JP2014167717A - 緑地評価装置、及び緑地評価方法 - Google Patents

緑地評価装置、及び緑地評価方法 Download PDF

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Abstract

【課題】緑地を人間に対する心理的、生理的効果が高くなるように整備することを支援する。
【解決手段】計測部12は、緑地の空間形態の評価、行動によって認知された効果、健康関連QOL(Quality Of Life)の満足度を計測する。因子分析部13は、空間形態と緑地の空間形態の評価との関係を表わす第1の因子と、利用行動と行動によって認知された効果との関係を表す第2の因子と、健康関連QOLと健康関連QOLの満足度との関係を表す第3の因子とを求める。モデル構築部14は、空間形態と第1の因子、利用形態と第2の因子、健康関連QOLと第3の因子を関連付けし、緑地・健康関連QOL影響構造モデルを構築する。構造方程式モデリング部15は、緑地・健康関連QOL影響構造モデルを分析し、パス係数と、決定係数と、因子得点とを算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、緑地評価装置、及び緑地評価方法に関する。
樹林の存在する緑地には、ヒートアイランドの緩和、雨水保持、大気浄化等の環境に対する効果が存在するのみならず、心身の健康や癒し等の人間に対する効果が存在すると考えられている。特許文献1には、人間が森林浴を行うことによる生理的効果を評価する方法が記載されている。
特許第3942186号公報
しかしながら、特許文献1は、既に存在する緑地の生理的効果を評価する方法を示すのみであり、緑地をどのように整備すれば、より人間に対する心理的、生理的効果が高くなるかを示すものではない。ここで、公園や広場等における緑地を、人間にとってリラックスできるような場所にしようとする場合、より人間に対する心理的、生理的効果が高くなるように整備することが望ましい。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、緑地を人間に対する心理的、生理的効果が高くなるように整備することを支援することができる緑地評価装置、及び緑地評価方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、緑地の空間形態の評価と、行動によって認知された効果と、健康関連QOLの満足度とを計測する計測部と、前記計測部によって計測された、前記緑地の空間形態の評価と、前記行動によって認知された効果と、前記健康関連QOLの満足度とに対して因子分析を行うことによって、空間形態と前記緑地の空間形態の評価との関係を表す第1の因子と、利用行動と前記行動によって認知された効果との関係を表す第2の因子と、健康関連QOLと前記健康関連QOLの満足度との関係を表す第3の因子とを、求める因子分析部と、前記空間形態と前記利用行動と前記健康関連QOLとの関係を表すモデルに基づいて、前記第1の因子に関連付けられている前記空間形態と、前記第2の因子に関連付けられている前記利用行動と、前記第3の因子に関連付けられている前記健康関連QOLとを関連付し、緑地・健康関連QOL影響構造モデルを構築するモデル構築部と、構造方程式モデリングに基づいて、前記緑地・健康関連QOL影響構造モデルを分析し、各因子の影響度合いを表すパス係数と、決定係数と、因子得点とを算出する構造方程式モデリング部と、を備えることを特徴とする。
本発明は、上述の緑地評価装置において、前記モデル構築部は、前記緑地の空間形態の評価と前記第1の因子とを関連付けし、前記行動によって認知された効果と前記第2の因子とを関連付けし、前記健康関連QOLの満足度と前記第3の因子とを関連付ける、ことを特徴とする。
本発明は、上述の緑地評価装置において、前記構造方程式モデリング部は、前記空間形態から前記健康関連QOLに対するパス係数と、前記空間形態から前記利用行動を介して前記健康関連QOLに対するパス係数とを算出する、ことを特徴とする。
本発明は、上述の緑地評価装置において、緑地の空間形態の評価と、行動によって認知された効果と、健康関連QOLの満足度とを計測する計測ステップと、前記計測ステップで計測された、前記緑地の空間形態の評価と、前記行動によって認知された効果と、前記健康関連QOLの満足度とに対して因子分析を行うことによって、空間形態と前記緑地の空間形態の評価との関係を表す第1の因子と、利用行動と前記行動によって認知された効果との関係を表す第2の因子と、健康関連QOLと前記健康関連QOLの満足度との関係を表す第3の因子とを、求める因子分析ステップと、前記空間形態と前記利用行動と前記健康関連QOLとの関係を表すモデルに基づいて、前記第1の因子に関連付けられている前記空間形態と、前記第2の因子に関連付けられている前記利用行動と、前記第3の因子に関連付けられている前記健康関連QOLとを関連付し、緑地・健康関連QOL影響構造モデルを構築するモデル構築ステップと、構造方程式モデリングに基づいて、前記緑地・健康関連QOL影響構造モデルを分析し、各因子の影響度合いを表すパス係数と、決定係数と、因子得点とを算出する構造方程式モデリングステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
