JP2014180272A - 資源循環型飼育ユニット - Google Patents

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Takayuki Kanaji
孝行 金地
Yusuke Kobayashi
勇介 小林
Takuya Fujimoto
卓也 藤本
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Abstract

【課題】鶏などの飼育鳥獣の糞、および残飯などを同時に堆肥として資源化処理できる資源循環型飼育ユニットを提供する。
【解決手段】鳥獣を飼育する飼育小屋1と、堆肥化部2と、換気設備3と、ベースBとを備えてなる資源循環型飼育ユニットUであって、飼育小屋1と、堆肥化部2とはベースB上に配設され、飼育小屋1は、飼育部11と飼育部11に連設された前室12とを有し、堆肥化部2は、主として飼育されている鳥獣の糞を堆肥化するよう構成され、換気設備3は、脱臭フィルタ31と換気ファン32を有して飼育室1の屋根に配設されてなる資源循環型飼育ユニットUである。
【選択図】図1

Description

本発明は資源循環型飼育ユニットに関する。さらに詳しくは、飼育ユニットで飼育されている鶏などの鳥からの排泄物や食べ残しを、資源として活用できるようにする資源循環型飼育ユニットに関する。
従来より、鶏などの飼育は、屋外に設置された鶏小屋でなされている。そのため、鶏小屋から発生する悪臭や排泄物などにより周囲の環境が汚染されている。
かかる従来の鶏小屋による環境汚染を解消すべく、特許文献1には、下部に水槽を設けた飼育設備が提案されている。
しかしながら、特許文献1の提案に係る飼育設備においては、水槽を用いているため、設備が大掛かりなものとなるとともに、鶏の糞を菜園などに用いる堆肥にできないという問題がある。
特開2002−17188号公報
本発明はかかる従来技術の課題に鑑みなされたものであって、鶏などの飼育鳥獣の糞、および残飯や生ごみなどを同時に堆肥として資源化処理できる資源循環型飼育ユニットを提供することを目的としている。
本発明は、鳥獣を飼育する飼育小屋と、堆肥化部と、換気設備と、ベースとを備えてなる資源循環型飼育ユニットであって、前記飼育小屋と、前記堆肥化部とは前記ベース上に配設され、前記飼育小屋は、飼育部と前記飼育部に連設された前室とを有し、前記堆肥化部は、主として飼育されている鳥獣の糞を堆肥化するよう構成され、前記換気設備は、脱臭フィルタと換気ファンとを有して飼育室の屋根に配設されてなることを特徴とする。
本発明においては、飼育部は飼育している鳥獣の糞尿を落下させるよう構成されてなるのが好ましい。
また、本発明においては、飼育部から落下してくる糞尿を乾燥させて堆肥化部に搬送させる搬送手段を備えてなるのが好ましい。
また、本発明においては、堆肥化部に堆肥化可能な家庭から出る生ごみも供給されるように構成されてなるのが好ましい。
また、本発明においては、飼育室が壁面から構成されてなるのが好ましい。その場合、飼育部の壁面は、一部または全面が透明とされてなるのがさらに好ましい。
しかして、本発明の資源循環型飼育ユニットは、例えば台所に隣接させられて住宅と一体化される。
本発明は前記の如く構成されているので、飼育されている鳥獣の糞を堆肥として利用可能とでき、資源の循環が促進されるという優れた効果を奏する。
また、本発明の好ましい形態によれば、家庭からでる堆肥化可能な生ごみも同時に堆肥とするようにされているので、家庭から出るごみの量を低減できるという優れた効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る資源循環型飼育ユニットのブロック図である。 同概略図である。 同実施形態に係る資源循環型飼育ユニットの平面図である。 同長手方向断面図である。 同横方向断面図である。 ドラム回転式コンポストの概略図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではない。
本発明の一実施形態に係る資源循環型飼育ユニット(以下、単にユニットという)Uを図1に示す。なお、本実施形態では、飼育される鳥獣は鶏とされる。
ユニットUは、図1および図2に示すように、飼育小屋1と、堆肥化部2と、換気設備3と、ベースBとを主要構成要素として備えてなるものとされる。
飼育小屋1は、図2に示すように、上部と下部から構成されてベースBの上に支柱を介して配設されてなるものとされ、上部には飼育室11と飼育室11に連設された前室12とが備えられ、下部には主として鶏の糞尿を堆積・乾燥させて搬出する搬送手段としてのベルトコンベア13と、堆肥化部2とが備えられてなるものとされる。堆肥化部2は、ベルトコンベア13の搬出口の下方に配設されている。
飼育室11は、図3−5に示すように、前壁Wfと、側壁Wsと、後壁Wbと、前室12との仕切り壁Wdと、底板Mと、天井板Cとを備える飼育する鶏の活動に支障のないサイズの直方体状とされている。
前壁Wfは、一部または全面が透明とされて外側から飼育室11の内部が観察できるようにされている。なお、前壁Wfの透明とされている箇所の外側に雨戸が設けられてもよい。
