JP2014165164A - カードコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】カードコネクタを低背化し、コンタクトの接触を確実とし、第1のコンタクトのねじれ等のおそれを回避する。
【解決手段】カード状体またはカード状体が載置されたトレイが挿入され、カード状体またはトレイが収納可能な扁平な収納空間を有するハウジングと、ハウジングに一端側が固定され、収納空間に挿入されるカード状体またはトレイと他端側が当接することによって撓む板ばね状の第1のコンタクトと、一端が開放されて第1のコンタクトの他端側から一端側に向かって形成され、第1のコンタクトの板面方向に加わる力によって幅が狭くなるスリットと、ハウジングに一端側が固定される板状の第2のコンタクトとを有しする。第1のコンタクトが付勢されることによって、第1のコンタクトの他端側の端面が板面方向に撓んで第2のコンタクトに接触して摺動する。
【選択図】図9

Description

この発明は、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯型デジタルオ
ーディオプレーヤー、ゲーム装置、デジタルカメラ、情報端末機器等の各種の電子機器において使用されるICカードが装着され、ICカードと機器との間の電気的接続を行うカードコネクタに関する。
ICカードは、カードにIC(Integrated Circuit)が埋め込まれたものである。ICカードの種類として、不揮発性メモリを使用するメモリカードが広く使用されている。メモリカード例えばSDメモリカードは、リムーバブルな記録媒体として、携帯型デジタルオーディオプレーヤー、デジタルカメラ等で使用されている。さらに、携帯電話機においては、利用者の固有のID番号が記録されたSIMカード(Subscriber Identity Module Card)が使用されている。
カードコネクタに対しては、ICカードが挿抜自在とされている。例えばICカードを収容したカードトレイ等のICカードがプッシュピンを操作することによって、ハウジングから取り出すことができるものや、所謂プッシュイン・プッシュアウト方式によりICカードまたはアダプタに装着したICカードをハウジングに対して挿抜するもの等が知られている。
カードコネクタにおいては、ICカードがカードコネクタに対して装着されているか否かを検知するためのスイッチが設けられている。すなわち、ICカードの挿抜方向の移動に連動して切り替えられるスイッチによって、ICカードの挿抜状態を検知するカードコネクタが知られている(特許文献1参照)。スイッチの検知結果がカードの信号伝達端子に対する信号伝達用コンタクトの活線/非活線状態の切り替え制御等に使用される。
特許文献1に記載のスイッチについて、図18、図19および図20を参照して説明する。スイッチ10は、互いにその板面が直角をなすように配置された断面L字形状をなすそれぞれ導電板からなる第1のコンタクト1および第2のコンタクト2とを備える。第1のコンタクト1は、平板状でばね性を備えた第1のばね部11と、第1のばね部11において、一端側から上方に向かって凸となるように湾曲して延在する操作部12と、操作部12の先端から平らに延びる接触基部13と、接触基部13一側部から、上方に向かって傾斜する傾斜部14および傾斜部14の先端からさらに上方に向かって折れ曲がった平面からなる接触片15とを備える。接触片15と第1のばね部11とは、各平面が互いに直交するように形成されている。接触基部13に接続された傾斜部14および接触片15によって第1の接触部が構成されている。
スイッチ10の第2のコンタクト2は、第1のコンタクト1の平板面に、第2のコンタクト2の平面が直交するように配置された第2のばね部21と、第2のばね部21の先端である平面部22と、平面部22の上端から外方に折れ曲がった案内片23とを備える。傾斜部14の面と、案内片23の面とは略平行となるように形成されている。平面部22と案内片23とによって第2の接触部が構成されている。
図19および図20を参照して上述したスイッチ10の動作を説明すると、第1のコンタクト1の操作部12がICカードの挿入によって、矢印で示すようにY方向に押圧されるとする。押圧以前の状態では、第1のコンタクト1および第2のコンタクト2が非接触のノーマルオープン状態(スイッチOFFの状態)である。
