JP2014173801A - 容量可変式冷蔵庫 - Google Patents

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悟史 新井
Takeshi Nakamachi
剛 中町
Hideyuki Takasago
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Abstract

【課題】簡易な構成で、容易に冷蔵室及び冷凍室の容量を複数段切り替える。
【解決手段】筐体1内の奥壁に重力方向に沿って複数設けられた差込口14と、差込口14に対応して、筐体1内の側壁に設けられたレール15と、レール15に支持されるレール受け21及び差込口14に挿抜可能な突起23を有し、レール受け21がレール15に支持され突起23が差込口14に差し込まれることで、筐体1内を冷蔵室1a及び冷凍室1bに区分する仕切り2と、風路11に設けられ、差込口14に突起23が差し込まれることで、冷蔵室1aに対する開口部12を介した風量を冷蔵に適した風量に調整する風量調整機構16とを備えた。
【選択図】図5

Description

この発明は、筐体の奥壁内に重力方向(上下)に渡って冷気循環用の風路が設けられた冷蔵庫において、上下で温度帯を分ける仕切りを前後に抜き指しすることで冷蔵室及び冷凍室を区分する仕組みを持つ容量可変式冷蔵庫に関するものである。
従来から、マンション等の限られた住居空間に設置されるような冷蔵庫では、筐体内の固定仕切りにより冷蔵室と冷凍室とが区分されている。しかしながら、人によって食生活やライフスタイルが異なるため、冷蔵室及び冷凍室の必要な容量は異なる。また、同一人物であっても、季節による食材の量や種類の変化、家族の構成人数等の変化(出産や成長期、結婚等)によって、冷蔵室及び冷凍室の必要な容量は変化する。そこで、既存の温度切り替えではなく、ユーザが容易に冷蔵室及び冷凍室の容量を変えることができる冷蔵庫が求められている。
このような要求に対し、筐体内における仕切りの位置(高さ)を可変とすることで、仕切りの上下の空間の容量を可変とする容量可変式冷蔵庫が知られている(例えば特許文献1〜3参照)。
特許文献1,2に開示された方式では、仕切りを、筐体内の奥壁及び側壁に上下に渡って複数設けられた挿入ホールのいずれかに差し込むことで、又は、筐体内の側壁に上下に渡って複数設けられた固定ツメのいずれかに係合させることで、上下の空間の容量を変えている。また、特許文献1に開示された冷蔵庫は、上側の冷凍室の奥に冷却器室が設けられ、隔壁によって冷凍室と冷却器室とを分離する構造であり、仕切りの位置に応じて上記隔壁を延長するためのスクリーンが設けられている。なお、特許文献1,2に開示された冷蔵庫では、扉は上下の空間で共有である。
また、特許文献3に開示された方式では、上下の空間に個別の扉が設けられ、その扉とその間に位置する仕切りを上下逆さに配置可能とすることで、上下の空間の容量を可変としている。
特開平7−198246号公報 実開昭53−143161号公報 特開昭48−088533号公報
しかしながら、特許文献1に開示された方式では、冷蔵庫形式が古く、冷気を吹き出す機械部分の容積が小さいため、上下の空間で奥行の違う構造を基本としている。そのため、仕切り位置の可変幅は、隔壁及びスクリーンの長さに依存するという課題がある。また、仕切りは、筐体内の奥壁及び側壁に設けた挿入ホールにより固定することが前提であり、奥行方向及び左右方向で正確に固定する仕組みが必要となるという課題もある。
また、特許文献2に開示された方式では、詳細内容が不明であり、上下の空間の容量を可変した際に、どのようにして一方の空間を冷蔵室とし他方の空間を冷凍室として機能させるよう冷却を行うのかが不明である。
また、特許文献3に開示された方式では、原理的に、上下の空間の容量を2通りにしか切り替えできないという課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、簡易な構成で、容易に冷蔵室及び冷凍室の容量を複数段切り替え可能な容量可変式冷蔵庫を提供することを目的としている。
この発明に係る容量可変式冷蔵庫は、筐体の奥壁内に重力方向に設けられた風路と、当該風路に沿って複数設けられ、当該筐体内に通じた開口部と、当該筐体内に対し当該開口部を介して冷凍に適した風量で吹き出し及び吸い込みを行う冷気循環機構と、筐体内の奥壁に重力方向に沿って複数設けられた差込口と、差込口に対応して、筐体内の側壁に設けられた支持部と、支持部に支持される被支持部及び差込口に挿抜可能な突起を有し、当該被支持部が当該支持部に支持され当該突起が当該差込口に差し込まれることで、筐体内を冷蔵室及び冷凍室に区分する仕切りと、風路に設けられ、差込口に突起が差し込まれることで、冷蔵室に対する開口部を介した風量を冷蔵に適した風量に調整する風量調整機構とを備えたものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、簡易な構成で、容易に冷蔵室及び冷凍室の容量を複数段切り替え可能となる。
