JP2014155007A - スマートメータおよびスマートメータシステム - Google Patents

スマートメータおよびスマートメータシステム Download PDF

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Abstract

【課題】遠隔地にある管理サーバ等の機器から宅内機器を制御する電力システムの実現が可能なスマートメータを得ること。
【解決手段】スマートメータは、需要家内の電力使用機器が管理サーバと通信する際にグローバルネットワークで使用するグローバルIPアドレスを、電力使用機器に割り当てられているローカルIPアドレスと対応付けて管理し、管理サーバが電力使用機器と通信する際にローカルネットワークで使用するローカルIPアドレスを、管理サーバに割り当てられているグローバルIPアドレスと対応付けて管理し、管理サーバが送信元のパケットをグローバルネットワークから受信すると、宛先および送信元に設定されているグローバルIPアドレスをローカルIPアドレスに変換し、電力使用機器が送信元のパケットをローカルネットワークから受信すると、宛先および送信元に設定されているローカルIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換する。
【選択図】図1

Description

本発明は、需要家における使用電力量や発電電力量などの情報を収集して管理サーバ等へ送信するスマートメータに関する。
近年の電力システムでは、特に需要家への配電システムの高度化高機能化が進展しており、より効率的な電力需給管理を実現することを目的として、需要家の使用電力量や発電電力量を計測する電力量計に通信機能を付加し、遠隔地にある管理サーバにおいてネットワーク経由でほぼリアルタイムに電力量を把握可能とするスマートメータの開発が進められている。
また、需要家宅内においてはHEMS(ホーム エネルギー マネジメント システム)装置において宅内の各種機器における電力使用状況や太陽光発電装置および蓄電装置等を管理することが提案されており、電力供給逼迫時にはHEMS装置から宅内の各種機器へ使用電力量を削減するよう指示する需給制御(デマンドレスポンス制御)の実験も実施されている。
さらに、デマンドレスポンス制御では、電力システムからスマートメータに至るネットワークを利用して遠隔地にある管理サーバから宅内機器への制御を実行することも考えられている。
このようなデマンドレスポンス制御では、そのアプリケーションプロトコルとして宅内ネットワーク上ではエコーネット等の規格が提案され、通信プロトコルとしてはIPv6が適用される。また、電力会社等に設置された管理サーバからグローバルネットワークを経由し需要家に向けたデマンドレスポンス制御を実現する方式も検討されている。そのアプリケーションプロトコルとしてはIEC(International Electrotechnical Commission)等の国際標準化機関で検討されており、通信プロトコルとしてもIPv6の適用が想定されている。
ここで適用されるIPv6では、IPv6アドレスとして128ビットの空間が定義されており、上位64ビットをネットワークの識別(ネットワークプレフィクス)として、また、下位64ビットをネットワーク内の装置の識別(インタフェース識別子)として使用することで、通信機能を持つ宅内の各種機器にも一意となるIPv6アドレス(グローバルIPアドレス)を付与することが可能である。
この付与方法の一例として、非特許文献1に記載された自動アドレス設定がある。この方法では、ルータ等のネットワーク装置からそのネットワークで使用するネットワークプレフィクスをルータ広告パケットにより広告し、そのルータ広告を受信した装置では広告されたネットワークプレフィクスに自身のインタフェース識別子を連結してグローバルなIPv6アドレスを生成する。
IETF RFC4862
上述したように、遠隔地にある管理サーバによる宅内機器の制御が可能なシステムを構築するためには制御対象とする全ての宅内機器にIPv6アドレスを割り当てる必要がある。ここで、グローバルIPネットワークではネットワーク識別子でIPv6パケットの転送経路を決定することから、管理サーバが特定の宅内機器をIPv6アドレスで一意に指定するためには、各宅内機器が接続されている宅内ネットワークを意味するネットワークプレフィクスの値も世界で唯一の値として割り当てる必要がある。しかしながら、各需要家の宅内ネットワークに個別にグローバルなネットワークプレフィクスを割り当てるのは現実的ではなく、また、宅内ネットワークであるローカルネットワークにインタフェース識別子64ビットの広大なアドレス空間を割り当てるのも無駄が大きく、IPv6アドレスを多大に浪費してしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、IPv6アドレスの浪費を抑えつつ、遠隔地にある管理サーバ等の機器から宅内機器を制御する電力システムの実現が可能なスマートメータおよびスマートメータシステムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、需要家における使用電力量や発電電力量の情報である電力関連情報を収集し、グローバルネットワークを介して管理サーバへ送信するスマートメータであって、前記需要家内のローカルネットワークに接続されている電力使用機器が前記管理サーバと通信する際に前記グローバルネットワーク内で使用するグローバルIPアドレスを決定し、当該電力使用機器に予め割り当てられているローカルIPアドレスと対応付けて管理する第1のアドレス管理手段と、前記管理サーバが前記需要家内のローカルネットワークに接続されている電力使用機器と通信する際に当該ローカルネットワーク内で使用するローカルIPアドレスを決定し、前記管理サーバに予め割り当てられているグローバルIPアドレスと対応付けて管理する第2のアドレス管理手段と、前記管理サーバが送信元のパケットを前記グローバルネットワークから受信すると、受信パケットの宛先に設定されているグローバルIPアドレスが前記ローカルネットワークに接続されている電力使用機器のローカルIPアドレスと対応付けられているかどうかを確認し、対応付けられている場合には、受信パケットの宛先および送信元に設定されているグローバルIPアドレスを対応するローカルIPアドレスにそれぞれ変換する第1のパケット変換手段と、前記電力使用機器が送信元のパケットを前記ローカルネットワークから受信すると、受信パケットの宛先に設定されているローカルIPアドレスが前記管理サーバのグローバルIPアドレスと対応付けられているかどうかを確認し、対応付けられている場合には、受信パケットの宛先および送信元に設定されているローカルIPアドレスを対応するグローバルIPアドレスにそれぞれ変換する第2のパケット変換手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、IPv6アドレスの浪費を抑えつつ、遠隔地にある管理サーバ等の機器から宅内機器を制御することが可能な電力システムを実現できるという効果を奏する。
