JP2014157525A - タッチパネル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】タッチの有無を判定する判定手段の入力端子の数をスイッチの数よりも少なくすることができ、透明基板上で配線の交差をなくすことができるタッチパネル装置を提供する。
【解決手段】各スイッチのうち、少なくとも一部のスイッチに該当する位置にそれぞれ複数の複合電極41が配置され、他の各スイッチに該当する位置にそれぞれ単電極42が配置される。個々の複合電極41は、単電極42に接続され、かつ、1つのスイッチに該当する位置に配置される個々の複合電極41は、それぞれ異なる単電極42に接続される。接続されている複合電極41および単電極42の組み合わせ毎に、組み合わせからセンサIC2に引き回される配線が設けられる。各配線は、交差することなく引き回される。
【選択図】図4
【解決手段】各スイッチのうち、少なくとも一部のスイッチに該当する位置にそれぞれ複数の複合電極41が配置され、他の各スイッチに該当する位置にそれぞれ単電極42が配置される。個々の複合電極41は、単電極42に接続され、かつ、1つのスイッチに該当する位置に配置される個々の複合電極41は、それぞれ異なる単電極42に接続される。接続されている複合電極41および単電極42の組み合わせ毎に、組み合わせからセンサIC2に引き回される配線が設けられる。各配線は、交差することなく引き回される。
【選択図】図4
Description
本発明は、静電容量式のタッチパネル装置に関する。
静電容量式のタッチパネル装置には、タッチ検出に押し圧を必要としないので軽いタッチ感で操作できるという利点や、シームレスな製品デザインを実現できるという利点がある。このため、家庭用電化製品や産業機器等の分野でも静電容量式のタッチパネル装置の採用が進んでいる。特に、家庭用電化製品では、機械的バネ式スイッチやメンブレンスイッチに代えて、静電容量式のタッチパネル装置がスイッチの用途で採用されつつある(例えば、特許文献1,2参照)。
また、スイッチとして使用される静電容量式のタッチパネル装置では、静電容量の変化を検知するためのセンサ電極と、センサ電極と電気的に接続され、静電容量の変化に基づいてタッチの有無を判定するセンサICとが設けられる。一般的に、スイッチとして使用されるタッチパネル装置では、個々のスイッチに該当する位置にそれぞれ1つのセンサ電極が配置され、各センサ電極がセンサICの各入力端子に一対一に接続される。この結果、各スイッチがそれぞれ独立したスイッチ機能を果たすことができる。
しかし、上記のような構成では、スイッチの数は、センサICの入力端子の数に制限される。そのため、スイッチの数を増やす場合には、入力端子数の多いセンサICを選択する必要がある。この場合には、所望のスイッチ数に見合うセンサICを見つけられないと、スイッチ数を減らさざるを得ない。また、多数のスイッチに対応するために、複数のセンサICを用いることも考えられる。この場合には、センサICの数を増やす分、消費電力も大きくなるので、バッテリ駆動のモバイル機器にタッチパネル装置を搭載することが困難になる。また、いずれの場合であっても、センサICの実装のため広いスペースが必要となる。
非特許文献1には、センサICの入力端子数よりも多くのスイッチを実現可能なタッチパネル装置が記載されている。なお、1つのスイッチに該当する位置に配置される複数のセンサ電極をそれぞれ複合電極と記す。
図13は、非特許文献1に記載されたタッチパネル装置の構成を示す説明図である。図13に示すタッチパネル装置では、6×6=36個のスイッチ92が実現される。個々のスイッチ92には、第1の複合電極93と第2の複合電極94が配置される。一番左側の列の各スイッチの第1の複合電極93は、センサIC91の入力端子81に接続される。同様に、他の各列のスイッチの第1の複合電極93は、列毎にそれぞれ、入力端子82,83,84,85,86に接続される。また、第1行の各スイッチの第2の複合電極94は、入力端子71に接続される。同様に、他の各行のスイッチの第2の複合電極94は、行毎にそれぞれ、入力端子72,73,74,75,76に接続される。
図13に示す構成のタッチパネル装置では、1つのスイッチにタッチがあった場合に、2つの入力端子で静電容量の変化が検出される。従って、センサIC91は、静電容量の変化が検出される2つの入力端子の組み合わせに応じて、タッチのあったスイッチを判定することができる。このような構成により、スイッチの数に対して、センサICの入力端子の数を少なくすることができる。例えば、図13に示す例では、入力端子数が12本であるセンサIC91を用いて36個のスイッチを実現できる。この結果、入力端子数が36本以上であるセンサICを選択したり、あるいは、複数のセンサICを用いたりする必要がなくなる。
図14は、スイッチ数が2×2=4の場合のタッチパネル装置の例を示す模式図である。図14(A)は、1つのスイッチに1つのセンサ電極95を配置した一般的な構成を示す。図14(B)は、非特許文献1に記載の技術を適用した場合の構成を示す。なお、スイッチ数が4個である場合、非特許文献1に記載の技術を適用してもセンサIC91の入力端子の数は、スイッチの数と同数になる。
図15は、スイッチ数が3×3=9の場合のタッチパネル装置の例を示す模式図である。図15(A)は、1つのスイッチに一つのセンサ電極95を配置した一般的な構成を示す。図15(B)は、非特許文献1に記載の技術を適用した場合の構成を示す。非特許文献1に記載の技術を適用することにより、センサIC91の入力端子の数はスイッチの数(9個)よりも少ない6本で済む(図15(B)参照)。
「CAP1014ご紹介資料」、製品パンフレット、SMSC、2009年10月19日
非特許文献1に記載されたタッチパネル装置においてセンサ電極を配置する基板として透明基板を採用することが考えられる。この場合、各センサ電極とセンサICとを結ぶ配線同士が透明基板上で、図13に示すように交差する。従って、交差する配線同士が導通状態になることを防ぐために、配線の交差箇所で、交差する配線間に絶縁層を設ける必要がある。また、透明基板上の配線は、透明導電材で形成される。
しかし、交差する配線間に絶縁層を設けると、絶縁層により光の透過率が低下する等の光学特性の低下が生じる。また、絶縁層の均一性が欠けていると、絶縁層の薄い部分で交差する配線同士が接触する可能性が高くなったり、表示むらが発生したりする。
また、配線の交差箇所に設けた絶縁層には段差が生じる。その結果、絶縁層の厚さが配線よりも大きい場合には、その絶縁層の段差部の近辺で配線(透明導電材)にクラックが生じやすくなり、配線が断線する可能性が大きくなる。
そこで、本発明は、タッチの有無を判定する判定手段の入力端子の数をスイッチの数よりも少なくすることができ、透明基板上で配線の交差をなくすことができるタッチパネル装置を提供することを目的とする。
