JP2014191353A - デバイスドライバのインストール方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】デバイスドライバをコンピュータにインストールする際に、即時に再起動が必要か必要でないかを判定し、該判定結果に基づいてインストール完了時にユーザーへ再起動を促すメッセージを表示するか否かを制御し、即時に再起動が必要な場合は行い、即時に実行不要な再起動はユーザーの任意のタイミングで実行させる。
【解決手段】インストール処理において、ホストコンピュータ内の制御プログラムの再起動の要否と、再起動前後のデバイスドライバの構成を判定し、前記判定工程において再起動が必要であると判断された場合でも、再起動前後でデバイスドライバの構成が変わらない場合には、例えば再起動を促す表示画面を表示せずユーザーに任意のタイミングで再起動を実行させる。
【選択図】 図9
【解決手段】インストール処理において、ホストコンピュータ内の制御プログラムの再起動の要否と、再起動前後のデバイスドライバの構成を判定し、前記判定工程において再起動が必要であると判断された場合でも、再起動前後でデバイスドライバの構成が変わらない場合には、例えば再起動を促す表示画面を表示せずユーザーに任意のタイミングで再起動を実行させる。
【選択図】 図9
Description
本発明は、デバイスドライバのインストール方法に関し、特に同一のデバイス用の異なる複数のデバイスドライバをインストールする際の技術に関する。
近年ネットワークを介してプリンタや複合機をホストコンピュータに接続するユーザーが増加し、従来のUSBとLANの両方のインタフェースをサポートする機種が増えている。USBを介してデバイスを制御するデバイスドライバは、例えば米国Microsoft CorporationのWindows(登録商標)オペレーティングシステム(以降、OSと略す場合がある)のサービスの内の1つであるWindows Image Acquisition(ikou ,WIAと略す場合がある)のように、OSがデバイスのUSB接続を認識すると、自動で該デバイスに適したデバイスドライバがインストールされる。
一方、ネットワークを介してデバイスを制御するデバイスドライバを利用する場合は、デバイスをホストコンピュータが接続されているネットワークに接続されていることが必要となる。デバイスを無線LANでネットワークに接続する場合には、ネットワークに接続された無線LANルータを介して接続するための、無線LANルータとデバイス間の接続セットアップが必要となる。デバイスが液晶パネルや操作パネルを搭載していればセットアップを行うことが出来るが、そのような機器を搭載しないデバイスが無線LAN接続のセットアップを行う方法として、無線LANルータとネットワークで接続されたホストコンピュータとデバイスをUSBで接続し、ホストコンピュータ上から専用のソフトウェアを用いて該デバイスを制御することでセットアップを実行する手法がある。これをデバイスドライバのインストール直前に実施しておくことで、ユーザーは繁雑なデバイスの無線LANセットアップ作業とデバイスドライバのインストールをホストコンピュータ上で完結することが出来る。
前述したUSB接続によるデバイスと無線LANルータとの接続セットアップ時、WIAサービスがUSBのデバイス接続を認識して自動でUSB用デバイスドライバをインストールする。そのためネットワーク用デバイスドライバのインストール処理において、USB用のデバイスドライバと共通使用するモジュールファイルのコピーが行えない場合がある。WIAサービスを停止させることで上記問題を回避することが出来るが、その場合WIAサービスにより動作中の他のプログラムや、ホストコンピュータに接続された他の機器の動作に支障が出てしまう。別の方法として、コピーするファイルを一時的に別の場所に退避させておき、OS再起動後のWIAサービスが起動する前に退避させておいたファイルをコピーする方法がある。しかしながら、OSの再起動を必要とするインストール動作はユーザビリティが良くない。
特許文献1では、インストール処理において、OSの再起動の要否を判定し、前記判定結果に応じて例えば再起動を促す表示画面を表示する技術が開示されている。
特許文献1では、コピーするファイルが既に存在する場合にその新旧を判定し、コピーが必要と判断された場合にのみOSの再起動を行う。ここでコピーするファイルが既に存在するファイルよりも新しい場合は言うまでもないが、同じであった場合はOSの再起動後にコピーされるファイルは同一のものであるため、このようなケースにおいてコピーを行わないようにすれば、OSの再起動を不要にすることが出来る。しかしながら、別の要因でコピーに失敗している場合や、ファイルが破損している場合にもコピーが行われなくなるため、このような事態に陥るとWIAサービスを一旦停止させ、USB用のデバイスドライバを一度削除した後に再度インストールを行わなければならない。従ってたとえ同じファイルであってもOSの再起動後のコピー処理は必要となる。そのため従来の方法では、インストール完了のために常にユーザーにOSの再起動を行わせてしまうという問題があった。