押圧によって、第1のコンタクト1の傾斜部14および接触片15が第2のコンタクト2の案内片23に接触して、第2のコンタクト2を押圧方向Yと略直交するX方向に押圧して変位させる。X方向がカードコネクタのハウジングの厚み方向となる。第2のコンタクト2がY方向に変位するにつれて、第1のコンタクト1の接触部は、案内片23の斜面に沿って次第に下方に移動し、第1のコンタクト1の接触片15が第2のコンタクト2の平面部22に面接触した状態(すなわち、完全にスイッチONの状態)となる。
特許文献1に記載のスイッチでは、第2のコンタクト2は、その変位方向Xが押圧方向Yに対して直交しており、第1のコンタクト1の変位量に係わらず、第2のコンタクト2は、一定の変位量を保つことができる。したがって、第1のコンタクト1の変位量が大きな場合においても、第2のコンタクト2の変位量を少なく抑えることができる。さらに、第2のコンタクト2は一定変位量以上は変位せず、安定した接触を保つことが可能である。
特許第3635398号公報
特許文献1のスイッチでは、第2のコンタクト2の変位方向Xは、カードコネクタの厚み方向であり、第2のコンタクト2の変位量は、カードコネクタのハウジングの厚みに応じたものとなる。したがって、ハウジングの厚みを薄くした場合、変位量が少なくなり、第1および第2のコンタクトの必要とする接触圧を充分に確保することができない問題が生じる。このため、カードコネクタの低背化に限界があった。さらに、第1のコンタクト1のばねスパンの方向と第2のコンタクトのばねスパンの方向とがほぼ同一の場所で平行しているので、案内部23の傾斜面の長さを長くすることが難しく、第1のコンタクト1が第2のコンタクト2に対して乗り上げる時に、第2のコンタクト2の荷重が第1のコンタクト1に対して急激にかかる。その結果、第1のコンタクト1と第2のコンタクト2との摩擦力によって、第1のコンタクトが元の位置に復帰しないおそれが生じたり、第1のコンタクト1にねじれが生じ、座屈のおそれがあった。
したがって、この発明の目的は、従来のスイッチの有するこれらの問題を解決することができるカードコネクタを提供することにある。
上述した課題を解決するために、この発明は、カード状体またはカード状体が載置されたトレイが挿入され、カード状体またはトレイが収納可能な扁平な収納空間を有するハウジングと、
ハウジングに一端側が固定され、収納空間に挿入されるカード状体またはトレイと他端側が当接することによって撓む板ばね状の第1のコンタクトと、
一端が開放されて第1のコンタクトの他端側から一端側に向かって形成され、第1のコンタクトの板面方向に加わる力によって幅が狭くなるスリットと、
ハウジングに一端側が固定される板状の第2のコンタクトとを有し、
第1のコンタクトが付勢されることによって、第1のコンタクトの他端側の端面が板面方向に撓んで第2のコンタクトに接触して摺動するカードコネクタである。
この発明によれば、カード収納空間内で第1のコンタクトが撓むことができるので、カードコネクタのハウジングを低背化した場合でも、必要な荷重を確保することができる。さらに、第1のコンタクトと第2のコンタクトとの接触後の摩擦力を第1のコンタクトの移動に伴って徐々に大きくすることができ、従来の構成のように、第2のコンタクトの荷重が第1のコンタクトに対して急激にかかることによる問題を回避することができる。すなわち、第1のコンタクトが第2のコンタクトとの摩擦力によって元の位置に復帰できない問題、並びに第1のコンタクトにねじれが生じ、座屈などが生じる問題を回避することができる。
この発明の第1の実施の形態によるカードコネクタの一部断面斜視図である。 この発明の第1の実施の形態によるカードコネクタのシールドカバーを取り除いた状態の斜視図である。 この発明の第1の実施の形態によるカードコネクタのシールドカバーを取り除いた状態の斜視図である。 この発明の第1の実施の形態によるカードコネクタのシールドカバーを取り除いた状態で、ICカードを挿入した状態の平面図である。 この発明の第1の実施の形態によるカードコネクタのシールドカバーを取り除いた状態で、ICカードの装着を完了した状態の平面図である。 この発明の第1の実施の形態によるカードコネクタのシールドカバーを取り除いた状態で、ICカードの装着を完了した状態の斜視図である。 ハートカムの説明のための平面図である。 