110と、集電体107及びガスケット105と、酸素極102と、高分子固体電解質膜101と、水素極103と、集電体106及びガスケット104と、酸素極側セパレータ板108とをこの順に備えている。
水素極側セパレータ板110の内側と水素極103の外側との間には、複数の水素極室111が形成されている。また、水素極側セパレータ板110は、内側と外側とを貫通するように水素極室111に連結する水素ガス供給口114と、内側と外側とを貫通するように水素極室111に連結する未反応水素ガス取出口115とを有する。
酸素極側セパレータ板108の内側と酸素極102の外側との間には、複数の酸素極室109が形成されている。また、酸素極側セパレータ板108は、内側と外側とを貫通するように酸素極室109に連結する酸素ガス供給口112と、内側と外側とを貫通するように酸素極室109に連結する未反応酸素ガス及び生成水取出口113とを有する。
そして、酸素極側セパレータ板108外周側壁には、酸素極室109の内部と外部とを水平方向(X方向やY方向)に連通させるように、24個の貫通孔が形成されている。具体的には、Z方向から視ると、第1の貫通孔と第9の貫通孔と第17の貫通孔とは、右上部でX方向に形成されており、第2の貫通孔と第10の貫通孔と第18の貫通孔とは、右中部でX方向に形成されており、第3の貫通孔と第11の貫通孔と第19の貫通孔とは、右下部でX方向に形成されており、第4の貫通孔と第12の貫通孔と第20の貫通孔とは、中央下部でY方向に形成されており、第5の貫通孔と第13の貫通孔と第21の貫通孔とは、左下部でX方向に形成されており、第6の貫通孔と第14の貫通孔と第12の貫通孔とは、左中部でX方向に形成されており、第7の貫通孔と第15の貫通孔と第13の貫通孔とは、左上部でX方向に形成されており、第8の貫通孔と第16の貫通孔と第24の貫通孔とは、中央上部でY方向に形成されている。
また、Y方向から視ると、第1の貫通孔〜第8の貫通孔は、酸素極室109内周面の上面付近に形成されており、第9の貫通孔〜第16の貫通孔は、酸素極室109内部の中心付近に形成されており、第17の貫通孔〜第24の貫通孔は、酸素極室109内周面の下面付近に形成されている。
24個の貫通孔には、熱電対(温度取得機構)116がそれぞれ挿入されている。図3は、固体高分子形燃料電池セルS’における熱電対116の配置位置を説明するための図である。図3に示すように、蛍光強度分布画像の右上部の画素Gmnと右中部の画素Gmnと右下部の画素Gmnと中央下部の画素Gmnと左下部の画素Gmnと左中部の画素Gmnと左上部の画素Gmnと中央上部の画素Gmnとに対応する8か所で3段階の深さの位置における温度値T〜T24が、検出されるようになっている。そして、検出された温度値T〜T24は、設定時間間隔Δt(例えば1秒間隔)で酸素濃度算出ユニット34に送られるようになっている。
次に、固体高分子形燃料電池セルS’を計測するための酸素濃度計測装置1について詳細に説明する。
共用ユニット21は、ビームスプリッタ25と光源部10とにより構成される。光源部10は、例えばレーザ光(波長470nm)を出射するレーザ光源(レーザダイオード)である。ビームスプリッタ25は、波長500未満の蛍光を透過し、波長500nm以上のレーザ光を反射するものである。これにより、光源部10で出射されたレーザ光は、配置部40の測定対象領域に照射されるようになっている。そして、配置部30の測定対象領域で発生した蛍光は、酸素検出用蛍光検出器36に導かれるようになっている。
酸素検出用蛍光検出器36は、例えば高速撮影カメラ(撮像装置)である。このような高速撮影カメラは、複数の光検出素子GmnがM行(例えば1000行)とN列(例えば1000列)とに並べられたものであり、各光検出素子Gmnにはそれぞれの位置に応じた強度値(例えば10bit)Imnの蛍光が入射するようにしてある。したがって、各光検出素子Gmnの出力信号は、配置部40の測定対象領域の各位置ごとの蛍光の強度値Imnを表すことになる。図4は、N行M列の画素からなる蛍光強度分布画像を示す図である。
