JP2014190594A - 混合気体吹込装置及びこれを有する廃棄物ガス化溶融炉、混合気体吹込方法及びこれを用いた廃棄物ガス化溶融方法 - Google Patents

混合気体吹込装置及びこれを有する廃棄物ガス化溶融炉、混合気体吹込方法及びこれを用いた廃棄物ガス化溶融方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014190594A
JP2014190594A JP2013065733A JP2013065733A JP2014190594A JP 2014190594 A JP2014190594 A JP 2014190594A JP 2013065733 A JP2013065733 A JP 2013065733A JP 2013065733 A JP2013065733 A JP 2013065733A JP 2014190594 A JP2014190594 A JP 2014190594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel gas
gas
supply pipe
air supply
oxygen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013065733A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6066454B2 (ja
Inventor
Satoshi Horiuchi
聡 堀内
Takeshi Uchiyama
武 内山
Takeshi Nakayama
剛 中山
Keiichi Okuyama
契一 奥山
Hajime Akiyama
肇 秋山
Kazumasa Wakimoto
一政 脇元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
JFE Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Engineering Corp filed Critical JFE Engineering Corp
Priority to JP2013065733A priority Critical patent/JP6066454B2/ja
Publication of JP2014190594A publication Critical patent/JP2014190594A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6066454B2 publication Critical patent/JP6066454B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/34Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery

Landscapes

  • Gas Burners (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

【課題】燃料ガスを酸素富化空気に十分に混合できる混合気体吹込装置及び方法そしてこれを用いる廃棄物ガス化溶融装置及び方法を提供することを課題とする。
【解決手段】混合気体吹込装置は、羽口5に接続され混合気体を炉体内へ送る送気管22を有し、該送気管22は、該送気管の軸線方向での異なる二位置のそれぞれに少なくとも一つの分枝口が上記送気管の外周面に開孔して形成されていて、上記二位置のうち上流側に位置する分枝口は、上記送気管内を流れる酸素含有ガスにダストを供給するためのダスト供給口23Aとして形成され、下流側に位置する分枝口は、上記酸素含有ガスに燃料ガスを送入するための燃料ガス送入口24Aとして形成されており、上記軸線方向での上記燃料ガス送入口と上記羽口との間の範囲の空間で、酸素含有ガス、燃料ガスおよびダストが混合されて上記混合気体が形成されるようになっている。
【選択図】図3
\/

Description

本発明は、廃棄物を熱分解、燃焼し、熱分解残渣を溶融する廃棄物ガス化溶融炉のための、混合気体吹込装置及びこれを有する廃棄物ガス化溶融炉、混合気体吹込方法及びこれを用いた廃棄物ガス化溶融方法に関する。
都市ごみやシュレッダーダストなどの廃棄物を処理する技術として、廃棄物を熱分解、燃焼して、熱分解残渣を溶融しスラグにして排出する廃棄物溶融処理が知られている。
この処理方法は、廃棄物を熱分解してガス化することによりその燃焼熱を回収することができるとともに、熱分解残渣を溶融してスラグとして排出した後に、埋立処分などで最終処分されるべき量を減容することができる利点を有している。このような溶融処理方法には幾つかの方式があるが、その一つとして、竪型をなすシャフト炉式廃棄物ガス化溶融炉による方法がある。
このシャフト炉式廃棄物ガス化溶融炉は、例えば、炉下部に堆積させたコークスを燃焼させ、この高温のコークス上へ廃棄物を投入して、熱分解及び部分酸化させてガス化するとともに残渣を溶融してスラグにする処理を行う炉である(特許文献1参照)。
特許文献1のシャフト炉式廃棄物ガス化溶融炉においては、竪型筒状をなす炉体の機能が大別して縦(上下)方向で3つの領域に区分される。すなわち、炉下部にコークスを堆積させたコークス床を有する高温燃焼帯が形成され、この高温燃焼帯の上に廃棄物層が形成され、炉体の上部にて該廃棄物層の上方に大きな空間のフリーボード部をなしている。
