JP2014191387A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】既に設置されている既設記憶装置とは種類の異なる増設記憶装置を、既設記憶装置と同一の記憶領域として使用することができなかった。
【解決手段】記憶領域を識別する記憶領域識別子が割り当てられている記憶装置である1以上の既設記憶装置と、既設記憶装置とは種類の異なる記憶装置である1以上の増設記憶装置が接続される接続部と、接続部に増設記憶装置が接続された場合に、既設記憶装置に割り当てられている記憶領域識別子を、増設記憶装置にも割り当てることを示す記憶領域管理情報を受け付ける受付部と、受付部が受け付けた記憶領域管理情報に従い、同一の記憶領域識別子が割り当てられた2以上の記憶装置を、同一の記憶領域として使用するデータ管理部とを備える情報処理装置により、既設記憶装置とは種類の異なる増設記憶装置を、既設記憶装置と同一の記憶領域として使用することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、1以上の記憶装置を備える情報処理装置等に関するものである。
従来、同じ種類の記憶装置を一体的な記憶装置として使用するための装置(例えば、非特許文献1、非特許文献2参照)や、異なる種類の記憶装置を一体的な記憶装置として使用するための装置(例えば、非特許文献3、非特許文献4、非特許文献5参照)などが開発されている。
"ディスクアレイ"、[online]、ASCII.jpデジタル用語辞典、[2013年2月26日検索]、インターネット[URL;http://yougo.ascii.jp/caltar/ディスクアレイ/] "IBM Storwize V7000 / IBM Storwize V7000 Unified Disk Systems 概要 - Japan"、[online]、日本アイ・ビー・エム株式会社、[2013年2月26日検索]、インターネット[URL;http://www-06.ibm.com/systems/jp/storage/products/disk/storwize_v7000/] "directCache"、[online]、Fusion-io、[2013年2月26日検索]、インターネット[URL;http://www.fusionio.jp/images/datasheets/fusionio-directcache-datasheet-jp.pdf] "アップル - デスクトップパソコン - iMac - パフォーマンス"、[online]、Apple、[2013年2月26日検索]、インターネット[URL;https://www.apple.com/jp/imac/performance/] "Marvell - Storage - DragonFly"、[online]、Marvell、[2013年2月26日検索]、インターネット[URL;http://www.marvell.com/storage/dragonfly/]
従来の装置では、既に設置されている記憶装置である既設記憶装置とは種類の異なる記憶装置であり、後から増設する記憶装置である増設記憶装置を、既設記憶装置と同一の記憶領域として使用することができなかった。
本第一の発明の情報処理装置は、記憶領域を識別する記憶領域識別子が割り当てられている記憶装置である1以上の既設記憶装置と、既設記憶装置とは種類の異なる記憶装置である1以上の増設記憶装置が接続される接続部と、接続部に増設記憶装置が接続された場合に、既設記憶装置に割り当てられている記憶領域識別子を、増設記憶装置にも割り当てることを示す記憶領域管理情報を受け付ける受付部と、受付部が受け付けた記憶領域管理情報に従い、同一の記憶領域識別子が割り当てられた2以上の記憶装置を、同一の記憶領域として使用するデータ管理部とを備える情報処理装置である。
このような構成により、既設記憶装置とは種類の異なる増設記憶装置を、既設記憶装置と同一の記憶領域として使用することができる。
また、本第二の発明の情報処理装置は、第一の発明に対して、接続部に増設記憶装置が接続されたか否かを判断する接続判断部と、接続判断部が、増設記憶装置が接続されたと判断した場合に、既設記憶装置に割り当てられている記憶領域識別子を、増設記憶装置にも割り当てることを示す記憶領域管理情報を作成する記憶領域管理情報作成部とをさらに備え、受付部は、記憶領域管理情報作成部が作成した記憶領域管理情報を受け付ける情報処理装置である。
このような構成により、既設記憶装置とは種類の異なる増設記憶装置を、既設記憶装置と同一の記憶領域として使用することを、自動的に設定することができる。
また、本第三の発明の情報処理装置は、第一または第二の発明に対して、データ管理部は、既設記憶装置または増設記憶装置に、予め決められた条件を満たすデータが記録されているか否かを判断する判断手段と、判断手段が、予め決められた条件を満たすデータが既設記憶装置に記録されていると判断した場合は、データを、既設記憶装置から増設記憶装置に移動する、または、判断手段が、予め決められた条件を満たすデータが増設記憶装置に記録されていると判断した場合は、データを、増設記憶装置から既設記憶装置に移動する移動手段とを備える情報処理装置である。
このような構成により、既設記憶装置または増設記憶装置に記録されているデータのうち、予め決められた条件を満たすデータを、他方の記憶装置に移動することができる。
また、本第四の発明の情報処理装置は、第三の発明に対して、データ管理部は、判断手段が、予め決められた条件を満たすデータが既設記憶装置に記録されていると判断した場合は、データを、既設記憶装置から増設記憶装置にコピーする、または、判断手段が、予め決められた条件を満たすデータが増設記憶装置に記録されていると判断した場合は、データを、増設記憶装置から既設記憶装置にコピーする複製手段をさらに備える情報処理装置である。
このような構成により、既設記憶装置または増設記憶装置に記録されているデータのうち、予め決められた条件を満たすデータを、他方の記憶装置にコピーすることができる。
また、本第五の発明の情報処理装置は、第四の発明に対して、判断手段は、既設記憶装置および増設記憶装置に、予め決められた条件を満たす同一のデータが記録されているか否かを判断し、データ管理部は、判断手段が、予め決められた条件を満たす同一のデータが記録されていると判断した場合に、既設記憶装置または増設記憶装置のうち、予め決められた条件を満たす記憶装置から、データを削除する削除手段をさらに備える情報処理装置である。
このような構成により、既設記憶装置と増設記憶装置との両方の記憶装置に記録されている同一のデータの一方を削除し、当該データの重複を解消することができる。
また、本第六の発明の情報処理装置は、第三の発明に対して、既設記憶装置および増設記憶装置は、データが記録される領域である1以上の単位領域を有し、判断手段は、既設記憶装置または増設記憶装置が有する1以上の単位領域であり、予め決められた種類の1以上の単位領域のサイズが、予め決められた条件を満たすか否かを判断し、移動手段は、判断手段が、予め決められた条件を満たさないと判断した場合に、条件を満たすように、既設記憶装置または増設記憶装置に記録されているデータを、他方の記憶装置に移動する情報処理装置である。
このような構成により、既設記憶装置または増設記憶装置が有する1以上の単位領域の容量を、常に、一定以上に保つことができる。
また、本第七の発明の情報処理装置は、第一から第六いずれか1つの発明に対して、受付部は、接続部に増設記憶装置が接続された場合に、増設記憶装置の一部に、既設記憶装置に割り当てられている記憶領域識別子を割り当て、残りの領域に、既設記憶装置に割り当てられていない記憶領域識別子を割り当てることを示す記憶領域管理情報を受け付ける情報処理装置である。
このような構成により、増設記憶装置を、既設記憶装置と同一の記憶領域および他の記憶領域として使用することができる。
また、本第八の発明の情報処理装置は、第二から第七いずれか1つの発明に対して、記憶領域管理情報作成部は、接続判断部が、増設記憶装置が接続されたと判断した場合に、増設記憶装置の一部に、既設記憶装置に割り当てられている記憶領域識別子を割り当て、残りの領域に、既設記憶装置に割り当てられていない記憶領域識別子を割り当てることを示す記憶領域管理情報を作成する情報処理装置である。
このような構成により、増設記憶装置を、既設記憶装置と同一の記憶領域および他の記憶領域として使用することを、自動的に設定することができる。
また、本第九の発明の情報処理装置は、第一から第八いずれか1つの発明に対して、受付部は、接続部に増設記憶装置が接続された場合に、増設記憶装置の一部に、既設記憶装置に割り当てられている記憶領域識別子を割り当てることを示す記憶領域管理情報を受け付け、データ管理部は、受付部が受け付けた記憶領域管理情報に従い、増設記憶装置が有する1以上の単位領域であり、記憶領域識別子が割り当てられていない1以上の単位領域を、キャッシュ領域として使用する情報処理装置である。
このような構成により、増設記憶装置の一部を、キャッシュ領域として使用することができる。
また、本第十の発明の情報処理装置は、第九の発明に対して、受付部は、キャッシュ領域に記録されているデータを、増設記憶装置が有する単位領域であり、記憶領域識別子が割り当てられている単位領域に移動するデータ移動指示を受け付け、記憶領域管理情報作成部は、キャッシュ領域が有する単位領域であり、データ移動指示により移動することが指示されたデータが記録されている単位領域に、増設記憶装置の一部に割り当てられている記憶領域識別子を割り当てることを示す記録領域管理情報を作成する情報処理装置である。
このような構成により、キャッシュ領域に記録されているデータを、記憶領域識別子が割り当てられている単位領域に移動することなく使用することができる。
また、本第十一の発明の情報処理装置は、第一から第十いずれか1つの発明に対して、受付部は、接続部から増設記憶装置を取り外す指示である取り外し指示を受け付け、データ管理部は、受付部が、取り外し指示を受け付けた場合に、増設記憶装置に記録されているすべてのデータを、既設記憶装置に移動する情報処理装置である。
このような構成により、増設記憶装置が取り外される場合に、増設記憶装置に記録されているデータを、既設記憶装置にコピーすることができる。
また、本第十二の発明の情報処理装置は、第一から第十一いずれか1つの発明に対して、受付部は、接続部から増設記憶装置を取り外す指示である取り外し指示を受け付け、データ管理部は、1以上の単位領域識別子が格納される単位領域識別子格納手段と、受付部が、取り外し指示を受け付けた場合に、増設記憶装置が有する1以上の各使用領域を識別する1以上の単位領域識別子を、単位領域識別子格納手段に蓄積する単位領域識別子蓄積手段とをさらに備え、判断手段は、接続部から増設記憶装置が取り外された後にプロセスからデータが要求された場合において、プロセスから要求されたデータが記録されていた単位領域を識別する単位領域識別子が、単位領域識別子格納手段に格納されているか否かを判断し、データ管理部は、判断手段が、単位領域識別子格納手段に格納されていると判断した場合に、要求されたデータが、接続部から取り外された増設記憶装置に記録されていた旨を出力する出力手段をさらに備える情報処理装置である。
このような構成により、プロセスから要求されていたデータが、取り外された増設記憶装置に記録されていた場合に、その旨を、プロセスに出力することができる。
また、本第十三の発明の情報処理装置は、第一から第十いずれか1つの発明に対して、データ管理部は、予め決められた条件を満たす既設記憶装置または増設記憶装置に、データを記録する情報処理装置である。
このような構成により、既設記憶装置または増設記憶装置のうち、予め決められた条件を満たす方にデータを記録することができる。
本発明による情報処理装置等によれば、既設記憶装置とは種類の異なる増設記憶装置を、既設記憶装置と同一の記憶領域として使用することができる。
