JP2014198517A - 制御仕様変更システム、制御仕様データサーバ及び仕様可変車両 - Google Patents

制御仕様変更システム、制御仕様データサーバ及び仕様可変車両 Download PDF

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Abstract

【課題】 車両の制御仕様を車両の使用状況に適合させて容易に変更できる制御仕様変更システム等を提供する。
【解決手段】 制御仕様変更システム1は、相互に通信可能に構成された対象車両20とサーバ3とを備える。対象車両20は、メモリ221に記憶されている制御仕様データを用いて対象車両20を制御する制御部222と、取得した車両情報データをサーバ3に送信する取得部223と、サーバ3から受信した仕様変更用データに基づいて、メモリ221に記憶された制御仕様データを変更する変更部224とを備える。サーバ3は、対象車両20から車両情報データを受信したときに、対象車両20の制御仕様を該受信した車両情報データに適合した制御仕様に変更するための仕様変更用データを決定し、該決定された仕様変更用データを対象車両20に送信する決定部322を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両の制御仕様を変更する制御仕様変更システム、制御仕様データサーバ及び仕様可変車両に関する。
従来、車両の制御パラメータ(車両の駆動系、懸架系及び操舵系の特性等を表すパラメータ)を、車両のユーザーがゲイン変更器を操作して変更することにより、車両の制御仕様をユーザーの好みに応じて変更できるようにした制御仕様変更システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−328981号公報
特許文献1に記載された制御仕様変更システムでは、ユーザーがゲイン変更器を操作して車両の制御仕様を変更しなければならず、車両の制御仕様の変更に手間がかかってしまう。また、ユーザーが自身の好みによって制御仕様を変更するものであるので、変更された制御仕様が車両の状況に適合した制御仕様になるとは限らない。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、車両の制御仕様を車両の使用状況に適合させて容易に変更できる制御仕様変更システム等を提供することを目的とする。
本発明の制御仕様変更システムは、相互に通信可能に構成された仕様可変車両と制御仕様データサーバとを備える制御仕様変更システムであって、前記仕様可変車両は、前記制御仕様データサーバとの間で通信を行うように構成された第1通信部と、当該仕様可変車両の制御仕様を規定する制御仕様データを記憶するように構成された第1記憶部と、前記第1記憶部に記憶されている制御仕様データを用いて当該仕様可変車両を制御するように構成された制御部と、当該仕様可変車両に関する情報を示す車両情報データを取得して、該取得した車両情報データを前記第1通信部を介して前記制御仕様データサーバに送信するように構成された取得部と、制御仕様データを変更するためのデータである仕様変更用データを、前記第1通信部を介して前記制御仕様データサーバから受信して、該受信した仕様変更用データに基づいて、前記第1記憶部に記憶された制御仕様データを変更するように構成された変更部とを備え、前記制御仕様データサーバは、前記仕様可変車両との間で通信を行うように構成された第2通信部と、前記仕様可変車両から前記第2通信部を介して前記車両情報データを受信したときに、前記仕様可変車両の制御仕様を該受信した車両情報データに適合した制御仕様に変更するための前記仕様変更用データを決定し、該決定された仕様変更用データを前記第2通信部を介して前記仕様可変車両に送信するように構成された決定部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、仕様可変車両に備えられた取得部は、車両情報データを制御仕様データサーバに送信する。そして、制御仕様データサーバに備えられた決定部は、車両情報データを受信したときに、仕様可変車両の制御仕様を該受信した車両情報データに適合する制御仕様にするための仕様変更用データを仕様可変車両に送信する。そして、仕様可変車両に備えられた変更部は、仕様変更用データを受信したときに、該受信した仕様変更用データに基づいて、第1記憶部に記憶された制御仕様データを変更する。これにより、制御部は、該変更された制御仕様データを用いて仕様可変車両を制御することができる。
このように、本発明においては、仕様可変車両の制御仕様が、ユーザーの操作を介することなく車両情報データに適合した制御仕様に変更される。従って、仕様可変車両の制御仕様を当該仕様可変車両の使用状況に適合させて容易に変更できる。