本発明によるタッチパネル装置は、スイッチとして使用される透明基板上の位置にセンサ電極が配置されたタッチパネル装置であって、センサ電極が配置される透明基板(例えば、透明基板1)と、スイッチとして使用される透明基板上の位置に対するタッチの有無を判定する判定手段(例えば、センサIC2)とを備え、1つのスイッチに該当する位置に配置される複数のセンサ電極をそれぞれ複合電極と称し、1つのスイッチに該当する位置に単独で配置される1つのセンサ電極を単電極と称した場合に、各スイッチのうち、少なくとも一部のスイッチに該当する位置にそれぞれ複数の複合電極が配置され、他の各スイッチに該当する位置にそれぞれ単電極が配置され、個々の複合電極は、単電極に接続され、かつ、1つのスイッチに該当する位置に配置される個々の複合電極は、それぞれ異なる単電極に接続され、接続されている複合電極および単電極の組み合わせ毎に、組み合わせから判定手段に引き回される配線が設けられ、各配線は、交差することなく引き回されることを特徴とするタッチパネル装置。
複合電極は、当該複合電極が配置されたスイッチに隣接するスイッチであって、単電極が配置されたスイッチの単電極に接続されてもよい。
複合電極に接続されていない単電極が存在する場合、当該単電極から判定手段に引き回される配線が、他の配線と交差することなく設けられてもよい。
連続する所定数のスイッチを繰り返し単位として、各繰り返し単位で、単電極および複合電極の接続態様が共通であってもよい。
また、本発明によるタッチパネル装置は、スイッチとして使用される透明基板上の位置にセンサ電極が配置されたタッチパネル装置であって、センサ電極が配置される透明基板(例えば、透明基板1)と、スイッチとして使用される透明基板上の位置に対するタッチの有無を判定する判定手段(例えば、センサIC2)とを備え、1つのスイッチに該当する位置に配置される複数のセンサ電極をそれぞれ複合電極と称し、2つ以上の複合電極を接続させた場合における個々の複合電極を共通電極と称した場合に、各スイッチのうち、少なくとも一部のスイッチに該当する位置にそれぞれ複数の複合電極が配置され、少なくとも一部の複合電極は、共通電極として、複合電極同士で接続され、接続されている共通電極の組み合わせ毎に、組み合わせから判定手段に引き回される配線が設けられ、各配線は、少なくとも透明基板上で交差することなく引き回されることを特徴とする。
1つのスイッチに該当する位置に単独で配置される1つのセンサ電極を単電極と称した場合に、1行をなす各スイッチに単電極が配置され、その1行に隣接する行の個々のスイッチには、それぞれ、共通電極に該当する複合電極と共通電極に該当しない複合電極とが配置され、共通電極に該当しない複合電極は、その1行をなす各スイッチのうち、当該複合電極が配置されたスイッチに隣接するスイッチの単電極に接続され、接続されている複合電極および単電極の組み合わせ毎に、組み合わせから判定手段に引き回される配線が設けられ、
各配線は、交差することなく引き回される構成であってもよい。
各配線は、交差することなく引き回される構成であってもよい。
また、連続する所定個数のスイッチが1つのグループになるように、各スイッチがグループに分けられ、個々のグループ内で、グループに属する全てのスイッチに、それぞれ複数の複合電極が配置され、当該グループに属する全てのスイッチから1つずつ選ばれた複合電極が接続されることによって、当該グループと一対一に対応する共通電極の組み合わせが定められ、各グループの対応する位置に該当するスイッチに配置された複合電極のうち、グループと一対一に対応する1つの共通電極の組み合わせに属さない複合電極が接続されることによってグループ間を跨ぐ共通電極の組み合わせが定められ、共通電極の組み合わせ毎に、組み合わせから判定手段に引き回される配線が設けられ、各配線は、少なくとも透明基板上で交差することなく引き回される構成であってもよい。
本発明によれば、タッチの有無を判定する判定手段の入力端子の数をスイッチの数よりも少なくすることができ、透明基板上で配線の交差をなくすことができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
既に述べたように、1つのスイッチに該当する位置に配置される複数のセンサ電極をそれぞれ複合電極と記す。また、1つのスイッチに該当する位置に単独で配置される1つのセンサ電極を単電極と記す。
実施形態1.
図1は、本発明のタッチパネル装置を示す模式図である。本発明のタッチパネル装置10は、投影型静電容量式のタッチパネル装置である。タッチパネル装置10は、スイッチとして使用される位置にセンサ電極が配置される透明基板1と、透明基板1上においてスイッチとして使用される位置に対するタッチの有無を判定するセンサIC2とを備える。センサIC2は、FPC(Flexible Printed Circuits )3上に配置される。
図1は、本発明のタッチパネル装置を示す模式図である。本発明のタッチパネル装置10は、投影型静電容量式のタッチパネル装置である。タッチパネル装置10は、スイッチとして使用される位置にセンサ電極が配置される透明基板1と、透明基板1上においてスイッチとして使用される位置に対するタッチの有無を判定するセンサIC2とを備える。センサIC2は、FPC(Flexible Printed Circuits )3上に配置される。
図1に示す例では、スイッチとして使用される位置が20箇所ある場合を示している。そして、図1では、各スイッチをA〜Tの符号で区別して示している。
透明基板1は、例えば、透明なガラス板である。本例では、長辺を100mm程度、短辺を20mm程度とすればよい。ただし、透明基板1の大きさは、特に限定されず、スイッチの数等に応じた大きさであればよい。
透明基板1において、各スイッチA〜Tに該当する位置には、センサ電極(図1において図示略)が配置される。センサ電極は、配線(図1において図示略)を介して、FPC3上のセンサIC2の入力端子に接続される。センサ電極および配線は、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)等の透明導電膜で形成される。また、センサ電極および配線は、例えば、ユーザから見て透明基板1の背面側の面に形成される。センサ電極および配線の配置については、図4を参照して後述する。
センサIC2は、センサ電極に接続される複数の入力端子と、どのスイッチにタッチがあったか等の情報を上位システム(図示略)に出力するための出力端子とを備える。図2は、センサIC2が備える入力端子および出力端子を示す模式図である。第1の実施形態では、センサ電極に接続される入力端子として、センサIC2が10本の入力端子21〜30を備える場合を例にして説明する。すなわち、本実施形態では、センサ電極に接続される入力端子数を10本として、20個のスイッチを実現する。入力端子21〜30以外の他の端子は、センサIC2が上位システム(図示略)に情報を出力するための出力端子や、センサIC2に対する設定を行うための端子である。
また、ユーザから見て透明基板1の背面側には、スイッチの位置に合わせてアイコンを表示する表示装置(図示略)が配置される。この表示装置は、例えば、液晶表示装置であるが、液晶表示装置以外の表示装置であってもよい。図3は、表示装置によるアイコンの表示例を示す模式図である。図3では、図1に示す20個のスイッチA〜Tに一対一に対応する20個のアイコンを表示した状態を示している。表示装置は、各アイコンを、対応するスイッチの位置に合わせて表示する。例えば、表示装置は、上段の一番左側のアイコン11を、スイッチA(図1参照)の位置に表示する。他のアイコンに関しても同様である。透明基板1の背面に存在する表示装置が各スイッチの位置にアイコンを表示することによって、ユーザは、透明基板1上でスイッチに該当する個所を認識することができる。