そこで、本発明はデバイスドライバのインストール時にコピー先にファイルが既に存在する場合にも正常にインストールが完了し、尚且つユーザーに対しては必要な場合にのみOSの再起動を実施させることが出来るデバイスドライバのインストール方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであって、デバイスドライバのインストール時にコピー先にファイルが既に存在する場合にも正常にインストールが完了し、尚且つユーザーに対しては必要な場合にのみOSの再起動を実施させることが出来るデバイスドライバのインストール方法である。
請求項1のデバイスドライバのインストール方法は、少なくともUSBとLANを含む複数のインタフェースを介して情報処理装置と接続が可能なデバイスに固有のデバイスドライバを、前記情報処理装置にインストールする方法であって、USBを介して前記デバイスと通信する第1のデバイスドライバは、予め前記情報処理装置を制御するオペレーティングシステムに登録され、前記デバイスと前記情報処理装置をUSB接続することで前記オペレーティングシステムにより自動でインストールされ、前記第1のデバイスドライバは、インストール後直ちに前記オペレーティングシステムのインタフェースプログラムにより起動され、インストールされた前記第1のデバイスドライバの構成ファイルの少なくとも1つをロックする。ネットワークを介して前記デバイスと通信する第2のデバイスドライバは、前記第1のデバイスドライバが起動中にロックする前記第1のデバイスドライバの構成ファイルの少なくとも1つを構成ファイルとして前記第1のデバイスドライバと共通で使用し、前記第2のデバイスドライバを前記情報処理装置にインストールする処理において、前記情報処理装置と前記デバイスをUSB接続する手順を必要とし、前記第2のデバイスドライバを前記情報処理装置にインストールする処理において、ファイルのコピー先に既にファイルが存在し、かつコピー先のファイルがコピー元のファイルと同じか古い場合は上書きコピーを行い、前記上書きコピーに失敗した場合は、該当するコピー元ファイルを一時フォルダに保存し、前記情報処理装置の再起動時に前記一時フォルダからコピー先へファイルのコピーが実行されるよう設定を行うファイルコピー予約機能と、
前記第2のデバイスドライバを前記情報処理装置にインストールする処理において、事前に全てのファイルコピー先にファイルが存在するかを判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段においてファイルコピー先にファイルが存在する場合は、該当する全てのコピー先のファイルの中にコピー元のファイルより古いものが存在するかを判定する第2の判定手段を備え、前記第2の判定手段においてコピー先のファイルがコピー元のファイルより古いものが存在すると判定され、前記第2のデバイスドライバのインストール処理完了時に前記ファイルコピー予約機能によるファイルコピー予約がなされている場合には、ユーザーに対して前記情報処理装置の再起動要求を促すメッセージをユーザーに対して表示し、前記第2の判定手段においてコピー先のファイルがコピー元のファイルより古いものが存在しないと判定され、前記第2のデバイスドライバのインストール完了時に前記ファイルコピー予約機能によるファイルコピー予約がなされている場合には、インストール完了時にユーザーに対して前記情報処理装置の再起動要求を促すメッセージをユーザーに対して表示しないことを特徴とする。
前記第2のデバイスドライバを前記情報処理装置にインストールする処理において、事前に全てのファイルコピー先にファイルが存在するかを判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段においてファイルコピー先にファイルが存在する場合は、該当する全てのコピー先のファイルの中にコピー元のファイルより古いものが存在するかを判定する第2の判定手段を備え、前記第2の判定手段においてコピー先のファイルがコピー元のファイルより古いものが存在すると判定され、前記第2のデバイスドライバのインストール処理完了時に前記ファイルコピー予約機能によるファイルコピー予約がなされている場合には、ユーザーに対して前記情報処理装置の再起動要求を促すメッセージをユーザーに対して表示し、前記第2の判定手段においてコピー先のファイルがコピー元のファイルより古いものが存在しないと判定され、前記第2のデバイスドライバのインストール完了時に前記ファイルコピー予約機能によるファイルコピー予約がなされている場合には、インストール完了時にユーザーに対して前記情報処理装置の再起動要求を促すメッセージをユーザーに対して表示しないことを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、デバイスドライバのインストール時にコピー先にファイルが既に存在する場合でも正常にインストールが完了し、尚且つユーザーに対しては必要な場合にのみOSの再起動を実施させることが出来る。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<実施例1>
