JP2014179467A - 光電変換素子の接続用フレーム,接続用部材及び電気モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】光電変換素子を容易に電気的に接続することができるとともに、接続された光電変換素子を確実に保持することができる光電変換素子の接続用フレーム、接続部材及びこれらを用いた電気モジュールを提供する。
【解決手段】複数の光電変換素子1,1・・に装着され、これらの複数の光電変換素子1,1・・同士を電気的に接続する光電変換素子の接続用フレーム15Aにおいて、これらの複数の光電変換素子1,1・・を固定する絶縁性を有する保持フレーム17と、この保持フレーム17に設けられ、光電変換素子1の電極に接続される配線導体19とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、光電変換素子の接続用フレーム,接続用部材及び電気モジュールに関する。
従来より、太陽電池モジュール等の電気モジュールは、配線部材を半田付けして、複数の光電変換素子同士のセル電極間を電気的に直列および/又は並列に接続している。
しかし、半田付けにより電気的接続を取る場合、光電変換素子に例えば割れ等の不具合が発見された場合に半田付けを取り除き、不具合のある光電変換素子を交換して、再び半田付けをして配線し直さなければならず、処理が煩雑であった。また、光電変換素子を接着樹脂によってガラス基板等の支持パネルに固定させた後に、不具合のある光電変換素子を発見した場合には、その光電変換素子を交換することが非常に困難であるため、電気モジュールの生産性および歩留まり向上を妨げる要因の一つとなっていた。
そこで、上記の問題に関して、半田付けを用いない光電変換素子の接続部材が開発されている(例えば下記特許文献1)。
特許文献1に記載された従来の太陽電池の接続金具は、4本の端子を備えたリン青銅の短冊状の板バネにより構成されており、隣り合う太陽電池の電極に当接させる2本の端子以外の2本の端子には絶縁テープが被覆されて短絡が防止されている。
そして、絶縁テープが被覆されずに半田コーティングがなされた2本の端子が主電極と裏面電極とに当接するように太陽電池を2つの端子で局所的に挟み込んでいる。
特開2001−60710号公報
しかし、上記従来の接続金具は、隣り合う2つの太陽電池の間に位置させて当該2つの太陽電池の主電極が配された箇所に局所的に配し、電気的接続を取るものであり、連結された太陽電池を支持する部材がないため、太陽電池の連結が不安定で、多数の太陽電池を連結させる場合に接続金具が外れやすいという問題があった。
また、連結された太陽電池を支持する部材がないため、連結された太陽電池を別途設置用の支持パネル等に接着する等して取り付けなければならず、結局煩雑な取り付け作業が必要となり、また上記した従来の問題を解決し切れないという問題があった。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、光電変換素子を容易に電気的に接続することができるとともに、接続された光電変換素子を確実に保持することができる光電変換素子の接続用フレーム、接続部材及びこれらを用いた電気モジュールを提供することを課題とする。
本発明は、複数の光電変換素子に装着され、これらの複数の光電変換素子同士を電気的に接続する光電変換素子の接続用フレームにおいて、一又は複数の前記光電変換素子を固定する絶縁性を有する保持フレームと、この保持フレームに設けられ、前記光電変換素子の電極に接続される配線導体とを備えていることを特徴とする。
この構成によれば、絶縁性を有する保持フレームにより複数の光電変換素子の任意の箇所を保持して確実に固定すると同時に、光電変換素子同士を電気的に接続することができる。また、保持フレームの形状によっては3以上の光電変換素子を接続することができる。
本発明は、前記保持フレームが、各光電変換素子を係止させる係止部を有し、前記光電変換素子を前記保持フレームの定位置に固定させるよう構成されていることが好ましい。
この構成によれば、光電変換素子を保持フレームの定位置に確実に固定することができる。
本発明は、互いに対向配置される一対の前記保持フレームが備えられ、これら一対の保持フレームの対向する内面に前記光電変換素子を嵌着可能な溝が形成され、この溝を形成する内壁に配線導体が備えられていることが好ましい。
この構成によれば、光電変換素子を溝の延在方向に直交する方向又は溝に沿ってスライドさせるように装着することにより、複数の光電変換素子を保持しつつ電気的に接続させることができる。
本発明は、光電変換素子の接続用部材において、上記いずれかの接続用フレームを複数備え、各保持フレームが互いに連結されて各配線導体が電気的に接続されることを特徴とする。
