JP2014191807A - 汎用通信方式磁気センサー及びこれを用いた磁気情報収集システム - Google Patents
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Abstract
【課題】多数の磁気センサーが検出した磁気情報を遠隔地に存在するサーバへリアルタイムで効率的に送信する。
【解決手段】磁気検出部は、監視領域内の測定ポイントにおける磁気情報を電気信号として検出する。磁気データ処理部は、磁気検出部が検出した電気信号に対してアナログ/デジタル変換を行い、磁気データを生成する。通信部は、磁気データ処理部が生成した磁気データ、予め設定された磁気センサー識別番号、現在日付及び現在日時をペイロード部分に含むデータフォーマットのLAN通信データを生成し、監視領域内に予め敷設されたLANを介して接続されている情報処理サーバへLAN通信データを出力する。
【選択図】図2
【解決手段】磁気検出部は、監視領域内の測定ポイントにおける磁気情報を電気信号として検出する。磁気データ処理部は、磁気検出部が検出した電気信号に対してアナログ/デジタル変換を行い、磁気データを生成する。通信部は、磁気データ処理部が生成した磁気データ、予め設定された磁気センサー識別番号、現在日付及び現在日時をペイロード部分に含むデータフォーマットのLAN通信データを生成し、監視領域内に予め敷設されたLANを介して接続されている情報処理サーバへLAN通信データを出力する。
【選択図】図2
Description
本発明は、汎用通信方式磁気センサー及びこれを用いた磁気情報収集システムに関する。
近年、広範な監視領域に分散配置された測定ポイントにおける磁気情報を収集し、その変化量に基づいて地域の環境の変化や移動物の状態の変化を把握することで、将来の予測(例えば、地震や津波の予測など)や移動物(例えば、船舶や航空機など)の磁気状態を制御するという磁気情報の使用方法が様々な用途において増加している。
磁気情報に基づいて予測や制御を行うためには、各計測ポイントの磁気情報を遠隔地に設置された情報処理サーバへ集約する必要がある。磁気センサーが取得する磁気情報は、磁気センサーが設置された測定ポイント周辺の3軸(X軸、Y軸、Z軸)方向の磁気の強さ(以下、「3軸磁気情報」という。)であり、これらの情報は伝送方式が簡素で電気的負荷の少ないシリアル通信方式で出力されることが多い。シリアル通信方式には2つの接続方式があり、第一の接続方式は、個々の磁気センサー毎に3軸磁気情報を出力する。また、第二の接続方式は、複数個の磁気センサーを連続して接続し、最後尾に接続されている磁気センサーから全磁気センサーにおいて取得した3軸磁気情報を一つのデータフォーマットに集約してから出力する。
しかしながら、第一の接続方式では、各磁気センサーが検出した3軸磁気情報を出力するための作業は極小で済むが、情報処理サーバには磁気センサーの数と同数のシリアル回線が集中してしまう。このため、情報処理サーバが大型化するとともに、情報処理サーバの処理の増大を招いてしまう。また、シリアル回線を使用するため磁気センサーを遠距離に設置するには適さない。
また、第二の接続方式では、各磁気センサーが検出した3軸磁気情報は一つに集約された後に一つのシリアル回線で情報処理サーバに送られる。このため、情報処理サーバの大型化と処理の増大を避けることはできるが、シリアル回線を使用するため磁気センサーを遠距離に設置する場合には適さない。また、多数の磁気センサーが検出した3軸磁気情報を一つのシリアル回線に集約するため、磁気センサーの設置数が増える毎に通信データが長大になり、通信によるデータの損失の可能性の増大や通信周期を長くしなければならない等の問題を生じる。
そこで、本発明は、上記従来技術の問題に鑑み、多数の磁気センサーがそれぞれ検出した磁気情報を遠隔地のサーバへリアルタイムで効率的に送信することを解決しようとする課題とする。