本実施形態におけるデバイスドライバのインストーラを実現するためのハードウェア構成(図1)を説明する。
本実施形態におけるデバイスドライバのインストーラを実現するためのハードウェア構成(図1)を説明する。
ホストPC100は、CPU201、ROM204、RAM205、ディスク206、データバス209、I/F203、I/F208、外部記憶装置207を含む。ディスク206はOSやスキャナ制御プログラムを保持する。ROM204にOSをロードし、さらにはスキャナ制御プログラム等のプログラムをロードする。RAM205は、上記制御プログラムの動作に必要な記憶領域とワークエリアを提供する。CPU201はROM204に保持されているプログラムに従って処理を行う。データバス209は、上記の各構成を接続し、各構成間におけるデータの授受を可能とする。203はスキャナ101との通信を行うI/Fであり、USB、LAN、Wireless LAN等がある。I/F208は、マウスやキーボードなどの入力部210と接続する。また、外部記憶装置207はフロッピディスクやCD−ROMといった外部記憶媒体を駆動するためのものであり、上述したように予めROM204にプログラムを保持する代わりに外部記憶媒体に記憶されている場合に、それを読み出してダウンロードする。なお、不図示ではあるが、ネットワークコネクタを介してネットワーク経由でドライバープログラムをダウンロード可能であることは言うまでもない。
次に、ホストPC100上でOS300が動作する。OS300はWindows(XP、Vista、7、8)(登録商標)である。OS300上で動作する、イメージングアプリケーション401、OS標準のインタフェースプログラムであるWIAサービス402、及びWIAスキャナ制御プログラム403、さらにイメージングデバイスドライバの規格として一般的なTWAIN規格のデバイスドライバを制御するTWAIN Data Source Manager(以下TWAIN DSM)406、及びTWAINスキャナ制御プログラム407、とスキャナ101の関係図を図2に示す。スキャナ101はUSBとLAN2つのインタフェースを備えている。
イメージングアプリケーション401は、イメージ取得用アプリケーションプログラミングインターフェース(API)を使用しWIAサービス402、もしくはTWAIN DSMと通信することで、スキャナやスキャン方法、カラー設定、解像度設定等のスキャン設定を指定して画像の読み取りを要請する。WIAサービス402を用いた画像の読み取りでは、WIAサービスがイメージ取得用アプリケーションプログラムをデバイスドライバーインターフェース(DDI)に変換する。そして、WIAサービス402はUSB接続のスキャナへのスキャン要請を、WIAスキャナ制御プログラム403に伝える。
WIAスキャナ制御プログラム403はスキャナ固有のスキャンコマンドを用いてUSB接続用のLow Level Driver404と通信しスキャン設定を伝える。Low Level Driver404はUSB用のカーネルI/OであるUsbscan.sys405を通してスキャナ101にスキャンコマンドを伝える。スキャナ101は受け取ったスキャンコマンドに従って画像の読み取りを行う。一方、TWAIN DSMを用いた画像の読み取りでは、イメージングアプリケーション401がTWAIN DSMを介してTWAINプロトコルメッセージをTWAINスキャン制御プログラム407に送信する。
TWAINスキャナ制御プログラム407は受け取ったTWAINプロトコルメッセージから、スキャナ固有のスキャンコマンドを用いて、USB接続のスキャナへのスキャン要請はUSB用Low Level Driver404と通信し、LAN接続のスキャナへのスキャン要請はLAN用Low Level Driver408と通信してスキャン設定を伝える。USB用Low Level Driver404はWIAスキャナ制御プログラムからスキャン設定が伝えられた時と同様の方法でスキャナ101を制御して画像の読み取りを行う。
従ってUSB用Low Level Driver404はWIAスキャナ制御プログラムとTWAINスキャナ制御プログラムの両方と通信を行いスキャナへのスキャン要請を行う。LAN用Low Level Driver408はLANのポートを監視するPort Monitor407へスキャンコマンドを送り、Port Monitor407はLAN用のカーネルI/OであるWinsock408を通してスキャナ101にスキャンコマンドを伝える。
