JP2014174312A - データ再生装置、集積回路、モバイル機器、データ再生方法 - Google Patents

データ再生装置、集積回路、モバイル機器、データ再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】動画像信号の明度変動が、人間の周辺視野特性に与える影響を低減する。
【解決手段】通信部3は、インターネット等のネットワーク2を介して動画を含むデータを取得する。再生部4は、取得された動画を含むデータを再生する。再生信号調整部5は、再生された動画像信号の明度変動が、人間の周辺視野特性に与える影響を低減させるよう明度の変動幅を調整する。例えば、明度変動が、人間の周辺視野の臨界フリッカー周波数以上に設定した閾値以下のときに明度の変動幅を小さくする。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターネット上のサーバから取得したデジタルデータを用いるアプリケーションを実行する装置、特に動画像データを再生するデータ再生装置、集積回路、モバイル機器、データ再生方法に関するものである。
近年、インターネットに接続できる機器が普及してきている。放送であれば、公共性の高い放送局により放送内容の品質が保たれる。しかしインターネットでは、個人でも容易にコンテンツを作成し公開できるため、様々なコンテンツがあふれており、その内容や品質は多岐にわたる。
そのような状況を考えると今後、特に自動車などの運転中において、カーナビゲーションやカーオーディオなどの車載機が運転手へ及ぼす影響が懸念される。例えば、車載機の輝度を運転手の車外に対する注視輝度にあわせることで、運転手が車外から車載機へ視線移動した際に、目の順応を早くする技術が知られている(特許文献1)。
特開2012−162126号公報
福田 忠彦,"CFFで示される中心視と周辺視の感度差",テレビジョン学会誌 32(3), pp.210-216, 1978-03-01 福田 亮子,"高齢者環境設計論",第03回,pp53,2005/10/14http://gc.sfc.keio.ac.jp/class/2005_21094/slides/03/index_53.html 磯野 春雄,"奥行き感と立体情報",3次元画像工学特論 第2回,pp15,2009http://leo.nit.ac.jp/~isono/DL/3D/3D_03.pdf 市川 博,本多 薫,大橋 正和,"ICT の進展によるVDT 作業の増加と疲労やストレスとの関係 −テレワークやe-learning を例として−",情報社会学会誌 Vol.1 No.1 2006 (64-72) 公益財団法人高速道路調査会研究部,"高齢ドライバーの高速道路走行に対する運転意識と身体機能",平成24年度 研究発表会,2012http://www.express-highway.or.jp/jigyo/info/gijyutsu/2012/gijyutsu201202.pdf 高見 令英,"障害者の高齢化と疲労に関する基礎的研究",第5章 疲労と加齢,pp59-77,1993/3
しかしながら上述した車載機の輝度を車外に対する注視輝度にあわせる制御では、車載機と車外の輝度の差異が、人の知覚特性に与える悪影響に対しては効果があるものの、コンテンツの再生内容が及ぼす影響に対して対応することはできない。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、コンテンツの再生内容が人間の周辺視野特性へ与える影響を軽減する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のデータ再生装置は、画像データを再生する再生部と、再生された動画像信号の明度変動が、人間の周辺視野特性に与える影響を低減させるよう明度の変動幅を調整する再生信号調整部と、を備えた。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、動画像信号の明度変動が、人間の周辺視野特性に与える影響を低減する効果を奏する。
本発明の実施の形態1におけるデータ再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1におけるデータ再生装置に含まれる再生信号調整部の構成を示すブロック図である。 図3(a)−(e)は、本発明の実施の形態1におけるデータ再生装置に含まれる再生信号調整部において実行される処理の一例を説明するための図である。 図4(a)−(b)は、本発明の実施の形態1におけるデータ再生装置に含まれる再生信号調整部において実行される処理の別の例を説明するための図である。 本発明の実施の形態1におけるデータ再生装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4におけるデータ再生装置に含まれる再生信号調整部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態8におけるデータ再生装置に含まれる再生信号調整部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態9におけるデータ再生装置に含まれる再生信号調整部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態11におけるデータ再生装置に含まれる再生信号調整部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態15におけるデータ再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態16におけるデータ再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態17におけるデータ再生装置の構成を示すブロック図である。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図である。データ再生装置7は、通信部3、再生部4、再生信号調整部5を備える。
インターネットサーバ1には様々なコンテンツが格納されており、ネットワーク2に接続することでそれらコンテンツを、他の端末からの要求に応じて送信することができる。データ再生装置7の通信部3もネットワーク2に接続しており、インターネットサーバ1に対して取得したいデータを指定することで、所望のデータを取得することができる。通信部3は、取得したデータを再生部4に出力する。
インターネットサーバ1および通信部3は、例えば無線LANや有線LAN、携帯電話通信網によってネットワーク2に接続される。これは一例であり、他の接続方式、他の通信網を通じてネットワークに接続してもよい。また、両者の接続方式や通信経路が異なっていてもよい。データ再生装置7がインターネットサーバ1に無線接続される場合、図示しないアンテナとデータ再生装置7がワンチップ化された集積回路で構成されてもよい。