図4は、本実施形態におけるセンサ電極および配線の配置例を示す説明図である。本実施形態では、各スイッチA〜T(図1参照)のうち、少なくとも一部のスイッチに該当する位置に、それぞれ複数の複合電極41が配置される。図4に示す例では、20個のスイッチのうち、スイッチB,D,F,H,J,K,M,O,Q,S(図1参照)に該当する位置に、それぞれ複数の複合電極41を配置する場合を例示している。また、1つのスイッチに該当する位置に配置する複合電極41の数は2個であることが好ましい。各実施形態では、1つのスイッチに該当する位置に配置する複合電極41の数が2個である場合を例にして説明する。1つのスイッチに対応する複数の複合電極41同士は接続されない。
また、複合電極41を配置したスイッチ以外の各スイッチに該当する位置には、それぞれ単電極42が配置される。図4に示す例では、スイッチA,C,E,G,I,L,N,P,R,T(図1参照)に該当する位置に、それぞれ単電極42が配置される。
個々の複合電極41は、単電極42に接続される。このとき、1つのスイッチに該当する位置に配置される個々の複合電極41は、それぞれ異なる単電極に接続される。例えば、スイッチBの位置に配置される2つの複合電極41は、それぞれ異なる単電極42に接続される(図4参照)。同様に、スイッチD,F,H,J,K,M,O,Q,Sに着目した場合、それらの個々のスイッチの位置に配置される2つの複合電極は互いに異なる単電極42に接続される(図4参照)。
また、1つの複合電極41に着目した場合、その複合電極41が接続される単電極42は、その複合電極41が存在するスイッチに隣接するスイッチであって、単電極42が配置されたスイッチの単電極42である。スイッチBに配置される複合電極41を例にして説明する。スイッチBに隣接するスイッチであって、単電極42が配置されたスイッチは、スイッチA,C,Lである(図1、図4参照)。従って、スイッチBに配置される複合電極41は、スイッチA,C,Lに配置された単電極42のうちのいずれかに配置される。ただし、前述のように、スイッチBに配置される複合電極41は、それぞれ異なる単電極42に接続される。図4では、スイッチBに配置された2つの複合電極41の一方が、スイッチAに配置された単電極42に接続され、もう一方が、スイッチCに配置された単電極42に接続されている場合を例示している(図1、図4参照)。他の複合電極41に関しても、その複合電極41自身が存在するスイッチに隣接するスイッチであって、単電極42が配置されたスイッチの単電極42に接続される。
上記のように複合電極41を単電極42に接続させた結果、1つの単電極42に複数の複合電極41が接続されてもよい。
なお、複合電極41は、単電極42に接続されるが、複合電極41に接続されない単電極42が存在していてもよい。
また、上記のように複合電極41を単電極42に接続させた結果、接続された複合電極41および単電極42の組み合わせが形成される。図4では、同一の組み合わせに属する複合電極41および単電極42を同一の模様で表している。図4に示す例では、接続された複合電極41および単電極42の組み合わせが10組形成されている。個々の組み合わせにおいて、組み合わせに属する各センサ電極(複合電極41、単電極42)は、導通状態になっている。一方、異なる組み合わせに属しているセンサ電極同士は、非導通状態になっている。
なお、複合電極41は、単電極42に接続されるが、複合電極41に接続されない単電極42が存在していてもよい。この場合には、複合電極41に接続されない1つの単電極42のみを、1つの組み合わせとみなす。
上記のように形成された各組み合わせは、それぞれ、センサIC2の入力端子に対応している。図4に示す例では、複合電極41および単電極42の10組の組み合わせが、センサIC2の10本の入力端子21〜30と一対一に対応している。
接続された複合電極41および単電極42の組み合わせに属する複合電極41および単電極42のうち、いずれかのセンサ電極(複合電極41でも単電極42でもよい。)から、その組み合わせに対応するセンサIC2の入力端子まで、配線が引き回される。例えば、図4に示す例では、スイッチAの単電極42と、スイッチBの複合電極41のうちの1つと、スイッチKの複合電極のうちの1つが接続され、1つの組み合わせを形成している(図1、図4参照)。この組み合わせに属するセンサ電極のうち、スイッチAの単電極42から、センサIC2の入力端子21まで、1本の配線が引き回される。他の組み合わせに関しても同様である。この配線は、組毎に設けられる。例えば、図4に示す例では、複合電極41および単電極42の組み合わせが10組形成されているので、組毎に1本ずつ配線が引き回され、センサIC2とセンサ電極とを結ぶ配線として10本の配線が設けられる(図4参照)。
また、複合電極41に接続されていない単電極42が存在する場合、その単電極42が単体で1つの組をなす。この場合、その単電極42からセンサIC2の入力端子に配線を引き回せばよい。なお、図4に示す例では、複合電極41に接続されていない単電極42は存在していない。
1つの組み合わせに属するセンサ電極のうち、センサIC2の入力端子との間の配線を繋げるセンサ電極を決定する際には、配線抵抗を目標値(例えば、100kΩ)以下に収めることを優先的な条件として、その条件を満たすように配線を繋げるセンサ電極を決定すればよい。配線抵抗は、配線幅や配線長によって定まる。図4では、各単電極42からセンサIC2まで配線を引き回している場合を例示しているが、上記の条件を満足させるために、複合電極41からセンサIC2に配線を引き回すことがあってもよい。
また、図4に例示するように複合電極41、単電極42および各配線を配置することにより、複合電極41および単電極42の組み合わせから、センサIC2まで、配線同士が交差しないようにして、透明基板1およびFPC3上で各配線を引き回すことができる。本実施形態では、各組とセンサIC2とを接続させる配線は、交差することなく引き回される。
なお、各配線の幅は、2mm程度以下であることが好ましい。
また、1つのスイッチに対応する2つの複合電極41全体や、1つの単電極42は、例えば、一辺が5mm〜20mm程度の略矩形である。ただし、各センサ電極の大きさは、この大きさに限定されない。一般に、指のタッチ領域は、直径10mm程度の円形である。1つのスイッチに対応する2つの複合電極41全体が、この円形に内接するように、個々の複合電極41の大きさを定めてもよい。単電極42に大きさ関しても、1つの単電極42が、この円形に内接するように定めてもよい。また、1つのスイッチに対応する2つの複合電極41全体や、単電極42の形状および面積は、スイッチの重心位置と指の中心とが合うように指がスイッチにタッチしたときのタッチ領域の形状および面積に合わせて定めることが最も好ましい。
また、図4に示す例では、複合電極41の形状が三角形である場合を示したが、複合電極41の形状は三角形に限定されない。ただし、1つのスイッチに対応する2つの複合電極41の面積の差が小さいほど好ましく、面積が等しいことが最も好ましい。図5は、1つのスイッチに該当する位置に配置される2つの複合電極41の形状の例を示す模式図である。図5(A)は、2つの複合電極41の形状をいずれも矩形とした場合を示す。また、図5(B)は、2つの複合電極41の形状をいずれもF字形とした場合を示す。図4、図5(A)および図5(B)では、1つのスイッチに対応する2つの複合電極41の形状を共通とする場合を示しているが、2つの複合電極41の形状は異なっていてもよい。図5(C)は、2つの複合電極41の形状が異なる場合を示す。ただし、図5(C)に示す例では、1つのスイッチに対応する2つの複合電極41の面積に差が生じる。そのため、図5(C)に例示する形状よりも、図4、図5(A)および図5(B)に例示する形状の方が好ましい。