この構成によれば、複数の光電変換素子同士を保持しかつ電気的に接続させた保持フレームを、更に他の光電変換素子を保持させた保持フレームと連結させ、電気的に接続させることができる。
本発明は、電気モジュールにおいて上記いずれかの接続用フレーム又は接続用部材が光電変換素子に装着されていることを特徴とする。
この構成によれば、上記の作用及び機能を有する電気モジュールとすることができる。
本発明によれば、保持フレームにより、1又は複数の光電変換素子を保持して固定することによって、光電変換素子同士を電気的に接続できるようにするものであるため、電気モジュールの一部の光電変換素子において不具合を発見した場合等に、容易に交換作業が可能となるという効果を奏する。また、光電変換素子と配線導体との接続において例えば半田付け等を要しないため、接続箇所周辺に位置する部材を不用意に加熱し部材の劣化を招くことを回避することができるという効果を奏する。
また、保持フレームを用いて光電変換素子の任意の位置を保持し固定することができるため、光電変換素子の電極の配置等に拘束されること無く、光電変換素子を確実に固定できる任意の形状に保持フレームを成形して光電変換素子を保持することができるという効果を奏する。
また、配線導体は絶縁性を有する保持フレームに設けているため、配線導体を保護しつつ短絡を発生させることなく光電変換素子に接続させることができるという効果を奏する。
本発明の第1の実施態様の接続用フレームの適用対象となる光電変換素子を模式的に示した図であり、(a)第1電極の平面図、(b)は(a)の断面図、(c)は第2電極の底面図、(d)は(c)の断面図、(e)は光電変換素子の平面図、(f)は(e)の断面図、(g)は(e)の側面図である。 本発明の第1の実施態様として示した光電変換素子の接続用フレームに光電変換素子を装着させた状態を示す図であり、(a)はその平面図、(b)は(a)の側面図である。 本発明の第2の実施態様として示した光電変換素子の接続用フレームに光電変換素子を装着させた状態を示す図であり、(a)はその平面図、(b)は(a)の接続用フレームに装着される光電変換素子の平面図、(c)は(b)の断面図である。 本発明の第3の実施態様として示した光電変換素子の接続用フレームに光電変換素子を装着させた状態を示す図であり、(a)はその平面図、(b)は(a)の接続用フレームに装着される光電変換素子の平面図である。 本発明の変形例として示した光電変換素子の接続用フレームを光電変換素子に装着させる状態を示す正面図であり、(a)はその平面図、(b)は(a)の接続用フレームに装着される光電変換素子の断面図である。 本発明の一実施形態として示した光電変換素子の接続用部材を示す平面図である。 本発明の変形例として示した光電変換素子の接続用フレームに光電変換素子を装着させる状態を示す斜視図である。 本発明の変形例として示した光電変換素子の接続用フレームに光電変換素子を装着させる状態を示す斜視図である。 本発明の変形例として示した光電変換素子の接続用フレームの配線導体であり、(a)は平板部材の一部にスリットを形成し、平板部材の一部を折曲させて弾性変形可能な板バネ状の接続端子を形成した斜視図であり、(b)は平板部材の一部に切欠を形成し、平板部材の一部を折曲させて弾性変形可能な板バネ状の接続端子を形成した斜視図である。
以下、図を参照して本発明の光電変換素子の接続用フレーム、接続用部材及び電気モジュールの実施態様について、接続用フレーム又は接続用部材を色素増感太陽電池に装着した場合を例として説明する。
(第1の実施態様)
図1(e),(f),(g)に示す色素増感太陽電池(以下「太陽電池」と称する)1は、同図(a),(b)に示すように、一の基板2の板面全体に成膜した透明導電膜3と、透明導電膜3の表面に短冊状に設けた半導体層4とを備え、短冊状の半導体層4の間に集電配線5を配した第1電極6と、同図(c),(d)に示すように、他の基板7上に対向導電膜8を備えた第2電極10とを備えている。
そして、図1(f)に示すように、第1電極6と第2電極10との間が、不図示のセパレータを介装させた状態で、一の基板2の端縁と他の基板7の端縁とにおいて封止材11により枠状に封止され、封止された内部空間内に電解液(不図示)が充填されている。第1電極6と第2電極10とは、図1(g)に示すように、それぞれ集電配線5の端部5aと対向導電膜8の端部8aとがそれぞれ太陽電池1の両端から突出するように、一方向にずらして接着されている。これらの端部5aと端部8aとが第1電極6及び第2電極10の端子を構成している。
図2(a),(b)に示すように、接続用フレーム15Aは、長尺の直方体形状の部材により構成された保持フレーム17,17と、各保持フレーム17の内壁17t,17tに配された配線導体19とを備えている。
