JP2014167704A - 無線送信機及び無線通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】分電盤内の電圧線に流れる電流の測定値を分電盤の外部に配置されている機器へ無線送信する機器の小型化、軽量化、及び低消費電力化を実現する。
【解決手段】トランス型電流センサ21の巻線21bに流れる電流をダイオードブリッジ22で整流し、負荷抵抗RLで電圧を取り出し、平滑コンデンサCで平滑することで、第1の電圧線L1に流れる交流電流Ioに対応する直流電圧Eoを生成する。直流電圧EoはリセットIC23及びレギュレータ24の電源電圧となる。リセットIC23は直流電圧Eoが閾値以上のとき、レギュレータ24を起動させる。レギュレータ24はVCO25の電源電圧となる安定電圧を生成する。VCO25は直流電圧Eoを周波数調整用の分圧抵抗R1及びR2で分圧した電圧に対応する周波数で発振する。VCO25の出力はアンテナ26から送信され、分電盤の外部へ送出される。
【選択図】図2
【解決手段】トランス型電流センサ21の巻線21bに流れる電流をダイオードブリッジ22で整流し、負荷抵抗RLで電圧を取り出し、平滑コンデンサCで平滑することで、第1の電圧線L1に流れる交流電流Ioに対応する直流電圧Eoを生成する。直流電圧EoはリセットIC23及びレギュレータ24の電源電圧となる。リセットIC23は直流電圧Eoが閾値以上のとき、レギュレータ24を起動させる。レギュレータ24はVCO25の電源電圧となる安定電圧を生成する。VCO25は直流電圧Eoを周波数調整用の分圧抵抗R1及びR2で分圧した電圧に対応する周波数で発振する。VCO25の出力はアンテナ26から送信され、分電盤の外部へ送出される。
【選択図】図2
Description
本発明は、分電盤内の電圧線に流れる電流の測定値を送信する無線送信機、及びその無線送信機とその無線機送信機から送信された測定値を受信する無線受信機とからなる無線通信システムに関する。
近年、人々が生活する上で必要な地球資源の枯渇が懸念されており、資源の消費により発生する二酸化炭素の影響による地球温暖化などの環境問題への対応が急がれている。また、原子力発電所の稼動停止に伴う電力不足や、原子力発電の比率を徐々に減らし、太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーの比率を徐々に増やすことに伴う電気料金の上昇などへの対応も急がれている。そのため、一般家庭においても、低消費電力の機器に交換するなどの省エネルギー指向が進み、電気料金の低減への関心も高まっている。
このような状況から、消費電力量の監視・表示を行うようなシステムとして、分電盤内の単相3線式の電圧線にトランス型電流センサ(カレントトランス、貫通型変流器)を取り付け、その検知出力(交流電流)をケーブルにより、分電盤外に配置されている分電盤子機に入力し、分電盤子機は検知出力をデジタルデータに変換し、近距離無線通信(ZigBee)により親機へ送信し、親機がルータを介してインターネット上の管理サーバへ送信する消費電力管理システムが提案されている(非特許文献1)。
しかし、このシステムでは、電流センサと分電盤子機とがケーブルで接続されているため、分電盤周辺の見栄えが悪くなり、かつ分電盤の蓋が完全に閉まらない、或いは穴を開けなければならないという問題がある。また、分電盤子機の設置場所がケーブルの長さで制限されるという問題もある。
分電盤子機を分電盤内に配置できるように小型化し、分電盤の外に配置されている親機へデジタルデータを無線送信するように構成すれば、これらの問題点を解決することはできるが、下記(1)、(2)の理由により実現は困難である。
(1)トランス型電流センサの検知出力をデジタルデータに変換するための回路及び近距離無線通信(ZigBee)の無線回路の回路規模の縮小が必要である。
(2)分電盤子機は単3電池2本で動作しており、上記回路の低消費電力化による電源の小型化が必要である。
(1)トランス型電流センサの検知出力をデジタルデータに変換するための回路及び近距離無線通信(ZigBee)の無線回路の回路規模の縮小が必要である。
(2)分電盤子機は単3電池2本で動作しており、上記回路の低消費電力化による電源の小型化が必要である。
[平成25年2月5日検索]、インターネット<http://www.ishikawa-lab.com/power_index.html>
