JP2014176352A - 耕耘施肥作業機 - Google Patents

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Kazuhiro Nasu
和洋 那須
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Abstract

【課題】耕耘負荷変動が大きい圃場でも、耕耘負荷変動に応じた走行速度の変動に合わせてペースト肥料の吐出量を自動調整し、面積あたりの肥料吐出量を適正化する。
【解決手段】走行機体1に連結して使用され、耕耘および施肥を同時に行う耕耘施肥作業機3であって、走行機体1のPTO軸10から動力を入力する入力軸11と、該入力軸11が入力した動力で土壌を耕耘する耕耘部4と、ペースト肥料を貯溜する肥料タンク18と、該肥料タンク18内のペースト肥料を送り出す施肥ポンプ19と、該施肥ポンプ19から送り出されたペースト肥料を耕耘された土壌の中に吐出する施肥ノズル6とを備え、施肥ポンプ19を、入力軸11またはその下流側伝動経路から取り出した動力で駆動させ、耕耘負荷変動による入力軸11の回転変動に応じてペースト肥料の吐出量を変化させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、耕耘および施肥を同時に行う耕耘施肥作業機に関する。
トラクタなどの走行機体に連結して使用され、耕耘および施肥を同時に行う耕耘施肥作業機が知られている。例えば、特許文献1〜3には、土壌を耕耘する耕耘部と、耕耘土をうね立て成形するうね立て成形部と、成形されたうねの中に施肥ノズルを介してペースト肥料を吐出する施肥部とを備える耕耘施肥作業機(うね立て施肥作業機)が示されている。
特開2001−69831号公報 特開2011−142819号公報 特開2011−142820号公報
ところで、従来の耕耘施肥作業機では、施肥部の駆動源として専用のエンジンや電動モータを搭載し、その動力で施肥ポンプを駆動させていた。しかしながら、このような耕耘施肥作業機では、走行機体の走行速度が一定である場合、面積あたりの肥料吐出量を適正に管理できるものの、耕耘部の負荷変動に応じて走行機体の走行速度が変動した場合、走行速度の変動に拘わらず一定量のペースト肥料を吐出し続けるため、耕耘負荷変動が大きい圃場では、面積あたりの肥料吐出量を適正に管理できない惧れがあった。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、走行機体に連結して使用され、耕耘および施肥を同時に行う耕耘施肥作業機であって、前記走行機体のPTO軸から動力を入力する入力軸と、該入力軸が入力した動力で土壌を耕耘する耕耘部と、ペースト肥料を貯溜する肥料タンクと、該肥料タンク内のペースト肥料を送り出す施肥ポンプと、該施肥ポンプから送り出されたペースト肥料を耕耘された土壌の中に吐出する施肥ノズルと、を備え、前記施肥ポンプを、前記入力軸またはその下流側伝動経路から取り出した動力で駆動させ、耕耘負荷変動による前記入力軸の回転変動に応じてペースト肥料の吐出量を変化させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、施肥ポンプを、入力軸またはその下流側伝動経路から取り出した動力で駆動させ、耕耘負荷変動による入力軸の回転変動に応じてペースト肥料の吐出量を変化させるので、耕耘負荷変動が大きい圃場でも、耕耘負荷変動に応じた走行速度の変動に合わせてペースト肥料の吐出量を自動調整し、面積あたりの肥料吐出量を適正化することができる。
トラクタに連結された耕耘施肥作業機の側面図である。 耕耘施肥作業機の要部平面図である。 耕耘施肥作業機の要部背面図である。 耕耘施肥作業機の要部側面図である。 図4のA−A矢視図である。 図4のB−B矢視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1において、1はトラクタの走行機体であって、該走行機体1の後部には、昇降リンク機構2を介して耕耘施肥作業機3が連結されている。
本実施形態の耕耘施肥作業機3は、耕耘、うね立ておよび施肥を同時に行う作業機であり、土壌を耕耘する耕耘部4と、耕耘土をうね立て成形するうね立て成形部5と、成形されたうねの中に施肥ノズル6を介してペースト肥料を吐出する施肥部7とを備えて構成されている。
耕耘部4は、単独でも使用可能なロータリ耕耘作業機からなり、うね立て作業を行う場合は、リヤカバー8を跳ね上げ位置に保持するとともに、耕耘部ツールバー9にうね立て成形部5が装着される。
耕耘部4の前側には、走行機体1のPTO軸10から動力を入力する入力軸11が設けられている。入力軸11が入力した動力は、フレームパイプ12内に軸支される伝動軸(図示せず)と、チェンケース13に内装されるチェン伝動機構(図示せず)を介して耕耘部4の耕耘軸14に伝動され、この動力で耕耘軸14が回転駆動される。
なお、PTO軸10は、走行系と同様にエンジン動力で駆動されており、エンジン回転に応じて回転数が変動する。例えば、耕耘負荷などの負荷変動に応じてエンジン回転数が低下した場合、走行速度の低下とともにPTO軸10の回転数も低下する。
うね立て成形部5は、耕耘部4の後方に配置され、耕耘土をうね立てする左右一対のうね立て板15を備える。また、うね立て成形部5には、うねの上面を成形する天板16も設けられている。天板16は、上端部を支点として上下回動自在に構成されるとともに、うね高さ調節ロッド17により任意の上下位置に固定した状態や、上下動を許容する状態でうね立て作業を行うことが可能となっている。