図1は、スマートメータを含んで構成された電力システムの構成例を示す図である。 図2は、スマートメータの構成例を示す図である。 図3は、管理サーバアドレステーブルの一例を示す図である。 図4は、制御機器アドレステーブルの一例を示す図である。 図5は、スマートメータの動作概要を示す図である。 図6は、制御対象機器が起動した場合の動作シーケンスの一例を示す図である。 図7は、制御対象機器が起動した場合の動作シーケンスの一例を示す図である。 図8は、スマートメータがグローバルネットワークから制御パケットを受信した場合の動作シーケンスの一例を示す図である。 図9は、スマートメータがローカルネットワークから制御パケットを受信した場合の動作シーケンスの一例を示す図である。 図10は、スマートメータが管理サーバのローカルアドレスを決定する場合の動作シーケンスの一例を示す図である。 図11は、制御対象機器が起動した場合の動作シーケンスの一例を示す図である。 図12は、制御対象機器が起動した場合の動作シーケンスの一例を示す図である。 図13は、スマートメータを含んで構成された電力システムの構成例を示す図である。 図14は、スマートメータを含んで構成された電力システムの構成例を示す図である。 図15は、デマンドレスポンス制御を行う既存のシステムを示す図である。 図16は、デマンドレスポンス制御を行う既存のシステムを示す図である。
以下に、本発明にかかるスマートメータおよびスマートメータシステムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、デマンドレスポンス制御を行う既存のシステムを図15および図16を用いて説明する。
図15は、宅内の全ての機器にグローバルアドレスを用いるシステムの一例を示す図である。
図15に示した構成の場合は、スマートメータをルータとして動作させ、IETF(Internet Engineering Task Force)にて規定するRFC3633によるネットワークプレフィクス委譲を実施することで宅内のローカルネットワークにもグローバルなネットワークプレフィクスを割り当てることができ、電力システムから宅内のローカルネットワークに至るまでの全てをグローバルネットワークとして構築し、ローカルネットワークに接続される宅内機器にグローバルIPアドレス(IPv6アドレス)を付与することで、IPネットワークを用いた宅内機器へのデマンドレスポンス制御を実現することが可能である。また、IPv6を用いたIPネットワークでは、ネットワークに接続するあらゆるモノにグローバルアドレス(グローバルIPアドレス)を付与し、それらのモノの間でIP通信を可能とすることが基本思想であり、宅内機器にもグローバルアドレスを付与することはこの考え方に合致している。
しかし、既に説明したように、宅内機器にグローバルIPアドレス(IPv6アドレス)を付与して宅内機器へのデマンドレスポンス制御を実現した場合、IPv6アドレスを浪費してしまうことになる。また、宅内ネットワークにグローバルなネットワークプレフィクスを割り当てると、ローカルネットワークに閉じた制御で十分な宅内機器に対しても外部ネットワークからの接続が可能なグローバルIPアドレスが付与されてしまうため、不必要で意図しないネットワークアクセスが外部からなされてしまう危険もある。さらに、この構成の場合は、スマートメータがIPルータとして動作するため、グローバルネットワークにおけるアプリケーションプロトコルとローカルネットワークにおけるアプリケーションプロトコルは同一である必要がある。
一方、宅内等に閉じたローカルネットワークにおいてのみ通用するIPv6アドレスとして、IETFにて規定するRFC4291によるリンクローカルアドレス、または、RFC4193によるユニークローカルアドレスが一般的に使用可能である。
リンクローカルアドレスを用いる場合、そのネットワークプレフィクスはローカルネットワークであることを示す値が予め規定されており、そのネットワークプレフィクス64ビットとローカルネットワークの接続インタフェースに固有の識別子から生成されるインタフェース識別子を下位64ビットに連結して、128ビットのリンクローカルアドレスを決定する。
ユニークローカルアドレスを用いる場合、そのネットワークプレフィクスは疑似ランダム値を用いたアルゴリズムを使用して生成され、そのネットワークプレフィクス64ビットとローカルネットワークの接続インタフェースに固有の識別子から生成されるインタフェース識別子を下位64ビットに連結して、128ビットのリンクローカルアドレスを決定する。
図16は、リンクローカルアドレスまたはユニークローカルアドレスが付与された宅内機器へのデマンドレスポンス制御を実現するシステムの一例を示す図である。
ローカルネットワークにおいてリンクローカルアドレスまたはユニークローカルアドレスを用いた場合は、スマートメータをIPルータとして動作させ、グローバルネットワークとローカルネットワークの間でIPパケットを転送する際にIPv6パケットのネットワークプレフィクスを変換して、グローバルネットワークとローカルネットワークの間のIPv6による通信を可能とする概念が、RFC6296(IPv6-to-IPv6 Network Prefix Translation)として公開されている。しかし、このRFC6296に記載の方法であっても、ローカルネットワークに閉じた制御で十分な宅内機器に対しても外部ネットワークからの接続が可能なグローバルIPアドレスが付与されてしまうため、不必要で意図しないネットワークアクセスが外部からなされてしまう危険がある。さらに、この構成の場合でも、スマートメータがアドレス変換を行うIPルータとして動作するため、グローバルネットワークにおけるアプリケーションプロトコルとローカルネットワークにおけるアプリケーションプロトコルは同一である必要がある。