再生部4は、通信部3から入力されるデータ(本明細書では動画像を含むデータを想定する)を一定量保持し、それらを動画像信号に復調し、一定時間の信号をまとめて再生信号調整部5へ出力する。前述の一定時間とは、後述する周辺視野および中心視野の臨界フリッカー周波数が測定できる十分な長さである。例えば、周辺視野または中心視野の臨界フリッカー周波数の1周期以上の長さの動画像信号を再生信号調整部5へ出力する。以上の条件を満たす限り、常に同じ時間長であっても変化させてもよい。臨界フリッカー周波数とは、人が視覚によりちらつきを知覚できる限界の周波数であり、この周波数よりも高い周波数になると、人は常時点灯として知覚する(上記の非特許文献1)。以上の処理は一例であり、復調後の動画像信号を一定量保持し、まとめて再生信号調整部5へ出力してもよい。
再生信号調整部5は、まず再生部4から出力される一定時間の動画像信号に対して、明度を算出しその時間変動を測定する。次に、その時間変動が人間の周辺視野特性における臨界フリッカー周波数以下であれば、再生部4から出力される動画像信号の明度変動の振幅を小さくする処理を行う。
より詳細な説明を行うために、再生信号調整部5の詳細なブロック図を図2に示す。再生信号調整部5は、明度算出部8、変動測定部9、視野特性データ部10、変動抑制部11を含む。これらは、ハードウェア的には、任意のプロセッサ(例えば、DSPやマイコン)、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウェア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組み合わせによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
再生部4から入力される動画像信号は、明度算出部8および変動抑制部11に入力される。以下、図3(a)−(e)に実際の処理例を示す。明度算出部8は、再生部4から入力される一定時間の動画像信号に対して、各時刻における静止画像の各画素の明度を積算する。積算した各時刻における画面の明度を算出し、変動測定部9へ出力する。前記動画像信号が横M画素×縦N画素とすると、各画素値がRGBカラーモデルで表現される場合、前述のある時刻tにおける画面全体の明度B(t)は下記(式1)のように定義される。
i,j=横i画素目、縦j画素目のRed
i,j=横i画素目、縦j画素目のGreen
i,j=横i画素目、縦j画素目のBlue
上記(式1)で定義される明度は一例であり、HSVにおける明度やHLSにおける輝度など、他の色空間を用いてもよい。また、画面全体を小区間に分解し、変動が一定値より大きい区間だけ積算し、積算値を積算対象となった画素数で正規化することでも算出できる。この方法では、画面全体を積算対象とするよりも少ない演算量で実現できると同時に、明度変動に無関係な画素を積算しないため、演算結果に含まれる誤差をより低減できる。
図3(a)のように、連続的に明度が変化する信号が明度算出部8に入力されると、前述の処理を実行することで、図3(b)のような入力動画像信号と同期した各時間における明度情報が変動測定部9へ出力される。
変動測定部9は、明度算出部8から入力される各時間ごとの明度について、どの程度変動しているかを測定し、変動抑制部11へ出力する。具体的には、FFT(高速フーリエ変換)を行い周波数成分がピークとなる周波数を出力する。この処理は一例であり、入力された明度の極大値または極小値となる箇所を、入力された明度情報の時間長で正規化することでも実現できる。この方法では、周波数空間へ変換する必要が無いため、より少ない演算量で実現できる。また、明度変動がパルス状であっても対応することが可能となる。
図3(b)の明度情報に対してFFTを実行すると図3(c)のような周波数スペクトルが得られる。ここでピークとなっている周波数fbが変動抑制部11へ出力される。
視野特性データ部10は、人間の周辺視野特性情報を保持している。具体的には、人間の周辺視野における臨界フリッカー周波数(以下、周辺視野臨界フリッカー周波数という)を保持しており、変動抑制部11から参照される。変動測定部9より入力される明度変動についての周波数が、視野特性データ部10にて保持している周辺視野臨界フリッカー周波数よりも小さいとき、変動抑制部11は、再生部4から入力される動画像信号の明度変動幅を小さくし、提示部6へ出力する。
明度変動幅を小さくするときは、変動幅がより大きいところに対して、変動低減量をより大きくすることで、抑制後の動画像情報の明度変動幅を小さくできる。明度変動幅を小さくするときは、いずれの明度に合わせてもよい。特に明度変動の平均値に合わせると、抑制処理を実施する前後の画像との違和感が軽減される効果が得られる。また、明度変動がパルス状である場合は、パルス発生前の明度、パルス発生後の明度、またはパルス発生前後の明度の平均値にあわせることで、動画像情報の明度変動幅を小さくできる。
明度変動幅を小さくするときは、前述の特定の色空間における輝度情報のみを操作し、その他の色情報を含むパラメータをそのまま維持、または比率を維持する。これにより抑制処理後の動画像情報においても処理前の色合いを最大限保持することができる。従って、例えば車載機器の提示情報が運転手へ影響を及ぼさないために本実施の形態に係る技術を導入した際に、提示情報を積極的に視聴したい同乗者が違和感無く視聴を継続できる効果が得られる。
図3(b)のような明度変動を持つ図3(a)のような動画動情報に対して抑制処理を実行すると、図3(d)のように変動成分を低減させ、その結果として図3(e)のような明度変動が抑えられた動画像情報が出力される。提示部6は、再生信号調整部5の変動抑制部11から入力される動画像信号をモニタに表示し、視聴者へ提示する。
このような構成をとることで、激しい点滅などの急激な明度変動を含むコンテンツを再生したときに、コンテンツを積極的に視聴しておらず周辺視野で意図せずに視聴してしまう人(以下、周辺視野視聴者という)に対して、搭載された情報機器が与える刺激を低減できる。周辺視野視聴者としては、例えば車の運転手や電車・船舶・航空機などの操縦者が該当する。搭載された情報機器が与える刺激が低減されるため、運転手、操縦者の注意がそれることが無くなり、より安心して運転・操縦ができると同時に、未然に事故発生やヒヤリ・ハット状況を防ぐことができる。
なお、明度の変動幅は、一定時間内における明度の変化量を調整しても実現できる。再生信号調整部5で実施する明度の変動幅を小さくする処理は、明度の時間軸のスケールを引き伸ばすことでも実現できる。図4(a)−(b)に明度の調整例を示す。図4(a)のような明度変動を持つ動画像信号に対して、時間軸のスケールを大きくする。処理の一例として、時間軸のスケールを約2倍にした結果を図4(b)に示す。時間t1からt2間の明度の変動幅を処理前後で比較すると、小さくなっていることがわかる。このように、時間軸のスケールを大きくすることによっても、同様に動画像情報の明度変動幅を小さくできる。
再生信号調整部5は、明度変動の振幅を小さくする処理が動作開始または動作終了する前後において調整後の明度の差が大きいときは、動作開始前または動作開始後の一定区間において、明度変動を時間軸に対して平均化することが好ましい。具体的には変動抑制部11による明度変動幅を小さくする処理を開始する前後または終了する前後、つまり調整処理を実施した箇所と不要であった箇所の境界において、急激な明度変化が発生するような動画像である場合は、処理開始前の一定区間および処理終了後の一定区間において、明度に対して平滑化や時定数をかけるなどして、処理の有無による明度変動を小さくすることがより好ましい。