かかるガス化溶融炉では、上記3つの領域のそれぞれでは酸素含有ガスの炉内への吹込みが行われる。炉下部における高温燃焼帯には主羽口が設けられていて、投入されて堆積されたコークス床のコークスを燃焼させて、廃棄物の熱分解残渣を溶融する溶融熱源を得るために酸素富化空気が吹き込まれる。また、廃棄物層には副羽口が設けられ、投入されて堆積された廃棄物を緩やかに流動させると共に、廃棄物を熱分解及び部分酸化させるために空気が吹き込まれる。また、フリーボード部には三段目羽口が設けられ、廃棄物が熱分解されて生成した熱分解ガス(可燃性ガス)の一部を部分燃焼させて内部を所定温度に維持するために空気が吹き込まれる。
このようにシャフト炉式廃棄物ガス化溶融炉は、一つの炉で、廃棄物をその炉内での降下に伴い熱分解ガス化処理と溶融処理の両方を行うことのできる設備である。投入された廃棄物は熱分解され、ガスと残渣が生成される。主羽口からの酸素富化空気の送風によりコークス床のコークスが燃焼され高温燃焼帯が形成され、廃棄物の熱分解残渣が溶融されスラグとメタルとして排出される。コークス床はコークス同士間に生ずる空隙で、主羽口からの酸素富化空気やコークス燃焼により発生した高温ガスを通ガスさせるとともに、溶融したスラグとメタルを通液させる高温火格子としても機能している。高温燃焼帯のコークス燃焼により発生した高温ガスが高温燃焼帯の上に形成された廃棄物層の廃棄物を加熱し、副羽口からの空気の送風により廃棄物は熱分解され、この熱分解により発生した可燃性ガスを含むガスは廃棄物層内を上昇し、フリーボード部を経て、炉内上部に設けられた排出煙道より、炉外の二次燃焼室へ排出される。ガスは可燃ガスを多量に含んでいて二次燃焼室で燃焼され、ボイラで熱回収され蒸気を発生させその蒸気が発電等に用いられる。ボイラから排出されたガスは、サイクロンで比較的粗いダストが除去され、さらに、減温装置で冷却され、有害物質除去剤との反応により有害ガスが除去され、集塵機で除塵処理されるなど排ガス処理された後、煙突から大気に放散される。
かかる廃棄物ガス化溶融炉では、炉底部にコークスを堆積させたコークス床が形成され、コークスが燃焼して熱分解残渣の溶融熱源となっているが、近年、化石燃料に由来するコークスの使用量を低減して二酸化炭素排出量を削減することが要望されている。
そこで、コークスの一部の代替としてLNG、LPG、廃棄物ガス化溶融炉にて熱分解により発生する可燃ガス等の燃料ガスを利用することが検討され、例えば、特許文献2では、主羽口(送風羽口)から酸素富化空気とともに燃料ガスを吹き込むことが提案されている。
特許文献2では、酸素富化空気を炉内へ送入する主羽口(送風羽口)の先端(開口)が炉内に進入してコークス床内にまで突入して位置するようにして該主羽口が設けられている。燃料ガスはこの羽口の先端位置で主羽口内へ供給されて、主羽口先端から酸素富化空気とともに吹き出される。したがって、主羽口の先端から吹き出された燃料ガスと酸素富化空気は上記主羽口内では混合されずに、コークス床へ吹き込まれた後にコークス床でのコークス粒間で混合されることとなる。
特開平09−060830 特開2001−090923
二酸化炭素排出量を削減するため、廃棄物ガス化溶融炉におけるコークスの使用量を低減するべく、特許文献2のようにコークスの一部の代替として燃料ガスを吹き込むとしても、次のような問題がある。すなわち、特許文献2では、燃料ガスと酸素富化空気が吹き出される主羽口の先端はコークス床内に位置していてコークス堆積層に直面しているのでコークス粒による通気抵抗が大きく、燃料ガスを酸素富化空気と混合させて効率的に燃焼させることができない。換言すると主羽口から溶融炉内に酸素富化空気と燃料ガスが吹き込まれて混合されるための空間が、コークス床内の未溶融スラグや低温のコークスにより塞がれてしまって形成されず、それ故にコークス床で十分に混合された状態での安定した燃焼が行われないことがあるという問題がある。
また、廃棄物ガス化溶融炉から排出され回収したダストを溶融処理するため、該ダストを主羽口からコークス床に吹き込むことも併せて行いたい場合には、特許文献2には、酸素富化空気、ダスト、燃料ガスを吹き込む適切な機構が開示されておらず、この点でも問題がある。
本発明は、このような事情に鑑み、燃料ガスを酸素富化空気と十分に混合して羽口へ吹き込める混合気体吹込装置及び方法そしてこれを用いる廃棄物ガス化溶融装置及び方法を提供することを課題とする。
上述した課題は、本発明によると、装置そして方法に関し次のように構成することで解決される。燃焼のために廃棄物溶融炉に混合気体を吹き込む装置としては、混合気体吹込装置そしてこれを有する廃棄物ガス化溶融炉、さらに方法としては、混合気体吹込方法そしてこれを用いる廃棄物ガス化溶融方法として、次のごとく構成される。
<混合気体吹込装置>
本発明に係る混合気体吹込装置は、コークス床を有する炉体内で廃棄物を熱分解し残渣を溶融する廃棄物ガス化溶融炉のコークス床へ、酸素含有ガスと、燃料ガスと、廃棄物ガス化溶融炉から排出され回収されたダストとを混合した混合気体を、上記廃棄物ガス化溶融炉の炉体に設けられた羽口から吹き込む。
