JP2014160343A - コンテンツキャッシュ制御装置およびその動作方法 - Google Patents

コンテンツキャッシュ制御装置およびその動作方法 Download PDF

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貴允 鳴海
Takaho Shibata
高穂 柴田
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英明 岩田
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Abstract

【課題】キャッシュサーバのヒット率を向上させる。
【解決手段】キャッシュ情報更新部13は、更新されたコンテンツ人気度が予め定めた値を超えたか否かを判定する(S77)。キャッシュ情報更新部13は、コンテンツ人気度が当該値を超えたと判定したなら、当該コンテンツ人気度を含むコンテンツレコードからコンテンツ属性情報を読み出し(S79)、当該コンテンツレコードにおいて、例えば、過去1週間についての各エリアのアクセス数の中から、予め定めた数より多いアクセス数を検索する(S81)。キャッシュ情報更新部13は、該当のアクセス数が所定数以上のエリアで検索された(例えば、該当エリアは2以上)なら、キャッシュ情報記憶部32の全てのキャッシュ情報において、コンテンツ人気度順が最低のコンテンツ属性情報をステップS79で読み出したコンテンツ属性情報に置き換える(S85)。
【選択図】図11

Description

本発明は、コンテンツキャッシュ制御装置およびその動作方法に関するものである。
図14は、従来のコンテンツ配信の様子を示す図である。
例えば、エリアAの端末Uは、ルータ2aにコンテンツのリクエストを送信する。ルータ2aは、コンテンツがキャッシュサーバ3aにあれば、キャッシュサーバ3aからコンテンツを受信し、端末Uに送信する。これをキャッシュサーバがリクエストにヒットしたという。
一方、例えば、エリアBの端末Uは、ルータ2bにコンテンツのリクエストを送信する。ルータ2bは、コンテンツがキャッシュサーバ3bになければ、ゲートウェイ4を介して、オリジンサーバ5にリクエストを送信し、オリジンサーバ5からコンテンツを受信し、端末Uに送信する。これをキャッシュサーバがリクエストにヒットしなかったという。
特開2005−031987号公報
上記のようにキャッシュサーバがリクエストにヒットしない場合は、コンテンツをオリジンサーバから送信しなければならず、ネットワークの負荷、オリジンサーバの負荷が増大してしまう。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、キャッシュサーバのヒット率を向上させる技術を提供することにある。
上記の課題を解決するために、第1の本発明は、複数のエリアのそれぞれについてキャッシュサーバが配置される場合に使用されるコンテンツキャッシュ制御装置であって、複数のコンテンツのそれぞれにつき、当該コンテンツのコンテンツ属性情報、当該コンテンツのコンテンツ人気度、前記エリア毎の当該コンテンツへのアクセス数、を含むコンテンツレコードを備えるコンテンツレコード記憶部と、前記各エリアにつき、当該エリアのキャッシュサーバに保持される各コンテンツについての前記コンテンツ人気度順のコンテンツ属性情報を含むキャッシュ情報が記憶されるキャッシュ情報記憶部と、前記コンテンツレコード記憶部のいずれかのコンテンツ人気度が所定の値を超えたなら、当該コンテンツ人気度を含むコンテンツレコードからコンテンツ属性情報を読み出し、当該コンテンツレコードにおいて、所定の数より多いアクセス数を検索し、該当のアクセス数が所定数以上のエリアにて検索されたなら、全てのキャッシュ情報において、コンテンツ人気度順が最低のコンテンツ属性情報を前記読み出したコンテンツ属性情報に置き換えるキャッシュ情報更新部と、該当のアクセス数が所定数以上のエリアにて検索された場合において、前記読み出されたコンテンツ属性情報に対応するコンテンツが前記複数のエリアのキャッシュサーバに保持されるように制御するキャッシュ制御部とを備えることを特徴とする。
