JP2014154998A - 通信システム、及び通信ノード並びに通信方法 - Google Patents

通信システム、及び通信ノード並びに通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】マスタノードが故障した場合に、スレーブノードの1つをマスタノードとして機能させる。
【解決手段】第1の通信ノードと、該第1の通信ノードにより管理されるスケジュールに従って通信を行う複数の第2の通信ノード200とを有する通信システムは、第2の通信ノードに、該第2の通信ノードの処理負荷を問い合わせる処理を行う第1の負荷共有処理部を有する第1の通信ノードと、第1の通信ノードからの処理負荷の問い合わせに応じて、自第2の通信ノードの処理負荷を応答する応答処理部2032と、他の第2の通信ノードからの処理負荷を蓄積する第2の負荷共有処理部2024と、第1の通信ノードが故障したことが検知された場合に、自第2の通信ノードの処理負荷と他の第2の通信ノードの処理負荷とに基づいて、スケジュールの管理を代替するか否かを判定するマスタ故障監視部2026とを有する第2の通信ノードとを有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、通信システムに関する。
車両には、該車両内の様々な制御を行うために車載ネットワークが構成されることが多い。車載ネットワークは、LANに、多くの電子制御ユニット(ECU: Electronic Control Unit)、センサ、アクチュエータ等が接続されることにより実現される。以下、車載ネットワークに接続される、電子制御ユニット、センサ、アクチュエータ等を通信ノードと呼ぶ。該通信ノードは、車両内の様々な位置に設置される。通信ノード間は、通信線や電線により接続される。
例えば、データバスに、複数の通信ノードが接続されることにより、車載ネットワークが構成される。該車載ネットワークには、LIN(Local Interconnect Network)、CAN(Controller Area Network)が含まれる。また、該車載ネットワークには、 FlexRay(登録商標)に従って通信を行うものが含まれてもよい。
例えば、LINは、ドアミラー、パワーシート、サンルーフ、ドアロック、エアコン、照明等に使用される。LINに従って通信を行う車載ネットワークでは、マスタスレーブ方式が採用される。マスタスレーブ方式では、車載ネットワークに含まれる通信ノードのうち、1つの通信ノードがマスタノードとされ、他の通信ノードはスレーブノードとされる。マスタノードは、スレーブノードの通信スケジュールを管理する。スレーブノードは、マスタノードの要求に従いレスポンスを返す。
LINに従って通信を行う複数のノードのうち、正規のマスタノードに異常が検出された場合に、代替のマスタノードの候補となるスレーブノードをマスタノードに切替える技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−136286号公報
マスタノードが故障した場合には、通信を継続することができない。
仮に、代替のマスタノードの候補となるスレーブノードをマスタノードに切替える技術を適用したとしても、マスタノードが故障した場合には切替えることができない。スレーブノードは、マスタノードの指示に従ってマスタノードとして通信を行うように設定されているためである。
本発明は、マスタノードが故障した場合に、スレーブノードの1つをマスタノードとして機能させることを目的とする。
開示の一実施例の通信システムは、
第1の通信ノードと、該第1の通信ノードにより管理されるスケジュールに従って通信を行う複数の第2の通信ノードとを有する通信システムであって、
前記第1の通信ノードは、
前記第2の通信ノードに、該第2の通信ノードの処理負荷を問い合わせる処理を行う第1の負荷共有処理部
を有し、
前記第2の通信ノードは、
前記第1の通信ノードからの処理負荷の問い合わせに応じて、自第2の通信ノードの処理負荷を応答する応答処理部と、
他の第2の通信ノードからの処理負荷を蓄積する第2の負荷共有処理部と、
前記第1の通信ノードが故障したことが検知された場合に、前記自第2の通信ノードの処理負荷と前記他の第2の通信ノードの処理負荷とに基づいて、スケジュールの管理を代替するか否かを判定するマスタ監視部と
を有する。
開示の一実施例の通信ノードは、
第1の通信ノードにより管理されるスケジュールに従って通信を行う複数の通信ノードのうちの1つの通信ノードであって、
前記第1の通信ノードにより前記複数の通信ノードに処理負荷を問い合わせる処理が行われ、
前記通信ノードは、
前記第1の通信ノードからの処理負荷の問い合わせに応じて、自通信ノードの処理負荷を応答する応答処理部と、
他の通信ノードからの処理負荷を蓄積する第2の負荷共有処理部と、
前記第1の通信ノードが故障したことが検知された場合に、前記自通信ノードの処理負荷と他の通信ノードの処理負荷とに基づいて、スケジュールの管理を代替するか否かを判定するマスタ監視部と
を有する。
開示の通信方法は、
第1の通信ノードと、該第1の通信ノードにより管理されるスケジュールに従って通信を行う複数の第2の通信ノードとを有する通信システムにおける通信方法であって、
前記第1の通信ノードは、
前記第2の通信ノードに、該第2の通信ノードの処理負荷を問い合わせる処理を行い、
前記第2の通信ノードは、
前記第1の通信ノードからの処理負荷の問い合わせに応じて、自第2の通信ノードの処理負荷を応答し、
他の第2の通信ノードからの処理負荷を蓄積し、
前記第1の通信ノードが故障したことが検知された場合に、前記自第2の通信ノードの処理負荷と他の第2の通信ノードの処理負荷とに基づいて、スケジュールの管理を代替するか否かを判定する。
開示の通信方法は、
第1の通信ノードにより管理されるスケジュールに従って通信を行う複数の通信ノードのうちの1つの通信ノードにおける通信方法であって、
前記第1の通信ノードにより前記複数の通信ノードに処理負荷を問い合わせる処理が行われ、
前記通信ノードは、
前記第1の通信ノードからの処理負荷の問い合わせに応じて、自通信ノードの処理負荷を応答し、
他の通信ノードからの処理負荷を蓄積し、
前記第1の通信ノードが故障したことが検知された場合に、前記自通信ノードの処理負荷と他の通信ノードの処理負荷とに基づいて、スケジュールの管理を代替するか否かを判定する。
開示の実施例によれば、マスタノードが故障した場合に、スレーブノードの1つをマスタノードとして機能させることができる。
