JP2014191775A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示されたコンテンツに含まれる部分コンテンツが選択されているときに、その部分コンテンツに対する処理が可能なアプリケーションを、その部分コンテンツに関連付けてユーザに知らせる。
【解決手段】表示部14は、コンテンツを画面に表示する。受付部111は、画面に対するユーザの操作を受付ける。選択部112は、受付部111が受付けたユーザの操作に応じて、コンテンツに含まれる部分コンテンツを選択する。表示制御部113は、選択部112により部分コンテンツが選択されている場合に、この部分コンテンツに対する処理が可能なアプリケーションを識別する識別画像を表示部14に表示させる。特定部114は、識別画像のうちこのユーザが指定する識別画像を特定する。実行部115は、特定部114が特定した識別画像により識別されるアプリケーションの手順に沿って、部分コンテンツに対する処理を実行する。
【選択図】図4

Description

本発明は、表示されているコンテンツに対する処理が可能なアプリケーションをユーザに知らせる技術に関するものである。
アプリケーションの手順にしたがってコンテンツを表示する情報処理装置の中には、コンテンツを表示しているアプリケーションとは別のアプリケーションを呼び出して、そのコンテンツに何らかの処理を実行するものがある。携帯電話機のユーザ・インターフェイスには、表示しているコンテンツに対する処理が可能なアプリケーションのリストを表示させるためのボタンを備えたものがある。このボタンはユーザが押すまで上記のリストを表示しないので、ユーザが何もしないと上述したアプリケーションの存在に気づくことは難しい。
一方、特許文献1には、コンテンツ情報に基づいて推薦アプリケーションを複数推薦するアプリケーション推薦部を備えた情報処理装置が開示されている(請求項2)。
特許文献2には、受信メール本文のヘッダー部を解析して、この受信メール本文に含まれている付加情報のタイプを判定し、このタイプに対応するアドインプログラムを取得する携帯情報端末が開示されている(段落21〜24)。
これら特許文献1,2に記載された技術は、表示されているコンテンツに対する処理が可能なアプリケーションに相当するものをユーザに知らせる機能を有する。
特開2011−113401号公報 特開2003−15880号公報
しかしながら、コンテンツには属性の異なる複数の情報が含まれていることがある。例えば、テキストと画像という属性の異なる2つの情報が混在している場合、そのコンテンツのうち、テキストデータに対する処理が可能なアプリケーションと、画像データに対する処理が可能なアプリケーションとが異なる場合や、差分がある場合がある。また、ユーザが別のアプリケーションによる処理を望む対象は、表示されているコンテンツの全体であるとは限らず、そのコンテンツの一部である場合がある。ところが、特許文献1,2に記載された技術は、いずれも、表示されているコンテンツの一部をユーザが選択しているときに、その選択されたコンテンツ(以下、「部分コンテンツ」という)に対する処理が可能なアプリケーションなどをユーザに知らせるものではない。
本発明は、表示されたコンテンツに含まれる部分コンテンツが選択されているときに、その部分コンテンツに対する処理が可能なアプリケーションを、その部分コンテンツに関連付けてユーザに知らせることを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る情報処理装置は、コンテンツを画面に表示する表示手段と、前記画面に対するユーザの操作を受付ける受付手段と、前記受付手段が受付けた前記ユーザの操作に応じて、前記コンテンツに含まれる部分コンテンツを選択する選択手段と、前記選択手段により前記部分コンテンツが選択されている場合に、当該部分コンテンツに対する処理が可能なアプリケーションを識別する識別画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、前記ユーザの操作に応じて、前記識別画像のうち当該ユーザが指定する識別画像を特定する特定手段と、前記特定手段が特定した識別画像により識別されるアプリケーションの手順に沿って、前記部分コンテンツに対する処理を実行する実行手段とを有する。
好ましくは、前記表示制御手段は、前記選択手段により前記部分コンテンツが選択されている場合に、前記画面上における前記部分コンテンツの位置に応じた位置に前記識別画像を表示させるとよい。