第2の本発明は、複数のエリアのそれぞれについてキャッシュサーバが配置される場合に使用されるコンテンツキャッシュ制御装置の動作方法であって、前記コンテンツキャッシュ制御装置は、複数のコンテンツのそれぞれにつき、当該コンテンツのコンテンツ属性情報、当該コンテンツのコンテンツ人気度、前記エリア毎の当該コンテンツへのアクセス数、を含むコンテンツレコードを備えるコンテンツレコード記憶部と、前記各エリアにつき、当該エリアのキャッシュサーバに保持される各コンテンツについての前記コンテンツ人気度順のコンテンツ属性情報を含むキャッシュ情報が記憶されるキャッシュ情報記憶部とを備え、前記動作方法は、前記コンテンツキャッシュ制御装置のキャッシュ情報更新部が、前記コンテンツレコード記憶部のいずれかのコンテンツ人気度が所定の値を超えたなら、当該コンテンツ人気度を含むコンテンツレコードからコンテンツ属性情報を読み出し、当該コンテンツレコードにおいて、所定の数より多いアクセス数を検索し、該当のアクセス数が所定数以上のエリアにて検索されたなら、全てのキャッシュ情報において、コンテンツ人気度順が最低のコンテンツ属性情報を前記読み出したコンテンツ属性情報に置き換え、前記コンテンツキャッシュ制御装置のキャッシュ制御部が、該当のアクセス数が所定数以上のエリアにて検索された場合において、前記読み出されたコンテンツ属性情報に対応するコンテンツが前記複数のエリアのキャッシュサーバに保持されるように制御することを特徴とする。
本発明によれば、あるコンテンツのコンテンツ人気度が所定の値を超え、該当のコンテンツレコードにおいて所定の数より多いアクセス数が所定数以上のエリアにて検索されたなら、該当のコンテンツが各エリアのキャッシュサーバに保持されるように制御するので、キャッシュサーバのヒット率を向上させることができる。
本実施の形態に係るコンテンツキャッシュ制御装置を利用したシステムの構成図である。 コンテンツキャッシュ制御装置1のブロック図である。 コンテンツレコード記憶部11の構成の一例を示す図である。 キャッシュ情報記憶部12の構成の一例を示す図である。 オリジンサーバのブロック図である。 オリジンサーバのフローチャートである。 キャッシュサーバのブロック図である。 キャッシュサーバのフローチャートである。 ルータのブロック図である。 ルータのフローチャートである。 コンテンツキャッシュ制御装置1のフローチャートである。 コンテンツ人気度の計算方法の一例を説明するための図である。 コンテンツ人気度の計算方法の別な一例を説明するための図である。 従来のコンテンツ配信の様子を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係るコンテンツキャッシュ制御装置を利用したシステムの構成図である。
コンテンツキャッシュ制御装置1は、エリアAの複数の端末Uを収容するルータ2A、エリアBの複数の端末Uを収容するルータ2B、…と通信可能となっている。なお、エリアについては、便宜上、エリアA、Bのみを示す。ルータは、1つのエリアで1つのみ示すが、1つのエリアで2つ以上設けてもよい。
ルータ2A、2B、…それぞれは、エリアA用のキャッシュサーバ3A、エリアB用のキャッシュサーバ3B、…と通信可能となっている。なお、各ルータ2A、2B、…は、エリアを区別しない場合は、単にルータという。
各キャッシュサーバ3A、3B、…は、ゲートウェイ4を介して、複数のオリジンサーバ5と通信可能となっている。なお、各キャッシュサーバ3A、3B、…は、エリアを区別しない場合は、単にキャッシュサーバという。各オリジンサーバ5は、単にオリジンサーバともいう。
コンテンツキャッシュ制御装置1は、オリジンサーバに保持されたコンテンツ(ここでは、動画とする)をキャッシュサーバへ保持(キャッシュ)させる制御を行う。
