JP2014182650A - 画像共有装置、画像共有装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents
画像共有装置、画像共有装置の制御方法、およびプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】撮影者のニーズに合った画像・映像の推奨を可能にする。
【解決手段】アップロードされた複数の画像の撮影時刻情報に基づいてイベントの開始から終了までのイベント時間区間を算出する算出部と、イベント時間区間を複数の小時間区間に分割する分割部と、各小時間区間における画像の撮影機器識別情報に基づいて、各小時間区間を1以上の統合区間に統合する統合部と、各統合区間における画像の撮影機器識別情報と、各撮影機器が撮影対象とする被写体が所属すべき被写体グループとの組み合わせを、因数分析により推定する推定部と、統合区間と、撮影機器識別情報と、被写体グループとを関連付けて記憶する記憶部とを備える。
【選択図】 図4
【解決手段】アップロードされた複数の画像の撮影時刻情報に基づいてイベントの開始から終了までのイベント時間区間を算出する算出部と、イベント時間区間を複数の小時間区間に分割する分割部と、各小時間区間における画像の撮影機器識別情報に基づいて、各小時間区間を1以上の統合区間に統合する統合部と、各統合区間における画像の撮影機器識別情報と、各撮影機器が撮影対象とする被写体が所属すべき被写体グループとの組み合わせを、因数分析により推定する推定部と、統合区間と、撮影機器識別情報と、被写体グループとを関連付けて記憶する記憶部とを備える。
【選択図】 図4
Description
本発明は、画像共有装置、画像共有装置の制御方法、およびプログラムに関する。
近年、デジタルカメラが普及するとともに、デジタル写真の共有・交換等を行うインターネット上の様々なサービスが利用できるようになった。これにより、自分が欲しい写真について、他の人が撮影した写真を共有したり、入手したりすることができる。また、インターネット上のソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)など、グループ等の緩やかな人間関係の情報を収集・活用する仕組みが現れたことにより、個人対個人での写真共有・交換だけでなく、グループ等の中での写真の共有等を容易に行えるようになった。
このような背景で写真の共有を行い、自分が撮影できなかった場合、もしくは、撮影に失敗したような場合に、他の人が撮影した写真から、自分が欲しいもの、それに近いものを入手でき、利用できるのが好ましい。一般に個人が撮影する写真は、個人やその家族等の思い出を記録したものであることが多く、また、思い出の出来事はストーリー性があるものが多い。したがって、その内容を思い出したり、他の人に話したりする場合に、効果的な写真をそろえることが重要で、写真保管・共有サービスにまとめたり、アルバムを作成するような有意義な利用・活用が望まれる。
例えば、子供の運動会を撮影する場合を考えると、わが子の成長記録であり、大事な思い出となる映像を写真の形で記録して、思い出として振り返るようにできるように、親が努力して撮影することがよく行われる。このように、個人の写真が撮影されることが多いが、その対象となる運動会の競技や、その中の子供の表情などは、その瞬間だけのものであり、撮影機会に失するとその写真は得られず、記録に残せない。しかし、運動会のように多数の親が撮影していれば、同じか近いシーン等を撮影できている写真が存在する可能性がある。そのため、他の人が撮影した写真の中から、自分が欲しいものか、それに近いものを入手できるようにすることは重要な機能である。
これに対し、多数の親が撮影するということは、撮影される写真の枚数もかなり多数となってしまうために、写真を共有できるサービスが現れたとはいえ、その中から欲しい写真を探すことは大変である。特に、写真の内容を確認しながら欲しいものを選んでいくことは、大変な作業となる。
そこで、共有写真を、あらかじめ分類しておいたり、欲しい写真の条件を提示して検索したり、欲しい写真の条件が自動的に判ればその該当写真を推奨することで、その欲しい写真を探すことを支援することが考えられる。しかし、その欲しい写真を特徴づける写真の情報(メタデータ)を付与することや、欲しい写真の条件などを明示的に示すことは容易ではなく、簡単かつ効果的に提供を行うことが難しいのが現状である。
特許文献1では、イベント等の写真撮影の場合、撮影者の保有していない時間帯に撮影された他の撮影者の写真を推奨する技術が開示されている。
また、特許文献2では、スケジュール情報を利用する方法が開示されている。すなわち、イベント等の写真撮影の場合に、運動会のプログラム等のようなイベントのスケジュールの情報を利用して、イベント内のシーンなどの区別やその時間の補正を行う方法である。
しかしながら、特許文献1の技術では、撮影者が意図的に未撮影であった時間(例えば、運動会で3年生の保護者が1年生の種目を撮影しないなど)の画像も抽出されてしまう。また、特許文献2の技術では、スケジュールがずれた場合には補正を行うことができない。
一般に、運動会などの写真の共有を行う場合、撮影対象である子供(一人又は複数)の写真が中心となる。撮影者がその場にいなくて撮影できなかった場合、撮影できた人から、自分が欲しい写真をもらいたい。しかし、運動会などの多数の写真の共有を行う場合、その写真全体を共有する技術が中心であり、自分が欲しい写真を、多数の写真の中から探す必要があった。また、写真を競技の種目別に分けたとしても、自分が多数撮影した種目はわかるが、取り損ねた種目については、その正確な記憶やプログラム(競技スケジュール)などを見ないとわからない。
上記の課題に鑑み、本発明は、撮影者のニーズに合った画像・映像の推奨を可能にすることを目的とする。
上記の目的を達成する本発明に係る画像共有装置は、
アップロードされた複数の画像の撮影時刻情報に基づいてイベントの開始から終了までのイベント時間区間を算出する算出手段と、
前記イベント時間区間を複数の小時間区間に分割する分割手段と、
各小時間区間における画像の撮影機器識別情報に基づいて、各小時間区間を1以上の統合区間に統合する統合手段と、
各統合区間における画像の撮影機器識別情報と、各撮影機器が撮影対象とする被写体が所属すべき被写体グループとの組み合わせを、因数分析により推定する推定手段と、
前記統合区間と、前記撮影機器識別情報と、前記被写体グループとを関連付けて記憶する記憶手段と、
を備えることを特徴とする。
アップロードされた複数の画像の撮影時刻情報に基づいてイベントの開始から終了までのイベント時間区間を算出する算出手段と、
前記イベント時間区間を複数の小時間区間に分割する分割手段と、
各小時間区間における画像の撮影機器識別情報に基づいて、各小時間区間を1以上の統合区間に統合する統合手段と、
各統合区間における画像の撮影機器識別情報と、各撮影機器が撮影対象とする被写体が所属すべき被写体グループとの組み合わせを、因数分析により推定する推定手段と、