この発明の第1の実施の形態のスイッチの部分の斜視図である。 この発明の第1の実施の形態のスイッチの部分の拡大斜視図である。 この発明の第1の実施の形態のスイッチの部分の拡大斜視図である。 この発明の第1の実施の形態のスイッチの部分の拡大平面図である。 この発明の第1の実施の形態のスイッチの部分の動作説明に使用する平面図および側面図である。 この発明の第1の実施の形態のスイッチの変形例を説明するための側面図および平面図である。 この発明の第2の実施の形態のスイッチの部分の拡大斜視図である。 この発明の第2の実施の形態によるカードコネクタのICカードを挿入した状態の、スイッチの部分の拡大平面図およびカードコネクタの平面図である。 この発明の第2の実施の形態によるカードコネクタのICカードの装着を完了した状態の、スイッチの部分の拡大平面図およびカードコネクタの平面図である。 この発明の第2の実施の形態によるカードコネクタのICカードの装着を完了した状態の、カードコネクタの斜視図である。 従来のスイッチの一例を示す斜視図である。 従来のスイッチの一例の動作を説明するための斜視図である。 従来のスイッチの一例の動作を説明するための斜視図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下に説明する第1および第2の実施の形態は、この発明の好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、この発明の範囲は、以下の説明において、特にこの発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施の形態に限定されないものとする。
以下の説明は、下記の順序にしたがってなされる。
<1.第1の実施の形態>
<2.第1の実施の形態の変形例>
<3.第2の実施の形態>
<4.変形例>
<1.第1の実施の形態>
この発明の第1の実施の形態によるカードコネクタについて説明する。図1は、カードコネクタをICカードの挿抜方向に一致する面で切断した断面図である。図1に示すように、カードコネクタは、絶縁プレート31と、絶縁プレート31と対向して設けられるシールドカバー32とを有する。絶縁プレート31およびシールドカバー32によって、ハウジングが構成される。絶縁プレート31は、例えば液晶ポリマーの成型品である。シールドカバー32は、金属例えばステンレスを折り曲げ加工したものである。ハウジングの一方の端面のカード挿入口33からICカード例えばSIMカードがハウジング内部に形成されたカード収納凹部に挿入される。なお、この明細書においては、カード挿入口33の側を前または前面と称し、カード挿入口と反対側を後または背面と称し、カード挿入口から見て右側の面を右または右側面と称し、左側の面を左または左側面と称する。
SIMカードとしては、標準のSIMカードより小さい形状のマイクロSIMカード、或いはマイクロSIMカードより小さいナノSIMカードがある。これらのSIMカードは、サイズが異なるが、ピン配置等の物理的特性は、互いに同様とされている。この発明は、何れのSIMカードに対しても適用できる。さらに、SDメモリカード等の他のICカードに対しても適用できる。さらに、サイズが異なるICカードをアダプタに装着して標準のICカードと同様に使用する場合に対してもこの発明を適用することができる。さらに、カードコネクタがトレイを備え、トレイ上にICカードを載置して使用する場合に対してもこの発明を適用することができる。カード状体は、ICカードまたはアダプタを意味している。
図2および図3は、シールドカバー32を取り除いた状態の絶縁プレート31の斜視図である。図2および図3に示すように、絶縁プレート31は、右側壁34aおよび左側壁34b、後壁34c並びにカード挿入口33に隣接する前壁34dが一体に形成され、ICカードが収納可能な収納空間が形成される。絶縁プレート31の上にシールドカバー32が取り付けられて溶接等で固定される。
SIMカードには、8個のピン(電極、端子、パッドとも称される)が金メッキによって形成されており、各ピンがデータ入力/出力端子、グラウンド端子、電源入力端子等に割り当てられている。例えば携帯電話機用のSIMカードの場合では、実際には、8個のピンの内で6個のピンが使用される。SIMカードのピン配置と対応して絶縁プレート31には、それぞれ6個のコンタクト35a、35b、35c、35d、35e、35fが設けられている。なお、コンタクトを個々に区別する必要がない場合には、単に、コンタクト35と称する。