本発明の一実施形態に係る汎用通信方式磁気センサーは、監視領域内の測定ポイントにおける磁気情報を電気信号として検出する磁気検出部と、前記磁気検出部が検出した電気信号に対してアナログ/デジタル変換を行い、磁気データを生成する磁気データ処理部と、前記磁気データ処理部が生成した前記磁気データ、予め設定された磁気センサー識別番号、現在日付及び現在日時をペイロード部分に含むデータフォーマットのLAN通信データを生成し、前記監視領域内に予め敷設されたLANを介して接続されている情報処理サーバへ前記LAN通信データを出力する通信部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る磁気情報収集システムは、監視領域に予め敷設されたLANと、前記監視領域に分散配置されると共に、前記LANにそれぞれ接続された複数の汎用通信方式磁気センサーと、前記LANを介して前記汎用通信方式磁気センサーに接続された情報処理サーバと、からなり、前記複数の汎用通信方式磁気センサーは、配置された測定ポイントにおける磁気情報を電気信号として検出する磁気検出部と、前記磁気検出部が検出した電気信号に対してアナログ/デジタル変換を行い、磁気データを生成する磁気データ処理部と、前記磁気データ処理部が生成した前記磁気データ、予め設定された磁気センサー識別番号、現在日付及び現在日時をペイロード部分に含むデータフォーマットのLAN通信データを生成し、前記情報処理サーバへ前記LAN通信データを出力する通信部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る磁気情報収集システムは、船体内に予め敷設されたLANと、前記船体内に分散配置されると共に、前記LANにそれぞれ接続された複数の汎用通信方式磁気センサーと、前記LANを介して前記汎用通信方式磁気センサーに接続された情報処理サーバと、からなり、前記複数の汎用通信方式磁気センサーは、配置された測定ポイントにおける磁気情報を電気信号として検出する磁気検出部と、前記磁気検出部が検出した電気信号に対してアナログ/デジタル変換を行い、磁気データを生成する磁気データ処理部と、前記磁気データ処理部が生成した前記磁気データ、予め設定された磁気センサー識別番号、現在日付及び現在日時をペイロード部分に含むデータフォーマットのLAN通信データを生成し、前記情報処理サーバへ前記LAN通信データを出力する通信部と、
を備えることを特徴とする。
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、磁気センサーが検出した磁気情報を汎用通信のデータフォーマットにより、遠隔地の情報処理サーバへリアルタイムで効率的に送信することが可能になる。このため、多数の磁気センサーを広範な監視領域内に分散配置する場合でも、情報処理サーバの大型化や処理の増大を防ぎつつ、3軸磁気情報を高速に処理することが可能になる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る磁気情報収集システムの全体構成例を示す模式図である。同図に示されるように、磁気情報収集システムは、監視領域内にN(N>2)台の磁気センサー1が分散配置され、各磁気センサー1が監視領域内に予め敷設されているLAN(Local Area Network)2を介して1台の情報処理サーバ3に接続されることで構成されている。尚、本実施形態におけるLAN2には、地理的に離れた各拠点のLAN同士を既存のLANインタフェースで接続し、拠点間があたかも1つのLANとして扱える広域LANも含むものとする。
図2は、図1に示す磁気センサー1が備える機能を示すブロック図である。同図に示されるように、磁気センサー1は、磁気センサー初期設定部11、クロック部12、設定情報記憶部13、磁気検出部14、磁気データ処理部15、通信部16及び電源部17を備えている。尚、この磁気センサー1は、情報処理サーバ3と同様に、プログラムやデータなどを用いて各種の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)などの制御装置、コンピュータを機能させるための基本プログラムや環境ファイルなどを記憶する読み取り専用のROM(Read Only Memory)及びCPUが実行するプログラムや各プログラムの実行に必要なデータを記憶するRAM(Random Access Memory)などの記憶装置、及び通信装置などの各種のハードウェアから構成されたコンピュータである。ハードウェアの詳細については本発明の要部ではないため説明を省略する。