前記統合区間と、前記撮影機器識別情報と、前記被写体グループとを関連付けて記憶する記憶手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮影者のニーズに合った画像・映像の推奨が可能となる。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態では、子供の運動会の写真を父兄が撮影し、写真共有サービスを利用して共有する場合に、撮影画像を推奨する場合を例に説明を行う。
第1実施形態では、子供の運動会の写真を父兄が撮影し、写真共有サービスを利用して共有する場合に、撮影画像を推奨する場合を例に説明を行う。
まず図1を参照して、第1実施形態に係る情報処理装置の概略構成を説明する。CPU101は、本実施形態に係る情報処理装置の検索処理における各種動作を制御する。その制御内容は、後述するROM102やRAM103上の計算機プログラム(コード)によって指示される。また、CPU101は、複数の計算機プログラムを並列に動作させることもでき、その計算機プログラムの動作で、機器の制御等も行う。ROM102は、CPU101による制御の手順を記憶させた計算機プログラムやデータを格納している。RAM103は、CPU101が処理するための計算機プログラムを格納するとともに、CPU101が計算機プログラムの実行において、各種処理や制御を実行する際の様々なデータの作業領域を提供する。
ROM102やRAM103などの記録媒体に格納された計算機プログラムの機能は、CPU101が読み出して実行することによって実現されるが、記録媒体の種類は問われない。
入力装置104は、ユーザによる各種入力環境を提供する。各種入力操作環境を提供するものとして、キーボードやマウス等が考えられるが、タッチパネル、スタイラスペン等であってもよい。また、画像・音声などの各種映像入力環境を提供するものとして、カメラやマイクなどが考えられるが、明るさのセンサやGPSセンサ、超音波センサ等を用いてもよい。
バス105は、各構成要素と接続されているアドレスバス、データバスなどであり、各構成要素間の通信を実現し、情報のやり取りを高速に実現するためのものである。
外部記憶装置106は、さまざまなデータ等を記憶することができ、ハードディスクやフロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等の記録媒体と、当該記録媒体を駆動して情報を記録するドライブとを有する。保管された計算機プログラムやデータはキーボード等の指示や、各種計算機プログラムの指示により、必要な時にRAM103上に完全もしくは部分的に呼び出される。
NCU107は、他のコンピュータ装置等と通信を行うための通信部であり、ネットワーク(LAN)等を介して、遠隔地に存在する不図示の装置と通信し、本実施形態のプログラムやデータを共有する。この通信部としては、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、Ethernet(登録商標)などの有線通信や、Bluetooth(登録商標)、赤外線通信、IEEE802.11b等の無線通信等を適用可能であり、本発明に係る情報処理装置と接続されている機器と通信可能であれば何れの形式を用いてもよい。
GPU108は、CPU101などとバス105を経由して情報をやり取りし、与えられた表示指示や計算指示に従い、表示内容の画像の作成や表示位置などの計算を行い、その計算結果を表示装置109へ送って描画させる。表示装置109は、LEDディスプレイなどで構成され、各種入力操作の状態やそれに応じた計算結果などをユーザに対して表示する。
また、本実施形態の検索処理で使用するデータは、外部記憶装置106だけではなく、NCU107を介して入手してもよい。同様に、検索処理中に作成するデータもついても、ROM102やRAM103、外部記憶装置106だけでなく、NCU107を介して、他の機器上に格納しても構わない。なお、以上述べてきた構成は一例であり、説明した構成に限定されるものでない。
図2は、本実施形態で使用する撮影画像の登録・検索・閲覧処理といった、基本的な処理を実現する各処理部と、それらの間の情報の流れを示したブロック図の例である。
図2に示される画像共有システムは、撮影画像などの共有を実現する画像共有サーバ201(画像共有装置)と、ユーザの操作や画像の表示等を実現する画像利用装置210とを備えている。
画像利用装置210は、画像を利用・閲覧する機能を有し、デジタルカメラや携帯電話、コンピュータ等の機器、及び、その中の計算機プログラム等のコンピュータ・ソフトウェア等であってもよい。画像利用装置210は、図1を参照して説明した情報処理装置の構成を備えており、NCU107を利用することで、画像共有サーバ201と通信を行うことが可能となっている。
画像利用装置210は、撮影画像データベース211と、画像表示部212とを備えている。撮影画像データベース211は、撮影画像などの蓄積・管理を実現する。撮影画像データベース211の機能は、図1の外部記憶装置106やRAM103に撮影画像を蓄積し、ROM102やRAM103上の画像を管理する計算機プログラムやデータを使用して、CPU101が処理することで実現される。
画像表示部212は、撮影画像データベース211の撮影画像、画像共有サーバ201から得られた画像等の、画像共有サーバ201での登録・管理・検索・推奨等への指示内容や、その結果の表示を行う。
画像表示部212の機能は、図1のGPU108、表示装置109に対して、ROM102やRAM103上の画像を管理する計算機プログラムやデータを使用して、CPU101が処理を行うことにより実現される。なお、これらの操作は、入力装置104を用いて行われる。
一方、画像共有サーバ201は、撮影画像などの画像をユーザ間で共有する機能を有し、インターネット上やネットワーク上のサービスを提供するサーバ機器、及び、その中の計算機プログラム等のコンピュータ・ソフトウェア等である。
この画像共有サーバ201で扱う登録画像は、多数の撮影者の撮影機器で撮影されたものである。そのため、撮影者たるユーザのアカウント情報を管理し、そのユーザを識別する。また、登録された撮影画像についても、ユーザごと、そして、撮影内容のイベント毎に共有可能かどうか、公開するかどうか等の管理情報を保有しており、画像共有サーバ201は共有・閲覧機能を提供する。
また、画像利用装置210から画像共有サーバ201への撮影画像の登録処理を容易に行えるように、画像利用装置210は前述したユーザのアカウント情報や、撮影画像の撮影内容のイベント情報を保有しておくことが望ましい。
例えば、小学校の運動会での撮影写真を共有したい場合を考える。その場合、撮影者である父兄のアカウント情報を画像利用装置210に予め持たせておく。そして、運動会を撮影するために父兄が参集したところに、その運動会をイベントとして識別するための、撮影内容のイベント情報を画像利用装置210に提供する。これは、画像利用装置210のNCU107の通信機能を用いてもいいし、メモリカード等の外部記憶装置106を用いてもよい。カメラ等の入力装置104を用いて撮影画像を解析することで情報を得る(3次元)バーコードの利用や、撮影画像内のテキストに対するOCRや、撮影画像に対する特定物識別等を用いることで、その情報を得てもよい。いずれにせよイベント情報を持たせ、画像共有サーバ201に対して画像利用装置210から、画像の登録を行える状態にする。