本発明において、前記第2通信部は、前記第1通信部と前記取得部とを少なくとも備える複数の情報提供車両との間で通信を行うように構成され、前記制御仕様データサーバは、前記複数の情報提供車両から前記第2通信部を介して受信した複数の前記車両情報データを記憶するように構成された第2記憶部を備え、前記決定部は、前記仕様可変車両から前記第2通信部を介して前記車両情報データを受信したときに、前記第2記憶部に記憶された前記複数の車両情報データのうち、前記仕様可変車両の車両情報データが満たしている所定の条件と同じ条件を満たしている車両情報データに基づいて、前記仕様変更用データを決定することが好ましい。
この構成によれば、仕様可変車両が満たしている所定の条件と同じ条件を満たしている他の車両(情報提供車両)の車両情報データに基づいて、仕様可変車両の制御仕様が変更される。このように、仕様可変車両の制御仕様を仕様可変車両の車両情報データのみに基づいて変更する場合よりも多くの使用状況を考慮することができる。従って、仕様可変車両の制御仕様を、仕様可変車両の置かれた状況により適合した制御仕様に変更することができる。
次に、本発明の制御仕様データサーバは、制御仕様を規定する制御仕様データを用いて制御する仕様可変車両との間で通信を行うように構成された第2通信部と、前記仕様可変車両に関する情報を示す車両情報データを、前記第2通信部を介して前記仕様可変車両から受信したときに、前記仕様可変車両の制御仕様を該受信した車両情報データに適合した制御仕様に変更するためのデータである仕様変更用データを決定し、該決定された仕様変更用データを前記第2通信部を介して前記仕様可変車両に送信するように構成された決定部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、制御仕様データサーバに備えられた決定部は、車両情報データを受信したときに、仕様可変車両の制御仕様を該受信した車両情報データに適合する制御仕様とするための仕様変更用データを決定して仕様可変車両に送信する。そして、仕様可変車両は、該送信された仕様変更用データを受信して制御仕様データを変更することができる。
そのため、ユーザーの操作を介さない場合であっても、仕様可変車両の制御仕様を車両情報データに適合する制御仕様とすることができる。従って、仕様可変車両の制御仕様を仕様可変車両の使用状況に適合させて容易に変更できる。
本発明において、前記第2通信部は、前記車両情報データを当該制御仕様データサーバに送信するように構成された複数の情報提供車両との間で通信を行うように構成され、前記制御仕様データサーバは、前記複数の情報提供車両から前記第2通信部を介して受信した複数の前記車両情報データを記憶するように構成された第2記憶部を備え、前記決定部は、前記仕様可変車両から前記第2通信部を介して前記車両情報データを受信したときに、前記第2記憶部に記憶された前記複数の車両情報データのうち、前記仕様可変車両の車両情報データが満たしている所定の条件と同じ条件を満たしている車両情報データに基づいて、前記仕様変更用データを決定することが好ましい。
この構成によれば、制御仕様データサーバは、仕様可変車両が満たしている所定の条件と同じ条件を満たしている他の車両(情報提供車両)の車両情報データに基づいて、仕様可変車両の制御仕様を決定する。このように、仕様可変車両の制御仕様を仕様可変車両の車両情報データのみに基づいて変更する場合よりも多くの使用状況を考慮することができる。従って、仕様可変車両の制御仕様を、仕様可変車両の置かれた状況により適合した制御仕様に変更することができる。
次に、本発明の仕様可変車両は、制御仕様を規定する制御仕様データを制御仕様データサーバから受信する仕様可変車両であって、前記制御仕様データサーバとの間で通信を行うように構成された第1通信部と、当該仕様可変車両の制御仕様を規定する制御仕様データを記憶するように構成された第1記憶部と、前記第1記憶部に記憶されている制御仕様データを用いて当該仕様可変車両を制御するように構成された制御部と、当該仕様可変車両に関する情報を示す車両情報データを取得して、該取得した車両情報データを前記第1通信部を介して前記制御仕様データサーバに送信するように構成された取得部と、当該仕様可変車両の制御仕様が前記送信した車両情報データに適合した制御仕様となるように変更するための仕様変更用データを、前記第1通信部を介して前記制御仕様データサーバから受信したときに、該受信した仕様変更用データに基づいて、前記第1記憶部に記憶された制御仕様データを変更するように構成された変更部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、仕様可変車両に備えられた取得部は、車両情報データを制御仕様データサーバに送信する。これにより、仕様可変車両の制御仕様が該送信した車両情報データに適合した制御仕様となるように変更するための仕様変更用データが、制御仕様データサーバから送信される。そして、仕様可変車両に備えられた変更部は、該送信された仕様変更用データに基づいて、第1記憶部に記憶された制御仕様データを変更する。これにより、制御部は、該変更された制御仕様データを用いて仕様可変車両を制御することができる。