磁気センサー初期設定部11は、ユーザインターフェース(図示省略する)を介して入力された磁気センサー1に固有の識別番号、現在日付、現在時刻、情報処理サーバ3へのデータ送信周期等の磁気センサー1が動作するために必要となる情報を取得し、例えばHDDやSSDなどの不揮発性メモリである設定情報記憶部13に記憶するプログラムである。クロック部12は、磁気センサー初期設定部11において初期設定された現在日付及び現在時刻を定周期で更新するクロック発生器である。
磁気検出部14は、磁気センサー1の周囲の磁気状態をX軸方向磁気値、Y軸方向磁気値、Z軸方向磁気値の3軸方向の電気信号(以下、「3軸磁気情報」という。)に変換して磁気データ処理部15に出力する検知素子である。
磁気データ処理部15は、磁気検出部14から出力された3軸磁気情報の電気信号に対してアナログ/デジタル変換を行い、ビットデータである磁気データを生成して通信部16に出力するプログラムである。
通信部16は、磁気データ処理部15が生成した磁気データ、磁気センサー初期設定部11において予め設定された磁気センサー識別番号、現在日付及び現在日時をペイロード部分に含むデータフォーマットのLAN通信データを生成し、監視領域内に敷設されたLAN2を介して接続されている情報処理サーバ3へ向けてLAN通信データをTCP/IPなどの汎用プロトコルに則って所定のデータ送信周期で送信する通信用プログラムである。尚、本実施形態において「LAN通信データ」とは、シリアル通信のビットデータを除いたビットデータを意味するものとする。
図3は、通信部16が出力するLAN通信データのフォーマット例を示す図である。同図に示されるように、LAN通信データのフォーマットは汎用通信規格であるEthernet(登録商標)に対応して、通信用ヘッダー、送信データの本体であるペイロード及び通信用フッターから構成され、3軸磁気情報(X軸方向磁気値、Y軸方向磁気値、Z軸方向磁気値)と共に、設定情報記憶部13に記憶されている磁気センサー識別番号、3軸の磁気情報取得時点における現在日付及び現在時刻がペイロード部分に含まれている。電源部17は、商用電源(図示省略する)に接続され、磁気センサー1を構成する各部に対して必要な電源を供給する電源装置である。
以下、上記のように構成された磁気情報収集システムにおける磁気センサー1の動作を説明する。図4は、各磁気センサー1で実行される磁気データ測定処理の具体例を示すフローチャートである。
S101において、磁気センサー1の磁気検出部14は、測定ポイントにおけるX軸、Y軸、Z軸の各方向についての磁気値(3軸磁気情報)を電気信号として検出し、磁気データ処理部15へ出力する。
S101において、磁気センサー1の磁気検出部14は、測定ポイントにおけるX軸、Y軸、Z軸の各方向についての磁気値(3軸磁気情報)を電気信号として検出し、磁気データ処理部15へ出力する。
S102において、磁気データ処理部15は、磁気検出部14が検出した3軸磁気情報に係る電気信号をA/D変換して、ビットデータである磁気データを生成し、通信部16へ出力する。
S103において、通信部16は、設定情報記憶部13に記憶されている磁気センサー識別番号、3軸磁気情報の取得時点における現在日付及び時刻を取得する。
S104において、通信部16は、S102で出力された磁気データとS103で取得された磁気センサー識別番号、現在日付及び時刻をペイロード部分に格納する汎用通信データフォーマットであるEthernet(登録商標)形式のLAN通信データを生成する。
S105において、通信部16は、S104で生成されたLAN通信データをTCP/IPなどの汎用プロトコルに則って情報処理サーバ3へ送信する。
このように、本実施形態に係る磁気情報収集システムは、従来のように伝送路上を一度に1ビットずつ、逐次的にデータを送るシリアル通信を用いるのではなく、磁気センサー1が検出した3軸磁気情報を汎用通信のデータフォーマットにより送信する構成である。このため、単位時間当たりに送信できるデータ量を多くできるため、遠隔地に存在する情報処理サーバ3へリアルタイムで効率的に送信することが可能になる。特に、多数の磁気センサー1を広範な場所に分散配置する場合でも、情報処理サーバ3の大型化や処理の増大を防ぎつつ、3軸磁気情報を高速に処理することが可能になる。