画像共有サーバ201もまた、図1に示した情報処理装置の構成を備えており、図1のNCU107を利用することで、画像利用装置210と通信を行うことが可能となっている。
画像データベース204は、撮影画像などの蓄積・管理を実現する。ここに蓄積・管理される画像は、その登録時に画像IDを割り当てられる。そして、この画像IDに基づいて、個々の画像の管理や、画像の取り出し指示が行われる。この機能は、図1の外部記憶装置106やRAM103に、撮影した画像を蓄積し、ROM102やRAM103上の画像を管理する計算機プログラムやデータを使用して、CPU101が処理することにより実現される。 画像・登録機器メタデータ保持部205は、撮影画像などの蓄積・管理を実現するために、画像データベース204上の画像に対するメタデータの蓄積・管理を行う。ここでは、画像を特定するために、画像データベース204の画像IDを用いる。この機能は、図1の外部記憶装置106やRAM103に画像のメタデータを蓄積し、ROM102やRAM103上の画像を管理する計算機プログラムやデータを使用して、CPU101が処理を行うことにより実現される。画像そのものにメタデータが格納されている場合もあり、ここでは、そのメタデータに対する効率的かつ高速な利用が可能になるように、この画像・登録機器メタデータ保持部205はメタデータを冗長に保有している。このような情報として、撮影時間やGPSセンサなどを利用した撮影位置情報、撮影機器、撮影被写体(顔認識利用)等の情報を保有しているものとする。撮影機器は、その個々の機器が区別できるように、撮影機器IDを割り当てて区別できるようにする。そして、その撮影機器IDを、撮影した画像自身内もしくは、画像に対応させた、メタデータとして利用できるようにする。また、同様に、画像のグループに関する情報や、撮影者に関する情報等も、この画像・登録機器メタデータ保持部205に格納し、利用できるようにする。
画像共有サーバ201は、これら画像データベース204および画像・登録機器メタデータ保持部205を利用して、画像共有サーバの基本機能である、画像の登録、管理、検索、推奨等の機能を提供する。
画像登録部202は、撮影画像の登録機能を実現する。ここでは、画像利用装置210から登録指示された撮影画像について、画像管理・検索部203に対して管理のための情報とメタデータの抽出などを行わせ、画像・登録機器メタデータ保持部205に登録する。また撮影画像は画像データベース204に登録する。これにより、画像管理・検索部203は撮影画像の管理・検索を行えるようになる。この時に、管理のための情報として、登録される撮影画像について、撮影画像に付加されている撮影機器の識別情報、もしくは、撮影者であるユーザのアカウント情報から、画像を登録したユーザを識別し、この情報を画像・登録機器メタデータ保持部205に登録する。同様に、撮影機器IDや撮影時間、GPSなどの撮影場所のメタデータの情報を登録画像から取り出し、この情報を画像・登録機器メタデータ保持部205に登録する。
また、この際に画像分類情報作成部206に指示を行い、本発明の特徴である撮影画像の推奨を行う際に使用する画像分類情報を作成させて、画像・登録機器メタデータ保持部205に登録する。この処理の詳細については後述する。この機能は、図1のROM102やRAM103上の画像を管理する計算機プログラムやデータを使用して、CPU101が処理することにより実現される。また、受け渡される情報は、RAM103や外部記憶装置106に一時的に記憶される。
画像管理・検索部203は、画像の管理や検索機能を実現する。ここでは、登録された撮影画像を管理し、画像利用装置210からの指示に従い、画像・登録機器メタデータ保持部205に保持されるメタデータに基づいて、ユーザが閲覧・利用可能な画像共有サーバ201上の登録画像の検索を行う。そして、この検索結果は、画像閲覧部208を経由して、画像利用装置210の画像表示部212に表示される。
ここでいう画像の管理・検索とは、撮影画像の登録・削除・ダウンロード、他のユーザへの閲覧・利用の許可・不許可、撮影日・時刻や撮影位置などのメタデータを利用した画像の検索と閲覧の機能、及び、このメタデータの付加・編集・削除等の機能である。また、ここでいう画像の検索とは、画像分類情報作成部206が登録時に作成したメタデータを使用した、推奨画像検索部207による推奨機能を含む。この処理の詳細については後述する。
上述した各機能は、図1のROM102やRAM103上の画像を管理する計算機プログラムやデータを使用して、CPU101が処理を行うことにより実現される。また、受け渡される情報は、RAM103や外部記憶装置106に一時的に記憶される。
また、この検索を高速に行うために、登録時にメタデータやその画像に対して検索用のインデックスなどを作成する方法等を用いてもよい。検索インデックスは、得られたメタデータから、該当するコンテンツや情報、またその中の検索該当部分を取得できるように作成する。そして、作成した検索インデックスを画像・登録機器メタデータ保持部205に格納する。この方法は、ROM102、RAM103上に予め配置しておいた検索インデックス作成方式の計算機プログラムを使用して、画像管理・検索部203が、CPU101およびRAM103により抽出処理を行うことにより実現される。
そして、その結果は画像・登録機器メタデータ保持部205に格納される。検索インデックスの作成方法は、そのメタデータに応じて、それぞれ最適なものがあるが、基本的には転置方式を用いる。これは、コンテンツや情報、またその中の検索該当部分を識別するための識別情報と、そのメタデータの値とを対応づけておき、メタデータの値が分かるとすぐに、識別情報を得られるようにする方式である。これにより、検索動作時の処理速度を向上させることができる。通常、コンテンツや情報の管理を行う際には、その対象となるコンテンツや情報やその部分に識別情報を作成し、その識別情報を利用して、対象のコンテンツや情報やその部分を判定するためのインデックスを作成する。これと逆向きに見えるため、転置方式と呼ばれ、その情報は転置ファイルや逆インデックスなど呼ばれている。このように、コンテンツやその部分に識別情報を持たせるのが一般的で、かつ、その識別情報の形態には様々なものがあるが、ここではまとめて検索対象の識別情報と呼ぶことにする。通常、この検索インデックス作成方法や検索対象の識別情報の作成方法には様々なものがあるが、いずれの方法も適用可能である。