この発明によれば、緑地の人間に対する心理的、生理的効果を評価することで、緑地と健康との関係を評価することができる。そして、この評価結果を参考に、緑地の人間に対する心理的、生理的効果が高くなるような緑地設計を支援することができることができる。
本実施形態による緑地評価装置を用いた緑地評価システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態による、緑地の生活の質に対する影響構造を示す概念図である。 本実施形態による、緑地の生活の質に対する影響構造を構築する際の考え方を示す概念図である。 本実施形態の計測部12によって計測される、緑地の空間形態の評価を示す図である。 本実施形態の計測部12によって計測される、利用行動によって認知された効果を示す図である。 本実施形態の計測部12によって計測される、健康関連QOLの満足度を示す図である。 本実施形態における、調査項目(観測変数)を測定する際に端末装置30−1〜30−nの画面の表示例を示す模式図である。 本実施形態の因子分析部13による、緑地の空間形態の評価に関する因子(第1の因子)を示す図である。 本実施形態による、空間形態の影響構造を示す概念図である。 本実施形態の因子分析部13による、利用行動によって認知された効果に関する因子(第2の因子)を示す図である。 本実施形態による、利用行動の影響構造を示す概念図である。 本実施形態の因子分析部13による、健康関連QOLの満足度に関する因子(第3の因子)を示す図である。 本実施形態による、健康関連QOLの影響構造を示す概念図である。 本実施形態のモデル構築部14により構築される、緑地・健康関連QOL影響構造を示す概念図である。 本実施形態の構造方程式モデリング部15による、緑地・健康関連QOL影響構造の分析結果を示す概念図である。 本実施形態の構造方程式モデリング部15により分析された、空間形態・利用行動と観測変数との関係の強さ(影響度合い)を示す図である。 本実施形態の構造方程式モデリング部15により分析された、行動クラスター別の健康効果(因子得点)の評価を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による緑地評価装置を用いた緑地評価システムの構成を示すブロック図である。図1において、緑地評価装置10は、インターネットなどのネットワーク20に接続されている。該ネットワーク20には、複数の端末装置30−1、30−2、…、30−nが接続されている。複数の端末装置30−1、30−2、…、30−nは、パーソナルコンピュータや、携帯情報端末などからなり、ネットワーク20を介して、緑地評価装置10に接続(アクセス)することによって、緑地の生活に対する影響などの結果を表す情報を、ユーザからの操作に応じて入力し、緑化評価装置10に送信する。
緑地評価装置10は、通信部11、計測部12、因子分析部13、モデル構築部14、構造方程式モデリング部15、入力部16、出力部17、観測結果記憶部18、及び構造モデル記憶部19を備えている。通信部11は、ネットワーク20に接続し、複数の端末装置30−1〜30−nとの間で各種情報の送受信を行う。計測部12は、緑地の空間形態の評価、行動によって認知された効果、健康関連QOL(Quality Of Life)の満足度を計測する。具体的には、計測部12は、ネットワーク20を介して接続された端末装置30−1〜30−nの入力画面(後述)から、ユーザによって各調査項目に対する回答を入力してもらい、これを集計することで計測する。
因子分析部13は、計測部12によって計測された、緑地の空間形態の評価、行動によって認知された効果、健康関連QOLの満足度に対して因子分析を行うことによって、空間形態と緑地の空間形態の評価との関係を表す第1の因子と、利用行動と行動によって認知された効果との関係を表す第2の因子と、健康関連QOLと前記健康関連QOLの満足度との関係を表す第3の因子とを求める。また、因子分析部13は、緑地の空間形態の評価と第1の因子とを関連付けし、行動によって認知された効果と第2の因子とを関連付けし、健康関連QOLの満足度と第3の因子とを関連付ける。なお、第1の因子、第2の因子、及び第3の因子の詳細については後述する。