実施の形態1における情報処理装置1のブロック図 同情報処理装置1の全体動作について説明するフローチャート 同データの移動またはコピー処理について説明するフローチャート 同増設記憶装置の取り外し処理について説明するフローチャート 同SSDの増設の様子を示す図 同SSDの増設の様子を示す図 同SSDの増設の様子を示す図 同記憶領域管理情報の例を示す図 同記憶領域管理情報の例を示す図 同単位領域識別子の例を示す図 同データの移動の様子を示す図 同単位領域をキャッシュ領域として使用する様子を示す図 同記憶領域管理情報の例を示す図 同記憶領域管理情報の例を示す図 同記憶領域管理情報の例を示す図 同情報処理装置1のブロック図 上記実施の形態におけるコンピュータシステムの概観図 上記実施の形態におけるコンピュータシステムのブロック図
以下、本発明による情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。また、本実施の形態において説明する各情報の形式、内容などは、あくまで例示であり、各情報の持つ意味を示すことができれば、形式、内容などは問わない。
(実施の形態1)
本実施の形態において、既設の記憶装置(以下、既設記憶装置)を備えており、当該既設記憶装置とは種類の異なる記憶装置を増設した場合に、当該増設した記憶装置(以下、増設記憶装置)を、既設記憶装置と同一の記憶領域として使用する情報処理装置1について説明する。
図1は、本実施の形態における情報処理装置1のブロック図である。情報処理装置1は、既設記憶装置11、接続部12、接続判断部13、記憶領域管理情報作成部14、受付部15、データ管理部16を備える。また、データ管理部16は、単位領域識別子格納手段161、単位領域識別子蓄積手段162、判断手段163、移動手段164、複製手段165、削除手段166、出力手段167を備える。
また、接続部12に増設記憶装置が接続されたあと(記憶装置が増設されたあと)の情報処理装置1のブロック図は、図16である。図16において、情報処理装置1は、図1に加え、増設記憶装置17を備える。
ここで、既設記憶装置11とは、増設記憶装置17が増設される前に情報処理装置1が予め備えている記憶装置である。また、増設記憶装置17とは、後述の接続部12に接続される記憶装置である。また、本実施の形態において、記憶装置とは、通常、いわゆる補助記憶装置(ストレージ)と呼ばれるものである。補助記憶装置とは、例えば、HDDや、SSD、フラッシュメモリなどである。補助記憶装置は、不揮発性の記録媒体を有するものであれば、種類や形状などは、問わない。また、補助記憶装置の接続規格は、問わない。また、本実施の形態における記憶装置には、いわゆるメインメモリとして使用する記録媒体は、通常、含まない。メインメモリとして使用する記録媒体とは、例えば、SRAMや、DRAMなどの揮発性の記録媒体である。なお、本実施の形態において、既設記憶装置11はHDDであり、増設記憶装置17はSSDであることが好適である。
また、本実施の形態における既設記憶装置11および増設記憶装置17は、通常、1以上の単位領域を有する。単位領域のサイズ(容量)は、通常、予め決められている。当該サイズは、例えば、4KB(キロバイト)や、512B(バイト)などである。また、単位領域には、データが記録される。当該データは、例えば、ファイルや、ファイルの一部、変数に代入された値などである。また、単位領域は、通常、ブロックであるが、例えば、ページや、セクタなどであってもよい。また、単位領域は、単位領域識別子により識別される。単位領域識別子とは、1以上の各単位領域を識別する情報である。単位領域識別子は、例えば、物理アドレスや、論理アドレス、仮想アドレスなどである。つまり、単位領域識別子は、単位領域を、直接的または間接的に識別する情報であればよい。また、「単位領域」を、以下、適宜、「領域」と表記する。
また、既設記憶装置11および増設記憶装置17には、通常、記憶領域を識別する記憶領域識別子が割り当てられる。記憶領域識別子は、例えば、いわゆるドライブ名や、いわゆるボリュームラベルなどである。ドライブ名は、例えば、「C」や「D」などである。また、ボリュームラベルは、例えば、「HDD01」や、「SSD02」などである。また、既設記憶装置11には、通常、予め記憶領域識別子が割り当てられている。また、増設記憶装置17には、通常、増設された際に記憶領域識別子が割り当てられる。また、記憶領域とは、データが記録される一体的な1以上の単位領域の集合である。また、「記憶領域識別子が割り当てられる」とは、当該記憶領域識別子により、一の記憶領域として認識される状態を構築することを意味する。具体的に、「記憶領域識別子が割り当てられる」とは、記憶領域識別子と記憶装置識別子とを有する情報(以下、適宜、記憶領域管理情報)を、予め決められた記憶領域に蓄積することである。記憶装置識別子とは、記憶装置を識別する情報である。記憶装置識別子は、通常、記憶装置のモデル名や、型番、シリアルナンバーなどである。また、記憶装置識別子は、通常、既設記憶装置11および増設記憶装置17が有する。また、記憶領域管理情報は、単位領域識別子を有していてもよい。また、「予め決められた記憶領域」とは、通常、既設記憶装置11であり、以下においても同様である。
また、「増設記憶装置17を、既設記憶装置11と同一の記憶領域として使用する」とは、通常、既設記憶装置11と増設記憶装置17とに、同一の記憶領域識別子を割り当てることである。当該、記憶領域識別子は、通常、既設記憶装置11に既に割り当てられている記憶領域識別子である。また、増設記憶装置17を、既設記憶装置11と同一の記憶領域として使用することを、以下、適宜、「既設記憶装置11と増設記憶装置17とを統合する」と表記する。
また、本実施の形態における情報処理装置1が備える既設記憶装置11、接続部12、増設記憶装置17以外の構成要素は、例えば、いわゆるOSや、当該OSのカーネル、OSが有する機能などである。
接続部12には、1以上の増設記憶装置17が接続される。接続部12は、通常、予め決められた接続規格に合致する接続端子である。当該接続規格は、問わない。当該接続規格は、例えば、SATAや、eSATA、IDE、USBなどである。
接続判断部13は、接続部12に増設記憶装置17が接続されたか否かを判断する。また、接続判断部13は、接続部12から、増設記憶装置17が取り外されるか否かや、接続部12から、増設記憶装置17が取り外されたか否かなども判断する。「接続部12に増設記憶装置17が接続されたか否かを判断する」ことは、「接続部12に増設記憶装置17が接続されているか否かを判断する」ことであってもよい。また、増設記憶装置17が取り外されるか否かの判断は、通常、ソフトウェア的に行う。つまり、接続判断部13は、例えば、後述の受付部15が、増設記憶装置17を取り外す指示である取り外し指示や、増設記憶装置17への記憶領域識別子の割り当てを解除することを示す記憶領域管理情報などを受け付けた場合に、接続部12から、増設記憶装置17が取り外されると判断する。
記憶領域管理情報作成部14は、記憶領域管理情報を作成する。記憶領域管理情報とは、記憶領域を管理するための情報である。また、記憶領域管理情報の詳細については、前述のとおりであるので、説明を省略する。また、記憶領域管理情報作成部14は、例えば、接続部12に増設記憶装置17が接続された場合や、接続部12から増設記憶装置17が取り外される場合、キャッシュ領域に記録されているデータを移動する場合などに、記憶領域管理情報を作成する。
(1)接続部12に増設記憶装置17が接続された場合:接続部12に増設記憶装置17が接続された場合とは、通常、接続判断部13が、接続部12に増設記憶装置17が接続されたと判断した場合である。この場合、記憶領域管理情報作成部14は、通常、以下のいずれかの記憶領域管理情報を作成する。
(1−1)既設記憶装置11に割り当てられている記憶領域識別子を、増設記憶装置17にも割り当てることを示す記憶領域管理情報
(1−2)増設記憶装置17の一部に、既設記憶装置11に割り当てられている記憶領域識別子を割り当て、増設記憶装置17の残りに、既設記憶装置11に割り当てられていない記憶領域識別子を割り当てることを示す記憶領域管理情報
(1−3)増設記憶装置17の一部に、既設記憶装置11に割り当てられている記憶領域識別子を割り当てることを示す記憶領域管理情報
(1−1)について:当該記憶領域管理情報は、具体的には、既設記憶装置11に割り当てられている記憶領域識別子と、増設記憶装置17を識別する記憶装置識別子とが対応付いた情報である。また、記憶領域管理情報作成部14は、通常、増設記憶装置17が有するすべての単位領域を、既設記憶装置11と統合する場合に、当該(1−1)の記憶領域管理情報を作成する。
(1−2)について:「増設記憶装置17の一部」とは、増設記憶装置17が有する1以上の単位領域のうちの一部である。また、「増設記憶装置17の残り」とは、当該「増設記憶装置17が有する1以上の単位領域のうちの一部」の残りの単位領域である。また、当該記憶領域管理情報は、具体的には、以下の2つの情報を有する情報である。
(a)既設記憶装置11に割り当てられている記憶領域識別子と、増設記憶装置17が有する1以上の単位領域のうちの一部を識別する1以上の単位領域識別子とが対応付いた情報
(b)既設記憶装置11に割り当てられている記憶領域識別子とは異なる記憶領域識別子と、増設記憶装置17が有する1以上の単位領域のうち、上記(a)の残りの単位領域を識別する1以上の単位領域識別子とが対応付いた情報
また、記憶領域管理情報作成部14は、通常、増設記憶装置17が有する単位領域の一部を、既設記憶装置11と統合し、増設記憶装置17が有する残りの単位領域を、既設記憶装置11とは異なる記憶領域とする場合に、当該(1−2)の記憶領域管理情報を作成する。これは、つまりは、増設記憶装置17を2つのパーティションに分割し、一方のパーティションを既設記憶装置11と統合し、他方のパーティションを既設記憶装置11とは異なる記憶領域とすることである。
(1−3)について:当該記憶領域管理情報は、具体的には、既設記憶装置11に割り当てられている記憶領域識別子と、増設記憶装置17が有する1以上の単位領域のうちの一部を識別する1以上の単位領域識別子とが対応付いた情報である。また、記憶領域管理情報作成部14は、通常、増設記憶装置17が有する単位領域の一部を、既設記憶装置11と統合し、増設記憶装置17が有する残りの単位領域を、キャッシュ領域とする場合に、当該(1−3)の記憶領域管理情報を作成する。
また、接続部12に増設記憶装置17が接続された場合に記憶領域管理情報を作成する場合、予め決められた領域には、通常、既設記憶装置11を識別する記憶装置識別子と、当該既設記憶装置11に割り当てられている記憶領域識別子とが対応付いた記憶領域管理情報が格納されている。従って、この場合、記憶領域管理情報作成部14は、通常、当該記憶領域管理情報を用いて、上記の情報を作成する。
(1−1)の記憶領域管理情報を作成する場合:この場合、記憶領域管理情報作成部14は、既設記憶装置11に割り当てられている記憶領域識別子を、予め決められた記憶領域から取得する。そして、記憶領域管理情報作成部14は、増設記憶装置17を識別する記憶装置識別子を、増設記憶装置17から取得する。そして、記憶領域管理情報作成部14は、当該取得した2つの情報を対応付け、記憶領域管理情報を作成する。
(1−2)の記憶領域管理情報を作成する場合:この場合、記憶領域管理情報作成部14は、上記(a)、(b)のそれぞれの情報を作成する。当該2つの情報の作成手順は、例えば、以下のとおりである。
(a)の情報の作成手順:記憶領域管理情報作成部14は、既設記憶装置11に割り当てられている記憶領域識別子を、予め決められた記憶領域から取得する。そして、記憶領域管理情報作成部14は、増設記憶装置17が有する1以上の単位領域のうちの一部を識別する1以上の単位領域識別子を作成する。このとき、当該1以上の単位領域の合計のサイズ(容量)は、予め決められていてもよいし、そうでなくてもよい。予め決められていない場合、当該合計のサイズを示す情報は、通常、後述の受付部15が受け付ける。そして、記憶領域管理情報作成部14は、取得した記憶領域識別子と、作成した1以上の単位領域識別子とを対応付け、記憶領域管理情報を作成する。
(b)の情報の作成手順:記憶領域管理情報作成部14は、既設記憶装置11に割り当てられている記憶領域識別子とは異なる記憶領域識別子を取得する。当該記憶領域識別子は、通常、予め決められた記憶領域に格納されている。そして、記憶領域管理情報作成部14は、増設記憶装置17が有する1以上の単位領域のうち、上記(a)で単位領域識別子を作成した残りの1以上の各単位領域を識別する1以上の単位領域識別子を作成する。