底板Mは、糞尿を下部のベルトコンベア13に落下させることができるようにされている。例えば、底板Mはエキスパンドメタルにより構成されている。また、底板Mには、餌箱6、水飲み7、止まり木8、巣箱9が配設されている。
餌箱6および水飲み7は、例えば、後壁Wbに沿わせて配設されている。餌箱6の高さは、飼育されている鶏が餌を啄ばむことができ、しかも脚を入れることがないよう調整されている。また、水飲み7の高さも同様とされている。
餌としては、市販されている飼料の他、家庭からでる野菜の切れ端、卵の殻などの調理屑も利用される。
後壁Wbの餌箱6の上方に対応する位置には、餌やりための開閉自在な窓14が配設されている。また、後壁Wbの水飲み7の上方に対応する位置には、補給水供給ノズル(図示省略)が配設されている。
巣箱9は、側壁Wsの後壁Wb寄りに配設されている。巣箱9は卵を産ませる時にのみ設けるものとされる。これは、巣箱9の汚染を避けるためである。そのため、側壁Ws下部には開閉自在とされた巣箱出し入れ窓15が配設されるとともに、側壁Wsの外側には、巣箱9を載置するための巣箱載置部16が配設されている。
天井板Cには、より正確には天井板Cから屋根を貫通させて換気孔17が千鳥配列にて配設されている。換気孔17には、換気設備3を構成する脱臭フィルタ31と換気ファン32が配設されている(図2および図4参照)。
仕切り壁Wdは、前室12から飼育室11が観察できるよう透明な窓が設けられるとともに、飼育室11と前室12との出入りのための扉18が設けられている。なお、仕切り壁Wdは金網構成とされてもよい。
前室12は、図3−5に示すように、前壁Wfと、側壁Wsと、後壁Wbと、底板Mと、天井板Cとを備える直方体状とされ、図示はされていないが、飼育室11を掃除するための掃除道具が備えられているとともに、掃除道具などを洗う洗い場が設けられてなるものとされる。
前壁Wfおよび後壁Wbは飼育室11の前壁Wfおよび後壁Wbとそれぞれ一体化され、側壁Wsには前室12への出入りのための扉18が設けられている。扉18の前には、消毒用マット19が配設されている。
天井板Cは飼育室12の天井板Cと一体化されるとともに、換気孔17が千鳥配列にて配設されている。換気孔17には、換気設備3を構成する脱臭フィルタ31と換気ファン32が配設されている(図2参照)。
底板Mは、例えば鉄板とされる。
ベルトコンベア13は、図5に示すように、飼育室11の底板Mから落下してくる糞尿を受け取ることができる幅を有するものとされ、支持手段を介してベースBに支持されている。
堆肥化部2は、図6に示すように、加熱機を有するドラム回転式コンポスト20とされ、ベルトコンベア13からの乾燥鶏糞が投入される投入口が設けられた前部21と、回転ドラム本体22と、堆肥が排出される排出口が設けられた後部23とを含むもとされる。ドラム回転式コンポスト20は、投入口が高くなるようにして斜めに設置される。投入口および排出口には、投入口および排出口を自動で開閉できるシャッターあるいは蓋がそれぞれ設けられている。
加熱機は、例えば回転ドラム本体20の外周に巻き付けられた電気ヒータとされる。
堆肥化部2で生成された堆肥は、例えば家庭菜園に利用される。
なお、コンポストは、鶏糞を堆肥化できる機器であれば適宜とでき、ドラム回転式コンポスト20に限定されるものではない。
このように、本実施形態によれば、鶏を飼育する飼育小屋11を壁面Wにより構成するとともに、天井(屋根)に脱臭フィルタ31を備えた換気設備3を設けているので、周囲に悪臭を及ぼすことはない。また、鶏糞はコンポスト20を有する堆肥化部2により堆肥としているので、鶏糞による環境汚染も生じない。その上、堆肥化部2により得られた堆肥は菜園などの堆肥として利用できるので、資源循環がなし得る。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明してきたが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではなく、種々改変が可能である。
例えば、本実施形態では、鶏糞のみがコンポスト20に投入されるようにされているが、家庭からでる堆肥化可能な残飯を含む生ごみもコンポスト20に投入されるようにされてもよい。
また、本実施形態では、資源循環型飼育ユニットUは住居と独立させて設けられているが、住居と一体化させられてもよい。その場合、ユニットUは台所に隣接させて一体化されるのが好ましい。例えば、後壁Wbを台所の背面と兼用するようにされてもよい。
また、本実施形態においては鶏を例に取り説明されているが、飼育される鳥獣は鶏に限定されるものではなく、適宜とでき、例えば豚や兎とすることもできる。
本発明は一次産業および住宅産業に適用できる。
U ユニット
B ベース
C 天井板
M 底板
W 壁面
Wf 前壁
Wb 後壁
Ws 側壁
Wd 仕切り壁
1 飼育小屋
11 飼育室
12 前室
13 ベルトコンベア
14 窓
15 窓
16 巣箱載置部
17 換気孔
18 扉
19 消毒用マット
2 堆肥化部
20 ドラム回転式コンポスト
21 前部
22 回転ドラム本体
23 後部
3 換気設備
31 脱臭フィルタ
32 換気ファン
6 餌箱
7 水飲み
8 止まり木
9 巣箱