かかる混合気体吹込装置において、本発明では、上記羽口に接続され上記混合気体を炉体内へ送る送気管を有し、上記送気管は、軸線方向に酸素含有ガスを送入するための酸素含有ガス供給管に接続され、該送気管の軸線方向での異なる二位置のそれぞれに少なくとも一つの分枝口が上記送気管の外周面に開孔して形成されていて、上記二位置のうち上流側に位置する分枝口は、上記送気管内を流れる酸素含有ガスにダストを供給するためのダスト供給口として形成され、下流側に位置する分枝口は、上記酸素含有ガスに燃料ガスを送入するための燃料ガス送入口として形成されており、上記軸線方向での上記燃料ガス送入口と上記羽口との間の範囲の空間で、酸素含有ガス、燃料ガスおよびダストが混合されて上記混合気体が形成されるようになっていることを特徴としている。
本発明において、送気管は、該送気管の軸線方向に見て、燃料ガス送入口からの燃料ガスの送入方向が上記送気管の軸線に対して偏倚しており、上記燃料ガス送入口から上記送気管の接線方向に送入された燃料ガスが送気管内で旋回流を生ずるようになっていることが好ましい。
また、本発明において、送気管は、燃料ガス送入口が周方向での複数位置に形成されており、これらの燃料ガス送入口を連通して覆う環状空間を形成するジャケットを有しているようにすることもできる。
<廃棄物ガス化溶融炉>
本発明において、廃棄物ガス化溶融炉は、上述した本発明の混合気体吹込装置を炉体に備えることにより構成される。
<混合気体吹込方法>
本発明に係る混合気体吹込方法では、コークス床を有する炉体内で廃棄物を熱分解し残渣を溶融する廃棄物ガス化溶融炉のコークス床へ、酸素含有ガスと、燃料ガスと、廃棄物ガス化溶融炉から排出され回収されたダストとを混合した混合気体を、上記廃棄物ガス化溶融炉の炉体に設けられた羽口から吹き込む。
かかる混合気体吹込方法において、本発明では、上記羽口に接続され上記混合気体を炉体内へ送る送気管が接続されており、上記送気管は、軸線方向に酸素含有ガスを送入するための酸素含有ガス供給管に接続され、該送気管の軸線方向での異なる二位置のそれぞれに少なくとも一つの分枝口が上記送気管の外周面に開孔して形成されていて、上記二位置のうち上流側に位置する分枝口をダスト供給口として、上記送気管内を流れる酸素含有ガスにダストを上記ダスト供給口から供給し、下流側に位置する分枝口を燃料ガス送入口として、上記酸素含有ガスに燃料ガスを上記燃料ガス送入口から送入し、上記軸線方向での上記燃料ガス送入口と上記羽口との間の範囲の空間で、酸素含有ガス、燃料ガスおよびダストを混合して上記混合気体を形成することを特徴としている。
本発明において、送気管は、該送気管の軸線方向に見て、燃料ガス送入口からの燃料ガスの送入方向が上記送気管の軸線に対して偏倚しており、上記燃料ガス送入口から上記送気管の接線方向に燃料ガスを送入して送気管内で旋回流を生じさせることが好ましい。
また、本発明において、送気管は、燃料ガス送入口が周方向での複数位置に形成されており、これらの燃料ガス送入口を連通して覆う環状空間を形成するジャケットを有しており、上記環状空間を通じて燃料ガスを各燃料ガス送入口から送気管内へ送入することもできる。
<廃棄物ガス化溶融方法>
本発明において、廃棄物ガス化溶融方法は、溶融炉に対して上述の混合気体吹込方法により混合気体を吹き込むこととして構成され、上述の混合気体吹込方法によって廃棄物ガス化溶融炉のコークス床へ向け炉体内に混合気体を吹き込んで、廃棄物を熱分解し残渣を溶融することを特徴とする。
このような、混合気体吹込装置及び方法そして廃棄物ガス化溶融炉及び溶融方法によると、送気管で羽口へ向け軸線方向に送入させる酸素含有ガスに対し、軸線方向での異なる二位置の上流側の位置からダストが送気管内へ供給されそして下流側の位置から燃料ガスが供給される。したがって、ダストそして燃料ガスは、羽口に至るまでの範囲の送気管内における空間で酸素含有ガスと混合されて混合気体を形成する。上記空間は送気管内に形成されているので、気体の混合に何ら支障となるものは存在しておらず、混合気体は羽口に至るまでの間で十分混合された状態で、羽口から炉内のコークス床へ吹き込まれる。したがって、燃料ガスはコークス床で良好に燃焼する。
本発明において、燃料ガスが送気管内で旋回流を生ずるようにして送気管内へ供給されると、燃料ガスは酸素含有ガスそしてダストと速やかに混合されるので、混合のための軸線方向寸法を小さめにすることができる。
本発明において、燃料ガスがジャケットを経て供給されると、燃料ガスはジャケット内の環状空間を流れて周方向でほぼ均一に分散されてから、複数の燃料ガス送入口から送気管に供給されるので、混合気体の形成が促進される。また、ジャケットへの燃料ガスの供給のための供給管が周方向一個でしかジャケットに接続されていなくとも、燃料ガスはジャケット内で周方向に分散するので、上記供給管の数を最小限の一本とすることができ、装置が簡単化する。
本発明は、以上のように、羽口へ向け酸素含有ガスを送気管で送入する際に、送気管に対して該送気管の軸線方向で異なる二位置のうち上流側位置からダストそして下流側位置から燃料ガスを送気管内へそれぞれ送入供給することとしたので、燃料ガスはその送入位置から羽口に至るまでの間に、送気管内でダストそして酸素含有ガスと混合され、羽口から炉内へ吹き出される前に十分に混合された混合気体状態となっていて、コークス床での燃料ガスの燃焼が良好に行われる。このようにして、燃料ガスをコークスの一部の代替として用い、燃焼熱を溶融熱源として用いることが効率よくできるため、コークスの使用量を低減して二酸化炭素排出量を削減することができる。
