JP2014203250A - 商品又はサービスの購入支援装置、購入支援方法及びプログラム - Google Patents

商品又はサービスの購入支援装置、購入支援方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】店舗において消費者が商品又はサービスを選ぶ際に容易に割引情報を知ることができるようにする。【解決手段】商品又はサービスに関連づけて顧客に提示される、該商品又はサービスの識別情報を示す標識が表された媒体の画像を取得するとともに、取得される前記媒体の画像に表された前記標識から前記識別情報を取得する識別情報取得手段(30)と、前記商品又はサービスの前記識別情報に関連づけて、前記商品又はサービスに適用可能な割引情報を記憶する記憶手段(32)から、前記識別情報取得手段により取得される前記識別情報に関連づけられた前記割引情報を取得する割引情報取得手段(34)と、前記割引情報取得手段により取得される前記割引情報に基づく表示情報を前記媒体の画像に合成する合成手段(36)と、を含む商品又はサービスの購入支援装置が提供される。【選択図】図8

Description

本発明は商品又はサービスの購入支援装置、購入支援方法及びプログラムに関する。
店舗が運営するウェブページに含まれるウェブクーポンを印刷し、印刷されたウェブクーポンを店舗に持参することで割引価格にて商品を購入したり飲食サービス等のサービスを利用したりすることが出来る仕組みが知られている。このような仕組みによれば、ウェブページの閲覧者を実店舗に誘導することができる。また、下記特許文献1に記載の電子クーポン発行システムによれば、クレジットカード等の電子クーポン使用媒体を提示するだけで、事前に登録されている電子クーポンを使用して割引を受けることができる。これによりクーポンを印刷して店舗に持参する手間を省くことができる。
特開2001−338351号公報
しかしながら従来のクーポンの利用形態は、印刷されたウェブクーポン又はそれに代わる媒体を、消費者が代金支払い時に提示するというものであり、自分が保有するクーポンにより具体的にどの商品又はサービスにどのような割引が適用されるかを、商品やサービスを選ぶ際に把握することができないという問題があった。このため、従来のシステムによれば、消費者の商品又はサービスに対する購買欲を店舗内にて十分に刺激することができないという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、店舗において消費者が商品又はサービスを選ぶ際に容易に割引情報を知ることができる商品又はサービスの購入支援装置、購入支援方法及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る商品又はサービスの購入支援装置は、商品又はサービスに関連づけて顧客に提示される、該商品又はサービスの識別情報を示す標識が表された媒体の画像を取得するとともに、取得される前記媒体の画像に表された前記標識から前記識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記商品又はサービスの前記識別情報に関連づけて、前記商品又はサービスに適用可能な割引情報を記憶する記憶手段から、前記識別情報取得手段により取得される前記識別情報に関連づけられた前記割引情報を取得する割引情報取得手段と、前記割引情報取得手段により取得される前記割引情報に基づく表示情報を前記媒体の画像に合成する合成手段と、を含む。
ここで、前記合成手段は、前記標識に対応する位置に前記表示情報を、前記媒体の画像に合成してよい。
また、前記媒体には、前記標識とともに前記商品又はサービスの割引前価格が表されてよい。前記表示情報は、前記割引情報に基づく割引後価格を示す情報であってよい。前記合成手段は、前記媒体の画像における前記割引前価格が表された領域に前記割引後価格を示す情報を合成してよい。
また、前記合成手段は、前記割引前価格が表された前記領域に、前記割引前価格が前記割引後価格に変わる様子を示すアニメーションを合成してよい。
また、前記合成手段は、前記媒体の画像に表された前記割引前価格の表記と前記割引後価格の表記との差を判断する表記差判定手段を含んでよい。前記合成手段は、前記割引前価格の表記うち前記差に係る部分に対し、選択的に、前記割引後価格を示す情報を合成してよい。
また、前記割引情報は、前記割引情報を適用した前記商品又はサービスの購入実績に応じて決定されてよい。