画像閲覧部208は、指定された画像を取り出し、または、表示画面を構築して、画像利用装置210の画像表示部212において表示を行うために必要な情報を提供する。実際には、画像閲覧部208は、画像管理・検索部203から、どのような画面を作成するか、また、その際にどの画像を使用するかという情報を取得し、画像表示部212が表示可能となるように、表示指示を作成して画像表示部212に送る。この際に、表示に必要な撮影画像を画像データベース204から取得して、これも表示指示と併せて、画像表示部212に送る。この機能は、図1のROM102やRAM103上の画像を管理する計算機プログラムやデータを使用して、CPU101が処理を行うことにより実現される。また、受け渡される情報は、RAM103や外部記憶装置106に一時的に記憶される。 画像分類情報作成部206は、登録された撮影画像に対して、分類用のメタデータを作成する。ここで行われる処理は、本発明の特徴となる部分であるため、後に詳述する。この機能は、図1のROM102やRAM103上の画像を管理する計算機プログラムやデータを使用して、CPU101が処理を行うことにより実現される。また、受け渡される情報は、RAM103や外部記憶装置106に一時的に記憶される。なお、ここで処理の対象となる撮影画像は、登録されている同一イベントの撮影画像全部になるため、ユーザが撮影画像を登録する際に、毎回全ての処理を行うわけではなく、同一処理などをまとめて行うことで、ある程度、処理を効率的に行うことが可能である。推奨画像検索部207は、画像管理・検索部203が画像の検索を行う際に、画像の推奨を行う。この処理の詳細は後述する。この機能は、図1のROM102やRAM103上の画像を管理する計算機プログラムやデータを使用して、CPU101が処理することにより実現される。また、受け渡される情報は、RAM103や外部記憶装置106に一時的に記憶される。以上説明したようにして、本実施形態で使用する撮影画像の登録・検索・閲覧処理が実現される。図6(a)は、登録する撮影画像のメタデータの一例を示したものであり、このメタデータは、図2の画像・登録機器メタデータ保持部205に格納されている。
各画像は、その識別のために画像ID(I001、I002、...)を保有しており、その画像IDに対して、その画像の撮影で使用した撮影機器識別情報、撮影時刻情報、その他に、GPSセンサにより取得したGPS情報などが関連付けられている。また、各撮影機器には、その識別のために撮影機器IDが割り当てられており、撮影機器識別情報として、その値(C002、C003、...)の撮影機器IDが格納されている。このメタデータを用いて検索が行われる。画像管理・検索部203は、前述したように、このメタデータの値に対して、転置ファイル等の検索インデックスを構成し、そのメタデータの値を有する画像IDを得られるような処理を行う。
図3は、本実施形態に係る撮影画像の推奨処理を実現する構成要素と、それらの間での情報の流れを示したブロック図である。図3中の301から312は、図2中の201から212と同じ構成要素であるため、その個々の説明は省略する。ただし、画像登録部302および画像分類情報作成部306は、撮影画像の推奨処理では使用しない。
画像管理・検索部303が画像利用装置310から撮影画像の検索とその結果の表示とを指示されたことに応じて、検索・推奨の処理が開始される。すると、画像管理・検索部303は、画像・撮影機器メタデータ保持部305を使用して、撮影画像の検索を行う。撮影画像の検索の指示には、検索条件が含まれており、この条件を満たす画像の検索を行う。例えば、特定の画像IDを指定して、特定の画像を取り出して表示する場合や、特定のユーザがアクセスできる画像、特定のイベントの画像、特定のメタデータを持つ画像などの検索を行う。検索結果は、画像IDの集合であり、その画像IDのグループなどがある場合にはその情報も付加される。画像管理・検索部303は検索結果を推奨画像検索部307へ送る。
推奨画像検索部307は、画像管理・検索部303から渡された検索結果の各画像IDについて、画像・撮影機器メタデータ保持部305を使用して、その中から推奨対象となる画像の検索を行い、その結果を検索結果に付加する。これにより、検索結果内の各画像IDは個々に推奨情報を与えられることになる。ここで推奨対象となる画像は、画像・撮影機器メタデータ保持部305上の情報のうち、特に、登録時に、図2の画像分類情報作成部206(図3では画像分類情報作成部306に相当)により作成された情報を使用して検索される。このようにして、推奨情報が付加された検索結果の情報が画像閲覧部308へ提供される。
画像閲覧部308は、推奨情報が付加された検索結果の情報に基づいて、その画像IDの画像情報を画像データベース304から取得し、検索結果に含まれる画像のグループや推奨情報も利用しながら、検索・推奨の結果の表示画面の内容を作成する。そして、その結果を、画像表示部312に送り、表示させる。
この表示結果は操作可能であり、表示内容が画面に入りきらない場合や、表示方式を変更する場合、表示サイズを変更する場合等に、ユーザ操作によって表示内容を変更できる。すなわち、図1の入力装置104を用いてユーザが指示を行うことで、画像閲覧部308および画像表示部312が変更処理を行い、表示内容が変更される。また、撮影画像データベース311が表示対象である画像を保有している場合には、画像閲覧部308からその画像の表示指示を画像表示部312に送り、画像表示部312が撮影画像データベース311から、画像を取得して表示を行う場合もある。さらに、検索条件などを変更したい場合には、これまで説明したように、画像利用装置310から画像管理・検索部303への指示の段階から、再度処理が行われる。以上のように、本実施形態で使用する撮影画像の推奨処理を実現する構成要素間で情報が受け渡され、処理が行われる。
次に図4のフローチャートを参照して、図2を参照して説明した登録処理において、画像分類情報作成部206が画像分類用の情報であるメタデータを作成する処理の手順を説明する。
S401において、画像分類情報作成部206は、登録対象の撮影画像のイベントについてユーザ指定を受け付け、そのイベントの画像やメタデータについて、画像・撮影機器メタデータへのアクセス準備を行う。ここでいうイベントとは、例えば、運動会などのイベントである。また、アクセスする対象は、今回登録する撮影画像だけでなく、すでに登録されている同じイベントの画像やメタデータも含んでいる。
S402において、画像分類情報作成部206は、イベントの開始から終了までの区間であるイベント時間区間を算出し、そのイベント時間区間を複数の小時間区間に分割する。まずは、今回登録する撮影画像だけでなく、すでに登録されている同じイベントの画像の撮影時刻のメタデータを調べて、その中で最も早い撮影時刻、最も遅い撮影時刻を、このイベントの開始時刻、終了時刻とする。そして、その時間区間をイベントの時間区間と定義する。
一般的に、より時間的に小さな個々のサブイベントによる小時間区間で、イベント時間区間は構成される。ここでは、そのサブイベントの一例として、撮影イベントを考える。例えば、運動会をイベントとすると、その中の個々の種目や競技といったサブイベントが撮影イベントに相当することになる。
以降、この撮影イベントとその特性(メタデータ)を得るための処理が行われるが、撮影イベントという名前を用いているのは、画像の撮影時刻に基づくものであり、撮影という視点で作成されたサブイベントであるためである。ここで行われる処理は、運動会の種目や競技の開始時刻や終了時刻とは、必ずしも一致しない。そのような時刻を正確に求めなくても、画像の検索や推奨という機能においては、ある程度ユーザの望むものを提示できれば、少々ずれがあっても、ユーザに許容されることが多いという特性があるためである。