また、好ましくは、前記表示制御手段は、前記選択手段により前記部分コンテンツが選択されている場合に、前記部分コンテンツの型に応じた並べ方により1以上の前記識別画像を表示させるとよい。
また、好ましくは、前記表示制御手段は、前記部分コンテンツが属性の異なる複数の情報を含む場合に、当該部分コンテンツに含まれる各情報が前記画面においてそれぞれ表示される面積の大きさに応じて当該部分コンテンツの前記型を決定し、決定した当該型に応じた並べ方により前記識別画像を表示させるとよい。
また、好ましくは、前記表示制御手段は、前記受付手段が第1の方向を示す操作を受付けた場合に、当該第1の方向に沿って移動するように前記識別画像を表示させ、前記受付手段が前記第1の方向と異なる第2の方向を示す操作を受付けた場合に、前記コンテンツの表示を変えるとよい。
また、本発明に係る制御方法は、表示手段、受付手段、選択手段、表示制御手段、特定手段、および実行手段を有する情報処理装置の制御方法であって、前記表示手段が、コンテンツを画面に表示する表示ステップと、前記受付手段が、前記画面に対するユーザの操作を受付ける受付ステップと、前記選択手段が、前記受付手段が受付けた前記ユーザの操作に応じて、前記コンテンツに含まれる部分コンテンツを選択する選択ステップと、前記表示制御手段が、前記選択ステップにおいて前記部分コンテンツが選択されている場合に、当該部分コンテンツに対する処理が可能なアプリケーションを識別する識別画像を前記表示手段に表示させる表示制御ステップと、前記特定手段が、前記ユーザの操作に応じて、前記識別画像のうち当該ユーザが指定する識別画像を特定する特定ステップと前記特定手段が特定した識別画像により識別されるアプリケーションの手順に沿って、前記実行手段が、前記部分コンテンツに対する処理を実行する実行ステップとを有する。
また、本発明に係るプログラムは、コンテンツを画面に表示する表示手段を有するコンピュータを、前記画面に対するユーザの操作を受付ける受付手段と、前記受付手段が受付けた前記ユーザの操作に応じて、前記コンテンツに含まれる部分コンテンツを選択する選択手段と、前記選択手段により前記部分コンテンツが選択されている場合に、当該部分コンテンツに対する処理が可能なアプリケーションを識別する識別画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、前記ユーザの操作に応じて、前記識別画像のうち当該ユーザが指定する識別画像を特定する特定手段と前記特定手段が特定した識別画像により識別されるアプリケーションの手順に沿って、前記部分コンテンツに対する処理を実行する実行手段として機能させるためのプログラムである。
また、本発明に係るプログラムは、コンテンツを画面に表示する表示手段を有するコンピュータを、前記画面に対するユーザの操作を受付ける受付手段と、前記受付手段が受付けた前記ユーザの操作に応じて、前記コンテンツに含まれる部分コンテンツを選択する選択手段と、前記選択手段により前記部分コンテンツが選択されている場合に、当該部分コンテンツに対する処理が可能なアプリケーションを識別する識別画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、前記ユーザの操作に応じて、前記識別画像のうち当該ユーザが指定する識別画像を特定する特定手段と、前記特定手段が特定した識別画像により識別されるアプリケーションの手順に沿って決められた処理を実行する実行手段に、前記部分コンテンツに対する処理を実行させる実行制御手段として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、表示されたコンテンツに含まれる部分コンテンツが選択されているときに、その部分コンテンツに対する処理が可能なアプリケーションを、その部分コンテンツに関連付けてユーザに知らせることができる。
情報処理装置の外観の例を示す図。 情報処理装置の構成の例を示す図。 アプリデータベースの例を示す図。 制御部の機能的構成を示す図。 情報処理装置の動作を説明するためのフロー図。 アプリを実行中の画面の例を表す図。 第2領域に第2アイコン群が表示されている状態を示す図。 第2領域の詳細を示す図。 図7と異なる並べ方で第2アイコン群が表示されている状態を示す図。 変形例における第2アイコン群の並べ方の変化を説明する図。
1.実施形態
1−1.情報処理装置の構成
