JP2014184040A - ハンガー - Google Patents

Abstract

【課題】従来のキャッチ式グリップ付きハンガーは、横に渡した棒または突き出した棒のみに装着出来る様構成されており、縦の棒に装着出来てもハンガーとしては成り立たない。そこで縦方向の棒や建具の枠、棚板、テーブル等にグリップ部を装着してもハンガーとして機能し得る様にする事を目的とする。
【解決手段】本発明のハンガーは、グリップ部１とハンガー部４と前記グリップ部とハンガー部を結合する結合部材５からなり、グリップ部はどちらか一方の把手基端部が前記結合部材の中央に回転着脱可能に装着されて、ハンガー部は線状部材にて形成されその上部にて両端が対向するように構成され、前記両端部が結合部材に回転可能に装着されハンガー部は使用状態で結合部材に対して水平軸線を中心に鉛直方向に回転し、グリップ部は水平方向に回転するハンガーであり、グリップ部先端には対向する幅広の当接面を有する保持部材を備えるハンガー。
【選択図】図７

Description

本発明は、グリップ付きハンガーに関するものである。

従来のグリップ付きキャッチハンガーのグリップ部は左右には傾くがグリップ部とハンガー部とは、同じ平面にあり、グリップを垂直に建て込まれた棒やテーブル棚板等に装着させてもハンガーとしては使用出来なかつた。
（例えば特許文献１参照）。

特開2005−168738号公報

従来のグリップ付きキャッチハンガーは横方向に渡した竿、ロープ，又は突き出した棒のみに使用出来、縦や斜め方向の棒等に装着出来ても、ハンガー部も横方向や斜め方向になってしまい、このため衣類を掛けるハンガーとしては成り立たない。そこで縦方向や、斜め方向の棒や竿や平面のテーブルや棚板にもグリップ部を装着してもハンガーとして機能し得る様にする事を目的とする。

本発明は上記目的を達成するため、グリップ部とハンガー部と前記グリップ部とハンガー部とを結合する部材の３点からなり、グリップ部のどちらか一方の把手基端部が上記結合部材中央に回転着脱可能に装着され、ハンガー部は線状部材にて形成されハンガー上部は両端が対向する様に構成され、前記両端部が前記結合部材に回転可能に装着される。ハンガー部の使用状態では結合部材に対して水平軸線を中心に鉛直方向に回転しグリップ部は水平方向に回転することを特徴とする。
またグリップ部先端挟持部には、互いに対向する幅広の当接面を有する保持部材を備え被挟持物に強固に密着するように構成されている。

前記の手段により、上記グリップ部は何の操作も要せず横棒から縦棒、建具の枠、棚板、テーブル等に、挟持装着出来ハンガーとして機能する事ができる。

一本のハンガーで横棒、縦棒、、テーブル、、等と三通り形状に装着出来ハンガーとして機能する。
何の操作も要せず横棒のみならず縦棒、棚板、テーブルにもハンガーとして装着出来、洋服販売店においては縦棒に上から下へのディスプレイが出来て洋服の全容が見せ易く棚にもハンガーを装着出来、多くの服を展示し販売促進に役立つ。家庭においては早めに取り込んだ洗濯物も建具の枠や棚板、テーブルにも装着出来部屋干しもスペースを取らない。縦棒の場合紙管にも装着できる。
グリップ部先端挟持部の対向する２個の面により被挟持物への密着度が増し服を安心して掛けられる。
ハンガーの片方を結合部材端部から抜き、この端部より筒状の衣類例えばランニングを通して掛けることも出来る。
金属ネット、スクリーンにも装着できネット、スクリーンと服との間に空間が出来服など汚さない。
収納時にハンガー部を反転し折り畳む事より嵩低く製造側においては少スペースで梱包し易く大量に箱詰め出来コストが下がる。グリップ部とハンガー部の接続は結合部材を用い完成品となる、この接続作業を身障者又は高齢者に依頼できれば自立支援の一助となる。