本発明の一実施形態としての廃棄物ガス化溶融装置の概要構成を示す図である。 図1装置における主羽口についての拡大断面図である。 図2の主羽口に接続される混合気体吹込装置の主要部を示し、(A)は送気管の軸線を含む面での断面図、(B)は(A)におけるB-B断面図、(C)は(A)におけるC-C断面図である。 本発明の他の実施形態としての混合気体吹込装置の主要部を示し、(A)は送気管の軸線を含む面での断面図、(B)は(A)におけるB-B断面図、(C)は(A)におけるC-C断面図である。 本発明のさらに他の実施形態としての混合気体吹込装置の主要部を示し、(A)は送気管の軸線を含む面での断面図、(B)は(A)におけるB-B断面図、(C)は(A)におけるC-C断面図である。
以下、添付図面にもとづき、本発明の実施形態を説明する。本実施形態では、シャフト炉式廃棄物ガス化溶融炉に燃料としてコークスと燃料ガスを供給し、廃棄物を炉体内で熱分解し、残渣を溶融するコークス床へ酸素含有ガスと、燃料ガスと、廃棄物ガス化溶融炉から排出され回収されたダストとを混合した混合気体を羽口から吹き込む混合気体吹込装置を有することを特徴としているが、これらの特徴についての説明に先立ち、図1にもとづき、このシャフト炉式廃棄物ガス化溶融炉の概要構成を説明する。
図1に示される本発明の一実施形態で採用されているシャフト炉式廃棄物ガス化溶融炉には、ガス化溶融炉1の炉上部に、処理対象物としての廃棄物、燃料としてのコークス、スラグの成分調整材としての石灰石を炉内へ投入するための投入口2が設けられ、また、上部側方には炉内のガスを炉外へ排出するためのガス排出口3が設けられている。また、ガス化溶融炉1の炉底部には溶融スラグと溶融金属を排出するための出滓口4が設けられている。
シャフト炉式廃棄物ガス化溶融炉は、そのガス化溶融炉1の内部空間が縦方向で3つの領域に大別されていて、下方から、炉下部に形成された下部シャフト部I、その上に位置する中部シャフト部II、上部に形成されたフリーボード部IIIを有する領域となっている
。これらの各部I,II,IIIは、それぞれ次のような機能を有する領域となっている。す
なわち、下部シャフト部Iは、堆積されたコークスでコークス床を形成し、コークスを燃焼させて高温燃焼帯を形成する領域、中部シャフト部IIは、この高温燃焼帯上に投入された廃棄物の堆積により形成された廃棄物層の廃棄物を熱分解させる領域、フリーボード部IIIは、生成した可燃性ガスを部分燃焼させる領域である。
廃棄物ガス化溶融炉1の上方には、都市ごみ等の廃棄物、コークス、生成するスラグの成分調整材として使用する石灰石をそれぞれ供給する供給装置(図示せず)が配設されており、この供給装置から供給された廃棄物、コークス、石灰石は搬送コンベア(図示せず)により搬送され炉上部の上記投入口2から炉内に投入される。
廃棄物ガス化溶融炉に形成された上記下部シャフト部I、中部シャフト部II、フリーボード部IIIの各部に対して、それぞれ酸素含有ガスを吹き込む羽口が炉壁に設けられている。すなわち、下部シャフト部Iには、堆積されたコークスを燃焼させて高温燃焼帯を形成し、熱分解残渣を溶融するための酸素富化空気を吹き込む主羽口5が設けられ、中部シャフト部IIには、投入されて堆積された廃棄物を部分燃焼させると共に廃棄物を緩やかに流動させながら熱分解、燃焼させるための空気を吹き込む副羽口6が設けられ、フリーボード部IIIには、廃棄物が熱分解して生成した可燃性ガスを部分燃焼させて炉内部を所定温度に維持するための空気を吹き込む三段羽口7が設けられている。
ガス排出口3に二次燃焼室10が接続して設けられており、廃棄物を熱分解して生成した可燃性ガスを燃焼する。二次燃焼のための空気を吹き込む空気送風口11が設けられている。また、この二次燃焼室10には、該二次燃焼室10で可燃性ガスを燃焼した燃焼ガスから熱回収するボイラ12が隣接して設けられている。
また、ボイラ12からの排気は、排気管13で排出され、後流側に設けられた減温装置や集塵機、さらには排ガス処理装置(いずれも図示せず)を経て無害化された後に大気に放出されるようになっている。
排ガスに含まれていて、上記二次燃焼室10とボイラ12で落下したダストは、該二次燃焼室10とボイラ12から排出され、上記集塵機で集塵されたダストとともに、ダスト帰還路15を経てガス化溶融炉1の側方上方位置に設けられたダスト貯留槽16へもたらされた後に、ダスト貯留槽16の下部出口に設けられたロータリバルブ16Aを経て、主羽口5に取り付けられた後述の送気管22に設けられた後述のダスト供給管23へ接続されていて、ダストが炉内へ供給帰還されるようになっている。このダストの主羽口5への供給については、後に再度説明する。
ガス化溶融炉1の炉壁1Aの下部に設けられた主羽口5は、図2に見られるごとく、該炉壁1Aに形成された段状テーパ貫通孔1Bに取り付けられた円錐状外周面をもつ口金状の保持体18を有している。該保持体18は、下述する混合気体吹込装置20の送気管22の先端取付部21を保持する。
上記先端取付部21は外径面21Aがテーパ状をなし、また円筒状貫通孔21Bが形成されている。該貫通孔21Bの内径面には耐摩耗材層21Cが設けられている。貫通孔21Bは大外径端側で段状に大内径をなす係止部21B−1を有している。かかる先端取付部21を保持する上記保持体18は、既述のように円錐椀状をなしその底部(図にて右端部)には保持孔18Aが形成されている。該保持孔18Aは上記先端取付部21の外径面の大径端部と適合するテーパ孔をなしていて、このテーパ孔で上記先端取付部21の外径面と接面して該先端取付部21を保持している。このように、保持体18で保持される先端取付部21は炉体の炉壁1Aに取り付けられた上記保持体18により保持された状態で、該先端取付部21の小外径端側先端が炉体内に突入して位置する。かかる保持体18と先端取付部21のうちの少なくとも保持体18は水冷されるが、その形式は公知なので、ここでは水冷のための形態についての説明は省略する。