図15や図16に示した既存システムにおける課題をまとめると、以下のようになる。
電力会社等に設置された管理サーバからグローバルIPネットワーク経由で需要家に向けたデマンドレスポンス制御を実施するとき、需要家の宅内ネットワークにデマンドレスポンス制御の対象となる宅内機器がひとつでもあれば、宅内ネットワークグローバルIPネットワークのネットワークプレフィクスを割り当て、さらに宅内機器にグローバルIPアドレスを付与する必要があり、グローバルIPアドレス空間の浪費となっていた。
また、電力会社等に設置された管理サーバが需要家に向けて実施するデマンドレスポンス制御の制御プロトコルと宅内ネットワークにおけるデマンドレスポンス制御プロトコルが異なり、さらに宅内機器ごとの制御プロトコルが異なる(同じ宅内ネットワークに接続されている各機器の制御プロトコルが統一化されていない)こともありうるが、このような場合には対応できず、管理サーバから需要家に向けたデマンドレスポンス制御が不可能となる。
そこで、各実施の形態で説明する電力システムにおいては、ローカルアドレス(ローカルIPアドレス)のみが付与された宅内機器に対するデマンドレスポンス制御を電力会社等に設置された管理サーバから可能にしてグローバルIPアドレスの浪費を回避している。また、管理サーバにおけるデマンドレスポンス制御プロトコルと宅内ネットワークにおけるデマンドレスポンス制御プロトコルの変換をスマートメータにおいて実施することで、複数種類のデマンドレスポンス制御プロトコルを同時にサポート可能としている。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかるスマートメータを含んで構成された電力システムの構成例を示す図である。この電力システムは、需要家の使用電力量や発電電力量を計測する機能とグローバルネットワークおよびローカルネットワークとの通信機能を持つスマートメータ1と、電力会社等に設置され、スマートメータ1を介して各需要家の使用電力量を収集して電力需給状態を管理する管理サーバ2と、需要家の宅内に設置され電力を使用、または発電・蓄電機能を持つ制御対象機器3と、非制御対象機器4と、を備えて構成されている。制御対象機器3は、管理サーバ2による動作制御の対象となる宅内機器である。一方、非制御対象機器4は、管理サーバ2による動作制御の対象とはならない宅内機器である。スマートメータ1と管理サーバはグローバルネットワークを介して通信し、スマートメータ1と制御対象機器3および非制御対象機器4はローカルネットワークを介して通信する。
図2は、スマートメータ1の構成例を示す図である。スマートメータ1は、グローバルネットワークとの通信に関する機能として、グローバルネットワークインタフェース処理部11およびグローバル機器制御アドレス・プロトコル処理部12を備え、ローカルネットワークとの通信に関する機能として、ローカルネットワークインタフェース処理部13およびローカル機器制御アドレス・プロトコル処理部14を備え、両アドレスと両プロトコルの変換処理に関する機能として、アドレス・プロトコル変換処理部15およびアドレステーブル更新処理部16を備えている。また、管理サーバアドレステーブル17および制御機器アドレステーブル18を備えている。
グローバルネットワークインタフェース処理部11は、グローバルネットワークへのIPパケットの送信機能を持つ。また、本処理部には受信すべきグローバルアドレス(グローバルIPアドレス)とマルチキャストアドレスが設定されており、それらのアドレスを宛先としたIPパケットをグローバルネットワークから受信する機能を持つ。
グローバル機器制御アドレス・プロトコル処理部12は、グローバルネットワークインタフェース処理部11で受信すべきグローバルアドレスの割当処理機能を持ち、グローバルネットワークとの間でアドレス割当処理プロトコルを実行する。また、グローバルネットワークを経由して接続される管理サーバ2に対して制御対象機器3の代理として、制御対象機器3の起動通知送信やポーリング応答等の機器検出に関わるグローバル機器制御プロトコル処理を実行する。
ローカルネットワークインタフェース処理部13は、ローカルネットワークへのIPパケットの送信機能を持つ。また、本処理部には受信すべきローカルユニキャストアドレスとマルチキャストアドレスが設定されており、それらのアドレスを宛先としたIPパケットをローカルネットワークから受信する機能を持つ。
ローカル機器制御アドレス・プロトコル処理部14は、ローカルネットワークインタフェース処理部13で受信すべきローカルユニキャストアドレスの割当処理機能を持ち、ローカルネットワークとの間でアドレス割当処理プロトコルを実行する。また、ローカルネットワークを経由して接続される制御対象機器3に対し、管理サーバ2の代理として、制御対象機器3から管理サーバ2宛パケットの受信用ローカルアドレスを決定し、また、制御対象機器3の起動通知受信やポーリング等の機器検出に関わるローカル機器制御プロトコル処理を実行する。
アドレス・プロトコル変換処理部15は、管理サーバアドレステーブル17に登録されている管理サーバと制御機器アドレステーブル18に登録されている制御対象機器3との間の通信について、グローバルネットワークとローカルネットワークの間での制御パケット転送機能として、両ネットワークの間での宛先・送信元アドレスの変換と制御プロトコルの変換処理を実行する。
アドレステーブル更新処理部16は、制御対象とする機器の情報を制御機器アドレステーブル18へ初期設定するとともに、両ネットワークにおけるアドレス割当や制御プロトコル処理結果に応じて制御機器アドレステーブル18を更新する(制御機器アドレステーブル18に設定されている情報を更新する)機能と、管理サーバ2の情報を管理サーバアドレステーブル17へ初期設定するとともに、両ネットワークにおけるアドレス割当処理に応じて管理サーバアドレステーブル17を更新する機能とを持つ。