モデル構築部14は、空間形態と利用行動と健康関連QOLとの関係を表すモデルに対し、第1の因子に関連付けられている空間形態と、第2の因子に関連付けられている利用行動と、第3の因子に関連付けられている健康関連QOLとを関連付けすることによって、緑地・健康関連QOL影響構造モデルを構築する。
構造方程式モデリング部15は、構造方程式モデリングに基づいて、緑地・健康関連QOL影響構造モデルを分析し、各因子の影響度合いを表すパス係数と、決定係数と、因子得点とを算出する。具体的には、構造方程式モデリング部は、空間形態から健康関連QOLに対するパス係数と、空間形態から利用行動を介して健康関連QOLに対するパス係数とを算出する。入力部16は、因子名の入力や、因子間を結ぶパスの編集指示の入力などを行う。出力部17は、因子分析部13の分析結果や、モデル構築部14により構築された緑地・健康関連QOL影響構造モデル、構造方程式モデリング部15により算出されたパス係数や、因子得点、決定係数などの表示装置への出力や、図示しない外部機器への出力を行う。
観測結果記憶部18は、計測部12により計測された、緑地の空間形態の評価、行動によって認知された効果、健康関連QOLの満足度を記憶する。構造モデル記憶部19は、モデル構築部14により構築された緑地・健康関連QOL影響構造モデルや、構造方程式モデリング部15により算出されたパス係数や、因子得点、決定係数などを記憶する。
<概要>
図2は、本実施形態による、緑地の生活の質に対する影響構造を示す概念図である。また、図3は、本実施形態による、緑地の生活の質に対する影響構造を構築する際の考え方を示す概念図である。図2において、「利用行動60」、「空間形態70」、「健康関連QOL80」が潜在変数を示し、矢印が因果関係、矢印近傍の数字がパス係数、楕円の右上の数字が決定係数を示している。パス係数は、影響の度合いを表す数であり、例えば、観測変数と観測変数の間、観測変数と潜在変数の間、潜在変数と潜在変数の間の影響度合いを表し、決定係数は、観測変数や潜在変数を説明できている度合いを表す。
本発明は、図2に示すように、「利用行動60」という緑地での行動によって認知される効果、「空間形態70」という緑地の物理的環境、「健康関連QOL80」という健康に関連する生活の質の3要素(潜在変数)によって構成されることを特徴とする、緑地の生活の質に対する影響構造によって、健康に配慮した緑地の設計方法を支援する、緑地の生理・心理的機能のもたらす生活の質への影響と健康効果を数値的に評価する緑地評価装置10、及び緑地評価方法を提供する。
ここで、健康関連QOL指標の定義について簡単に説明する。
健康関連QOL満足度指標は、「健康と生活圏の質に対する満足度」として定義される。健康(S)は身体、精神の状態、生活圏の質(E)は社会関係、環境快適性、環境利便性の状態を表わす。
QOLの一般的定義 Q=P(S、E)+S+E
健康関連QOL満足度指標 Q=P(S、E)
但し、P:個人の主観的意識
(満足感、幸福感、健康感)
S:個体の状態
E:環境の状態
図2に示す影響構造は、緑地の生活の質への影響を、図3のように、P1)緑地への希求、P2)行動、P3)緑地の機能発現、P4)生活の質への影響の4つのフェーズで捉えることによって設定した。何らかの要因によって緑地への希求が発生し(P1)、緑との関係(行動)が現れ(P2)、その結果、緑地の生理・心理的機能によって精神的に良い影響を受け(P3)、生活の質へ影響し、それが緑地の認識に反映される(P4)というプロセスである。このプロセスにおいて、例えば緑が多い、少ない等の緑地の空間形態の評価は、行動(利用行動)の選択に影響する。行動が行われる際、緑地の機能が発現し、この緑地の機能は、行動によって認知された効果(認知効果)に影響する。緑地の機能発現により、生活の質への影響が発生し、この生活の質の影響は、健康関連QOLの満足度に影響を及ぼす。また、緑地の空間形態の評価は、行動を行わなくても、他の人から緑の効果があるという情報を認知するという、行動以外(情報、経験他)による効果の認知(P5)に影響を及ぼす。この行動以外による効果の認知も、健康関連QOLの満足度に影響を与える。
従って、図2と図3において、空間形態70と「緑地の空間形態の評価90」、利用行動60と「行動によって認知された効果91」、健康関連QOL70と「健康関連QOLの満足度92」が関係し、それらの関係構造を構築することによって、緑地の生活の質に対する影響構造の全体が完成する。
<計測・評価・設計の方法>