ここでUSB用Low Level Driver404とLAN用Low Level Driver408は、スキャナから送信されてきた画像データの処理や、TWAIN制御プログラムからのスキャン設定をスキャナへのスキャンコマンドに変換する処理など、共通処理部分については少なくとも共通のモジュールとして開発され、使用しているものとする。
次に、WIAスキャナ制御プログラム403のインストール動作について、図3と図4を用いて説明する。
インストールプログラム601はWIAスキャナ制御プログラム403とLow Level Driver404、INF(Information)ファイル602をもつ。インストールプログラム601が実行されると、インストールプログラム601は、WIAスキャナ制御プログラム403とLow Level Driver404のファイルをOS300上にコピーする(S501)。次に、インストールプログラム601はSetupCopyOEMInfというAPIを使用して INFファイル602をwindows¥¥system32¥¥infフォルダにコピーする(S502)。S501とS502を行った後に、インストールプログラム実行者がUSBケーブルでスキャナ101とPC100を接続する(S503)。Windows(XP、Vista、7,8)はUSB接続されたデバイスは自動的にクラスインストールを実行する仕組みをもっている。よってS503の後、WindowsはINFファイル602の記述に依存して、WIAスキャナ制御プログラム403とLow Level Driver404をOS300へインストールする。この場合、WIAサービス402はWIAスキャナ制御プログラム403およびLow Level Driver404をスキャナ101がPC100と接続されている時のみロードする。
インストール後、WIAサービス402にロードされたWIAスキャナ制御プログラム403の動作について、図5を用いて説明する。
USBのインタフェースでスキャナ101とPC100を接続する時、WIAサービス402はWIAスキャナ制御プログラム403とUSB用のLow Level Driver404をロードする(図5)。スキャナ101とPC100の接続が解除されると、WIAサービス402はロードしていたWIAスキャナ制御プログラム403を解放する。
次に、TWAINスキャナ制御プログラム407のインストール動作について、図6を用いて説明する。
インストールプログラム701は、TWAINスキャナ制御プログラム407とLow Level Driver408、セットアップファイル702を持つ。インストールプログラム701を実行すると、TWAINスキャナ制御プログラム407とLow Level Driver408をOS300にコピーする。
次に、スキャナ101を無線LAN接続にてPC100が接続するネットワークに接続するための方法を、図7を用いて説明する。
PC100と無線LANルータ801は共にネットワーク802に接続されている。また、無線LANルータ801とスキャナ101は無線LANにて通信可能な状態にある。ただし、スキャナ101は無線LANルータ801を介してネットワーク802に接続するための設定が未完了な状態であり、PC100とはネットワークで接続されていない。スキャナ101がPC100にネットワーク接続するためには、スキャナ101が通信可能な無線LANルータの一覧から、接続する無線LANルータ801を選択し、無線LANルータ801を介してネットワーク802に接続するために必要な情報(例えば認証のためのパスワードや、暗号化通信で用いる鍵情報)を、無線LANルータ801に送信する必要がある。これらの作業を全てスキャナ101上に供えられた操作パネルや表示ディスプレイから行える場合は問題ないが、本実施形態では、スキャナ101にそのような機器が備えられていない場合のため、PC100とスキャナ101をUSB接続し、PC100からの操作でスキャナ101を制御し、上記作業を行う。この手法では、PC100のOS300上で動作する無線LAN設定プログラム上で、接続する無線LANルータ801の指定と、無線LANルータ801に接続するための情報を入力することで、無線LAN設定プログラムがUSB接続を介してスキャナ101を制御してスキャナ101から無線LANルータ801への接続作業を行うことで、スキャナ101からの操作を必要とせず、スキャナ101の無線LAN接続作業を完了させることが出来る。
続いて、本実施形態におけるWIAスキャナ制御プログラムとTWAINスキャナ制御プログラムのインストールフローの一例を図8で説明する。