そして、入力装置等により測定条件(設定露光時間Δt(例えば0.5秒間)や設定時間間隔Δt(例えば0.5秒間隔)等)が入力されると、測定条件に基づいて酸素検出用蛍光検出器36から蛍光強度分布画像が、酸素濃度算出ユニット34に送られるようになっている。
温度補間モジュール(温度データ補間機構)63は、温度値T〜Tを用いて線形補間法や重み付けを加味した方法等を実行し、蛍光強度分布画像に対応するM行(例えば1000行)N列(例えば1000列)の画素Gmnからなる上面温度分布画像を作成したり、温度値T〜T16を用いて線形補間法や重み付けを加味した方法等を実行し、M行(例えば1000行)N列(例えば1000列)の画素Gmnからなる内部温度分布画像を作成したり、温度値T17〜T24を用いて線形補間法や重み付けを加味した方法等を実行し、M行(例えば1000行)N列(例えば1000列)の画素Gmnからなる下面温度分布画像を作成したり、温度値T〜T24を用いて、3段階の深さの温度値を平均した後、線形補間法や重み付けを加味した方法等を実行し、M行(例えば1000行)N列(例えば1000列)の画素Gmnからなる平均温度分布画像を作成したりする。そして、上面温度分布画像や内部温度分布画像や下面温度分布画像や平均温度分布画像は、酸素濃度算出モジュール61にリアルタイムで送られるようになっている。
酸素濃度算出モジュール61は、メモリ等に記憶された温度値Tと蛍光強度値Iと酸素分圧値Dとの関係を示す温度蛍光量補正テーブル62を用いて、所望の温度値T(例えば燃料電池作動温度80℃)とした各画素Gmnの酸素分圧値Dmnをそれぞれ算出し、メモリ等に記憶された酸素分圧値Dmnをカラーに対応付けたカラーテーブルに基づいて、所望の温度値TにおけるM行(例えば1000行)N列(例えば1000列)の画素Gmnからなる上面補正酸素濃度画像や内部補正酸素濃度画像や下面補正酸素濃度画像や平均酸素濃度画像を作成する。そして、入力装置等が用いられて表示条件(「内部補正酸素濃度画像の表示」)が入力されると、表示条件に基づいて内部補正酸素濃度画像をモニタ等にリアルタイムで表示する。
ここで、本発明に係る酸素濃度計測装置1の使用方法について説明する。図5は、固体高分子形燃料電池セルS’を計測する計測方法について説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS101の処理において、測定者は、固体高分子形燃料電池セルS’を配置部40に配置して、固体高分子形燃料電池セルS’を作動させる。
次に、ステップS102の処理において、測定者は、入力装置等を用いて測定条件(設定露光時間Δt(例えば0.5秒間)や設定時間間隔Δt(例えば0.5秒間隔)等)や表示条件(「内部補正酸素濃度画像の表示」)を入力する。
次に、ステップS103の処理において、時間tを時間tn+1に更新する。
次に、ステップS104の処理において、酸素濃度算出モジュール61は、酸素検出用蛍光検出器36から時間tの蛍光強度分布画像を取得する。
一方、ステップS105の処理において、温度補間モジュール63は、24個の熱電対116から時間tの温度値T〜T24を取得する。
次に、ステップS106の処理において、温度補間モジュール63は、温度値T〜T16を用いて時間tのM行(例えば1000行)N列(例えば1000列)の画素Gmnからなる内部温度分布画像を作成する。
次に、ステップS107の処理において、酸素濃度算出モジュール61は、時間tの蛍光強度分布画像と、時間tの内部温度分布画像と、温度蛍光量補正テーブル62とを用いて、所望の温度値T(例えば燃料電池作動温度80℃)とした各画素Gmnの酸素分圧値Dmnをそれぞれ算出する。
次に、ステップS108の処理において、酸素濃度算出モジュール61は、カラーテーブルに基づいて、所望の温度値TにおけるM行(例えば1000行)N列(例えば1000列)の画素Gmnからなる内部補正酸素濃度画像を作成して表示する。
次に、ステップS109の処理において、測定者は測定を終了するか否かを判断する。測定を続けると判定したときには、ステップS103の処理に戻る。つまり、ステップS104〜S108の処理は繰り返される。
一方、測定を終了すると判定したときには、本フローチャートを終了させる。
