JP2014167337A - Shock absorber - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、緩衝器に関する。 The present invention relates to a shock absorber.
緩衝器のピストンは、シリンダ内を二室に区画するピストンのポートの内外周側にシート部を設け、これらシート部にディスクバルブを離着座させるものにおいて、内側のシート部と外側のシート部とは、径方向の幅を等しくしている(例えば、特許文献1参照)。 The shock absorber piston has a seat portion on the inner and outer peripheral sides of the piston port that divides the inside of the cylinder into two chambers, and a disc valve is attached to and detached from these seat portions. Are equal in width in the radial direction (see, for example, Patent Document 1).
長期的に見た場合、ディスクバルブが、離着座したり、クリアランスで径方向に微少ながら繰り返し移動したりすることにより、シート部には摩耗を生じることになる。このような摩耗の進行状況は、内側のシート部と外側のシート部とで異なる。上記の緩衝器では、内側のシート部と外側のシート部とが、径方向の幅を等しくしているため、長期にわたって使用した場合に、摩耗の進行度合いが不均一になってしまう可能性があった。このような不均一が生じると、ディスクバルブとシート部との密着性が劣化し、作動流体がディスクバルブとシート部との隙間から漏れ、減衰性能が変化してしまう可能性があった。 When viewed from the long term, the disc valve is worn out in the seat part by being seated and removed, or repeatedly moving in the radial direction with slight clearance. The progress of such wear differs between the inner seat portion and the outer seat portion. In the above shock absorber, the inner sheet portion and the outer sheet portion have the same radial width, and therefore, when used for a long period of time, the degree of progress of wear may become uneven. there were. When such non-uniformity occurs, the adhesion between the disc valve and the seat portion deteriorates, the working fluid leaks from the gap between the disc valve and the seat portion, and the damping performance may change.
したがって、本発明は、長期的に安定した減衰性能を得ることができる緩衝器の提供を目的とする。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a shock absorber capable of obtaining a stable attenuation performance in the long term.
上記目的を達成するために、本発明は、内側シート部および外側シート部の径方向の幅を異ならせた。 In order to achieve the above object, in the present invention, the radial widths of the inner sheet portion and the outer sheet portion are varied.
本発明によれば、長期的に安定した減衰性能を得ることができ、耐久性を向上させることができる。 According to the present invention, stable attenuation performance can be obtained for a long period of time, and durability can be improved.
本発明に係る一実施形態の緩衝器を図面を参照して以下に説明する。 A shock absorber according to an embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