先端取付部21が先端に設けられた送気管22を有する混合気体吹込装置20は、図3(A)に見られるように、該送気管22の中心線となる軸線方向で異なる二位置、図示の例では、上記先端取付部21から距離を持った位置と、そこからさらに距離をもった位置に、分岐口がそれぞれ形成されていて、上流側(図にて左側)に位置する分岐口がダスト供給口23Aとして、そして下流側に位置する分岐口が燃料ガス送入口24Aとして用いられている。送気管22の軸線に対して直角な面での断面を示す図3(B)、図3(C)にも見られるように、上記ダスト供給口23Aは周方向の一箇所で上面位置に、そして燃料ガス送入口24Aは周方向の二箇所で上下面の二箇所にそれぞれ形成されている。
上記ダスト供給口23Aには、ダスト帰還路15の一部をなしダストを送気管22へ供給するダスト供給管23が接続されている。また、燃料ガス送入口24Aには、LNG等の燃料ガスを送気管22へ送入する燃料ガス送入管24が接続されている。
かかるダスト供給管23そして燃料ガス送入管24が接続されている送気管22には、上流端(図にて左端側)に酸素富化空気供給管26が接続され、空気に酸素を混入させて得られた酸素富化空気(例えば、酸素濃度が50%)が供給されていて下流に向け流れている。該送気管22には、上記ダスト供給口23Aからダストが供給されるので、下流側に向け流れるダストによって管内壁が摩耗等の損傷を受けないように、該送気管22の管内壁面が、上記ダスト供給口23Aよりも下流側範囲で耐摩耗材料でコーティングされた耐摩耗材層22Aを有している。該耐摩耗材層22Aは送気管22の下流側の先端まで及んでいて、該送気管22の先端に取り付けられている円錐状の先端取付部21の内径面に形成されている耐摩耗材層21Cと連続している。このような、耐摩耗材層21C,22Aは、例えば、セラミックあるいは耐摩耗性クラッド鋼で形成できる。セラミックとしては、例えば、窒化珪素、ジルコニア、アルミナのうちの少なくとも一つを使用する。また、この耐摩耗材層は、各管の内径面にコーティングして形成することも、あるいは耐摩耗材の肉厚10mm程度のスリーブを各管内に挿入して形成することもできる。特に、耐摩耗性クラッド鋼の場合は、管全体を該耐摩耗性クラッド鋼製としてもよい。耐摩耗材スリーブを用いる場合、耐摩耗材スリーブは、送気管22においては、モルタル等により管内径面と固着されるようにすることができる。
このような送気管22にあっては、該送気管22の上流側から酸素富化空気が供給されて下流端に向け流送される。流送途中で、酸素富化空気には先ずダスト供給口23Aからダストが供給され、その下流位置では燃料ガス送入口24Aから燃料ガスが送入される。したがって、酸素富化空気は供給されたダストそして送入された燃料ガスが混合されて混合気体を形成し、流送の進行に伴いその混合度合が高められながら先端取付部21の貫通孔21Bの先端から炉内へ吹き込まれることとなる。このように、本実施形態では酸素富化空気と燃料ガスとダストは、送気管22内で燃料ガス送入口24Aよりも下流側の空間にて十分に混合された状態で炉内へ吹き込まれる。
上記送気管22の先端に取り付けられた先端取付部21は、その先端開口が炉内にあって高温燃焼帯のコークス床に直面しているので、気体はこの先端取付部21から吹き出した後コークス粒間を流通できるといえども、コークス粒から大きな通気抵抗を受けることとなり、炉内では混合が十分に行える状況ではない。この点で、本実施形態では、炉内に吹き込まれる前に送気管22内で混合されるので、酸素富化空気と燃料ガスとダストの混合は十分に行われる。
このように構成される本実施形態装置では、廃棄物のガス化溶融処理は次の要領で行われる。
供給装置からの廃棄物、コークス、石灰石がガス化溶融炉1の上部に設けられた投入口2を経て、それぞれ所定量ずつ炉内へ投入され、主羽口5、副羽口6、及び三段羽口7から、それぞれ酸素富化空気又は空気が炉内へ吹き込まれる。特に、主羽口5からは、既述したように混合気体吹込装置20の送気管22で生成された酸素富化空気と燃料ガスそしてダストを送気管22内で混合して得られた混合気体が炉内へ吹き込まれる。上記投入口2から投入された廃棄物は、炉内で中部シャフト部IIに堆積して廃棄物層を形成し、下部シャフト部Iの高温燃焼帯から上昇してくる高温ガス及び副羽口から吹き込まれる空気によって乾燥され、次いで部分燃焼および熱分解される。熱分解により生成した可燃性ガスは、フリーボード部IIIにて、三段羽口7から吹き込まれる空気により一部が燃焼され、フリーボード部IIIが850℃以上の高温の還元雰囲気に保たれ、有害ガスとタール分を分解させる処理が施され、可燃性ガスを含むガスは炉外に設けられた二次燃焼室10へ送られ二次燃焼され、ボイラ12でその燃焼ガスから熱回収される。