図2は、コンテンツキャッシュ制御装置1のブロック図である。
コンテンツキャッシュ制御装置1は、複数のコンテンツのそれぞれにつき、当該コンテンツのコンテンツ属性情報、当該コンテンツのコンテンツ人気度、エリア毎の当該コンテンツへのアクセス数、を含むコンテンツレコードを備えるコンテンツレコード記憶部11、各エリアにつき、当該エリアのキャッシュサーバに保持される各コンテンツについてのコンテンツ人気度順のコンテンツ属性情報を含むキャッシュ情報が記憶されるキャッシュ情報記憶部12、コンテンツレコード記憶部11のいずれかのコンテンツ人気度が所定の値を超えたなら、当該コンテンツ人気度を含むコンテンツレコードからコンテンツ属性情報を読み出し、当該コンテンツレコードにおいて、所定の数より多いアクセス数を検索し、該当のアクセス数が所定数以上のエリアにて検索されたなら、全てのキャッシュ情報において、コンテンツ人気度順が最低のコンテンツ属性情報を、読み出したコンテンツ属性情報に置き換えるキャッシュ情報更新部13、該当のアクセス数が所定数以上のエリアにて検索された場合において、読み出されたコンテンツ属性情報に対応するコンテンツが各エリアのキャッシュサーバに保持されるように制御するキャッシュ制御部14を備える。
図3は、コンテンツレコード記憶部11の構成の一例を示す図である。
コンテンツレコード記憶部11は、複数のコンテンツのそれぞれにつき、当該コンテンツのコンテンツ属性情報、当該コンテンツのコンテンツ人気度、エリア毎の当該コンテンツへのアクセス数、を含むコンテンツレコードを備える。
コンテンツ属性情報は、ここでは、コンテンツの名前などを示すコンテンツID、コンテンツを保持するオリジンサーバのURL、コンテンツの解像度、を含むものとする。
コンテンツ人気度は、コンテンツの人気の高いほど高く計算される数値とする。
アクセス数は、端末Uから送信されるリクエストの数であり、エリア毎に、過去1週間、過去24時間、過去1時間のアクセス数が計数されることとする。
なお、アクセス数については、所定時間ごとのアクセス数を計数されることとしてもよい。
図4は、キャッシュ情報記憶部12の構成の一例を示す図である。
キャッシュ情報記憶部12には、各エリアにつき、当該エリアのキャッシュサーバに保持される各コンテンツについてのコンテンツ人気度順のコンテンツ属性情報を含むキャッシュ情報が記憶される。コンテンツ人気度については、コンテンツレコード記憶部11のものが使用される。各キャッシュ情報は、該当エリアのキャッシュサーバとルータにも記憶される。なお、ルータは、ルーティングテーブルでパケットをルーティングできるので、その際は、キャッシュ情報は不要である。
図5は、オリジンサーバのブロック図である。
オリジンサーバ5は、1以上のコンテンツを保持するコンテンツ記憶部51、コンテンツをルータやキャッシュサーバに送信するコンテンツ送信部52を備える。
図6は、オリジンサーバのフローチャートである。
オリジンサーバのコンテンツ送信部52は、ルータからリクエストを受信したなら(S1)、コンテンツ記憶部51から、リクエストのボディに含まれるコンテンツ属性情報に対応するコンテンツを読み出し(S3)、コンテンツをルータやキャッシュサーバに送信し(S5)、処理を終える。
また、コンテンツ送信部52は、キャッシュサーバからコンテンツ属性情報を受信したなら(S7)、コンテンツ記憶部51から、コンテンツ属性情報に対応するコンテンツを読み出し(S9)、コンテンツをキャッシュサーバに送信し(S11)、処理を終える。
図7は、キャッシュサーバのブロック図である。
キャッシュサーバは、オリジンサーバから受信したコンテンツを保持するコンテンツ記憶部31、各コンテンツについてのコンテンツ人気度順のコンテンツ属性情報を含むキャッシュ情報が記憶されるキャッシュ情報記憶部32、キャッシュ情報を更新するキャッシュ情報更新部33、コンテンツを端末に送信するコンテンツ送信部34を備える。
図8は、キャッシュサーバのフローチャートである。