図1に示す本実施形態の緩衝器11は、自動車や鉄道車両等の車両のサスペンション装置に用いられるものである。緩衝器11は、有底円筒状のシリンダ12と、シリンダ12の中心軸線上に配置されるとともに軸方向一端側がシリンダ12の内部に挿入され軸方向他端側がシリンダ12の開口側(図1上側)から外部へ延出されるピストンロッド14とを有している。また、緩衝器11は、ピストンロッド14の一端側に連結されシリンダ12内に摺動可能に嵌装されてシリンダ12内を室16と底部側の室17との二室に区画するピストン18と、シリンダ12の開口側に設けられてピストンロッド14を案内するロッドガイド19とを有している。なお、図示は略すが、ロッドガイド19のピストン18とは反対側にはシリンダ12とピストンロッド14との隙間を密封するオイルシールが設けられている。さらに、緩衝器11は、シリンダ12のピストン18よりも底部側(図1下側)に配置されてシリンダ12内を上記した室17とさらに底部側の室21との二室に区画するベースバルブ22を有している。シリンダ12内の室16,17,21には、油液やガス等の作動流体が封入されることになる。
A shock absorber 11 according to this embodiment shown in FIG. 1 is used in a suspension device for a vehicle such as an automobile or a railway vehicle. The
ベースバルブ22は、シリンダ12に嵌合固定されるベースボディ25を有している。ベースボディ25は、中央軸部26と、中央軸部26から径方向外側に広がるフランジ部27とを有しており、フランジ部27においてシリンダ12に嵌合している。中央軸部26は、フランジ部27よりも室17側に、フランジ部27側から順に、ガイド軸部28、ガイド軸部28より小径の大径嵌合軸部29、大径嵌合軸部29より小径の小径嵌合軸部30、小径嵌合軸部30より大径の係止軸部31とを有している。
The
フランジ部27には、室17側の端面に、ガイド軸部28よりも大径で軸方向の室17側に突出する内側シート部35と、内側シート部35よりも大径で軸方向の室17側に突出する外側シート部36とが形成されている。そして、これら内側シート部35と外側シート部36との間に、円環状の環状溝37と、環状溝37の底位置においてベースボディ25を貫通する通路穴38とが形成されている。通路穴38は、ベースボディ25の円周方向に等間隔で複数形成されている。環状溝37と複数の通路穴38とが室17,21間を連通可能とする通路39を構成している。
The
内側シート部35と外側シート部36とはベースボディ25の中心軸を中心とする同心円状をなしており、互いに径が異なっている。内側シート部35の先端のシート面35aと外側シート部36の先端のシート面36aとは、ベースボディ25の中心軸に直交する面に配置されており、軸方向の高さ位置が一致している。
The
中央軸部26のガイド軸部28には、有孔円板状のディスクバルブ41が摺動可能に嵌合されている。このディスクバルブ41は、軸直交方向に沿う平板状をなしており、軸方向一側の着座面41aにおいて内側シート部35のシート面35aおよび外側シート部36のシート面36aに同時に当接して通路39を閉じる。その際に、ディスクバルブ41は、着座面41aの内周側で内側シート部35のシート面35aに当接し、着座面41aの外周側で外側シート部36のシート面36aに当接する。これにより、ディスクバルブ41は、室17,21間の連通を遮断する。また、ディスクバルブ41は、ガイド軸部28を軸方向に摺動して内側シート部35のシート面35aおよび外側シート部36のシート面36aから離れて通路39を開く。これにより、室17,21間を連通させる。つまり、ディスクバルブ41は、内側シート部35および外側シート部36に対し離着座可能となっている。ディスクバルブ41は、通路39を介して流れる室21から室17への作動流体の流れを許容する一方で逆方向の作動流体の流れを規制する。
A perforated disk-
中央軸部26の大径嵌合軸部29には、筒状部44と筒状部44の軸方向の一端から径方向に広がるフランジ部45とを有するリテーナ46が嵌合されている。このリテーナ46は、フランジ部45がディスクバルブ41とは反対側に位置する向きとされており、この状態で小径嵌合軸部30に装着されたストッパリング47とガイド軸部28の大径嵌合軸部29側の端面とに挟持される。これにより、リテーナ46は、ベースボディ25に軸方向移動不可に取り付けられる。
A
リテーナ46のフランジ部45とディスクバルブ41との間には、内側にリテーナ46の筒状部44を挿通させるようにしてバネ部材50が介装されている。このバネ部材50は、コイルスプリングであり、ディスクバルブ41の着座面41aとは反対側の被押圧面41bに当接し、ディスクバルブ41を、内側シート部35および外側シート部36への着座方向に押圧する。バネ部材50は、リテーナ46とディスクバルブ41との軸方向距離を短縮した上でディスクバルブ41のストロークを確保するため円錐状をなしており、大径側でディスクバルブ41の被押圧面41bの外周側を押圧する。つまり、バネ部材50は、ディスクバルブ41への押圧位置が径方向において内側シート部35よりも外側シート部36に近くなっている。
A
そして、本実施形態においては、図2に示すように、内側シート部35および外側シート部36は、径方向の幅W1,W2が異なっており、具体的には、内側シート部35の径方向の幅W1よりも外側シート部36の径方向の幅W2の方が広く形成されている。
In the present embodiment, as shown in FIG. 2, the