センサIC2は、1つのスイッチにタッチがあった場合に、そのスイッチに配置されたセンサ電極の周囲の静電容量の変化を検出する。ここで、図4に例示するように、センサ電極(複合電極41および単電極42)および配線を配置した場合、静電容量の変化を示す信号(具体的には、スイッチがタッチされている状態で所定電圧を与えられたときのセンサ電極の電位)が入力される入力端子の組み合わせは、個々のスイッチ毎に異なる。例えば、スイッチAがタッチされた場合、入力端子21のみに、スイッチAの単電極42の周囲の静電容量の変化を示す信号が入力される(図1、図4参照)。そして、この信号が入力端子21のみに入力されるのは、スイッチAがタッチされたときだけである。また、例えば、スイッチBがタッチされた場合、入力端子21,23のみに、スイッチBの各複合電極41の周囲の静電容量の変化を示す信号が入力される(図1、図4参照)。そして、この信号が入力端子21,23のみに入力されるのは、スイッチBがタッチされたときだけである。ここでは、スイッチAやスイッチBがタッチされた場合を例に説明したが、1つのスイッチがタッチされたときに、そのスイッチのセンサ電極周囲の静電容量の変化を示す信号が入力される入力端子は、スイッチ毎に異なる。従って、センサIC2は、センサ電極周囲の静電容量の変化を示す信号がどの入力端子に入力されたかによって、タッチされたスイッチを特定することができる。ただし、本実施形態では、マルチタッチは許容しない。すなわち、同時に複数のスイッチがタッチされることはないものとする。センサIC2は、タッチされたスイッチを特定すると、そのスイッチがタッチされたことを示す情報を上位システム(図示略)に出力する。
図6は、センサIC2の構成例を示すブロック図である。センサIC2は、出力電圧生成回路50と、センサ入出力回路51と、マルチプレクサ52と、A−D変換器53と、演算回路54と、リファレンスデータ記憶回路55と、動作設定レジスタ56と、データ入出力回路57とを備える。
センサ入出力回路51には、各入力端子21〜30(図6において図示略、図2参照)を備える。そして、センサ入出力回路51は、静電容量に応じた信号(センサ電極の電位)を取得する際、まず、一定期間、入力端子を通じて、その入力端子と導通するセンサ電極(複合電極41、単電極42)に所定電圧を与える。そして、次の一定期間で、その入力端子を介して、そのセンサ電極の電位がセンサ入出力回路51に入力される。このように、センサ電極に所定電圧を与えたときにおける、そのセンサ電極の電位は、そのセンサ電極の周囲の静電容量に応じた値である。センサ入出力回路51が、静電容量に応じた信号(センサ電極の電位)を取得するために用いる入力端子は、マルチプレクサ52によって、順に切り替えられる。
出力電圧生成回路50は、センサ入出力回路51がセンサ電極に与える上記の所定電圧を生成する。
マルチプレクサ52は、センサ入出力回路51が静電容量に応じた信号を取得するために用いる入力端子を順番に選択することを繰り返す。センサ入出力回路51は、マルチプレクサ52に選択された入力端子を通じて、上記のように、センサ電極に所定電圧を与え、続いて、その入力端子にそのセンサ電極の電位(センサ電極の周囲の静電容量を表す信号)が入力される。マルチプレクサ52は、選択した入力端子に入力されたセンサ電極の電位をA−D変換器53に入力する。
A−D変換器53は、入力された電位に対してA−D変換を行う。
動作設定レジスタ56は、演算回路54の基本動作や、演算回路54が参照する閾値が設定されるレジスタである。
リファレンスデータ記憶回路55は、タッチがない場合におけるセンサ電極の周囲の静電容量に応じた値(すなわち、タッチがない場合のセンサ電極の電位)のデジタル値(リファレンスデータ)を記憶する記憶回路である。タッチがないときのセンサ電極に対して、一定期間上記の所定電圧を与えた場合におけるそのセンサ電極の電位を計測しておき、その計測結果のデジタル値の平均値をリファレンスデータとして、リファレンスデータ記憶回路55に記憶させておけばよい。
演算回路54は、動作設定レジスタ56に設定された動作を実行する。具体的には、演算回路54は、マルチプレクサ52に選択された入力端子に入力された電位に対するA−D変換結果から、リファレンスデータ記憶回路に記憶されたリファレンスデータの値を減算する。演算回路54は、その減算結果の絶対値が、動作設定レジスタ56に記憶されている閾値未満であれば、その入力端子に導通しているセンサ電極が配置されたスイッチにタッチがないと判定する。
一方、演算回路54は、電位に対するA−D変換結果からリファレンスデータの値を減算した減算結果が、閾値以上であれば、その電位が入力された入力端子の情報を一時記憶する。マルチプレクサ52が各入力端子の選択を全て終えた時点で、演算回路54は、一時記憶している入力端子の情報の組み合わせに基づいて、タッチのあったスイッチを判定する。また、マルチプレクサ52が各入力端子の選択を全て終えた時点で、一時記憶している入力端子の情報がなければ、演算回路54は、いずれのスイッチにもタッチがないと判定する。
データ入出力回路57は、タッチされたと判定したスイッチの情報を上位システムに伝えるための出力端子を有するインタフェースである。演算回路54は、データ入出力回路57を介して上位システムに情報を出力する。また、データ入出力回路57は、動作設定レジスタ57に閾値を設定するための端子も備える。
図7は、センサIC2の動作の例を示すフローチャートである。まず、マルチプレクサ52は、センサIC2の入力端子21〜30を順に選択する。センサ入出力回路51は、選択された入力端子に導通しているセンサ電極に所定電位を与え、その入力端子を介してそのセンサ電極の電位を取得する。A−D変換回路53は、その電位に対してA−D変換を行う。演算回路54は、そのA−D変換結果からリファレンスデータの値を減算し、その減算結果の絶対値と閾値の大小判定を行う。演算回路54は、減算結果の絶対値が閾値以上であれば、選択されている入力端子の情報を一時記憶する。センサ入出力回路51、A−D変換回路53および演算回路54は、マルチプレクサ52に選択された入力端子毎に、上記の動作を行う(ステップS1)。
マルチプレクサ52が各入力端子の選択を全て終えた時点で、演算回路54は、一時記憶している入力端子の情報があるか否かを判定する(ステップS2)。換言すれば、演算回路54は、減算結果の絶対値が閾値以上となった入力端子の有無を判定する。
入力端子の情報を記憶していなければ(ステップS2のNo)、センサIC2は、ステップS1以降の動作を繰り返す。一方、一時記憶している入力端子の情報があれば(ステップS2のYes)、演算回路54は、一時記憶している入力端子の情報の組み合わせに基づいて、タッチのあったスイッチを判定し、そのスイッチの情報を上位システムに出力する(ステップS3)。
例えば、入力端子21の情報のみを一時記憶していたのであれば、演算回路54は、スイッチAにタッチがあったと判定する。また、例えば、入力端子21,23の情報のみを一時記憶していたのであれば、演算回路54は、スイッチBにタッチがあったと判定する。