このように、仕様可変車両の制御仕様が、ユーザーの操作を介することなく車両情報データに適合した制御仕様に変更される。従って、仕様可変車両の制御仕様を当該仕様可変車両の使用状況に適合させて容易に変更できる。
本発明の実施形態の制御仕様変更システムの機能ブロック図。 本実施形態の車両制御装置及びサーバ制御装置によって実行される制御仕様を変更する処理の手順を示すフローチャート。 図2のステップST303の処理の詳細な手順を示すフローチャート。 図3のステップST311の処理の詳細な手順を示すフローチャート。
本発明の実施形態の車両の制御仕様変更システム1について図1を参照して説明する。
制御仕様変更システム1は、大まかに、複数の車両20,C1〜CN(但し、Nは自然数。また、これらの車両は、本発明の仕様可変車両及び情報提供車両に相当する)と、サーバ3(本発明の制御仕様データサーバに相当する)とに分けられる。車両20,C1〜CNとサーバ3とは、相互に通信可能に構成されている。
以下、説明の便宜上、車両20,C1〜CNのうち、説明の主体となる車両20を対象車両20といい、対象車両20以外の車両C1〜CNを他車両C1〜CNという。各車両20,C1〜CNの構成は同一であるため、ここでは、代表して対象車両20の構成について説明する。
対象車両20は、その制御仕様を変更可能に構成された車両(仕様可変車両)である。
詳細には、対象車両20は、サーバ3(詳細には、サーバ3が備える第2通信部31(後述))との間で無線通信を行う第1通信部21と、車両制御装置22とを備える。
また、対象車両20は、車両情報データ(車両に関する情報を示すデータ)を検知する検知機器として、GPS(Global Positioning System)受信機261、温度センサ262、ジャイロセンサ263、車速センサ264、及びアクセルペダルセンサ265を備えている。
GPS受信機261は、位置情報(緯度及び経度)及び日時情報を含むGPS情報を受信する。温度センサ262は、対象車両20の外部周辺の気温(外気温)を検知する。ジャイロセンサ263は、対象車両20の水平線に対する傾斜角を検知する。車速センサ264は、対象車両20の走行速度(車速)を検知する。アクセルペダルセンサ265は、アクセルペダルの操作量(アクセルペダル操作量)を検知する。
更に、対象車両20は、充電池23と、電動機24と、エンジン25とを備え、電動機24及びエンジン25を駆動源とするハイブリッド車両である。
充電池23は、電動機24に駆動電力を出力すると共に、電動機24からの回生電力により充電される。
電動機24は、充電池23から出力された電力に応じた駆動力によって駆動輪(図示省略)を駆動する。また、電動機24は、当該電動機24を備える車両が制動されるときに、当該車両の運動エネルギーを電気エネルギーに変換して回生電力を得る発電機として機能する。
エンジン25は、内燃機関として構成され、当該エンジン25が出力した駆動力によって前記駆動輪(図示省略)を駆動する。
車両制御装置22は、CPU,ROM,RAM,I/O回路等により構成された電子回路ユニットである。車両制御装置22は、ROM及びRAM等からなるメモリ221(本発明の第1記憶部に相当する)に、当該車両自身の制御仕様を規定する制御仕様データが記憶される。ここで、制御仕様データとは、所定の制御用プログラムと、参照値、マップ及びテーブル等の制御用データの少なくともいずれかとからなるデータである。
また、車両制御装置22は、メモリ221に記憶された制御仕様データの一部である制御用プログラムをCPUで実行することにより、取得部223又は変更部224として機能すると共に、当該車両制御装置22を備える車両の制御仕様に従った制御を行う(制御部222として機能する)。
サーバ3は、複数の車両20,C1〜CN(詳細には、各車両20,C1〜CNが備える第1通信部21)との間で無線通信を行う無線通信機からなる第2通信部31と、当該サーバ3の作動を制御するサーバ制御装置32とを備える。
サーバ制御装置32は、CPU,ROM,RAM,I/O回路等を有するコンピュータである。サーバ制御装置32は、ROM及びRAM等からなるストレージ321(本発明の第2記憶部に相当する)に、複数の車両情報データを記憶する。また、サーバ制御装置32は、ROM及びRAM等に記憶された制御用プログラムをCPUで実行することにより、決定部322として機能する。
次に、図2〜図4を参照して、対象車両20の車両制御装置22及びサーバ3のサーバ制御装置32の処理により、対象車両20の制御仕様を変更する手順について説明する。
図2の右側のフローで示された車両制御装置22の処理は、所定の周期毎(例えば、1分毎)に実行される。図2の左側のフローで示されたサーバ制御装置32の処理は、車両20,C1〜CNから車両情報データが送信されたときに実行される。