図1に示すように、ディスクバルブ41は、室17の圧力が室21の圧力に対し同等以上の状態では、内側シート部35のシート面35aおよび外側シート部36のシート面36aから離座することはなく通路39を閉塞した状態を維持する。他方、例えば、ピストンロッド14がシリンダ12からの突出量を拡大する伸び方向に移動し、これに伴うピストン18の移動で室17の圧力が下がって、室21の圧力が室17の圧力よりも所定値以上高くなると、ディスクバルブ41は、バネ部材50の付勢力に抗してガイド軸部28上を移動し、内側シート部35および外側シート部36から離座して通路39を開放し、室17,21間を連通させる。これにより、室17から室21へ作動流体が流れる。
As shown in FIG. 1, the
ピストンロッド14は、ロッドガイド19に挿通される主軸部55と、主軸部55より小径の中間軸部56と、中間軸部56よりも小径のガイド軸部57と、ガイド軸部57よりも小径の嵌合軸部58と、端部のネジ軸部59とを有している。ガイド軸部57と嵌合軸部58との間には、嵌合軸部58よりも小径の環状溝60が形成されており、嵌合軸部58とネジ軸部59との間にも、これらより小径の環状溝61が形成されている。
The
ピストン18は、軸方向の一側に小径穴65が形成されており、軸方向の中間部から他側に小径穴65よりも大径の大径穴66が形成された有孔円板状をなしている。ピストン18は、小径穴65にピストンロッド14の嵌合軸部58を嵌合させることになり、この状態で大径穴66内に位置するネジ軸部59に螺合されるナット67でピストンロッド14に取り付けられる。その際に、ピストンロッド14のガイド軸部57の嵌合軸部58側の端面とナット67とがピストン18を挟持する。このようにして、ピストン18は、ピストンロッド14に中心軸を一致させて一体的に取り付けられる。
The
ピストン18には、室16側の端面に、ガイド軸部57よりも大径で軸方向の室16側に突出する内側シート部75と、内側シート部75よりも大径で軸方向の室16側に突出する外側シート部76とが形成されている。そして、これら内側シート部75と外側シート部76との間に、円環状の環状溝77と、環状溝77の底位置においてピストン18を貫通する通路穴78が形成されている。通路穴78は、一端が環状溝77の底部に開口し他端が大径穴66の底部に開口している。通路穴78は、ピストン18の円周方向に等間隔で複数形成されている。環状溝77と複数の通路穴78とが室16,17間を連通可能とする通路79を構成している。
The
内側シート部75と外側シート部76とはピストン18の中心軸を中心とする同心円状をなしており、互いに径が異なっている。内側シート部75の先端のシート面75aと外側シート部76の先端のシート面76aとは、ピストン18の中心軸に直交する面に配置されており、軸方向の高さ位置が一致している。
The
ピストンロッド14のガイド軸部57には、有孔円板状のディスクバルブ81が摺動可能に嵌合されている。このディスクバルブ81は、軸直交方向に沿う平板状をなしており、軸方向一側の着座面81aにおいて内側シート部75のシート面75aおよび外側シート部76のシート面76aに同時に当接して通路79を閉じる。その際に、ディスクバルブ81は、着座面81aの内周側が内側シート部75のシート面75aに当接し、着座面81aの外周側が外側シート部76のシート面76aに当接する。これにより、ディスクバルブ81は、室16,17間の連通を遮断する。また、ディスクバルブ81は、ガイド軸部57を軸方向に摺動して内側シート部75および外側シート部76から離れて通路79を開く。これにより、室16,17間を連通させる。つまり、ディスクバルブ81は、内側シート部75および外側シート部76に対し離着座可能となっている。ディスクバルブ81は、通路79を介して流れる室17から室16への作動流体の流れを許容する一方で逆方向の作動流体の流れを規制する。
A perforated disk-shaped
ピストン18の主軸部55の中間軸部56側の端面とディスクバルブ81との間には、内側に中間軸部56を挿通させるようにしてバネ部材90が介装されている。このバネ部材90は、コイルスプリングであり、ディスクバルブ81の着座面81aとは反対側の被押圧面81bに当接してディスクバルブ81を、内側シート部75および外側シート部76への着座方向に押圧する。バネ部材90は、ピストン18がロッドガイド19側に移動したときにロッドガイド19に干渉しないように主軸部55よりも外径の小さい円筒状をなしており、ディスクバルブ81の被押圧面81bの内周側を押圧する。つまり、バネ部材90は、ディスクバルブ81への押圧位置が径方向において外側シート部76よりも内側シート部75に近くなっている。
A
そして、本実施形態においては、図3に示すように、外側シート部76および内側シート部75は、径方向の幅W3,W4が異なっており、具体的には、外側シート部76の径方向の幅W3よりも内側シート部75の径方向の幅W4の方が広く形成されている。
And in this embodiment, as shown in FIG. 3, the outer side sheet |
図1に示すように、ピストン18に設けられたディスクバルブ81は、室16の圧力が室17の圧力に対し同等以上の状態では、内側シート部75および外側シート部76から離座することはなく通路79を閉塞した状態を維持する。他方、例えば、ピストンロッド14がシリンダ12への進入量を拡大する縮み方向に移動し、室17の圧力が上がって室16の圧力よりも所定値以上高くなると、ディスクバルブ81は、バネ部材90の付勢力に抗してガイド軸部57上を移動し、内側シート部75および外側シート部76から離座して通路79を開放し、室16,17間を連通させる。
As shown in FIG. 1, the