保持フレーム17は、合成樹脂材料等の絶縁性を有する部材により形成されており、長尺な直方体形状の厚さ方向中央部に一方向に貫通する溝16が形成され、レール状をなして、溝16,16を対向させて配置できるように二つを一対として構成されている。
保持フレーム17の長さ寸法は、複数の太陽電池1,1・・(本実施形態では3つ)を所定の間隔を空けて保持できるように設定されており、溝16内の長さ方向に3等分する位置に、係止部20を有している。
係止部20としては、太陽電池1を定位置S内に位置決めできるものであれば、どのようなものであってもよいが、本実施形態では、位置決め用凸部とされている。この係止部20は、図2(b)に示す第1電極6及び第2電極10のそれぞれが対向する側の溝16の内面16a又は内面16bにおいて、太陽電池1,1の間の定位置Sに位置するように設けられている。そして、係止部20は、溝16内に太陽電池1を一定以上の力で摺動させた際に保持フレーム17をわずかに弾性変形させて乗り越え可能となっており、太陽電池1が定位置Sに位置した際に保持フレーム17が弾性復帰して太陽電池1を係止部20,20の間に位置決めするようになっている。太陽電池1を摺動させる力が一定以下の場合には係止部20は、太陽電池1の端縁を係止させて徒に乗り越えさせないようになっている。
配線導体19は、保持フレーム17の内壁17t,17tに長手方向に埋設されており、太陽電池1が係止部20同士の間の定位置Sで、端部5a,8aが位置する領域に向かって、端部5a,8aと接触するように突出する接続端子18を定位置Sの一箇所につき1つ以上有している(図示では2つ)。
以上の構成により、接続用フレーム15Aは、保持フレーム17の溝16内に太陽電池1を挿入させるだけで、この保持フレーム17に複数の太陽電池1,1・・を装着させることができると同時に、端部5a,8aを配線導体19の接続端子18,18に電気的に接続し、太陽電池1,1,1を並列接続させた電気モジュールMとすることができる。
また、係止部20が保持フレーム17に設けられているため、太陽電池1を定位置Sに容易に固定することができる。
このように、接続用フレーム15Aによれば、太陽電池1を接続用フレーム15Aの溝16内に装着させるだけで、極めて簡便に太陽電池1,1同士を並列接続することができるという効果が得られる。
また、接続用フレーム15Aは、半田付け等を用いることなく、太陽電池1を溝16内に装着させて配線導体19の接続端子18,18を端部5a,8aに接触させて接続しており、かつ保持フレーム17を太陽電池1に接着等することなく着脱自在に装着させている。
従って、接続用フレーム15Aに保持された太陽電池1のうちのいずれかに不具合が生じた場合、当該太陽電池1を接続用フレーム15Aから容易に取り外して、不具合のない他の太陽電池1と極めて簡単に交換することができるという効果が得られる。
また、端部5a,端部8aと接続端子18との接続に際し、半田付けの場合のように加熱しないため、接続部分周辺を不用意に加熱し劣化等させることを防止することができるという効果が得られる。
また、接続用フレーム15Aによれば、3つ以上の太陽電池1,1・・であっても、保持フレーム17により保持及び固定させることにより、簡単に電気的に接続することができるという効果が得られる。
また、係止部20を有しているため、保持フレーム17において、各太陽電池1を定位置Sに容易かつ確実に固定することができるという効果が得られる。
(第2の実施態様)
次に、図3(a),(b)を用いて本発明の第2の実施態様の接続用フレーム15Bについて説明する。本発明において、第1の実施態様と同一の構成については同一の符号を付しその説明を省略する。
図3(b)に示すように、第2の実施態様では、太陽電池1は、同図(c)に示す第1電極6と第2電極10とを、端部5aと端部8aとが太陽電池1の同じ端縁側を向くように貼着させ、その上で、集電配線5の端部5aからその延在方向の一端側に寄せて端子5bを突出させ、対向導電膜8の端部8aからはその延在方向の他端側に寄せて端子8bを突出させている。
接続用フレーム15Bは、同図(a)に示すように、端子5bと端子8bとのそれぞれに接続させる配線導体19A,19Bを、一の保持フレーム17Aに互いに間隔を空けて平行に埋設させている。そして、埋設された配線導体19A,19Bから、それぞれ太陽電池1を固定する領域Sに向けて互いに間隔を空けて接続端子18A,18Bを突出させている。
この際、一方の配線導体19Aから突出する接続端子18Aは、各太陽電池1を固定する領域Sにおいて、保持フレーム17の長手方向(太陽電池1,1間方向)の一端側寄りに突出させており、他方の配線導体19Bから突出する接続端子18Bは、各太陽電池1を固定する領域Sにおいて、保持フレーム17の長手方向の他端側寄りに突出させ、配線導体19A,19B間で短絡しないようになっている。