また、本発明に係る商品又はサービスの購入支援方法は、商品又はサービスに関連づけて顧客に提示される、該商品又はサービスの識別情報を示す標識が表された媒体の画像を取得するとともに、取得される前記媒体の画像に表された前記標識から前記識別情報を取得する識別情報取得ステップと、前記商品又はサービスの前記識別情報に関連づけて、前記商品又はサービスに適用可能な割引情報を記憶する記憶手段から、前記識別情報取得ステップにより取得される前記識別情報に関連づけられた前記割引情報を取得する割引情報取得ステップと、前記割引情報取得ステップにより取得される前記割引情報に基づく表示情報を前記媒体の画像に合成する合成ステップと、を含む。
また、本発明に係るプログラムは、商品又はサービスに関連づけて顧客に提示される、該商品又はサービスの識別情報を示す標識が表された媒体の画像を取得するとともに、取得される前記媒体の画像に表された前記標識から前記識別情報を取得する識別情報取得手段、前記商品又はサービスの前記識別情報に関連づけて、前記商品又はサービスに適用可能な割引情報を記憶する記憶手段から、前記識別情報取得手段により取得される前記識別情報に関連づけられた前記割引情報を取得する割引情報取得手段、及び前記割引情報取得手段により取得される前記割引情報に基づく表示情報を前記媒体の画像に合成する合成手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。このプログラムは、CD−ROMやDVD−ROMなどのコンピュータ可読情報記憶媒体に格納されてよい。
本発明の実施形態に係る商品購入支援システムを示す図である。 値札の一例を示す図である。 商品購入支援装置のハードウェア構成図である。 カメラで撮影される画像の一例を示す図である。 商品購入支援装置で表示される変更済み画像の一例を示す図である。 商品購入支援システムの構成図である。 クーポンテーブルの内容を示す図である。 商品購入支援装置の機能ブロック図である。 商品購入支援装置の動作フロー図である。 割引情報合成処理を示すフロー図である。 割引前価格の消去後の画像を示す図である。 AR(Augmented Reality)処理を説明する図である。 他の変更済み画像を示す図である。 価格の変更アニメーションを説明する図である。 本発明をサービス購入支援に適用する例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る商品購入支援システムの利用シーンを示す斜視図である。同図に示すように、商品購入支援システムは各種商品を展示し、販売する実店舗10で利用される。実店舗10では陳列台12の上に商品20とともに値札18が配置されており、顧客14はHMD(Head Mounted Display)などを含んで構成される商品購入支援装置16を通じて実店舗10内を見る。つまり、商品購入支援装置16は撮像手段及び表示手段を備えており、撮像手段により取得される前方の画像が表示手段により表示される。顧客14は表示手段により表示される画像を見る。顧客14が値札18の前にくると、表示手段により値札の画像が表示される。値札18は、図2に示すように紙などの媒体であり、表面にはARマーカ(標識)18a及び値引前価格18bが表されている。ARマーカ18aは、予め決まった形状及び大きさを有しており、内部には二次元コード画像が描かれている。撮影した画像におけるARマーカ18aの位置、形状、大きさに基づき、商品購入支援装置16は値札18の位置及び向きを判断することができる。また商品購入支援装置16は、ARマーカ18aに表された二次元コード画像をデコードすることにより、商品ID(識別情報)を読み出すことができる。また、割引前価格18bは、ARマーカ18aに対して、予め決まった相対位置に表されている。すなわち、割引前価格18bを構成する各数字は、ARマーカ18aに対して予め決まった相対位置に配置されている。このため、ARマーカ18aの位置に基づき、割引前価格18bを構成する各数字の位置を特定できる。