例えば、増設記憶装置17が10個の単位領域を有しているとする。そして、上記(a)の情報を作成する際に、当該10個の単位領域のうちの6個の各単位領域を識別する6個の単位領域識別子を作成したとする。この様な場合、記憶領域管理情報作成部14は、残りの4個の各単位領域を識別する4個の単位領域識別子を作成する。そして、記憶領域管理情報作成部14は、取得した記憶領域識別子と、作成した1以上の単位領域識別子とを対応付け、記憶領域管理情報を作成する。
(1−3)の記憶領域管理情報を作成する場合:当該記憶領域管理情報を作成する手順は、上記(1−2)の(a)の情報を作成する手順と同様であるので、説明を省略する。
(2)接続部12から増設記憶装置17が取り外される場合:接続部12から増設記憶装置17が取り外される場合とは、通常、接続判断部13が、接続部12から増設記憶装置17が取り外されると判断した場合である。この場合、記憶領域管理情報作成部14は、通常、以下の記憶領域管理情報を作成する。
(2−1)増設記憶装置17への記憶領域識別子の割り当てを解除することを示す記憶領域管理情報
(2−1)について:当該記憶領域管理情報は、具体的には、既設記憶装置11に割り当てられている記憶領域識別子と、既設記憶装置11を識別する記憶装置識別子とが対応付いた情報である。
また、接続部12から増設記憶装置17が取り外される場合に記憶領域管理情報を作成する場合、予め決められた記憶領域には、通常、既設記憶装置11を識別する記憶領域識別子と、当該既設記憶装置11に割り当てられている記憶領域識別子とが対応付いた記憶領域管理情報や、上記(1−1)、上記(1−2)などの記憶領域管理情報が格納されている。従って、この場合、記憶領域管理情報作成部14は、通常、当該記憶領域管理情報を用いて、上記の情報を作成する。
(2−1)の記憶領域管理情報を作成する場合:この場合、記憶領域管理情報作成部14は、既設記憶装置11に割り当てられている記憶領域識別子と、既設記憶装置11を識別する記憶装置識別子とが対応付いた記憶領域管理情報を、予め決められた記憶領域から取得する。
(3)キャッシュ領域に記録されているデータを移動する場合:当該キャッシュ領域とは、通常、増設記憶装置17が有する1以上の単位領域のうち、記憶領域識別子が割り当てられていない1以上の単位領域である。また、「キャッシュ領域に記録されているデータを移動する」とは、通常、キャッシュ領域に記録されているデータを、記憶領域識別子が割り当てられている1以上の単位領域に移動することである。また、「キャッシュ領域に記録されているデータを移動する場合」とは、通常、後述の受付部15が、キャッシュ領域に記録されているデータを移動する指示であるデータ移動指示を受け付けた場合である。データ移動指示は、通常、移動するデータが記録されている単位領域を識別する1以上の単位領域識別子を有する。この場合、記憶領域管理情報作成部14は、通常、以下の記憶領域管理情報を作成する。
(3−1)キャッシュ領域が有する単位領域であり、データ移動指示により移動することが指示されたデータが記録されている単位領域に、増設記憶装置17の一部に割り当てられている記憶領域識別子を割り当てることを示す記録領域管理情報
(3−1)について:当該記憶領域管理情報は、具体的には、増設記憶装置17に割り当てられている記憶領域識別子と、キャッシュ領域が有する単位領域であり、データ移動指示により移動することが指示されたデータが記録されている単位領域を示す1以上の単位領域識別子とが対応付いた情報である。当該増設記憶装置17に割り当てられている記憶領域識別子は、通常、既設記憶装置11に割り当てられている記憶領域識別子でもある。
また、キャッシュ領域に記録されているデータを移動する場合に記憶領域管理情報を作成する場合、予め決められた記憶領域には、通常、既設記憶装置11を識別する記憶領域識別子と、当該既設記憶装置11に割り当てられている記憶領域識別子とが対応付いた記憶領域管理情報や、上記(1−3)の記憶領域管理情報が格納されている。従って、この場合、記憶領域管理情報作成部14は、通常、当該記憶領域管理情報を用いて、上記の情報を作成する。
(3−1)の記憶領域管理情報を作成する場合:この場合、記憶領域管理情報作成部14は、増設記憶装置17に割り当てられている記憶領域識別子を、予め決められた記憶領域から取得する。そして、記憶領域管理情報作成部14は、後述の受付部15が受け付けたデータ移動指示から、1以上の単位領域識別子を取得する。そして、記憶領域管理情報作成部14は、当該取得した2つの情報を対応付け、記憶領域管理情報を作成する。
受付部15は、記憶領域管理情報を受け付ける。当該記憶領域管理情報の受け付けは、通常、ユーザが作成した記憶領域管理情報の受け付け、または、記憶領域管理情報作成部14が作成した記憶領域管理情報の受け付けである。
また、受付部15は、例えば、1以上の単位領域の合計サイズ(容量)を示すサイズ情報を受け付けてもよい。当該1以上の単位領域は、通常、増設記憶装置17が有する単位領域である。また、当該サイズ情報は、通常、既設記憶装置11に割り当てられている記憶領域識別子を割り当てるサイズを示す情報である。また、当該サイズ情報は、例えば、既設記憶装置11に割り当てられている記憶領域識別子とは異なる記憶領域識別子を割り当てるサイズを示す情報であってもよい。また、受付部15は、例えば、取り外し指示をや、データ移動指示などを受け付けてもよい。また、当該記憶領域管理情報以外の情報や指示などの受け付けは、通常、プロセスからの受け付けである。当該プロセスは、例えば、ユーザや、タスク、ジョブ、サービス、その他のプログラムであってもよい。
また、受け付けとは、タッチパネルや、キーボードなどの入力デバイスから入力された情報の取得、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体に格納されている情報の取得、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信などを含む概念である。
また、受付部15が受け付けた記憶領域管理情報は、通常、予め決められた記憶領域に蓄積される。例えば、受付部15が上記(2−1)以外の記憶領域管理情報を受け付けた場合、当該記憶領域管理情報は、通常、予め決められた記憶領域に追記される。また、例えば、受付部15が上記(2−1)の記憶領域管理情報を受け付けた場合、当該記憶領域管理情報は、通常、予め決められた記憶領域に既に蓄積されている記憶領域管理情報に上書きして蓄積される。また、上記(2−1)の記憶領域管理情報が蓄積される場合、予め決められた記憶領域から、当該記憶領域管理情報以外の記憶領域管理情報が削除されてもよい。なお、当該蓄積および削除は、通常、図示しない記憶領域管理情報管理部が行う。
また、受付部15は、例えば、電源ONの指示や、電源OFFの指示、その他の指示などを受け付けてもよい。なお、受付部15がこれらの指示を受け付けた場合、情報処理装置1は、通常、これらの指示に応じた処理を行う。
また、受付部15における情報や指示などの入力手段は、メニュー画面によるものや、キーボードなど、何でもよい。受付部15は、メニュー画面の制御ソフトウェアや、キーボード等の入力手段のデバイスドライバなどで実現され得る。
なお、接続部12に増設記憶装置17が接続された場合は、既設記憶装置11に割り当てられている記憶領域識別子を含む1以上の記憶領域識別子を増設記憶装置17に割り当てることを示す記憶領域管理情報が、予め決められた記憶領域に蓄積されればよく、その方法や手順などは、問わない。
また、接続部12から増設記憶装置17が取り外された場合は、当該増設記憶装置17への記憶領域識別子を解除することを示す記憶領域管理情報が、予め決められた記憶領域に蓄積されればよく、その方法や手順などは、問わない。
データ管理部16は、受付部15が受け付けた記憶領域管理情報に従い、同一の記憶領域識別子が割り当てられた2以上の記憶装置を、同一の記憶領域として使用する。当該記憶領域管理情報は、通常、任意の記憶領域に格納されている記憶領域管理情報である。また、当該2以上の記憶装置とは、通常、既設記憶装置11および増設記憶装置17である。また、「同一の記憶領域として使用する」とは、通常、既設記憶装置11と増設記憶装置17とを、1つの記憶領域として使用することである。また、既設記憶装置11と同一の記憶領域として使用する増設記憶装置17は、例えば、増設記憶装置17が有するすべての単位領域であってもよいし、増設記憶装置17が有する一部の単位領域であってもよい。また、「使用する」とは、例えば、データを記録することや、データを取り出すこと、データを削除すること、データをコピーすること、データを移動することなどである。
また、データ管理部16は、例えば、受付部15が受け付けた記憶領域管理情報に従い、増設記憶装置17が有する1以上の単位領域であり、記憶領域識別子が割り当てられていない1以上の単位領域を、キャッシュ領域として使用してもよい。この場合、受付部15は、通常、増設記憶装置17の一部に、既設記憶装置11に割り当てられている記憶領域識別子を割り当てることを示す記憶領域管理情報を受け付ける。
また、例えば、プロセスからデータの書き込みが要求された場合、データ管理部16は、通常、予め決められた条件を満たす既設記憶装置11または増設記憶装置17のいずれかに、当該データを記録する。また、この場合、データ管理部16は、例えば、既設記憶装置11および増設記憶装置17の両方に、書き込みが要求されたデータを記録してもよい。当該予め決められた条件を、以下、適宜、記録対象条件とする。また、記録対象条件とは、データが記録される記憶装置に関する条件である。具体的に、記録対象条件は、例えば、記憶装置のアクセス速度や、未使用領域のサイズ(容量)などに関する条件である。未使用領域とは、データが記録されていない単位領域や、データの記録が許可されている単位領域などである。また、データが書き込まれている単位領域や、データの書き込みが許可されていない単位領域などを、以下、適宜、使用領域とする。また、記録対象条件は、具体的には、アクセス速度が速い方であることや、未使用領域のサイズが大きい方であること、すべての単位領域に対する未使用領域の割合が大きい方であることなどである。
例えば、記録対象条件が「アクセス速度:速」であるとする。当該記録対象条件は、アクセス速度が速い方であることを意味する。この様な場合、データ管理部16は、通常、既設記憶装置11および増設記憶装置17のアクセス速度について、どちらが速いかを判断する。そして、データ管理部16は、アクセス速度が速い方の記憶装置について、記録対象条件を満たすと判断する。
また、例えば、記録対象条件が「未使用容量:大」であるとする。当該記録対象条件は、未使用領域のサイズが大きい方であることを意味する。この様な場合、データ管理部16は、通常、既設記憶装置11および増設記憶装置17の未使用領域のサイズについて、どちらが大きいかを判断する。そして、データ管理部16は、未使用領域のサイズが大きい方の記憶装置について、記録対象条件を満たすと判断する。
なお、データ管理部16は、通常、後述の各手段により、同一の記憶領域識別子が割り当てられた2以上の記憶装置を、同一の記憶領域として使用する。
単位領域識別子格納手段161には、1以上の単位領域識別子が格納される。当該1以上の単位領域識別子は、通常、増設記憶装置17が有する単位領域であり、使用領域である単位領域を識別する単位領域識別子である。つまり、単位領域識別子格納手段161に格納される単位領域識別子は、増設記憶装置17が有する使用領域を管理するための単位領域識別子でもある。また、当該単位領域識別子には、例えば、記憶領域識別子や、記憶装置識別子、ファイルを識別するファイル識別子が対応付いていてもよい。ファイル識別子は、通常、いわゆるファイル名であるが、任意の文字列であってもよい。