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、分電盤内の電圧線に流れる電流の測定値を分電盤の外部に配置されている機器へ無線送信する機器の小型化、軽量化、及び低消費電力化を実現するとともに、分電盤の外部に配置されている機器による測定値の取得を可能にすることである。
本発明に係る無線送信機は、トランス型電流センサと、該トランス型電流センサに流れる交流電流の振幅に対応する直流電圧を生成する直流電圧生成手段と、該直流電圧生成手段により生成された直流電圧により発振周波数が制御される電圧制御発振器と、該電圧制御発振器の出力を無線で送信する無線送信手段とを有する無線送信機である。
本発明に係る無線通信システムは、本発明に係る無線送信機と、無線電波を受信する無線受信手段と、該無線受信手段で受信された電波の周波数を電流値に変換する周波数/電流変換手段と、を有する無線受信機と、からなる無線通信システムである。
本発明に係る無線通信システムは、本発明に係る無線送信機と、無線電波を受信する無線受信手段と、該無線受信手段で受信された電波の周波数を電流値に変換する周波数/電流変換手段と、を有する無線受信機と、からなる無線通信システムである。
[作用]
本発明に係る無線送信機によれば、分電盤内の電圧線に取り付けられたトランス型電流センサにより前記電圧線に流れる交流電流を検知し、その交流電流の振幅に対応する直流電圧を生成し、その直流電圧により電圧制御発振器の周波数を制御し、その電圧制御発振器の出力を無線で分電盤の外部へ送信する。
本発明に係る無線通信システムによれば、本発明に係る無線送信機により分電盤の内部から送信された電波を受信し、その周波数を電流値に変換する。
本発明に係る無線送信機によれば、分電盤内の電圧線に取り付けられたトランス型電流センサにより前記電圧線に流れる交流電流を検知し、その交流電流の振幅に対応する直流電圧を生成し、その直流電圧により電圧制御発振器の周波数を制御し、その電圧制御発振器の出力を無線で分電盤の外部へ送信する。
本発明に係る無線通信システムによれば、本発明に係る無線送信機により分電盤の内部から送信された電波を受信し、その周波数を電流値に変換する。
本発明によれば、分電盤内の電圧線に流れる電流の測定値を分電盤の外部に配置されている機器に無線送信する機器の小型化、軽量化、及び低消費電力化、並びに分電盤の外部に配置されている機器による測定値の取得が可能になる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
〈消費電力管理システム〉
図1は本発明の実施形態に係る無線通信システムを含む消費電力管理システムを示す図である。
〈消費電力管理システム〉
図1は本発明の実施形態に係る無線通信システムを含む消費電力管理システムを示す図である。
分電盤1内には、ブレーカー2と漏電遮断器3が配置されており、単相3線式の商用交流電源の配電線である第1の電圧線L1と第2の電圧線L2がブレーカー2と漏電遮断器3との間を接続している。第1の電圧線L1と第2の電圧線L2には、アースされている中性線(図示省略)との間に逆極性の100Vの交流電圧が供給されている。
この消費電力管理システムは、電流センサ付き無線子機4と、無線親機5と、管理サーバ8とを備えており、電流センサ付き無線子機4、無線親機5がそれぞれ本発明に係る無線送信機、無線受信機に対応し、無線通信システムを構成している。
電流センサ付き無線子機4は、トランス型電流センサを備えており、第1の電圧線L1に流れる交流電流のレベル(振幅)に対応する電圧で発振するVCO(Voltage Controlled Oscillator:電圧制御発振器)の無線周波数の発振出力を電波として無線通信9により無線親機5へ送信する。
無線親機5は、電流センサ付き無線子機4から送信された電波を受信し、その無線周波数を交流電流値に変換し、有線LANのLANケーブル10及びルータ6を介して、インターネットなどのネットワーク7上の管理サーバ8へ送信する。ここで、有線LANに代えて無線LANを用いてもよい。
管理サーバ8は、受信した交流電流値を用いて、分電盤1が設置されている家庭の消費電力を把握する。なお、消費電力を把握するためには、第1の電圧線L1に流れる電流及び第2の電圧線L2に流れる電流の双方を測定し、合計することが必要であるため、後述するように、電流センサ付き無線子機4は、第1の電圧線L1に流れる電流及び第2の電圧線L2に流れる電流の双方を測定できるように構成する。