ステップS3の後、再度ステップS1の動作を開始してもよい。この場合、演算回路54は、一時記憶していた入力端子の情報を削除する。
本実施形態では、少なくとも一部のスイッチに該当する位置に複合電極41を配置し、各複合電極を、単電極42に接続させる。このとき、1つのスイッチに対応する個々の複合電極41は、それぞれ異なる単電極42に接続させる。そして、接続させている複合電極41および単電極42の組み合わせ毎に、その組み合わせに含まれるいずれか1つのセンサ電極からセンサIC2の1つの入力端子まで配線を引き回す。従って、センサIC2の入力端子の数をスイッチの数よりも少なくすることができる。そして、センサ電極周囲の静電容量の変化に応じた信号が入力された入力端子の組み合わせにより、タッチのあったスイッチを一意に特定することができる。
また、その結果、入力端子数の少ないセンサIC2を使うことが可能になり、センサIC2の実装面積を少なくすることができる。また、低価格のセンサICを使用することができ、センサICの選択の幅を広げることができる。
また、本実施形態では、接続される複合電極41および単電極42の各組み合わせと、センサIC2の入力端子とを接続させる各配線が交差しないようにすることができる。従って、配線間に絶縁層を設ける必要がない。そのため、透明基板上で交差する配線間に絶縁層を設ける場合の種々の問題(透過率の低下、表示むら、配線同士の接触や配線の断線等)の発生を防止することができる。
図8に、第1の実施形態の他の例を示す。図8(A)は、2×2=4個のスイッチを有するタッチパネル装置に本実施形態を適用した例を示す。図8(B)は、3×3個の9個のスイッチを有するタッチパネル装置に本実施形態を適用した例を示す。
また、連続する所定数のスイッチを繰り返し単位として、各繰り返し単位で、単電極および複合電極の接続態様が共通である構成であってもよい。例えば、連続する2×3=6個のスイッチを繰り返し並べ、その2×3個のスイッチの各繰り返し単位で、単電極および複合電極の接続態様を共通としてもよい。この接続態様として、例えば、図4に示すスイッチA,B,C,K,L,Mにおける単電極および複合電極の接続態様を採用してもよい。
実施形態2.
第2の実施形態は、一部のスイッチに関してマルチタッチを許容する実施形態である。第2の実施形態においても、図1に示すようにスイッチとして設定される位置が20箇所ある場合を例にして説明する。また、第1の実施形態と同様の事項に関しては、説明を省略する。
第2の実施形態は、一部のスイッチに関してマルチタッチを許容する実施形態である。第2の実施形態においても、図1に示すようにスイッチとして設定される位置が20箇所ある場合を例にして説明する。また、第1の実施形態と同様の事項に関しては、説明を省略する。
本実施形態では、センサIC2は、12本の入力端子21〜32(図9参照)を備えているものとする。その他の点に関しては、第2の実施形態のセンサIC2は、第1の実施形態のセンサIC2と同様であり、説明を省略する。
図9は、第2の実施形態におけるセンサ電極および配線の配置例を示す説明図である。
本実施形態および後述の第3の実施形態において、2つ以上の複合電極を接続させた場合における個々の複合電極を共通電極と記す。共通電極には、単電極は接続されない。共通電極に該当する複合電極を符号43で示す。そして、複合電極43を共通電極43と記す場合がある。また、共通電極に該当しない複合電極を符号44で示す。
第2の実施形態においても、各スイッチA〜T(図1参照)のうち、少なくとも一部のスイッチに該当する位置に、それぞれ複数(本例では2個とする。)の複合電極が配置される。そして、それらの複合電極のうち、少なくとも一部の複合電極は、共通電極として、複合電極同士で接続される。また、複合電極を配置したスイッチ以外の各スイッチに該当する位置には、それぞれ単電極が配置される。
より具体的に、第2の実施形態でのセンサ電極の配置を説明する。第2の実施形態では、1行をなす各スイッチに単電極が配置される。図9に示す例では、1行をなすスイッチK〜T(図1参照)に該当する位置に、それぞれ単電極42が配置される。
その1行(単電極42が配置されるスイッチの行)に隣接する行の個々のスイッチには、それぞれ、共通電極に該当する複合電極43と、共通電極に該当しない複合電極44とが配置される。図9に示す例では、単電極42が配置されるスイッチK〜Tからなる行に隣接する行の個々のスイッチA〜J(図1参照)に、それぞれ、共通電極に該当する複合電極43および共通電極に該当しない複合電極44が1つずつ配置される。
スイッチA〜Jのそれぞれの位置に配置された2個の複合電極のうち、共通電極に該当しない複合電極44は、単電極42が配置される行をなす各スイッチK〜Tのうち、その複合電極44が配置されたスイッチに隣接するスイッチの単電極42に接続される。例えば、スイッチAに配置される2個の複合電極のうち、共通電極に該当しない複合電極44は、各スイッチK〜Tのうち、スイッチAに隣接するスイッチKに配置された単電極42に接続される(図1、図9参照)。同様に、スイッチB〜Jに配置されている、共通電極に該当しない方の複合電極44は、それぞれ、隣接するスイッチL〜Tに配置された単電極42に接続される。
また、スイッチA〜Jのそれぞれの位置に配置された2個の複合電極のうち、共通電極に該当する複合電極43(換言すれば、単電極42に接続されない複合電極43)は、その複合電極43同士で接続される。図9に示す例では、スイッチA〜E(図1参照)のそれぞれの位置に配置された複合電極のうち、単電極42に接続されない複合電極43が、それぞれ導通するように接続される。同様に、スイッチF〜J(図1参照)のそれぞれの位置に配置された複合電極のうち、単電極42に接続されない複合電極43が、それぞれ導通するように接続される。この結果、スイッチA〜Eに配置される5個の共通電極43が接続され、また、スイッチF〜Jに配置される5個の共通電極43が接続される。
上記のようにセンサ電極を接続することによって、接続されている共通電極43の組み合わせと、接続されている複合電極44および単電極42の組み合わせが形成される。図9に示す例では、共通電極の組み合わせが2組形成され、複合電極44および単電極42の組み合わせの組み合わせが10組形成される。すなわち、センサ電極の組み合わせが12組形成される。また、図9では、同一の組み合わせに属するセンサ電極を同一の模様で表している。個々の組み合わせにおいて、組み合わせに属する各センサ電極は、導通状態になっている。また、異なる組み合わせに属しているセンサ電極同士は、非導通状態になっている。
上記のように形成された各組み合わせは、それぞれ、センサIC2の入力端子に対応している。図9に示す例では、センサ電極の12組の組み合わせが、センサIC2の12本の入力端子21〜32と一対一に対応している。
接続されたセンサ電極の組み合わせに属するセンサ電極のうち、いずれかのセンサ電極から、その組み合わせに対応するセンサIC2の入力端子まで、1本の配線が引き回される。この配線は、組み合わせ毎に設けられるので、本例では、センサIC2とセンサ電極とを結ぶ配線として12本の配線が設けられる。