通信システムの一実施例を示す図である。 第1の通信ノードの一実施例を示す図である。 第1の通信ノードの一実施例を示す機能ブロック図である。 第2の通信ノードの一実施例を示す図である。 第2の通信ノードの一実施例を示す機能ブロック図である。 通信システムの動作の一実施例を示す図である。 トークンに含まれる情報の一実施例を示す図である。 通信システムの動作の一実施例を示すフローチャートである。 通信システムの動作の一実施例を示すフローチャートである。 通信システムの動作の一実施例を示すフローチャートである。 通信システムの動作の一実施例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
<実施例>
<通信システム>
図1は、通信システムの一実施例を示す。
通信システムは、第1の通信ノード100と第2の通信ノード200〜200(nは、n>1の整数)とを有する。図1には、一例としてn=3の場合について示す。nの値は適宜変更可能である。第1の通信ノード100と、第2の通信ノード200〜200との間は、バス150により有線接続される。
第1の通信ノード100は、電子制御ユニット等により実現されてもよい。また、第1の通信ノード100に、センサ、アクチュエータ等が含まれてもよい。第2の通信ノード200〜200は、電子制御ユニットにより実現されてもよいし、センサ、アクチュエータ等により実現されてもよい。例えば、第1の通信ノード100にエアコンの制御機能が含まれ、第2の通信ノード200〜200に温度センサ等が含まれてもよい。
また、第1の通信ノード100に複数のシステムが内蔵されている場合もある。例えば、第1の通信ノード100が、他の第1の通信ノード(図示無し)との間で通信を行うようにしてもよい。また、第1の通信ノード100が、システムの制御を実行してもよい。
第1の通信ノード100、第2の通信ノード200〜200は、例えば車両等の移動体に搭載される。通信システムの一実施例では、車両に搭載される。通信システムは、センサ、アクチュエータ等のボディ制御に適用されてもよい。
第2の通信ノード200〜200は、第1の通信ノード100のスケジュール管理に従って通信を行う。つまり、特定の通信ノードが、通信バス上のデータ送信タイミングを制御する。特定の通信ノードが通信バス上のデータ送信タイミングを制御する方式には、マスタスレーブ方式が含まれる。通信システムの一実施例は、マスタスレーブ方式が適用される場合について説明する。例えば、第1の通信ノード100はマスタノードとして機能し、第2の通信ノード200〜200はスレーブノードとして機能する。
マスタスレーブ方式が適用される通信システムには、LINが含まれる。従って、通信システムの一実施例は、LINが適用される場合について説明する。LINに限らず、特定の通信ノードが通信バス上のデータ送信タイミングを制御する通信システムに適用できる。
通信システムの一実施例では、第1の通信ノード100は、スケジュールに従って、データ送信を要求するための送信要求(ヘッダ)を送信する。スケジュールは、予め設定されてもよい。また、第1の通信ノード100がデータ(レスポンス)を送信することもある。例えば、第1の通信ノード100は、第2の通信ノード200宛の送信要求を送信し、該送信要求を送信した後に、第2の通信ノード200宛の第2の送信要求を送信するようにしてもよい。つまり、第1の通信ノード100は、第2の通信ノード毎に順次送信要求を送信するのが好ましい。
第1の通信ノード100は、送信要求に応じて第2の通信ノード200により送信されたデータ(レスポンス)を格納する。また、第2の通信ノード200及び200は、第2の通信ノード200により送信されたデータを格納するとともに解析し、スケジューリング情報を蓄積する。
第1の通信ノード100は、自第1の通信ノード100が故障した場合、第2の通信ノード200〜200間で、負荷情報を共有する処理が実行される。第1の通信ノード100は、自第1の通信ノード100が故障した場合、通信が可能であるか否かを判断する。通信が可能であると判断した場合、第1の通信ノード100は、第2の通信ノード200〜200へ順次、負荷を問い合わせるヘッダ(以下、「負荷問い合わせヘッダ」という)を送信する。
第2の通信ノード200〜200は、第1の通信ノード100、他の第2の通信ノードから送信されたヘッダを解析する。第2の通信ノード200〜200は、ヘッダの解析結果に基づいて、スケジュール情報を蓄積する。スケジュール情報には、第1の通信ノード100のID、第2の通信ノード200〜200のID、第1の通信ノード100、第2の通信ノード200〜200の送信周期等が含まれるのが好ましい。
第2の通信ノード200〜200は、第1の通信ノード100が故障しているか否かを判断する。第2の通信ノード200〜200は、スリープ状態であり、且つウェイクアップ要求を送信しても、スリープ状態が解除されない場合に、第1の通信ノード100が故障していると判断するのが好ましい。また、第2の通信ノード200〜200は、第1の通信ノード100からの負荷問い合わせヘッダを受信した場合に第1の通信ノード100が故障していると判断するようにしてもよい。第2の通信ノード200〜200は、第1の通信ノード100からの負荷問い合わせヘッダへ応答する。第2の通信ノード200〜200は、バス150へ、負荷情報を含むレスポンスを送信する。第2の通信ノード200〜200は、他の第2の通信ノードからのレスポンスを受信し、該レスポンスに含まれる負荷情報を蓄積する。
第2の通信ノード200〜200は、第1の通信ノード100が故障したと判断した場合に、自第2の通信ノードの負荷と他の第2の通信ノードの負荷に基づいて、自第2の通信ノードが代理のマスタノードとして機能するか否かを判断する。第2の通信ノードは、自第2の通信ノードの負荷と他の第2の通信ノードの負荷に基づいて、自第2の通信ノードの負荷が一番低い場合に、自第2の通信ノードが代理のマスタノードとして機能すると判断するのが好ましい。マスタノードとして機能する場合、負荷がさらに増大する場合があるためである。代理のマスタノードとして機能する第2の通信ノードは、蓄積したスケジュール情報に従って、マスタノードとして機能する。
<第1の通信ノード100>
図2は、第1の通信ノード100の一実施例を示す。図2には、主に、第1の通信ノード100のハードウエア構成が示される。
第1の通信ノード100は、マイクロコントローラ(Micro-Control Unit)102と、トランシーバ106とを備える。図2には、一例として、第1の通信ノード100が、マイクロコントローラ102、トランシーバ106を1個ずつ有する場合について説明する。第1の通信ノード100が複数のコントローラを有するようにしてもよい。また、第1の通信ノード100が複数のトランシーバ106を有するようにしてもよい。
マイクロコントローラ102は、通信装置104を有する。マイクロコントローラ102は、トランシーバ106を介して、バス150と接続される。マイクロコントローラ102は、第2の通信ノード200〜200がデータを送信するタイミングを制御する。マイクロコントローラ102は、予め設定されたタイミングで、バス150に送信要求を送信する制御を実行する。この送信要求は、「ヘッダ」と呼ばれる。また、この送信要求は、「トークン」と呼ばれてもよい。