図3は、商品購入支援装置16のハードウェア構成図である。同図に示すように、商品購入支援装置16は通信部16a、CPU16b、メモリ16c、ディスプレイ16d及びカメラ16eを含むコンピュータである。これらのハードウェア要素はバスにより相互にデータ授受可能に接続されている。通信部16aは、例えば無線LANなどの無線通信により、サーバ21(図6参照)とデータ通信する装置である。CPU16bは装置各部を制御したり、各種の情報処理を実行したりする。メモリ16cは、各種のプログラムやデータを保持する。またメモリ16cには、CPU16bの作業領域も確保される。ディスプレイ16dは、ここでは顧客14が頭部に装着し、それぞれの目の前に小型のディスプレイが配置される、いわゆるHMDの形態を有している。カメラ16eはHMDに結合されており、HMDであるディスプレイ16dを顧客14が正しく装着した状態で、カメラ16eは顧客14の視線方向を撮影するように設けられている。カメラ16eは所定のフレームレートで前方の画像を順次撮影し、ディスプレイ16dはそれら画像を順次表示する。これにより、顧客14は眼前の様子をリアルタイムにディスプレイ16dを通じて見ることができる。なお、ディスプレイ16d以外の構成は、ディスプレイ16dと一体化されてよい。或いは、ディスプレイ16d以外の構成は、ディスプレイ16dとは別体に形成され、ディスプレイ16dとケーブルやBluetooth(登録商標)などにより接続されてよい。また、ここではディスプレイ16dをHMDとしたが、商品購入支援装置16の全体を各種サイズのタブレット状に形成してもよい。この場合、ディスプレイ16dは液晶パネルや有機ELパネルなどのFPD(Flat Panel Display)となる。カメラ16eはディスプレイ16dの裏面側に設けられ、顧客14がディスプレイ16dの裏面を目標に向けると、目標の画像がディスプレイ16dに映し出される。
図4は、カメラ16eで撮影される画像の一例を示す図である。この画像はカメラ16eで撮影される動画像を構成しており、ここでは商品20及び値札18が表されている。本実施形態に係る商品購入支援システムでは、顧客14がクーポンを保有していれば、AR技術を利用して値札18の内容が変化して、当該顧客14に提示されるようになっている。図5は、商品購入支援装置16のディスプレイ16dにより表示される画像の一例を示している。同図に示す画像は、図4に示す画像を変更することにより得られたものである。図4及び図5を比較すると、図4では値札18に「¥3,980」という割引前価格18bが表されていたのに対し、図5では値札18に「¥2,480」という割引後価格18cが表されている。商品購入支援装置16では、図4に示される画像を取得すると、ARマーカ18aに基づいて割引前価格18bの領域を認識し、該領域に割引後価格18cを合成しているのである。こうした画像の変更は、顧客が適用可能なクーポンを保有している場合にのみ行われる。これにより、顧客14は商品購入支援装置16のディスプレイ16dを通じて値札18を見るだけで、自分がどの商品をどの値段で購入できるのかを直ちに知ることができ、購買欲を刺激することができる。また、商品購入支援装置16を利用しない顧客や、クーポンを保有しない顧客には、割引前価格18bのみが認識されることになり、顧客によって異なる価格で商品20を販売することができる。
ここで商品購入支援システムの処理について、さらに詳細に説明する。図6は、商品購入支援システムの全体構成図である。商品購入支援システムは商品購入支援装置16、サーバ21及びレジ装置22を含んでいる。商品購入支援装置16及びレジ装置22は、いずれもサーバ21とデータ通信することができる。商品購入支援装置16は、既に説明したように顧客14により携帯されるコンピュータである。サーバ21は、商品の売れ行きを管理したり、クーポン(割引情報)を管理したりするコンピュータである。レジ装置22は、レジに配置されるコンピュータであり、どの顧客がどの商品を購入したかをサーバ21に送信する。
図7は、サーバ21及び商品購入支援装置16で保持されるクーポンテーブルの一例を模式的に示す図である。サーバ21は、それぞれの顧客14に関連づけてクーポンテーブルを保持している。一方、商品購入支援装置16は、該商品購入支援装置16を使用する顧客14に関連づけられたクーポンテーブルを、通信部16aを用いてサーバ21から受信し、メモリ16cに保持する。クーポンテーブルは各顧客14がどの商品についてどのような割引のクーポンを保有しているかを示すものであり、同図に示すように、クーポンが適用される商品の商品ID、商品の割引前価格及び商品の割引後価格を関連づけて記憶するものである。ここで、割引前価格とはクーポンが適用されない場合の商品価格であり、割引後価格とはクーポンが適用された場合の商品価格である。なお、すべての顧客が、同じクーポンを有してもよいし、異なるクーポンを有してもよい。また、同じ商品に対するクーポンであっても、顧客により割引後価格が異なってもよい。