コンタクト35は、例えばりん青銅からなるばね接点であり、ハウジングの底面から切り起こされ、先端がSIMカードのピンとの接触面とされている。コンタクト35の他端が絶縁プレート31の下側に導出され、絶縁プレート31に形成されている開口36に臨むようになされる。コンタクト35の他端がハウジングが設置されているプリント配線基板上の配線パターンと半田付けされ、カードコネクタに挿入されたICカードとプリント配線基板との間が電気的に接続される。コンタクト35は、例えばインサート成型によって絶縁プレート31に設けられている。なお、コンタクト35以外の他の金属部品も同様にインサート成型によって絶縁プレート31に対して組み込まれている。但し、後述するスライダー41、コイルばね42、ガイドピン43等の部品は、絶縁プレート31とは、別部品とされている。
この発明の第1の実施の形態は、プッシュイン・プッシュアウト方式によってICカードを挿抜するものである。すなわち、プッシュイン・プッシュアウト方式では、同一方向の操作力の繰り返しによって押し込み動作と引き出し動作がなされる。具体的には、ハートカム式のプッシュイン・プッシュアウト機構が使用される。なお、この発明は、プッシュイン・プッシュアウト方式に限らず、ICカードを挿入してロックし、ロックピンを操作してICカードをカードコネクタから離脱させる構成のカードコネクタに対しても適用できる。
図2乃至図6に示すように、ICカードと共に往復移動する金属製例えばステンレス製のスライダー41がカード収納空間内に配置される。スライダー41のカード挿入口側の一端は、コイルばね42によって、常時押し出し方向に付勢されている。コイルばね42は、絶縁プレート31の右側壁34aに沿って配されている金属製のばね収納スリーブ内に配置されている。スライダー41の他端がほぼ直角に折り曲げられ、ICカードの先端の当接部とスライダー41の先端とが当接するようになされている。ICカードがカード収納空間に挿入されると、コイルばね42の付勢方向に抗してスライダー41がICカードと一体に後方に摺動する。
スライダー41に形成された穴に対してガイドピン43の一端が回転自在に挿入される。すなわち、ガイドピン43の一端が折り曲げ形成され、一端がスライダー41の支持穴に挿入され、ガイドピン43の回動中心軸が構成される。ガイドピン43の回転自在の他端が折り曲げられ、折り曲げられた他端の先端がピンガイド溝44内に挿入されている。ピンガイド溝44が絶縁プレート31上に形成されている。
図7に示すように、ピンガイド溝44は、ハート形をしたハートカム45の両側に、往路ガイド溝部46と復路ガイド溝部47とが設けられ、この往路ガイド溝部46と復路ガイド溝部47との合流部に往復共通溝部48が設けられている。
ピンガイド溝44に、ガイドピン43の端部が挿入されて、往路ガイド溝部46と復路ガイド溝部47に沿って端部が循環するようになっている。ピンガイド溝44およびガイドピン43の端部によってプッシュイン・プッシュアウト機構が構成される。ガイドピン43の端部が、これら往路ガイド溝部46と復路ガイド溝部47と往復共通溝部48に沿って循環中に逆戻りしないように、往路ガイド溝部46と復路ガイド溝部47と往復共通溝部48の底面には、移動方向規制用の段部49a、49b、49c、49dが設けられている。
段部49aは、往路ガイド溝部46の末端側に達したガイドピン43の端部が往路ガイド溝部46側に戻らずにハートカム45の窪み部である戻り止め停止位置cに向かうように設けられている。段部49bは、戻り止め停止位置cから端部が段部49a側に戻らないように設けられている。段部49cは、戻り止め停止位置cから復路ガイド溝部47に進むガイドピンの端部が戻り止め停止位置cに戻らないように設けられている。段部49dは、復路ガイド溝部47の末端から往路ガイド溝部46と往復共通溝部48とに入ったガイドピンの端部が復路ガイド溝部47に戻らないように設けられている。
図4に示すように、ICカード50が押し出し状態、すなわち、ICカード50が引き出し方向に移動されている状態では、ガイドピン43の端部が押し出し停止位置aに位置する。次に、カード押し込み動作、すなわち、プッシュイン動作がなされると、端部が往路ガイド溝部47を通ってプッシュイン押し込み動作末端停止位置bに達し、その位置で押し込み操作力を解除すると、コイルばね42のばね力によって、端部が戻り止め停止位置cに達する。図5および図6は、プッシュイン動作後の状態を示す。