図8のS901〜S902は、図3のS501〜S502と同じである。S903で、インストール実行者はスキャナ101とPC100を接続し、続いて前述した無線LAN設定プログラムがスキャナ101を無線LANルータ801に接続する処理を実行する(S904)。この時、スキャナ101とPC100の接続を検知したWindowsによりWIAスキャナ制御プログラム403がOS300へインストールされ、さらにWIAサービス402によってロードされる。スキャナ101のネットワークへの接続完了後、インストールプログラム701がTWAINスキャナ制御プログラム407のインストール処理を行う(S905)。
次に、LAN接続で用いるTWAINスキャナ制御プログラム407をインストールするインストールプログラム701のインストールフローを図9で説明する。
S9051で、インストールプログラム701は、TWAINスキャナ制御プログラムのインストール動作の完了にOS300の再起動が必要であるかの情報を保持した再起動フラグをOFFの状態にセットする。S9052で、インストールプログラム701はTWAINスキャナ制御プログラムがOS300に既にインストール済みであるかを判定するバージョンチェックを行う。バージョンチェックによりOS300にTWAINスキャナ制御プログラム407が未インストールだと判断された場合には、S9054にてインストールプログラム701がインストール前チェックを行う。バージョンチェックによりOS300にTWAINスキャナ制御プログラム407がインストー済みと判断された場合の処理については本特許の実施形態については省略する。S9054のインストール前チェックでは、インストールプログラム701はTWAINスキャナ制御プログラム407がOS300にインストールする構成モジュールファイルのうち、WIAスキャナ制御プログラムと共通使用されるファイルが既にインストール済みであるかを判定し、インストール済みである場合、同じファイルであるかを判定する。全ての構成モジュールファイルが同じファイルであると判定された場合にインストール前チェックは成功する。インストール前チェックS9054に失敗した場合には、インストールプログラム701は、前述の再起動フラグをONにする(S9055)。
次に、S9056にてインストールプログラム701はTWAINスキャナ制御プログラム407の構成モジュールファイルのコピーを行う。ここで、ファイルがコピー先に既に存在し、かつコピーするファイルで置換が出来ない場合には、一時的に別の場所に退避させておき、OS300の再起動時のWIAサービス402がWIAスキャナ制御プログラムをロードする前に退避させておいたファイルをコピーするようOS300に処理の実行予約を行う。
S9056にてファイルのコピー、およびOS300への再起動後のファイルコピー処理の予約いずれの方法も成功しなかった場合には、インストール失敗としてインストールプログラム701は終了する(S9060)。S9057では、インストールプログラム701がOS300への再起動後のファイルコピー処理の予約が行われたか否かを判定する。ここでファイルコピー処理の予約が行われていないと判定された場合には、TWAINスキャナ制御プログラム407のインストール完了にOS300の再起動は不要なため、インストールプログラム701はこのまま正常終了する(S9061)。S9057にてファイルコピー処理の予約が行われたと判定された場合、インストールプログラム701はS9058にて再起動メッセージフラグを参照し、これがONの場合にはユーザーに対しOS300の再起動が必要であることを通知した後に、インストールプログラム701を終了する(S9062)。
再起動メッセージフラグがOFFの場合は、インストールプログラム701はOS300の再起動が必要であることの通知は行わずにインストールプログラム701を終了する(S9062)。OS300の再起動後、S9063にて、S9057で予約されたファイルコピーを実行する。これにより、TWAINスキャナ制御プログラム407のインストール完了にOS300の再起動が必要な場合でも、再起動後のファイルコピー処理によって置換されるファイルが既にOS300にインストール済みのファイルと同じである場合には、ユーザーに再起動の必要性をあえて通知せず、ユーザーに任意の機会にOS300の再起動を実施させることが出来る。
<実施例2>
本発明の目的は前述した実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
本発明の目的は前述した実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOperating System(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
100 情報処理装置(コンピュータ)
101 スキャナ装置
402 Windows標準インタフェースサービス(WIAサービス)