(1)計測部12は、緑地の空間形態の評価、行動によって認知された効果、健康関連QOLの満足度に関する緑地の利用意識を、緑地の利用者から計測し(インターネット上でのアンケートによる集計)、
(2)因子分析部13は、空間形態と緑地の空間形態の評価、利用行動と行動によって認知された効果、健康関連QOLと健康関連QOLの満足度を関係づけ、
(3)モデル構築部14は、緑地の生活の質に対する影響構造(緑地・健康関連QOL影響構造)を構築する。
(4)構造方程式モデリング部15は、緑地・健康関連QOL影響構造のパス係数、決定係数、因子得点を計測データから統計的に算出し、
(5)緑地・健康関連QOL影響構造の要素間の影響度合いをパス係数によって評価し、
(6)緑地・健康関連QOL影響構造の要素を健康効果の指標として因子得点によって評価する。
(7)緑地の設計を(5)の評価結果に基づいて行い、
(8)緑地設計の健康効果のシミュレーションを(6)によって行う。
次に、本実施形態による計測・評価・設計の方法について説明する。
<評価のためのデータを計測>
図4は、本実施形態の計測部12によって計測される、緑地の空間形態の評価を示す図である。図5は、本実施形態の計測部12によって計測される、利用行動によって認知された効果を示す図である。図6は、本実施形態の計測部12によって計測される、健康関連QOLの満足度を示す図である。計測部12は、緑地の利用者から、図4に示す緑地の空間形態の評価、図5に示す行動によって認知された効果、図6に示す健康関連QOLの満足を、5件法(5水準)、または7件法等によって計測する。図4、図5、図6は、それぞれ、調査項目(観測変数)と、水準(1−5)と、平均値と、標準偏差とが含まれる。平均値、標準偏差は、実際に計測したデータ数(測定対象のユーザの人数)と測定結果とから得られる値である。ここで、データ数は、n=1667であった。
計測部12は、緑地の空間形態の評価として、図4に示すように、緑の量や種類、利用活動の容易性、空間的開放性等(E1−E10)に関する意識を水準(1−5)の5段階で計測する。具体的には、E1:緑の量、E2:樹木の量、E3:2階を超える高木の量、E4:草花の量、E5:自然な緑や水辺の量、E6:共用緑地、E7:地域活動、E8:緑地へのアクセス、E9:開放的眺望・空間の量、E10:建物密度に関する意識を計測する。
図7は、本実施形態における、調査項目(観測変数)を測定する際に端末装置30−1〜30−nの画面に表示される表示例を示す模式図である。図7には、緑地の空間形態(図4)の評価を入力する際の画面例を示している。ユーザは、図示の画面50から、緑の量、樹木の量、2階を超える高木の量、草花の量、自然な緑や水辺の量などの調査項目に対して、「1 多い」、「2 やや多い」、「3 どちらともいえない」、「4 やや少ない」、「5 少ない」の5段階で評価する。選択された評価のラジオボタンが黒丸として示されている。利用行動によって認知された効果(図5)、健康関連QOLの満足度(図6)についても同様な画面から各調査項目に基づく評価結果がユーザからマウス等の入力装置からの操作に応じて入力される。
また、計測部12は、利用行動によって認知された効果として、図5に示すように、緑地、植物、及びそれらに係わる活動によって得られる精神的充足、景観形成、健康・レクレーション、教育、交流等の効果(B1−B7)に関する認知を水準(1−5)の5段階で計測する。具体的には、B1:心が安らぐ、落ち着く、B2:景色が良い、B3:自然と触れあえる、B4:身体を動かせ健康に良い、B5:新たな発見や気づき、B6:仲間つくりや人との交流、B7:緑を育てる楽しみ・喜びに関する認知を計測する。
また、計測部12は、健康関連QOLの満足度として、図6に示すように、身体、精神、社会関係、環境快適性、環境利便性の項目等(Q1−Q15)に関する満足度を水準(1−5)の5段階で計測する。具体的には、Q1:自分のからだの調子、Q2:自分の体力、Q3:自分のからだの動き、Q4:自分の精神的なゆとり、Q5:自分の意思決定、Q6:自分の信念(信条)、Q7:友人との付き合い、Q8:家族・親類との付き合い、Q9:近所・地域とのつながり、Q10:生活の便利さ、Q11:生活情報の得やすさ、Q12:福祉サービスの内容、Q13:地域の安全性、Q14:地域の環境衛生、Q15:地域の自然環境に関する満足度を計測する。
計測部12は、このように、緑地の空間形態の評価、利用行動によって認知された効果、健康関連QOLの満足度を、各評価項目に対する回答を入力してもらうことで、緑地の空間形態の評価、利用行動によって認知された効果、健康関連QOLの満足度の測定を行う。
<空間形態、利用行動、健康関連QOLと対応する計測データの関係を構築>
次に、因子分析部13は、空間形態と緑地の空間形態の評価との関係、利用行動と行動によって認知された効果との関係、健康関連QOLと健康関連QOLの満足度との関係を構築する。