管理サーバアドレステーブル17は、例えば図3に示した構成となっている。図示したように、管理サーバアドレステーブル17では、グローバルネットワークを経由して接続される管理サーバ2のグローバルアドレスと、ローカルネットワークにおいて管理サーバの代理アドレスとなるローカルアドレスの割当方法と、割り当てられているローカルアドレスとを管理サーバ2毎に管理する。
制御機器アドレステーブル18は、例えば図4に示した構成となっている。図示したように、制御機器アドレステーブル18では、ローカルネットワークに接続されている制御対象機器3の機器状態と、ローカルネットワークおよびグローバルネットワークのそれぞれにおけるユニキャストアドレスの割当方法(ローカルアドレス割当方法,グローバルアドレス割当方法)と、割り当てられているアドレス(ローカルアドレス,グローバルアドレス)と、機器制御プロトコル(ローカル機器制御プロトコル,グローバル機器制御プロトコル)と、を制御対象機器3毎に管理する。機器状態は、制御対象機器3が起動中か否かを示す情報である。ローカル機器制御プロトコルは、制御対象機器3が使用する機器制御プロトコル(ローカルネットワーク内で使用する機器制御プロトコル)、グローバル機器制御プロトコルは、制御対象機器3に対して管理サーバ2が使用する機器制御プロトコル(グローバルネットワーク内で使用する機器制御プロトコル)である。
なお、グローバル機器制御アドレス・プロトコル処理部12、アドレステーブル更新処理部16および制御機器アドレステーブル18が第1のアドレス管理手段を構成し、ローカル機器制御アドレス・プロトコル処理部14、アドレステーブル更新処理部16および管理サーバアドレステーブル17が第2のアドレス管理手段を構成し、アドレス・プロトコル変換処理部15が第1のパケット変換手段および第2のパケット変換手段を構成する。また、アドレステーブル更新処理部16および制御機器アドレステーブル18がプロトコル管理手段を構成する。
図5は、本実施の形態のスマートメータ1の動作概要を示す図である。本実施の形態の電力システムにおいては、スマートメータ1をローカルネットワークに接続されている各制御対象機器3のプロキシとして動作させる。
具体的には、スマートメータ1を制御対象機器3のプロキシとして動作させるため、管理サーバ2からグローバルネットワーク経由でアクセスが可能なグローバルアドレスを制御対象機器3へのアクセス用としてスマートメータ1に割り当てる。そして、スマートメータ1において、アドレス・プロトコル変換処理部15は、グローバルネットワークから制御対象機器3のグローバルアドレス宛のIPパケットを受信すると、その宛先グローバルアドレスに対応する制御対象機器3のローカルアドレスに置き換えてローカルネットワークに転送する。ローカルアドレスへの置き換えは、制御機器アドレステーブル18を参照して行う。また、アドレス・プロトコル変換処理部15は、制御対象機器3からIPパケットを受信すると、管理サーバアドレステーブル17を参照し、その宛先アドレスが管理サーバ2の代理アドレスとなるローカルアドレスであった場合は、その宛先アドレスを管理サーバ2のグローバルアドレスに置き換え、さらに、制御機器アドレステーブル18を参照して、その送信元アドレスを制御対象機器3のローカルアドレスからグローバルアドレスへ置き換えてグローバルネットワークへ転送する。また、アドレス・プロトコル変換処理部15は、グローバルネットワークとローカルネットワークの間でIPパケットを転送する際に、制御機器アドレステーブル18を参照し、制御対象機器3への機器制御プロトコルがグローバルネットワークとローカルネットワークで異なる場合には、上記のアドレス置き換えに加えて、プロトコルの相互変換を実施する。
スマートメータ1のアドレス・プロトコル変換処理部15においてこれらの処理を実行することにより、グローバルネットワークを経由して管理サーバ2から制御対象機器3に対して機器制御を実施することが可能となる。
また、更なる効果として、グローバルネットワーク経由で接続される管理サーバ2からの制御対象としない機器に対しては、スマートメータ1においてアドレス・プロトコル変換処理を実施せず、IPパケットの中継をしないため、このような機器の制御はローカルネットワーク内に限定して実施することが可能となる。
次に、ローカルネットワークに接続された制御対象機器3が起動したときのスマートメータ1の動作について、図6を用いて説明する。図6は、ローカルネットワークに接続された制御対象機器3が起動した場合の動作シーケンスの一例を示す図である。
アドレステーブル更新処理部16は、制御機器アドレステーブル18に対して、制御対象機器3の情報を予め初期設定しておく(ステップS10)。初期設定する情報は、制御対象機器3の識別情報(機器識別子)、ローカルアドレス割当方方法、ローカル機器制御プロトコル、グローバルアドレス割当方法およびグローバル機器制御プロトコルとする。これらの情報は、例えば、制御対象機器3の設置時に所定の方法で取得して設定する。例えば、スマートメータ1の管理者または制御対象機器3の利用者に手動で設定させるようにしてもよいし、制御対象機器3と通信して取得するようにしてもよい。
ローカルネットワーク内で適用する機器制御プロトコルにおいて制御対象機器3が起動通知をネットワークへ報知する動作である場合は、その起動通知パケットをスマートメータ1のローカルネットワークインタフェース処理部13が受信すると、受信した起動通知パケットをローカル機器制御アドレス・プロトコル処理部14へ渡す(ステップS11)。
起動通知パケットを受け取ったローカル機器制御アドレス・プロトコル処理部14は、制御機器アドレステーブル18を参照して予め登録された制御対象機器3の起動であるかを検査し、制御対象機器3が起動したと判断すると、起動通知パケットの送信元アドレスから制御対象機器3のローカルアドレスを判断し、アドレステーブル更新処理部16へその制御対象機器3のローカルアドレスと機器状態情報を通知する(ステップS12)。機器状態情報とは、制御対象機器3の起動状態を示す情報であり、ここでは起動したことを示す機器状態情報を通知する。