この発明の実施の形態1に係る容量可変式冷蔵庫の構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1における筐体内の構成を示す一部断面斜視図である。 この発明の実施の形態1における仕切りの構成を示す斜視図であり、(a)前面から見た図であり、(b)背面から見た図である。 この発明の実施の形態1における風量調整機構の構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1における風量調整機構の動作を示す一部断面斜視図であり、(a)開口部を開いた状態を示す図であり、(b)一部の開口部を閉じた状態を示す図である。 この発明の実施の形態2における風量調整機構の構成を示す断面図であり、(a)風路を解放した状態を示す図であり、(b)風路を狭めた状態を示す図である。 この発明の実施の形態3における風量調整機構の構成を示す断面図であり、(a)風路を解放した状態を示す図であり、(b)風路を狭めた状態を示す図である。 この発明の実施の形態4におけるレール及びレール受けの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態5における容量可変式冷蔵庫の構成を示す正面図である。 この発明の実施の形態6に係る容量可変式冷蔵庫の構成を示す一部断面図示した分解斜視図である。 この発明の実施の形態6における自動製氷機構の端子と筐体の端子受けとの接続を説明する断面図である。 この発明の実施の形態7に係る容量可変式冷蔵庫の構成を示す断面図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る容量可変式冷蔵庫の構成を示す斜視図であり、図2は筐体1内の構成を示す一部断面斜視図であり、図3は仕切り2の構成を示す斜視図であり、図4は風量調整機構16の構成を示す斜視図であり、風量調整機構16の動作を示す一部断面斜視図である。
容量可変式冷蔵庫は、図1に示すように、前面が開口した筐体1と、筐体1内における位置(高さ)が複数段可変であり、冷蔵室1a及び冷凍室1bを区分する仕切り2と、筐体1の前面に設けられた冷蔵室1a及び冷凍室1bで共有の扉3とを備えている。なお以下では、仕切り2により区分された筐体1内の上側の空間を冷蔵室1aとし、下側の空間を冷凍室1bとする場合について説明する。
筐体1の奥壁内には、図2に示すように、重力方向(上下)に渡って冷気循環用の風路11が設けられている。なお図2では、風路11が略U字型に構成され、一方の長辺が筐体1内への冷気吹き出し用に用いられ、他方の長辺が筐体1内の空気の吸い込み用に用いられる。また、風路11には、上下に渡って筐体1内に通じた開口部12が複数設けられている。なお図2では、複数個の開口部12を1組として複数段設けた場合を示している。また、風路11の下部には、筐体1内に対し開口部12を介して冷凍に適した風量で吹き出し及び吸い込みを行う冷気循環機構13が設けられている。すなわち、仕切り2が筐体1内に差し込まれていない状態では、筐体1内全体が冷凍室1bとして機能することになる。
また、筐体1内の奥壁には、上下に渡って差込口14が複数設けられている。図2では、1組の開口部12に対応して、その下部に1つの差込口14が設けられている。また、筐体1内の側壁には、差込口14に対応して配置された凸状のレール(支持部)15が前後方向に沿って設けられている。
一方、仕切り2の側面には、図3(a)に示すように、レール15に支持され、仕切り2の側面と筐体1の側壁との間の隙間をなくす凹状のレール受け(被支持部)21が設けられている。また、仕切り2の前面には、仕切り2が筐体1内に差し込まれた状態で扉3が閉じられた際に、扉3と仕切り2との間の隙間をなくすよう密着する弾性変形可能なガスケット22が設けられている。また、仕切り2の背面には、図3(b)に示すように、差込口14に挿抜可能な突起23が設けられている。なお、突起23の先端側には、下方に傾斜した傾斜面231が形成されている。
そして、仕切り2は、レール受け21がレール15に支持され突起23が差込口14に差し込まれることで、筐体1内を冷蔵室1a及び冷凍室1bに区分する。
また、図4,5に示すように、風路11には、差込口14に突起23が差し込まれることで、冷蔵室1aに対する開口部12を介した風量を冷蔵に適した風量に調整する風量調整機構16が設けられている。実施の形態1では、風量調整機構16として、差込口14に対応して上下に渡って複数連結して設けられ、差込口14に突起23が差し込まれることで、自身が上方に移動して冷蔵室1a側の所定の開口部12を遮蔽する遮蔽板161が設けられている。