施肥部7は、耕耘部4の上部に取り付けられる肥料タンク18や施肥ポンプ19とともにペースト施肥装置を構成している。施肥ポンプ19は、肥料タンク18に貯溜されたペースト肥料を吸引するとともに、吸引したペースト肥料を、施肥ホース20を介して施肥部7の施肥ノズル6に圧送する。これにより、施肥ノズル6は、成形されたうねの中にペースト肥料を吐出することが可能になる。
なお、本実施形態の施肥部7は、成形される1つのうねに2条の苗移植または播種を行なうことを想定し、苗植付条毎または播種条毎に左右2本の施肥ノズル6を有し、苗植付条または播種条の直下を避けて苗植付条または播種条の左右両側方に所定の深さでペースト肥料を施すように構成されている。
ところで、従来の耕耘施肥作業機では、施肥部の駆動源として専用のエンジンや電動モータを搭載し、その動力で施肥ポンプを駆動させていた。しかしながら、このような耕耘施肥作業機では、走行機体の走行速度が一定である場合、面積あたりの肥料吐出量を適正に管理できるものの、耕耘部の負荷変動に応じて走行機体の走行速度が変動した場合、走行速度の変動に拘わらず一定量のペースト肥料を吐出し続けるため、耕耘負荷変動が大きい圃場では、面積あたりの肥料吐出量を適正に管理できない惧れがあった。
そこで、本発明の実施形態に係る耕耘施肥作業機3では、施肥ポンプ19を、入力軸11またはその下流側伝動経路から取り出した動力で駆動させ、耕耘負荷変動による入力軸11の回転変動に応じてペースト肥料の吐出量を変化させる。このようにすると、耕耘負荷変動が大きい圃場でも、耕耘負荷変動に応じた走行速度の変動に合わせてペースト肥料の吐出量を自動調整し、面積あたりの肥料吐出量を適正化することができる。
以下、入力軸11から施肥ポンプ19に至る本実施形態のポンプ動力伝動経路について、図2〜図6を参照して説明する。
本実施形態のポンプ動力伝動経路には、入力軸11から動力を取り出す動力取り出し経路21と、取り出した動力を変速する変速ケース22と、変速された動力を施肥ポンプ19に伝動する変速動力伝動経路23とが含まれる。
動力取り出し経路21は、入力軸11と平行に配置され、第1チェン伝動機構24を介して入力軸11から動力を取り出す第1伝動軸25と、第1伝動軸25と平行に配置され、第2チェン伝動機構26を介して第1伝動軸25から動力が伝動される第2伝動軸27と、平面視で第2伝動軸27と直角に配置され、ベベルギヤ機構28を介して第2伝動軸27から動力が伝動される第3伝動軸29とを備え、該第3伝動軸29の動力が変速ケース22に入力される。
変速ケース22は、面積あたりの肥料吐出量を設定するためのものであり、第3伝動軸29から入力した動力を変速して出力軸30から出力する。例えば、本実施形態の変速ケース22には、第1変速レバー31の変速操作に応じて3段階の変速を行なう第1変速機構(図示せず)と、第2変速レバー32の変速操作に応じて4段階の変速を行なう第2変速機構(図示せず)とが内装されており、第1および第2変速機構の組み合せで12段階の変速(肥料吐出量設定)を行なうことができる。
変速動力伝動経路23は、変速ケース22の出力軸30と平行に配置され、第3チェン伝動機構33を介して出力軸30から動力が伝動される第4伝動軸34と、第4伝動軸34と直列状に配置され、自在継手35を介して第4伝動軸34から動力が伝動される第5伝動軸36とを備え、該第5伝動軸36の動力が施肥ポンプ19に入力される。これにより、入力軸11から取り出した動力で施肥ポンプ19を駆動させることが可能になる。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、走行機体1に連結して使用され、耕耘および施肥を同時に行う耕耘施肥作業機3であって、走行機体1のPTO軸10から動力を入力する入力軸11と、該入力軸11が入力した動力で土壌を耕耘する耕耘部4と、ペースト肥料を貯溜する肥料タンク18と、該肥料タンク18内のペースト肥料を送り出す施肥ポンプ19と、該施肥ポンプ19から送り出されたペースト肥料を耕耘された土壌の中に吐出する施肥ノズル6とを備え、施肥ポンプ19を、入力軸11またはその下流側伝動経路から取り出した動力で駆動させ、耕耘負荷変動による入力軸11の回転変動に応じてペースト肥料の吐出量を変化させるので、耕耘負荷変動が大きい圃場でも、耕耘負荷変動に応じた走行速度の変動に合わせてペースト肥料の吐出量を自動調整し、面積あたりの肥料吐出量を適正化することができる。
1 走行機体
3 耕耘施肥作業機
4 耕耘部
5 うね成形部
6 施肥ノズル
7 施肥部
10 PTO軸
11 入力軸
18 肥料タンク
19 施肥ポンプ
21 動力取り出し経路
22 変速ケース
23 変速動力伝動経路
31 変速レバー
32 変速レバー

Claims (1)

  1. 走行機体に連結して使用され、耕耘および施肥を同時に行う耕耘施肥作業機であって、
    前記走行機体のPTO軸から動力を入力する入力軸と、
    該入力軸が入力した動力で土壌を耕耘する耕耘部と、
    ペースト肥料を貯溜する肥料タンクと、
    該肥料タンク内のペースト肥料を送り出す施肥ポンプと、
    該施肥ポンプから送り出されたペースト肥料を耕耘された土壌の中に吐出する施肥ノズルと、を備え、
    前記施肥ポンプを、前記入力軸またはその下流側伝動経路から取り出した動力で駆動させ、耕耘負荷変動による前記入力軸の回転変動に応じてペースト肥料の吐出量を変化させることを特徴とする耕耘施肥作業機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113906867A (zh) * 2021-10-20 2022-01-11 河北农业大学 一种用于农业种植的播种施肥一体设备及其使用方法

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