なお、本構成において、保持フレーム17Bは太陽電池1,1・・を補強的に固定する役割を果たしている。
以上の構成により、図3(a)に示すように、太陽電池1に保持フレーム17A,17Bを装着させることにより、各太陽電池1の図3(c)に示す集電配線5の端子5bを配線導体19Aの接続端子18Aに接続させ、各太陽電池1の図3(c)に示す対向導電膜8の端子8bを配線導体19Bの接続端子18Bに接続させて、太陽電池1,1・・を並列接続し電気モジュールMとすることができ、この場合にも、上記第1の実施態様と同様の作用機能及び効果を得ることができる。
(第3の実施態様)
次に、図4(a),(b)を用いて本発明の第3の実施態様の接続用フレーム15Cについて説明する。本発明において、第1及び第2の実施態様と同一の構成については同一の符号を付しその説明を省略する。
図4(a)に示すように、第3の実施態様の接続用フレーム15Cは、配線導体19が太陽電池1を固定する定位置Sの一端側から隣り合う定位置Sの他端側に架かるように設けられている。
一方、太陽電池1は、図3(c)に示す第2の実施態様と同様に、第1電極6と第2電極10とを、端部5aと端部8aとが太陽電池1の同じ端縁側を向くように貼着させ、その上で、集電配線5の端部5aからその延在方向の一端側に寄せて端子5bを突出させ、対向導電膜8の端部8aからはその延在方向の他端側に寄せて端子8bを突出させている。
以上の構成からなる接続用フレーム15Cに太陽電池1を溝16の延在方向に直交する方から又は溝16の延在方向にスライドさせるように装着することにより、配線導体19が隣り合う太陽電池1,1の端子5bと端子8bとを接続することができるため、太陽電池1を極めて容易に直列接続し、電気モジュールMとすることができるという効果が得られる。
また、第1及び第2の実施態様の接続用フレーム15A,15Bと同様に、接続用フレーム15Cに保持された太陽電池1のうちのいずれかに不具合が生じた場合、当該太陽電池1を接続用フレーム15Cから取り外して、不具合のない他の太陽電池1と極めて簡単に交換することができる等、第1及び第2の実施形態の接続用フレーム15A,15Bと同様の効果が得られる。
このように、第1の実施態様から第3の実施態様の接続用フレーム15A〜15Cを用いれば、太陽電池1を極めて容易に直列又は並列接続するとともに、簡便に着脱することができることを説明したが、本発明の接続用フレームは、上記に説明した電気モジュールMに限定されるものではなく、複数の太陽電池1,1を保持して固定する保持フレーム17を有し、配線導体19が太陽電池1の各電極に接触して電気的な接続がとれるものであれば、どのようなものであってもよい。
例えば、図5(a)に示すように、保持フレーム17は、一方向に貫通する溝16を形成したものではなく、太陽電池1の端部を嵌着可能な嵌合凹所(溝)21を形成して太陽電池1を嵌合凹所21の延在方向に対して直交する方向から装着可能とし、嵌合凹所21内に配線導体19の接続端子18を突出させたものであってもよい。この場合、嵌合凹所21は、保持フレーム17の延在方向における太陽電池1の位置決めを確実にすることができ、接続端子18と端部5a,8aとの位置決めも的確に行うことができる。
また、接続用フレーム15A〜15Cは、図1〜図4に示した太陽電池1に限定して用いられるものではなく、図5(b)に示すように集電配線5を備えずに第1電極6側の透明導電膜3の端部3aを端子とした太陽電池1、その他入出力端子を基板から上記各実施態様と同様に突出させたLEDその他の光電変換素子にも好適に適用することができる。
また、上記各実施態様で説明した接続用フレーム15A〜15Cは、図6に示すように、複数の接続用フレーム15A,15B,15Cのいずれか(すなわち複数対の各保持フレーム17,17)を連結させることができるようにした光電変換素子1の接続用部材45として用いられるものであってもよい。
すなわち、保持フレーム17の一端部17aに他の保持フレーム17の他端部17bを連結して固定するための適宜の嵌合部25又は被嵌合部26を設けるとともに同他端部17bに被嵌合部26又は嵌合部25を設け、保持フレーム17の一端部17aと他の保持フレーム17の他端部17bとを連結させ、接続用フレーム15A,15A(他の実施形態又はその変形例による接続用フレームでも同様。)間でも配線導体19同士が接合し、電気的接続を図れるようにしたものであってもよい。
また、このように接続用フレーム15A,15A同士(他の実施形態又はその変形例による接続用フレームでも同様)で連結可能となっている場合には、保持フレーム17は、一つの光電変換素子1を装着させるようになっているものであってもよい。この場合には、接続用フレーム15Aを備えた光電変換素子1を1つのピースとして、連結させる個数等の自由度を高めて光電変換素子1を電気的に接続させつつ連結することができるという効果が得られる。