図8は、商品購入支援装置16の機能ブロック図である。同図に示すように、商品購入支援装置16は、機能的には商品ID取得部30、クーポンテーブル記憶部32、割引情報取得部34、合成部36及び表示部38を含んでいる。これらの要素はメモリ16cに格納されたプログラムをCPU16bが実行することにより実現される。このプログラムはCD−ROM、DVD−ROM、メモリカードなどのコンピュータ可読情報記憶媒体から商品購入支援装置16にインストールされてもよいし、インターネット等の通信ネットワークからダウンロードされてもよい。
ここで、商品ID取得部30は、カメラ16eから、商品20に関連づけて顧客14に提示される値札18の画像を取得する。そして、取得される値札18の画像に表されたARマーカ18aから商品20の商品IDを取得する。クーポンテーブル記憶部32は、メモリ16cを含んで構成され、サーバ21からダウンロードしたクーポンテーブルを記憶する。クーポンテーブルは、上述のように商品IDに関連づけて割引前価格及び割引後価格を記憶するものであり、サーバ21からダウンロードされる。
割引情報取得部34は、クーポンテーブルにアクセスして、商品ID取得部30により取得される商品IDに関連づけられた割引後価格を取得する。合成部36は、割引情報取得部34により取得される割引後価格を、カメラ16eにより取得される値札18の画像に合成する。表示部38は、こうして得られる画像をディスプレイ16dにより表示する。
図9は、商品購入支援装置16の動作フロー図である。同図に示すように、商品購入支援装置16は、商品ID取得部30により、カメラ16eで取得されるフレーム画像にARマーカ18aが含まれているか否かを監視する(S101)。そして、フレーム画像にARマーカ18aが含まれていれば、該ARマーカ18aの画像をデコードして、商品IDを読み出す(S102)。次に、割引情報取得部34は、S102で読み出された商品IDがクーポンテーブルに記憶されているか否かを判断する(S103)。商品IDがクーポンテーブルに記憶されていなければ、顧客14は眼前の商品20に対応するクーポンを保有していないから、S101に戻る。
割引情報取得部34は、S102で読み出された商品IDがクーポンテーブルに記憶されていれば、該商品IDに関連付けて記憶された割引後価格をクーポンテーブルから読み出す(S104)。そして、合成部36は、クーポンテーブルから読み出された割引後価格をカメラ16eにより取得される値札18の画像に合成する(S205)。その後、表示部38は得られた画像をディスプレイ16dにより表示し、S101に戻る。
図10は、S105の割引情報合成処理を詳細に示すフロー図である。同図に示すように、合成部36は、まずカメラ16eで取得されるフレーム画像から割引前価格18bを消去する(S201)。図11は、図4に示すフレーム画像から割引前価格18bを消去して得られた画像を示している。具体的には、合成部36はフレーム画像のうちARマーカ18aの位置を認識し、該位置に対して所定の相対位置に配置された割引前価格18bの領域を特定する。そして、特定された領域において、割引前価格18bの数字を表す所定色(ここでは黒)が付与された画素を探し、その画素の色を背景色(ここでは白)に変える。こうして、図4に示すフレーム画像から割引前価格18bを消去できる。
次に、合成部36は、ARマーカ18aの位置及び方向を計算する(S202)。図12(a)に示すように、カメラ16eに内蔵される撮像素子の位置を原点とし、撮像素子の正面方向をZ方向、撮像素子の上方向をY方向、撮像素子の右方向をX方向とする、視点座標系を設定し、該座標系におけるARマーカ18aの位置を計算する。ARマーカ18aは、カメラ16eからの距離が離れるほど、フレーム画像に小さな面積で表される。また、ARマーカ18aは、カメラ16eの正面方向から外れるほど、フレーム画像の中心から離れた位置に表される。また、ARマーカ18aは、カメラ16eの正面方向に対して斜めに配置されるほど、フレーム画像において大きく変形して表される。そこで、合成部36は、フレーム画像におけるARマーカ18aの四隅の位置に基づき、ARマーカ18aの上記座標系における位置及び方向(法線方向)を算出する。
次に、合成部36は、ARマーカ18aの位置及び方向に基づき、割引後価格18cを構成する各数字の画像を配置する位置及び方向を算出する(S203)。具体的には、上述のように、値札18においてARマーカ18aに対する割引前価格18bの各数字の相対的位置は予め決まっているので、それら数字の上記座標系における位置及び方向を算出することができる。