<実施形態2>
以下、本発明の実施形態2について図面に基づいて説明する。尚、実施形態1の各図において付された符号と共通する符号は同一の対象を表すため説明を省略し、以下では異なる箇所について詳細に説明する。
以下、本発明の実施形態2について図面に基づいて説明する。尚、実施形態1の各図において付された符号と共通する符号は同一の対象を表すため説明を省略し、以下では異なる箇所について詳細に説明する。
図5は、本実施形態に係る磁気情報収集システムの全体構成例を示す模式図である。同図に示されるように、本実施形態における監視領域は船体Sの内部である。一般に、船体Sの内部は、複数の船室や通路によって区切られており、船室間は航行中の火災や浸水等の事故に備えて区域ごとに設けられた扉によって密閉可能な構造である。このため、本実施形態では、図5に示されるように、船体Sの内部に100BASE−TXや1000BASE−Tなどの高速通信が可能な専用ケーブルが予め敷設されることで、外部から隔離された情報ネットワークであるLAN2が構築されており、このLAN2を介して船内の各種情報の伝送を可能としている。また、本実施形態においては、実施形態1とは異なり、N(N>2)台の磁気センサー1と1台の情報処理サーバ3だけでなく、情報処理サーバ3と同様に磁気センサー1の情報を処理するn(n≧1)台の磁気情報処理装置4がLAN2を介して接続されている。
磁気情報処理装置4は、船体Sに接続されている船体磁気処理用コイルに直流電流を通電することにより、船体Sの周囲の磁界を補償中和する。
図6は、図5に示す情報処理サーバ3が備える機能を示すブロック図である。同図に示されるように、情報処理サーバ3は、サーバ通信部31、磁気データ抽出部32及び磁気制御情報作成部33を備えている。
サーバ通信部31は、LAN2を介して接続されている装置、すなわち、磁気センサー1および磁気情報処理装置4等との間でTCP/IPなどの汎用プロトコルに則って通信を行う通信用プログラムである。磁気データ抽出部32は、サーバ通信部31で受信されたLAN通信データの中から磁気データ(3軸磁気情報)を抽出し、磁気制御情報作成部33へ出力するプログラムである。
磁気制御情報作成部33は、磁気センサー1により収集された船体Sの磁気データ(船内磁気)に基づいて磁気情報処理装置4(船体磁気処理用コイル)において通電させる最適電流の値を演算する。そして、この演算結果に応じて作成した制御情報をサーバ通信部31から磁気情報処理装置4へ送信するプログラムである。
図7は、図5に示す磁気情報処理装置4が備える機能を示すブロック図である。同図に示されるように、磁気情報処理装置4は、通信部41および電流制御部42を備えている。磁気情報処理装置4は、磁気センサー1や情報処理サーバ3と同様に、プログラムやデータなどを用いて各種の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)などの制御装置、コンピュータを機能させるための基本プログラムや環境ファイルなどを記憶する読み取り専用のROM(Read Only Memory)及びCPUが実行するプログラムや各プログラムの実行に必要なデータを記憶するRAM(Random Access Memory)などの記憶装置、通信装置などの各種のハードウェアから構成されたコンピュータである。
通信部41は、LAN2を介して接続されている情報処理サーバ3との間でTCP/IPなどの汎用プロトコルに則って通信を行う通信用プログラムであり、情報処理サーバ3から受信した制御情報を電流制御部42へ出力する。また、電流制御部42は、通信部41から出力された制御情報に基づいて、船体磁気処理用コイルにおける通電電流の値を制御するプログラムである。
図8は、図5に示す情報処理サーバ3における磁気制御処理の具体例を示すフローチャートである。
S201において、サーバ通信部31は、N台の磁気センサー1から送信されたLAN通信データを受信し、磁気データ抽出部32へ出力する。
S201において、サーバ通信部31は、N台の磁気センサー1から送信されたLAN通信データを受信し、磁気データ抽出部32へ出力する。