次にデータ再生装置7全体の動作を、図5のフローチャートを用いて説明する。通信部3はネットワーク2を通じてインターネットサーバか1から、再生対象となるデータ取得し(ステップS01)、再生部4へ出力する。再生部4は、取得したデータを再生し(ステップS02)、再生信号調整部5へ、より詳しくは明度算出部8および変動抑制部11へ出力する。
明度算出部8は、再生部4から入力される一定時間の動画像信号に対して、各時刻における静止画像の明度を算出し(ステップS03)、変動測定部9へ出力する。変動測定部9は、明度算出部8から入力される各時間ごとの明度について、どの程度変動しているかを測定し(ステップS04)、変動抑制部11へ出力する。変動抑制部11は、変動測定部9より入力される明度変動についての周波数に対する明度変動抑制処理を実行する(ステップS05)。具体的には当該周波数が、視野特性データ部10にて保持している周辺視野臨界フリッカー周波数よりも小さいとき、変動抑制部11は、再生部4から入力される動画像信号の明度変動幅を小さくし、提示部6へ出力する。提示部6は、再生信号調整部5の変動抑制部11から入力される動画像信号をモニタに表示し、視聴者へ提示する(ステップS06)。以上にて全体の処理が一通り終了する。
このような処理を行うことによって、激しい点滅などの急激な明度変動を含むコンテンツを再生したときに周辺視野視聴者、例えば運転手、操縦者に対して、搭載された情報機器が与える刺激を低減できる。その結果、運転手、操縦者の注意がそれることが無くなり、より安心して運転・操縦ができると同時に、未然に事故発生やヒヤリ・ハット状況を防ぐことができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図は、実施の形態1のブロック図である図1および図2と同じであるが、視野特性データ部10および変動抑制部11における処理が異なる。実施の形態1と同じ部分については説明を省略する。
視野特性データ部10は、人間の視野特性情報を保持している。具体的には、周辺視野臨界フリッカー周波数および、人間の中心視野における臨界フリッカー周波数(以下、中心視野臨界フリッカー周波数という)を保持しており、変動抑制部11から参照される。
視野特性データ部10にて保持している周辺視野臨界フリッカー周波数以上で、かつ中心視野臨界フリッカー周波数以下であるいずれかの周波数を閾値とする。変動測定部9より入力される明度変動についての周波数が、前記閾値以下のとき、変動抑制部11は、再生部4から入力される動画像信号の明度変動幅を小さくし、提示部6へ出力する。周辺視野臨界フリッカー周波数は、中心視野臨界フリッカー周波数よりも低いことが一般的に知られている(上記の非特許文献1参照)。
このような構成をとることで、周辺視野では常時点灯していると知覚されるが、中心視野では点滅と知覚される明度変動を含む動画像情報について、不要な抑制処理を省略できる。また、提示情報を積極的に視聴したい同乗者が視聴を継続できる効果が得られる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図は、実施の形態1のブロック図である図1および図2と同じであるが、明度算出部8、変動測定部9、視野特性データ部10および変動抑制部11における処理が異なる。実施の形態1と同じ部分については説明を省略する。
明度算出部8は、再生部4から入力される一定時間の動画像信号に対して、実施の形態1と同様の処理を実施し、入力動画像信号と同期した各時間における明度情報を変動測定部9へ出力する。また明度算出部8は、明度情報を算出する際に使用した画素がどれであるかを示す領域情報を変動測定部9へ出力する。
変動測定部9は、明度算出部8から入力される各時間ごとの明度について、実施の形態1と同様の処理を実施し、周波数情報を変動抑制部11へ出力する。また変動測定部9は、明度算出部8から入力される各時間ごとの領域情報を、視野角に占める角度情報へ変換し、変動抑制部11へ出力する。例えば、車の運転手や電車・船舶・航空時などの操縦者が周辺視野で意図せずに視聴してしまうケースを考えると、運転中の対象者の視線方向とデータ再生装置7の位置および方向関係は固定される。あらかじめその位置および方向関係を記憶しておくことで、前述の領域情報から視野角に占める角度情報へ変換できる。
視野特性データ部10は、周辺視野臨界フリッカー周波数を保持している。具体的には、周辺視野臨界フリッカー周波数を、点滅する所定の指標が視野に占める角度に応じて複数保持しており、変動抑制部11から参照される。また一般的に、点滅する対象の大きさが大きいほど、つまり視野角に占める範囲が大きいほど、臨界フリッカー周波数が上昇することが知られている(上記の非特許文献1参照)。
変動抑制部11は、視野特性データ部10を参照する際に、変動測定部9より入力される視野角に占める角度情報をもとに、再生部4から入力される動画像における点滅領域の大きさを加味した周辺視野臨界フリッカー周波数を取得できる。取得した周波数より、変動測定部9より入力される明度変動についての周波数が小さいとき、変動抑制部11は、再生部4から入力される動画像信号の明度変動幅を小さくし、提示部6へ出力する。明度変動幅を小さくする方法は、実施の形態1と同様の方法を採用できる。
視野特性データ部10で保持している情報は角度情報であったが、これは一例であり、視野角に占める範囲を示す指標であれば角度情報に限定されない。例えば点滅領域の長さ、周長、面積、立体角などでもよい。
このような構成をとることで、点滅領域の大小の影響による変動抑制処理の誤判定を低減でき、周辺視野視聴者への影響を低減できる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図は、実施の形態1のブロック図である図1と同じであるが、再生信号調整部5の内部構成は異なる。図6は、本発明の実施の形態4に係るデータ再生装置の再生信号調整部の構成を示すブロック図である。以下、実施の形態1と同じ部分については説明を省略する。
図6の再生信号調整部5は、図2の構成に加えて、使用環境データ部14を持つ。使用環境データ部14は、提示部6にて動画像データを提示する際に使用するディスプレイサイズを保持し、変動抑制部11から参照される。視野特性データ部10は、人間の周辺視野特性情報を保持している。具体的には、周辺視野臨界フリッカー周波数を、ディスプレイサイズに応じて複数保持しており、変動抑制部11から参照される。また一般的に、点滅する対象の大きさが大きいほど、つまり視野角に占める範囲が大きいほど、臨界フリッカー周波数が上昇することが知られている(上記の非特許文献1参照)。