Claims (8)

  1. 鳥獣を飼育する飼育小屋と、堆肥化部と、換気設備と、ベースとを備えてなる資源循環型飼育ユニットであって、
    前記飼育小屋と、前記堆肥化部とは前記ベース上に配設され、
    前記飼育小屋は、飼育部と前記飼育部に連設された前室とを有し、
    前記堆肥化部は、主として飼育されている鳥獣の糞を堆肥化するよう構成され、
    前記換気設備は、脱臭フィルタと換気ファンとを有して飼育室の屋根に配設されてなる
    ことを特徴とする資源循環型飼育ユニット。
  2. 飼育部は飼育している鳥獣の糞尿を落下させるよう構成されてなることを特徴とする請求項1記載の資源循環型飼育ユニット。
  3. 飼育部から落下してくる糞尿を乾燥させて堆肥化部に搬送させる搬送手段を備えてなることを特徴とする請求項2記載の資源循環型飼育ユニット。
  4. 堆肥化部に堆肥化可能な家庭から出る生ごみも供給されるように構成されてなることを特徴とする請求項1記載の資源循環型飼育ユニット。
  5. 飼育室が壁面から構成されてなることを特徴とする請求項1記載の資源循環型飼育ユニット。
  6. 飼育部の壁面は、一部または全面が透明とされてなることを特徴とする請求項5記載の資源循環型飼育ユニット。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の資源循環型飼育ユニットを一体化して備えてなることを特徴とする住宅。
  8. 資源循環型飼育ユニットが台所に隣接させて備えられてなることを特徴とする請求項7記載の住宅。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104756884A (zh) * 2015-04-02 2015-07-08 广州金鹏环保工程有限公司 养殖、净化一体化环保型禽畜房舍
JP2021087405A (ja) * 2019-12-05 2021-06-10 株式会社中嶋製作所 鶏舎および鶏舎で発生する鶏糞の処理方法

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