図4に示すように、遮蔽板161の下端には、傾斜面1611が形成されている。この傾斜面1611は、仕切り2の突起23が差込口14に差し込まれていない場合に当該差込口14の下端に位置し、仕切り2の突起23が差込口14に差し込まれることで当該突起23と当接し、遮蔽板16を上方に移動させるためのものである。また、遮蔽板161の主面には、開口部1612が設けられている。この開口部1612は、仕切り2が差し込まれていない場合には1組の開口部12を全て開いた状態とし、仕切り2が差し込まれた場合には、当該1組の開口部12のうち、冷蔵に適した風量となる分の開口部12だけを開いた状態とするためのものである。
また、風路11には、遮蔽板161を上下方向にガイドするガイド部17が設けられている。また、遮蔽板161には、このガイド部17に沿って摺動するガイド受け1613が設けられている。
このように構成された遮蔽板161は、1組の開口部12に対して1枚ずつ設けられている。また、遮蔽板161の上端には別の遮蔽板161の下端が当接している。これにより、仕切り2の突起23が差込口14に差し込まれることで、対応する遮蔽板161が上方に移動した際に、当該遮蔽板161の上に配置された全ての遮蔽板161も上方に移動させることができ、仕切り2の上側の空間(冷蔵室1a)に対して冷蔵に適した風量とすることができる。
そして、遮蔽板161は、図5(a)に示すように、仕切り2の突起23が差込口14に差し込まれていない状態では、下端が差込口14の下端に位置し、対応する1組の開口部12(図5では4つの開口部12)を全て開いた状態となっている。この場合には、筐体1内全体が冷凍室1bとして機能することになる。
一方、図5(b)に示すように、仕切り2が筐体1内のある位置の差込口14に差し込まれた場合、対応する遮蔽板161の下端の傾斜面1611が仕切り2の突起23と当接し、遮蔽板161が上側に押し上げられる。これにより、1組の開口部12のうち、冷蔵に適した風量となる分の開口部12(図5では上側の2つの開口部12)だけを残して、他の開口部12を塞ぐ。また、この遮蔽板161の上に配置された遮蔽板161についても同様に、所定の開口部12を塞ぐ。その結果、仕切り2より上側の空間を冷蔵室1aとして機能させることができる。
なお、図5(b)に示す状態から仕切り2が差込口14から引き抜かれた場合には、対応する遮蔽板161及び当該遮蔽板161より上に配置された遮蔽板161は、自重によって下方に下がる。これにより、図5(a)に示す状態に戻り、対応する1組の開口部12を全て開く。
以上のように、この実施の形態1によれば、筐体1内の奥壁に重力方向に沿って複数設けられた差込口14と、差込口14に対応して、筐体1内の側壁に設けられたレール15と、レール15に支持されるレール受け21及び差込口14に挿抜可能な突起23を有し、レール受け21がレール15に支持され突起23が差込口14に差し込まれることで、筐体1内を冷蔵室1a及び冷凍室1bに区分する仕切り2と、風路11に設けられ、差込口14に突起23が差し込まれることで、冷蔵室1aに対する開口部12を介した風量を冷蔵に適した風量に調整する風量調整機構16(遮蔽板161)とを備えるように構成したので、電子機器や高価・複雑な機器を用いることなく簡易かつ低コストな構成で、容易に冷蔵室1a及び冷凍室1bの容量を複数段切り替え可能となる。その結果、食生活やライフスタイルの違い、季節や家族の構成人数等の変化に応じて、冷蔵室1a及び冷凍室1bを効率よく使用することができる。また、冷蔵室1a及び冷凍室1bを適宜変更可能とすることで、運転負荷を下げて省エネを実現することが可能となる。
なお上記では、仕切り2により区分された筐体1内の上側の空間を冷蔵室1aとし、下側の空間を冷凍室1bとした場合について示したが、逆に、仕切り2より上側の空間を冷凍室1bとし、下側の空間を冷蔵室1aとしてもよい。この場合には、遮蔽板161は、差込口14に仕切り2の突起23が差し込まれた際に、下方に移動して、下部の開口部12を遮蔽する。また、差込口14から仕切り2が引き抜かれた際に遮蔽板161を上方へ移動させる必要があるため、遮蔽板161にはばね等の付勢手段が取り付けられる。