変動抑制部11は、視野特性データ部10を参照する際に、使用環境データ部14より入力されるディスプレイサイズ情報をもとに、提示部6のディスプレイサイズの大きさを加味した周辺視野臨界フリッカー周波数を取得できる。取得した周波数より、変動測定部9より入力される明度変動についての周波数が小さいとき、変動抑制部11は、再生部4から入力される動画像信号の明度変動幅を小さくし、提示部6へ出力する。明度変動幅を小さくする方法は、実施の形態1と同様の方法を採用できる。
使用環境データ部14で保持している情報はディスプレイサイズであったが、これは一例であり、視野角に占める範囲を示す指標であればディスプレイサイズに限定されない。例えばディスプレイの長さ、周長、面積、立体角などでもよい。
このような構成をとることで、ディスプレイサイズに起因する点滅領域の大小の影響による変動抑制処理の誤判定を低減でき、周辺視野視聴者への影響を低減できる。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図は、実施の形態4のブロック図である図1および図6と同じであるが、視野特性データ部10、変動抑制部11、使用環境データ部14における処理が異なる。
使用環境データ部14は、本実施の形態による処理の効果を及ぼしたい対象となる人間の年齢を保持し、変動抑制部11から参照される。視野特性データ部10は、人間の周辺視野特性情報を保持している。具体的には、周辺視野臨界フリッカー周波数を、人間の年齢に応じて複数保持しており、変動抑制部11から参照される。また一般的に、人間の年齢が高くなるほど、臨界フリッカー周波数が上昇することが知られている(上記の非特許文献2参照)。
変動抑制部11は、視野特性データ部10を参照する際に、使用環境データ部14より入力される年齢情報をもとに、本実施の形態による処理の効果を及ぼしたい対象となる人間の年齢を加味した周辺視野臨界フリッカー周波数を取得できる。取得した周波数より、変動測定部9より入力される明度変動についての周波数が小さいとき、変動抑制部11は、再生部4から入力される動画像信号の明度変動幅を小さくし、提示部6へ出力する。明度変動幅を小さくする方法は、実施の形態4と同様の方法を採用できる。
このような構成をとることで、人間の年齢に起因する変動抑制処理の誤判定を低減でき、周辺視野視聴者への影響を低減できる。
(実施の形態6)
本発明の実施の形態6に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図は、実施の形態4のブロック図である図1および図6と同じであるが、視野特性データ部10、変動抑制部11、使用環境データ部14における処理が異なる。
使用環境データ部14は、本実施の形態による処理の効果を及ぼしたい対象となる人間が単眼で見ているか、両眼で見ているかの情報を保持し、変動抑制部11から参照される。視野特性データ部10は、人間の周辺視野特性情報を保持している。具体的には、周辺視野臨界フリッカー周波数を、単眼で見ているか、両眼で見ているかに応じて複数保持しており、変動抑制部11から参照される。また一般的に、両眼による臨界フリッカー周波数より、単眼による臨界フリッカー周波数のほうが高くなることが知られている(上記の非特許文献3参照)。
変動抑制部11は、視野特性データ部10を参照する際に、使用環境データ部14より入力される単眼・両眼情報をもとに、本実施の形態による処理の効果を及ぼしたい対象となる人間が単眼による視認か両眼による視認かを加味した周辺視野臨界フリッカー周波数を取得できる。取得した周波数より、変動測定部9より入力される明度変動についての周波数が小さいとき、変動抑制部11は、再生部4から入力される動画像信号の明度変動幅を小さくし、提示部6へ出力する。明度変動幅を小さくする方法は、実施の形態4と同様の方法を採用できる。
このような構成をとることで、人間の視認状況が単眼である場合と両眼である場合の違いに起因する変動抑制処理の誤判定を低減でき、周辺視野視聴者への影響を低減できる。
(実施の形態7)
本発明の実施の形態7に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図は、実施の形態1のブロック図である図1および図2と同じであるが、変動測定部9、視野特性データ部10および変動抑制部11における処理が異なる。実施の形態1と同じ部分については説明を省略する。
変動測定部9は、明度算出部8から入力される各時間ごとの明度について、実施の形態1と同様の処理を実施し、周波数情報を変動抑制部11へ出力する。また変動測定部9は、明度算出部8から入力された明度情報を、そのまま変動抑制部11へ出力する。
視野特性データ部10は、人間の周辺視野特性情報を保持している。具体的には、周辺視野臨界フリッカー周波数を、点滅する対象の明度に応じて複数保持しており、変動抑制部11から参照される。また一般的に、点滅する対象の明度が高いほど、臨界フリッカー周波数が上昇することが知られている(上記の非特許文献1参照)。
変動抑制部11は、視野特性データ部10を参照する際に、変動測定部9より入力される明度情報をもとに、再生部4から入力される動画像の明度を加味した周辺視野臨界フリッカー周波数を取得できる。取得した周波数より、変動測定部9より入力される明度変動についての周波数が小さいとき、変動抑制部11は、再生部4から入力される動画像信号の明度変動幅を小さくし、提示部6へ出力する。明度変動幅を小さくする方法は、実施の形態1と同様の方法を採用できる。
このような構成をとることで、明度の高低による変動抑制処理の誤判定を低減でき、周辺視野視聴者への影響を低減できる。
(実施の形態8)
本発明の実施の形態8に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図は、実施の形態1のブロック図である図1と同じであるが、再生信号調整部5の内部構成が異なる。図7は、本発明の実施の形態8に係るデータ再生装置の再生信号調整部の構成を示すブロック図である。以下、実施の形態1と同じ部分については説明を省略する。
図7の再生信号調整部5は、図2の構成に加えて、疲労検出部15を持つ。疲労検出部15は、本実施の形態による処理の対象としている周辺視野視聴者の疲労度合いを検出し、その大小を変動抑制部11に出力する。具体的には、データ再生装置7の運転時間と相関があると考えられる連続起動時間を計測する。連続起動時間は一例であり、対象者の疲労度合いを直接または間接的に測定できるものであれば連続起動時間に限定されない。例えば、脈拍などの生理指標を直接測定してもよいし、車速がある閾値以上である時間を積算し、疲労度合いの指標としても良い。
視野特性データ部10は、人間の周辺視野特性情報を保持している。具体的には、周辺視野臨界フリッカー周波数を、人間の疲労度合いに応じて複数保持しており、変動抑制部11から参照される。また一般的に、疲労が大きいほど、臨界フリッカー周波数が低下することが知られている(上記の非特許文献4参照)。
変動抑制部11は、視野特性データ部10を参照する際に、疲労検出部15より入力される疲労度合い情報をもとに、疲労度合いを加味した周辺視野臨界フリッカー周波数を取得できる。取得した周波数より、変動測定部9より入力される明度変動についての周波数が小さいときは、変動抑制部11は、再生部4から入力される動画像信号の明度変動幅を小さくし、提示部6へ出力する。明度変動幅を小さくする方法は、実施の形態1と同様の方法を採用できる。