図1は、情報処理装置1の外観の例を示す図である。図1に示すように、情報処理装置1は、例えば、タブレット端末などであり、後述する画面141に重ねてユーザの指などが触れたことを検知するタッチパネル131が設けられている。また、情報処理装置1には、ユーザによって押下されるボタン132が設けられている。
図2は、情報処理装置1の構成の例を示す図である。情報処理装置1は、制御部11と、記憶部12と、操作部13と、表示部14とを有する。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有し、CPUがROMや記憶部12に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより情報処理装置1の各部を制御する。
表示部14は、液晶などを利用した画面141を備え、制御部11からの指示に応じてこの画面141に画像を表示させる。特に制御部11は、記憶部12などに記憶されたコンテンツを読み出して画面141に表示させる。すなわち、表示部14は、コンテンツを画面141に表示する表示手段として機能する。
操作部13は、タッチパネル131とボタン132とを有する。タッチパネル131は、表示部14の画面141に重なる領域における位置を指示する指示体を用いたユーザの操作を検知する。指示体とは、画面141に重なる領域の位置を指示するためのものであり、例えばユーザの指などである。タッチパネル131は、指示体が触れている位置を、画面141の座標と対応付けて検知し、その座標に応じた信号を制御部11に供給する。これにより、制御部11は、ユーザがタッチパネル131に指示体で触れることによって行う操作を特定する。タッチパネル131は例えば、画面141に重ねられた透明な静電容量方式のタッチパネルである。
なお、操作部13は、上述した構成の他に種々のセンサなどを有していてもよい。例えば、操作部13は、情報処理装置1の筐体の向きや姿勢などを感知する加速度センサを有していてもよい。これにより、ユーザが情報処理装置1の筐体を手に持って振った場合に、操作部13は自装置が振られた動作を感知して、この動作に割り当てられた処理を実行してもよい。また、操作部13は、ボタン132を有していなくてもよい。
記憶部12はハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)などの大容量の記憶手段であり、CPUに読み込まれるプログラムを記憶する。
また、記憶部12は、種々のコンテンツに対する処理が可能なアプリケーション(以下、アプリという)に関する情報を蓄積したアプリデータベース(以下、図において「データベース」を「DB」と表記する)121を有する。記憶部12は、電力が供給されていないときに記憶内容を維持しない記憶手段(いわゆる揮発性の記憶手段)であってもよいし、電力が供給されていないときにも記憶内容を維持する記憶手段(いわゆる不揮発性の記憶手段)であってもよい。
図3は、アプリデータベース121の例を示す図である。アプリデータベース121は、アイコン、アプリ名、型、およびコードをそれぞれ記述したフィールドを有する。アイコンとは、対応するアプリを識別する識別画像である。アプリ名とは、アプリの名称である。型とは、アプリによって処理が可能なコンテンツの種類であり、例えばMIME型で表される。コードとは、アプリの実体であり制御部11のCPUに読み込まれて実行されるバイナリデータである。なお、アプリを識別する識別画像はアイコンに限られず、例えば、文字列などであってもよい。つまり、識別画像は、画面141に表示される画像であって上述したアプリを識別する機能を有していればよい。
1−2.制御部の機能的構成
図4は、制御部11の機能的構成を示す図である。制御部11は、受付部111、選択部112、表示制御部113、特定部114、および実行部115として機能する。
受付部111は、タッチパネル131が検知した位置の情報に基づいて、画面141に対するユーザの操作を受付ける。選択部112は、受付部111が受付けたユーザの操作に応じて、画面に表示されたコンテンツに含まれる部分コンテンツを選択する。表示制御部113は、選択部112により部分コンテンツが選択されている場合に、その部分コンテンツに対する処理が可能なアプリを記憶部12のアプリデータベース121を参照することにより特定し、そのアプリを識別するアイコンを表示部14の画面141に表示させる。特定部114は、受付部111が受付けたユーザの操作に応じて、画面141に表示されたアイコンのうちユーザが指定するアイコンを特定する。実行部115は、特定部114が特定したアイコンにより識別されるアプリの手順に沿って、部分コンテンツに対する処理を実行する。
