JP2014167829A - 入力支援装置、入力支援方法、及び、プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】判定部15は、撮像部14により撮像された使用者の顔の画像から表情を判定する。変換候補選択部17は、判定部15により検出された表情に対応した変換候補テーブル8を選択し、この選択した変換候補テーブル8から、入力部12により入力された未確定文字列や確定入力文字列に対応した候補文字列のリストと各候補文字列の表示順を取得すると、取得した候補文字列を表示順に表示部18に表示させる。
【選択図】図1
Description
例えば、業務用及び個人用を兼用している1台の携帯電話において使用頻度に応じた候補文字列の配置を行うと、業務用途での文字列の入力のほうが多い場合は、業務用途での文字列の使用頻度に基づいて未確定文字列や確定入力された文字列に対する候補文字列が配置される。しかし、業務用途で頻繁に使用する語句と、個人用途で頻繁に使用する語句とは異なる場合が多い。そのため、業務用途での文字入力を行なう時には利便性が向上する一方、個人用途で文字入力を行う時には、かえってキー操作が増えてしまい、利便性が損なわれることがある。
図1は、本発明の一実施形態による入力支援装置10の構成を示すブロック図である。同図に示すように、入力支援装置10は、記憶部11、入力部12、制御部13、撮像部14、判定部15、表情記憶部16、変換候補選択部17、及び、表示部18を備えて構成される。
図3は、文字入力モード遷移処理の処理フローである。
使用者が、図2に示す携帯電話装置1のキー入力部2により、メール作成やメモ作成などのアプリケーションの起動指示を入力すると、文字入力モードへの遷移が行われる。するとまず、制御部13は、カメラ部3を起動し、使用者の顔の撮影を指示する。カメラ部3は、使用者の顔を撮影すると、撮影された画像データを判定部15に出力する(ステップS110)。判定部15は、受信した画像データから使用者の表情を判定し(ステップS120)、判定した表情を表すパラメータ“表情”を表情記憶部16に書き込む(ステップS130)。
図3に示す文字入力モード遷移処理の後、使用者がキー入力部2により文字入力を行うと、変換候補選択部17は、表情記憶部16に書き込まれているパラメータ“表情”を取得し、パラメータ“表情”が「笑い」を示している場合は(ステップS210:YES)、変換候補テーブル8−1を選択し(ステップS220)、「怒り」を示している場合は(ステップS210:NO、ステップS230:YES)、変換候補テーブル8−2を選択し(ステップS240)、「笑い」及び「怒り」のいずれにも該当しない場合は(ステップS210:NO、ステップS230:NO)、変換候補テーブル8−3を選択する(ステップS250)。
同図に示すように、入力フィールド部5には、使用者が入力確定した文字列「久しぶり」が表示されている。
同図に示すように、入力フィールド部5には、使用者がキー入力部2により入力した未確定文字列「いらい」が表示されている。
例えば、業務用途で使用している場合よりも、個人用途で使用している場合のほうが「笑い」や「怒り」などの表情が現われやすく、これを利用して業務用途の辞書と個人用途の辞書とを選択するようにすることができる。
具体的には、メール作成等の文字入力モードの起動時に、携帯電話装置に具備されたカメラを用いて使用者の表情を撮像して表情を検出し、表情毎に異なる変換候補テーブルを選択することで、優先表示する変換候補文字列、あるいは、次入力候補文字列の配置を変え、より少ないキー操作で使用者が望む候補文字列を選択することが可能となる。
これにより、入力時の状況に応じた少ないキー操作で適切な候補文字列を選択可能であるという効果を得られる。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
2…キー入力部
3…カメラ部
4…ディスプレイ部
5…入力フィールド部
6…候補選択フィールド部
7…カーソルキー部
8…変換候補テーブル
10…入力支援装置
11…記憶部
12…入力部
13…制御部
14…撮像部
15…判定部
16…表情記憶部
17…変換候補選択部
18…表示部
Claims (7)
- 入力文字列に対応した候補文字列のリストを表す変換候補テーブルを表情毎に記憶する記憶部と、
使用者の表情を判定する判定部と、
前記記憶部から前記判定部による表情の判定結果に対応した前記変換候補テーブルを選択し、選択した前記変換候補テーブルから入力文字列に対応した候補文字列のリストを取得して表示させる変換候補選択部と、
を備えることを特徴とする入力支援装置。 - 前記変換候補テーブルは、前記候補文字列の表示順の情報をさらに含み、
前記変換候補選択部は、選択した前記変換候補テーブルからさらに前記候補文字列の表示順を取得し、取得した前記表示順に従って前記候補文字列を表示させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の入力支援装置。 - 使用者の顔を撮像する撮像部をさらに備え、
前記判定部は、前記撮像部が撮像した画像から表情を判定する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の入力支援装置。 - 前記記憶部は、前記変換候補テーブルを時間帯毎に記憶し、
変換候補選択部は、現在の時間に対応した前記変換候補テーブルを選択する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の入力支援装置。 - 携帯電話装置であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の入力支援装置。
- 入力文字列に対応した候補文字列のリストを表す変換候補テーブルを表情毎に記憶する記憶部を備えた入力支援装置に用いられる入力支援方法であって、
判断部が、使用者の表情を判定する判定過程と、
変換候補選択部が、前記記憶部から前記判定過程における表情の判定結果に対応した前記変換候補テーブルを選択し、選択した前記変換候補テーブルから入力文字列に対応した候補文字列のリストを取得して表示させる変換候補選択過程と、
を有することを特徴とする入力支援方法。 - 入力支援装置として用いられるコンピュータを、
入力文字列に対応した候補文字列のリストを表す変換候補テーブルを表情毎に記憶する記憶部、
使用者の表情を判定する判定部、
前記記憶部から前記判定部による表情の判定結果に対応した前記変換候補テーブルを選択し、選択した前記変換候補テーブルから入力文字列に対応した候補文字列のリストを取得して表示させる変換候補選択部、
として機能させることを特徴とするプログラム。
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JP2014117530A JP2014167829A (ja) | 2014-06-06 | 2014-06-06 | 入力支援装置、入力支援方法、及び、プログラム |
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