アドレステーブル更新処理部16は、通知された情報(起動した制御対象機器3のローカルアドレスと機器状態情報)で制御機器アドレステーブル18を更新する(通知された機器状態とローカルアドレスを登録する)とともに、その制御対象機器3のグローバルアドレス割当方式と機器制御プロトコルを判定し(ステップS13,S14)、グローバル機器制御アドレス・プロトコル処理部12へグローバルアドレスの割当開始を指示する。グローバルアドレス割当方式と機器制御プロトコルの判定では、制御機器アドレステーブル18を参照し、起動した制御対象機器3に対応するグローバルアドレス割当方式と機器制御プロトコルを確認する。
グローバル機器制御アドレス・プロトコル処理部12は、指示されたグローバルアドレス割当方式に従い、起動した制御対象機器3の代理として動作する際に使用するグローバルアドレスを決定し、グローバル機器制御プロトコル処理を開始する(ステップS15,S16)。また、ステップS15で決定したグローバルアドレスをアドレステーブル更新処理部16へ通知するとともに、グローバルネットワークインタフェース処理部11経由で、グローバル機器制御プロトコルに従って制御対象機器3の起動をグローバルネットワークへ報知する。グローバルネットワークインタフェース処理部11は、制御対象機器3の起動を報知するパケットをグローバルネットワークへ転送した後、ステップS15で決定されたグローバルアドレス(起動した制御対象機器3の代理動作で使用するグローバルアドレス)宛のパケット受信を開始する(ステップS19)。
アドレステーブル更新処理部16は、グローバル機器制御アドレス・プロトコル処理部12がステップS15で決定したグローバルアドレスの通知を受けると、これを制御機器アドレステーブル18へ登録して当該テーブルを更新する(ステップS17)。また、アドレス・プロトコル変換処理部15に対して、起動した制御対象機器3と管理サーバ2との間の通信におけるプロキシ機能となるアドレス変換処理およびプロトコル変換処理の開始を指示する(ステップS18)。
以上の処理が完了すると、起動した制御対象機器3についてのアドレス変換処理およびプロトコル変換処理をアドレス・プロトコル変換処理部15が開始する。
なお、使用するグローバル機器制御プロトコルによっては制御対象機器3の起動をグローバルネットワークへ報知せずに受信待ちとなる場合がる。その場合のシーケンスは図7に示したものとなる。すなわち、図6のステップS19に代えてステップS19aを実行する。
図7のシーケンスにおいて、グローバル機器制御アドレス・プロトコル処理部12は、ステップS15でグローバルアドレスを決定し、ステップS16でグローバル機器制御プロトコル処理を開始した後、ステップS15で決定したグローバルアドレスをアドレステーブル更新処理部16およびグローバルネットワークインタフェース処理部11へ通知し、グローバルネットワークインタフェース処理部11は、通知されたグローバルアドレス(起動した制御対象機器3の代理動作で使用するグローバルアドレス)宛のパケット受信を開始する(ステップS19a)。
次に、管理サーバ2から制御対象機器3宛に送信された制御パケットをグローバルネットワーク経由で受信した場合のスマートメータ1の動作を説明する。
図8は、スマートメータ1がグローバルネットワークから制御パケットを受信した場合の動作シーケンスの一例を示す図である。図8では、管理サーバアドレステーブル17に各種情報(制御動作を行う際に必要な情報の全て)が登録済みの管理サーバ2が、制御機器アドレステーブル18に各種情報(制御動作を行う際に必要な情報の全て)が登録済みの制御対象機器3のグローバルアドレス宛に制御パケットを送信する場合の動作シーケンスを示している。
スマートメータ1のグローバルネットワークインタフェース処理部11は、制御対象機器3のグローバルアドレス宛の制御パケットを受信すると、その制御パケットをアドレス・プロトコル変換処理部15へ転送する(ステップS31)。
アドレス・プロトコル変換処理部15は、上記制御パケットを受信すると、管理サーバアドレステーブル17(図3)を参照し、登録されている管理サーバから受信した制御パケットであることが確認できると、この制御パケットの送信元グローバルアドレスを対応するローカルアドレスに変換し(ステップS32)、次に、制御機器アドレステーブル18(図4)を参照し、登録されている制御対象機器3宛の制御パケットであることが確認できると、制御パケットの宛先グローバルアドレスを対応するローカルアドレスに変換する(ステップS33)。さらに、制御パケットのプロトコルを制御対象機器のグローバル機器制御プロトコルからローカル機器制御プロトコルに変換する(ステップS34)。なお、このステップS34は、制御パケットの送信元管理サーバ2が使用している機器制御プロトコルと制御パケットの宛先の制御対象機器3が使用している機器制御プロトコルが異なる場合に実行する。アドレス・プロトコル変換処理部15は、ステップS32〜S34の変換処理が終了すると、変換処理を実行して得られた制御パケットをローカルネットワークインタフェース処理部13へ転送し(ステップS35)、ローカルネットワークインタフェース処理部13は、転送されてきた制御パケットをローカルネットワークへ送信する(ステップS36)。
次に、制御対象機器3から管理サーバ2宛に送信された制御パケットをローカルネットワーク経由で受信した場合のスマートメータ1の動作を説明する。この動作は、グローバルネットワークから受信した制御パケットをローカルネットワークへ転送する動作(図8に示した動作)の逆の動作である。
図9は、スマートメータ1がローカルネットワークから制御パケットを受信した場合の動作シーケンスの一例を示す図である。
スマートメータ1のローカルネットワークインタフェース処理部13は、管理サーバ2のローカルアドレス宛の制御パケットを受信すると、その制御パケットをアドレス・プロトコル変換処理部15へ転送する(ステップS41)。