なお、部分コンテンツは、タッチパネル131が検知した1箇所の位置に応じて、画面141上における1つの閉領域に表示されている1つのコンテンツであってもよいが、タッチパネル131が検知した複数箇所の各位置に応じて、画面141上における複数の閉領域にそれぞれ表示されている複数のコンテンツであってもよい。ここで閉領域とは、その境界の内部が画面141において連続している領域をいう。複数の部分コンテンツを情報処理装置1に選択させる場合、ユーザは、例えば、複数の指示体(指など)で同時に閉領域を操作してもよいし、それらの閉領域に触れる時間を決められた時間以上にするなど、1つの閉領域を選択する場合と異なる操作をしてもよい。
また、制御部11は、特定部114が特定した識別画像により識別されるアプリケーションの手順に沿って決められた処理を実行する実行部115に、部分コンテンツに対する処理を実行させる実行制御手段として機能する。
1−3.端末の動作
図5は、情報処理装置1の動作を説明するためのフロー図である。制御部11は、複数のアプリを読み出してそれぞれ並行して実行し、実行中のアプリのいずれかに操作部13および表示部14の制御を割り当てる。この割り当てられたアプリを「アクティブなアプリ」という。
図6は、アプリを実行中の画面141の例を表す図である。ここでは、画像を編集するアプリがアクティブになっている。制御部11は、アクティブなアプリに対し、コンテンツを表示させるためのコンテンツ表示領域1410と、そのコンテンツに対する指示を示すメニュー表示領域1411を割り当てる。これによりアクティブなアプリを実行するとき、制御部11は、コンテンツ表示領域1410およびメニュー表示領域1411の表示内容を制御する。
一方、制御部11は、オペレーティングシステムを実行するときに、画面141の上部側に設けられた第1領域1412の表示内容を制御する。第1領域1412は、アクティブなアプリにより表示されているコンテンツに対する処理が可能なアプリの各アイコンをそれぞれ表示する領域であり、画面141において予め決められた位置に設けられている。
制御部11は、アクティブなアプリからそのアプリが処理中のコンテンツの型を取得する(ステップS101)。そして制御部11は、取得したその型に対応するアイコン群(以下、「第1アイコン群」という)をアプリデータベース121から抽出する(ステップS102)。この抽出は、アプリデータベース121において対応する型が、上述の取得した型と一致するアプリを特定し、特定したアプリに対応付けられて記憶されたアイコンを特定することにより行う。
制御部11は、抽出した第1アイコン群を第1領域1412に表示させる(ステップS103)。これにより、図6に示すように、コンテンツ表示領域1410に表示されたコンテンツの型に対応するアプリのアイコンが第1領域1412に並んで表示される。
このとき、コンテンツ表示領域1410に表示されたコンテンツは、ユーザの操作によってどの部分も選択されていない状態である。そして、コンテンツ表示領域1410に対するユーザの操作は、アクティブなアプリに対する操作となる。例えば、ユーザの指がコンテンツ表示領域1410の内側に触れて、図6に示す矢印D0方向、すなわち画面141における左右方向に動かされた後に離れると、この操作はアクティブなアプリに伝えられ、その結果、例えば、表示させるコンテンツを切り替える処理などが行われる。
次に、制御部11は、ユーザの操作によって上述したコンテンツに含まれるコンテンツである部分コンテンツが選択されたか否かを判断する(ステップS104)。ユーザは例えば、自身の指(指示体)でメニュー表示領域1411において、コンテンツの一部を選択するコマンドを表したアイコンを押した後で、コンテンツ表示領域1410の任意の点に触れ、そのままその指をスライドさせて任意の別の点で離す。制御部11は、この操作を示す情報を操作部13から取得し、ユーザの指がコンテンツ表示領域1410において最初に触れた点から離れた点までを対角線とする矩形を特定する。そして、制御部11は、表示されたコンテンツ全体のうち、特定したこの矩形によって切り取られる部分を部分コンテンツとして選択する。
制御部11が部分コンテンツを選択していない場合、制御部11は、ユーザの操作によって部分コンテンツが選択されていないと判断し(ステップS104;NO)、処理をステップS101に戻す。