そして、係止解除のための再度のメモリーカード押し込み動作、すなわち、プッシュアウト動作によって、ガイドピン43の端部がプッシュアウト押し込み動作末端停止位置dに達する。次に、押し込み操作力を解除することにより、コイルばね42のばね力によって、端部が復路ガイド溝部47を通って押し出し停止位置aに戻る。
この発明の第1の実施の形態においては、ICカード50がカードコネクタに対してプッシュイン状態か否かを検知するためのスイッチ51がカード収納空間内に設けられている。すなわち、ICカードの挿抜方向の移動に連動して切り替えられるスイッチ51によって、ICカードの挿抜状態が検知され、検知結果が信号伝達用コンタクト35の活線/非活線状態の切り替え制御等に使用される。
図8乃至図10を参照してスイッチ51についてより詳細に説明する。スイッチ51は、第1のコンタクト52および第2のコンタクト53からなる。第1のコンタクト52および第2のコンタクト53は、共にりん青銅からなるばね接点であり、インサート成型によって絶縁プレート31のカード収納凹部の後方に設けられている。第1のコンタクト52と電気的に接続される端子および第2のコンタクト53と電気的に接続される端子が絶縁プレート31の側面または底面に導出され、外部のプリント配線基板と接続される。
第1のコンタクト52は、ICカード50の挿抜方向とほぼ直交する板面を有する板バネであり、その基部がカード収納凹部の後壁34cの近傍において絶縁プレート31にインサート成型によって固定されている。第1のコンタクト52の板状のばね部54の先端を延長してカード挿入口側に向かって弾性的に隆起されて半円状の突出部が設けられる。さらに、先端がカード挿抜方向と平行となるように折り曲げられる。半円状の突出部がICカード50の前端面と当接する作動部55である。
第1のコンタクト52は、一端が開放され、第1のコンタクト52の他端側から一端側に延びる細帯状のスリット56を有する。例えばスリット56は、開放端から作動部55を超える程度の位置まで形成される。スリット56は、第1のコンタクト52の幅の中間位置に形成され、第1のコンタクト52の他端側から一端側に向かって開口幅が徐々に小となる形状とされている。第1のコンタクト52の他端の下側端面が第2のコンタクト53と接触する接触部57とされている。接触部57は、第2のコンタクト53の傾斜接触面に沿った傾きを有する。
絶縁プレート31の後壁34cに接して窓部58が形成され、カードの挿抜方向と平行する板面を有し、後壁34cから窓部58に向かって突出する板状ばねが設けられる。板状ばねの中央部が切り起こされて第2のコンタクト53とされている。なお、第1のコンタクト52のばね部54の下端面から下方へ突出する突起59が形成され、突起59が窓部58のコーナー部60に当接するようになされ、必要以上に第1のコンタクト52が開かないように規制されている。
第2のコンタクト53は、カード挿入口側の基部から後壁34c側の自由端に向かって上昇する傾斜面を有する切り起こし片である。傾斜面に対して第1のコンタクト52の接触部57が接触可能とされている。さらに、第2のコンタクト53の自由端の近傍がより上側に向くように、傾斜が異ならされている。これは、第1のコンタクト52の接触部57が第2のコンタクト53の傾斜面に沿って摺動する場合に、第2のコンタクト53の傾斜面の先端付近では、より大きな接触圧を生じさせ、第1および第2のコンタクトの接触を安定とするためである。
図11Aは、ICカード50の装着が完了していない状態、すなわち、カード押し出し状態を拡大して示す。カード押し出し状態では、第1のコンタクト52と第2のコンタクト53とは、非接触状態であり、スイッチOFFの状態(ノーマルOFF)である。そして、ICカード50がプッシュインされ、装着完了状態となると、図11Bに示すように、ICカード50の当接部が第1のコンタクト52の作動部を押して、第1のコンタクト52と第2のコンタクト53とが接触し、スイッチONの状態となる。すなわち、第1のコンタクト52の接触部57が第2のコンタクト53の傾斜面と弾性的に接触する。