また上記では、筐体1内の側壁に支持部としてレール15を設け、仕切り2の側面に被支持部としてレール15に支持されるレール受け21を設けた場合について示した。これに対して、逆に、筐体1内の側壁に支持部としてレール受けを設け、仕切り2の側面に被支持部として当該レール受けに支持されるレールを設けてもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、風量調整機構16として遮蔽板161を用い、仕切り2の差し込みに応じて所定の開口部12を閉じることで、仕切り2より上側の空間に対して冷蔵に適した風量とする場合について示した。それに対して、実施の形態2では、風量調整機構16として、差込方向に移動可能なコマ部材162を用い、仕切り2の差し込みに応じて風路11内の断面積を狭める場合について示す。
図6はこの発明の実施の形態2における風量調整機構16の構成を示断面図である。
図6に示すように、風路11には、風量調整機構16として、差込口14に位置し、差込口14に突起23が差し込まれることで、自身が差込方向に移動して風路11の断面積を狭めるコマ部材162が設けられている。このように、仕切り2が差し込まれた位置での風路11の断面積を狭めることで、風路11の下部に設けられた冷気循環機構13から冷蔵室1a側への風量を当該断面積が狭められた部分で減少させることができる。その結果、仕切り2より上側の冷蔵室1aに対する開口部12を介した風量を冷蔵に適した風量とすることができる。なお、コマ部材162により狭められる風路11の断面積は、仕切り2より上側の冷蔵室1aに対する開口部12を介した風量を冷蔵に適した風量とすることができる断面積となるよう予め設計されている。
また、風量調整機構16には、コマ部材162を差込口14側に付勢する付勢手段(例えば板ばね等)163が設けられている。これにより、仕切り2が差し込まれていない状態では、コマ部材162を差込口14内に位置させることができる。
以上のように、この実施の形態2によれば、風量調整機構16として、仕切り2の差し込みに応じて差込方向に移動して風路11の断面積を狭めるコマ部材162を用いるように構成しても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
実施の形態1では風量調整機構16として遮蔽板161を用い、実施の形態2ではコマ部材162を用いた場合について示した。それに対して、実施の形態3では、風量調整機構16として、差込口14の上部に回動軸164aを有する蓋部材164を用いた場合について示す。
図7はこの発明の実施の形態3における風量調整機構16の構成を示す断面図である。
図7に示すように、風路11には、風量調整機構16として、差込口14の上部に回動軸164aを有し、差込口14に突起23が差し込まれることで、自身が回動軸164aを中心に回動して風路11の断面積を狭める蓋部材164が設けられている。このように、仕切り2が差し込まれた位置での風路11の断面積を狭めることで、風路11の下部に設けられた冷気循環機構13から冷蔵室1a側への風量を当該断面積が狭められた部分で減少させることができる。その結果、仕切り2より上側の冷蔵室1aに対する開口部12を介した風量を冷蔵に適した風量とすることができる。なお、蓋部材164により狭められる風路11の断面積は、仕切り2より上側の冷蔵室1aに対する開口部12を介した風量を冷蔵に適した風量とすることができる断面積となるよう予め設計されている。
なおこの場合には、仕切り2の突起23は、図7のように差込口14と略同一な大きさのものに限らず、蓋部材164を回動できればよく、例えば細い棒状の突起であってもよい。
以上のように、この実施の形態3によれば、風量調整機構16として、仕切り2の差し込みに応じて回動して風路11の断面積を狭める蓋部材164を用いるように構成しても、実施の形態1,2と同様の効果を得ることができる。
また、実施の形態3の風量調整機構16では、蓋部材164に付勢手段を取り付ける必要はなく、仕切り2が差込口14から抜かれた際に蓋部材164は自重で元の位置に戻るため、実施の形態2より簡易な構成で風量調整機構16を実現可能である。
実施の形態4.
実施の形態1〜3では、筐体1内の側壁に凸状のレール15を設けた場合について示した。それに対して、実施の形態4では、レール15bを山切り形状とした場合について示す。
図8はこの発明の実施の形態4におけるレール15b及びレール受け21bの構成を示す斜視図である。
図8に示すように、実施の形態4における筐体1内の側壁に設けられたレール15bは、仕切り2の差込方向から見た断面が、山切り形状となるように構成されている。また、仕切り2の側面に設けられたレール受け21bについても同様に、仕切り2の差込方向から見た断面が、山切り形状のレール15bと係合する山切り形状に構成されている。
以上のように、この実施の形態4によれば、レール15bを山切り形状とすることで、実施の形態1における効果に加えて、筐体1内の美観を高めるとともに、筐体1のレール15b部分の清掃を容易とすることができる。
実施の形態5.