キャッシュサーバのコンテンツ送信部34は、ルータからリクエストを受信したなら(S21)、コンテンツ記憶部31から、リクエストのボディに含まれるコンテンツ属性情報に対応するコンテンツを読み出し(S23)、コンテンツをルータに送信し(S25)、処理を終える。
また、キャッシュ情報更新部33は、コンテンツキャッシュ制御装置1からコンテンツ属性情報を受信したなら(S31)、キャッシュ情報記憶部32のキャッシュ情報からコンテンツ人気度順が最低のコンテンツ属性情報を検索し(S33)、対応するコンテンツをコンテンツ記憶部31から削除する(S35)。コンテンツ削除により、別のコンテンツのための空容量の確保を図ることができる。
また、キャッシュ情報更新部33は、コンテンツ人気度順が最低のコンテンツ属性情報をステップS11で受信したコンテンツ属性情報に置き換え(S37)、受信したコンテンツ属性情報を当該コンテンツ属性情報内のURLに対応するオリジンサーバに送信し、当該オリジンサーバから当該コンテンツ属性情報に対応するコンテンツを受信し、コンテンツをコンテンツ記憶部31に記憶させ(S39)、処理を終える。
図9は、ルータのブロック図である。
ルータは、端末から受信するパケットが、コンテンツを視聴要求するリクエストか否かを識別するパケット識別部21、キャッシュサーバまたはオリジンサーバから受信したコンテンツを端末に転送するコンテンツ転送部22、リクエストをコンテンツキャッシュ制御装置1ならびにキャッシュサーバまたはオリジンサーバに転送するルーチング部23、各コンテンツについてのコンテンツ人気度順のコンテンツ属性情報を含むキャッシュ情報が記憶されるキャッシュ情報記憶部24、キャッシュ情報を更新するキャッシュ情報更新部25を備える。なお、ルータは、ルーティングテーブルでパケットをルーティングできるので、その際は、キャッシュ情報記憶部24とキャッシュ情報更新部25は不要である。
図10は、ルータのフローチャートである。
ルータのパケット識別部21は、端末からパケットを受信したなら、パケットが、コンテンツを視聴要求するリクエストか否かを判定する(S41)。ここでは、例えば、パケットのボディがコンテンツ属性情報を含むか否かを判定する。パケット識別部21は、パケットがコンテンツ属性情報を含まないなら、つまりコンテンツを視聴要求するリクエストでないなら、処理を終え、一方、パケットがリクエストであるなら、リクエストをコンテンツキャッシュ制御装置1に送信する(S42)。
ルーチング部23は、パケットがコンテンツ属性情報を含むなら、つまり、パケットが、コンテンツを視聴要求するリクエストであるなら、同じコンテンツ属性情報がキャッシュ情報記憶部24のキャッシュ情報にあるか否かを判定する(S43)。
ルーチング部23は、同じコンテンツ属性情報がキャッシュ情報にあるなら、エリアのキャッシュサーバにリクエストを転送する(S45)。コンテンツ転送部22は、キャッシュサーバからコンテンツを受信したなら(S47)、コンテンツを端末に転送し(S49)、処理を終える。
一方、ルーチング部23は、同じコンテンツ属性情報がコンテンツ属性情報記憶部24にないなら、コンテンツ属性情報内のURLに対応するオリジンサーバにリクエストを転送する(S51)。コンテンツ転送部22は、オリジンサーバからコンテンツを受信したなら(S53)、コンテンツを端末に転送し(S55)、処理を終える。
また、キャッシュ情報更新部25は、コンテンツキャッシュ制御装置1からコンテンツ属性情報を受信したなら(S61)、キャッシュ情報記憶部24のキャッシュ情報からコンテンツ人気度順が最低のコンテンツ属性情報を検索し(S63)、当該コンテンツ属性情報を、受信したコンテンツ属性情報に置き換え(S65)、処理を終える。
図11は、コンテンツキャッシュ制御装置1のフローチャートである。