車両制御装置22は、まず最初のステップST201で、車両情報データを送信するべきか否かを判定する。車両制御装置22は、例えば、前回の車両情報データのサーバ3への送信時から所定の時間(例えば、5分等)が経過している場合に、車両情報データを送信するべきと判定する。
なお、ステップST201における判定は、この条件による判定に限らず、他の条件によって判定してもよい。例えば、後述する車両の状況を分類する処理(図4参照)と同等の処理を、車両制御装置22が実行し、この処理により分類された対象車両20の状況が変化したことを条件として、車両情報データを送信するべきと判定するようにしてもよい。また、複数の条件を設定し、いずれかの条件を満たしたときに送信するべきと判定してもよいし、複数の条件の全てを満たしたときに送信するべきと判定してもよい。
車両制御装置22は、ステップST201で車両情報データを送信するべきではないと判定された場合には、図2の右側のフローを終了する。
車両制御装置22は、ステップST201で車両情報データを送信するべきと判定された場合にはステップST202に進み、各検知機器261〜265の出力等に基づいたデータを車両情報データとして取得する。
詳細には、車両制御装置22は、GPS受信機261が受信したGPSデータの中にある位置情報及び日時情報と、温度センサ262が検知した外気温と、ジャイロセンサ263が検知した傾斜角と、車速センサ264が検知した車速と、アクセルペダルセンサ265が検知したアクセルペダル操作量と、充電池23の充電状態(SOC:State Of Charge)と、燃料消費推定量(アクセルペダル操作量の推移及び車速の推移等から推定されるエンジン25が消費した燃料の量の推定値)と、これらの所定時間における推移とを車両情報データとして取得する。
また、車両情報データには、上記のデータに加え、車両情報データを送信する時点での対象車両20の制御仕様を表す情報が含まれる。
車両制御装置22は、ステップST202の処理が終了するとステップST203に進み、ステップST202で取得した車両情報データを第1通信部21を介してサーバ3へ送信する。このとき、車両20,C1〜CNのうちいずれの車両から送信されたのかを識別可能にするために、対象車両20に固有な識別情報が車両情報データに付与される。このため、サーバ3は、該識別情報によって、車両情報データを送信した車両を識別できる。
ここで、ステップST202及びST203が、取得部223の処理に相当する。
車両制御装置22は、ステップST203の処理が終了すると、サーバ3からの応答を待ってから後述するステップST204以降の処理を実行する。
サーバ制御装置32は、車両20,C1〜CNのいずれか(以降、説明の便宜上、対象車両20から車両情報データを受信した場合について説明する)から車両情報データが送信されたときに、図2の左側のフローで示された処理を実行する。
サーバ制御装置32は、まず最初のステップST301で、車両情報データを第2通信部31を介して受信する。なお、サーバ制御装置32は、ステップST301の処理が正常に終了しなかった場合には、再度車両情報データを送信するように対象車両20に対して要求する。これにより、サーバ制御装置32は、車両情報データを確実に受信することができる。
サーバ制御装置32は、ステップST301の処理が終了するとステップST302に進み、ステップST301で取得した車両情報データをストレージ321に記憶する。
サーバ制御装置32は、ステップST302の処理が終了するとステップST303に進み、該受信した車両情報データに適合した制御仕様を決定する。
ここで、図3を参照して、図2のステップST303の処理の詳細について説明する。
サーバ制御装置32は、最初のステップST311で、車両情報データから車両の状況を図4に示されるフローに従って分類する。
ここで、図4を参照して、図3のステップST311の処理の詳細について説明する。サーバ制御装置32は、図4のフローを実行することにより、車両情報データの各データに基づいて車両の状況を6つの状況(高外気温状況、低外気温状況、高勾配状況、渋滞状況、郊外状況、標準状況)に分類する。
サーバ制御装置32は、対象車両20が高外気温地域で使用されている場合(車両情報データのうち外気温が所定の高外気温判定温度より高い場合)には、対象車両20の状況が、対象車両20が高外気温地域にいる高外気温状況であると判断する(ステップST321でYES及びステップST322)。
サーバ制御装置32は、対象車両20が低外気温地域で使用されている場合(外気温が所定の低外気温判定温度より低い場合)には、対象車両20の状況が、対象車両20が低外気温地域にいる低外気温状況であると判断する(ステップST323でYES及びステップST324)。
サーバ制御装置32は、対象車両20が高勾配地域で使用されている場合(車両情報データのうち傾斜角の絶対値が所定の高勾配判定角度より大きい場合)には、対象車両20の状況が、対象車両20が高勾配地域にいる高勾配状況であると判断する(ステップST325でYES及びステップST326)。