一方、制御部11が部分コンテンツを選択している場合、制御部11は、ユーザの操作によって部分コンテンツが選択されたと判断し(ステップS104;YES)、選択された部分コンテンツの型を取得する(ステップS105)。例えば、コンテンツを表すデータにそのコンテンツの属性などを示すデータ、すなわち、いわゆるメタデータが付随している場合、部分コンテンツの型は、このメタデータを解釈することで取得される。
部分コンテンツの型を取得すると、制御部11は、その型に対応するアイコン群(以下、「第2アイコン群」という)をアプリデータベース121から抽出する(ステップS106)。そして、制御部11は、上述した部分コンテンツの型に対応する並べ方を決定し(ステップS107)、部分コンテンツに対応する第2領域1414の位置を決定する(ステップS108)。第2領域1414の位置は、例えば、部分コンテンツの位置に応じて決定される。なお、ステップS106からステップS108までの各処理の順序は、これに限られない。
並べ方および第2領域1414の位置を決定すると、制御部11は、抽出した第2アイコン群を第2領域1414に上述した並べ方で並べて表示させる(ステップS109)。
図7は、第2領域1414に第2アイコン群が表示されている状態を示す図である。ユーザがコンテンツ表示領域1410のうち、図7に示す左上の矩形を選択する操作をすると、制御部11は、選択されたこの領域(以下、選択領域1413という)の内側のコンテンツを部分コンテンツとして特定する。また、制御部11は、選択領域1413を起点とする吹き出しを表示部14に表示させる。この吹き出しの内側が、第2領域1414であり、この第2領域1414には、抽出された第2アイコン群が、部分コンテンツの型に応じて決められた並べ方で並べられて表示される。
図8は、第2領域1414の詳細を示す図である。第2領域1414は、例えば、部分コンテンツの型が「image/png」など、画像を示すものである場合に第2アイコンが表示させられる領域である。第2領域1414は、点Oを中心として半径が異なる二つの円を有する。この二つの円の間に第2アイコン群が並べられる。また、吹き出しの起点Pは、点Oよりも部分コンテンツに近い位置に表示される。
ユーザがこの第2領域1414に指を触れて、その指を図8に示す矢印D1方向、すなわち、点Oを中心とする弧に沿った方向にスライドさせると、第2アイコン群の表示位置は、その方向に沿って移動、すなわち、回転するように表示される。
一方、部分コンテンツの型が異なると第2アイコン群の並べ方も変わる。図9は、図7と異なる並べ方で第2アイコン群が表示されている状態を示す図である。ここで、アクティブなアプリは文章を閲覧するアプリであり、図9に示すように、このアプリによって文字情報を含むコンテンツが画面141に表示される。ユーザは表示されたコンテンツのうち「よしなしごとを」という文字列を囲む矩形を選択する操作をすると、制御部11は、この矩形に囲まれた選択領域1413aの内側のコンテンツを部分コンテンツとして特定する。
記憶部12には、部分コンテンツの型と第2アイコン群の並べ方とを対応付ける情報が記憶されている。特定された部分コンテンツの型は、「text/plain」など、文字列を示すものであり、上述した「image/png」など、画像を示すものではない。そのため、制御部11は、画像を示す型に対応付けられた第2領域1414ではなく、文字列を示す型に対応付けられた第2領域1414aを、コンテンツ表示領域1410内に設ける。
図9に示すように、第2領域1414aには、矢印D2方向、すなわち、画面141における上下方向に沿って第2アイコン群が並べられる。そして、ユーザがこの第2領域1414aに指を触れて、その指をこの矢印D2方向にスライドさせると、第2アイコン群の表示位置は、第2領域1414aの枠内をその方向に沿って移動するように表示される。
以上、説明したように、本実施形態に係る情報処理装置1は、表示されているコンテンツに含まれる部分コンテンツがユーザの操作によって選択されている場合に、その部分コンテンツに対する処理が可能なアプリを識別するアイコンを表示するので、ユーザは選択した部分コンテンツに対する処理が可能なアプリを認識し易くなる。
また特に、本実施形態に係る情報処理装置1は、ユーザが選択した部分コンテンツの位置に応じた位置に第2領域1414が設けられるので、第2領域1414に表示される第2アイコン群が、部分コンテンツに対応するアプリを表しているということを、ユーザに直感的に伝え易いという効果も奏する。