通信装置104は、トランシーバ106を介して、送信要求を送信する。通信装置104は、シリアル通信を実行するようにしてもよい。通信装置104の一実施例は、UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)が適用される。
トランシーバ106は、バス150に、通信装置104からの送信要求を送信する。また、トランシーバ106は、第2の通信ノード200からのデータを受信し、通信装置104に入力する。
<第1の通信ノード100の機能>
第1の通信ノード100の機能の一実施例について説明する。
図3は、第1の通信ノード100の機能の一実施例を示す。この機能ブロック図により表される機能は、マイクロコントローラ102、通信装置104、トランシーバ106により実行される。
マイクロコントローラ102は、アプリケーション1022に従って処理を行う。マイクロコントローラ102は、スケジュール管理部1024と、応答処理部1026と、第1の負荷共有処理部1028として機能する。
アプリケーション1022は、第2の通信ノード200〜200からのレスポンスが自第1の通信ノード100を宛先とするものである場合、該レスポンスに含まれるデータを展開する。アプリケーション1022は、通信に先だって、通信装置104に送信するデータを書き込む。
スケジュール管理部1024は、通信装置104と接続される。スケジュール管理部1024は、スケジュール管理を実行する。スケジュールは、予め設定されてもよい。例えば、スケジュール管理部1024は、スケジュールに従って、予め設定されたタイミングでバス150に送信要求を送信するために、通信装置104に送信要求を送信する制御を実行する。スケジュール管理部1024は、通信装置104にヘッダの送信指示を行う。送信指示には、第2の通信ノード200〜200へデータの送信を要求するものと、自第1の通信ノード100からデータを送信する際に送信するものとが含まれる。
応答処理部1026は、第2の通信ノード200〜200からのヘッダへの応答処理を行う。ヘッダは、通信装置104から入力される。応答処理部1026は、ヘッダに含まれるID(PID)に基づいて、応答するか否かを判定する。応答処理部1026は、応答すると判定した場合、通信装置104に応答指示を行う。
第1の負荷共有処理部1028は、第2の通信ノード200〜200間で、負荷情報を共有する処理を行う。第1の負荷共有処理部1028は、自第1の通信ノード100に故障が発生した場合に、第2の通信ノード200〜200間で、負荷情報を共有する処理を行うのが好ましい。第1の負荷共有処理部1028は、自第1の通信ノード100に故障が発生した場合に、負荷を問い合わせる処理を行う。第1の負荷共有処理部1028は、通信装置104に、負荷問い合わせヘッダを送信させる処理を行う。
通信装置104は、第1の送信ヘッダ格納部1042、第1の送信レスポンス格納部1044、第1の受信ヘッダ格納部1046、第1の受信レスポンス格納部1048を有する。
第1の送信ヘッダ格納部1042は、第1の通信ノード100から送信するヘッダを一時的に格納する。スケジュール管理部1024からの指示に従って、第1の送信ヘッダ格納部1042は、トランシーバ106から、一時的に格納したヘッダを送信する。
また、第1の送信ヘッダ格納部1042は、負荷問い合わせヘッダを一時的に格納する。第1の負荷共有処理部1028からの指示に従って、第1の送信ヘッダ格納部1042は、トランシーバ106から、一時的に格納した負荷問い合わせヘッダを送信する。
第1の送信レスポンス格納部1044は、第1の通信ノード100から送信するレスポンスを一時的に格納する。レスポンスは、アプリケーション1022から入力される。応答処理部1026からの指示に従って、第1の送信レスポンス格納部1044は、トランシーバ106から、一時的に格納したレスポンスを送信する。
第1の受信ヘッダ格納部1046は、トランシーバ106からのヘッダを格納する。第1の受信ヘッダ格納部1046は、トランシーバ106からヘッダが入力された際に、応答処理部1026に、ヘッダが受信されたことを通知する。
第1の受信レスポンス格納部1048は、トランシーバ106からのレスポンスを格納する。第1の受信レスポンス格納部1048は、アプリケーション1022に、レスポンスを入力する。
トランシーバ106は、トランシーバ1062と、受信処理部1064と、送信処理部1066とを有する。
トランシーバ1062は、バス150を伝送する信号を送受信する。トランシーバ1062は、バス150に送信処理部1066からのヘッダ、レスポンスを送信する。トランシーバ1062は、受信処理部1064にバス150からのヘッダ、レスポンスを入力する。
受信処理部1064は、第1の受信ヘッダ格納部1046にトランシーバ1062からのヘッダを入力する。受信処理部1064は、第1の受信レスポンス格納部1048にトランシーバ1062からのヘッダを入力する。
送信処理部1066は、トランシーバ1062に第1の送信ヘッダ格納部1042からのヘッダを入力する。送信処理部1066は、トランシーバ1062に第1の送信レスポンス格納部1044からのレスポンスを入力する。
<第2の通信ノード200
図4は、第2の通信ノード200の一実施例を示す。図4には、主に、第2の通信ノード200のハードウエア構成が示される。第2の通信ノード200−第2の通信ノード200は、第2の通信ノード200と略同一である。図4には、一例として、第2の通信ノード200が、マイクロコントローラ202、トランシーバ206を1個ずつ有する場合について説明する。第2の通信ノード200が複数のコントローラを有するようにしてもよい。また、第2の通信ノード200が複数のトランシーバ206を有するようにしてもよい。
第2の通信ノード200は、マイクロコントローラ202と、トランシーバ206とを備える。
マイクロコントローラ202は、通信装置204を有する。マイクロコントローラ202は、トランシーバ206を介して、バス150と接続される。
マイクロコントローラ202は、第1の通信ノード100により制御される送信タイミングに従って、データを送信する制御を実行する。例えば、マイクロコントローラ202は、第1の通信ノード100により制御される送信タイミングに従って、通信装置204からデータを送信する制御を実行する。
マイクロコントローラ202は、第1の通信ノード100から送信されたデータ、他の第2の通信ノードから送信されたデータを一時的に格納する制御を実行する。例えば、マイクロコントローラ202は、第1の通信ノード100、他の第2の通信ノードから送信され、通信装置204に入力されたデータを一時的に格納する。マイクロコントローラ202は、一時的に格納したデータを解析し、スケジューリング情報を蓄積する。