コンテンツキャッシュ制御装置1のキャッシュ情報更新部13は、ルータからリクエストを受信したなら(S71)、リクエストのボディからコンテンツ属性情報を読み出し、コンテンツレコード記憶部11から、同じコンテンツ属性情報を含むコンテンツレコードを検索し、当該コンテンツレコードの当該ルータのエリアに関するアクセス数を更新する(S73)。
次に、キャッシュ情報更新部13は、更新されたアクセス数に基づいて、コンテンツ人気度を計算し、当該コンテンツレコードのコンテンツ人気度を更新する(S75)。
次に、キャッシュ情報更新部13は、更新されたコンテンツ人気度が予め定めた値を超えたか否かを判定する(S77)。
キャッシュ情報更新部13は、コンテンツ人気度が当該値を超えていないと判定したなら、処理を終える。
一方、キャッシュ情報更新部13は、コンテンツ人気度が当該値を超えたと判定したなら、当該コンテンツ人気度を含むコンテンツレコードからコンテンツ属性情報を読み出し(S79)、当該コンテンツレコードにおいて、例えば、過去1週間についての各エリアのアクセス数の中から、予め定めた数より多いアクセス数を検索する(S81)。
キャッシュ情報更新部13は、該当のアクセス数が1つだけ検索された(該当エリアは1つ)なら、キャッシュ情報記憶部32の当該アクセス数に対応するエリアのキャッシュ情報において、コンテンツ人気度順が最低のコンテンツ属性情報をステップS79で読み出したコンテンツ属性情報に置き換える(S83)。なお、テーブルに空きがある場合にはキャッシュ情報にコンテンツを追加する。
一方、キャッシュ情報更新部13は、該当のアクセス数が所定数以上のエリアで検索された(例えば、該当エリアは2以上)なら、キャッシュ情報記憶部32の全てのキャッシュ情報において、コンテンツ人気度順が最低のコンテンツ属性情報をステップS79で読み出したコンテンツ属性情報に置き換える(S85)。
キャッシュ制御部14は、ステップS83またはステップS85の処理が終わったなら、ステップS81で検索されたアクセス数に対応する各エリアのキャッシュサーバとルータに対し、ステップS79で読み出したコンテンツ属性情報を送信し(S87)、処理を終える。
ここで、コンテンツ人気度の計算方法について説明する。
キャッシュ情報更新部13は、例えば、過去1週間のアクセス数の総和をコンテンツ人気度とする。なお、過去24時間や過去1時間のアクセス数の総和をコンテンツ人気度としてもよい。
また、以下のようにコンテンツ人気度を計算してもよい。
図12(a)に示すように、1時間ごとに各エリアのアクセス数の総和を計算し、総和の増加数Δを計算する。
また、図12(b)に示すように、予め増加数Δの範囲ごとに、係数α、β、γを対応づけておく。
そして、計算した増加数Δを包含する範囲に対応づけられた係数α、β、γを読み出す。
そして、図12(c)に示すように、例えば、式(1)により、コンテンツ人気度を計算する。
α、β、γは、読み出した係数である。ΣNweekは、過去1週間のアクセス数の総和であり、ΣNdayは、過去24時間のアクセス数の総和であり、ΣNhourは、過去1時間のアクセス数の総和である。
なお、式(1)の右辺3項のうちの1項または2項でコンテンツ人気度を計算してもよい。
また、コンテンツ人気度に更に係数を乗じてもよい。
まず、例えば、過去1週間についての各エリアのアクセス数の中から、予め定めた数より多いアクセス数を検索する。検索されたアクセス数の数、つまり、予め定めた数より多いアクセス数に対応するエリア数をmとする。一方、エリアの総数をMとする。
また、図13に示すように、予めm/M(エリアカバー率という)の範囲ごとに、係数kを対応づけておく。
そして、m/Mを計算し、計算したm/Mを包含する範囲に対応づけられた係数kを読み出す。
そして、例えば、上記方法で計算したコンテンツ人気度と、読み出した係数kの積をコンテンツ人気度とする。
以上のように、本実施の形態では、あるコンテンツのコンテンツ人気度が所定の値を超え、該当のコンテンツレコードにおいて所定の数より多いアクセス数が所定数以上のエリアにて検索されたなら、該当のコンテンツが各エリアのキャッシュサーバに保持されるように制御するので、キャッシュサーバのヒット率を向上させることができる。