検索や推奨といった機能において、ユーザが欲しいものが漏れてしまい提示されないことは大きな問題となる。これに対して、誤ったものが多少混入しても、欲しい画像を見比べて選択する操作の邪魔にならない程度であれば、ユーザはあまり困ることはない。ましてや、撮影画像のない時間区間内がその前後のどちらの撮影イベントに属するかという点については、そもそも検索・推奨対象になる画像がないため、それほど重要ではないといえる。
次に画像分類情報作成部206は、撮影イベントの時間区間を求めるために、前述のイベント時間区間を、小時間区間に分割する。ここでいう小時間区間は、対象となる撮影イベントより小さな時間区間であればよい。時間的に短すぎる小時間区間にすると本処理の効率が低下しうるので、例えば、運動会の種目や競技の時間が20分単位程度であれば、小時間区間は数分程度が適切である。この小時間区間を作成したら、S403へ進む。
S403において、画像分類情報作成部206は、左右近傍の小時間区間について、撮影機器の集合を比較する。まず、S402で作成した小時間区間について、その小時間区間内の撮影時刻を持つ画像を調べて、その撮影機器識別情報(撮影機器ID)を調べる。各撮影機器には、その個々の撮影機器を区別できるように、撮影機器IDが割り当てられており、その撮影に使用された撮影機器IDが、画像のメタデータとして記録されている。したがって、各小時間区間内の撮影時刻を持つ画像のメタデータを調べることで、撮影機器IDの集合を作ることができる。画像分類情報作成部206は、各小時間区間について、その左右近傍、すなわち時間的に前後近傍の小時間区間について、撮影機器IDの集合の比較を行い、包含関係に近いかどうかを調べる。特に、両方に共通となる撮影機器IDが所定割合以上ある場合に、その比較として、大きく変化しないという関係にあると判断できる。全小時間区間について比較を行い、処理が完了したら、S404へ進む。
S404において、画像分類情報作成部206は、撮影機器の集合が大きく変化しない各小時間区間を統合し、撮影イベントの時間区間(統合区間)とする。すなわち、S403で比較した結果、大きく変化しないという関係にある隣接小時間区間同士を統合する。また、統合された小時間区間について、その左右近傍、すなわち時間的に前後近傍の小時間区間と、元になった小時間区間に対し和集合計算された撮影機器IDの集合の比較を行い、両者の共通度を調べる。そして、両方に共通となる撮影機器IDが所定割合以上ある場合(共通度が所定範囲内である場合)には、大きく変化しないという関係にあると判断してさらに統合を行う。この処理を繰り返し行っていく。そうすると、撮影機器IDの集合が近くない部分で、統合が起こらないので、その部分を境界とした1以上の統合区間ができる。これを撮影イベントの時間区間(統合区間)とする。
S405において、画像分類情報作成部206は、撮影イベントに撮影イベントIDを割り当て、その統合区間内の撮影機器の集合を取得する。S404で得られた撮影イベントを識別できるように、撮影イベントIDを割り当てる。また、その撮影イベント内の撮影時刻の画像から、撮影イベントの開始時刻と終了時刻、撮影機器IDの集合を得て、これを撮影イベントのメタデータとする。
ここで図6(b)は、S405の処理のメタデータとして、撮影対象のイベント内の撮影イベントと撮影機器との関係を抽出した結果を示したものである。撮影イベントには、その識別のために撮影イベントID(E001、E002、...)が付与されており、その個々の撮影イベントにおいて、その撮影イベントの開始時刻と終了時刻と、その範囲の撮影時刻を有する画像IDの集合と、その画像IDの画像を撮影した撮影機器IDの集合とが格納されている。この情報は、画像・登録機器メタデータ保持部205(図3では305)に格納されている。また、このメタデータで検索が行われることが多いので、図2の画像管理・検索部203(図3では303)は、前述したように、このメタデータの値に対して転置ファイル等の検索インデックスを構成し、高速にそのメタデータの値を有する画像IDを得られるように処理を行う。このようにして撮影対象のイベント内の撮影イベントと撮影機器との関係が取得されて格納されることになる。以下、図6(b)の例を用いて、図4の説明を続ける。
S406において、画像分類情報作成部206は、被写体グループの総数を取得できたか否かを判定する。被写体グループとは、撮影対象である被写体全体に対し、その中の一部の被写体のグループである。例えば、運動会であれば、被写体である子供の学年を基準とした被写体グループ等が考えられる。
運動会の種目や競技へはこの被写体グループ単位で参加している状況になる。これは、一般的に、運動会の種目や競技の多くが特定の学年の生徒によって行われることが多いためである。子供のお遊戯会、学校の文化祭の舞台を使った演目、踊りなどの発表会などでも同様である。これは、発表の場所を多数得ることが難しかったり、同時に多数の発表を行うとすべての発表を見たいユーザが困ったりするため、同時に複数のサブイベントを進行させるのが難しいので、このような場合に被写体グループが生じやすい。また、学年やスポーツの階級のように体格や能力の違いがある場合や、発表内容の熟練者と初心者、上級・中級・初級などといったレベルの差異、アピールする内容や特徴の違いや流派、派閥などの違いなどからグループが生じやすい。このように、全てのイベントがそうではないが、比較的、このような形態を取るものが少なくない。同様に、多数の構成員によって構成されるアイドルグループ等において、各サブグループに分かれて出し物等を行う場合にもあてはまる。発表側の都合で、練習等の場合も含め、参加者全員を一度に集めるのが難しいという理由でもこのような現象が起こりうる。また、このような理由で発生する被写体グループは、その数が決まっていることが多い。たとえば、運動会での学年数(日本の小学校では6学年)であるとか、階級や級数などが固定の数になっていることが多い。したがって、この被写体グループの数は予め得ることが容易な場合が多い。本実施形態では、画像登録時等にイベントを指定しているので、イベントが小学校の運動会であれば、被写体グループは6つというようなテンプレート情報を持たせておき、これを利用することで容易に知ることができる。また、イベントそのものを指定する時に、その数を指定できるようにしてもよい。
ここでは、被写体グループ、撮影機器、画像、統合区間の関係に関する情報を求める際に、被写体グループの数がわかると、その関係の正確な計算が容易に行える可能性が高くなるので、S406において、被写体グループの数が取得できるかどうかに従って分岐処理を行う。
被写体グループの数を取得できたと判定された場合(S406;YES)、S407へ進む。一方、被写体グループの数を取得できなかったと判定された場合(S406;NO)、S408へ進む。S407において、画像分類情報作成部206は、被写体グループ、撮影機器、画像の関係、特に、被写体グループと撮影機器との組合せを、その被写体グループの総数も使用して、因数分析により推定する。