まず、空間形態と緑地の空間形態の評価との関係について説明する。
図8は、本実施形態の因子分析部13による、緑地の空間形態の評価に関する因子(第1の因子)を示す図である。図8では、因子No.と、観測変数と、因子負荷量との関係が表されている。図8に示すように、因子No.1は、「E4 草花の量」、「E3 2階を超える高木の量」、「E2 樹木の量」、「E5 自然な緑や水辺の量」、「E7 地域活動」の各因子を含み、因子名「緑の豊かさ」が付与される。因子No.2は、「E6 共用緑地」、「E8 緑地へのアクセス」の各因子を含み、因子名「利用活動のし易さ」が付与される。因子No.3は、「E9 開放的眺望・空間の量」、「E10 建物密度」の各因子を含み、因子名「土地空間のゆとり」が付与される。
具体的には、因子分析部13は、調査項目(観測変数)を因子分析し、共通する因子(潜在変数)毎に分類し、その因子毎に因子No.を割り当てる。因子No.が割り当てられると、その因子No.のそれぞれに、因子No.によってグループ化された調査項目(観測変数)を元に、オペレータがこれらの調査項目(観測変数)に関連する概念を表す因子名を入力する。例えば、因子No.1には、「緑の豊かさ」、因子No.2には、「利用活動のし易さ」等を入力する。これらの名称は、植物・園芸のもたらすQOLの3要素や、百貨店の屋上緑地における効果検証の既住研究の結果を参考にして決定する。
図9は、本実施形態による、空間形態の影響構造を示す概念図である。上述した3つの因子と緑地の空間形態の評価とによって、図9に示す空間形態の影響構造を構築する。図9において、空間形態70は、緑地の空間形態の評価を因子分析した因子No.1(緑の豊かさ)、因子No.2(利用活動のし易さ)、因子No.3(土地空間のゆとり)と、緑地の空間形態の評価である観測変数とを関連付けることで、空間形態の影響構造を構築する。図9において、空間形態70は、緑の豊かさ71、利用活動のし易さ72、及び土地空間のゆとり73の3つの因子を包含する。緑の豊かさ71は、「E2 樹木の量」、「E3 2階を超える高木の量」、「E4 草花の量」、「E5 自然な緑や水辺の量」に関連付けられる。また、利用活動のし易さ72は、「E6 共用緑地」、「E7 地域活動」、「E8 緑地へのアクセス」に関連付けられる。また、土地空間のゆとり73は、「E9 開放的眺望・空間の量」、「E10 建物密度」に関連付けられる。
次に、利用行動と行動によって認知された効果との関係構築について説明する。
図10は、本実施形態の因子分析部13による、利用行動によって認知された効果に関する因子(第2の因子)を示す図である。図10では、因子No.と、観測変数と、因子負荷量との関係が表されている。因子No.1は、「B2 景色が良い」、「B1 心が安らぐ、落ち着く」の各因子を含み、ストレス軽減に係わる項目の因子負荷量が大きいので因子名「生理的健康」が付与される。因子No.2は、「B5 新たな発見や気づき」、「B3 自然と触れ合える」、「B4 身体を動かせ健康に良い」、「B7 緑を育てる楽しみ・喜び」の各因子を含み、人間として本能が満たされることによって得られる心理的満足感に関する項目の因子負荷量が大きいので因子名「情緒的健康」が付与される。因子No.3は、「B6 仲間づくりや人との交流」の因子を含み、人とのつながりに係わる項目の因子負荷量が大きいので因子名「社会的健康」が付与される。各因子No.の因子名については、上述した空間形態と同様の手順でオペレータによって付与される。
図11は、本実施形態による、利用行動の影響構造を示す概念図である。上述した3つの因子と行動によって認知された効果とによって、図11に示す利用行動の影響構造を構築する。図11において、利用行動60は、生理的健康61、情緒的健康62、及び社会的健康63の3つの因子を包含する。生理的健康61は、上述したように、「B1 心が安らぐ、落ち着く」、「B2 景色が良い」に関連付けられる。また、情緒的健康62は、「B3 自然と触れ合える」、「B4 身体を動かせ健康に良い」、「B5 新たな発見や気づき」、「B7 緑を育てる楽しみ・喜び」に関連付けられる。また、社会的健康63は、「B5 新たな発見や気づき」、「B6 仲間づくりや人との交流」、「B7 緑を育てる楽しみ・喜び」に関連付けられる。生理的健康61、情緒的健康62、社会的健康63は、植物・園芸のもたらすQOLの3要素に合致するので、健康を評価する指標とする。
次に、健康関連QOLと健康関連QOLの満足度との関係構築について説明する。