サーバ制御装置32は、対象車両20が渋滞地域で使用されている場合に、対象車両20の状況が、対象車両20が渋滞地域にいる渋滞状況であると判断する(ステップST327でYES及びステップST328)。対象車両20が渋滞地域で使用されているか否かは、車両情報データのうち車速の推移及び車両情報データのうちアクセルペダル操作量の推移に基づいて判断される。例えば、車速の推移及びアクセルペダル操作量の推移から、対象車両20が、渋滞による停車と発進とを交互に繰り返していると推定される場合に、サーバ制御装置32は対象車両20の状況が渋滞状況であると判断している。
より詳細には、「車速が、予め定められた短い時間内で、所定の値よりも低い状態と、0(車両が停車している状態)の状態とが繰り返されている場合」又は「予め定められた短い時間内で、トルクが要求されていない状態(アクセルペダル操作量が0の状態)とトルクが要求されている状態(アクセルペダル操作量が0ではない状態)とが繰り返されている場合」には、サーバ制御装置32は対象車両20の状況が渋滞状況であると判断している。
サーバ制御装置32は、対象車両20が郊外地域で使用されている場合に、対象車両20の状況が、対象車両20が郊外地域にいる郊外状況であると判断する(ステップST329でYES及びステップST330)。対象車両20が郊外地域で使用されているか否かは、車両情報データのうち車速の推移及び車両情報データのうちアクセルペダル操作量の推移に基づいて(例えば、車速が一定(又はほぼ一定)に維持されている時間が所定の値以上であるか、又はアクセルペダル操作量が一定(又はほぼ一定)に維持されている時間が所定の値以上であるか等)、判断される。
上記ステップST321,ST323,ST325,ST327,ST329における判断条件は、各車両の状況を精度よく分類できるように、予め実験等によって決定される。
サーバ制御装置32は、対象車両20の状況が上記の5つの状況(高外気温状況、低外気温状況、高勾配状況、渋滞状況及び郊外状況)のいずれにも当て嵌らない場合には、対象車両20の状況が標準状況であると判断する(ステップST331)。
なお、対象車両20の状況を分類する条件は、上記のものに限らない。例えば、サーバ制御装置32は、GPSが受信した位置情報及び日時情報と、その他の情報とに基づいて対象車両20の状況を分類してもよい。
例えば、その他の情報が天気予報による予想気温の場合には、サーバ制御装置32は、「位置情報に応じた地域」の「日時情報に応じた時間」に対する天気予報の予想気温を実際の外気温と仮定することができる。また、その他の情報が、各地域の過去の外気温の統計情報の場合には、サーバ制御装置32は、「位置情報に応じた地域」の「日時情報に応じた時間」に対する統計情報の外気温から推定された外気温を実際の外気温と仮定することができる。
そして、サーバ制御装置32は、このように仮定された外気温が、前述した所定の高外気温判定温度より高い場合に、対象車両20の状況が対象車両20が高外気温地域にいる高外気温状況であると判断し、前述した所定の低外気温判定温度より低い場合に、対象車両20の状況が、対象車両20が低外気温地域にいる低外気温状況であると判断する。
また、例えば、その他の情報が、サーバ3が参照可能な地図データ等に設定された傾斜角の場合には、サーバ制御装置32は、「位置情報に応じた地域」に対する該地図データ等に設定された値から推定されて得られる傾斜角を実際の傾斜角と仮定して、前述した所定の高勾配判定角度より大きい場合には、対象車両20の状況が、対象車両20が高勾配地域にいる高勾配状況であると判断することができる。
また、例えば、その他の情報が渋滞情報の場合には、サーバ制御装置32は、「位置情報に応じた地域」に対する渋滞情報に応じて、渋滞状況か否かを判断することができる。
また、例えば、その他の情報が、サーバ3が参照可能な地図データ等の場合には、サーバ制御装置32は、「位置情報に応じた地域」に対する該地図データ等に応じて郊外状況か否かを判断することができる。
なお、車両の状況の分類は、図4に示された6つの状況に限らず、他の状況(例えば、高速道路を走行中の状況)を採用してもよいし、これらの状況全てではなくいくつかの状況に限定して分類してもよい。
以上が、図4に示された状況を分類する処理の詳細である。ここで、図3の説明に戻る。
サーバ制御装置32は、ステップST311の処理が終了すると(図4のフローが終了すると)、ステップST312に進み、ストレージ321に記憶された複数の車両情報データのうち、同一の状況にある車両情報データを取得する。
詳細には、サーバ制御装置32は、まず、ストレージ321に記憶された各車両情報データに対して、図4のフローと同じように当該車両情報データが取得されたときの車両の状況を分類する。そして、サーバ制御装置32は、ストレージ321に記憶された各車両情報データのうち、ステップST311で分類された対象車両20の状況と同一の状況に分類された1又は複数の車両情報データ(以下、このような車両情報データを「同一状況車両情報データ」という)を取得する。