〈電流センサ付き無線子機の構成〉
図2は、図1における電流センサ付き無線子機4の内部構成を示す図である。
図2は、図1における電流センサ付き無線子機4の内部構成を示す図である。
電流センサ付き無線子機4は、トランス型電流センサ21を備えている。トランス型電流センサ21のリングコア21aには一次巻線としての第1の電圧線L1が貫通しており、第1の電圧線L1に流れる交流電流Ioにより二次巻線としての巻線21bに流れる交流電流を測定することで、第1の電圧線L1に流れる交流電流を間接的に測定する。
本実施形態では、巻線21bに流れる電流をダイオードブリッジ22で整流(全波整流)し、負荷抵抗RLで電圧を取り出し、平滑コンデンサCで平滑することで、交流電流Ioに対応する直流電圧Eoを取得している。即ち、ダイオードブリッジ22、負荷抵抗RL、及び平滑コンデンサCが直流電圧生成手段を構成している。直流電圧Eoは交流電流Ioと、巻線21bの巻数と、負荷抵抗RLにより決まるが、巻線21bの巻数及び負荷抵抗RLは定数であるから、直流電圧Eoは交流電流Ioの変化に対応して変化することになる。
直流電圧Eoは、リセット手段としてのリセットIC23、及びレギュレータ24の電源端子Vddに供給されるとともに、周波数調整用の分圧抵抗R1及びR2を介してVCO25の電圧制御端子VCONTに供給される。リセットIC23の出力端子OUTはレギュレータ24の制御端子CONTと接続され、レギュレータ24の出力端子OUTはVCO25の電源端子Vddと接続されている。VCO25の出力端子FOUTにはアンテナ26が接続されている。
ダイオードブリッジ22、負荷抵抗RL、平滑コンデンサC、リセットIC23、レギュレータ24、VCO25、及びアンテナ26を単一の回路基板に搭載し、この回路基板にトランス型電流センサ21を外付けすることが好適である。
〈電流センサ付き無線子機の動作〉
図3は、図2に示す電流センサ付き無線子機(以下、無線子機)4の各部の動作を示す図であり、図4は、第1の電圧線L1に流れる交流電流IoとVCO25の発振周波数fとの関係を説明するための図である。ここで、図4Aは、交流電流Ioのレベル(振幅)と直流電圧Eoのレベルとの対応関係(Eo−Io特性)を表す図であり、図4Bは、VCO25の発振周波数fと直流電圧Eoのレベルとの関係(f−Eo特性)を表す図である。
図3は、図2に示す電流センサ付き無線子機(以下、無線子機)4の各部の動作を示す図であり、図4は、第1の電圧線L1に流れる交流電流IoとVCO25の発振周波数fとの関係を説明するための図である。ここで、図4Aは、交流電流Ioのレベル(振幅)と直流電圧Eoのレベルとの対応関係(Eo−Io特性)を表す図であり、図4Bは、VCO25の発振周波数fと直流電圧Eoのレベルとの関係(f−Eo特性)を表す図である。
第1の電圧線L1に交流電流Ioが流れると(ステップS1)、巻線21bに交流電流が流れる(ステップS2)。この交流電流は、ダイオードブリッジ22で整流され(ステップS3)、負荷抵抗RLで直流電圧に変換され、平滑コンデンサCで平滑されることで(ステップS4)、直流電圧Eoが生成される。図4AにおけるEo−Io特性101が示すように、直流電圧Eoのレベルは交流電流Ioのレベルに比例する。
この直流電圧Eoは、リセットIC23の電源端子Vdd及びレギュレータ24の電源端子Vddに供給される。リセットIC23は直流電圧Eoと予め設定された起動閾値電圧Ethとを比較し、直流電圧Eoが起動閾値電圧Eth以上のとき(ステップS5:YES)、出力端子OUTからレギュレータ24の制御端子CONTに起動制御信号を供給する。直流電圧Eoが起動閾値電圧Eth未満のときは(ステップS5:NO)、ステップS1〜S4を繰り返す。つまり、交流電流Ioが閾値電流Ith以上のときにレギュレータ24が起動する。
レギュレータ24は、リセットIC23からの起動制御信号を受けて起動し、安定電圧を生成し、出力端子OUTからVCO25の電源端子Vddに供給する(ステップS6)。
VCO25は、レギュレータ24から供給された安定電圧を電源として起動し、制御端子VCONTに供給される電圧、即ち直流電圧Eoを周波数調整用の分圧抵抗R1及びR2で分圧した直流電圧のレベルに対応する周波数で発振する(ステップS7)。図4Bにおけるf−Eo特性102が示すように、起動閾値電圧Eth以上の直流電圧Eoに対して、直流電圧Eoの増加に応じて、発振周波数fはリニアに増加する。つまり、VCO25は、交流電流Ioが閾値電流Ith以上のときに、交流電流Ioに対応する周波数で発振する。