S202において、磁気データ抽出部32は、サーバ通信部31から取得したLAN通信データのペイロード部分に記録されている磁気センサー識別番号、3軸磁気情報取得時点における現在日付と現在時刻、3軸磁気情報(X軸方向磁気値、Y軸方向磁気値、Z軸方向磁気値)のデータを抽出し、磁気制御情報作成部33へ出力する。
S203において、磁気制御情報作成部33は、磁気データ抽出部32から取得した抽出データに基づいて船体Sの内部における磁気発生状態を演算把握する。
S204において、磁気制御情報作成部33は、磁気情報処理装置4に対して、磁気センサー1で検出された磁気発生状態に応じて通電させる電流量を調整する制御情報を作成して、サーバ通信部31から磁気情報処理装置4へ出力し、処理を終了する。
このように、本実施形態に係る磁気情報収集システムは、実施形態1の場合と同様に、磁気センサー1が検出した3軸磁気情報を汎用通信のデータフォーマットにより送信する構成である。このため、単位時間当たりに送信できるデータ量を多くできるため、船体S内に多数存在する磁気センサー1から情報処理サーバ3に対して3軸磁気情報をリアルタイムで効率的に送信することが可能になる。
また、上述のように、船体Sの船室間は、航行中の火災や浸水等の事故に備えて扉によって密閉可能な構造であり、壁や天井に伝送ケーブル貫通口を新規に設けることは難しい。このため、従来型の磁気センサーを船体内部に固定することは難しかった。特に、大型の船舶では、迂回のために相当長い伝送ケーブルが必要となる場合や、伝送ケーブル自体を設置できない場合があった。これに対して、本実施形態において使用するLAN2は、船体Sの製造時において防水性・防火性が有する内部空間に予め敷設されているものであるため、Ethernet(登録商標)方式に対応する磁気センサー1であれば船体Sの内部に多数設けられた端子へ簡単に取り付けることができる利点がある。また、本実施形態では多数の磁気センサー1からの磁気情報を同時に収集しているが、LAN2を使用する構成のため、通信の信頼性や処理速度を高めることができる。
<変形例>
上記実施形態のおけるネットワークは有線接続を前提として説明したが、センサーとサーバの間に無線中継局を設け、センサーと無線中継局間を無線LANで接続する構成としても同様の効果を奏することができる。磁気センサー3の配置数、設置環境、使用目的等に応じて適切な接続方法を任意に選択可能である。
上記実施形態のおけるネットワークは有線接続を前提として説明したが、センサーとサーバの間に無線中継局を設け、センサーと無線中継局間を無線LANで接続する構成としても同様の効果を奏することができる。磁気センサー3の配置数、設置環境、使用目的等に応じて適切な接続方法を任意に選択可能である。
また、上記実施形態2では、情報処理サーバ3を1台、磁気情報処理装置4を複数台設ける構成としたが、情報処理サーバ3の機能を磁気情報処理装置4にそれぞれ持たせ、分散配置する構成としてもよい。
尚、以上のように、本発明の幾つかの実施形態を説明したが、上記実施形態は、あくまで具体例として示したに過ぎず、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施することが可能である。
1…磁気センサー、2…LAN、3…情報処理サーバ、4…磁気情報処理装置、11…磁気センサー初期設定部、12…クロック部、13…設定情報記憶部、14…磁気検出部、15…磁気データ処理部、16…通信部、17…電源部、31…サーバ通信部、32…磁気データ抽出部、33…磁気制御情報作成部、41…通信部、42…電流制御部。
Claims (10)
- 監視領域内の測定ポイントにおける磁気情報を電気信号として検出する磁気検出部と、
前記磁気検出部が検出した電気信号に対してアナログ/デジタル変換を行い、磁気データを生成する磁気データ処理部と、
前記磁気データ処理部が生成した前記磁気データ、予め設定された磁気センサー識別番号、現在日付及び現在日時をペイロード部分に含むデータフォーマットのLAN通信データを生成し、前記監視領域内に予め敷設されたLANを介して接続されている情報処理サーバへ前記LAN通信データを出力する通信部と、
を備えることを特徴とする汎用通信方式磁気センサー。 - 前記磁気検出部は、前記測定ポイントにおける磁気情報の電気信号を互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸の各方向について検出することを特徴とする請求項1記載の汎用通信方式磁気センサー。