マイクロコントローラ202は、予め設定されたタイミングで第1の通信ノード100により送信されるヘッダに応答して、レスポンスを送信する制御を実行する。例えば、マイクロコントローラ202は、予め設定されたタイミングで第1の通信ノード100により送信されるヘッダに応答して、通信装置204を介して、レスポンス(データ)を送信する制御を実行する。
マイクロコントローラ202は、第1の通信ノード100から送信された負荷問い合わせヘッダに応答して、レスポンスを送信する制御を実行する。該レスポンスには、負荷情報が含まれる。
通信装置204は、トランシーバ206を介して、データを送信する。通信装置204は、シリアル通信を実行するようにしてもよい。通信装置204の一実施例は、UARTが適用される。
トランシーバ206は、バス150に、通信装置204からのデータを送信する。また、トランシーバ206は、第1の通信ノード100からのヘッダを受信し、通信装置204に入力する。
<第2の通信ノード200の機能>
第2の通信ノード200の機能の一実施例について説明する。第2の通信ノード200−200の機能は、第2の通信ノード200の機能と略同一である。
図5は、第2の通信ノード200の機能の一実施例を示す機能ブロック図である。この機能ブロック図により表される機能は、マイクロコントローラ202、通信装置204、トランシーバ206により実行される。
マイクロコントローラ202は、アプリケーション2022に従って処理を行う。マイクロコントローラ202は、第2の負荷共有処理部2024と、マスタ故障監視部2026と、負荷計測部2028と、スケジュール蓄積部2030と、応答処理部2032として機能する。
アプリケーション2022は、他の第2の通信ノードからのレスポンスが自第2の通信ノードを宛先とするものである場合、該レスポンスに含まれるデータを展開する。アプリケーション2022は、通信に先だって、通信装置204に送信するデータを書き込む。
第2の負荷共有処理部2024は、他の第2の通信ノード間で、負荷情報を共有する処理を行う。第2の負荷共有処理部2024は、第1の通信ノード100に故障が発生した場合に、負荷情報を共有する処理を行うのが好ましい。第2の負荷共有処理部2024は、第1の通信ノード100に故障が発生した場合に、該第1の通信ノード100から送信される負荷問い合わせヘッダへの応答として、他の第2の通信ノードから送信される負荷情報を取得する。第2の負荷共有処理部2024は、マスタ故障監視部2026に、負荷情報を入力する。
マスタ故障監視部2026は、第2の負荷共有処理部2024と接続される。マスタ故障監視部2026は、第1の通信ノード100が故障したか否かを判断する。マスタ故障監視部2026は、自第2の通信ノードに、負荷問い合わせヘッダが受信されたことにより第1の通信ノード100が故障したと判断するのが好ましい。マスタ故障監視部2026は、負荷問い合わせヘッダが入力されることにより第1の通信ノード100が故障したと判断した後、第2の負荷共有処理部2024からの負荷情報に基づいて、自第2の通信ノードが代理のマスタノードとして機能するか否かを判定する。マスタ故障監視部2026は、代理のマスタノードとして機能すると判定した場合、スケジュール蓄積部2030に、代理のマスタノードとして機能する指示を行う。
負荷計測部2028は、自第2の通信ノードの処理負荷を計測する。負荷計測部2028は、マイクロコントローラ202のCPUの処理負荷を計測するのが好ましい。また、負荷計測部2028は、自第2の通信ノードのメモリ(図示なし)の使用率を計測するようにしてもよい。負荷計測部2028は、通信装置204に、負荷情報を入力する。
スケジュール蓄積部2030は、マスタ故障監視部2026、応答処理部2032と接続される。スケジュール蓄積部2030には、応答処理部2032から、自第2の通信ノードに受信されたヘッダが入力される。スケジュール蓄積部2030は、応答処理部2032からのヘッダに基づいて、スケジュール情報を蓄積する。応答処理部2032は、マスタ故障監視部2026からの代理のマスタノードとして機能する指示に従って、スケジュール管理を行う。
応答処理部2032は、通信装置204と、マスタ故障監視部2026と、スケジュール蓄積部2030と接続される。応答処理部2032には、通信装置204から、ヘッダが受信されたことが通知される。応答処理部2032は、マスタ故障監視部2026、スケジュール蓄積部2030に、通信装置204からヘッダが受信されたことを通知する。
通信装置104は、第2の送信ヘッダ格納部2042、第2の送信レスポンス格納部2044、第2の受信ヘッダ格納部2046、第2の受信レスポンス格納部2048を有する。
第2の送信ヘッダ格納部2042は、自第2の通信ノードから送信するヘッダを一時的に格納する。スケジュール蓄積部2030からの指示に従って、第2の送信ヘッダ格納部2042は、トランシーバ206から、一時的に格納したヘッダを送信する。自第2の通信ノードがマスタノードとして機能する場合に、スケジュール蓄積部2030は、第2の送信ヘッダ格納部2042にヘッダを送信するように指示するのが好ましい。
第2の送信レスポンス格納部2044は、自第2の通信ノードから送信するレスポンスを一時的に格納する。レスポンスは、アプリケーション2022から入力される。第2の送信レスポンス格納部2044に格納されたレスポンスは、応答処理部2032による指示により送信される。
第2の送信レスポンス格納部2044は、自第2の通信ノードから送信するレスポンスを一時的に格納する。レスポンスは、負荷計測部2028から入力される処理負荷が含まれる。第2の送信レスポンス格納部2044に格納されたレスポンスは、応答処理部2032による指示により送信される。
第2の受信ヘッダ格納部2046は、トランシーバ206からのヘッダを格納する。第2の受信ヘッダ格納部2046は、トランシーバ206からヘッダが入力された際に、応答処理部2032に、ヘッダが受信されたことを通知する。
第2の受信レスポンス格納部2048は、トランシーバ206からのレスポンスを格納する。第2の受信レスポンス格納部2048は、アプリケーション2022に、レスポンスを入力する。
トランシーバ206は、トランシーバ2062と、受信処理部2064と、送信処理部2066とを有する。
トランシーバ2062は、バス150を伝送する信号を送受信する。トランシーバ2062は、バス150に送信処理部2066からのヘッダ、レスポンスを送信する。トランシーバ2062は、受信処理部2064にバス150からのヘッダ、レスポンスを入力する。