具体的には、共通電極43の組み合わせ毎に、組み合わせに含まれている共通電極のうち、いずれか1つの共通電極からセンサICの入力端子まで、配線が引き回される。図9に示す例では、スイッチAに配置された共通電極43から入力端子21まで配線が引き回される。また、スイッチJに配置された共通電極43から入力端子32まで配線が引き回される。
また、接続されている複合電極44および単電極42の組み合わせ毎に、組み合わせに含まれている複合電極および単電極のうちいずれか1つのセンサ電極(複合電極44でも単電極42でもよい。)からセンサICの入力端子まで、1本の配線が引き回される。図9に示す例では、複合電極44および単電極42の組み合わせが10組形成され、各組の単電極42と、センサIC2の入力端子22〜31とが一対一に対応し、対応する単電極42と入力端子との間に1本の配線が引き回される。
上記のように、共通電極43の組み合わせ、および、複合電極44と単電極42の組み合わせを形成し、センサ電極の組み合わせ毎にセンサIC2まで配線を引き回すことによって、透明基板1およびFPC3上で各配線を交差させないようにすることができる。本実施形態では、各組とセンサIC2とを接続させる配線は、透明基板1およびFPC3上で交差することなく引き回される。
本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、静電容量の変化を示す信号が入力される入力端子の組み合わせは、個々のスイッチ毎に異なる。例えば、スイッチAがタッチされた場合、入力端子21,22のみに、スイッチAの各複合電極43,44の周囲の静電容量の変化を示す信号が入力される(図1、図9参照)。そして、この信号が入力端子21,22のみに入力されるのは、スイッチAがタッチされたときだけである。また、例えば、スイッチKがタッチされた場合、入力端子22のみに、スイッチBの単電極42の周囲の静電容量の変化を示す信号が入力される(図1、図9参照)。そして、この信号が入力端子22のみに入力されるのは、スイッチKがタッチされたときだけである。ここでは、スイッチAやスイッチKがタッチされた場合を例に説明したが、1つのスイッチがタッチされたときに、そのスイッチのセンサ電極周囲の静電容量の変化を示す信号が入力される入力端子は、スイッチ毎に異なる。従って、センサIC2は、センサ電極周囲の静電容量の変化を示す信号がどの入力端子に入力されたかによって、タッチされたスイッチを特定することができる。
また、第2の実施形態では、単電極42が配置されたスイッチの行(図9に示す下段の行)に限り、マルチタッチを許容できる。すなわち、スイッチK〜Tに限り、同時に複数個のスイッチがタッチされた場合、センサIC2は、タッチされた複数のスイッチをそれぞれ特定することができる。例えば、スイッチK,Lが同時にタッチされた場合、入力端子22,23のみに、静電容量の変化を示す信号が入力される(図1、図9参照)。そして、この信号が入力端子22,23に入力されるのは、スイッチK,Lが同時にタッチされたときだけである。このように、下段のスイッチK〜Tで複数のスイッチがタッチされているときに静電容量の変化を示す信号が入力される入力端子は、同時にタッチされているスイッチの組み合わせ毎に異なる。従って、同時にタッチされ得るスイッチをスイッチK〜Tに限定した場合、センサIC2は、静電容量の変化を示す信号がどの入力端子に入力されたかによって、同時にタッチされている複数のスイッチを特定することができる。タッチを検出可能なスイッチの数は2個でなくてもよく、単電極42が配置されている行のスイッチ数の範囲内であれば特に限定されない。
第2の実施形態でも、センサ電極の組み合わせを形成し、その組み合わせ毎に配線をセンサIC2まで引き回すので、センサIC2の入力端子の数をスイッチの数よりも少なくすることができる。そして、センサ電極周囲の静電容量の変化に応じた信号が入力された入力端子の組み合わせにより、タッチのあったスイッチを一意に特定することができる。また、その結果、センサIC2の実装面積を少なくしたり、センサICの選択の幅を広げたりすることができる。
また、センサ電極の各組み合わせと、センサIC2の入力端子とを接続させる各配線が交差しないようにすることができる。従って、透明基板上で配線間に絶縁層を設ける必要がなく、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
また、第2の実施形態では、上述のように、単電極42が配置されたスイッチの行に限り、マルチタッチを許容できるという効果も得られる。
実施形態3.
第3の実施形態も、一部のスイッチに関してマルチタッチを許容する実施形態である。第3の実施形態においても、図1に示すようにスイッチとして設定される位置が20箇所ある場合を例にして説明する。また、第1の実施形態や第2の実施形態と同様の事項に関しては、説明を省略する。
第3の実施形態も、一部のスイッチに関してマルチタッチを許容する実施形態である。第3の実施形態においても、図1に示すようにスイッチとして設定される位置が20箇所ある場合を例にして説明する。また、第1の実施形態や第2の実施形態と同様の事項に関しては、説明を省略する。
本実施形態では、センサIC2は、12本の入力端子21〜32(図10参照)を備えているものとする。その他の点に関しては、第3の実施形態のセンサIC2は、第1の実施形態や第2の実施形態のセンサIC2と同様であり、説明を省略する。
第2の実施形態で説明したように、2つ以上の複合電極を接続させた場合における個々の複合電極を共通電極と記す。
図10は、第3の実施形態におけるセンサ電極および配線の配置例を示す説明図である。
第3の実施形態では、全てのスイッチA〜T(図1参照)に、それぞれ複数(本例では2個)の複合電極が配置される。そして、それらの複合電極は、共通電極として、複合電極同士で接続される。なお、第3の実施形態では、全てのスイッチに複合電極が配置されるので、単電極は設けられない。
第3の実施形態では、連続して配置される所定個数のスイッチが1つのグループになるように、各スイッチがグループに分けられる。図10では、2行5列に連続して並ぶ10個のスイッチを1つのグループとする場合を例示している。具体的には、スイッチA,B,C,D,E,K,L,M,N,Oを第1のグループUとし、スイッチF,G,H,I,J,P,Q,R,S,Tを第2のグループVとしてグループ分けした場合を例示している(図1、図10参照)。
個々のグループ内では、グループに属する全てのスイッチに、それぞれ複数(本例では2個とする。)の複合電極が配置される。さらに、個々のグループでは、グループに属する全てのスイッチから1つずつ選ばれた複合電極が接続されることによって、グループと一対一に対応する共通電極の組み合わせが定められる。
例えば、グループUでは、グループU内の全てのスイッチからそれぞれ、ユーザ側から見て右側に配置される複合電極43を1つずつ選択し、それらの複合電極43を接続させる。この結果、グループUに属する各スイッチA,B,C,D,E,K,L,M,N,Oにおける右側の複合電極43が共通電極となり、その共通電極からなる共通電極の組み合わせが1組定められる。
同様に、グループVでも、グループV内の全てのスイッチからそれぞれ、ユーザ側から見て右側に配置される複合電極43を1つずつ選択し、それらの複合電極43を接続させる。この結果、グループVに属する各スイッチF,G,H,I,J,P,Q,R,S,Tにおける右側の複合電極43が共通電極となり、その共通電極からなる共通電極の組み合わせが1組定められる。