- 少なくとも前記磁気センサー識別番号、前記現在日付、前記現在日時及び前記LAN通信データの送信周期をユーザインターフェースを介して外部入力された情報に基づいて初期設定する磁気センサー初期設定部を更に備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の汎用通信方式磁気センサー。
- 監視領域に予め敷設されたLANと、
前記監視領域に分散配置されると共に、前記LANにそれぞれ接続された複数の汎用通信方式磁気センサーと、
前記LANを介して前記汎用通信方式磁気センサーに接続された情報処理サーバと、
からなり、
前記複数の汎用通信方式磁気センサーは、
配置された測定ポイントにおける磁気情報を電気信号として検出する磁気検出部と、
前記磁気検出部が検出した電気信号に対してアナログ/デジタル変換を行い、磁気データを生成する磁気データ処理部と、
前記磁気データ処理部が生成した前記磁気データ、予め設定された磁気センサー識別番号、現在日付及び現在日時をペイロード部分に含むデータフォーマットのLAN通信データを生成し、前記情報処理サーバへ前記LAN通信データを出力する通信部と、
を備えることを特徴とする磁気情報収集システム。 - 前記磁気検出部は、前記測定ポイントにおける磁気情報の電気信号を互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸の各方向について検出することを特徴とする請求項4記載の磁気情報収集システム。
- 前記汎用通信方式磁気センサーは、少なくとも前記磁気センサー識別番号、前記現在日付及び前記LAN通信データの送信周期をユーザインターフェースを介して外部入力された情報に基づいて初期設定する磁気センサー初期設定部を更に備えることを特徴とする請求項4または請求項5記載の磁気情報収集システム。
- 船体内に予め敷設されたLANと、
前記船体内に分散配置されると共に、前記LANにそれぞれ接続された複数の汎用通信方式磁気センサーと、
前記LANを介して前記汎用通信方式磁気センサーに接続された情報処理サーバと、
からなり、
前記複数の汎用通信方式磁気センサーは、
配置された測定ポイントにおける磁気情報を電気信号として検出する磁気検出部と、
前記磁気検出部が検出した電気信号に対してアナログ/デジタル変換を行い、磁気データを生成する磁気データ処理部と、
前記磁気データ処理部が生成した前記磁気データ、予め設定された磁気センサー識別番号、現在日付及び現在日時をペイロード部分に含むデータフォーマットのLAN通信データを生成し、前記情報処理サーバへ前記LAN通信データを出力する通信部と、
を備えることを特徴とする磁気情報収集システム。 - 前記LANを介して前記情報処理サーバに接続されると共に、前記船体内に分散配置され、前記情報処理サーバから出力された制御情報に基づいて調整した直流電流を船体磁気処理用コイルに通電し、前記船体の周囲の磁界を補償中和する複数の磁気情報処理装置を更に備え、かつ、
前記情報処理サーバは、
前記LANを介して前記複数の磁気センサーから収集した前記磁気情報に基づいて前記船体の内部における磁気発生状態を演算し、この磁気発生状態に基づいて作成した制御情報を前記複数の磁気情報処理装置へそれぞれ出力することを特徴とする請求項7記載の磁気情報収集システム。 - 前記磁気検出部は、前記測定ポイントにおける磁気情報の電気信号を互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸の各方向について検出することを特徴とする請求項7または請求項8記載の磁気情報収集システム。
- 前記汎用通信方式磁気センサーは、少なくとも前記磁気センサー識別番号、前記現在日付、前記現在日時及び前記LAN通信データの送信周期をユーザインターフェースを介して外部入力された情報に基づいて初期設定する磁気センサー初期設定部を更に備えることを特徴とする請求項7乃至請求項9のいずれか一項記載の磁気情報収集システム。
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