ここで、ステップST312で取得された同一状況車両情報データが、本発明の、「第2記憶部に記憶された前記複数の車両情報データのうち、前記仕様可変車両の車両情報データが満たしている所定の条件と同じ条件を満たしている車両情報データ」に相当する。また、本発明の「所定の条件」とは、図4のように車両の状況を判断するための判断条件である(上記ステップST321,ST323,ST325,ST327,ST329)。
サーバ制御装置32は、ステップST312の処理が終了するとステップST313に進み、ステップST312で取得された同一状況車両情報データに基づいて、対象車両20の状況に適合した制御仕様を決定する。
例えば、サーバ制御装置32は、各同一状況車両情報データにおいて、燃料消費推定量及びその推移より、燃費効率がよい同一状況車両情報データに含まれる制御仕様を表す情報に基づいて、対象車両20の制御仕様を決定する。
詳細には、サーバ制御装置32は、該当する同一状況車両情報データが複数ある場合には、各同一状況車両情報データのうち、最も燃費効率がよい同一状況車両情報データに含まれる制御仕様を表す情報によって得られる制御仕様と同一の制御仕様となるように、対象車両20の制御仕様を決定する。
対象車両20の制御仕様が、このように決定された制御仕様になることで、対象車両20の燃費効率がよくなることが期待される。
このように、サーバ制御装置32が、対象車両20の状況と同一の状況のときの1又は複数の車両情報データに基づいて対象車両20の制御仕様を決定するので、対象車両20の車両情報データのみに基づいて対象車両20の制御仕様を決定する場合に比べて、より多くの状況が考慮されるので、対象車両20の状況に、より適合した制御仕様に決定できる。
また、例えば、走行時に得られたデータに基づいて学習するような車両の場合、データの収集のために、ある程度の時間又は距離を走行した後でないと、最適な制御仕様を得るのが難しい。
それに対して、本実施形態の制御仕様変更システム1においては、上記の説明のように、サーバ制御装置32が、既にストレージ321に記憶された、対象車両20の状況と同一の状況にある他車両CNの車両情報データに含まれる制御仕様のうち、対象車両20にとって適切な(例えば、燃費効率がよい)状態の制御仕様に基づいて、対象車両20の制御仕様を決定する。このため、本実施形態においては、走行時間又は走行距離が少ない場合又は0の場合であっても、対象車両20の状況に適合した制御仕様に変更できる。
なお、サーバ制御装置32は、燃費効率がよくなるような制御仕様に変更するだけではなく、様々な目的を持つ制御仕様に変更してもよい。例えば、サーバ制御装置32は、充電池23の耐久性が向上するような制御仕様、又はドライバビリティがよくなるような制御仕様に変更してもよい。
ここで、上記6つの状況に応じて、具体的に、サーバ制御装置32がどのように制御仕様を決定するのかについて説明する。
ここでは、サーバ制御装置32は、「充電池23のSOCの目標値(目標SOC)」又は「車両に対するアクセルペダル開度(もしくは要求出力)及び車速に応じた電動機24の出力トルクを規定したモータトルクマップ」等を、各状況(高外気温状況、低外気温状況、高勾配状況、渋滞状況、郊外状況及び標準状況)に適合するように変更する場合を例に説明する。
本例では、サーバ制御装置32は、標準状況においては燃費効率が最もよくなるような(又は充電池23の耐久性が向上するような)目標SOC又はモータトルクマップを用いるように制御仕様を変更する。サーバ制御装置32は、高外気温状況においては空調装置(図示省略)が多用されることが予測されるため、これを考慮したモータトルクマップに変更するか又は電動機24の駆動力のみの走行からエンジン25を始動する条件を変更するように制御仕様を変更する。
また、サーバ制御装置32は、低外気温状況においては充電池23の出力効率が低下するため、これを考慮したモータトルクマップを用いるように制御仕様を変更する。サーバ制御装置32は、高勾配状況で且つ下り坂の状況においては下り坂で回生電力を多く得ることが期待できるので、通常より小さな目標SOCを用いるように制御仕様を変更する。
サーバ制御装置32は、渋滞状況においては停車と発進とが短時間で繰り返されることが予測されるので、これを考慮したモータトルクマップ及び目標SOCを用いるように制御仕様を変更する。郊外状況においては停車及び発進の頻度が低くなることが予測されるので、これを考慮したモータトルクマップ及び目標SOCを用いるように制御仕様を変更する。
なお、サーバ制御装置32が受信した車両情報データに適合した制御仕様を決定する処理は、上記のものに限られない。