この組合せを推定する場合には、予め定めた評価値として組合せのパターンの適否を計算する方法を設定しておき、その評価値が最も良い値になるまで、様々な組合せのパターンを試す方法がある。しかし、全ての組合せを試すと、その組合せの数が膨大になり、莫大な処理時間が必要になるため、組合せを少しずつ変えながら、評価値が良い方向になるように、組合せの変更方式を選んでいく方法がある。これがいわゆる「山登り法」などと呼ばれる方法である。因数分析は、実際にはこのような方法を取ることが多い。しかし、その場合評価値の計算に用いられる情報が多い方が評価値の精度の向上が期待できるので一般的に有利である。特に、最終的な組合せそのものの数がわかることは、それを評価値の計算に用いることができるので、最終的な組合せの計算時間の短縮(早い解の収束)とその結果の精度の向上に非常に効果的である。このような組合せ問題、クラスタリングなどの分割問題などにおいて、計算手法を効率化させるために、個数の情報は重要である。そのため、この情報があることが予め分かっている場合は、因数分析の詳細な計算手法そのものを、より簡単なものにすることが可能である。撮影対象の被写体のグループの総数の情報も利用して、組合せの計算を行うのがS407の処理である。一方、S408において、画像分類情報作成部206は、各撮影機器が撮影対象とする被写体が所属すべき被写体グループ、撮影機器、画像、統合区間の関係、特に、被写体グループと撮影機器との組み合わせを、因数分析により推定する。S407の処理とは異なり、被写体のグループの数の情報を利用できないため、その計算結果の精度は多少低下する可能性はあるが、S407の処理と同様にして、被写体グループと撮影機器との組み合わせを取得する。
S409において、画像分類情報作成部206は、S407又はS408で得られた結果に基づいて、個々の被写体グループに対して、被写体グループIDを割り当て、これをその撮影機器IDとの組合せ情報として格納する。ここで図6(c)は、ここで記録される撮影機器IDと被写体グループIDとの関係を示したものである。このような撮影機器と被写体部グループの関係が格納されることになる。また、図6(d)は、同様に抽出された、被写体グループIDと撮影イベントIDとの関係を示したものである。このような被写体部グループと撮影イベントの関係が格納されることになる。以下、この図6(c)と図6(d)の例を用いて、図4の説明を続ける。
S410において、画像分類情報作成部206は、被写体グループ、撮影機器、統合区間を関連付けて、画像・撮影機器メタデータとして図2の画像・登録機器メタデータ保持部205に記憶する。以上説明した手順で、登録処理における画像分類用のメタデータ作成処理が実行される。
最終的に得られた結果の概略を示したのが、図7である。図7において左から右へと時間軸701が描かれており、全体が一つのイベントを構成する。サブイベント702は、実際に行われているサブイベントであり、特定の被写体グループが行っているものである。例えば、運動会のイベントであれば、その競技や種目がサブイベント702に該当し、特定の学年が行っていることになる。図7中の「○」、「◎」、「■」、「□」、「★」により示される撮影画像703は、全てその位置の時刻に撮影された画像である。この撮影画像は、複数の撮影機器、すなわち複数の撮影者から撮影されており、撮影機器IDによって区別されている。これにより撮影画像も区別されている。一点鎖線で囲まれた撮影イベント705は、図4の処理で得られたものである。また、撮影機器IDの組合せ704が得られており、被写体グループとの関係も明らかになっている。
撮影イベントは、撮影された写真の撮影時刻に基づくため、サブイベントの開始時刻、終了時刻とは必ずしも一致しない。また、被写体グループも、その被写体グループに分けられているだけで、その被写体グループが何であるかも不明なままである。これは、例えば、日本の小学校の運動会で6学年あることが分かっても、どの被写体グループが何学年に相当するのかは不明なままである。しかし、検索・推奨を行う際に、撮影画像や、特に被写体グループへの関係の深さに従って計算を行うのであれば、その関係が重要なのであって、特定の被写体が何を示すものであるかがわからなくても計算可能である。このようにして、撮影機器、被写体部グループ、撮影イベントの関係か得られることになる。
次に図5のフローチャートを参照して、第1実施形態に係る撮影画像の検索時における、上述の図4での結果を利用した推奨処理の手順を示す。この処理は、主に協調フィルタリングを用いた推奨の計算方式となっている。
S501において、推奨画像検索部307(図2においては207)は、撮影イベントの画像・撮影機器メタデータにアクセスできるようにする。すなわち、検索対象となっている撮影画像のイベントをユーザに明確にしてもらい、そのイベントの画像やメタデータにアクセスできるようにして準備を行う。ここでいうイベントとは、例えば、運動会などのイベントである。準備が終わったら、S502へ進む。
S502において、推奨画像検索部307は、機器情報取得部として機能し、ユーザの撮影機器情報を取得する。また推奨画像検索部307は、グループ取得部として機能し、ユーザの撮影機器に対応する被写体グループを取得する。すなわち、この検索処理を行っているユーザの撮影機器IDを取得し、また、検索対象の撮影画像のイベント内で、この撮影機器IDを持つ被写体グループIDを取得する。これは、図6(c)の結果から容易に取得することができる。これにより、このユーザが撮影したかった被写体の被写体グループIDを取得することができる。
S503において、推奨画像検索部307は、区間取得部として機能し、S502で取得された被写体グループを保有する撮影イベント(統合区間)を取得する。すなわち、S503で得られた各被写体グループIDに対して、その被写体グループIDを持つ撮影イベントIDを取得する。これは、図6(d)の結果から容易に取得することができる。これにより、このユーザが撮影したかった撮影イベントIDを取得することができる。
S504において、推奨画像検索部307は、枚数取得部として機能し、S503で得られた撮影イベント内のユーザの撮影機器の画像の枚数を調べて、当該画像の枚数が所定値以下の撮影イベント(統合区間)を取得する。ここで推奨画像検索部307は、S503で得られた各撮影イベントIDについて、S502で得られた被写体グループIDで、他の撮影機器で撮影した画像の枚数に対して、このユーザの撮影機器で撮影した画像の枚数が少ない被写体グループIDを検出する。画像の枚数が少なければ、撮影したい被写体グループがあったのに、何らかの理由で撮影ができなかった可能性が高いと推定できる。なお、ここでの画像の枚数とは画像共有サーバにアップロードされた枚数となる。このようにして、推奨候補となる撮影イベントがあるかどうかを、各撮影イベントについて調べる。
S505において、推奨画像検索部307は、S504の処理の結果、推奨候補となる撮影イベント(統合区間)を取得できたか否かを判定する。撮影イベントを取得できた場合(S505;YES)、S506へ進む。一方、撮影イベントを取得できなかった場合(S505;NO)、処理を終了する。