また特に、本実施形態に係る情報処理装置1は、ユーザが選択した部分コンテンツの型に応じた並べ方により1以上のアイコンを表示させるので、ユーザは自身が選択した部分コンテンツの型を上述したアイコンの並べ方によって認識することができる。
また特に、本実施形態に係る情報処理装置1において、制御部11は、オペレーティングシステムを実行しているときに第2アイコン群に対する処理を表すものとして受付ける操作の方向(以下、第1の方向という)と、アクティブなアプリを実行しているときにコンテンツ全体に対する処理を表すものとして受付ける操作の方向(以下、第2の方向という)とを区別する。
例えば、ユーザが指を図6に示す矢印D0方向にスライドさせると、制御部11は、表示させるコンテンツを切り替える処理を行う。すなわち、制御部11は、操作された矢印D0方向を上述した第2の方向として解釈する。
一方、ユーザが指を図8に示す矢印D1方向にスライドさせると、制御部11は、矢印D1方向に沿って回転するように第2アイコン群を表示させる。すなわち、制御部11は、操作された矢印D1方向を上述した第1の方向として解釈する。
これにより、ユーザは、第2アイコン群に対する操作と、コンテンツ全体に対する操作とを区別することができる。
2.変形例
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例を組み合わせてもよい。
2−1.変形例1
上述した実施形態において、第2領域1414の位置は、部分コンテンツの位置に応じて決定されていたが、画面141のいずれかの位置に決定されるのであれば、この限りでない。部分コンテンツの位置と無関係に第2領域1414の位置が決まっても、部分コンテンツが選択されている場合において、第2アイコン群が選択された部分コンテンツとの関連がユーザにわかるように表示されるのであればよい。例えば、情報処理装置1の制御部11は、第2アイコン群が表示される第2領域1414の位置から、ユーザが選択した部分コンテンツの位置に向けて矢印などを表示させ、第2アイコン群と部分コンテンツとの関連がユーザに分かるようにしてもよい。要するに、ユーザが部分コンテンツを選択する操作をしたときに第2アイコン群が並べられることにより、それらの第2アイコン群が部分コンテンツに対する処理が可能なアプリをそれぞれ示すものであることをユーザが把握できればよい。
2−2.変形例2
上述した実施形態において、制御部11は、ユーザの操作によって選択された部分コンテンツの型に対応する並べ方を決定していたが、第2アイコン群の並べ方は、これ以外の要素によって決定されてもよい。
2−3.変形例3
上述した実施形態において、部分コンテンツの型は、コンテンツに付随しているメタデータを解釈することで決定されていたが、部分コンテンツそのものを表すデータの順序や組み合わせなどを解析することで決定されてもよい。例えば、コンテンツの型がテキストであっても、その文字の並びがメールアドレスやURI(Uniform Resource Identifier)の規約に沿っている場合に、制御部11は、その型をメールアドレスやURIとして決定してもよい。
また、部分コンテンツが属性の異なる複数の情報を含む場合に、制御部11は、その部分コンテンツに含まれる各情報が画面141においてそれぞれ表示される面積の大きさに応じて、その部分コンテンツの前記型を決定してもよい。この場合、制御部11は、決定した型に応じた並べ方により第2アイコン群を表示させればよい。
図10は、この変形例における第2アイコン群の並べ方の変化を説明する図である。ユーザの操作によって、コンテンツ表示領域1410のうち、図10(a)に示す選択領域1413bが選択されると、制御部11は、この選択領域1413bの内側のコンテンツを部分コンテンツとして特定する。そして、特定した部分コンテンツには、属性の異なる情報、つまり画像と文字列とが含まれているので、制御部11は、画面141において部分コンテンツに含まれる画像の情報が占める面積と、部分コンテンツに含まれる文字列の情報が占める面積とを比較する。
例えば、図10(a)に示す例では、選択領域1413bのうち、文字列の情報が占める領域R1が、それ以外の領域、つまり、画像の情報が占める領域よりも面積が小さい。したがって、制御部11は、部分コンテンツの型を「image/png」などの画像を示すものと決定し、これに応じた第2領域1414bをコンテンツ表示領域1410内に設ける。