単位領域識別子蓄積手段162は、受付部15が、取り外し指示を受け付けた場合に、増設記憶装置17が有する1以上の各使用領域を識別する1以上の単位領域識別子を、単位領域識別子格納手段161に蓄積する。当該「取り外し指示を受け付けた場合」とは、受付部15が取り外し指示を受け付けた結果、接続判断部13が、接続部12から増設記憶装置17が取り外されると判断した場合であってもよい。また、当該「取り外し指示を受け付けた場合」とは、例えば、受付部15が、上記(2−1)の記憶領域管理情報を受け付けた場合であってもよい。
例えば、単位領域識別子蓄積手段162は、増設記憶装置17が有する1以上の各単位領域について、使用領域であるか否かを判断する。そして、単位領域識別子蓄積手段162は、使用領域であると判断した1以上の各単位領域を識別する単位領域識別子を、予め決められた記憶領域から取得する。そして、単位領域識別子蓄積手段162は、取得した1以上の単位領域識別子を、単位領域識別子格納手段161に蓄積する。
また、単位領域識別子蓄積手段162は、例えば、増設記憶装置17に割り当てられている記憶領域識別子や、増設記憶装置17を識別する記憶装置識別子、増設記憶装置17が有する1以上の使用領域に記録されているデータから構成されるファイルを識別するファイル識別子などを取得してもよい。そして、単位領域識別子蓄積手段162は、取得した1以上の単位領域識別子と、記憶領域識別子や記憶装置識別子、ファイル識別子などとを対応付けて、単位領域識別子格納手段161に蓄積してもよい。
判断手段163は、既設記憶装置11または増設記憶装置17について、いずれか一方の記憶装置に記録されているデータや、両方の記憶されているデータ、いずれか一方の記憶装置が有する予め決められた種類の1以上の単位領域のサイズ(容量)などが、予め決められた条件を満たすか否かを判断する。判断の内容や手順などは、以下のとおりである。
(1)既設記憶装置11または増設記憶装置17に、予め決められた条件を満たすデータが記録されているか否かを判断する場合:当該予め決められた条件を、以下、適宜、移動対象条件とする。移動対象条件は、通常、一方の記憶装置から他方の記憶装置に移動またはコピーするデータに関する条件である。移動対象条件は、例えば、記録されてからのアクセス頻度が予め決められた条件を満たすことや、記録されてからの経過時間が予め決められた条件を満たすこと、既設記憶装置11または増設記憶装置17のいずれか一方にのみ記録されていること、既設記憶装置11または増設記憶装置17のうちアクセス速度が遅い方の記憶装置にのみ記録されていることなどである。アクセス頻度は、通常、アクセスされた回数である。
この場合、判断手段163は、例えば、既設記憶装置11または増設記憶装置17に記録されている1以上の各データについて、記録されてからのアクセス頻度や、記録されてからの経過時間、既設記憶装置11または増設記憶装置17のどちらに記録されているかなどを取得する。また、判断手段163は、例えば、既設記憶装置11および増設記憶装置17のアクセス速度について、どちらが速いかを判断した結果などを取得してもよい。そして、判断手段163は、これらの取得した情報が、移動対象条件を満たすか否かを判断する。そして、判断手段163は、これらの取得した情報が、移動対象条件を満たす場合に、既設記憶装置11または増設記憶装置17に、移動対象条件を満たすデータが記録されていると判断する。
例えば、一のデータについて、記録されてからのアクセス回数が「5回」であり、記録されてからの経過時間が「24時間」であるとする。また、例えば、移動対象条件が「(アクセス回数≦5回)&(経過時間≧20時間)」であるとする。当該移動対象条件は、記録されてからのアクセス回数が5回以下であり、記録されてからの経過時間が20時間以上であることである。この様な場合、判断手段163は、当該データが、当該移動対象条件を満たすと判断する。
(2)既設記憶装置11および増設記憶装置17に、予め決められた条件を満たす同一のデータが記録されているか否かを判断する場合:当該予め決められた条件を、以下、適宜、削除対象条件とする。削除対象条件は、通常、既設記憶装置11または増設記憶装置17から削除するデータに関する条件である。なお、削除対象条件の内容や形式などは、通常、移動対象条件と同様であるので、説明を省略する。また、当該「同一のデータ」は、例えば、後述の複製手段165により、既設記憶装置11または増設記憶装置17から、他方の記憶装置にコピーされたデータであってもよい。
この場合、判断手段163は、例えば、まず、既設記憶装置11および増設記憶装置17から、当該両記憶装置に記録されているデータを取得する。そして、判断手段163は、当該取得したデータについて、記録されてからのアクセス頻度や、記録されてからの経過時間などを取得する。当該「記録されてから」には、「コピーされてから」も含む。そして、判断手段163は、これらの取得した情報が、削除対象条件を満たすか否かを判断する。なお、一のデータが削除対象条件を満たすか否かの判断の例については、上記の一のデータが移動対象条件を満たすか否かの判断の例と同様であるので、説明を省略する。そして、判断手段163は、これらの取得した情報が、削除対象条件を満たす場合に、既設記憶装置11または増設記憶装置17に、削除対象条件を満たすデータが記録されていると判断する。
(3)既設記憶装置11または増設記憶装置17が有する予め決められた種類の1以上の単位領域のサイズ(容量)が、予め決められた条件を満たすか否かを判断する場合:当該「予め決められた種類」とは、通常、記憶領域識別子が割り当てられている単位領域、または記憶領域識別子が割り当てられていない単位領域(キャッシュ領域)である。また、「予め決められた種類」とは、具体的には、記憶領域識別子が割り当てられている1以上の単位領域における未使用領域または使用領域や、キャッシュ領域における未使用領域または使用領域などである。また、当該サイズは、例えば、記憶装置のサイズに対する予め決められた種類の1以上の単位領域のサイズの割合であってもよい。また、当該予め決められた条件を、以下、適宜、移動タイミング条件とする。移動タイミング条件は、通常、一方の記憶装置から他方の記憶装置にデータを移動するタイミングに関する条件である。移動タイミング条件は、例えば、未使用領域のサイズが予め決められた条件を満たすほど大きいことや、使用領域のサイズが予め決められた条件を満たすほど大きいことなどである。また、移動タイミング条件は、例えば、未使用領域のサイズが予め決められた条件を満たすほど小さいことや、使用領域のサイズが予め決められた条件を満たすほど小さいことなどであってもよい。
この場合、判断手段163は、例えば、既設記憶装置11または増設記憶装置17について、未使用領域のサイズや、使用領域のサイズなどを算出する。そして、判断手段163は、当該未使用領域のサイズや使用領域のサイズなどが、移動タイミング条件を満たすか否かを判断する。
例えば、既設記憶装置11の未使用領域のサイズが「50GB(ギガバイト)」であるとする。また、例えば、移動タイミング条件が「未使用サイズ≦60GB」であるとする。当該移動タイミング条件は、未使用領域のサイズが60GB以下であることを意味する。この様な場合、判断手段163は、当該未使用領域のサイズが、当該移動タイミング条件を満たすと判断する。
また、例えば、既設記憶装置11の未使用領域のサイズの割合が「60%」であるとする。また、例えば、移動タイミング条件が「未使用割合≧50%」であるとする。当該移動タイミング条件は、未使用領域のサイズの割合が50%以上であることを意味する。この様な場合、判断手段163は、当該未使用領域のサイズが、当該移動タイミング条件を満たすと判断する
(4)プロセスから要求されたデータが記録されていた単位領域を識別する単位領域識別子が、単位領域識別子格納手段161に格納されているか否かを判断する場合:当該判断は、通常、接続部12から増設記憶装置17が取り外された後にプロセスからデータが要求された場合に行う。また、当該プロセスは、例えば、ユーザや、タスク、ジョブ、サービス、その他のプログラムであってもよい。また、プロセスがデータを要求する場合、プロセスは、通常、データが記録されている単位領域を識別する単位領域識別子を指定する。従って、この場合、判断手段163は、例えば、プロセスが指定した単位領域識別子が、単位領域識別子格納手段161に格納されているか否かを判断する。また、当該単位領域識別子は、ファイルを識別するファイル識別子であってもよい。
移動手段164は、既設記憶装置11または増設記憶装置17に記録されているデータを、他方の記憶装置に移動する。当該移動は、通常、既設記憶装置11から増設記憶装置17への移動および増設記憶装置17から既設記憶装置11への移動のうちのいずれか一方または両方である。また、当該データの移動のタイミングは、例えば、以下のとおりである。
(1)判断手段163が、既設記憶装置11または増設記憶装置17に、移動対象条件を満たすデータが記録されていると判断した場合
(2)判断手段163が、既設記憶装置11または増設記憶装置17の未使用領域または使用領域のサイズが、移動タイミング条件を満たさないと判断した場合
(3)受付部15が、取り外し指示を受け付けた場合
上記(1)の場合、移動手段164は、通常、移動対象条件を満たすデータを、当該データが記録されている記憶装置から、他方の記憶装置に移動する。つまり、当該データが既設記憶装置11に記録されている場合、移動手段164は、当該データを増設記憶装置17に移動する。また、当該データが増設記憶装置17に記録されている場合、移動手段164は、当該データを既設記憶装置11に移動する。
また、上記(2)の場合、移動手段164は、通常、既設記憶装置11または増設記憶装置17に記録されているデータを、移動タイミング条件を満たすように、他方の記憶装置に移動する。例えば、既設記憶装置11の未使用領域のサイズが「20GB」であり、移動タイミング条件が「未使用サイズ≧25GB」であるとする。この様な場合、判断手段163は、当該未使用領域のサイズが、当該移動タイミング条件を満たさないと判断する。そして、移動手段164は、例えば、当該サイズとタイミング条件とを用いて、移動するデータのサイズ(容量)「25GB−20GB=5GB」を算出する。そして、移動手段164は、既設記憶装置11に記録されている5GB分のデータを、増設記憶装置17に移動する。なお、当該移動するデータの選択の条件は、問わない。当該条件は、例えば、上記の移動対象条件であってもよい。
また、上記(2)は、例えば、判断手段163が、既設記憶装置11または増設記憶装置17の未使用領域または使用領域のサイズが、移動タイミング条件を満たすと判断した場合であってもよい。この場合、移動手段164は、通常、既設記憶装置11または増設記憶装置17に記録されているデータを、移動タイミング条件を満たさないように、他方の記憶装置に移動する。例えば、既設記憶装置11の使用領域のサイズの割合が「90%」であり、移動タイミング条件が「使用割合≧80%」であるとする。この様な場合、判断手段163は、当該使用領域のサイズの割合が、当該移動タイミング条件を満たすと判断する。そして、移動手段164は、例えば、当該サイズの割合とタイミング条件と既設記憶装置11のサイズとを用いて、移動するデータのサイズ(容量)を算出する。ここで、既設記憶装置11のサイズが「1TB(テラバイト)」であるとすると、移動手段164は、移動するデータのサイズ「1TB×(90%−80%)=0.1TB」を算出する。そして、移動手段164は、既設記憶装置11に記録されている0.1TB分のデータを、増設記憶装置17に移動する。なお、当該移動するデータの選択の条件は、問わない。当該条件は、例えば、上記の移動対象条件であってもよい。
また、上記(3)の場合、移動手段164は、通常、増設記憶装置17に記録されているすべてのデータを、既設記憶装置11に移動する。また、上記(3)は、例えば、受付部15が、増設記憶装置17への記憶領域識別子の割り当てを解除することを示す記憶領域管理情報を受け付けた場合や、受付部15が取り外し指示や当該記憶領域管理情報を受け付けた結果、接続判断部13が、接続部12から増設記憶装置17が取り外されると判断した場合であってもよい。