アドレス・プロトコル変換処理部15は、上記制御パケットを受信すると、管理サーバアドレステーブル17(図3)を参照し、登録されている管理サーバ宛の制御パケットであることが確認できると、この制御パケットの宛先ローカルアドレスを対応するグローバルアドレスに変換し(ステップS42)、次に、制御機器アドレステーブル18(図4)を参照し、登録されている制御対象機器から受信した制御パケットであることが確認できると、制御パケットの送信元ローカルアドレスを対応するグローバルアドレスに変換する(ステップS43)。さらに、制御パケットのプロトコルを制御対象機器のローカル機器制御プロトコルからグローバル機器制御プロトコルに変換する(ステップS44)。なお、このステップS44は、制御パケットの送信元制御対象機器3が使用している機器制御プロトコルと制御パケットの宛先の管理サーバ2が使用している機器制御プロトコルが異なる場合に実行する。アドレス・プロトコル変換処理部15は、ステップS42〜S44の変換処理が終了すると、変換処理を実行して得られた制御パケットをグローバルネットワークインタフェース処理部11へ転送し(ステップS45)、グローバルネットワークインタフェース処理部11は、転送されてきた制御パケットをグローバルネットワークへ送信する(ステップS46)。
次に、管理サーバ2に対してローカルアドレスを割り当てる場合のスマートメータ1の動作を説明する。
図10は、スマートメータ1が管理サーバのローカルアドレスを決定する場合の動作シーケンスの一例を示す図である。
アドレステーブル更新処理部16は、管理サーバアドレステーブル17に対して管理サーバ2の情報を予め初期設定しておく(ステップS50)。初期設定する情報は、管理サーバ2の識別情報(機器識別子)、グローバルアドレスおよびローカルアドレス割当方方法とする。これらの情報は、例えば、スマートメータ1が設置された時、または、管理サーバ2が新たに設置された時に所定の方法で取得して設定する。例えば、スマートメータ1の管理者に手動で設定させるようにしてもよいし、管理サーバ2と通信して取得するようにしてもよい。
スマートメータ1のグローバルネットワークインタフェース処理部11は、制御対象機器3のグローバルアドレス宛の制御パケットを受信すると、その制御パケットをアドレス・プロトコル変換処理部15へ転送する(ステップS51)。
アドレス・プロトコル変換処理部15は、上記制御パケットを受信すると、その送信元アドレスをローカルアドレスに変換するために、管理サーバアドレステーブル17(図3)を参照し、制御パケット送信元の管理サーバ2に対応するローカルアドレスを検索する(テーブルに登録済かどうかを確認する)。このとき、対応するローカルアドレスが見つかれば、既に説明した、図8のシーケンスに従って送信元アドレスをローカルアドレスに変換する。一方、制御パケット送信元の管理サーバ2に対応するローカルアドレスが存在しなければ、制御パケットの転送を一旦保留して、アドレステーブル更新処理部16へローカルアドレスの割当を要求する(ステップS52)。このとき、制御パケットの送信元管理サーバ2の識別情報をアドレステーブル更新処理部16へ通知する。
ローカルアドレス割当を要求されたアドレステーブル更新処理部16は、管理サーバアドレステーブル17を参照し、制御パケットの送信元管理サーバ2のローカルアドレス割当方法を判定し、ローカル機器制御アドレス・プロトコル処理部14へ管理サーバ2のローカルアドレス割当を要求する(ステップS53)。ローカルアドレス割当を要求する際にはローカルアドレス割当方法の通知も行う。
管理サーバ2のローカルアドレス割当要求を受けたローカル機器制御アドレス・プロトコル処理部14は、通知されたアドレス割当方法、例えばIPv6自動アドレス生成やDHCPv6による割当等の方法で、管理サーバ2のローカルアドレスを決定する(ステップS54)。そして、ローカルネットワークインタフェース処理部13にそのローカルアドレス宛のパケット受信開始を指示し、この指示を受けたローカルネットワークインタフェース処理部13は、管理サーバ2のローカルアドレス宛パケットの受信を開始する(ステップS57)。アドレステーブル更新処理部へそのローカルアドレスを通知する。
また、ローカル機器制御アドレス・プロトコル処理部14は、ステップS54で決定したローカルアドレスをアドレステーブル更新処理部16へ通知し、アドレステーブル更新処理部16は通知されたローカルアドレスを管理サーバアドレステーブル17へ登録する(ステップS55)。登録が終了するとその旨をアドレス・プロトコル変換処理部15へ通知し、通知を受けたアドレス・プロトコル変換処理部15は、転送を一旦保留しておいた制御パケットの宛先アドレスおよび送信元アドレス(グローバルアドレス)をローカルネットワーク内で使用するローカルアドレスにそれぞれ変換し、必要に応じてプロトコル変換も行った上でローカルネットワークインタフェース処理部13へ転送する(ステップS56)。ローカルネットワークインタフェース処理部13は、アドレス・プロトコル変換処理部15から受信した制御パケットをローカルネットワークへ送信する(ステップS58)。
なお、管理サーバ2が制御対象機器3からの通知パケットを受信する機能のみを持つものである場合、その管理サーバ2のグローバルアドレスを予め管理サーバアドレステーブル17に登録しておく。また、その管理サーバ2のローカルアドレスは、対応するグローバルアドレスが設定されたことを契機として予め決められた割当方法に従って決定し、管理サーバアドレステーブル17に登録してもよいし、簡単には、ローカルアドレスもグローバルアドレスと同様に予め登録しておいてもよい。
また、管理サーバ2からの制御パケットを受信してその制御応答パケットを返送するような場合でも、デフォルトの管理サーバ2として、そのグローバルアドレスおよびローカルアドレスを予め管理サーバアドレステーブル17に登録しておいてもよい。
以上のように、本実施の形態のスマートメータは、管理サーバ2および管理サーバ2の制御対象機器3のグローバルアドレスと、管理サーバ2が接続しているローカルネットワーク内の通信で管理サーバ2および制御対象機器3使用するローカルアドレスと、管理サーバ2および制御対象機器3がそれぞれ使用する機器制御プロトコルの情報を保持し、グローバルネットワークとローカルネットワークの間で送受信される制御パケットを受信した場合、受信した制御パケットの宛先アドレスおよび送信元アドレスを転送先のネットワークに対応したものに変換し、さらに、必要に応じて転送先のネットワークで使用される機器制御プロトコルに合わせたフォーマットに変換して転送することとした。これにより、IPv6アドレスの浪費を抑えつつ、遠隔地にある管理サーバ等の機器から宅内機器を制御することが可能な電力システムを実現できる。
実施の形態2.