実施の形態5では、仕切り2の下部に、筐体1内に収納されるケース4を支持可能なレール24を追加した構成について示す。
図9はこの発明の実施の形態5における容量可変式冷蔵庫の構成を示す正面図である。なお図9では、実施の形態5に関連する部分以外の構成(開口部12等)についてはその図示を省略している。
図9に示すように、仕切り2の両側面には、下部にケース4を支持可能なレール24が設けられている。なお図9では、レール24の係止片241が内側を向いている場合を示しているが、外側を向いていてもよく、ケース4の形状に応じて適宜変更可能である。
以上のように、この実施の形態5によれば、仕切り2の下部にケース4を支持可能なレール24を追加したので、実施の形態1における効果に加え、仕切り2下部のケース4に収納された物の出し入れがしやすくなる。また、ケース4のためのレールを筐体1内の側壁に別途設ける必要がなくなるため、筐体1内の美観を向上させることができる。
実施の形態6.
実施の形態6では、実施の形態5の構成に加えて、仕切り2及び仕切り2下部に設けたケース4に自動製氷機構5を追加したものについて示す。
図10はこの発明の実施の形態6に係る容量可変式冷蔵庫の構成を示す一部断面図示した分解斜視図であり、図11は自動製氷機構5の端子55と筐体1の端子受け56との接続を説明する側面図である。なお実施の形態6に示す容量可変式冷蔵庫では、仕切り2により区分された筐体1内の上側の空間を冷蔵室1aとし、下側の空間を冷凍室1bとした場合に限る。
図10に示すように、仕切り2の上部には、自動製氷用の給水ユニット51が取り付けられている。また、仕切り2の下部に支持されたケース4内には、製氷皿52が設けられている。また、仕切り2には、給水ユニット51から製氷皿52に通じた給水穴53が設けられている。また、仕切り2には、給水穴53を介して給水ユニット51から製氷皿52へ給水を行う給水ポンプ54が設けられている。この給水ポンプ54には、筐体1内に設けられた電源部6と接続するための端子55が接続されている。
一方、筐体1内の奥壁には、差込口14に対応して、給水ポンプ54の端子55と筐体1に設けられた電源部6とを電気的に接続する端子受け56が設けられている。なお端子受け56は、筐体1の奥壁内のコードを介して電源部6と接続されている。また、この端子受け56としては、例えば図11に示すような、ばねを用いたものが挙げられる。
以上のように、この実施の形態6によれば、仕切り2及び仕切り2下部に設けたケース4に自動製氷機構5を追加したので、実施の形態5の効果に加えて、仕切り2下側のケース4を氷の貯氷箱として活用でき、仕切り2を筐体1内のどの位置にセットしても自動製氷機能を持たせることが可能となる。
実施の形態7.
実施の形態1〜6では、筐体1前面に扉3を1枚設けて、冷蔵室1a及び冷凍室1bで共有させた場合について示した。それに対して、実施の形態7では、冷蔵室1a及び冷凍室1bに対して個別に扉3bを設けた場合について示す。なお。この実施の形態7では、ユーザが冷蔵室1a及び冷凍室1bの容量を変更することを想定したものではなく、冷蔵庫の製造時に、仕切り2の位置を変えるだけで、冷蔵室1a及び冷凍室1bの容量がそれぞれ異なる複数種類の冷蔵庫を容易に製造可能とすることを想定したものである。
図12はこの発明の実施の形態7に係る容量可変式冷蔵庫の構成を示す断面図である。
図12に示すように、筐体1内の前面には、冷蔵室1a及び冷凍室1bで個別の扉3bがそれぞれ設けられている。
また、扉3bの裏面には、仕切り2が筐体1内に差し込まれた状態で扉3bが閉じられた際に、扉3bと仕切り2との間の隙間をなくすよう密着する弾性変形可能なガスケット31が設けられている。
以上のように、この実施の形態7によれば、扉3bを冷蔵室1a及び冷凍室1bで個別に設けるようにしても、冷蔵庫本体側の部品の共通化が図れ、成型費用や管理の手間を省くことができる。さらに販売や要望に合わせて比較的簡単に、低コストで多くの冷蔵庫を効率よく造り分けられる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 筐体、1a 冷蔵室、1b 冷凍室、2 仕切り、3,3b 扉、4 ケース、5 自動製氷機構、6 電源部、11 風路、12 開口部、13 冷気循環機構、14 差込口、15,15b レール、16 風量調整機構、17 ガイド部、21,21b レール受け、22 ガスケット、23 突起、24 レール、31 ガスケット、51 給水ユニット、52 製氷皿、53 給水穴、54 給水ポンプ、55 端子、56 端子受け、161 遮蔽板、162 コマ部材、163 付勢手段、164a 回動軸、164 蓋部材、231 傾斜面、241 係止片、1611 傾斜面、1612 開口部、1613 ガイド受け。