このような構成をとることで、疲労度合いによる変動抑制処理の誤判定を低減でき、周辺視野視聴者への影響を低減できる。
(実施の形態9)
本発明の実施の形態9に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図は、実施の形態1のブロック図である図1と同じであるが、再生信号調整部5の内部構成が異なる。図8は、本発明の実施の形態9に係るデータ再生装置の再生信号調整部の構成を示すブロック図である。以下、実施の形態1と同じ部分については説明を省略する。
図8の再生信号調整部5は、図2の構成に加えて、使用環境データ部14および疲労検出部15を持つ。使用環境データ部14は、本実施の形態による処理の効果を及ぼしたい対象となる人間の年齢を保持し、変動抑制部11から参照される。
疲労検出部15は、本実施の形態による処理の対象としている周辺視野視聴者の疲労度合いを検出し、その大小を変動抑制部11に出力する。具体的には、データ再生装置7の運転時間と相関があると考えられる連続起動時間を計測する。連続起動時間は一例であり、対象者の疲労度合いを直接または間接的に測定できるものであれば連続起動時間に限定されない。例えば、脈拍などの生理指標を直接測定してもよいし、車速がある閾値以上である時間を積算し、疲労度合いの指標としても良い。
視野特性データ部10は、人間の周辺視野特性情報を保持している。具体的には、周辺視野臨界フリッカー周波数を、人間の疲労度合いおよび年齢に応じて複数保持しており、変動抑制部11から参照される。また一般的に、高齢者が疲労した場合、若年者と比べて臨界フリッカー周波数がより大きく低下することが知られている(上記の非特許文献5参照)。
変動抑制部11は、視野特性データ部10を参照する際に、使用環境データ部14より入力される年齢情報および疲労検出部15より入力される疲労度合い情報をもとに、対象者の年齢による疲労度合いの影響を加味した周辺視野臨界フリッカー周波数を取得できる。つまり、対象者の年齢が高いほうが、疲労度合いが増加前より増加後で、臨界フリッカー周波数の下げ幅がより大きくなる周波数が得られる。取得した周波数より、変動測定部9より入力される明度変動についての周波数が小さいとき、変動抑制部11は、再生部4から入力される動画像信号の明度変動幅を小さくし、提示部6へ出力する。明度変動幅を小さくする方法は、実施の形態1と同様の方法を採用できる。
このような構成をとることで、対象者が疲労時におけて、人間の年齢に起因する変動抑制処理の誤判定を低減でき、周辺視野視聴者への影響を低減できる。
(実施の形態10)
本発明の実施の形態10に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図は、実施の形態9のブロック図である図1および図8と同じであるが、変動抑制部11における処理が異なる。実施の形態9と同じ部分については説明を省略する。
使用環境データ部14は、本実施の形態による処理の効果を及ぼしたい対象となる人間の年齢を保持し、変動抑制部11から参照される。疲労検出部15は、本実施の形態による処理の対象としている周辺視野視聴者の疲労度合いを検出し、その大小を変動抑制部11に出力する。具体的には、運転時間と相関があると考えられるデータ再生装置7の連続起動時間および連続停止時間を計測する。また、車速がある閾値以上である時間および、ある閾値以下である時間を積算し、疲労度合いの指標としても良い。ただし、実施の形態9とは異なり、生理指標など疲労度を直接測定はできないものとする。
視野特性データ部10は、人間の周辺視野特性情報を保持している。具体的には、周辺視野臨界フリッカー周波数を、人間の疲労度合いおよび年齢に応じて複数保持しており、変動抑制部11から参照される。また一般的に、高齢者が疲労した場合、若年者と比べて疲労の回復が遅れることが知られている(上記の非特許文献6参照)。
変動抑制部11は、視野特性データ部10を参照する際に、使用環境データ部14より入力される年齢情報および疲労検出部15より入力される疲労度合い情報をもとに、対象者の年齢による疲労度合いの影響を加味した周辺視野臨界フリッカー周波数を取得できる。以下、疲労検出部15より、一度疲労が高まった情報が取得された後、疲労が軽減された情報が取得された場合を考える。具体的にはデータ再生装置7が停止状態の場合、または車速がゼロである場合を指す。
変動抑制部11は、使用環境データ部14より疲労が軽減された状態が一定時間入力された場合に、疲労が回復したものと判断し、視野特性データ部10から疲労が低い場合の周辺視野臨界フリッカー周波数を取得する。このとき、使用環境データ部14より入力される年齢情報が低い場合に比べて高い場合は、長時間疲労がより軽減された状態が継続することで疲労が回復したと判断する。
取得した周波数より、変動測定部9より入力される明度変動についての周波数が小さいとき、変動抑制部11は、再生部4から入力される動画像信号の明度変動幅を小さくし、提示部6へ出力する。明度変動幅を小さくする方法は、実施の形態1と同様の方法を採用できる。
このような構成をとることで、対象者が疲労時から回復する際、人間の年齢に起因する変動抑制処理の誤判定を低減でき、周辺視野視聴者への影響を低減できる。また、疲労検出部15が間接的な指標のみで動作できるため、生理指標を測定するための機器が不要となる。
(実施の形態11)
本発明の実施の形態11に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図は、実施の形態1のブロック図である図1と同じであるが、再生信号調整部5の内部構成が異なる。図9は、本発明の実施の形態11に係るデータ再生装置の再生信号調整部の構成を示すブロック図である。以下、実施の形態1と同じ部分については説明を省略する。
図9の再生信号調整部5は、図2の構成に加えて、視聴環境検出部16を持つ。視聴環境検出部16は、本実施の形態による処理の対象としている周辺視野視聴者が、どのような詳細な状況で視覚的に動画像情報を捉えているかを検出する。具体的には、対象者の視線方向を検出し、その方向情報を変動抑制部11に出力する。視線方向の検出方法は、例えば上記の特許文献1に記載の方法を用いることができる。なお、この方法は一例であり、視線方向の検出について上記の技術に限定される必要は無く、他の任意の公知技術を用いることができる。また一般的に、人間の視覚には目の構造上、対象物が見えなくなる盲点が存在することが知られている(上記の非特許文献1参照)。
変動抑制部11は、視聴環境検出部16から取得された視線情報をもとに、提示部6における提示情報が盲点に入っていないと判定したとき変動抑制処理を実施する。具体的には、視野特性データ部10から取得した臨界フリッカー周波数より、変動測定部9より入力される明度変動についての周波数が小さいときは、再生部4から入力される動画像信号の明度変動幅を小さくし、提示部6へ出力する。