403 デバイスドライバ(WIAスキャナ制御プログラム)
404 USB I/Fでデバイスと通信するLow Level Driver
408 ネットワーク I/Fでデバイスと通信するLow Level Driver
407 デバイスドライバ(TWAINスキャナ制御プログラム)
601 WIAスキャナ制御プログラムをインストールするためのインストールプログラム(インストールプログラム)
701 TWAINスキャナ制御プログラムをインストールするインストールプログラム(インストールプログラム)
101 スキャナ装置
402 Windows標準インタフェースサービス(WIAサービス)
403 デバイスドライバ(WIAスキャナ制御プログラム)
404 USB I/Fでデバイスと通信するLow Level Driver
408 ネットワーク I/Fでデバイスと通信するLow Level Driver
407 デバイスドライバ(TWAINスキャナ制御プログラム)
601 WIAスキャナ制御プログラムをインストールするためのインストールプログラム(インストールプログラム)
701 TWAINスキャナ制御プログラムをインストールするインストールプログラム(インストールプログラム)
Claims (2)
- 少なくとも第一のインタフェースと第二のインタフェースを含む複数のインタフェースを介して情報処理装置(100)と接続が可能なデバイス(101)に固有のデバイスドライバ(403、407)を、前記情報処理装置(100)にインストールする方法であって、
前記第一のインタフェースを介して前記デバイス(101)と通信する第1のデバイスドライバ(403)は、予め前記情報処理装置(100)を制御するオペレーティングシステムに登録され、前記デバイス(101)と前記情報処理装置(100)を第一のインタフェースで接続(S503)することで前記オペレーティングシステムにより自動でインストールされ、
前記第1のデバイスドライバ(403)は、インストール後直ちに前記オペレーティングシステムのインタフェースプログラムにより起動され、インストールされた前記第1のデバイスドライバ(403)の構成ファイルの少なくとも1つをロックし、
第二のインタフェースを介して前記デバイスと通信する第2のデバイスドライバ(407)は、前記第1のデバイスドライバ(403)が起動中にロックする前記第1のデバイスドライバ(403)の構成ファイルの少なくとも1つを構成ファイルとして前記第1のデバイスドライバ(403)と共通で使用し、
前記第2のデバイスドライバ(407)を前記情報処理装置(100)にインストールする処理において、前記情報処理装置(100)と前記デバイス(101)を第一のインタフェースで接続する手順(S903)を必要とし、
前記第2のデバイスドライバ(407)を前記情報処理装置(100)にインストールする処理において、ファイルのコピー先に既にファイルが存在し、かつコピー先のファイルがコピー元のファイルと同じか古い場合は上書きコピーを行い、
前記上書きコピーに失敗した場合は、該当するコピー元ファイルを一時フォルダに保存し、前記情報処理装置(100)の再起動時に前記一時フォルダからコピー先へファイルのコピーが実行されるよう設定を行うファイルコピー予約機能と、
前記第2のデバイスドライバ(407)を前記情報処理装置(100)にインストールする処理において、事前に全てのファイルコピー先にファイルが存在するかを判定する第1の判定手段(S9054)と、
前記第1の判定手段においてファイルコピー先にファイルが存在する場合は、該当する全てのコピー先のファイルの中にコピー元のファイルより古いものが存在するかを判定する第2の判定手段を備え、
前記第2の判定手段においてコピー先のファイルがコピー元のファイルより古いものが存在すると判定され、前記第2のデバイスドライバ(407)のインストール処理完了時に前記ファイルコピー予約機能によるファイルコピー予約がなされている場合には、ユーザーに対して前記情報処理装置(100)の再起動要求を促すメッセージをユーザーに対して表示し(S9057、S9058,S9059、S9062)、
前記第2の判定手段においてコピー先のファイルがコピー元のファイルより古いものが存在しないと判定され、前記第2のデバイスドライバ(407)のインストール完了時に前記ファイルコピー予約機能によるファイルコピー予約がなされている場合には、インストール完了時にユーザーに対して前記情報処理装置(100)の再起動要求を促すメッセージをユーザーに対して表示しない(S9057、S9058,S9062))ことを特徴とする、デバイスドライバのインストール方法。 - 請求項1に記載のインストール方法を実行することができるプログラム、もしくは上記プログラムを格納した記憶媒体。
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