ICカード50が挿入され、ICカード50によって第1のコンタクト52が押される場合のスイッチ51の状態変化の過程を図12Aおよび図12Bに示す。図12Aおよび図12Bは、第1のコンタクト52の作動部がICカード50の当接部によって押されて、状態Sa、Sb、Scと順次変化する状態を示す。
状態Saは、ICカード50による押圧動作が何らなされない状態で、第1のコンタクト52および第2のコンタクト53が非接触状態を示す。状態Sbは、ICカード50の当接部が第1のコンタクト52の作動部を押しているが、第1のコンタクト52および第2のコンタクト53が非接触状態を示す。状態Scは、ICカード50のプッシュインされて装着が完了して、第1のコンタクト52および第2のコンタクト53が接触する接触状態を示す。状態SaおよびSbにおいて、スイッチ51がOFFであり、状態Scにおいて、スイッチ51がONである。
状態Scにおいて、第1のコンタクト52のばねスパン方向と第2のコンタクト53のばねスパン方向とがほぼ直角に交叉している。ばねスパンとは、板ばねの荷重支持点間の距離のことであり、ばねスパン方向は、荷重支持点間を結ぶ方向のことである。第1のコンタクト52の場合では、基部の固定位置と、可動の先端を結ぶ方向がばねスパン方向となる。第2のコンタクト53の場合では、切り起こしの基部と、切り起こし片の先端とを結ぶ方向がばねスパン方向となる。
上述した状態の変化の過程において、第1のコンタクト52の動作を図12Bに示す。状態SaおよびSbでは、第1のコンタクト52および第2のコンタクト53が非接触であるので、第1のコンタクト52のスリット56を含む先端部は、変化しない。状態Sbから状態Scに変化する過程においては、第1のコンタクト52の接触部57が第2のコンタクト53の傾斜面とを接触し、第2のコンタクト53の傾斜面を徐々に下側に押し込む。この場合、第1のコンタクト52の接触部57に対して上方向に押し上げる力が加わり、スリット56を幅を小とするように、スリット56を挟む下側片と上側片とで構成されるばねが動作する。
第1のコンタクト52のスリット56を挟む下側片と上側片とで構成されるばねの復帰力は、第1のコンタクト52が第2のコンタクト53と接触してから傾斜面を摺動する過程で徐々に強くなる。したがって、第1のコンタクト52と第2のコンタクト53の接触後の接触圧(摩擦力)が第1のコンタクト52の移動に伴って徐々に大きくなる。このような作用によって、前述した従来のスイッチのように、コンタクトの接触不良やねじれによる座屈を防止することができる。
さらに、この発明の第1の実施の形態では、スリット56の下側の板ばね部分の幅や、スリット56の長手方向の長さによって、所望の接触圧を設定することができる。すなわち、下側の板ばね部分の幅が大きいほど、ばねの発生する荷重が大となり、スリット56の長さが短いほど、ばねの発生する荷重が大となる。
<2.第1の実施の形態の変形例>
図13Aおよび図13Bは、この発明の第1の実施の形態の変形例を示すものである。第1のコンタクト52のスリット56の上側の作動部55aと下側の作動部55bとの間で挿抜方向における段差61を設けるものである。例えば第2のコンタクト53と接触する下側の作動部55bは、上述した第1の実施の形態における作動部55の位置と同一とされている。第1のコンタクト52を曲げることによって、上側の作動部55aがICカードの挿入口側により近い位置とされて、段差61が形成される。
この変形例では、段差61の大きさによって、スイッチ51のON/OFFのタイミングを調整することができる。すなわち、段差61を大きくすると、ICカード50の挿入時に、第1のコンタクト52の動きだすタイミングが早くなり、スイッチのONするタイミングを早めることができる。ICカード50を抜き取る場合には、段差61を大きくすると、第1のコンタクト52の動きだすタイミングが遅くなり、スイッチのOFFするタイミングを遅くすることができる。
<3.第2の実施の形態>
この発明の第2の実施の形態について図14乃至図17を参照して説明する。第2の実施の形態のスイッチ71は、図14に示すように、第1のコンタクト72と第2のコンタクト73とからなる。第1のコンタクト72は、ICカード50の挿抜方向とほぼ直交する板面を有する板バネであり、その基部がカード収納凹部の後壁の近傍において絶縁プレート31にインサート成型によって固定されている。第1のコンタクト72は、挿抜方向と板面が直交する板ばねのばね部74の自由端をカード挿入口側と反対側にほぼ180°折り曲げ返した形状とされている。