その後、図12(b)に示すように、上記座標系の空間におけるS203で算出された位置に、割引後価格18cの各数字を示す画像がテクスチャとしてマッピングされたオブジェクトを配置する。それらオブジェクトはS203で算出された方向に配置される。そして、それらオブジェクトをカメラ16eの撮像素子面に投影した画像を生成する(S204)。この処理は公知の3次元グラフィックス技術により実現できる。そして、S204で生成される画像を、カメラ16eで取得されるフレーム画像に合成する(S205)。これにより、図5に示されるように、割引前価格18bに代えて割引後価格18cが表されたフレーム画像を生成することができる。
なお、割引前価格18bの表記及び割引後価格18cの表記は一部が共通することが多い。例えば、図4及び図5に示される例では、割引前価格18bの表記である「¥3,980」と割引後価格18cの表記である「¥2,480」とでは、下二桁が共通する。また、上二桁が相違する。そこで、以下の変形処理を採用してもよい。すなわち、割引情報取得部34は、商品ID取得部30により取得される商品IDに関連づけられた割引前価格及び割引後価格をクーポンテーブルから読み出し、合成部36は、それらの表記の差を判断する。そして、S201の処理では、差に係る領域に表された数字、すなわち割引前価格18bの上二桁の数字のみを消去する。また、S203及びS204の処理では、差に係る領域のみ、位置及び方向を計算し、割引後価格18cの数字を配置する。こうすれば、合成箇所の少ない、より自然な見栄えの画像を顧客14に提示することができる。
以上のようにして、本実施形態に係る商品購入支援システムによれば、顧客14は商品購入支援装置16のディスプレイ16dを通じて値札18を見るだけで、自分がどの商品をどの値段で購入できるのかを直ちに知ることができ、顧客14の購買欲を刺激することができる。また、商品購入支援装置16を利用しない顧客や、クーポンを保有しない顧客には、割引前価格18bのみが認識されることになり、顧客によって異なる価格で商品20を販売することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されない。例えば商品購入支援装置16の全部又は一部の機能はサーバ21に設けられてもよい。その場合、サーバ21単体、或いはサーバ21及び商品購入支援装置16の組み合わせが、本発明に係る商品又はサービスの購入支援装置に対応する。例えば、図8の機能ブロック図において、クーポンテーブル記憶部32及び割引情報取得部34はサーバ21に設けられてもよい。
また、カメラ16eで取得されるフレーム画像には、割引後価格18c以外も合成されてよい。例えば図13に示すように、値札18の周囲に値引き額を示す仮想オブジェクト26を配置し、その画像を表示してもよい。
また、カメラ16eで取得されるフレーム画像における割引前価格18bの領域には、割引前価格18bが割引後価格18cに変わる様子を示すアニメーションを合成してもよい。例えば、図14に示すように、値札18の手前(カメラ16e側)に複数の数字が表されたドラム状の回転する仮想オブジェクトを配置し、その画像28を表示してもよい。こうすれば、割引前価格18bが割引後価格18に変わったことを顧客14に印象付けることができる。
また、本発明は商品20を販売する実店舗10のみならず、サービスを販売する実店舗にも適用できる。例えば飲食サービスの実店舗では、図15に示すように、ARマーカ40a及び割引前価格40bが表されたメニューを顧客に配布する。そして、顧客が本発明を適用した商品購入支援装置を通じて該メニューを見ると、割引前価格40bが割引後価格(不図示)に変更されるようにしてよい。
また、クーポンテーブルに含まれる割引後価格はサーバ21において動的に決定してもよい。例えばサーバ21では、レジ装置22から送信されるデータに基づき、どの顧客14がどの商品を購入したかを判断する。また、購入支援装置16は、割引後価格18cを値札18の画像に合成した場合に、割引後価格18cを表示した旨、及び商品IDをサーバ21に通知する。そして、サーバ21では、割引後価格18cを表示した顧客14の数、及びそのうち実際に商品20を購入した数の割合に基づき、クーポンテーブルに含まれる割引後価格を上下してよい。
さらに、以上の説明ではARマーカ18a,40aに基づき、商品IDを取得し、且つ割引前価格18b,40bの位置を判定するようにしたが、商品IDを示す商品識別標識と、割引前価格18b,40bの位置を判断する際の基準となる位置基準標識と、を別々に媒体に表してもよい。また、複数の位置基準標識を媒体に表してもよい。