グリップ部1のどちらか一方の把手基端部２に凸形の螺旋状３を形成し、これを拡大した部分斜視図 筒状結合部材５中央に孔６を設け凸形の螺旋状を形成した筒７をはめ込みこれを拡大した部分斜視図 線状部材で形成されハンガー部４に両端8が対向する様構成された両端８の内側に突起物を設けた平面図 グリップ基端部２を筒状結合部材５中央の孔６に挿入結合し、この結合部材５の両端部９の下部中央寄りに孔を設けた部分斜視図 図４にハンガー部４の両端部８を筒状結合部材５の両端９より挿入を拡大した部分斜視図。 グリップ部先端挟持部に対向する一対の幅広当接面を有した部分斜視図 図６をテーブルに装着した斜視図 図６を縦棒に装着した斜視図

本発明の実地形態を図１〜図５に基づいて説明する。
グリップ部１とハンガー部４とこれらを結合する筒状結合部材５の３点によって形成されるハンガーにおいて、グリップ部１のどちらか一方の把手基端部２に凸形の螺旋状３を形成し所定長の筒型結合部材５の中央に孔６を設け、この孔６に凹形の螺旋状形を設けた筒７をはめ込み、又は結合部材５の中央部分を、棒状に形成しこの棒状部分に直接凹形の螺旋状形を設け、これに前記基端部２を回転着脱可能に装着し、前記筒状結合部材５両端９にハンガー部４の両端部８を挿入して筒状結合部材５とを接続させる。この時結合部材５の両端部９よりハンガー部４の両端部８の抜け落ちを防ぐためハンガー部４の両端部８の内寄り下部に突起１５を設け、結合部材５には結合部材５の両端部９の中央寄り下部に孔１６を設け衣類を掛けた時はその重みで突起が孔に入りハンガー部４の両端８は抜け落ちない、結合部分は図４の結合を拡大した部分斜視図で示す形態と図５のハンガー部４と筒状結合部材５との結合を拡大した部分斜視図である。この斜視図で示すように、ハンガー部４の両端部８は筒状結合部材５とは平行に形成されており、筒状結合部材５の両端９より前記ハンガー部４の両端部８を挿入してもハンガー部はスムーズに回転し被挟持物の状態に関係なく、ハンガー部４は垂直に下がり、衣類ハンガーとして機能する。
図６で示すグリップ部先端の一対の挟持部に装着した対向する幅広の当接面有する保持部材を備えることにより被挟持物への密着を強固にし、図７と図８で示す様にグリップ部１を縦棒１１又はテーブル１２に挟持装着しても前記形態により安定した状態で、ハンガー部４は垂直にさがり洋服ハンガーとして、機能する事ができる。グリップ部１の挟持部内側１０、棒状物１１の面にシリコン素材やスポンジ等からなる傷つき防止部材１４を備えてもよい。これにより被挟持物となる縦棒１２やテーブル１３への傷付きを防止することが出来ると同時に被挟持物との密着を強固にし安定した状態で装着できる。

１ グリップ部
２ グリップ把手基端部
３ 凸形螺旋状部
４ ハンガー部
５ 筒状結合部材
６ 筒状結合部材の孔
７ 孔内側の凸形螺旋状部を有した筒
８ ハンガー両端部
９ 筒状結合部材両端部
１０ 挟持部内側
１１ 幅広の当接面を有うした保持部材
１２ 縦棒
１３ テーブル
１４ 傷つき防止部材及び密着強固材
１５ 突起
１６ 結合部材下部の孔

Claims (5)

1. グリップ部と、ハンガー部と、前記グリップ部とハンガー部を結合する結合部材と、
   よりなるハンガーにおいて、
   前記ハンガー部は、その上部が前記結合部材に着脱可能に装着されグリップ部は、
   前記結合部材に装着されていることを特徴とするハンガー。
2. ハンガー部は、線状部材にて形成され、その上部にて両端が対向するように構成され、
   前記両端部が前記結合部材に回転可能に装着されている 請求項（１）記載のハンガー。
3. グリップ部把手の下端が結合部材に回転着脱可能に装着されている 請求項（１）又は（２）記載のハンガー。
4. ハンガー部は使用状態で結合部材に対して水平軸線を中心に鉛直方向に回転し、グリップ部は水平方向に回転する請求項（２）又は（３）記載のハンガー。
5. グリップ部は、一対の挟持部を備え前記各挟持部の先端に、互いに対向する幅広の当接面を有する保持部材を備えることを特徴とする請求項（２）又は（３）、（４）記載のハンガー。

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