上記の緩衝器11において、長期的に見た場合、ベースバルブ22に設けられたディスクバルブ41が、離着座したり、クリアランスで径方向に繰り返し微少移動したりすることによって、内側シート部35および外側シート部36には、摩耗を生じる可能性がある。バネ部材50のディスクバルブ41への押圧位置は径方向において内側シート部35よりも外側シート部36に近くなっており、ディスクバルブ41からの押圧力は内側シート部35よりも外側シート部36の方が高くなっている。よって、内側シート部35および外側シート部36の径方向の幅を同等にすると、内側シート部35よりも外側シート部36の方が面圧が高くなって摩耗が進み、外側シート部36のシート面36aの軸方向の高さ位置が内側シート部35のシート面35aよりも低くなってしまう可能性がある。すると、ディスクバルブ41は、内側シート部35に着座しても、外側シート部36に着座できない状態が生じ、作動流体がディスクバルブ41と外側シート部36との隙間から漏れ、減衰力特性が変化してしまう可能性がある。
In the above-described
これに対し、本実施形態では、ベースバルブ22の内側シート部35および外側シート部36は、径方向の幅W1,W2が異なっており、具体的には、内側シート部35の径方向の幅W1よりも外側シート部36の径方向の幅W2の方が広く形成されている。これにより、外側シート部36の面圧を下げることができ、内側シート部35および外側シート部36の摩耗の進行による高さの減少度合いを均等化できる。よって、ディスクバルブ41と外側シート部36との密着性が劣化することを抑制でき、作動流体がディスクバルブ41と外側シート部36との隙間から漏れ、減衰性能が変化してしまうことを抑制できる。したがって、長期的に安定した減衰性能を得ることができ、耐久性を向上させることができる。
On the other hand, in the present embodiment, the
また、長期的に見た場合、ピストン18に設けられたディスクバルブ81も、離着座したり、クリアランスで径方向に繰り返し微少移動したりすることによって、内側シート部75および外側シート部76には、摩耗を生じる可能性がある。バネ部材90のディスクバルブ81への押圧位置は径方向において外側シート部76よりも内側シート部75に近くなっており、ディスクバルブ81からの押圧力は外側シート部76よりも内側シート部75の方が高くなっている。よって、内側シート部75および外側シート部76の径方向の幅を同等にすると、外側シート部76よりも内側シート部75の方が面圧が高くなって摩耗が進み、内側シート部75のシート面75aの軸方向の高さ位置が外側シート部76のシート面76aよりも低くなってしまう可能性がある。すると、ディスクバルブ81は、外側シート部76に着座しても、内側シート部75に着座できない状態が生じ、作動流体がディスクバルブ81と内側シート部75との隙間から漏れ、減衰力特性が変化してしまう可能性がある。
Further, when viewed from the long term, the
これに対し、本実施形態では、ピストン18の外側シート部76および内側シート部75は、径方向の幅W3,W4が異なっており、具体的には、外側シート部76の径方向の幅W3よりも内側シート部75の径方向の幅W4の方が広く形成されている。これにより、内側シート部75の面圧を下げることができ、内側シート部75および外側シート部76の摩耗の進行による高さの減少度合いを均等化できる。よって、ディスクバルブ81と内側シート部75との密着性が劣化することを抑制でき、作動流体がディスクバルブ81と内側シート部75との隙間から漏れ、減衰性能が変化してしまうことを抑制できる。したがって、長期的に安定した減衰性能を得ることができ、耐久性を向上させることができる。
On the other hand, in the present embodiment, the
以上に述べた実施形態は、径が異なる内側シート部および外側シート部と、これら内側シート部および外側シート部に離着座可能なディスクバルブとを有する緩衝器において、前記内側シート部および前記外側シート部は、径方向の幅が異なることを特徴とする。これにより、内側シート部および外側シート部の摩耗の進行度合いを均等化することが可能となる。したがって、長期的に安定した減衰性能を得ることが可能となり、耐久性を向上可能となる。 The embodiment described above is a shock absorber having an inner seat portion and an outer seat portion having different diameters, and a disc valve that can be attached to and detached from the inner seat portion and the outer seat portion, and the inner seat portion and the outer seat. The portions are characterized by different radial widths. Thereby, it becomes possible to equalize the progress of wear of the inner sheet portion and the outer sheet portion. Therefore, it is possible to obtain a stable attenuation performance over a long period of time, and it is possible to improve durability.