実施の形態2の電力システムおよびスマートメータについて説明する。電力システムおよびスマートメータの構成は実施の形態1と同様とする(図1および図2参照)。管理サーバアドレステーブル17、制御機器アドレステーブル18の構成も実施の形態1と同様とする(図3および図4参照)。
実施の形態1においては、ローカルネットワークに接続された制御対象機器3が起動するとその旨を通知する起動通知パケットをスマートメータ1に対して送信する電力システムについて説明した。しかし、制御対象機器3は、適用されている機器制御プロトコルによっては、起動後に起動通知パケットを送信しない。そこで、本実施の形態では、起動通知パケットを送信しない制御対象機器3に対する制御動作を説明する。
図11は、ローカルネットワークに接続された制御対象機器3が起動した場合の動作シーケンスの一例を示す図であり、起動通知パケットを送信しない制御対象機器3に対する動作シーケンスを示している。なお、実施の形態1で説明した図6のシーケンスと共通する部分には同じステップ番号を付している。すなわち、図11のシーケンスは、図6のステップS11およびS12をステップS21およびS22に置き換えたものである。
ローカルネットワーク内で適用する機器制御プロトコルにおいて制御対象機器3が起動通知をネットワークへ報知せずに受信待ちとなる動作である場合、図11に示したように、スマートメータ1のローカル機器制御アドレス・プロトコル処理部14は、所定のタイミングで制御機器アドレステーブル18を参照し、予め登録された制御対象機器の状態をローカルネットワークインタフェース処理部13経由でポーリングすることで検査する(ステップS21)。そして、そのポーリングの結果により制御対象機器3が起動したと判断すると、ポーリング応答パケットの送信元アドレスから制御対象機器3のローカルアドレスを判断し、アドレステーブル更新処理部16へその制御対象機器3のローカルアドレスと機器状態情報を通知する(ステップ22)。以下、実施の形態1で説明したステップS13〜S19を実行して制御機器アドレステーブルの更新、制御対象機器3に対するグローバルアドレスの割当などを行う。
なお、使用するグローバル機器制御プロトコルによっては制御対象機器3の起動をグローバルネットワークへ報知せずに受信待ちとなる場合がある。その場合のシーケンスは図12に示したものとなる。すなわち、図11のステップS19に代えてステップS19aを実行する。ステップS19aは、図7のステップS19aと同一である。
このように、スマートメータ1は、起動通知パケット送信しない制御対象機器3に対してはポーリングを行い、制御対象機器3の起動検出を行う。これにより、制御対象機器3にグローバルアドレスを割り当てることができ、アドレス変換が可能となる。
実施の形態3.
実施の形態1および2で説明したスマートメータは図13や図14に示した構成の電力システムにも適用可能である。
図13は、電力システムの他の構成例を示す図である。図13に示した電力システムは、複数のスマートメータ1が1つのローカルネットワークに接続され、複数のスマートメータ1がグローバルネットワークを経由してそれぞれの管理サーバ2に接続される構成で、それぞれの管理サーバ2の管理対象となる制御対象機器3が同一のローカルネットワークに混在する形態となっている。
このように、制御対象機器3の通信相手となる管理サーバ2が接続されているグローバルネットワークへの接続装置となるスマートメータ1が異なる場合においても、制御対象機器3のプロキシ処理を複数のスマートメータ1に分散させて配置することができるため、1つのローカルネットワークに対して複数のグローバルネットワークの管理サーバ2から制御される制御対象機器3を混在させることが可能となり、また、それぞれの管理サーバ2と制御対象機器3間の機器制御プロトコルも異なるプロトコルとすることができる。
図14は、電力システムの他の構成例を示す図である。図14に示した電力システムは、複数のスマートメータ1が1つのローカルネットワークに接続され、複数のスマートメータ1がグローバルネットワークを経由してそれぞれの管理サーバ2に接続される構成で、それぞれの管理サーバ2の管理対象となる制御対象機器3が同一である形態となっている。
このように、1つの制御対象機器3の通信相手となる管理サーバ2が接続されているグローバルネットワークへの接続装置となるスマートメータ1が複数存在する場合においても、制御対象機器3のプロキシ処理を複数のスマートメータ1に分散させて配置することで、それぞれの管理サーバ2と制御対象機器3間の機器制御プロトコルも異なるプロトコルとすることができる。
以上のように、本発明は、ローカルネットワークに接続されている機器から情報を収集して外部のグローバルネットワークに接続されている管理装置へ送信するスマートメータとして有用であり、特に、管理装置によるローカルネットワーク内の機器の制御が可能なシステムを構築する場合に好適である。
1 スマートメータ、2 管理サーバ、3 制御対象機器、4 非制御対象機器、11 グローバルネットワークインタフェース処理部、12 グローバル機器制御アドレス・プロトコル処理部、13 ローカルネットワークインタフェース処理部、14 ローカル機器制御アドレス・プロトコル処理部、15 アドレス・プロトコル変換処理部、16 アドレステーブル更新処理部、17 管理サーバアドレステーブル、18 制御機器アドレステーブル。

Claims (7)

  1. 需要家における使用電力量や発電電力量の情報である電力関連情報を収集し、グローバルネットワークを介して管理サーバへ送信するスマートメータであって、
    前記需要家内のローカルネットワークに接続されている電力使用機器が前記管理サーバと通信する際に前記グローバルネットワーク内で使用するグローバルIPアドレスを決定し、当該電力使用機器に予め割り当てられているローカルIPアドレスと対応付けて管理する第1のアドレス管理手段と、
    前記管理サーバが前記需要家内のローカルネットワークに接続されている電力使用機器と通信する際に当該ローカルネットワーク内で使用するローカルIPアドレスを決定し、前記管理サーバに予め割り当てられているグローバルIPアドレスと対応付けて管理する第2のアドレス管理手段と、