S506において、推奨画像検索部307は、得られた撮影イベントで、ユーザによるダウンロード数・使用設定した画像の枚数を取得する。この値は、S504で得られた推奨候補となる撮影イベントについて、これ以降の処理において画像の推奨度を算出する際に使用されうるものである。
S507において、推奨画像検索部307は、推奨度算出部として機能し、得られた撮影イベントの画像の数及び/又はダウンロード数・使用設定した画像の数に基づいて、推奨度を算出する。ここでは、S506で得られた値が小さいほど、且つ、S503で得られた各撮影イベントにおいて、S502で得られた被写体グループIDで、他の撮影機器での撮影枚数が多いほど、高い推奨度を算出する。これは、ユーザが欲しいと考えられる部分である特定の被写体グループに対し、そのユーザが保持するその部分の画像の数が少ない場合に、推奨を行うものである。さらに、その被写体グループの他のユーザの画像の数が多い場合に重要であると推定して、かつユーザが保持するその部分の画像の数が少ない場合に、推奨を行うものである。
これにより、ユーザが撮影し損ねたり、撮影に失敗したりした画像を優先的に推奨できるようになる。これは、いわゆる条件付き確率を利用した協調フィルタリングと呼ばれる計算手法に基づくものである。
また、S503で得られた各撮影イベントIDについて、S502で得られた被写体グループIDで、他のユーザの撮影機器での撮影枚数を調査する際に、ダウンロードしたり印刷等に使用したりした他のユーザの画像の数も考慮し、この数が多いほど、さらに推奨度を高く算出するように構成してもよい。
S508において、推奨画像検索部307は、画像の推奨度にしたがって、撮影イベントごとに画像の推奨を行う。すなわち、検索結果の表示を行う際、同時に撮影イベント毎ごとに画像を推奨する。
ここで図8は、第1実施形態に係る推奨結果の表示例を示しており、画像アルバム作成の際に画像を選択する画面である。この画面は、ウィンドウという管理単位をもつ表示方式を使用している。ウィンドウ801は、そのうちの1つのウィンドウであり、「写真共有サービス」というウィンドウ・タイトルを持っている。ウィンドウ801は、検索機能を中心とした検索表示領域802と、推奨機能を中心とした推奨表示領域803とを備えている。
領域804は、検索条件・指示の入力を受け付ける領域であり、「表示対象」は検索条件を入力する領域である。図8の例では「表示対象」として「自分の写真を見る」が選択されている。この条件を変更して変更ボタンを押下することで、変更された条件の下で検索が行われる。
検索結果表示領域808は、検索結果の画像一覧を表示するための領域であり、スクロールバー806を使用して当該表示領域内の表示位置を変更可能である。画像811は、検索された画像であり、その内容が表示されている。また、撮影イベント813はその画像に対する撮影イベントを示すものであり、検索された画像との関係が分るようになっている。印815は、この印が付いた画像が選択された画像であることを示す印である。領域805は、推奨条件・指示の入力を受け付ける領域であり、「お勧め」は検索条件を入力する領域である。図8の例では「お勧め」として「なし」が選択されており、特に条件が指定されていない状態である。この条件が指定されていない場合が、本実施形態に係る推奨が行われている場合に該当する。この条件を変更して変更ボタンを押下することで、変更された条件の下で検索が行われる。
推奨結果表示領域809は、推奨結果の画像一覧を表示するための領域であり、スクロールバー807を使用して当該表示領域内の表示位置を変更可能である。画像812は、推奨された画像であり、その内容が表示されている。テキスト810は、この推奨が行われた理由を示しており、図8の例では「同一撮影イベント」である。この「同一撮影イベント」は、検索表示領域802での検索結果内の撮影イベントと同一の撮影イベントの中から推奨された画像があることを示している。また、814はまた、撮影イベント814はその画像に対する撮影イベントを示しており、その撮影イベントの情報が分るようになっている。
以上説明したように、本実施形態では、写真等の画像・映像と、撮影者もしくは撮影機器と、撮影対象のグループに関する関係を得て、これを利用して、撮影者に応じた写真等の画像・映像の推奨を行う。これにより、撮影者の欲しいと思われる写真等の画像・映像を推奨する際に、より適切に絞り込んだ写真等の画像・映像を推奨することができ、撮影者の欲しいと思われる写真等の画像・映像を発見し、利用・応用を容易に行うことができる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1実施形態と同様に、子供の運動会の写真を父兄が撮影し、写真共有サービスを利用して画像共有する場合に、撮影画像の推奨を行う例について説明を行う。なお、装置構成については第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、第1実施形態と同様に、子供の運動会の写真を父兄が撮影し、写真共有サービスを利用して画像共有する場合に、撮影画像の推奨を行う例について説明を行う。なお、装置構成については第1実施形態と同様である。
以下、図9のフローチャートを参照して、第2実施形態に係る撮影画像の登録時における分類メタデータ抽出処理の手順を説明する。ただし、S901−S909、S912の各処理は、それぞれ第1実施形態で図4を参照して説明したS401−S410の各処理と同様であるため説明を省略する。
S910において、画像分類情報作成部206は、撮影イベントの時間区間に対し、その時間区間の写真に対して、主要な被写体グループを割当てる。より具体的には、各撮影イベントに対して、主要な被写体グループを設定できるかどうかを確認し、その結果を情報として付加する。この情報は、各撮影イベントのメタデータの1つであり、撮影イベントが特定の被写体グループに対して、どの程度強い関係を持っているかを示す情報である。ここではこの情報を撮影イベントタイプと呼ぶことにする。最も主要な被写体グループが1つ存在すれば、それがその被写体グループの撮影イベントであると判定できる。また、主要と思われる被写体グループが複数存在するのであれば、それらはその被写体グループの混成の撮影イベントであると判定できる。主要と思われる被写体グループが存在しない場合には、主要な被写体グループは「なし」と判定できる。このような判定結果を、各撮影イベントのメタデータとして付加する。全撮影イベントに対して、この処理を行って、S911へ進む。
S911において、画像分類情報作成部206は、被写体グループの画像の数が撮影イベントの時間区間内に偏る場合、イベント時間タイプを割当てる。すなわち、S910で被写体グループの画像の撮影時間に着目した場合に、その撮影イベントの時間区間において、画像の撮影時間に偏りがある場合に、その情報を、撮影イベントのサブタイプとして記録する。その後、S912へ進む。