複製手段165は、既設記憶装置11または増設記憶装置17に記録されているデータを、他方の記憶装置にコピーする。当該コピーは、通常、既設記憶装置11から増設記憶装置17へのコピーおよび増設記憶装置17から既設記憶装置11へのコピーのうちのいずれか一方または両方である。また、当該データのコピーのタイミングは、通常、判断手段163が、既設記憶装置11または増設記憶装置17に、移動対象条件を満たすデータが記録されていると判断した場合である。この場合、複製手段165は、通常、当該移動対象条件を満たすデータを、当該データが記録されている記憶装置から、他方の記憶装置にコピーする。つまり、当該データが既設記憶装置11に記録されている場合、複製手段165は、当該データを増設記憶装置17にコピーする。また、当該データが増設記憶装置17に記録されている場合、複製手段165は、当該データを既設記憶装置11にコピーする。
また、複製手段165は、例えば、受付部15が、取り外し指示を受け付けた場合に、増設記憶装置17に記録されているすべてのデータを、既設記憶装置11にコピーしてもよい。
削除手段166は、既設記憶装置11および増設記憶装置17に記録されている同一のデータを、既設記憶装置11または増設記憶装置17から削除する。当該削除されるデータは、通常、判断手段163が、削除対象条件を満たすと判断したデータである。また、例えば、当該同一のデータが、複製手段165によりコピーされたデータである場合、削除されるデータは、コピー先のデータ、コピー元のデータ、いずれであってもよい。
また、当該データが削除される記憶装置は、通常、予め決められた条件を満たす記憶装置である。当該予め決められた条件を、削除先条件とする。削除先条件は、通常、データが削除される記憶装置に関する条件である。削除先条件は、例えば、アクセス速度が最も遅いことや、未使用領域のサイズが最も小さいこと、記憶装置のサイズが最も小さいことなどである。
また、当該データの削除のタイミングは、通常、判断手段163が、既設記憶装置11および増設記憶装置17に、削除対象条件を満たす同一のデータが記録されていると判断した場合である。
出力手段167は、プロセスから要求されたデータが、接続部12から取り外されていた増設記憶装置17に記録されていた旨を出力する。出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。なお、送信や蓄積、処理結果の引渡しについては、出力対象が最終的にユーザに提示されるものとする。
また、出力手段167は、例えば、接続部12から取り外された増設記憶装置17を、接続部12に接続する旨を出力してもよい。
また、当該出力のタイミングは、通常、判断手段163が、プロセスから要求されたデータが記録されていた単位領域を識別する単位領域識別子が、単位領域識別子格納手段161に格納されていると判断した場合である。
また、出力手段167は、ディスプレイやスピーカーなどの出力デバイスを含むと考えてもよいし、含まないと考えてもよい。出力手段167は、出力デバイスのドライバソフトまたは、出力デバイスのドライバソフトと出力デバイスなどで実現され得る。
なお、接続判断部13、記憶領域管理情報作成部14、データ管理部16、単位領域識別子蓄積手段162、判断手段163、移動手段164、複製手段165、削除手段166は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。また、接続判断部13などの処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。なお、接続判断部13などは、ハードウェア(専用回路)で実現されてもよい。
また、単位領域識別子格納手段161は、通常、不揮発性の記録媒体で実現される。また、単位領域識別子格納手段161は、通常、既設記憶装置11により実現されることが好適である。また、単位領域識別子格納手段161に所定の情報が記憶される過程は、問わない。例えば、当該所定の情報は、記録媒体や、通信回線、入力デバイスなどを介して単位領域識別子格納手段161に記憶されてもよい。
次に、情報処理装置1の全体動作について、図2のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS201)情報処理装置1は、受付部15が、電源ONの指示を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合は、ステップS202に進み、そうでない場合は、ステップS201に戻る。
(ステップS202)情報処理装置1は、電源ONの処理を行う。
(ステップS203)記憶領域管理情報作成部14は、受付部15が、記憶領域管理情報を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合は、ステップS207に進み、そうでない場合は、ステップS204に進む。
(ステップS204)接続判断部13は、接続部12に、増設記憶装置17が接続されたか否かを判断する。接続された場合は、ステップS205に進み、そうでない場合は、ステップS203に戻る。
(ステップS205)記憶領域管理情報作成部14は、記憶領域管理情報を作成する。当該記憶領域管理情報は、通常、増設記憶装置17への記憶領域識別子の割り当てを解除することを示す記憶領域管理情報以外の記憶領域管理情報である。
(ステップS206)受付部15は、ステップS205で作成した記憶領域管理情報を受け付ける。
(ステップS207)図示しない記憶領域管理情報管理部は、ステップS203またはステップS206で受け付けた記憶領域管理情報を、予め決められた記憶領域に蓄積する。
(ステップS208)データ管理部16は、プロセスから、データの記録を要求されたか否かを判断する。要求された場合は、ステップS209に進み、そうでない場合は、ステップS212に進む。
(ステップS209)データ管理部16は、既設記憶装置11が記録対象条件を満たすか否かを判断する。満たす場合は、ステップS210に進み、そうでない場合は、ステップS211に進む。
(ステップS210)データ管理部16は、プロセスから記録を要求されたデータを、既設記憶装置11に記録する。
(ステップS211)データ管理部16は、プロセスから記録を要求されたデータを、増設記憶装置17に記録する。
(ステップS212)記憶領域管理情報作成部14は、既設記憶装置11が、キャッシュ領域を有するか否かを判断する。キャッシュ領域を有する場合は、ステップS213に進み、そうでない場合は、ステップS217に進む。
(ステップS213)記憶領域管理情報作成部14は、受付部15がデータ移動指示を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合は、ステップS214に進み、そうでない場合は、ステップS217に進む。
(ステップS214)記憶領域管理情報作成部14は、増設記憶装置17に割り当てられている記憶領域識別子と、ステップS213で受け付けたデータ移動指示が有する1以上の単位領域識別子を用いて、記憶領域管理情報を作成する。
(ステップS215)受付部15は、ステップS214で作成した記憶領域管理情報を受け付ける。
(ステップS216)図示しない記憶領域管理情報管理部は、ステップS215で受け付けた記憶領域管理情報を、予め決められた記憶領域に蓄積する。
(ステップS217)データ管理部16は、既設記憶装置11または増設記憶装置17に記録されているデータを、一方の記憶装置から他方の記憶装置に移動またはコピーする。この処理の詳細は、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS218)データ管理部16は、接続部12からの増設記憶装置17の取り外し処理を行う。この処理の詳細は、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS219)情報処理装置1は、受付部15が、電源OFFの指示を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合は、ステップS220に進み、そうでない場合は、ステップS203に戻る。
(ステップS220)情報処理装置1は、電源OFFの処理を行う。
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理を終了してもよい。
図3は、図2のフローチャートのステップS217のデータの移動またはコピー処理を示すフローチャートである。
(ステップS301)判断手段163は、既設記憶装置11または増設記憶装置17に、移動対象条件を満たすデータが記録されているか否かを判断する。記録されている場合は、ステップS302に進み、そうでない場合は、ステップS305に進む。
(ステップS302)判断手段163は、ステップS301で移動対象条件を満たすと判断したデータを、移動するかコピーするかを判断する。例えば、予め決められた記憶領域に、移動するかコピーするかを示す情報が格納されている場合、判断手段163は、当該情報を用いて、移動するかコピーするかを判断する。そして、移動する場合は、ステップS303に進み、そうでない場合は、ステップS304に進む。
(ステップS303)移動手段164は、ステップS301で移動対象条件を満たすと判断したデータを、当該データが記録されていない他方の記憶装置に移動する。
(ステップS304)複製手段165は、ステップS301で移動対象条件を満たすと判断したデータを、当該データが記録されていない他方の記憶装置にコピーする。
(ステップS305)削除手段166は、ステップS304でコピーしたデータ(以下、適宜、コピーデータ)が、既設記憶装置11または増設記憶装置17に記録されているか否かを判断する。記録されている場合は、ステップS306に進み、そうでない場合は、ステップS308に進む。
(ステップS306)削除手段166は、ステップS305で記録されていると判断したコピーデータが、削除対象条件を満たすか否かを判断する。削除対象条件を満たす場合は、ステップS307に進み、そうでない場合は、ステップS310に進む。
(ステップS307)削除手段166は、既設記憶装置11が、削除先条件を満たすか否かを判断する。満たす場合は、ステップS308に進み、そうでない場合は、ステップS309に進む。
(ステップS308)削除手段166は、既設記憶装置11からコピーデータを削除する。
(ステップS309)削除手段166は、増設記憶装置17からコピーデータを削除する。
(ステップS310)判断手段163は、既設記憶装置11または増設記憶装置17が、移動タイミング条件を満たすか否かを判断する。満たす場合は、上位処理にリターンし、そうでない場合は、ステップS311に進む。
(ステップS311)移動手段164は、既設記憶装置11または増設記憶装置17に記録されているデータを、移動タイミング条件を満たすように、他方の記憶装置に移動する。そして、上位処理にリターンする。
図4は、図2のフローチャートのステップS218の増設記憶装置17の取り外し処理を示すフローチャートである。
(ステップS401)記憶領域管理情報作成部14は、受付部15が、取り外し指示を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合は、ステップS402に進み、そうでない場合は、ステップS404に進む。
(ステップS402)記憶領域管理情報作成部14は、増設記憶装置17への記憶領域識別子の割り当てを解除することを示す記憶領域管理情報を作成する。
(ステップS403)受付部15は、ステップS402で作成した記憶領域管理情報を受け付ける。
(ステップS404)単位領域識別子蓄積手段162は、受付部15が、増設記憶装置17への記憶領域識別子の割り当てを解除することを示す記憶領域管理情報を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合は、ステップS405に進み、そうでない場合は、上位処理にリターンする。
(ステップS405)単位領域識別子蓄積手段162は、増設記憶装置17が有する使用領域を識別する1以上の単位領域識別子を取得する。
(ステップS406)単位領域識別子蓄積手段162は、ステップS405で取得した1以上の単位領域識別子を、単位領域識別子格納手段161に蓄積する。
(ステップS407)増設記憶装置17が、接続部12からユーザによって取り外される。このとき、出力手段167は、増設記憶装置17の取り外しを許可する旨を出力してもよい。