また、前記ディスクバルブを前記内側シート部および前記外側シート部への着座方向に押圧するバネ部材を有しており、該バネ部材は、前記ディスクバルブへの押圧位置が径方向において前記内側シート部よりも前記外側シート部に近く、前記内側シート部よりも前記外側シート部の方が径方向の幅が広いことを特徴とする。これにより、バネ部材により大きな力でディスクバルブが押し付けられる外側シート部の面圧を下げることができる。よって、内側シート部および外側シート部の摩耗の進行度合いを均等化することができる。したがって、長期的に安定した減衰性能を得ることができ、耐久性を向上させることができる。 And a spring member that presses the disc valve in a seating direction on the inner seat portion and the outer seat portion, and the spring member is configured such that the pressing position on the disc valve is the inner seat portion in a radial direction. The outer sheet portion is closer to the outer sheet portion, and the outer sheet portion is wider in the radial direction than the inner sheet portion. Thereby, the surface pressure of the outer seat portion against which the disc valve is pressed with a large force by the spring member can be reduced. Therefore, the progress of wear of the inner sheet portion and the outer sheet portion can be equalized. Therefore, stable damping performance can be obtained for a long period of time, and durability can be improved.
また、前記ディスクバルブを前記内側シート部および前記外側シート部への着座方向に押圧するバネ部材を有しており、該バネ部材は、前記ディスクバルブへの押圧位置が径方向において前記外側シート部よりも前記内側シート部に近く、前記外側シート部よりも前記内側シート部の方が径方向の幅が広いことを特徴とする。これにより、バネ部材により大きな力でディスクバルブが押し付けられる内側シート部の面圧を下げることができる。よって、内側シート部および外側シート部の摩耗の進行度合いを均等化することができる。したがって、長期的に安定した減衰性能を得ることができ、耐久性を向上させることができる。 And a spring member that presses the disc valve in a seating direction on the inner seat portion and the outer seat portion, and the spring member is configured such that the pressing position on the disc valve is in the radial direction when the outer seat portion is in the radial direction. It is closer to the inner sheet part than the inner sheet part, and the inner sheet part is wider in the radial direction than the outer sheet part. Thereby, the surface pressure of the inner seat portion against which the disc valve is pressed with a large force by the spring member can be reduced. Therefore, the progress of wear of the inner sheet portion and the outer sheet portion can be equalized. Therefore, stable damping performance can be obtained for a long period of time, and durability can be improved.
35,75 内側シート部
36,76 外側シート部
41,81 ディスクバルブ
50,90 バネ部材
W1,W2,W3,W4 幅
35,75
Claims (3)
これら内側シート部および外側シート部に離着座可能なディスクバルブとを有する緩衝器において、
前記内側シート部および前記外側シート部は、径方向の幅が異なることを特徴とする緩衝器。 An inner sheet portion and an outer sheet portion having different diameters;
In a shock absorber having a disc valve that can be detachably seated on the inner seat portion and the outer seat portion,
The shock absorber according to claim 1, wherein the inner sheet portion and the outer sheet portion have different radial widths.
該バネ部材は、前記ディスクバルブへの押圧位置が径方向において前記内側シート部よりも前記外側シート部に近く、
前記内側シート部よりも前記外側シート部の方が径方向の幅が広いことを特徴とする請求項1記載の緩衝器。 A spring member that presses the disc valve in the seating direction on the inner seat portion and the outer seat portion;
The spring member is closer to the outer seat portion than the inner seat portion in the radial direction at a position pressed against the disk valve,
The shock absorber according to claim 1, wherein the outer sheet portion has a larger radial width than the inner sheet portion.
該バネ部材は、前記ディスクバルブへの押圧位置が径方向において前記外側シート部よりも前記内側シート部に近く、
前記外側シート部よりも前記内側シート部の方が径方向の幅が広いことを特徴とする請求項1記載の緩衝器。 A spring member that presses the disc valve in the seating direction on the inner seat portion and the outer seat portion;
The spring member is closer to the inner seat portion than the outer seat portion in the radial direction at a position pressed against the disk valve,
The shock absorber according to claim 1, wherein the inner sheet portion has a larger radial width than the outer sheet portion.
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