    前記管理サーバが送信元のパケットを前記グローバルネットワークから受信すると、受信パケットの宛先に設定されているグローバルIPアドレスが前記ローカルネットワークに接続されている電力使用機器のローカルIPアドレスと対応付けられているかどうかを確認し、対応付けられている場合には、受信パケットの宛先および送信元に設定されているグローバルIPアドレスを対応するローカルIPアドレスにそれぞれ変換する第1のパケット変換手段と、
    前記電力使用機器が送信元のパケットを前記ローカルネットワークから受信すると、受信パケットの宛先に設定されているローカルIPアドレスが前記管理サーバのグローバルIPアドレスと対応付けられているかどうかを確認し、対応付けられている場合には、受信パケットの宛先および送信元に設定されているローカルIPアドレスを対応するグローバルIPアドレスにそれぞれ変換する第2のパケット変換手段と、
    を備えることを特徴とするスマートメータ。
  2. 前記管理サーバが前記電力関連情報に基づいて電力使用機器を制御する際に使用する機器制御プロトコルの情報、および前記電力使用機器が対応している機器制御プロトコルの情報を管理するプロトコル管理手段、
    を備え、
    前記第1のパケット変換手段は、受信パケットの送信元管理サーバが対応している機器制御プロトコルと宛先電力使用機器が対応している機器制御プロトコルが異なる場合、受信パケットの宛先および送信元を変換するとともに、受信パケットのフォーマットを宛先電力使用機器が対応している機器制御プロトコルのフォーマットに変換し、
    前記第2のパケット変換手段は、受信パケットの送信元電力使用機器が対応している機器制御プロトコルと宛先管理サーバが対応している機器制御プロトコルが異なる場合、受信パケットの宛先および送信元を変換するとともに、受信パケットのフォーマットを宛先管理サーバが対応している機器制御プロトコルのフォーマットに変換する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のスマートメータ。
  3. 前記機器制御プロトコルは、管理サーバが需要家の電力使用機器に対して使用電力量の削減を指示するデマンドレスポンス制御で使用する機器制御プロトコルであることを特徴とする請求項2に記載のスマートメータ。
  4. 前記第1のアドレス管理手段は、
    前記需要家内のローカルネットワークに接続されている電力使用機器が起動すると、当該起動した電力使用機器と前記管理サーバが通信する際に前記グローバルネットワーク内で使用するグローバルIPアドレスを決定することを特徴とする請求項1、2または3に記載のスマートメータ。
  5. 前記第2のアドレス管理手段は、
    前記需要家内の電力使用機器に予め割り当てられているローカルIPアドレスに対応付けられたグローバルIPアドレスを宛先とする受信パケットの送信元アドレスに対応付けられたローカルIPアドレスが存在しない場合に、当該送信元アドレスに対応するローカルIPアドレスを決定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のスマートメータ。
  6. 需要家における使用電力量や発電電力量の情報である電力関連情報に基づいて前記需要家内の電力使用機器を制御する管理サーバと、
    需要家における前記電力関連情報を収集し、グローバルネットワークを介して前記管理サーバへ送信するスマートメータと、
    を備え、
    前記スマートメータは、
    前記需要家内のローカルネットワークに接続されている電力使用機器が前記管理サーバと通信する際に前記グローバルネットワーク内で使用するグローバルIPアドレスを決定し、当該電力使用機器に予め割り当てられているローカルIPアドレスと対応付けて管理する第1のアドレス管理手段と、
    前記管理サーバが前記需要家内のローカルネットワークに接続されている電力使用機器と通信する際に当該ローカルネットワーク内で使用するローカルIPアドレスを決定し、前記管理サーバに予め割り当てられているグローバルIPアドレスと対応付けて管理する第2のアドレス管理手段と、
    前記管理サーバが送信元のパケットを前記グローバルネットワークから受信すると、受信パケットの宛先に設定されているグローバルIPアドレスが前記ローカルネットワークに接続されている電力使用機器のローカルIPアドレスと対応付けられているかどうかを確認し、対応付けられている場合には、受信パケットの宛先および送信元に設定されているグローバルIPアドレスを対応するローカルIPアドレスにそれぞれ変換する第1のパケット変換手段と、
    前記電力使用機器が送信元のパケットを前記ローカルネットワークから受信すると、受信パケットの宛先に設定されているローカルIPアドレスが前記管理サーバのグローバルIPアドレスと対応付けられているかどうかを確認し、対応付けられている場合には、受信パケットの宛先および送信元に設定されているローカルIPアドレスを対応するグローバルIPアドレスにそれぞれ変換する第2のパケット変換手段と、
    を備えることを特徴とするスマートメータシステム。
  7. 前記スマートメータは、
    前記管理サーバが前記電力関連情報に基づいて電力使用機器を制御する際に使用する機器制御プロトコルの情報、および前記電力使用機器が対応している機器制御プロトコルの情報を管理するプロトコル管理手段、
    を備え、
    前記第1のパケット変換手段は、受信パケットの送信元管理サーバが対応している機器制御プロトコルと宛先電力使用機器が対応している機器制御プロトコルが異なる場合、受信パケットの宛先および送信元を変換するとともに、受信パケットのフォーマットを宛先電力使用機器が対応している機器制御プロトコルのフォーマットに変換し、
    前記第2のパケット変換手段は、受信パケットの送信元電力使用機器が対応している機器制御プロトコルと宛先管理サーバが対応している機器制御プロトコルが異なる場合、受信パケットの宛先および送信元を変換するとともに、受信パケットのフォーマットを宛先管理サーバが対応している機器制御プロトコルのフォーマットに変換する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のスマートメータシステム。
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