折り曲げ部のばね部74側の平面が作動部75とされ、図16および図17に示すように、ICカード50の先端の当接部が作動部75に当接して第1のコンタクト72を押圧する。折り曲げ返された自由端の近傍にスリット76が形成される。スリット76の下側片および上側片のそれぞれがほぼ直角に下方に延長され、延長端が内側に曲げられることによって第2のコンタクト73と接触しうる接触部77aおよび77bが形成される。このように、板ばねを折り曲げ返すことよって2層の先端部を形成し、一方の先端部にICカード50の先端と当接する作動部75を設け、他方の先端部にスリット76を挟んで位置する2個の接触部77aおよび77bを形成することができる。
第2のコンタクト73は、絶縁プレートにインサート成型によって一端が固定されている板ばねである。第2のコンタクト73の自由端が下方に所定の角度、折り曲げられ、傾斜面79が形成されている。第1のコンタクト72のばねスパンの方向と第2のコンタクト73のばねスパンの方向とがほぼ直角に交叉する。
図15乃至図17に示すカードコネクタは、プッシュイン・プッシュアウト方式のカードコネクタであるが、ICカード70が第1の実施の形態と異なる種類のICカード例えばSDメモリカードを使用するものである。ICカード70は、裏面に外部接続用のピンが配列されている。ICカード70のピン配置と対応してカードコネクタの絶縁プレート81の底面には、8本の細長帯状コンタクト82と外部接続用端子83とがインサート成型によって設けられている。外部接続用端子83が外部のプリント配線基板と接続される。コンタクト82は、例えばりん青銅からなるばね接点である。絶縁プレート31は、例えば液晶ポリマーの成型品である。
図15Bは、カードコネクタのカード収納凹部に対してICカード70を挿入して装着が完了していない段階、またはICカード70を押し出した段階を示し、図16Bおよび図17は、ICカード70の装着を完了した段階を示す。なお、これらの図面は、シールドカバーを取り外した状態を示す。絶縁プレート81およびシールドカバーによってハウジングが形成される。カードコネクタには、コイルばね84によって常に排出方向に付勢されているスライダー85が備えられている。
スライダー85に対してハートカム86のピンガイド溝87が形成されている。ピンガイド溝87に対してガイドピン88の先端部が摺動自在に挿入される。ガイドピン88の基部は、絶縁プレート81に形成された凹部に回転自在に挿入されている。ハートカム86によって、ロック機構が構成され、プッシュイン・プッシュアウト方式のカードコネクタが構成される。
さらに、スライダー85のカード挿入側に、板ばね89が設けられている。板ばね89は、先端部がU字状に折り曲げられ、板ばね89の凸部がカード収納凹部に突出するようになされる。板ばね89の凸部がICカード70の側面に形成されている係止用の凹部90と入り込むようになされている。
上述したカードコネクタのカード収納空間内にスイッチ71が設けられている。スイッチ71は、ICカード70が非挿入状態またはICカード70が押し込まれていないイジェクト状態(図15B)では、第1のコンタクト72と第2のコンタクト73とが接触せず、スイッチOFFの状態である。図16Bおよび図17に示すように、ICカード70がカードコネクタに対して押し込まれ、装着が完了すると、第1のコンタクト72と第2のコンタクト73とが接触して、スイッチONの状態となる。このように、ICカード70の挿抜状態が検知され、検知結果によって信号伝達用コンタクト82の活線/非活線状態の切り替え制御等に使用される。第2の実施の形態は、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。加えて、第2の実施の形態は、二つの接触部77aおよび77bを有するので、確実なコンタクトの接触を図ることができ、さらに、コンタクトのセルフクリーニング効果を向上させることができる。
<4.変形例>