一方、図10(b)に示す例では、選択領域1413cのうち、文字列の情報が占める領域R2が、それ以外の領域、つまり、画像の情報が占める領域よりも面積が大きい。したがって、制御部11は、部分コンテンツの型を「text/plain」などの文字情報を示すものと決定し、これに応じた第2領域1414cをコンテンツ表示領域1410内に設ける。
この構成により、部分コンテンツが複数の属性の情報を含んでいても、それらのうち、例えば優勢な方の属性に従ってその型が決められるので、ユーザが部分コンテンツの型を決める手間が省ける。なお、制御部11は、小さい面積を占める方の属性に従って部分コンテンツの型を決めてもよいし、それぞれの面積に重みをつけて比較した結果に基づいて、部分コンテンツの型を決めてもよい。
2−4.変形例4
上述した実施形態において、制御部11は、アクティブなアプリを実行しているときにコンテンツ全体に対する処理を表すものとして受付ける操作の方向と、オペレーティングシステムを実行しているときに第2アイコン群に対する処理を表すものとして受付ける操作の方向とを区別していたが、これらの方向を区別しなくてもよい。
2−5.変形例5
上述した実施形態において、本発明は情報処理装置1の発明として観念されるが、本発明は、情報処理装置1の制御方法として観念することも可能である。
2−6.変形例6
情報処理装置1の制御部11によって実行されるプログラムは、磁気テープや磁気ディスクなどの磁気記録媒体、光ディスクなどの光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体メモリなどの、コンピュータ装置が読み取り可能な記録媒体に記憶された状態で提供し得る。また、このプログラムを、インターネットなどのネットワーク経由でダウンロードさせることも可能である。なお、上記の制御部11によって例示した制御手段としてはCPU以外にも種々の装置が適用される場合があり、例えば、専用のプロセッサなどが用いられる。
2−7.変形例7
上述した実施形態において、タッチパネル131は、指示体が触れている位置を検知していたが、画面141と重なる領域における位置を指示する指示体を用いたユーザの操作を検知するのであれば、指示体が触れていない位置を検知してもよい。例えば、画面141と重なる領域であって画面141とは離れた位置にユーザが指示体を配置した場合に、タッチパネル131は、この指示体の配置された位置を検知してもよい。この場合、タッチパネル131は例えば撮像素子を有する撮像装置であって、画面141の近傍の空間を撮像することで、その空間内に配置された指示体の位置を検知してもよい。
また、タッチパネル131は、近接センサや静電センサなどを用いることで、指示体が配置された位置を検知してもよい。この場合においても、タッチパネル131は、接触することなく指示体を検知する。要するに、タッチパネル131は、画面141と重なる領域における位置を指示する指示体を用いたユーザの操作を検知するものであれば、どのような構成であってもよい。
2−8.変形例8
上述した実施形態において、情報処理装置1は、タブレット端末であったが、これに限られない。例えば情報処理装置1は、スマートフォンなどの携帯電話機、スレートPC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯音楽再生機、携帯動画再生機、ゲーム機、電子書籍の閲覧装置、ナビゲーション装置などであってもよい。
1…情報処理装置、11…制御部、111…受付部、112…選択部、113…表示制御部、114…特定部、115…実行部、12…記憶部、121…アプリデータベース、13…操作部、131…タッチパネル、132…ボタン、14…表示部、141…画面、1410…コンテンツ表示領域、1411…メニュー表示領域、1412…第1領域、1413,1413a,1413b,1413c…選択領域、1414,1414a,1414b,1414c…第2領域。

Claims (8)

  1. コンテンツを画面に表示する表示手段と、
    前記画面に対するユーザの操作を受付ける受付手段と、
    前記受付手段が受付けた前記ユーザの操作に応じて、前記コンテンツに含まれる部分コンテンツを選択する選択手段と、
    前記選択手段により前記部分コンテンツが選択されている場合に、当該部分コンテンツに対する処理が可能なアプリケーションを識別する識別画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記ユーザの操作に応じて、前記識別画像のうち当該ユーザが指定する識別画像を特定する特定手段と、