受信処理部2064は、第2の受信ヘッダ格納部2046にトランシーバ2062からのヘッダを入力する。受信処理部2064は、第2の受信レスポンス格納部2048にトランシーバ2062からのヘッダを入力する。
送信処理部2066は、トランシーバ2062に第2の送信ヘッダ格納部2042からのヘッダを入力する。送信処理部2066は、トランシーバ2062に第2の送信レスポンス格納部2044からのレスポンスを入力する。
<通信システムの動作>
(1)第1の通信ノード100がマスタとして機能しており、該第1の通信ノード100が故障し、第2の通信ノード200が代理のマスタノードとして機能する場合の動作について説明する。
図6は、通信システムの動作の一実施例を示す。図6において、横軸は時間である。図6には、故障した第1の通信ノード100により負荷問い合わせヘッダが送信され、該負荷問い合わせヘッダに対する応答を第2の通信装置間で共有する動作が示される。各第2の通信ノードは、自第2の通信ノードの負荷と他の第2の通信ノードの負荷に基づいて、自第2の通信ノードが代理のマスタノードとして機能するか否かを判断する。
第1の通信ノード100に故障が発生する。
ステップS602では、第1の通信ノード100は、第2の通信ノード200に負荷を問い合わせる負荷問い合わせトークンAを送信する。例えば、第1の負荷共有処理部1028は、第1の送信ヘッダ格納部1042に、負荷問い合わせヘッダAを入力する。ヘッダAには、レスポンスの内容と該レスポンスの送信を要求する通信ノードの識別子(ID)を含む情報が含まれる。例えば、レスポンスの内容と該レスポンスの送信を要求する通信ノードの識別子(ID)を含む情報は、PID(Protected ID)と呼ばれる。
図7は、ヘッダに含まれるPIDの一実施例を示す。
例えば、第1の通信ノード100からPIDが「1」であるヘッダが送信される。該ヘッダを受信した第2の通信ノード200は、第1の通信ノード100にセンサ情報を送信する。
第1の通信ノード100からPIDが「2」であるヘッダが送信される。該ヘッダを受信した第2の通信ノード200は、第1の通信ノード100にアクチュエータ状態を送信する。
第1の通信ノード100からPIDが「3」であるヘッダが送信される。該ヘッダを受信した第2の通信ノード200は、第1の通信ノード100に認識結果を送信する。
第1の通信ノード100からPIDが「101」であるヘッダが送信される。該ヘッダを受信した第2の通信ノード200は、第1の通信ノード100に自第2の通信ノード200の処理負荷情報を送信する。第2の通信ノード200から送信される第2の通信ノード200の処理負荷情報は、他の第2の通信ノードにも受信される。
第1の通信ノード100からPIDが「102」であるヘッダが送信される。該ヘッダを受信した第2の通信ノード200は、第1の通信ノード100に自第2の通信ノード200の処理負荷情報を送信する。第2の通信ノード200から送信される第2の通信ノード200の処理負荷情報は、他の第2の通信ノードにも受信される。
第1の通信ノード100からPIDが「103」であるヘッダが送信される。該ヘッダを受信した第2の通信ノード200は、第1の通信ノード100に自第2の通信ノード200の処理負荷情報を送信する。第2の通信ノード200から送信される第2の通信ノード200の処理負荷情報は、他の第2の通信ノードにも受信される。
ステップS602では、第1の通信ノード100は、PIDが「101」であるヘッダAを送信する。バス150には、ヘッダAが送信される。ヘッダはトークンと呼ばれることもある。
第1の通信ノード100により送信されたヘッダAは、第2の通信ノード200−200に受信される。第2の通信ノード200−200は、ヘッダAに含まれるPIDを参照し、自第2の通信ノードに該当するか否かを判定する。ここでは、ヘッダAに、「101」が含まれるので、第2の通信ノード200は、データ(レスポンス)を送信する。例えば、第2の通信ノード200の応答処理部2032は、負荷計測部2028により計測された処理負荷情報を送信する処理を実行する。
第2の通信ノード200から送信されたデータ(第2の通信ノード200の負荷情報xx%)は、第1の通信ノード100に受信される。第1の通信ノード100は、第2の通信ノード200からのデータが受信されたことを確認する。
さらに、第2の通信ノード200から送信されたデータ(第2の通信ノード200の負荷情報xx%)は、第2の通信ノード200、200に受信される。第2の通信ノード200、200は、第2の負荷共有処理部2024に、第2の通信ノード200からのデータに含まれる第2の通信ノード200の負荷情報を格納する。
ステップS604では、第1の通信ノード100は、PIDが「102」であるヘッダBを送信する。バス150には、ヘッダBが送信される。
第1の通信ノード100により送信されたヘッダBは、第2の通信ノード200−200に受信される。第2の通信ノード200−200は、ヘッダBに含まれるPIDを参照し、自第2の通信ノードに該当するか否かを判定する。ここでは、ヘッダBに、「102」が含まれるので、第2の通信ノード200は、データ(レスポンス)を送信する。例えば、第2の通信ノード200の応答処理部2032は、負荷計測部2028により計測された処理負荷情報を送信する処理を実行する。
第2の通信ノード200から送信されたデータ(第2の通信ノード200の負荷情報yy%)は、第1の通信ノード100に受信される。第1の通信ノード100は、第2の通信ノード200からのデータが受信されたことを確認する。
さらに、第2の通信ノード200から送信されたデータ(第2の通信ノード200の負荷情報yy%)は、第2の通信ノード200、200に受信される。第2の通信ノード200、200は、第2の負荷共有処理部2024に、第2の通信ノード200からのデータに含まれる第2の通信ノード200の負荷情報を格納する。
ステップS606では、第1の通信ノード100は、PIDが「103」であるヘッダCを送信する。バス150には、ヘッダCが送信される。
ステップS606では、第1の通信ノード100により送信されたヘッダCは、第2の通信ノード200−200に受信される。第2の通信ノード200−200は、ヘッダCに含まれるPIDを参照し、自第2の通信ノードに該当するか否かを判定する。ここでは、ヘッダCに、「103」が含まれるので、第2の通信ノード200は、データ(レスポンス)を送信する。例えば、第2の通信ノード200の応答処理部2032は、負荷計測部2028により計測された処理負荷情報を送信する処理を実行する。
第2の通信ノード200から送信されたデータ(第2の通信ノード200の処理負荷情報zz%)は、第1の通信ノード100に受信される。第1の通信ノード100は、第2の通信ノード200からのデータが受信されたことを確認する。