10 実店舗、12 陳列台、14 顧客、16 商品購入支援装置、18 値札(媒体)、18a ARマーカ(標識)、18b 割引前価格、18c 割引後価格、20 商品、21 サーバ、22 レジ装置、30 商品ID取得部、32 クーポン記憶部32、34 割引情報取得部、36 合成部、38 表示部。

Claims (8)

  1. 商品又はサービスに関連づけて顧客に提示される、該商品又はサービスの識別情報を示す標識が表された媒体の画像を取得するとともに、取得される前記媒体の画像に表された前記標識から前記識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記商品又はサービスの前記識別情報に関連づけて、前記商品又はサービスに適用可能な割引情報を記憶する記憶手段から、前記識別情報取得手段により取得される前記識別情報に関連づけられた前記割引情報を取得する割引情報取得手段と、
    前記割引情報取得手段により取得される前記割引情報に基づく表示情報を前記媒体の画像に合成する合成手段と、
    を含む商品又はサービスの購入支援装置。
  2. 請求項1に記載の商品又はサービスの購入支援装置において、
    前記合成手段は、前記標識に対応する位置に前記表示情報を、前記媒体の画像に合成する、商品又はサービスの購入支援装置。
  3. 請求項2に記載の商品又はサービスの購入支援装置において、
    前記媒体には、前記標識とともに前記商品又はサービスの割引前価格が表され、
    前記表示情報は、前記割引情報に基づく割引後価格を示す情報であり、
    前記合成手段は、前記媒体の画像における前記割引前価格が表された領域に前記割引後価格を示す情報を合成する、商品又はサービスの購入支援装置。
  4. 請求項3に記載の商品又はサービスの購入支援装置において、
    前記合成手段は、前記割引前価格が表された前記領域に、前記割引前価格が前記割引後価格に変わる様子を示すアニメーションを合成する、
    商品又はサービスの購入支援装置。
  5. 請求項3又は4に記載の商品又はサービスの購入支援装置において、
    前記合成手段は、
    前記媒体の画像に表された前記割引前価格の表記と前記割引後価格の表記との差を判断する表記差判定手段を含み、
    前記割引前価格の表記うち前記差に係る部分に対し、選択的に、前記割引後価格を示す情報を合成する、商品又はサービスの購入支援装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の商品又はサービスの購入支援装置において、
    前記割引情報は、前記割引情報を適用した前記商品又はサービスの購入実績に応じて決定される、商品又はサービスの購入支援装置。
  7. 商品又はサービスに関連づけて顧客に提示される、該商品又はサービスの識別情報を示す標識が表された媒体の画像を取得するとともに、取得される前記媒体の画像に表された前記標識から前記識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記商品又はサービスの前記識別情報に関連づけて、前記商品又はサービスに適用可能な割引情報を記憶する記憶手段から、前記識別情報取得ステップにより取得される前記識別情報に関連づけられた前記割引情報を取得する割引情報取得ステップと、
    前記割引情報取得ステップにより取得される前記割引情報に基づく表示情報を前記媒体の画像に合成する合成ステップと、
    を含む商品又はサービスの購入支援方法。
  8. 商品又はサービスに関連づけて顧客に提示される、該商品又はサービスの識別情報を示す標識が表された媒体の画像を取得するとともに、取得される前記媒体の画像に表された前記標識から前記識別情報を取得する識別情報取得手段、
    前記商品又はサービスの前記識別情報に関連づけて、前記商品又はサービスに適用可能な割引情報を記憶する記憶手段から、前記識別情報取得手段により取得される前記識別情報に関連づけられた前記割引情報を取得する割引情報取得手段、及び
    前記割引情報取得手段により取得される前記割引情報に基づく表示情報を前記媒体の画像に合成する合成手段
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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