視聴環境検出部16から取得された視線情報をもとに、提示部6における提示情報が盲点に入っていると判定したとき、変動抑制部11は変動抑制処理を実施せず、再生部4から入力される動画像信号をそのまま提示部6へ出力する。盲点に入っているかどうかの判定は、以下の方法により可能である。例えば、車の運転手や電車・船舶・航空時などの操縦者が周辺視野で意図せずに視聴してしまうケースを考えると、運転中の対象者の視点と、再生装置の位置および方向関係は固定される。あらかじめその位置および方向関係を記憶しておく。それらの情報と、視聴環境検出部16から取得される視線情報と比較することで、動画像情報を、視野のどの角度で捉えているかを算出できる。
このような構成をとることで、対象者の盲点に点滅領域が入っているときに不要な抑制処理を行うことを回避でき、提示情報を積極的に視聴したい同乗者が視聴を継続できる効果が得られる。
(実施の形態12)
本発明の実施の形態12に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図は、実施の形態11のブロック図である図1および図9と同じであるが、視野特性データ部10および変動抑制部11の処理が異なる。実施の形態11と同じ部分については説明を省略する。
視野特性データ部10は、人間の視野特性情報を保持している。具体的には、人間の中心視野から周辺視野まで、人間が持つ視野角全体を包含する範囲について、各視野角度に対応する臨界フリッカー周波数を保持しており、変動抑制部11から参照される。
変動抑制部11は、視聴環境検出部16から入力された視線情報をもとに、実施の形態11と同様の方法で動画像情報を視野のどの方向で捉えているかを算出する。その方向をもとに、視野特性データ部10から、特定の視野角度に対する周辺視野臨界フリッカー周波数が取得できる。取得した周波数より、変動測定部9より入力される明度変動についての周波数が小さいとき、変動抑制部11は、再生部4から入力される動画像信号の明度変動幅を小さくし、提示部6へ出力する。明度変動幅を小さくする方法は、実施の形態1と同様の方法を採用できる。
このような構成をとることで、対象者が動画像を捉える視野における方向に起因する変動抑制処理の誤判定を低減でき、周辺視野視聴者への影響を低減することができる。
(実施の形態13)
本発明の実施の形態13に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図は、実施の形態11のブロック図である図1および図9と同じであるが、視聴環境検出部16および変動抑制部11の処理が異なる。実施の形態11と同じ部分については説明を省略する。
視聴環境検出部16は、本実施の形態による処理の対象としている周辺視野視聴者が、どのような詳細な状況で視覚的に動画像情報を捉えているかを検出する。具体的には、対象者の座席位置を測定し、その座席位置に対応する視野角度を変動抑制部11に出力する。
例えば、車の運転手や電車・船舶・航空時などの操縦者が周辺視野で意図せずに視聴してしまうケースを考えると、車体に対して提示部6の位置は一定であり、かつ対象者の前方に位置する。座席を前後させても、対象者にとって周辺視野で捉えることに変わりは無いが、もし対象者の座席がより前方であれば、提示部6をより中心視野から離れた視野角度で捉えることになる。また座席がより後方であれば、提示部6をより中心視野に近い視野角度で捉えることになる。視聴環境検出部16は、この視野角度を変動抑制部11に出力する。また一般的に、周辺視野における臨界フリッカー周波数は、中心視野における臨界フリッカー周波数よりも低いことが知られている(上記の非特許文献1参照)。
変動抑制部11は、視聴環境検出部16から入力された視野角度情報をもとに、視野特性データ部10から、対応する人間の周辺視野臨界フリッカー周波数を取得する。取得した周波数より、変動測定部9より入力される明度変動についての周波数が小さいとき、変動抑制部11は、再生部4から入力される動画像信号の明度変動幅を小さくし、提示部6へ出力する。明度変動幅を小さくする方法は、実施の形態1と同様の方法を採用できる。
このような構成をとることで、実施の形態12で説明したような視線検出が不要となり、より簡単で低コストな構成により、対象者が動画像を捉える視野における方向に起因する変動抑制処理の誤判定を低減できる。その結果、周辺視野視聴者への影響を低減できる。
(実施の形態14)
本発明の実施の形態14に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図は、実施の形態11のブロック図である図1および図9と同じである。視聴環境検出部16、視野特性データ部10および変動抑制部11の処理が異なる。実施の形態11と同じ部分については説明を省略する。
視聴環境検出部16は、本実施の形態による処理の対象としている周辺視野視聴者が、どのような詳細な状況で視覚的に動画像情報を捉えているかを検出する。具体的には、対象者の視線方向を検出し、その方向情報を変動抑制部11に出力する。視線方向は、眼球運動による変動を反映する程度の精度を持つ。具体的な視線方向の検出方法は、例えば上記の特許文献1に記載の方法を用いることができる。これは一例であり、視線方向の検出について上記の技術に限定される必要は無く、眼球運動による変動を反映する程度の精度を持てば、他の任意の公知技術を用いることができる。また一般的に、人間の視覚特性として、眼球運動が発生すると臨界フリッカー周波数が上昇し、眼球運動の周波数および振幅が大きいほど、より臨界フリッカー周波数が上昇することが知られている(上記の非特許文献1参照)。
視野特性データ部10は、人間の視野特性情報を保持している。具体的には、人間の中心視野から周辺視野まで、人間が持つ視野角全体を包含する範囲について、各視野角度、眼球運動の振幅および周波数に対応する臨界フリッカー周波数を保持しており、変動抑制部11から参照される。
変動抑制部11は、視聴環境検出部16から入力された視線情報の時系列情報をもとに、振幅および周波数を算出する。その振幅および周波数をもとに、視野特性データ部10から、特定の視野角度、眼球運動の振幅および周波数に対応する周辺視野臨界フリッカー周波数が取得できる。取得した周波数より、変動測定部9より入力される明度変動についての周波数が小さいとき、変動抑制部11は、再生部4から入力される動画像信号の明度変動幅を小さくし、提示部6へ出力する。明度変動幅を小さくする方法は、実施の形態1と同様の方法を採用できる。
上述した振幅および周波数は、変動の指標の一例であり、眼球運動の変動が取得できれば、任意の座標系におけるパラメータであっても、そこから算出される変動の指標が振幅や周波数以外の指標であってもよい。
このような構成をとることで、対象者の眼球運動に起因する変動抑制処理の誤判定を低減でき、周辺視野視聴者への影響を低減できる。特に、車の運転手や電車・船舶・航空時などの操縦者は、たえず前方を、視線を動かしならが注意を払っているため、本実施の形態による効果が大きく得られる。
(実施の形態15)
図10は、本発明の実施の形態15に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図である。図1で示した実施の形態1では、明度変動を含む動画像情報の検出および抑制処理を再生信号調整部5において、その全てを実行した。実施の形態15では、その処理の一部または全てをサーバにて実行する。実施の形態1と同じ部分については説明を省略する。