Claims (10)

  1. 筐体の奥壁内に重力方向に設けられた風路と、当該風路に沿って複数設けられ、当該筐体内に通じた開口部と、当該筐体内に対し当該開口部を介して冷凍に適した風量で吹き出し及び吸い込みを行う冷気循環機構とを備えた容量可変式冷蔵庫であって、
    前記筐体内の奥壁に重力方向に沿って複数設けられた差込口と、
    前記差込口に対応して、前記筐体内の側壁に設けられた支持部と、
    前記支持部に支持される被支持部及び前記差込口に挿抜可能な突起を有し、当該被支持部が当該支持部に支持され当該突起が当該差込口に差し込まれることで、前記筐体内を冷蔵室及び冷凍室に区分する仕切りと、
    前記風路に設けられ、前記差込口に前記突起が差し込まれることで、前記冷蔵室に対する前記開口部を介した風量を冷蔵に適した風量に調整する風量調整機構とを備えた
    ことを特徴とする容量可変式冷蔵庫。
  2. 前記風量調整機構は、
    前記差込口に対応して重力方向に沿って複数連結して設けられ、前記差込口に前記突起が差し込まれることで、自身が重力方向に移動して前記冷蔵室側の所定の前記開口部を遮蔽する遮蔽板を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の容量可変式冷蔵庫。
  3. 前記風量調整機構は、
    前記差込口に位置し、前記差込口に前記突起が差し込まれることで、自身が差込方向に移動して前記風路の断面積を狭めるコマ部材と、
    前記コマ部材を前記差込口側に付勢する付勢手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の容量可変式冷蔵庫。
  4. 前記風量調整機構は、
    前記差込口の重力方向上部に回動軸を有し、前記差込口に前記突起が差し込まれることで、自身が当該回動軸を中心に回動して前記風路の断面積を狭める蓋部材を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の容量可変式冷蔵庫。
  5. 前記支持部及び前記被支持部は、前記仕切りの差込方向から見た断面が山切り形状である
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の容量可変式冷蔵庫。
  6. 前記仕切りの下部に設けられ、前記筐体内に収納されるケースを支持可能なレールを備えた
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の容量可変式冷蔵庫。
  7. 前記仕切りにより区分された前記筐体内の上側の空間が前記冷蔵室であり、下側の空間が前記冷凍室であり、
    前記仕切りの上部に設けられた自動製氷用の給水ユニットと、
    前記ケース内に設けられた製氷皿と、
    前記仕切りに設けられ、前記給水ユニットから前記製氷皿に通じた給水穴と、
    前記給水穴を介して前記給水ユニットから前記製氷皿へ給水を行う給水ポンプとを備えた
    ことを特徴とする請求項6記載の容量可変式冷蔵庫。
  8. 前記遮蔽板は、前記差込口に前記突起が差し込まれることで、自身より下方の前記開口部を遮蔽し、
    前記風量調整機構は、
    前記遮蔽板を上方に付勢する付勢手段を備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の容量可変式冷蔵庫。
  9. 前記筐体内の前面に設けられた前記冷蔵室及び前記冷凍室で共有の扉と、
    前記仕切りの前面に設けられ、当該仕切りが前記筐体内に差し込まれた状態で前記扉が閉じられた際に、当該扉と当該仕切りとの間の隙間をなくすガスケットと
    を備えたことを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の容量可変式冷蔵庫。
  10. 前記筐体内の前面に設けられた前記冷蔵室及び前記冷凍室で個別の扉と、
    前記扉に設けられ、前記仕切りが前記筐体内に差し込まれた状態で前記扉が閉じられた際に、当該扉と当該仕切りとの間の隙間をなくすガスケットと
    を備えたことを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の容量可変式冷蔵庫。
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