つまり、このようなコンテンツは、アクセス数が少ないエリアにおいても将来的にアクセス数を増加させる可能性が高く、その結果、キャッシュサーバのヒット率を向上できる。
例えば、エリアを都道府県とした場合、あるコンテンツのコンテンツ人気度が上昇し、東京都と大阪府でアクセス数が所定の数より多くなったなら、そのコンテンツは全国のキャッシュサーバに送信され、保持される。
そのコンテンツの人気は、テレビなどを通じ、全国に波及し、タイムラグをおいて、地方でのリクエストが増加する。その時には、既にコンテンツはキャッシュサーバに保持されているので、キャッシュサーバはそのリクエストにヒットする。
つまり、あるエリアで人気のあるコンテンツを、リクエストの増加に先んじて、別なエリアのキャッシュサーバに保持するので、後者のエリアでリクエストが増加した際に、キャッシュサーバからコンテンツを送信することができる。
なお、本実施の形態では、コンテンツを動画としたが、コンテンツはこれに限らず、ゲームやアプリケーションなどであってもよい。
(変形例)
なお、キャッシュ情報はコンテンツキャッシュ制御装置1とキャッシュサーバとルータに保持したが、ルータでなく、オリジンサーバがキャッシュ情報を保持してもよい。
この場合、ルータは、キャッシュ情報を保持していないので、リクエストを、リクエストに含まれるコンテンツ属性情報内のURLに対応するオリジンサーバに転送する。
オリジンサーバは、該当のエリアのキャッシュ情報に、リクエスト内のコンテンツ属性情報と同じコンテンツ属性情報があれば、対応するキャッシュサーバのアドレスをルータに送信する一方、なければ、該当のコンテンツをルータに送信する。
ルータは、オリジンサーバからアドレスを受信したなら、当該アドレスに対応するキャッシュサーバにリクエストを転送する。そして、キャッシュサーバからコンテンツを受信したなら、コンテンツを端末に転送し、処理を終える。
一方、ルータは、オリジンサーバからコンテンツを受信したなら、コンテンツを端末に転送し、処理を終える。
また、コンテンツキャッシュ制御装置1は、ステップS87で、コンテンツ属性情報をルータに送信する代わりに、キャッシュサーバのアドレスとコンテンツ属性情報を各オリジンサーバに送信する。
この場合、オリジンサーバは、アドレスに該当するエリアのキャッシュ情報において、コンテンツ人気度順が最低のコンテンツ属性情報を、受信したコンテンツ属性情報に置き換える。そして、当該コンテンツ属性情報に対応するコンテンツと当該コンテンツ属性情報を、当該アドレスのキャッシュサーバに送信する。
この場合、キャッシュサーバでは、キャッシュ情報更新部33が、キャッシュ情報記憶部32のキャッシュ情報からコンテンツ人気度順が最低のコンテンツ属性情報を検索し、対応するコンテンツをコンテンツ記憶部31から削除する。また、キャッシュ情報更新部33は、コンテンツ人気度順が最低のコンテンツ属性情報を、オリジンサーバから受信したコンテンツ属性情報に置き換え、受信したコンテンツをコンテンツ記憶部31に記憶させ、処理を終える。
1… 1…コンテンツキャッシュ制御装置
2A、2B…ルータ
3A、3B…キャッシュサーバ
4…ゲートウェイ
5…オリジンサーバ
11…コンテンツレコード記憶部
12…キャッシュ情報記憶部
13…キャッシュ情報更新部
14…キャッシュ制御部
21…パケット識別部
22…コンテンツ転送部
23…ルーチング部
24…キャッシュ情報記憶部
24…コンテンツ属性情報記憶部
25…キャッシュ情報更新部
31…コンテンツ記憶部
32…キャッシュ情報記憶部
33…キャッシュ情報更新部
34…コンテンツ送信部
51…コンテンツ記憶部
52…コンテンツ送信部

Claims (6)

  1. 複数のエリアのそれぞれについてキャッシュサーバが配置される場合に使用されるコンテンツキャッシュ制御装置であって、