具体的には、データ処理サーバ12もインターネットサーバ1およびデータ再生装置7と同様にネットワーク2に接続されており、互いに通信可能な状況である。通信部3は、データ処理サーバ12に対して、取得したいデータが存在するインターネットサーバ1および取得したいデータを指定する。
データ処理サーバ12は、通信部3により要求されたインターネットサーバ1から、同じく通信部3により指定されたデータを取得する。取得したデータに対して、実施の形態1の再生部4と同様の処理を行い、さらに実施の形態1の再生信号調整部5において実行される処理の一部または全てを実行する。最後に動画像情報を再度エンコードし、インターネットサーバ1から取得したデータと同じ形式に戻し、通信部3へ出力する。
このような構成をとることで、データ再生装置7は内部構成を変えることなく、直接インターネットサーバ1からデータを取得する方法と、データ処理サーバ12を経由してデータを取得する方法の両方を併用することが可能となる。さらに、データ再生装置7で実行する処理量を少なくでき、搭載するマイコン・CPU・メモリなどの必要となるハードウェアリソースを少なくできる。従って、データ再生装置7のコストを低減でき、消費電力を削減できる。
さらに、現在再生中のコンテンツから他のコンテンツへ切り替える際に、現在再生中のコンテンツがデータ再生装置7で処理されている状況を維持しながら、データ処理サーバ12に次に再生するコンテンツの取得要求を出すことができる。従って、再生信号調整部5が実行する処理を、タイムラグなしに次のコンテンツへと切り替えることができる。
実施の形態1の再生信号調整部5の構成および処理をベースとする実施の形態15は一例であり、再生信号調整部5の構成および処理が実施の形態1ではなく、実施の形態4−14のいずれかであってもよい。
(実施の形態16)
図11は、本発明の実施の形態16に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図である。図10で示した実施の形態15では、ネットワーク2に接続されているデータ処理サーバ12にて処理の一部または全てを実行した。実施の形態16では、データ処理サーバ12での処理を、データ再生装置7に直接接続された外部端末13にて処理する。実施の形態15と同じ部分については説明を省略する。
具体的には、外部端末13はデータ再生装置7に直接接続されており、通信することができる。例えば外部端末13として、フィーチャーフォン、スマートフォン、タブレット端末、PCなどが挙げられる。これらは一例であり、データ再生装置7と通信でき、その処理の一部を実行できる機器であれば、他の機器を用いても良い。
通信部3は、外部端末13に対して、取得したいデータが存在するインターネットサーバ1および取得したいデータを指定する。外部端末13は、通信部3を介して、実施の形態15と同様の方法により、実施の形態1における再生信号調整部5において実行される処理の一部または全てを実行する。
このような構成をとることで、データ再生装置7で実行する処理量を少なくでき、搭載するマイコン・CPU・メモリなどの必要となるハードウェアリソースを少なくできる。従って、データ再生装置7のコストを低減でき、消費電力を削減できる。さらに、現在再生中のコンテンツから他のコンテンツへ切り替える際に、現在再生中のコンテンツがデータ再生装置7で処理されている状況を維持しながら、外部端末13に次に再生するコンテンツの取得要求を出すことができる。従って、再生信号調整部5が実行する処理分のタイムラグなしに次のコンテンツへと切り替えることができる。
さらに、実施の形態15ではデータ処理サーバ12にて処理を行うため、多数のユーザーが同様の処理を要求すると速度が低下するが、実施の形態16ではそれを回避できる。さらに、データ処理サーバ12がメンテナンス中や何らかの問題により該当サービスがダウン、もしくはサーバそのものがダウンしたとき、実施の形態15では実行できなくなるが、実施の形態16では実行できる。
外部端末13は、通信部3との接続に加え、直接ネットワーク2と接続してもよい。前述の通信部3を共用する場合と比べ通信速度が向上するため、容量の大きい高精細なデータであっても前述のデータ取得対応が容易である。
実施の形態1の再生信号調整部5の構成および処理をベースとする実施の形態16は一例であり、再生信号調整部5の構成および処理が実施の形態1ではなく、実施の形態4−14のいずれかであってもよい。
(実施の形態17)
図12は、本発明の実施の形態17に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図である。図11で示した実施の形態16では、データ再生装置7は直接ネットワーク2に接続したが、本実施の形態では直接接続せず、ネットワーク2と接続可能な外部端末13を通して間接的に接続する。実施の形態16と同じ部分については説明を省略する。
具体的には、外部端末13はデータ再生装置7に直接接続されており、通信することができる。例えば外部端末13として、フィーチャーフォン、スマートフォン、タブレット端末、PCなどが挙げられる。これらは一例であり、データ再生装置7と通信でき、その処理の一部を実行できる機器であれば、他の機器を用いても良い。通信部3は、外部端末13に対して、取得したいコンテンツを指定する。外部端末13は、その指示にしたがい取得したコンテンツをデータ再生装置7へ出力する。
このような構成をとることで、データ再生装置7は自らネットワークと接続するシステムを持たずに一連の処理を実行できるため、搭載するマイコン・CPU・メモリなどの必要となるハードウェアリソースが少なくできる。従って、データ再生装置のコストを低減でき、消費電力を削減できる。
実施の形態1の再生信号調整部5の構成および処理をベースとする実施の形態17は一例であり、再生信号調整部5の構成および処理が実施の形態1ではなく、実施の形態4−14のいずれかであってもよい。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。こられ実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば、実施の形態1のデータ再生装置7では、通信部3と再生部4と再生信号調整部5を設けたが、データ再生装置7には通信部3と再生部4を設け、再生信号調整部5を別体のモバイル機器に設けて、データ再生装置7とこのモバイル機器とを有線又はBluetooth(登録商標)やWiFi等の無線による通信経路で接続する構成としてもよい。この場合、この通信経路を介して、図9に示すように、再生部4から再生された動画像信号が再生信号調整部5に入力される。すなわち、少なくともモバイル機器側では、データ再生装置7によって再生された動画像信号の明度変動情報に関する情報を再生信号調整部5によって取得し、動画像信号の明度変動が、人間の周辺視野特性に与える影響を低減させるよう明度の変動幅を調整できればよい。
車両内に搭載されるデータ再生装置に利用可能である。