VCO25の無線周波数の発振出力は出力端子Foutからそのまま(増幅、変調、デジタル化、周波数変換などを行わずに)アンテナ26に供給され、電波として無線で送信される(ステップS8)。
発明者の実験によれば、RL=100Ωにしたところ、Io=5Aのとき、Eo=1V程度であった。即ち、10mW程度の出力が得られた。また、リセットIC23、レギュレータ24、VCO25の消費電力は、それぞれ20μW、20μW、9mWであった。また、アンテナ26から送信される電波の周波数は429MHzであり、電波強度は−20dBmであった。
〈無線親機の構成及び動作〉
図5は、図1における無線親機5の内部構成を示す図であり、図6は、図5に示す無線親機5の各部の動作を示す図である。
図5は、図1における無線親機5の内部構成を示す図であり、図6は、図5に示す無線親機5の各部の動作を示す図である。
無線親機5は、無線子機4から送信された周波数の電波を受信可能な特性のアンテナ31と、アンテナ31からの無線周波数の信号を増幅する無線受信部32と、無線受信部32で増幅された信号の周波数を測定し、測定値に対応する電流値に変換する周波数/電流変換部33と、周波数/電流変換部33の出力をLANケーブル10へ送出するLANI/F(インタフェース)34と、を備えている。周波数/電流変換部33は、マイクロコンピュータと変換テーブルで構成されている。
無線親機5は、無線子機4から数m離れた場所に設置されており、無線子機4から送信された周波数の電波がアンテナ31で受信され、無線周波数の信号が無線受信部32へ送られる。無線受信部32は、入力された無線周波数の信号を増幅し、周波数/電流変換部33へ送る(以上、ステップS11)。
周波数/電流変換部33は、入力された無線周波数の信号の周波数を測定してデジタルの測定値を生成し(ステップS12)、その測定値に対応する電流値を変換テーブルから読み出すことで、周波数の測定値を電流値に変換する(ステップS13)。
次に周波数/電流変換部33は、その電流値をLANI/F34、LANケーブル10、及びルータ6を介して、ネットワーク7上の管理サーバ8へ送信する(ステップS14)。
以上、詳細に説明したように、本発明の実施形態に係る無線通信システムは下記(1)〜(3)の特徴を備えている。
(1)分電盤1の内部に配置されている単相3線式の電圧線に取り付けられたトランス型電流センサ21により前記電圧線に流れる交流電流Ioを検知し、その交流電流Ioに対応する周波数fでVCO25を発振させ、VCO25の出力を無線で分電盤1の外部に設置された無線親機5へ送信するので、分電盤1の内部と外部を接続するケーブルが不要である。
このため、分電盤1の周辺の見栄えが良くなり、分電盤1に穴を開けずにその蓋を完全に閉めることができる。また、無線親機5は、無線子機4からの電波が届く範囲であれば任意の場所に設置することができる。
(2)無線子機4の動作に必要な電力は、全てトランス型電流センサ21により生成されるため、電池が不要である。このため、電池交換のために分電盤を開閉する操作が不要となる。
(3)無線子機4が無線親機5へ送信する電波は、その周波数が交流電流Ioに対応する無変調の無線周波数からなるため、電流値をデジタルデータに変換する回路、並びにデータのパケット及び通信プロトコルを実行する無線回路が不要である。このため、無線子機4の小型化、軽量化及び低消費電力化が実現できる。
(1)分電盤1の内部に配置されている単相3線式の電圧線に取り付けられたトランス型電流センサ21により前記電圧線に流れる交流電流Ioを検知し、その交流電流Ioに対応する周波数fでVCO25を発振させ、VCO25の出力を無線で分電盤1の外部に設置された無線親機5へ送信するので、分電盤1の内部と外部を接続するケーブルが不要である。
このため、分電盤1の周辺の見栄えが良くなり、分電盤1に穴を開けずにその蓋を完全に閉めることができる。また、無線親機5は、無線子機4からの電波が届く範囲であれば任意の場所に設置することができる。
(2)無線子機4の動作に必要な電力は、全てトランス型電流センサ21により生成されるため、電池が不要である。このため、電池交換のために分電盤を開閉する操作が不要となる。