コークスは下部シャフト部Iに下降して高温燃焼帯(コークス床)を形成する。廃棄物層で廃棄物が熱分解した残渣は下降し、下部シャフト部Iのコークス床に達する。熱分解残渣(灰分、不燃物)は、コークス床でコークスと燃料ガスの燃焼により加熱され、溶融し溶融スラグと溶融金属になる。溶融スラグと溶融金属は出滓口4から排出され、炉外に設けられた水砕装置に供給され冷却固化され、冷却固化された水砕スラグと水砕金属が回収される。一方、主羽口5から吹き込まれた混合気体中のダストは主羽口5から高温燃焼帯へ達すると、溶融して熱分解残渣の溶融物とともに炉底部の出滓口4から抜き出される。このように、ダストを溶融処理することにより減容化して、埋立処分量を大幅に削減される。
本実施形態では酸素富化空気と燃料ガスとダストは、送気管22内で燃料ガス送入口24Aよりも下流側の空間にて十分に混合された状態で炉内へ吹き込まれる。そのため、燃料ガスは羽口から炉内へ吹き出される前に酸素富化空気と十分に混合された混合気体状態となっていて、コークス床での燃料ガスの燃焼が良好に行われる。このようにして、燃料ガスをコークスの一部の代替として用い、燃焼熱を溶融熱源として用いることが効率よくできるため、コークスの使用量を低減して二酸化炭素排出量を削減することができる。
本発明において、混合気体吹込装置20は図3の形態に限定されず、種々変形が可能である。例えば、図3(A),(B)では二つの燃料ガス送入管24は別個の管系をなして送気管22に対し取り付けられていたが、図4(A),(B)のように、例えば、燃料ガス送入口24Aを送気管22の周方向の四位置に設け、これらを包囲するようにして環状の空間を形成するジャケット25を送気管22に取り付け、ジャケット25の周方向の一箇所に燃料ガス送入管24を接続するようにしてもよい。こうすることで燃料ガスの供給のための管系が単純化される。図4(A),(B)では一つの燃料ガス送入管24から送入された燃料ガスは上記ジャケット25内で分散して四つの燃料ガス送入口24Aから均等に送気管22内に進入して周方向に行きわたる。このようにジャケットを有する混合気体吹込装置の形態とすることにより、燃料ガスの供給のための管系が単純化される。また、燃料ガス送入管が別個の管系をなす混合気体吹込装置の形態では、管系同士の干渉を避けるために燃料ガス送入口の数に制約があるが、ジャケットを有する混合気体吹込装置の形態とすることにより、より多くの燃料ガス送入口を設けることができ、混合をより効率よく行うことができ、送気管の長さを短くコンパクトにできる。また、図4(A),(B)では、燃料ガス送入口24Aを送入方向が送気管22の半径方向に向くように接続したが、送気管の軸線方向に見て、送入方向が送気管22の軸線から偏倚するように、燃料ガス送入管24を送気管22に対して接線方向に接続するようにしてもよい。こうすることで燃料ガスが送気管22内の混合気体に旋回流を生じさせることとなり、混合度合が高められることとなる。
さらには、二つの燃料ガス送入管24を別個の管系をなして送気管の燃料ガス送入口24Aに接続する場合、図5(A),(C)のように、送気管の軸線方向に見て、送入方向が送気管22の軸線から偏倚するように、燃料ガス送入管24を送気管22に対して接線方向に接続することができ、これによって燃料ガスが送気管22内の混合気体に旋回流を生じさせることとなり、混合度合が高められることとなる。
図3〜5の実施形態において、酸素富化空気の流速を70〜120m/secとし、燃料ガスの送風管への流入時の流速を50〜200m/secとすることが好ましい。このような範囲の流速とすることにより、酸素富化空気と燃料ガスとの混合が効率よく行われ、また、混合気体が羽口先から炉内のコークス床の好ましい範囲にまで到達でき、コークス床における燃料ガス燃焼を良好に行うことができる。
1 廃棄物ガス化溶融炉
5 (主)羽口
20 混合気体吹込装置
22 送気管
23A ダスト供給口
24A 燃料ガス送入口
25 ジャケット

Claims (8)

  1. コークス床を有する炉体内で廃棄物を熱分解し残渣を溶融する廃棄物ガス化溶融炉のコークス床へ、酸素含有ガスと、燃料ガスと、廃棄物ガス化溶融炉から排出され回収されたダストとを混合した混合気体を、上記廃棄物ガス化溶融炉の炉体に設けられた羽口から吹き込む混合気体吹込装置において、
    上記羽口に接続され上記混合気体を炉体内へ送る送気管を有し、上記送気管は、軸線方向に酸素含有ガスを送入するための酸素含有ガス供給管に接続され、該送気管の軸線方向での異なる二位置のそれぞれに少なくとも一つの分枝口が上記送気管の外周面に開孔して形成されていて、上記二位置のうち上流側に位置する分枝口は、上記送気管内を流れる酸素含有ガスにダストを供給するためのダスト供給口として形成され、下流側に位置する分枝口は、上記酸素含有ガスに燃料ガスを送入するための燃料ガス送入口として形成されており、上記軸線方向での上記燃料ガス送入口と上記羽口との間の範囲の空間で、酸素含有ガス、燃料ガスおよびダストが混合されて上記混合気体が形成されるようになっていることを特徴とする混合気体吹込装置。
  2. 送気管は、該送気管の軸線方向に見て、燃料ガス送入口からの燃料ガスの送入方向が上記送気管の軸線に対して偏倚しており、上記燃料ガス送入口から上記送気管の接線方向に送入された燃料ガスが送気管内で旋回流を生ずるようになっていることとする請求項1に記載の混合気体吹込装置。
  3. 送気管は、燃料ガス送入口が周方向での複数位置に形成されており、これらの燃料ガス送入口を連通して覆う環状空間を形成するジャケットを有していることとする請求項1または請求項2に記載の混合気体吹込装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載の混合気体吹込装置を備えることを特徴とする廃棄物ガス化溶融炉。