    前記特定手段が特定した識別画像により識別されるアプリケーションの手順に沿って、前記部分コンテンツに対する処理を実行する実行手段と
    を有する情報処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記選択手段により前記部分コンテンツが選択されている場合に、前記画面上における前記部分コンテンツの位置に応じた位置に前記識別画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記選択手段により前記部分コンテンツが選択されている場合に、前記部分コンテンツの型に応じた並べ方により1以上の前記識別画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記部分コンテンツが属性の異なる複数の情報を含む場合に、当該部分コンテンツに含まれる各情報が前記画面においてそれぞれ表示される面積の大きさに応じて当該部分コンテンツの前記型を決定し、決定した当該型に応じた並べ方により前記識別画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記受付手段が第1の方向を示す操作を受付けた場合に、当該第1の方向に沿って移動するように前記識別画像を表示させ、前記受付手段が前記第1の方向と異なる第2の方向を示す操作を受付けた場合に、前記コンテンツの表示を変える
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 表示手段、受付手段、選択手段、表示制御手段、特定手段、および実行手段を有する情報処理装置の制御方法であって、
    前記表示手段が、コンテンツを画面に表示する表示ステップと、
    前記受付手段が、前記画面に対するユーザの操作を受付ける受付ステップと、
    前記選択手段が、前記受付手段が受付けた前記ユーザの操作に応じて、前記コンテンツに含まれる部分コンテンツを選択する選択ステップと、
    前記表示制御手段が、前記選択ステップにおいて前記部分コンテンツが選択されている場合に、当該部分コンテンツに対する処理が可能なアプリケーションを識別する識別画像を前記表示手段に表示させる表示制御ステップと、
    前記特定手段が、前記ユーザの操作に応じて、前記識別画像のうち当該ユーザが指定する識別画像を特定する特定ステップと
    前記特定手段が特定した識別画像により識別されるアプリケーションの手順に沿って、前記実行手段が、前記部分コンテンツに対する処理を実行する実行ステップと
    を有する制御方法。
  7. コンテンツを画面に表示する表示手段を有するコンピュータを、
    前記画面に対するユーザの操作を受付ける受付手段と、
    前記受付手段が受付けた前記ユーザの操作に応じて、前記コンテンツに含まれる部分コンテンツを選択する選択手段と、
    前記選択手段により前記部分コンテンツが選択されている場合に、当該部分コンテンツに対する処理が可能なアプリケーションを識別する識別画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記ユーザの操作に応じて、前記識別画像のうち当該ユーザが指定する識別画像を特定する特定手段と、
    前記特定手段が特定した識別画像により識別されるアプリケーションの手順に沿って、前記部分コンテンツに対する処理を実行する実行手段
    として機能させるためのプログラム。
  8. コンテンツを画面に表示する表示手段を有するコンピュータを、
    前記画面に対するユーザの操作を受付ける受付手段と、
    前記受付手段が受付けた前記ユーザの操作に応じて、前記コンテンツに含まれる部分コンテンツを選択する選択手段と、
    前記選択手段により前記部分コンテンツが選択されている場合に、当該部分コンテンツに対する処理が可能なアプリケーションを識別する識別画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記ユーザの操作に応じて、前記識別画像のうち当該ユーザが指定する識別画像を特定する特定手段と、
    前記特定手段が特定した識別画像により識別されるアプリケーションの手順に沿って決められた処理を実行する実行手段に、前記部分コンテンツに対する処理を実行させる実行制御手段
    として機能させるためのプログラム。
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