さらに、第3の実施形態では、グループ間を跨ぐ共通電極の組み合わせも定められる。上記の2組の組み合わせは、グループU,Vと一対一に対応する組み合わせである。この組み合わせに属さない複合電極45(ユーザ側から見て左側に配置される複合電極)によって、グループ間を跨ぐ共通電極の組み合わせが定められる。グループ間を跨ぐ共通電極の組み合わせについて、より具体的に説明する。前述のように、第3の実施形態では、連続して配置される所定個数のスイッチが1つのグループになるように、各スイッチはグループ分けされる。従って、各グループの対応する位置に該当するスイッチを対応付けることができる。例えば、グループUの左上に位置するスイッチAと、グループVの左上に位置するスイッチFとを対応付けることができる(図1、図10参照)。同様に、スイッチB,Gを対応付けることができる。他のスイッチに関してもグループU内のスイッチと、グループV内のスイッチとを対応づけることができる。このように対応するスイッチにおいて、前述の2組の組み合わせ(グループU,Vと一対一に対応する組み合わせ)に属していない複合電極45同士が接続される。例えば、スイッチA,Fにおける左側の複合電極45同士が接続される。この結果、スイッチA,Fの複合電極45からなる共通電極の組み合わせが定まる。
同様に、スイッチB,Gの組、スイッチC,Hの組、スイッチD,Iの組、スイッチE,Jの組、スイッチK,Pの組、スイッチL,Qの組、スイッチM,Rの組、スイッチN,Sの組、スイッチO,Tの組においても、それぞれ、左側の複合電極45同士が接続され、共通電極の組み合わせが定まる。従って、図10に示す例では、グループを跨ぐ共通電極の組み合わせは、10組定められる。そして、前述のグループU,Vに対応する2組と合わせて、共通電極の組み合わせが12組定まる。
これらの12組の共通電極の組み合わせは、センサIC2の入力端子21〜32と一対一に対応する。そして、共通電極の組み合わせ毎に、組み合わせから、その組み合わせに対応する入力端子に配線が引き回される。例えば、グループUに対応する共通電極の組み合わせ(スイッチA〜E,K〜Oの右側の複合電極43からなる組み合わせ)から入力端子21に配線が引き回される。また、例えば、スイッチA,Fの複合電極45からなる共通電極の組み合わせから入力端子22に配線が引き回される。
なお、各組から入力端子に配線を引き回す場合に、共通電極同士を接続させる配線から、入力端子に向けて配線を引き回してもよい。
第3の実施形態では、同一グループ内の共通電極の組み合わせと、グループを跨ぐ共通電極の組み合わせとが存在する。そのため、共通電極の各組からセンサIC2まで引き回される配線同士は交差する。ただし、図10に示すように、少なくとも、透明基板1上では配線の交差が生じさせずにFPC3上で配線が交差するように、配線を設けることができる。本実施形態では、各組とセンサIC2とを接続させる配線は、透明基板1では交差せず、FPC3上で交差するように引き回される。なお、FPC3は、ユーザに視認されることがないため、FPC3上に設ける配線の材料として、ITOではなく、銅等を用いてもよい。
なお、FPC3上で交差する配線同士は、導通しないようにする。図11は、FPC上で配線同士を導通させずに交差させる構成の例を示す模式的断面図である。図11は、FPC3上で二本の配線71,72が交差する箇所の断面図を表している。FPC3の一方の面上で、一方の配線72は切断され、その間を通過するように配線71が設けられる。そして、配線71,72が交差する箇所には、FPC3に2つの孔73が設けられる。また、配線71,72が設けられる面の反対側の面には、2つの孔73同士を結ぶ配線74が設けられる。そして、この配線74と配線72とが孔73を介して接続され、導通状態となる。このような多層構造とすることで、配線71,72を導通させずに交差させることができる。
また、図12は、FPC上で配線同士を導通させずに交差させる構成の他の例を示す模式的断面図である。一方の配線72は切断され、その間を通過するように配線71が設けられる。そして、その付近の配線71,72を覆う絶縁層76が配置される。そして、絶縁層76には2つの孔77が設けられる。絶縁層76の上層には、二つの孔77同士を結ぶ配線78が設けられる。そして、この配線78と配線72とが孔77を介して接続され、導通状態となる。このように、FPC3上において絶縁層76を設けることによって、配線71,72を導通させずに交差させる構成を採用してもよい。
本実施形態においても、静電容量の変化を示す信号が入力される入力端子の組み合わせは、個々のスイッチ毎に異なる。例えば、スイッチAがタッチされた場合、入力端子21,22のみに、静電容量の変化を示す信号が入力される(図1、図10参照)。そして、この信号が入力端子21,22のみに入力されるのは、スイッチAがタッチされたときだけである。ここでは、スイッチAがタッチされた場合を例に説明したが、1つのスイッチがタッチされたときに、そのスイッチのセンサ電極周囲の静電容量の変化を示す信号が入力される入力端子は、スイッチ毎に異なる。従って、センサIC2は、センサ電極周囲の静電容量の変化を示す信号がどの入力端子に入力されたかによって、タッチされたスイッチを特定することができる。
また、第2の実施形態では、グループ内に限り、マルチタッチを許容できる。すなわち、グループU内のスイッチのみがタッチされる場合、および、グループV内のスイッチのみがタッチされる場合に限り、センサIC2は、タッチされた複数のスイッチをそれぞれ特定することができる。例えば、グループU内のスイッチA,Kが同時にタッチされた場合、入力端子21,22,23のみに、静電容量の変化を示す信号が入力される(図1、図10参照)。そして、この信号が入力端子21,22,23のみに入力されるのは、スイッチA,Kが同時にタッチされたときだけである。このように、グループU内で複数のスイッチがタッチされているときに静電容量の変化を示す信号が入力される入力端子は、同時にタッチされているスイッチの組み合わせ毎に異なる。この点は、グループVに関しても同様である。従って、同時にタッチされるスイッチを同一グループ内のスイッチに限定した場合、センサIC2は、静電容量の変化を示す信号がどの入力端子に入力されたかによって、同時にタッチされている複数のスイッチを特定することができる。タッチを検出可能なスイッチの数は2個でなくてもよく、1つのグループ内のスイッチの数の範囲内であれば特に限定されない。
第3の実施形態では、共通電極の組み合わせを形成し、その組み合わせ毎に配線をセンサIC2までに引き回すので、センサIC2の入力端子の数をスイッチの数よりも少なくすることができる。そして、センサ電極周囲の静電容量の変化に応じた信号が入力された入力端子の組み合わせにより、タッチのあったスイッチを一意に特定することができる。また、その結果、センサIC2の実装面積を少なくしたり、センサICの選択の幅を広げたりすることができる。
また、第3の実施形態では、共通電極の組み合わせとセンサIC2の入力端子とを接続させる配線同士が交差する。しかし、第3の実施形態では、透明基板1上ではなく、FPC3上で配線を交差させる。この場合、例えば、図11に例示する多層構造とすればよい。FPC上で配線同士が交差する回路形成は一般的に行われており、図11に例示するFPC3における多層構造は、容易に実現できる。従って、FPC3における多層構造で配線同士を導通させない構成としても、タッチパネル装置の製造コストの増加を抑えることができる。