(3)無線子機4が無線親機5へ送信する電波は、その周波数が交流電流Ioに対応する無変調の無線周波数からなるため、電流値をデジタルデータに変換する回路、並びにデータのパケット及び通信プロトコルを実行する無線回路が不要である。このため、無線子機4の小型化、軽量化及び低消費電力化が実現できる。
なお、本発明には下記(a)〜(c)のような変形が可能である。
(a)1本の電圧線に複数のトランス型電流センサを取り付け、それぞれの出力を1つのダイオードブリッジにパラレル(並列)に入力することで、トランス型電流センサから得られる電力を増やすことにより、トランス型電流センサ1個あたりの起動閾値電圧Ethを下げることができる。これにより、より微小な交流電流を検出することができる。
(b)2本の電圧線の交流電流を測定する場合には、電圧線の系により、周波数調整用の分圧抵抗R1及びR2の抵抗値を変えて発振周波数をずらすことで、系を識別して同時に運用することができる。
(c)無線親機5の出力を家庭内のPC(パーソナルコンピュータ)に接続し、測定電流値及び消費電力を把握する。
(a)1本の電圧線に複数のトランス型電流センサを取り付け、それぞれの出力を1つのダイオードブリッジにパラレル(並列)に入力することで、トランス型電流センサから得られる電力を増やすことにより、トランス型電流センサ1個あたりの起動閾値電圧Ethを下げることができる。これにより、より微小な交流電流を検出することができる。
(b)2本の電圧線の交流電流を測定する場合には、電圧線の系により、周波数調整用の分圧抵抗R1及びR2の抵抗値を変えて発振周波数をずらすことで、系を識別して同時に運用することができる。
(c)無線親機5の出力を家庭内のPC(パーソナルコンピュータ)に接続し、測定電流値及び消費電力を把握する。
1…分電盤、4…無線子機、5…無線親機、21…トランス型電流センサ、22…ダイオードブリッジ、25…VCO、26,31…アンテナ、32…無線受信部、33…周波数/電流変換部、34…LANI/F、C…平滑コンデンサ、RL…負荷抵抗、R1,R2…周波数調整用の分圧抵抗。
Claims (4)
- トランス型電流センサと、該トランス型電流センサに流れる交流電流の振幅に対応する直流電圧を生成する直流電圧生成手段と、該直流電圧生成手段により生成された直流電圧により発振周波数が制御される電圧制御発振器と、該電圧制御発振器の出力を無線で送信する無線送信手段とを有する無線送信機。
- 請求項1に記載された無線送信機において、
前記直流電圧生成手段は、前記交流電流を整流するダイオードブリッジと、該ダイオードブリッジの出力側に接続された負荷抵抗及び平滑コンデンサと、からなる無線送信機。 - 請求項1に記載された無線送信機において、
前記直流電圧生成手段で生成された直流電圧を電源電圧として動作するリセット手段及びレギュレータを有し、
該リセット手段は、前記直流電圧生成手段で生成された直流電圧が所定の閾値電圧以上のときに、該レギュレータに起動制御信号を供給し、該レギュレータは該起動制御信号を受けて起動し、所定レベルの安定電圧を前記電圧制御発振器の電源電圧として供給する無線送信機。 - 請求項1〜3のいずれかに記載された無線送信機と、
無線電波を受信する無線受信手段と、該無線受信手段で受信された電波の周波数を電流値に変換する周波数/電流変換手段と、を有する無線受信機と、
からなる無線通信システム。
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US11313907B2 (en) | 2018-02-23 | 2022-04-26 | Omron Corporation | Arc discharge detection device |
JP7173417B1 (ja) * | 2021-06-15 | 2022-11-16 | 住友電気工業株式会社 | 監視装置および起動方法 |
WO2022264680A1 (ja) * | 2021-06-15 | 2022-12-22 | 住友電気工業株式会社 | 監視装置および起動方法 |
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- 2013-02-28 JP JP2013039173A patent/JP2014167704A/ja active Pending
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