(ステップS408)判断手段163は、プロセスからデータが要求されたか否かを判断する。要求された場合は、ステップS409に進み、そうでない場合は、上位処理にリターンする。
(ステップS409)判断手段163は、プロセスから要求されたデータが記録されていた単位領域識別子が、単位領域識別子格納手段161に格納されているか否かを判断する。格納されている場合は、ステップS410に進み、そうでない場合は、上位処理にリターンする。
(ステップS410)出力手段167は、プロセスから要求されたデータが、接続部12から取り外されていた増設記憶装置17に記録されていた旨を出力する。
(具体例)
次に、情報処理装置1の動作の具体例について説明する。なお、本具体例において、情報処理装置1は、いわゆるパソコン(以下、PC)であり、既設記憶装置11は、HDDであるものとする。また、既設記憶装置11には、いわゆるドライブ文字である「C」が記憶領域識別子として割り当てられているものとする。また、任意のドライブ文字「*」が割り当てられている記憶装置や記憶領域などを、以下、適宜、「*ドライブ」と表記するものとする。また、既設記憶装置11(HDD)を識別する記憶装置識別子は、「HDD−1TB」であるものとする。また、予め決められた記憶領域には、HDDにドライブ文字「C」が割り当てられていることを示す記憶領域管理情報が、予め格納されているものとする。
(例1)
本例において、増設記憶装置17が接続部12に接続される例について説明する。なお、本例において、増設記憶装置17は、SSDであるものとする。また、SSDを識別する記憶装置識別子は、「SSD−256GB」であるものとする。
ここで、既設記憶装置11としてHDDを備えているPCに、SSDを増設する際の様子は、例えば、図5である。また、通常のPCでは、増設したSSDは、通常、図6の上段の様に、HDDとは異なるドライブ文字が割り当てられる(HDDをCドライブとした場合、SSDはDドライブ)。しかしながら、本発明では、増設したSSDは、図6の下段の様に、HDDと同一のドライブ文字が割り当てられ、HDDと連続した領域として使用される(HDDをCドライブとした場合、SSDもCドライブの領域となる)。また、図6の下段において、HDDとSSDとは、図7の様に、HDDは、使用領域と未使用領域を構成し、SSDは、未使用領域を構成する。
まず、ユーザが、PCの電源がOFFの状態で、SATAコネクタにSSDを接続したとする。そして、ユーザが、PCの電源をONにしたとする。すると、接続判断部13は、接続部12にSSDが接続されたと判断する。
次に、記憶領域管理情報作成部14は、HDDに割り当てられているドライブ文字「C」と、接続部12に接続されたSSDを識別する記憶装置識別子「SSD−256GB」とを対応付け、記憶領域管理情報を作成する。なお、当該記憶領域管理情報は、例えば、ユーザが作成してもよい。ユーザが作成する場合、当該作成の方法や手順などは、問わない。
次に、受付部15は、上記で作成した記憶領域管理情報を受け付ける。そして、図示しない記憶領域管理情報管理部は、当該記憶領域管理情報を、予め決められた記憶領域に追記する。当該追記後の記憶領域管理情報は、例えば、図8である。図8において、記憶領域管理情報には、レコードを一意に特定するためのIDが対応付いている。また、図8において、項目名「記憶領域」は、記憶領域識別子である。また、項目名「記憶装置」は、記憶装置識別子である。
以上の処理により、HDDとSSDとは、Cドライブとなり、Cドライブの容量は、HDDとSSDの合計容量となる。
次に、ユーザが、Cドライブに記録されているファイルを開くための操作を行ったとする。当該ファイルは、Cドライブを構成するHDDに記録されているものとする。また、当該ファイルは、ファイル名「photo001.jpg」で識別されるものとする。
次に、判断手段163は、HDDに、移動対象条件を満たすデータが格納されているか否かを判断する。ここで、移動対象条件は、「増設記憶装置17が接続されてからアクセスされたデータ」であるものとする。すると、判断手段163は、上記のファイル「photo001.jpg」が、移動対象条件を満たすと判断する。その結果、判断手段163は、HDDに、移動対象条件を満たすデータが格納されていると判断する。
次に、移動手段164は、判断手段163が、移動対象条件を満たすと判断したファイル「photo001.jpg」を、HDDからSSDに移動する。
上記の結果、例えば、2回目にファイル「photo001.jpg」を開いた場合、当該ファイルはSSDに記録されているため、1回目に開いたとき(HDDに記録されていたとき)よりも速く開くことができる。
(例2)
本例において、増設記憶装置17が接続部12に接続され、また取り外される例ついて説明する。なお、本例において、増設記憶装置17は、いわゆるUSBメモリであるものとする。また、当該USBは、HDDよりもアクセス速度が速いものとする。また、USBメモリを識別する記憶装置識別子は、「USB−FM−32GB」であるものとする。
まず、ユーザが、PCの電源がONの状態で、USBスロットにUSBメモリを接続したとする。そして、ユーザが、当該USBメモリをCドライブに割り当てるために、図9に示す記憶領域管理情報を作成したとする。すると、受付部15は、当該記憶領域管理情報を受け付ける。そして、図示しない記憶領域管理情報管理部は、当該記憶領域管理情報を、予め決められた記憶領域に蓄積する。
以上の処理により、HDDとUSBメモリとは、Cドライブとなり、Cドライブの容量は、HDDとUSBメモリの合計容量となる。
次に、ユーザが、Cドライブに記録されているアプリケーションプログラム(以下、アプリケーション)を起動するための操作を行ったとする。当該アプリケーションは、Cドライブを構成するHDDに記録されているものとする。また、当該アプリケーションの名称は、「App01.exe」であるものとする。また、当該アプリケーションは、Cドライブに記録されているファイル「settings.xml」を使用するものとする。また、当該ファイルは、Cドライブを構成するHDDに記録されているものとする。
次に、起動されたアプリケーション「App01.exe」は、ファイル「settings.xml」を読み出し、予め決められた処理を行う。
次に、判断手段163は、HDDに、移動対象条件を満たすデータが格納されているか否かを判断する。ここで、移動対象条件は、「増設記憶装置17が接続されてからアクセスされたデータ」であるものとする。すると、判断手段163は、上記のファイル「settings.xml」が、移動対象条件を満たすと判断する。その結果、判断手段163は、HDDに、移動対象条件を満たすデータが格納されていると判断する。
次に、移動手段164は、判断手段163が、移動対象条件を満たすと判断したファイル「settings.xml」を、HDDからUSBメモリに移動する。
上記の結果、例えば、2回目に上記のアプリケーション「App01.exe」を起動した場合、当該アプリケーションが使用するファイルはHDDよりもアクセス速度が速いUSBメモリに記録されているため、1回目に起動したとき(当該ファイルがHDDに記録されていたとき)よりも速く起動することができる。
次に、ユーザが、USBメモリを取り外すための操作を行ったとする。すると、受付部15は、取り外し指示を受け付ける。そして、接続判断部13は、USBメモリが接続部12から取り外されると判断する。
次に、記憶領域管理情報作成部14は、USBメモリへの記憶領域識別子の割り当てを解除することを示す記憶領域管理情報を作成する。当該記憶領域管理情報は、例えば、HDDに割り当てられているドライブ文字「C」と、HDDを識別する記憶装置識別子「HDD−1TB」とが対応付いた情報である。
次に、受付部15は、上記で作成した記憶領域管理情報を受け付ける。そして、図示しない記憶領域管理情報管理部は、当該記憶領域管理情報を、予め決められた記憶領域に上書きして蓄積する。また、このとき、記憶領域管理情報管理部は、例えば、図9の記憶領域管理情報が、ドライブ文字「C」と記憶装置識別子「HDD−1TB」とが対応付いた情報となるように、図9の「ID=002」のレコードを削除してもよい。
次に、単位領域識別子蓄積手段162は、USBメモリが有するすべての各使用領域を識別する1以上の単位領域識別子を取得する。そして、当該単位領域識別子を、USBメモリの記憶装置識別子「USB−FM−32GB」と対応付けて、単位領域識別子格納手段161に蓄積する。当該1以上の単位領域識別子は、例えば、図10である。図10において、項目名「単位領域」が、単位領域識別子である。また、図10において、1以上の各単位領域識別子には、レコードを一意に特定するためのIDが対応付いている。
以上で、USBメモリを取り外すための処理は終了する。従って、ユーザは、上記の処理が終了するのを待って、USBメモリを取り外す。
次に、ユーザが、上記のアプリケーション「App01.exe」を再度、起動したとする。すると、当該アプリケーションは、ファイル「settings.xml」を要求する。具体的に、当該アプリケーションは、USBメモリに記録されているデータであり、「0x00000001」、「0x00000002」、「0x00000003」の3個の各単位領域識別子で識別される単位領域に記録されているデータを要求したものとする。
次に、判断手段163は、図10より、アプリケーションが要求したデータが記録されている単位領域を識別する3個の単位領域識別子が、単位領域識別子格納手段161に格納されていると判断する。
次に、出力手段167は、取り外されたUSBメモリをUSBスロットに接続する旨を出力する。このとき、出力手段167は、例えば、図10の記憶装置識別子で識別されるUSBメモリを接続する旨を出力する。
(例3)
本例において、増設記憶装置17が接続部12に接続され、また取り外される例ついて説明する。なお、本例において、増設記憶装置17は、いわゆるDVDであるものとする。
まず、ユーザが、PCの電源がONの状態で、DVDドライブにDVDメディアをセットしたとする。すると、接続判断部13は、接続部12にDVDが接続されたと判断する。
次に、記憶領域管理情報作成部14は、例1と同様に、記憶領域管理情報を作成し、図示しない記憶領域管理情報管理部は、当該記憶領域管理情報を、予め決められた記憶領域に蓄積する。当該記憶領域管理情報の例は、図8や図9などと同様であるので、省略する。
次に、判断手段163は、HDDに、移動対象条件を満たすデータが格納されていると判断する。ここで、移動対象条件は、「アクセス頻度の低いデータ」であるものとする。
次に、移動手段164は、判断手段163が、移動対象条件を満たすと判断したデータを、HDDからDVDに移動する。ここで、当該移動したファイルには、例2において説明したファイル「settings.xml」が含まれているものとする。
ここで、例えば、ユーザが、DVDに移動したデータを開いたとする。HDDよりもDVDの方が、通常、アクセス速度が遅い。従って、この様な場合、DVDへのデータの移動前よりも、当該データが開くまでの時間は、遅くなる。
次に、ユーザが、DVDメディアを交換するための操作を行ったとする。当該操作は、例えば、DVDドライブのイジェクトボタンを押すことなどである。すると、受付部15は、取り外し指示を受け付ける。また、接続判断部13は、DVDメディアがDVDドライブから取り外されると判断する。また、記憶領域管理情報作成部14は、例2と同様に、記憶領域管理情報を作成する。また、単位領域識別子蓄積手段162は、DVDメディアが有する使用領域を識別する1以上の単位領域識別子を、単位領域識別子格納手段161に蓄積する。これらの処理の詳細は、例2と同様であるので、説明を省略する。
以上で、DVDメディアを交換するための処理は終了する。従って、ユーザは、上記の処理が終了するのを待って、DVDメディアを交換する。
次に、ユーザが、例2において説明したアプリケーション「App01.exe」を起動したとする。すると、当該アプリケーションは、ファイル「settings.xml」を要求する。そして、出力手段167は、例2と同様に、DVDドライブから取り外されたDVDメディアをセットする旨を出力する。ここで、当該DVDメディアを識別する識別子が「DVD−xxxx」であるとする。この様な場合、出力手段167は、例えば、当該識別子で識別されるDVDメディアをセットする旨を出力する。