サーバ制御装置32は、ステップST303の処理が終了するとステップST304に進み、ステップST303で決定された制御仕様に基づいて、仕様変更用データを決定する。ここで、仕様変更用データは、制御仕様データを変更するためのデータである。例えば、対象車両20の制御仕様をサーバ制御装置32が決定した新たな制御仕様とするために、現時点の対象車両20の制御仕様において特定の参照値を変更する場合には、仕様変更用データは、当該参照値を変更することを示す情報と新たな参照値とからなる。
なお、仕様変更用データは、後述するステップST205の処理において、対象車両20の車両制御装置22が、受信したデータをそのままメモリ221に書き込むように処理する場合には、制御仕様データそのものであってもよい。
サーバ制御装置32は、ステップST304の処理が終了するとステップST305に進み、ステップST301で受信した車両情報データに付与された識別情報に応じた車両(対象車両20)に対して、ステップST304で決定した仕様変更用データを送信する。サーバ制御装置32は、ステップST305の処理が終了すると、図2の左側のフローの処理を終了する。
ここで、ステップST303〜ST305が、決定部322の処理に相当する。
車両制御装置22は、サーバ3から仕様変更用データが送信されると、ステップST204の処理を実行する。車両制御装置22は、ステップST204で、サーバ3から第1通信部21を介して仕様変更用データを受信する。
なお、車両制御装置22は、ステップST204の処理が正常に終了しなかった場合には、再度仕様変更用データを送信するようにサーバ3に対して要求するか、又は車両情報データをサーバ3に再度送信する。これにより、車両制御装置22は、仕様変更用データを確実に受信することができる。
車両制御装置22は、ステップST204の処理が終了するとステップST205に進み、ステップST204で受信した仕様変更用データに基づいてメモリ221の内容を変更する。ここで、ステップST204及びST205が、変更部224の処理に相当する。
車両制御装置22は、ステップST205の処理が終了すると図2の右側のフローを終了する。
以上のように、対象車両20は、サーバ3から当該対象車両20の車両情報データに適合した仕様変更用データを受信して、メモリ221に記憶された制御仕様データを変更する。これにより、対象車両20の制御仕様が、対象車両20の状況に適合した制御仕様に変更される。従って、ユーザーの特別な操作を介することなく、対象車両20の制御仕様を当該対象車両20の使用状況に適合させて容易に変更できる。
なお、本実施形態では、他車両C1〜CNの各々が、制御仕様を変更可能に構成された仕様可変車両である場合を例に説明した。しかしながら、他車両C1〜CNの各々は、少なくとも第1通信部21と取得部223とを備える車両(本発明の情報提供車両に相当する)であればよい。
また、本実施形態では、車両20,C1〜CNの各々が、車両情報データを検知する検知機器として、GPS受信機261、温度センサ262、ジャイロセンサ263、車速センサ264、及びアクセルペダルセンサ265を備えているが、これら以外の検知機器を備えている構成であってもよいし、これらのうち少なくともいずれかを備えていない構成であってもよい。
また、本実施形態では、位置情報及び日時情報と、外気温と、傾斜角と、車速と、アクセルペダル操作量と、これらの所定時間における推移と充電池23のSOCと、現時点の対象車両20の制御仕様を識別する情報とを車両情報データとしているが、車両情報データには、これらデータ以外の情報が含まれていてもよいし、これらのうち少なくともいずれかが含まれていなくてもよい。
また、本実施形態では、各車両20,C1〜CNをハイブリッド車両として説明しているが、これに限らず、例えば、各車両20,C1〜CNは、駆動源としてエンジン25のみを備えるガソリン車両、及び駆動源として電動機24のみを備える電動車両等の様々な構成の車両であってもよい。また、本実施形態では、各車両20,C1〜CNを仕様可変車両として説明しているが、対象車両20は仕様可変車両であればよく、他車両C1〜CNは情報提供車両であれば仕様可変車両ではなくともよい。
また、本実施形態では、サーバ3が、仕様可変車両(対象車両20)と同一の状況の車両情報データに基づいて、仕様可変車両の制御仕様を決定しているが、これに限らず、仕様可変車両の車両情報データのみに基づいて仕様可変車両の制御仕様を決定してもよい。この場合であっても、サーバが、仕様可変車両の車両情報データに適合した制御仕様を決定できるように構成されていれば、仕様可変車両の制御仕様を仕様可変車両の使用状況に適合させて容易に変更できるという本発明の効果が得られる。
1…制御仕様変更システム、20…対象車両(仕様可変車両)、3…サーバ(制御仕様データサーバ)、C1〜CN…他車両(情報提供車両、仕様可変車両)、21…第1通信部、221…メモリ(記憶部)、222…制御部、223…取得部、224…変更部、31…第2通信部、321…ストレージ(第2記憶部)、322…決定部。