  5. コークス床を有する炉体内で廃棄物を熱分解し残渣を溶融する廃棄物ガス化溶融炉のコークス床へ、酸素含有ガスと、燃料ガスと、廃棄物ガス化溶融炉から排出され回収されたダストとを混合した混合気体を、上記廃棄物ガス化溶融炉の炉体に設けられた羽口から吹き込む混合気体吹込方法において、
    上記羽口に接続され上記混合気体を炉体内へ送る送気管が接続されており、上記送気管は、軸線方向に酸素含有ガスを送入するための酸素含有ガス供給管に接続され、該送気管の軸線方向での異なる二位置のそれぞれに少なくとも一つの分枝口が上記送気管の外周面に開孔して形成されていて、上記二位置のうち上流側に位置する分枝口をダスト供給口として、上記送気管内を流れる酸素含有ガスにダストを上記ダスト供給口から供給し、下流側に位置する分枝口を燃料ガス送入口として、上記酸素含有ガスに燃料ガスを上記燃料ガス送入口から送入し、上記軸線方向での上記燃料ガス送入口と上記羽口との間の範囲の空間で、酸素含有ガス、燃料ガスおよびダストを混合して上記混合気体を形成することを特徴とする混合気体吹込方法。
  6. 送気管は、該送気管の軸線方向に見て、燃料ガス送入口からの燃料ガスの送入方向が上記送気管の軸線に対して偏倚しており、上記燃料ガス送入口から上記送気管の接線方向に燃料ガスを送入して送気管内で旋回流を生じさせることとする請求項5に記載の混合気体吹込方法。
  7. 送気管は、燃料ガス送入口が周方向での複数位置に形成されており、これらの燃料ガス送入口を連通して覆う環状空間を形成するジャケットを有しており、
    上記環状空間を通じて燃料ガスを各燃料ガス送入口から送気管内へ送入することとする請求項5または請求項6に記載の混合気体吹込方法。
  8. 請求項5ないし請求項7のいずれか一つに記載の混合気体吹込方法によって廃棄物ガス化溶融炉のコークス床へ向け炉体内に混合気体を吹き込んで、廃棄物を熱分解し残渣を溶融することを特徴とする廃棄物ガス化溶融方法。
JP2013065733A 2013-03-27 2013-03-27 混合気体吹込装置及びこれを有する廃棄物ガス化溶融炉、混合気体吹込方法及びこれを用いた廃棄物ガス化溶融方法 Active JP6066454B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013065733A JP6066454B2 (ja) 2013-03-27 2013-03-27 混合気体吹込装置及びこれを有する廃棄物ガス化溶融炉、混合気体吹込方法及びこれを用いた廃棄物ガス化溶融方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013065733A JP6066454B2 (ja) 2013-03-27 2013-03-27 混合気体吹込装置及びこれを有する廃棄物ガス化溶融炉、混合気体吹込方法及びこれを用いた廃棄物ガス化溶融方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014190594A true JP2014190594A (ja) 2014-10-06
JP6066454B2 JP6066454B2 (ja) 2017-01-25

Family

ID=51837024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013065733A Active JP6066454B2 (ja) 2013-03-27 2013-03-27 混合気体吹込装置及びこれを有する廃棄物ガス化溶融炉、混合気体吹込方法及びこれを用いた廃棄物ガス化溶融方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6066454B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112628754A (zh) * 2020-12-16 2021-04-09 中广核研究院有限公司 废弃物气化熔融处理系统及废弃物气化熔融处理方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0674423A (ja) * 1992-08-26 1994-03-15 Miura Kenkyusho:Kk 燃料ガスと空気の混合装置
JPH0960830A (ja) * 1995-08-22 1997-03-04 Nkk Corp 廃棄物ガス化溶融炉およびその溶融炉を用いる廃棄物の ガス化溶融方法
JPH11294734A (ja) * 1998-04-15 1999-10-29 Nkk Corp 旋回溶融炉
JP2001000849A (ja) * 1999-06-22 2001-01-09 Takuma Co Ltd 予混合装置
JP2001090923A (ja) * 1999-09-24 2001-04-03 Nippon Steel Corp 廃棄物溶融炉への燃料ガスの吹込み方法
JP2003279024A (ja) * 2002-03-26 2003-10-02 Osaka Gas Co Ltd 灰溶融炉
EP1767856A1 (en) * 2004-06-11 2007-03-28 Nippon Steel Engineering Co., Ltd Tuyere structure of waste fusion furnace and combustible dust blowing method