(例4)
本例において、既設記憶装置11または増設記憶装置17が移動タイミング条件を満たす場合に、一方の記憶装置から他方の記憶装置にデータを移動する例について説明する。当該、移動タイミング条件を満たす場合に一方の記憶装置から他方の記憶装置にデータを移動する際の様子は、例えば、図11である。なお、本例において、増設記憶装置17は、SSDであるものとする。また、その他の記憶装置識別子などは、例1や例2などと同様であるものとする。また、移動タイミング条件は、「未使用領域≧20%」であるものとする。
まず、例1と同様に、SATAコネクタにSSDが接続されているものとする。
次に、判断手段163は、HDDとSSDのそれぞれの未使用領域の割合が、移動タイミング条件を満たすか否かを判断する。ここで、HDDの未使用領域の割合が「30%」であり、SSDの未使用領域の割合が「18%」であったとする。すると、判断手段163は、SSDの未使用領域の割合が、移動タイミング条件を満たさないと判断する。
次に、移動手段164は、SSDからHDDに移動するデータの容量を算出する。ここで、SSDの全容量が「256GB」であるとする。また、移動タイミング条件を満たすまでに必要な未使用領域の割合は、「2%」である。従って、移動手段164は、「256GB×2%」を計算し、移動するデータの容量「5.12GB」を算出する。
次に、移動手段164は、「5.12GB」分のデータを、SSDからHDDに移動する。このとき、移動手段164は、例えば、アクセス頻度の低いデータから順に移動し、当該移動したデータの累積の容量が「5.12GB」を超えた時点で、当該移動を終了してもよい。また、当該移動するデータの順序は、例えば、作成してからの経過日時が長い順や、最終アクセス日時からの経過時間が長い順などであってもよい。
(例5)
本例において、増設記憶装置17が有する単位領域の一部を、キャッシュ領域として使用する例について説明する。当該増設記憶装置17の一部をキャッシュ領域として使用する際の様子は、例えば、図12である。なお、本例において、増設記憶装置17は、SSDであるものとする。また、その他の記憶装置識別子などは、例1や例2などと同様であるものとする。
まず、例1と同様に、SATAコネクタにSSDが接続されているものとする。そして、例1と同様に、接続判断部13は、接続部12にSSDが接続されたと判断する。
次に、ユーザが、HDDと統合するSSDのサイズ(容量)を示す情報を入力するための操作を行ったとする。すると、受付部15は、当該サイズを示す情報を受け付ける。ここで、当該サイズは、150GBであるものとする。
次に、記憶領域管理情報作成部14は、HDDに割り当てられているドライブ文字「C」と、接続部12に接続されたSSDを識別する記憶装置識別子「SSD−256GB」と、SSDが有する1以上の単位領域のうち、150GB分の1以上の単位領域を識別する領域識別子とを対応付け、記憶領域管理情報を作成する。
次に、受付部15は、上記で作成した記憶領域管理情報を受け付ける。そして、図示しない記憶領域管理情報管理部は、当該記憶領域管理情報を、予め決められた記憶領域に追記する。当該追記後の記憶領域管理情報は、例えば、図13である。図13において、記憶領域管理情報は、記憶領域識別子(項目名:記憶領域)と、記憶装置識別子(項目名:記憶装置)と、単位領域識別子(項目名:単位領域)とを有する。
以上の処理により、HDDと、SSDの150GB分の領域は、Cドライブとなり、SSDの残りの領域は、キャッシュ領域となる。
次に、ユーザがアプリケーションを起動し、当該アプリケーションが、ファイルを作成する(ファイルを記憶装置に記録する)処理を行ったとする。当該ファイルの作成は、例えば、ファイルをオープンし、当該ファイルに順次データを追記し、当該追記が完了すると当該ファイルをクローズする処理であるものとする。また、このとき、当該アプリケーションは、データの追記時にキャッシュ領域を使用するものとする。そして、当該アプリケーションは、データの追記が完了すると、当該データを記憶装置に移動するものとする。
ここで、例えば、上記のファイルの作成処理が完了したとする。すると、受付部15は、上記のアプリケーションから、データ移動指示を受け付ける。ここで、当該データ移動指示は、「0x00001001」、「0x00001002」、「0x00001003」の3個の単位領域識別子を有しているものとする。また、当該各単位領域識別子は、SSDが有する単位領域を識別するものとする。
次に、記憶領域管理情報作成部14は、HDDに割り当てられているドライブ文字「C」と、データ移動指示が有する3個の単位領域識別子とを対応付けて、記憶領域管理情報を作成する。
次に、受付部15は、上記で作成した記憶領域管理情報を受け付ける。そして、図示しない記憶領域管理情報管理部は、当該記憶領域管理情報を、予め決められた記憶領域に追記する。当該追記後の記憶領域管理情報は、例えば、図14である。図14のデータ構造は、図13のデータ構造と同様であるので、説明を省略する。
(例6)
本例において、増設記憶装置17が有する単位領域の一部を、既設記憶装置11と統合し、残りの単位領域を、既設記憶装置11とは異なる記憶領域として使用する例について説明する。なお、本例において、増設記憶装置17は、SSDであるものとする。また、その他の記憶装置識別子などは、例1や例2などと同様であるものとする。
まず、例1と同様に、SATAコネクタにSSDが接続されているものとする。そして、例1と同様に、接続判断部13は、接続部12にSSDが接続されたと判断する。
次に、ユーザが、HDDと統合するSSDのサイズ(容量)を示す情報を入力するための操作を行ったとする。すると、受付部15は、当該サイズを示す情報を受け付ける。ここで、当該サイズは、150GBであるものとする。
次に、記憶領域管理情報作成部14は、HDDに割り当てられているドライブ文字「C」と、接続部12に接続されたSSDを識別する記憶装置識別子「SSD−256GB」と、SSDが有する1以上の単位領域のうち、150GB分の1以上の単位領域を識別する領域識別子とを対応付け、記憶領域管理情報を作成する。
また、記憶領域管理情報作成部14は、HDDに割り当てられているドライブ文字「C」とは異なるドライブ文字「D」と、SSDの残りの領域を識別する領域識別子とを対応付け、記憶領域管理情報を作成する。
次に、受付部15は、上記で作成した2個の記憶領域管理情報を受け付ける。そして、図示しない記憶領域管理情報管理部は、当該2個の記憶領域管理情報を、予め決められた記憶領域に追記する。当該追記後の記憶領域管理情報は、例えば、図15である。図15のデータ構造は、図13のデータ構造と同様であるので、説明を省略する。
(例7)
本例において、既設記憶装置11または増設記憶装置17から、他方の記憶装置にコピーしたデータを削除する例について説明する。なお、本例において、増設記憶装置17は、SSDであるものとする。また、その他の記憶装置識別子などは、例1や例2などと同様であるものとする。
まず、例1と同様に、判断手段163が、移動対象条件を満たすデータがHDDに格納されていると判断した結果、複製手段165が、ファイル「photo001.jpg」を、HDDからSSDにコピーしたとする。
次に、判断手段163は、当該コピーデータが、削除対象条件を満たすか否かを判断する。ここで、判断手段163は、コピー先のデータ(SSDに記録されているデータ)について、削除対象条件を満たすか否かを判断するものとする。また、削除対象条件が、「経過時間≧24:00:00」であるものとする。当該削除対象条件は、コピーされてからの経過時間が24時間以上であることを意味する。そして、当該コピーデータのコピーされてからの経過時間が、24時間を超えたとする。すると、判断手段163は、当該コピーデータが、当該削除対象条件を満たすと判断する。
次に、削除手段166は、上記のファイル「photo001.jpg」を、HDDまたはSSDから削除する。ここで、削除先条件が、「アクセス速度:遅」であるものとする。当該削除先条件は、アクセス速度が遅い方であることを意味する。通常、SSDよりもHDDの方がアクセス速度は遅い。従って、削除手段166は、HDDからファイル「photo001.jpg」を削除する。
以上、本実施の形態による情報処理装置1によれば、既設記憶装置とは種類の異なる増設記憶装置を、既設記憶装置と同一の記憶領域として使用することができる。
なお、本実施の形態において、情報処理装置1は、単位領域識別子格納手段161、および単位領域識別子蓄積手段162を備えていなくてもよい。この場合、単位領域識別子蓄積手段162が行う処理は、通常、記憶領域管理情報作成部14が行う。つまり、記憶領域管理情報作成部14は、例えば、接続部12から取り外される増設記憶装置17が有する1以上の各使用領域を識別する1以上の単位領域識別子を取得する。また、当該増設記憶装置17を識別する記憶装置識別子や、当該増設記憶装置17に割り当てられている記憶領域識別子、増設記憶装置17に記録されているファイルを識別するファイル識別子などを取得する。そして、記憶領域管理情報作成部14は、当該取得した情報を用いて、記憶領域管理情報を作成する。
また、上記の場合、判断手段163は、プロセスから要求されたデータが記録されていた単位領域を識別する単位領域識別子が、予め決められた記憶領域に格納されている記憶領域管理情報が有するか否かを判断する。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されてもよいことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよいし、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。
また、上記各実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、例えば、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、記憶領域を識別する記憶領域識別子が割り当てられている記憶装置である1以上の既設記憶装置と、前記既設記憶装置とは種類の異なる記憶装置である1以上の増設記憶装置が接続される接続部とを備えるコンピュータを、前記接続部に前記増設記憶装置が接続された場合に、前記既設記憶装置に割り当てられている記憶領域識別子を、当該増設記憶装置にも割り当てることを示す記憶領域管理情報を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた記憶領域管理情報に従い、同一の記憶領域識別子が割り当てられた2以上の記憶装置を、同一の記憶領域として使用するデータ管理部として機能させるためのプログラムである。
なお、上記プログラムにおいて、上記プログラムが実現する機能には、ハードウェアでしか実現できない機能は含まれない。
また、上記プログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよいし、所定の記録媒体(例えば、CD−ROMなどの光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。また、このプログラムは、プログラムプロダクトを構成するプログラムとして用いられてもよい。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよいし、複数であってもよい。つまり、集中処理を行ってもよいし、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、図17は、前述のプログラムを実行して、前述の実施の形態の情報処理装置等を実現するコンピュータシステム9の概観図である。前述の実施の形態は、コンピュータハードウェア、およびその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。