さらに、第2の通信ノード200から送信されたデータ(第2の通信ノード200の負荷情報zz%)は、第2の通信ノード200、200に受信される。第2の通信ノード200、200は、第2の負荷共有処理部2024に、第2の通信ノード200からのデータに含まれる第2の通信ノード200の処理負荷情報を格納する。
第2の通信ノード200からのデータに含まれる第2の通信ノード200の負荷情報が、第2の通信ノード200、200に格納された後、第1の通信ノード100、第2の通信ノード200、200及び200はスリープ状態に遷移する。つまり、第1の通信ノード100、第2の通信ノード200、200及び200は、無通信状態となる。
この無通信の間に、第2の通信ノード200、200及び200のマスタ故障監視部2026は、第2の負荷共有処理部2024から、他の第2の通信ノードの処理負荷情報を取得し、自第2の通信ノードの処理負荷と比較するのが好ましい。マスタ故障監視部2026は、自第2の通信ノードの処理負荷が一番低いか否かを判定する。
通信システムの一実施例では、第2の通信ノード200の処理負荷が一番低いと判定される。
第2の通信ノード200のマスタ故障監視部2026は、スケジュール蓄積部2030に、代理のマスタノードとして機能するように指示する。スケジュール蓄積部2030は、マスタ故障監視部2026からの指示に従って、スケジュール管理を実行する。
ステップS608では、第1の通信ノード100は、PIDが「2」であるヘッダ1を送信する。バス150には、ヘッダ1が送信される。
第1の通信ノード100により送信されたヘッダ1は、第2の通信ノード200−200に受信される。第2の通信ノード200−200は、ヘッダ1に含まれるPIDを参照し、自第2の通信ノードに該当するか否かを判定する。ここでは、ヘッダ1に、「2」が含まれるので、第2の通信ノード200は、データ(レスポンス)を送信する。例えば、第2の通信ノード200の応答処理部2032は、第2の送信レスポンス格納部2044に格納されたデータを送信する処理を実行する。
第2の通信ノード200から送信されたデータは、第2の通信ノード200に受信される。
<第2の通信ノード200〜200の動作(その1)>
図8は、第2の通信ノード200〜200の動作の一実施例を示す。図8は、主に、第1の通信ノード100が故障する前の動作が示される。
ステップS802では、第2の通信ノード200〜200は、第1の通信ノード100からのヘッダを受信する。つまり、第1の通信ノード100からのヘッダは、バス150を介して、トランシーバ2062から、受信処理部2064に入力される。
ステップS804では、第2の通信ノード200〜200は、ヘッダを蓄積し、解析する。つまり、ヘッダは、第2の受信ヘッダ格納部2046を介して、応答処理部2032に入力される。応答処理部2032は、マスタ故障監視部2026、スケジュール蓄積部2030に、ヘッダを入力する。
ステップS806では、第2の通信ノード200〜200は、スケジュール情報を蓄積する。つまり、スケジュール蓄積部2030は、ヘッダに含まれるPIDに基づいて、PID毎の送信周期等のスケジュール情報を蓄積する。
ステップS808では、第2の通信ノード200〜200は、第1の通信ノード100が故障しているか否かを判断する。つまり、マスタ故障監視部2026は、応答処理部2032からのヘッダに基づいて、第1の通信ノード100が故障しているか否かを判断する。ここでは、第1の通信ノード100が故障する前の動作であるため、第1の通信ノードは故障していないと判断される。
ステップS810では、第2の通信ノード200〜200は、ヘッダが自第2の通信ノード宛である場合、レスポンスを送信する。
<第1の通信ノード100の動作(その1)>
図9は、第1の通信ノード100の動作の一実施例を示す。図9は、主に、第1の通信ノード100に故障が発生した際の動作が示される。
ステップS902では、第1の通信ノード100に故障が発生する。
ステップS904では、第1の通信ノード100は、通信が可能であるか否かを判断する。つまり、第1の負荷共有処理部1028は、故障の事象に基づいて、通信が可能であるか否かを判定する。通信が可能でない場合、終了する。
ステップS906では、ステップS904で通信が可能であると判定された場合、第1の通信ノード100は、第2の通信ノードに処理負荷を問い合わせる。つまり、第1の負荷共有処理部1028は、負荷問い合わせヘッダを作成し、第1の送信ヘッダ格納部1042に入力する。第1の送信ヘッダ格納部1042に格納された負荷問い合わせヘッダは、送信処理部1066を介して、トランシーバ1062から送信される。
ステップS908では、第1の通信ノード100は、全ての第2の通信ノードへの処理負荷問い合わせが終了したか否かを判定する。つまり、第1の負荷共有処理部1028は、第1の通信ノード100と通信可能な第2の通信ノードの全てに負荷問い合わせが終了したか否かを判定する。第1の通信ノード100と通信可能な第2の通信ノードの全てに負荷問い合わせが終了していない場合、ステップS906に戻る。
ステップS910では、ステップS908で第1の通信ノード100と通信可能な第2の通信ノードの全てに負荷問い合わせが終了したと判定された場合、通信を終了する。つまり、プロトコルに従って、ネットワークはスリープ状態に遷移する。スリープ状態では、通信は行われない。
<第2の通信ノード200〜200の動作(その2)>
図10は、第2の通信ノード200〜200の動作の一実施例を示す。図10は、主に、第1の通信ノード100に故障が発生した後の第2の通信ノード200〜200の動作が示される。
ステップS1002では、第2の通信ノード200〜200は、順次負荷問い合わせヘッダを受信する。第1の通信ノード100からの負荷問い合わせヘッダは、第2の通信ノード200〜200のそれぞれのトランシーバ2062から、受信処理部2064に入力される。
ステップS1004では、第2の通信ノード200〜200の各々は、負荷問い合わせヘッダが自第2の通信ノード宛であるか否かを判断する。つまり、応答処理部2032は、第2のヘッダ格納部2046に格納された負荷問い合わせヘッダに含まれるPIDに基づいて、自第2の通信ノード宛であるか否かを判定する。
ステップS1006では、ステップS1004で自第2の通信ノード宛であると判断した場合、第2の通信ノード200〜200のうちの1つは、処理負荷情報を含むレスポンスを送信する。つまり、応答処理部2032は、第2の送信レスポンス格納部2044に格納される負荷計測部2028により計測された自第2の通信ノードの処理負荷情報を送信する処理を行う。自第2の通信ノードの処理負荷情報を送信する処理を行った後、ステップS1002に戻る。
ステップS1008では、第2の通信ノード200〜200のうち、ステップS1004で自第2の通信ノード宛でないと判断した第2の通信ノードは、他の第2の通信ノードにより送信されたレスポンスを受信する。つまり、他の第2の通信ノードにより送信されたレスポンスは、ステップS1004で自第2の通信ノード宛でないと判断した第2の通信ノードのトランシーバ2062から、受信処理部2064に入力される。