図12は、本実施形態の因子分析部13による、健康関連QOLの満足度に関する因子(第3の因子)を示す図である。図12では、因子No.と、観測変数と、因子負荷量との関係が表されている。図12に示すように、因子No.1は、「Q2 自分の体力」、「Q3 自分のからだの動き」、「Q1 自分のからだの調子」の各因子を含み、「身体的因子」の因子名が付与される。因子No.2は、「Q14 地域の環境衛生」、「Q13 地域の安全性」、「Q15 地域の自然環境」、「Q12 福祉サービスの内容」の各因子を含み、因子名「環境快適因子」が付与される。因子No.3は、「Q5 自分の意思決定」、「Q6 自分の信念(信条)」、「Q4 自分の精神的なゆとり」の各因子を含み、因子名「精神的因子」が付与される。因子No.4は、「Q8 家族・親類との付き合い」、「Q9 近所・地域とのつながり」、「Q7 友人との付き合い」の各因子を含み、因子名「社会関係因子」が付与される。因子No.5は、「Q11 生活情報の得やすさ」、「Q10 生活の便利さ」の各因子を含み、因子名「環境利便因子」が付与される。各因子No.の因子名については、上述した空間形態や、利用行動と同様の手順で、オペレータによって付与される。
図13は、本実施形態による、健康関連QOLの影響構造を示す概念図である。因子分析部13は、健康関連QOLを因子分析した因子No.1(身体的因子81)、因子NO.2(環境快適因子82)、因子No.3(精神的因子83)、因子NO.4(社会関係因子84)、因子NO.5(環境利便因子85)によって、健康関連QOLの影響構造を構築する。図13において、健康関連QOL80は、身体的因子81、環境快適因子82、精神的因子83、社会関係因子84、及び環境利便因子85の5つの因子を包含する。
身体的因子81は、「Q1 自分のからだの調子」、「Q2 自分の体力」、「Q3 自分のからだの動き」に関連付けられる。また、環境快適因子82は、「Q12 福祉サービスの内容」、「Q13 地域の安全性」、「Q14 地域の環境衛生」、「Q15 地域の自然環境」に関連付けられる。また、精神的因子83は、「Q4 自分の精神的なゆとり」、「Q5 自分の意思決定」、「Q6 自分の信念(信条)」に関連付けられる。また、社会関係因子84は、「Q7 友人との付き合い」、「Q8 家族・親類との付き合い」、「Q9 近所・地域とのつながり」に関連付けられる。また、環境利便因子85は、「Q10 生活の便利さ」、「Q11 生活情報の得やすさ」に関連付けられる。
なお、因子分析部13によって得られた因子から観測変数(調査項目)に対するパス(関連付け)は、マウスやキーボード等の入力装置(図示略)から入力される指示に従って、編集を行うことができる。例えば、図10に示す「利用行動によって認知された効果に関する因子」においては、因子No.3は、「B6 仲間づくりや人との交流」の観測変数のみ関連付けされた結果が得られた場合が示されている。しかし、図10に示す結果をオペレータが見て、必要に応じて、この関連付けを編集することができる。例えば、図11では、因子No.3である「社会的健康63」の因子に対し、「B6 仲間づくりや人との交流」だけでなく、「B5 新たな発見や気づき」、「B7 緑を育てる楽しみ・喜び」を関連付けすることができる。図9に示す空間形態の影響構造や、図13に示す健康関連QOLの影響構造についても同様である。
<緑地・健康関連QOL影響構造を構築>
次に、モデル構築部14は、図9に示す利用行動の影響構造、図11に示す空間形態の影響構造、図13に示す健康関連QOLの影響構造を、図2に示す緑地の生活の質に対する影響構造に基づいて組合せ、緑地の生活の質に対する影響構造の全体である緑地・健康関連QOL影響構造を構築する。
図14は、本実施形態のモデル構築部14により構築される、緑地・健康関連QOL影響構造を示す概念図である。なお、図9、図11、図13に対応する部分には同一の符号を付けて説明を省略する。モデル構築部14は、図14に示すように、図2に示す空間形態と利用行動と健康関連QOLとの関係を表すモデルに基づいて、図9に示す空間形態70と、図11に示す利用行動60と、図13に示す健康関連QOL80とを関連付し、緑地・健康関連QOL影響構造モデルを構築する。
<緑地・健康関連QOL影響構造による計測データの統計的分析>
図15は、本実施形態の構造方程式モデリング部15による、緑地・健康関連QOL影響構造の分析結果を示す概念図である。緑地の空間形態の評価、行動によって認知された効果、健康関連QOLの満足度の計測データに適合する緑地・健康関連QOL影響構造を、構造方程式モデリングという統計分析法を用いて分析することによって、図15に示すように、影響構造を数値的に可視化する。ここで、観測変数とは、計測データ(あるいは調査項目)、潜在変数とは、観測変数の影響関係を表すために設定した構成概念(因子)である。潜在変数には、計測データに対応した因子得点が算出される。