JP2007167782A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Nippon Steel Engineering Co Ltd 廃棄物処理方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0674423A (ja) * 1992-08-26 1994-03-15 Miura Kenkyusho:Kk 燃料ガスと空気の混合装置
JPH0960830A (ja) * 1995-08-22 1997-03-04 Nkk Corp 廃棄物ガス化溶融炉およびその溶融炉を用いる廃棄物の ガス化溶融方法
JPH11294734A (ja) * 1998-04-15 1999-10-29 Nkk Corp 旋回溶融炉
JP2001000849A (ja) * 1999-06-22 2001-01-09 Takuma Co Ltd 予混合装置
JP2001090923A (ja) * 1999-09-24 2001-04-03 Nippon Steel Corp 廃棄物溶融炉への燃料ガスの吹込み方法
JP2003279024A (ja) * 2002-03-26 2003-10-02 Osaka Gas Co Ltd 灰溶融炉
EP1767856A1 (en) * 2004-06-11 2007-03-28 Nippon Steel Engineering Co., Ltd Tuyere structure of waste fusion furnace and combustible dust blowing method
JP2007167782A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Nippon Steel Engineering Co Ltd 廃棄物処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112628754A (zh) * 2020-12-16 2021-04-09 中广核研究院有限公司 废弃物气化熔融处理系统及废弃物气化熔融处理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6066454B2 (ja) 2017-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002081624A (ja) 廃棄物ガス化溶融炉と同溶融炉の操業方法
CN109237490A (zh) 一种气化等离子废物处理系统
WO2014103417A1 (ja) 廃棄物溶融炉
JP6066454B2 (ja) 混合気体吹込装置及びこれを有する廃棄物ガス化溶融炉、混合気体吹込方法及びこれを用いた廃棄物ガス化溶融方法
JP6098804B2 (ja) 混合気体吹込装置及びこれを有する廃棄物ガス化溶融炉、混合気体吹込方法及びこれを用いた廃棄物ガス化溶融方法
JPH07301409A (ja) 有効ガス及び不活性無機残渣を同時に発生させて廃棄物を焼却する方法及び装置
JP5974950B2 (ja) 混合気体吹込装置及びこれを有する廃棄物ガス化溶融炉、混合気体吹込方法及びこれを用いた廃棄物ガス化溶融方法
JP2007255844A (ja) ガス化溶融システムの溶融設備及び溶融方法
JP2003166705A (ja) ストーカ炉による廃棄物処理方法とその装置
JP6016196B2 (ja) 廃棄物ガス化溶融装置及び廃棄物ガス化溶融方法
JP2014190598A (ja) 混合気体吹込装置及びこれを有する廃棄物ガス化溶融炉、混合気体吹込方法及びこれを用いた廃棄物ガス化溶融方法
JP2014190597A (ja) 混合気体吹込装置及びこれを有する廃棄物ガス化溶融炉、混合気体吹込方法及びこれを用いた廃棄物ガス化溶融方法
RU2342599C1 (ru) Газификатор для термической переработки углеродсодержащих отходов и способ их переработки
JP5103848B2 (ja) 廃棄物溶融炉のダスト吹込み装置
JP6331149B2 (ja) 廃棄物ガス化溶融装置及び廃棄物ガス化溶融方法
JP6481961B2 (ja) 廃棄物ガス化溶融装置及び廃棄物ガス化溶融方法
JP2019190730A (ja) 廃棄物ガス化溶融装置及び廃棄物ガス化溶融方法
JPH04302909A (ja) 廃棄物処理方法およびその装置
JP6493744B2 (ja) 廃棄物ガス化溶融装置及び廃棄物ガス化溶融方法
CN218972677U (zh) 尾气焚烧装置
JP2002195519A (ja) 廃棄物ガス化溶融方法とその装置
JP2012163260A (ja) 廃棄物ガス化溶融装置
JP2001027410A (ja) 別置型焼却灰溶融設備及びその運転制御方法
CN209084781U (zh) 一种气化等离子废物处理系统
JPH09222219A (ja) 飛灰供給装置及び廃棄物処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6066454

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350