また、図12に示すようにFPC3上において絶縁層76を設けることによって、配線71,72を導通させずに交差させる構成を採用してもよい。FPC上に絶縁層を設けても、視認性に影響しない。そのため、透過率の低下や表示むらの発生等の問題は生じない。また、透過率の低下は問題にならないので、絶縁層76を薄膜化する必要はない。また、前述のように、FPC3上に設ける配線の材料は、ITOではなく、銅等でよい。そのため、FPC3上では銅等の配線を用いることで、絶縁層76の厚みを大きくしてもFPC3上の配線の断線を防止することができる。
また、第3の実施形態では、上述のように、同一グループ内のスイッチに限り、マルチタッチを許容できるという効果も得られる。
本発明は、スイッチの用途で用いられるタッチパネル装置に好適に適用される。
1 透明基板
2 センサIC
3 FPC
21〜32 入力端子
41,43,44,45 複合電極
42 単電極
2 センサIC
3 FPC
21〜32 入力端子
41,43,44,45 複合電極
42 単電極
Claims (7)
- スイッチとして使用される透明基板上の位置にセンサ電極が配置されたタッチパネル装置であって、
センサ電極が配置される透明基板と、
スイッチとして使用される透明基板上の位置に対するタッチの有無を判定する判定手段とを備え、
1つのスイッチに該当する位置に配置される複数のセンサ電極をそれぞれ複合電極と称し、1つのスイッチに該当する位置に単独で配置される1つのセンサ電極を単電極と称した場合に、
各スイッチのうち、少なくとも一部のスイッチに該当する位置にそれぞれ複数の複合電極が配置され、
他の各スイッチに該当する位置にそれぞれ単電極が配置され、
個々の複合電極は、単電極に接続され、かつ、1つのスイッチに該当する位置に配置される個々の複合電極は、それぞれ異なる単電極に接続され、
接続されている複合電極および単電極の組み合わせ毎に、組み合わせから前記判定手段に引き回される配線が設けられ、
各配線は、交差することなく引き回される
ことを特徴とするタッチパネル装置。 - 複合電極は、当該複合電極が配置されたスイッチに隣接するスイッチであって、単電極が配置されたスイッチの単電極に接続される
請求項1に記載のタッチパネル装置。 - 複合電極に接続されていない単電極が存在する場合、当該単電極から判定手段に引き回される配線が、他の配線と交差することなく設けられる
請求項1または請求項2に記載のタッチパネル装置。 - 連続する所定数のスイッチを繰り返し単位として、各繰り返し単位で、単電極および複合電極の接続態様が共通である
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のタッチパネル装置。 - スイッチとして使用される透明基板上の位置にセンサ電極が配置されたタッチパネル装置であって、
センサ電極が配置される透明基板と、
スイッチとして使用される透明基板上の位置に対するタッチの有無を判定する判定手段とを備え、
1つのスイッチに該当する位置に配置される複数のセンサ電極をそれぞれ複合電極と称し、2つ以上の複合電極を接続させた場合における個々の複合電極を共通電極と称した場合に、
各スイッチのうち、少なくとも一部のスイッチに該当する位置にそれぞれ複数の複合電極が配置され、
少なくとも一部の複合電極は、共通電極として、複合電極同士で接続され、
接続されている共通電極の組み合わせ毎に、組み合わせから前記判定手段に引き回される配線が設けられ、
各配線は、少なくとも前記透明基板上で交差することなく引き回される
ことを特徴とするタッチパネル装置。 - 1つのスイッチに該当する位置に単独で配置される1つのセンサ電極を単電極と称した場合に、
1行をなす各スイッチに単電極が配置され、前記1行に隣接する行の個々のスイッチには、それぞれ、共通電極に該当する複合電極と共通電極に該当しない複合電極とが配置され、
共通電極に該当しない複合電極は、前記1行をなす各スイッチのうち、当該複合電極が配置されたスイッチに隣接するスイッチの単電極に接続され、
接続されている複合電極および単電極の組み合わせ毎に、組み合わせから前記判定手段に引き回される配線が設けられ、
各配線は、交差することなく引き回される
請求項5に記載のタッチパネル装置。 - 連続する所定個数のスイッチが1つのグループになるように、各スイッチがグループに分けられ、
個々のグループ内で、
グループに属する全てのスイッチに、それぞれ複数の複合電極が配置され、当該グループに属する全てのスイッチから1つずつ選ばれた複合電極が接続されることによって、当該グループと一対一に対応する共通電極の組み合わせが定められ、
各グループの対応する位置に該当するスイッチに配置された複合電極のうち、グループと一対一に対応する1つの共通電極の組み合わせに属さない複合電極が接続されることによってグループ間を跨ぐ共通電極の組み合わせが定められ、
共通電極の組み合わせ毎に、組み合わせから判定手段に引き回される配線が設けられ、
各配線は、少なくとも透明基板上で交差することなく引き回される
請求項5に記載のタッチパネル装置。
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JP2013028588A Pending JP2014157525A (ja) | 2013-02-18 | 2013-02-18 | タッチパネル装置 |
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JP (1) | JP2014157525A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016086239A (ja) * | 2014-10-23 | 2016-05-19 | ファナック株式会社 | キーボード |
JP2016126522A (ja) * | 2014-12-27 | 2016-07-11 | アルプス電気株式会社 | 入力機器 |
JP2017120592A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | アルプス電気株式会社 | タッチセンサ |
JPWO2017013952A1 (ja) * | 2015-07-17 | 2018-04-19 | 富士電機株式会社 | 光学式タッチパネル及び自動販売機 |
-
2013
- 2013-02-18 JP JP2013028588A patent/JP2014157525A/ja active Pending
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JP2016086239A (ja) * | 2014-10-23 | 2016-05-19 | ファナック株式会社 | キーボード |
JP2016126522A (ja) * | 2014-12-27 | 2016-07-11 | アルプス電気株式会社 | 入力機器 |
JPWO2017013952A1 (ja) * | 2015-07-17 | 2018-04-19 | 富士電機株式会社 | 光学式タッチパネル及び自動販売機 |
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