また、保持フレーム17の構成についても、第1から第3の実施形態で示した構成のものに限定されるものではなく、保持フレーム17に光電変換素子1を嵌合させる嵌合部を備え、この嵌合部に光電変換素子1を嵌合させることによって端部5a,端部8aのそれぞれと接触するように、嵌合部に配線導体19が設けられていればどのような構成のものであってもよい。
具体的には、例えば図7に示すように、保持フレーム17は、嵌合凹所30の形成方向に沿って延在する長尺な平板状の配線導体19A,19Bが互いに対向するように嵌合凹所30を形成する壁部31,32に配され、光電変換素子1が装着された際に端部5a,8a又は図3(b)に示す端子5b,端子8bに対向する位置に突起状の接続端子18A,18Bが形成されたものであってもよい。
そして、このような保持フレーム17に挿入させる光電変換素子1としては、第1電極6の内面側に配された集電配線5を延出させて一の基板2の表面側に回りこむようにして這わせ、第2電極10の内面側の対向導電膜8に導電テープ等の導電材料40を配し、この導電材料を他の基板7の表面側に回り込ませて貼着させたものを好適に用いることができる。
また或いは、図8に示すように、保持フレーム17A(17B)の嵌合凹所35は、光電変換素子1の端部5a(8a)側の断面形状に合わせて形成されていてもよい。
このように保持フレーム17A(17B)を形成することにより、嵌合凹所35によって光電変換素子1を好適にガイドすることができるという効果が得られる。
なお、この場合、図示しないが、光電変換素子1の端部5aの形状と端部8a形状とを異ならせ、これに対し保持フレーム17A,17Bの嵌合凹所35を端部5a及び端部8aのそれぞれの形状に合わせて形成することにより、保持フレーム17A,17Bに対する光電変換素子1の誤装着を防止することができるようにしてもよい。
また、配線導体19又は配線導体19A,19Bとしては、図9(a),(b)に示すように、一方向に延在する長尺な導電性を有する平板部材を用い、その一部にスリット36又は切欠37を形成し、平板部材の一部をその板面方向に突出するように折曲させて弾性変形可能な板バネ状の接続端子18を形成したものを用いてもよい。
このような配線導体19を上記第1〜第3の実施形態の溝16(図2〜図4,図6参照)又はこれらの変形例の嵌合凹所30,35(図7,図8参照)に配することにより、板バネ状の接続端子18により端部5a(8a)(図1,図2等参照)又は端子5b(8b)(図3等参照)を押圧しながら確実に導通を図ることができるという効果が得られる。
なお、第1から第3の実施態様及びこれらの変形例で示した一対の保持フレーム17,17は、これらの間に連結箇所を有し、接続用フレームとして一体とされたものであってもよい。
1 太陽電池(光電変換素子)
15 光電変換素子の接続用フレーム
16 溝
17t 内壁
17 保持フレーム
19 配線導体
20 位置決め用凸部(係止部)
45 光電変換素子の接続用部材
M 電気モジュール
S 定位置

Claims (5)

  1. 複数の光電変換素子に装着され、これらの複数の光電変換素子同士を電気的に接続する光電変換素子の接続用フレームにおいて、
    一又は複数の前記光電変換素子を固定する絶縁性を有する保持フレームと、
    この保持フレームに設けられ、前記光電変換素子の電極に接続される配線導体とを備えていることを特徴とする光電変換素子の接続用フレーム。
  2. 前記保持フレームは、各光電変換素子を係止させる係止部を有し、前記光電変換素子を前記保持フレームの定位置に固定させるよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の光電変換素子の接続用フレーム。
  3. 互いに対向配置される一対の前記保持フレームが備えられ、これら一対の保持フレームの対向する内面に前記光電変換素子を嵌着可能な溝が形成され、この溝を形成する内壁に配線導体が備えられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光電変換素子の接続用フレーム。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の保持フレームを複数備え、各保持フレームが互いに連結されて各配線導体が電気的に接続されることを特徴とする光電変換素子の接続用部材。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の接続用フレーム又は接続用部材が前記複数の光電変換素子に装着された電気モジュール。
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