ステップS1010では、第2の通信ノード200〜200は、処理負荷情報を蓄積する。つまり、第2の負荷共有処理部2024は、第2の送信レスポンス格納部2048に格納されるレスポンスに含まれる処理負荷情報を蓄積する。
ステップS1012では、第2の通信ノード200〜200は、全ての第2の通信ノードからの処理負荷情報を蓄積したか否かを判定する。つまり、第2の負荷共有処理部2024は、全ての第2の通信ノードからの処理負荷情報を蓄積したか否かを判定する。全ての第2の通信ノードからの処理負荷情報を蓄積していないと判定した場合、ステップS1008に戻る。
ステップS1014では、ステップS1012で、全ての第2の通信ノードからの処理負荷情報を蓄積したと判定した場合、第2の通信ノード200〜200は、自第2の通信ノードが代理のマスタノードとして機能するか否かを判定する。つまり、マスタ故障監視部2026は、第2の負荷共有処理部2024から処理負荷情報を取得し、代理のマスタノードとして機能するか否かを判定する。例えば、自第2の通信ノードの処理負荷が他の第2の通信ノードの処理負荷よりも低い場合に、代理のマスタノードとして機能すると判定するのが好ましい。
ステップS1016では、ステップS1014において自第2の通信ノードが代理のマスタノードとして機能すると判定した第2の通信ノードは、マスタノードとして機能する。つまり、ステップS1014において自第2の通信ノードが代理のマスタノードとして機能すると判定した場合、マスタ故障監視部2026は、スケジュール蓄積部2030に代理マスタノードとして機能する指示を行う。スケジュール蓄積部2030は、蓄積したスケジュール情報に基づいて、スケジュール管理を実行する。
ステップS1018は、ステップS1014において自第2の通信ノードが代理のマスタノードとして機能しないと判定した第2の通信ノードは、スレーブノードとして機能し続ける。
<第2の通信ノード200〜200の動作(その3)>
例えば、通信システムの一実施例が適用されるLINでは、所定の期間通信が無い場合には、スリープ状態へと遷移する。スリープ状態に遷移した後、スレーブノードからマスタノードへのウェイクアップ要求により、スリープ状態が解除され、スタンバイ状態へと遷移する。スタンバイ状態へ遷移することにより、通信が再開される。
マスタノードが故障している場合には、所定の期間通信が無くスリープ状態へと遷移した後に、スレーブノードからマスタノードへウェイクアップ要求が送信されても、該ウェイクアップ要求にマスタノードが応答できないため、スリープ状態が解除されないため、通信が再開されない。
通信システムの一実施例では、スリープ状態へと遷移した後に、スレーブノードからマスタノードへウェイクアップ要求が送信されても、該ウェイクアップ要求にマスタノードが応答しない場合に、マスタノードが故障していると判定する。
図11は、第2の通信ノード200〜200の動作の一実施例を示す。図11には、第2の通信ノード200〜200が、第1の通信ノード100に故障が発生したか否かを判断する処理が示される。
ステップS1102では、第2の通信ノード200〜200は、無通信状態が所定の期間継続したか否かを判定する。例えば、第1の通信ノード100が故障している場合には、無通信状態が所定の期間継続するため、スリープ状態へ遷移する。
無通信状態が所定の期間継続していない場合には、終了する。この場合、通信状態が継続しているため、第1の通信ノード100は故障していないと判定される。
ステップS1104では、ステップS1102において無通信状態が所定の期間継続したと判定された場合、第2の通信ノード200〜200は送信データがあるか否かを判定する。つまり、アプリケーション2022は、送信データがあるか否かを判定する。送信データがない場合には、終了する。
ステップS1106では、ステップS1104において送信データがあると判定した第2の通信ノードはウェイクアップ要求を実行する。つまり、アプリケーション2022によりウェイクアップ要求が作成され、該ウェイクアップ要求は、通信装置204を介して、トランシーバ206から送信される。
ステップS1108では、第2の通信ノード200〜200はウェイクアップが完了したか否かを判定する。例えば、マスタ故障監視部2026は、送信データがあると判定した第2の通信ノードからウェイクアップ要求が送信された後に、第1の通信ノード100がウェイクアップしたか否かを判定することにより、ウェイクアップが完了したか否かを判定する。マスタ故障監視部2026は、第1の通信ノード100がウェイクアップした場合に、ウェイクアップが完了したと判定するのが好ましい。ウェイクアップが完了した場合、終了する。この場合、第1の通信ノード100は故障していないと判定される。
ステップS1110では、ステップS1108においてウェイクアップが完了しないと判定された場合、第2の通信ノード200〜200は、自第2の通信ノードが代理のマスタノードとして機能するか否かを判定する代理マスタ処理を実行する。つまり、第2の通信ノード200〜200のうち、処理負荷が一番低い第2の通信ノードが代理のマスタノードとして機能する。代理のマスタノードとして機能する第2の通信ノードのマスタ監視部2026は、スケジュール蓄積部2030に代理マスタノードとして機能する指示を実行する。スケジュール蓄積部2030は、マスタ故障監視部2026からの指示に従って、スケジュール管理を実行する。
ステップS1110において、第2の通信ノード200〜200のうち、処理負荷が一番低い第2の通信ノードが複数ある場合には、マスタ監視部2026は、自第2の通信ノードのPIDと、他の第2の通信ノードのPIDに基づいて、代理のマスタノードとして機能するか否かを判定するようにしてもよい。例えば、第2の通信ノードは、自第2の通信ノードのPIDの値が一番小さい場合に、代理のマスタノードとして機能すると判定する。また、処理負荷が一番低い第2の通信ノードが複数ある場合に、代理のマスタノードとして機能する第2の通信ノードの優先順位を予め設定し、該設定に従って代理のマスタノードとして機能するか否かを判定するようにしてもよい。
上述した実施例において、第1の通信ノード100からの処理負荷の問い合わせは、自第1の通信ノード100に故障が発生した場合以外に実行されてもよい。例えば、第2の通信ノード200〜200の処理負荷が変化する可能性が高いと想定される事象が発生した場合に実行されるのが好ましい。具体的には、シフト変化、ドアの開閉が実行された場合に行われるのが好ましい。