1 インターネットサーバ、 2 ネットワーク、 3 通信部、 4 再生部、 5 再生信号調整部、 6 提示部、 7 データ再生装置、 8 明度算出部、 9 変動測定部、 10 視野特性データ部、 11 変動抑制部、 12 データ処理サーバ、 13 外部端末、 14 使用環境データ部、 15 疲労検出部、 16 視聴環境検出部。

Claims (27)

  1. 動画を含むデータを再生する再生部と、
    再生された動画像信号の明度変動が、人間の周辺視野特性に与える影響を低減させるよう明度の変動幅を調整する再生信号調整部と、
    を備えたデータ再生装置。
  2. 前記再生信号調整部は、前記再生部が出力する前記動画像信号に対し、その明度変動が、人間の周辺視野の臨界フリッカー周波数以上に設定した閾値以下のときに、明度の変動幅を小さくすることを特徴とする、請求項1記載のデータ再生装置。
  3. 前記再生信号調整部は、前記再生部が出力する前記動画像信号に対し、その明度変動が、人間の周辺視野の臨界フリッカー周波数以上でかつ人間の中心視野の臨界フリッカー周波数以下であるいずれかの閾値以下のときに、明度の変動幅を小さくすることを特徴とする、請求項1記載のデータ再生装置。
  4. 前記明度の変動幅は、明度の振幅であることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載のデータ再生装置。
  5. 前記明度の変動幅は、一定時間内における明度の変化量であることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載のデータ再生装置。
  6. 前記再生信号調整部は、前記再生部が出力する前記動画像信号に対し、点滅領域が大きいほど、前記閾値を大きくすることを特徴とする、請求項2または3記載のデータ再生装置。
  7. 前記再生信号調整部は、前記再生部が出力する前記動画像信号に対し、前記動画像信号を表示するディスプレイサイズが大きいほど、前記閾値を大きくすることを特徴とする、請求項2または3記載のデータ再生装置。
  8. 前記再生信号調整部は、前記再生部が出力する前記動画像信号に対し、周辺視野で前記動画像信号を視聴する対象者の年齢が高いほど、前記閾値を小さくすることを特徴とする、請求項2または3記載のデータ再生装置。
  9. 前記再生信号調整部は、前記再生部が出力する前記動画像信号に対し、前記動画像信号を周辺視野で視聴する対象者が単眼で視聴するときは、両眼で視聴するときより前記閾値を大きくすることを特徴とする、請求項2または3記載のデータ再生装置。
  10. 前記再生信号調整部は、前記再生部が出力する前記動画像信号に対し、前記動画像信号の明度が高いほど、前記閾値を小さくすることを特徴とする、請求項2または3記載のデータ再生装置。
  11. 前記再生信号調整部は、前記再生部が出力する前記動画像信号に対し、前記動画像信号を周辺視野で視聴する対象者の疲労度が大きいほど、前記閾値を小さくすることを特徴とする、請求項2または3記載のデータ再生装置。
  12. 前記再生信号調整部は、前記再生部が出力する前記動画像信号に対し、前記動画像信号を周辺視野で視聴する対象者の疲労度が大きく、かつ前記対象者の年齢が高いほど、前記閾値の下げ幅をより大きくすることを特徴とする、請求項11記載のデータ再生装置。
  13. 前記再生信号調整部は、前記再生部が出力する前記動画像信号に対し、前記動画像信号を周辺視野で視聴する対象者の疲労度が大きい状態から回復するとき、前記対象者の年齢が低いほど、前記閾値の上げ幅をより大きくすることを特徴とする、請求項2または3記載のデータ再生装置。
  14. 前記再生信号調整部は、前記再生部が出力する前記動画像信号に対し、前記動画像信号を周辺視野で視聴する対象者が、前記動画像信号を盲点でとらえているときは処理を停止することを特徴とする、請求項2または3記載のデータ再生装置。
  15. 前記再生信号調整部は、前記再生部が出力する前記動画像信号に対し、前記動画像信号を周辺視野で視聴する対象者が、前記動画像信号を中心視野から離れた視野角度でとらえているほど、前記閾値を小さくすることを特徴とする、請求項2または3記載のデータ再生装置。
  16. 前記再生信号調整部は、前記再生部が出力する前記動画像信号に対し、前記動画像信号を周辺視野で視聴する対象者が、着席する座席が前方のとき、前記閾値を小さくすることを特徴とする、請求項2または3記載のデータ再生装置。
  17. 前記再生信号調整部は、前記再生部が出力する前記動画像信号に対し、前記動画像信号を周辺視野で視聴する対象者の眼球運動が大きいほど、前記閾値を大きくすることを特徴とする、請求項2または3に記載のデータ再生装置。
  18. 前記再生信号調整部は、明度の変動幅が増加するにつれ、その変動幅の低減量を増加させることを特徴とする、請求項1から17のいずれかに記載のデータ再生装置。
  19. 前記再生信号調整部は、明度の変動幅を小さくする際、色空間における明度以外の要素を維持することを特徴とする、請求項1から18のいずれかに記載のデータ再生装置。
  20. 前記再生信号調整部は、明度の変動幅を小さくする際、色空間における明度以外の要素の比率を維持することを特徴とする、請求項19に記載のデータ再生装置。
  21. 前記再生信号調整部は、明度変動の振幅を小さくする処理が動作開始または動作終了する前後において調整後の明度の差が大きいときは、動作開始前または動作開始後の一定区間において、明度変動を時間軸に対して平均化することを特徴とする、請求項1から20のいずれかに記載のデータ再生装置。
  22. 前記再生部は、人間の周辺視野または中心視野の臨界フリッカー周波数の1周期以上の長さの動画像信号を、前記再生信号調整部へ出力することを特徴とする、請求項1から21のいずれかに記載のデータ再生装置。
  23. 前記再生信号調整部が実施する処理について、その一部または全てを、インターネットサーバーまたは接続された端末で実行することを特徴とする、請求項1から22のいずれかに記載のデータ再生装置。
  24. インターネットを介して動画を含むデータを取得する通信部を、さらに備え、
    前記再生部は、前記通信部が取得したデータを再生することを特徴とする、請求項1から23のいずれかに記載のデータ再生装置。
  25. 無線通信を行うためのアンテナと、
    請求項1から24のいずれかに記載のデータ再生装置と、
    がワンチップ化された集積回路。
  26. 動画を含むデータを再生する再生部を有するデータ再生装置によって再生された動画像信号の明度変動に関する情報を取得してこの明度変動を調整するモバイル機器であって、
    再生された動画像信号の明度変動が、人間の周辺視野特性に与える影響を低減させるよう明度の変動幅を調整する再生信号調整部を備えたことを特徴とするモバイル機器。
  27. 動画を含むデータを再生する再生ステップと、
    再生された動画像信号の明度変動が、人間の周辺視野特性に与える影響を低減させるよう明度変動の振幅を調整する再生信号調整ステップと、
    を備えたデータ再生方法。
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