図17において、コンピュータシステム9は、CD−ROMドライブ9011、FDドライブ9012を含むコンピュータ901と、キーボード902と、マウス903と、モニタ904とを備える。
図18は、コンピュータシステム9のブロック図である。図18において、コンピュータ901は、CD−ROMドライブ9011、FDドライブ9012に加えて、MPU9013と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM9014と、MPU9013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM9015と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、およびデータを記憶するためのハードディスク9016と、CD−ROMドライブ9011、FDドライブ9012、MPU9013等を相互に接続するバス9017とを備える。ここでは図示しないが、コンピュータ901は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを備えていてもよい。
コンピュータシステム9に、前述の実施の形態の情報処理装置等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM9101、またはFD9102に記憶されて、CD−ROMドライブ9011またはFDドライブ9012に挿入され、さらにハードディスク9016に転送されてもよい。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ901に送信され、ハードディスク9016に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM9015にロードされる。プログラムは、CD−ROM9101、FD9102またはネットワークから直接、ロードされてもよい。
プログラムは、コンピュータ901に、前述の実施の形態の情報処理装置等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいればよい。コンピュータシステム9がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる情報処理装置は、既設記憶装置とは種類の異なる増設記憶装置を、既設記憶装置と同一の記憶領域として使用することができるという効果を有し、オペレーティングシステムの一機能等として有用である。
1 情報処理装置
11 既設記憶装置
12 接続部
13 接続判断部
14 記憶領域管理情報作成部
15 受付部
16 データ管理部
17 増設記憶装置
161 単位領域識別子格納手段
162 単位領域識別子蓄積手段
163 判断手段
164 移動手段
165 複製手段
166 削除手段
167 出力手段

Claims (15)

  1. 記憶領域を識別する記憶領域識別子が割り当てられている記憶装置である1以上の既設記憶装置と、
    前記既設記憶装置とは種類の異なる記憶装置である1以上の増設記憶装置が接続される接続部と、
    前記接続部に前記増設記憶装置が接続された場合に、前記既設記憶装置に割り当てられている記憶領域識別子を、当該増設記憶装置にも割り当てることを示す記憶領域管理情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた記憶領域管理情報に従い、同一の記憶領域識別子が割り当てられた2以上の記憶装置を、同一の記憶領域として使用するデータ管理部とを備える情報処理装置。
  2. 前記接続部に前記増設記憶装置が接続されたか否かを判断する接続判断部と、
    前記接続判断部が、前記増設記憶装置が接続されたと判断した場合に、前記既設記憶装置に割り当てられている記憶領域識別子を、当該増設記憶装置にも割り当てることを示す記憶領域管理情報を作成する記憶領域管理情報作成部とをさらに備え、
    前記受付部は、
    前記記憶領域管理情報作成部が作成した記憶領域管理情報を受け付ける請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記データ管理部は、
    前記既設記憶装置または前記増設記憶装置に、予め決められた条件を満たすデータが記録されているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段が、予め決められた条件を満たすデータが前記既設記憶装置に記録されていると判断した場合は、当該データを、前記既設記憶装置から前記増設記憶装置に移動する、または、前記判断手段が、予め決められた条件を満たすデータが前記増設記憶装置に記録されていると判断した場合は、当該データを、前記増設記憶装置から前記既設記憶装置に移動する移動手段とを備える請求項1または請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記データ管理部は、
    前記判断手段が、予め決められた条件を満たすデータが前記既設記憶装置に記録されていると判断した場合は、当該データを、前記既設記憶装置から前記増設記憶装置にコピーする、または、前記判断手段が、予め決められた条件を満たすデータが前記増設記憶装置に記録されていると判断した場合は、当該データを、前記増設記憶装置から前記既設記憶装置にコピーする複製手段をさらに備える請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記判断手段は、
    前記既設記憶装置および前記増設記憶装置に、予め決められた条件を満たす同一のデータが記録されているか否かを判断し、
    前記データ管理部は、
    前記判断手段が、予め決められた条件を満たす同一のデータが記録されていると判断した場合に、前記既設記憶装置または前記増設記憶装置のうち、予め決められた条件を満たす記憶装置から、当該データを削除する削除手段をさらに備える請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記既設記憶装置および前記増設記憶装置は、データが記録される領域である1以上の単位領域を有し、
    前記判断手段は、
    前記既設記憶装置または前記増設記憶装置が有する1以上の単位領域であり、予め決められた種類の1以上の単位領域のサイズが、予め決められた条件を満たすか否かを判断し、
    前記移動手段は、
    前記判断手段が、予め決められた条件を満たさないと判断した場合に、当該条件を満たすように、当該既設記憶装置または当該増設記憶装置に記録されているデータを、他方の記憶装置に移動する請求項3記載の情報処理装置。
  7. 前記受付部は、
    前記接続部に前記増設記憶装置が接続された場合に、当該増設記憶装置の一部に、前記既設記憶装置に割り当てられている記憶領域識別子を割り当て、残りの領域に、当該既設記憶装置に割り当てられていない記憶領域識別子を割り当てることを示す記憶領域管理情報を受け付ける請求項1から請求項6いずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記記憶領域管理情報作成部は、
    前記接続判断部が、前記増設記憶装置が接続されたと判断した場合に、当該増設記憶装置の一部に、前記既設記憶装置に割り当てられている記憶領域識別子を割り当て、残りの領域に、当該既設記憶装置に割り当てられていない記憶領域識別子を割り当てることを示す記憶領域管理情報を作成する請求項2から請求項7いずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記受付部は、
    前記接続部に前記増設記憶装置が接続された場合に、当該増設記憶装置の一部に、前記既設記憶装置に割り当てられている記憶領域識別子を割り当てることを示す記憶領域管理情報を受け付け、
    前記データ管理部は、
    前記受付部が受け付けた記憶領域管理情報に従い、前記増設記憶装置が有する1以上の単位領域であり、前記記憶領域識別子が割り当てられていない1以上の単位領域を、キャッシュ領域として使用する請求項1から請求項8いずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記受付部は、
    前記キャッシュ領域に記録されているデータを、前記増設記憶装置が有する単位領域であり、記憶領域識別子が割り当てられている単位領域に移動するデータ移動指示を受け付け、
    前記記憶領域管理情報作成部は、
    前記キャッシュ領域が有する単位領域であり、前記データ移動指示により移動することが指示されたデータが記録されている単位領域に、前記増設記憶装置の一部に割り当てられている記憶領域識別子を割り当てることを示す記録領域管理情報を作成する請求項9記載の情報処理装置。
  11. 前記受付部は、
    前記接続部から前記増設記憶装置を取り外す指示である取り外し指示を受け付け、
    前記データ管理部は、
    前記受付部が、前記取り外し指示を受け付けた場合に、当該増設記憶装置に記録されているすべてのデータを、前記既設記憶装置に移動する請求項1から請求項10いずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. 前記受付部は、
    前記接続部から前記増設記憶装置を取り外す指示である取り外し指示を受け付け、
    前記データ管理部は、
    1以上の単位領域識別子が格納される単位領域識別子格納手段と、
    前記受付部が、前記取り外し指示を受け付けた場合に、当該増設記憶装置が有する1以上の各使用領域を識別する1以上の単位領域識別子を、前記単位領域識別子格納手段に蓄積する単位領域識別子蓄積手段とをさらに備え、
    前記判断手段は、
    前記接続部から増設記憶装置が取り外された後にプロセスからデータが要求された場合において、当該プロセスから要求されたデータが記録されていた単位領域を識別する単位領域識別子が、前記単位領域識別子格納手段に格納されているか否かを判断し、
    前記データ管理部は、
    前記判断手段が、前記単位領域識別子格納手段に格納されていると判断した場合に、当該要求されたデータが、前記接続部から取り外された増設記憶装置に記録されていた旨を出力する出力手段をさらに備える請求項1から請求項11いずれか一項に記載の情報処理装置。
  13. 前記データ管理部は、
    予め決められた条件を満たす前記既設記憶装置または前記増設記憶装置に、データを記録する請求項1から請求項10いずれか一項に記載の情報処理装置。
  14. 記憶領域を識別する記憶領域識別子が割り当てられている記憶装置である1以上の既設記憶装置と、
    前記既設記憶装置とは種類の異なる記憶装置である1以上の増設記憶装置が接続される接続部と、
    受付部と、データ管理部とを用いて行われる情報処理方法であって、
    前記受付部が、
    前記接続部に前記増設記憶装置が接続された場合に、前記既設記憶装置に割り当てられている記憶領域識別子を、当該増設記憶装置にも割り当てることを示す記憶領域管理情報を受け付ける受付ステップと、
    前記データ管理部が、
    前記受付部が受け付けた記憶領域管理情報に従い、同一の記憶領域識別子が割り当てられた2以上の記憶装置を、同一の記憶領域として使用するデータ管理ステップとを備える情報処理方法。
  15. 記憶領域を識別する記憶領域識別子が割り当てられている記憶装置である1以上の既設記憶装置と、
    前記既設記憶装置とは種類の異なる記憶装置である1以上の増設記憶装置が接続される接続部とを備えるコンピュータを、
    前記接続部に前記増設記憶装置が接続された場合に、前記既設記憶装置に割り当てられている記憶領域識別子を、当該増設記憶装置にも割り当てることを示す記憶領域管理情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた記憶領域管理情報に従い、同一の記憶領域識別子が割り当てられた2以上の記憶装置を、同一の記憶領域として使用するデータ管理部として機能させるためのプログラム。
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