Claims (5)

  1. 相互に通信可能に構成された仕様可変車両と制御仕様データサーバとを備える制御仕様変更システムであって、
    前記仕様可変車両は、
    前記制御仕様データサーバとの間で通信を行うように構成された第1通信部と、
    当該仕様可変車両の制御仕様を規定する制御仕様データを記憶するように構成された第1記憶部と、
    前記第1記憶部に記憶されている制御仕様データを用いて当該仕様可変車両を制御するように構成された制御部と、
    当該仕様可変車両に関する情報を示す車両情報データを取得して、該取得した車両情報データを前記第1通信部を介して前記制御仕様データサーバに送信するように構成された取得部と、
    制御仕様データを変更するためのデータである仕様変更用データを、前記第1通信部を介して前記制御仕様データサーバから受信して、該受信した仕様変更用データに基づいて、前記第1記憶部に記憶された制御仕様データを変更するように構成された変更部とを備え、
    前記制御仕様データサーバは、
    前記仕様可変車両との間で通信を行うように構成された第2通信部と、
    前記仕様可変車両から前記第2通信部を介して前記車両情報データを受信したときに、前記仕様可変車両の制御仕様を該受信した車両情報データに適合した制御仕様に変更するための前記仕様変更用データを決定し、該決定された仕様変更用データを前記第2通信部を介して前記仕様可変車両に送信するように構成された決定部とを備えることを特徴とする制御仕様変更システム。
  2. 請求項1に記載の制御仕様変更システムにおいて、
    前記第2通信部は、前記第1通信部と前記取得部とを少なくとも備える複数の情報提供車両との間で通信を行うように構成され、
    前記制御仕様データサーバは、前記複数の情報提供車両から前記第2通信部を介して受信した複数の前記車両情報データを記憶するように構成された第2記憶部を備え、
    前記決定部は、前記仕様可変車両から前記第2通信部を介して前記車両情報データを受信したときに、前記第2記憶部に記憶された前記複数の車両情報データのうち、前記仕様可変車両の車両情報データが満たしている所定の条件と同じ条件を満たしている車両情報データに基づいて、前記仕様変更用データを決定することを特徴とする制御仕様変更システム。
  3. 制御仕様を規定する制御仕様データを用いて制御する仕様可変車両との間で通信を行うように構成された第2通信部と、
    前記仕様可変車両に関する情報を示す車両情報データを、前記第2通信部を介して前記仕様可変車両から受信したときに、前記仕様可変車両の制御仕様を該受信した車両情報データに適合した制御仕様に変更するためのデータである仕様変更用データを決定し、該決定された仕様変更用データを前記第2通信部を介して前記仕様可変車両に送信するように構成された決定部とを備えることを特徴とする制御仕様データサーバ。
  4. 請求項3に記載の制御仕様データサーバにおいて、
    前記第2通信部は、前記車両情報データを当該制御仕様データサーバに送信するように構成された複数の情報提供車両との間で通信を行うように構成され、
    前記制御仕様データサーバは、前記複数の情報提供車両から前記第2通信部を介して受信した複数の前記車両情報データを記憶するように構成された第2記憶部を備え、
    前記決定部は、前記仕様可変車両から前記第2通信部を介して前記車両情報データを受信したときに、前記第2記憶部に記憶された前記複数の車両情報データのうち、前記仕様可変車両の車両情報データが満たしている所定の条件と同じ条件を満たしている車両情報データに基づいて、前記仕様変更用データを決定することを特徴とする制御仕様データサーバ。
  5. 制御仕様を規定する制御仕様データを制御仕様データサーバから受信する仕様可変車両であって、
    前記制御仕様データサーバとの間で通信を行うように構成された第1通信部と、
    当該仕様可変車両の制御仕様を規定する制御仕様データを記憶するように構成された第1記憶部と、
    前記第1記憶部に記憶されている制御仕様データを用いて当該仕様可変車両を制御するように構成された制御部と、
    当該仕様可変車両に関する情報を示す車両情報データを取得して、該取得した車両情報データを前記第1通信部を介して前記制御仕様データサーバに送信するように構成された取得部と、
    当該仕様可変車両の制御仕様が前記送信した車両情報データに適合した制御仕様となるように変更するための仕様変更用データを、前記第1通信部を介して前記制御仕様データサーバから受信したときに、該受信した仕様変更用データに基づいて、前記第1記憶部に記憶された制御仕様データを変更するように構成された変更部とを備えることを特徴とする仕様可変車両。
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