    複数のコンテンツのそれぞれにつき、当該コンテンツのコンテンツ属性情報、当該コンテンツのコンテンツ人気度、前記エリア毎の当該コンテンツへのアクセス数、を含むコンテンツレコードを備えるコンテンツレコード記憶部と、
    前記各エリアにつき、当該エリアのキャッシュサーバに保持される各コンテンツについての前記コンテンツ人気度順のコンテンツ属性情報を含むキャッシュ情報が記憶されるキャッシュ情報記憶部と、
    前記コンテンツレコード記憶部のいずれかのコンテンツ人気度が所定の値を超えたなら、当該コンテンツ人気度を含むコンテンツレコードからコンテンツ属性情報を読み出し、当該コンテンツレコードにおいて、所定の数より多いアクセス数を検索し、該当のアクセス数が所定数以上のエリアにて検索されたなら、全てのキャッシュ情報において、コンテンツ人気度順が最低のコンテンツ属性情報を前記読み出したコンテンツ属性情報に置き換えるキャッシュ情報更新部と、
    該当のアクセス数が所定数以上のエリアにて検索された場合において、前記読み出されたコンテンツ属性情報に対応するコンテンツが前記複数のエリアのキャッシュサーバに保持されるように制御するキャッシュ制御部と
    を備えることを特徴とするコンテンツキャッシュ制御装置。
  2. 前記キャッシュ制御部は、前記コンテンツ人気度順が最低のコンテンツ属性情報に対応するコンテンツが前記複数のエリアのキャッシュサーバから削除されるように制御することを特徴とする請求項1記載のコンテンツキャッシュ制御装置。
  3. 前記コンテンツ人気度は、予め定めた数より多いアクセス数に対応するエリア数をエリアの総数で割って得られるエリアカバー率の範囲に予め対応づけた係数を乗じて計算されることを特徴とする請求項1または2記載のコンテンツキャッシュ制御装置。
  4. 複数のエリアのそれぞれについてキャッシュサーバが配置される場合に使用されるコンテンツキャッシュ制御装置の動作方法であって、
    前記コンテンツキャッシュ制御装置は、
    複数のコンテンツのそれぞれにつき、当該コンテンツのコンテンツ属性情報、当該コンテンツのコンテンツ人気度、前記エリア毎の当該コンテンツへのアクセス数、を含むコンテンツレコードを備えるコンテンツレコード記憶部と、
    前記各エリアにつき、当該エリアのキャッシュサーバに保持される各コンテンツについての前記コンテンツ人気度順のコンテンツ属性情報を含むキャッシュ情報が記憶されるキャッシュ情報記憶部とを備え、
    前記動作方法は、
    前記コンテンツキャッシュ制御装置のキャッシュ情報更新部が、前記コンテンツレコード記憶部のいずれかのコンテンツ人気度が所定の値を超えたなら、当該コンテンツ人気度を含むコンテンツレコードからコンテンツ属性情報を読み出し、当該コンテンツレコードにおいて、所定の数より多いアクセス数を検索し、該当のアクセス数が所定数以上のエリアにて検索されたなら、全てのキャッシュ情報において、コンテンツ人気度順が最低のコンテンツ属性情報を前記読み出したコンテンツ属性情報に置き換え、
    前記コンテンツキャッシュ制御装置のキャッシュ制御部が、該当のアクセス数が所定数以上のエリアにて検索された場合において、前記読み出されたコンテンツ属性情報に対応するコンテンツが前記複数のエリアのキャッシュサーバに保持されるように制御する
    ことを特徴とするコンテンツキャッシュ制御装置の動作方法。
  5. 前記キャッシュ制御部は、前記コンテンツ人気度順が最低のコンテンツ属性情報に対応するコンテンツが前記複数のエリアのキャッシュサーバから削除されるように制御することを特徴とする請求項4記載のコンテンツキャッシュ制御装置の動作方法。
  6. 前記コンテンツ人気度は、予め定めた数より多いアクセス数に対応するエリア数をエリアの総数で割って得られるエリアカバー率の範囲に予め対応づけた係数を乗じて計算されることを特徴とする請求項4または5記載のコンテンツキャッシュ制御装置の動作方法。
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