このようにして、図6(e)に示されるように、撮影イベントIDごとに、撮影イベントタイプおよび撮影イベントサブタイプの情報が作成される。これらは、撮影イベントの特性を示す情報である。このような撮影イベントの特性を示す情報を利用して、各撮影イベントそのものと、その中の画像や被写体グループの偏りなどに関する情報を推奨処理に利用できるようにする。
次に図10のフローチャートを参照して、第2実施形態に係る撮影画像の検索時における、上述の図9での結果を利用した推奨処理の手順を示す。この処理は、主に協調フィルタリングを用いた推奨の計算方式となっている。なお、図10の処理では図9の処理で追加された図6(e)のような情報を利用する。ただし、S1001−S1007、S1010の各処理は、それぞれ第1実施形態で図5を参照して説明したS501−S508の各処理と同様であるため説明を省略する。
S1008において、推奨画像検索部307は、図9の処理で追加された情報である特定の撮影イベントのタイプ・サブタイプを利用して、画像に対する推奨度を設定する。なお、撮影イベントが特定の1つの被写体グループだけで行われているような場合には、図5の処理と同じである。しかし、複数の被写体グループで行われている場合、このような被写体グループが全体の中で多数ないのであれば、このようなタイプの撮影イベントが検出され、主要被写体が複数設定される場合がある。その場合、その被写体グループやその画像の撮影時間の分布等に応じて、推奨度を変更する。具体的には、ここで検索しているユーザの被写体グループや、その画像が分布する時間区間の画像の推奨度を設定する。S1009において、推奨画像検索部307は、ユーザの撮影機器で撮影された画像の時間近傍の画像について、その推奨度をより高く設定する。これにより、多数の推奨画像がある場合等に、さらに推奨度に差異を設けることができ、よりユーザが欲しい画像が推奨されやすくなる。同様に、他のユーザがよく利用している画像がわかれば、その推奨度を高くしてもよい。その後、S1010へ進む。
この図9及び図10の処理によって、被写体グループと撮影イベントとの関係が単純に1対1でない場合でも推奨を行えるようになるとともに、推奨画像が多数ある場合でもより適切な推奨度を設定することが可能となる。
なお、本発明は、他の機器等から、起動されたり、呼び出されたり、最初に検索・推奨する内容の情報をもらって、自動開始を行う場合など、それらの機能に連携する形でも、適用可能である。同様に、本発明で推奨された結果や、その一部、特にユーザが選択した推奨結果などを、他の機器等に提供し、それらの機能に連携する形で利用してもよい。
なお、本発明は複数の機器の連携で実現されても良い。特に、コンピュータ・ネットワークなどを利用した複数の機器の連携が考えられる。主な計算を行う主体が、インターネット等の上にあり、表示や入力を行う主体が、インターネットなどのネットワークを利用する機器である場合などが考えられる。
なお、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリンタ)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置,カメラ,ビデオカムコーダ,テレジョンなど)に適用してもよい。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (9)
- アップロードされた複数の画像の撮影時刻情報に基づいてイベントの開始から終了までのイベント時間区間を算出する算出手段と、
前記イベント時間区間を複数の小時間区間に分割する分割手段と、
各小時間区間における画像の撮影機器識別情報に基づいて、各小時間区間を1以上の統合区間に統合する統合手段と、
各統合区間における画像の撮影機器識別情報と、各撮影機器が撮影対象とする被写体が所属すべき被写体グループとの組み合わせを、因数分析により推定する推定手段と、
前記統合区間と、前記撮影機器識別情報と、前記被写体グループとを関連付けて記憶する記憶手段と、
を備えることを特徴とする画像共有装置。 - 前記イベントに関連する被写体グループの総数を取得する取得手段をさらに備え、
前記推定手段は、前記被写体グループの総数をさらに使用して前記組み合わせを因数分析により推定することを特徴とする請求項1に記載の画像共有装置。 - 前記統合手段は、隣接する小時間区間における撮影機器識別情報の共通度が所定範囲内の小時間区間同士を1つの統合区間として統合することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像共有装置。
- ユーザの撮影機器識別情報を取得する機器情報取得手段と、
前記撮影機器識別情報と関連する1以上の被写体グループを前記記憶手段から取得するグループ取得手段と、
前記被写体グループと関連する1以上の統合区間を前記記憶手段から取得する区間取得手段と、
前記1以上の統合区間のそれぞれにおいて、前記ユーザの撮影機器により撮影された画像の枚数を取得する枚数取得手段と、
前記画像の枚数に基づいて、各統合区間に含まれる画像の推奨度を算出する推奨度算出手段と、
前記推奨度に基づいて画像を推奨する推奨手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像共有装置。 - 前記推奨度算出手段は、前記枚数取得手段により取得された前記画像の枚数が所定値以下の統合区間における画像の推奨度を、他の統合区間における推奨度よりも高く算出することを特徴とする請求項4に記載の画像共有装置。
- 前記推奨度算出手段は、前記ユーザの撮影機器により撮影された前記画像の枚数と、前記画像共有装置にアップロードされている複数の画像の各ダウンロード数とに基づいて、各統合区間に含まれる画像の推奨度を算出することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像共有装置。
- 前記推奨度算出手段は、前記ユーザの撮影機器により撮影された画像の撮影時刻から所定範囲の画像の推奨度を、前記所定範囲にない画像の推奨度よりも高く算出することを特徴とする請求項4乃至6の何れか1項に記載の画像共有装置。
- 算出手段と、分割手段と、統合手段と、推定手段と、記憶手段とを備える画像共有装置の制御方法であって、
前記算出手段が、アップロードされた複数の画像の撮影時刻情報に基づいてイベントの開始から終了までのイベント時間区間を算出する算出工程と、
前記分割手段が、前記イベント時間区間を複数の小時間区間に分割する分割工程と、
前記統合手段が、各小時間区間における画像の撮影機器識別情報に基づいて、各小時間区間を1以上の統合区間に統合する統合工程と、
前記推定手段が、各統合区間における画像の撮影機器識別情報と、各撮影機器が撮影対象とする被写体が所属すべき被写体グループとの組み合わせを、因数分析により推定する推定工程と、
前記記憶手段が、前記統合区間と、前記撮影機器識別情報と、前記被写体グループとを関連付けて記憶する記憶工程と、
を有することを特徴とする画像共有装置の制御方法。 - 請求項8に記載の画像共有装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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