また、第2の通信ノード200〜200にスケジューリング情報を予め実装するようにしてもよい。このようにすることにより、第2の通信ノード200〜200が、第1の通信ノード100、他の第2の通信ノードからヘッダに基づいて、スケジュール情報を蓄積する処理を削減できる。
また、第2の通信ノード200〜200から代理のマスタノードとして機能するものを予め設定した優先順位に従って決定するようにしてもよい。
通信システムの一実施例によれば、通信バス上のデータ送信タイミングを制御する特定の通信ノードが故障した際に、他の通信ノードの1つが該特定の通信ノードの代わりに送信タイミングを制御する。このため、通信バス上のデータ送信タイミングを制御する特定の通信ノードが故障した場合でも、他の通信ノード間で通信を継続することができる。
また、特定の通信ノードの代わりに送信タイミングを制御する通信ノードを処理負荷に基づいて決定することにより、処理負荷に余裕のある通信ノードが送信タイミングを制御する通信ノードとして機能する。このため、特定の通信ノードの代わりに送信タイミングを制御する通信ノードの処理負荷が過大となるのを防止できる。
また、通信バス上のデータ送信タイミングを制御する特定の通信ノードが故障した際に、リアルタイムに、該特定の通信ノードの代わりに送信タイミングを制御する他の通信ノードを選択することができる。
以上、本発明は特定の実施例及び変形例を参照しながら説明されてきたが、各実施例及び変形例は単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。説明の便宜上、本発明の実施例に従った装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウエアで、ソフトウエアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が包含される。
100 第1の通信ノード
102 マイクロコントローラ
104 通信装置
106 トランシーバ
150 バス
200〜200(nは、n>1の整数) 第2の通信ノード
202 マイクロコントローラ
204 通信装置
206 トランシーバ
1022 アプリケーション
1024 スケジュール管理部
1026 応答処理部
1028 第1の負荷共有処理部
2022 アプリケーション
2024 第2の負荷共有処理部
2026 マスタ故障監視部
2028 負荷計測部
2030 スケジュール蓄積部
2032 応答処理部

Claims (7)

  1. 第1の通信ノードと、該第1の通信ノードにより管理されるスケジュールに従って通信を行う複数の第2の通信ノードとを有する通信システムであって、
    前記第1の通信ノードは、
    前記第2の通信ノードに、該第2の通信ノードの処理負荷を問い合わせる処理を行う第1の負荷共有処理部
    を有し、
    前記第2の通信ノードは、
    前記第1の通信ノードからの処理負荷の問い合わせに応じて、自第2の通信ノードの処理負荷を応答する応答処理部と、
    他の第2の通信ノードからの処理負荷を蓄積する第2の負荷共有処理部と、
    前記第1の通信ノードが故障したことが検知された場合に、前記自第2の通信ノードの処理負荷と前記他の第2の通信ノードの処理負荷とに基づいて、スケジュールの管理を代替するか否かを判定するマスタ監視部と
    を有する、通信システム。
  2. 前記第1の通信ノードと前記複数の第2の通信ノードは、ネットワークを介して接続され、
    前記複数の第2の通信ノードは、
    ネットワークから受信したヘッダに基づいて、スケジュール情報を蓄積するスケジュール蓄積部
    を有し、
    前記マスタ監視部によりスケジュール管理を代替すると判定された場合に、前記スケジュール蓄積部は、蓄積したスケジュール情報に基づいて、スケジュール管理を実行する、請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記第1の通信ノードは、
    自第1の通信ノードの異常を検知した場合に、前記第1の負荷共有処理部は、前記第2の通信ノードに、該第2の通信ノードの処理負荷を問い合わせる処理を行う、請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. スリープ状態へ遷移した後に、データの送信要求を送信し、且つ該スリープ状態が解除されない場合、前記マスタ監視部は、前記第1の通信ノードが故障したと判定する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の通信システム。
  5. 第1の通信ノードにより管理されるスケジュールに従って通信を行う複数の通信ノードのうちの1つの通信ノードであって、
    前記第1の通信ノードにより前記複数の通信ノードに処理負荷を問い合わせる処理が行われ、
    前記通信ノードは、
    前記第1の通信ノードからの処理負荷の問い合わせに応じて、自通信ノードの処理負荷を応答する応答処理部と、
    他の通信ノードからの処理負荷を蓄積する第2の負荷共有処理部と、
    前記第1の通信ノードが故障したことが検知された場合に、前記自通信ノードの処理負荷と前記他の通信ノードの処理負荷とに基づいて、スケジュールの管理を代替するか否かを判定するマスタ監視部と
    を有する、通信ノード。
  6. 第1の通信ノードと、該第1の通信ノードにより管理されるスケジュールに従って通信を行う複数の第2の通信ノードとを有する通信システムにおける通信方法であって、
    前記第1の通信ノードは、
    前記第2の通信ノードに、該第2の通信ノードの処理負荷を問い合わせる処理を行い、
    前記第2の通信ノードは、
    前記第1の通信ノードからの処理負荷の問い合わせに応じて、自第2の通信ノードの処理負荷を応答し、
    他の第2の通信ノードからの処理負荷を蓄積し、
    前記第1の通信ノードが故障したことが検知された場合に、前記自第2の通信ノードの処理負荷と前記他の第2の通信ノードの処理負荷とに基づいて、スケジュールの管理を代替するか否かを判定する、通信方法。
  7. 第1の通信ノードにより管理されるスケジュールに従って通信を行う複数の通信ノードのうちの1つの通信ノードにおける通信方法であって、
    前記第1の通信ノードにより前記複数の通信ノードに処理負荷を問い合わせる処理が行われ、
    前記通信ノードは、
    前記第1の通信ノードからの処理負荷の問い合わせに応じて、自通信ノードの処理負荷を応答し、
    他の通信ノードからの処理負荷を蓄積し、
    前記第1の通信ノードが故障したことが検知された場合に、前記自通信ノードの処理負荷と他の通信ノードの処理負荷とに基づいて、スケジュールの管理を代替するか否かを判定する、通信方法。
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