<構成要素間の影響度合いの評価>
次に、緑地の空間形態と利用行動の生活の質、つまり健康関連QOLへの影響を評価する方法について説明する。図15において、影響の度合いを表すパス係数によって、健康関連QOL80への直接影響が空間形態70で0.27、利用行動60で0.22であることが分かる。空間形態70には、利用行動60を通じた間接影響が0.14(0.63×0.22)あるので、直接影響にそれを加えた総合影響が0.41(0.27+0.14)となることが分かる。また、健康関連QOL80の決定係数が0.20であることから空間形態70と利用行動60によって健康関連QOL80の20%を説明できることが分かる。
空間形態70、利用行動60と計測データ(観測変数)との関係(影響度合い)を分析する。空間形態70、利用行動60が観測変数である「緑地の空間形態の評価(E2−E10)」、「利用行動によって認知された影響(B1−B7)」に及ぼす総合影響を、パス係数から前記の間接影響と同様な方法にて算出する。
図16は、本実施形態の構造方程式モデリング部15により分析された、空間形態・利用行動と観測変数との関係の強さ(影響度合い)を示す図である。空間形態70では、「E2 樹木の量」、「E6 共用緑地」、「E4 草花の量」、「E7 地域活動」において順に関係が強くなり、緑の豊かさと利用活動のし易さに関する項目の重要性が評価される。また、利用行動60によって認知された影響では、「B3 自然と触れあえる」、「B5 新たな発見や気づき」、「B4 身体を動かせ健康に良い」といった項目において関係が強く、情緒的健康の重要性が評価される。
ここでは、「緑地の空間形態の評価」の項目において、例えば、「E2 樹木の量」は、「空間形態」を基点とし、「緑の豊かさ」の因子のパスを経由しており、その場合のパス係数は、0.83であることを表している。
また、例えば、「利用行動によって認知された影響」の項目において、例えば、「E3 自然と触れあえる」は、「空間形態」を基点とし、「利用行動」、「情緒的健康」の因子のパスを経由しており、その場合のパス係数が0.48であることを表している。また、この「E3 自然と触れあえる」は、「空間形態」からの影響を考慮しない場合のパスについては、「利用行動」、「情緒的健康」の2つの因子を経由することになり、その場合のパス係数が0.77であることを表している。
<健康効果の評価>
図17は、本実施形態の構造方程式モデリング部15により分析された、行動クラスター別の健康効果(因子得点)の評価を示す図である。次に、利用行動の潜在変数である生理的健康、情緒的健康、社会的健康を指標として因子得点による評価を実施する。図17に示す行動の組合せ(行動クラスター)による評価、会社員と専業主婦や年代等の属性による評価等を行うことによって、緑地の健康効果の評価を多面的に実施する。図17に示す行動クラスターにおいて、C1(共通型)は、後述するC2とC3の双方を含み、多くの人に実施されている散歩・眺め・休息を主体としている。また、C2(散歩型)は、散歩を主体としている。また、C3(眺め型)は、眺めることを主体としている。また、C4(多様型)は、多様な行動をとることを主体としている。
なお、構造方程式モデリング部15によって得られた構造モデルについては、GFI(Goodness of Fit Index:適合度指標)、AGFI(Adjusted GFI:自由度調整済み適合度指標)、CFI(Comparative Fit Index)、RMSEA(Root mean Square Error of Approximation)によってその適合性を検討し、GFI、AGFI、CFI、RMSEAの各値において、所定の基準値を満たしていなければ、この構造モデルをオペレータが編集を行う。例えば、調査項目(観測変数)と因子とのパスを追加したり、あるいは削除したりして、再度、構造方程式モデリング処理を行う。このようにして適合性を確認してから評価結果を得る。
<影響度評価の緑地設計への応用>
緑地の空間形態の評価(E2−E10)、及び利用行動によって認知された影響の項目(B1−B7)の空間形態・利用行動との関連度合いを考慮して設計内容を決める。
<緑地設計の健康効果のシミュレーション>
上述した「緑地・健康関連QOL影響構造による計測データの統計的分析」を既に終了した計測データに、新たな緑地設計によって得られる緑地の空間形態の評価、利用行動によって認知された効果、健康関連QOLの満足度のデータを追加し、再度、統計分析を実施することによって、新たな緑地設計の生理的健康、情緒的健康、社会的健康に関する因子得点を算出し、新たな緑地設計の健康効果を評価する。