以上、この発明の実施の形態について具体的に説明したが、上述の各実施の形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば上述した実施の形態では、ハウジングの奥側にスイッチが設けられ、第1のコンタクトがカード状体またはトレイの挿抜方向とほぼ直交する方向に板面を持つようにされている。しかしながら、ハウジングの側壁の近傍に第1のコンタクトがその板面が挿抜方向とほぼ同様の方向を持つように配され、カード状体またはトレイが挿入される場合に、第1のコンタクトが挿抜方向とほぼ直交する方向に撓むような構成としても良い。
例えば、上述の第1および第2の実施の形態では、ノーマルオープン式のスイッチについて説明したが、スイッチは、常閉式のものであっても良い。さらに、プッシュイン・プッシュアウト方式以外のカードコネクタに対してこの発明を適用しても良い。具体的には、ハートカムによるロック機構を使用しないカードコネクタに対してもこの発明を適用できる。上述の実施の形態において挙げた構成、方法、工程、形状、材料および数値などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる構成、方法、工程、形状、材料および数値などを用いても良い。
1,52,72・・・第1のコンタクト
2,53,73・・・第2のコンタクト
10,51,71・・・スイッチ
31,81・・・絶縁プレート
32・・・シールドカバー
33・・・カード挿入口
35,82・・・コンタクト
41,85・・・スライダー
42,84・・・コイルばね
43,88・・・ガイドピン
44,87・・・ピンガイド溝
45,86・・・ハートカム
50,70・・・ICカード
55,75・・・作動部
56,76・・・スリット
57,77a,77b・・・接触部

Claims (9)

  1. カード状体またはカード状体が載置されたトレイが挿入され、前記カード状体または前記トレイが収納可能な扁平な収納空間を有するハウジングと、
    前記ハウジングに一端側が固定され、前記収納空間に挿入される前記カード状体または前記トレイと他端側が当接することによって撓む板ばね状の第1のコンタクトと、
    一端が開放されて前記第1のコンタクトの前記他端側から前記一端側に向かって形成され、前記第1のコンタクトの板面方向に加わる力によって幅が狭くなるスリットと、
    前記ハウジングに一端側が固定される板状の第2のコンタクトとを有し、
    前記第1のコンタクトが付勢されることによって、前記第1のコンタクトの他端側の端面が板面方向に撓んで前記第2のコンタクトに接触して摺動するカードコネクタ。
  2. 前記第2のコンタクトは、前記第1のコンタクトのばねスパンの方向と交叉するばねスパンの方向を有し、且つ板面が前記第1のコンタクトの板面とほぼ直交して、前記ハウジングに一端側が固定される請求項1に記載のカードコネクタ。
  3. 前記第2のコンタクトは、前記第2のコンタクトの他端側から前記一端側に向かって上昇し、前記第1のコンタクトの他端側の端面が板面方向に撓んで接触して摺動する傾斜面を有する請求項2に記載のカードコネクタ。
  4. 前記第1のコンタクトの前記スリットの上下に位置する部分がばねスパンとほぼ垂直の方向で段差を持ち、前記上下に位置する部分において前記第2のコンタクトとの接触がなされない部分が前記カード状体または前記トレイと当接する請求項1に記載のカードコネクタ。
  5. 前記第1のコンタクトの他端がばねスパンの方向にほぼ180°折り曲げ返され、
    折り曲げ部の挿入側の平面が前記カード状体または前記トレイと当接するようになされ、
    前記スリットを挟んで上下に位置する二つの部分を延長してなる先端が前記第2のコンタクトとの接触部となされる請求項1に記載のカードコネクタ。
  6. 前記スリットは、幅が変化する形状を少なくとも一部に有する請求項3、請求項4および請求項5の何れかに記載のカードコネクタ。
  7. 前記第1のコンタクトの前記他端側の先端の前記端面が前記傾斜面に沿った傾斜を有する形状とされる請求項3、請求項4および請求項5の何れかに記載のカードコネクタ。
  8. 前記第1のコンタクトおよび前記第2のコンタクトが前記ハウジングに対してインサート成型で共に組み込まれている請求項3、請求項4および請求項5の何れかに記載のカードコネクタ。
  9. 前記第2のコンタクトは、一つの板ばねを切り起こして形成されるものである請求項3、請求項4および請求項5の何れかに記載のカードコネクタ。
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