以上のように、酸素濃度計測装置1によれば、固体高分子形燃料電池セルS’の酸素極室109の内部に24個の熱電対116が配置されているため、温度値T〜T24を正確に検出することができる。そして、酸素極室109の内部における第一の平面中に8個の熱電対116が配置され、酸素極室109の内部における第二の平面中に8個の熱電対116が配置され、酸素極室109の内部における第三の平面中に8個の熱電対116が配置されているので、蛍光強度分布画像に対応した3段階の深さにおける温度分布画像を作成することができる。その結果、所望の深さで所望の温度値T(例えば燃料電池作動温度80℃)におけるM行(例えば1000行)N列(例えば1000列)の画素Gmnからなる内部補正酸素濃度画像を評価することができる。
<他の実施形態>
(1)上述した酸素濃度計測装置1において、蛍光強度分布画像における8か所で3段階の深さの位置における温度値T〜T24が検出される構成としたが、蛍光強度分布画像における10か所等の任意の数で、2段階等の任意の数の深さの位置における温度値が検出されるように構成してもよい。また、酸素極室109の温度値T〜T24が検出される構成としたが、水素極室の温度値が検出されるように構成してもよい。
(2)上述した酸素濃度計測装置1において、内部補正酸素濃度画像を作成して表示する構成としたが、内部補正酸素濃度画像と上面補正酸素濃度画像と下面補正酸素濃度画像と平均補正酸素濃度画像とを作成して表示するように構成してもよい。
本発明は、測定対象領域に蛍光塗料を塗布し、この蛍光塗料面に励起光を照射することにより蛍光を発生させ、この蛍光強度分布を撮影することにより、測定対象領域の酸素濃度分布を計測する酸素濃度計測装置等に利用することができる。
1 酸素濃度計測装置
101 高分子固体電解質膜
102 酸素極
103 水素極
108 酸素極側セパレータ板
109 酸素室(酸素導入空間)
110 水素極側セパレータ板
111 水素室(水素導入空間)
116 熱電対(温度センサ)
S’ 燃料電池セル

Claims (5)

  1. 高分子固体電解質膜を中心として酸素極と水素極とで挟んだ構成を有する膜電極接合体と、
    前記酸素極の外側に固定され、酸素導入空間が形成される酸素極側セパレータ板と、
    前記水素極の外側に固定され、水素導入空間が形成される水素極側セパレータ板とを備え、
    前記酸素極側セパレータ板及び/又は前記水素極側セパレータ板に、光透過性材料からなる光透過部が設けられるとともに、前記酸素極側セパレータ板及び/又は前記水素極側セパレータ板に、酸素消光性を有する蛍光塗料が塗布された燃料電池セルであって、
    前記酸素導入空間及び/又は前記水素導入空間に、複数の温度センサが配置されていることを特徴とする燃料電池セル。
  2. 前記温度センサは、熱電対又は測温抵抗体であることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池セル。
  3. 測定対象領域における第一の平面中に複数の温度センサが配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃料電池セル。
  4. 測定対象領域における第一の平面と異なる深さとなる第二の平面中に複数の温度センサが配置されていることを特徴とする請求項3に記載の燃料電池セル。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の燃料電池セルにおける光透過部を介して、測定対象領域に励起光を照射する光源を有する光源部と、
    前記測定対象領域に塗布された蛍光塗料面からの蛍光を検出することで、当該蛍光塗料面の蛍光強度分布画像を取得する撮像装置を有する撮像部と、
    前記蛍光強度分布画像に基づいて、前記測定対象領域の酸素濃度分布を計測する制御部とを備える酸素濃度計測装置であって、
    前記制御部は、複数の温度センサで検出された温度値に基づいて、前記蛍光強度分布画像における各画素又は前記酸素濃度分布における各位置における温度値を算出し、温度による影響が除去された補正酸素濃度分布を作成することを特徴とする酸素濃度計測装置。
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