上述したように、本発明は、例えば、既に構築された環境(公園、ビルの屋上等の緑がある環境)に対し、上記の調査項目に対する観測を行っておき、図15のような構造モデルを得て、調査項目(観測変数)と各因子間のつながりを、パス係数や決定係数、因子得点を参照することで、これから緑地化する環境について検討することが可能である。
また、例えば、図4、図5、図6に示すような測定結果が得られていたとしても、上述のような構造モデルを用いて緑地を評価することで、緑地がユーザのどのような心理(因子)に影響しているか、また、その心理(因子)の関係性の高さを評価することができる。このため、緑地とその評価結果の関係性を手がかりにし、ユーザに対しどのような心理的、生理的効果を与えたいかを考慮した新たな緑地の設計を行うことができる。
上述した実施形態によれば、緑地の生活の質(健康関連QOL)への影響が数量的かつ構造的に明らかになり、緑地設計において生活の質を高めるための配慮事項が影響係数によって重点化される。そして、緑地設計における健康効果をシミュレーションすることによって、緑地を人間に対する心理的、生理的効果が高くなるように整備することを支援することができる。
10 緑地評価装置
11 通信部
12 計測部
13 因子分析部
14 モデル構築部
15 構造方程式モデリング部
16 入力部
17 出力部
18 観測結果記憶部
19 構造モデル記憶部
20 ネットワーク
30−1〜30−n 端末装置

Claims (4)

  1. 緑地の空間形態の評価と、行動によって認知された効果と、健康関連QOLの満足度とを計測する計測部と、
    前記計測部によって計測された、前記緑地の空間形態の評価と、前記行動によって認知された効果と、前記健康関連QOLの満足度とに対して因子分析を行うことによって、空間形態と前記緑地の空間形態の評価との関係を表す第1の因子と、利用行動と前記行動によって認知された効果との関係を表す第2の因子と、健康関連QOLと前記健康関連QOLの満足度との関係を表す第3の因子とを、求める因子分析部と、
    前記空間形態と前記利用行動と前記健康関連QOLとの関係を表すモデルに基づいて、前記第1の因子に関連付けられている前記空間形態と、前記第2の因子に関連付けられている前記利用行動と、前記第3の因子に関連付けられている前記健康関連QOLとを関連付し、緑地・健康関連QOL影響構造モデルを構築するモデル構築部と、
    構造方程式モデリングに基づいて、前記緑地・健康関連QOL影響構造モデルを分析し、各因子の影響度合いを表すパス係数と、決定係数と、因子得点とを算出する構造方程式モデリング部と、
    を備えることを特徴とする緑地評価装置。
  2. 前記モデル構築部は、前記緑地の空間形態の評価と前記第1の因子とを関連付けし、前記行動によって認知された効果と前記第2の因子とを関連付けし、前記健康関連QOLの満足度と前記第3の因子とを関連付ける、
    ことを特徴とする請求項1記載の緑地評価装置。
  3. 前記構造方程式モデリング部は、前記空間形態から前記健康関連QOLに対するパス係数と、前記空間形態から前記利用行動を介して前記健康関連QOLに対するパス係数とを算出する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の緑地評価装置。
  4. 緑地の空間形態の評価と、行動によって認知された効果と、健康関連QOLの満足度とを計測する計測ステップと、
    前記計測ステップで計測された、前記緑地の空間形態の評価と、前記行動によって認知された効果と、前記健康関連QOLの満足度とに対して因子分析を行うことによって、空間形態と前記緑地の空間形態の評価との関係を表す第1の因子と、利用行動と前記行動によって認知された効果との関係を表す第2の因子と、健康関連QOLと前記健康関連QOLの満足度との関係を表す第3の因子とを、求める因子分析ステップと、
    前記空間形態と前記利用行動と前記健康関連QOLとの関係を表すモデルに基づいて、前記第1の因子に関連付けられている前記空間形態と、前記第2の因子に関連付けられている前記利用行動と、前記第3の因子に関連付けられている前記健康関連QOLとを関連付し、緑地・健康関連QOL影響構造モデルを構築するモデル構築ステップと、
    構造方程式モデリングに基づいて、前記緑地・健康関連QOL影響構造モデルを分析し、各因子の影響度合いを表すパス係数と、決定係数と、因子得点とを算出する構造方程式モデリングステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする緑地評価方法。
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