JP2014154970A - 集中制御通信システム、集中制御装置及び制御方法 - Google Patents

集中制御通信システム、集中制御装置及び制御方法 Download PDF

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雅史 石田
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Abstract

【課題】集中制御通信システムの維持、管理に必要な手間を低減でき、維持、管理に必要なコストの低減及び信頼性を向上する。
【解決手段】実施形態の集中制御通信システムは、複数の無線基地局と、それぞれ複数の無線基地局を集中制御するとともに、同一のグループに属する複数の集中制御装置と、通信ネットワークを介して複数の集中制御装置を監視する監視装置と、を備えている。複数の集中制御装置は、同一のグループに属する複数の集中制御装置のうちいずれか一の集中制御装置を代表集中制御装置として選択し、監視装置は、同一のグループに属する複数の集中制御装置との間で行うべき通信を、代表集中制御装置に対して行う。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、集中制御通信システム、集中制御装置及び制御方法に関する。
近年、スマートフォンやタブレット端末の普及に伴い、モバイルデータトラフィックは今後益々増大するものと予想される。
また、屋内のトラフィック対策としては、フェムトセル基地局やピコセル基地局(以下、こられを単に無線基地局と呼ぶ)を設置することが想定される。
しかしながら、これらの無線基地局は1台のカバーエリア(セルサイズ)が小さいため多数設置する必要がある。
このように多数設置された無線基地局を集約し、各無線基地局の通信パラメータ(送信電力、ハンドオーバパラメータ、中心周波数、セルID等)を自動設定したり、基地局間の無線リソースの割合を調整したりするような基本機能とともに、基地局の障害情報をリモート監視装置に伝達したり、リモート監視装置からの監視情報の問い合わせに対して応答したりする保守機能を有する装置(以下、このような装置を集中制御装置と呼ぶ)が配置される場合がある。
ここで、1台の集中制御装置に接続できる基地局数には制限があるため、無線通信エリアをカバーするために複数の集中制御装置が設置される場合が想定される。
特開2008−131151号公報
しかしながら、従来技術においては、ある特定の領域を無線エリア化するために設置された複数の基地局を集中的に制御し、基地局のパラメータ設定や無線の制御を行うような集中制御装置を有し、ネットワークを介して監視装置により集中制御装置を監視する構成を有する集中制御通信システムにおいて、それぞれの集中制御装置はみずから制御している基地局の情報について、ネットワークを介して遠隔で監視を行うリモート監視装置とそれぞれ個別に通信を行なうことで管理情報のやり取りを行う。
無線基地局を制御する集中制御装置が複数存在するような構成の場合に、各々の集中制御装置がリモート監視装置との間でやり取りするために情報量が多くなり、リモート監視装置を構成する管理サーバの処理に手間がかかったり、管理サーバの増設が必要になったり、あるいはネットワーク伝送におけるパケットロスの確率が大きくなったりする虞があった。
実施形態の集中制御通信システムは、複数の無線基地局と、それぞれ複数の無線基地局を集中制御するとともに、同一のグループに属する複数の集中制御装置と、通信ネットワークを介して複数の集中制御装置を監視する監視装置と、を備えている。
そして、複数の集中制御装置は、同一のグループに属する複数の集中制御装置のうちいずれか一の集中制御装置を代表集中制御装置として選択し、監視装置は、同一のグループに属する複数の集中制御装置との間で行うべき通信を、代表集中制御装置に対して行う。
図1は、実施形態の集中制御通信システムの概要構成ブロック図である。 図2は、集中制御装置の概要構成ブロック図である。 図3は、第1実施形態の集中制御装置の処理フローチャートである。 図4は、第1切替条件設定の処理の処理フローチャートである。 図5は、管理用パラメータの同期手法の説明図である。 図6は、リモート監視装置における監視画面の一例の説明図である。 図7は、リモート監視装置の監視下にある無線基地局の管理画面の一例の説明図である。 図8は、第2実施形態の説明図である。
次に実施形態について図面を参照して説明する。
[1]第1実施形態
図1は、実施形態の集中制御通信システムの概要構成ブロック図である。
集中制御通信システム10は、大別すると、無線通信エリアA1を構築している無線通信システム11−1と、無線通信エリアA2を構築している無線通信システム11−2と、無線通信エリアA3を構築している無線通信システム11−3と、インターネット等のネットワーク12と、ネットワーク12を介して、後述する複数の無線基地局の遠隔監視を行うリモート監視装置13と、を備えている。
ここで、無線通信システム11−1〜11−3は同様の構成であるので、無線通信システム11−1について説明する。
無線通信システム11−1は、無線通信エリアA1内に配置されたn(n:自然数)個の集中制御装置CC1〜CCnと、集中制御装置CC1の制御下で動作する複数の無線基地局BT11〜BT13と、集中制御装置CC2の制御下で動作する複数の無線基地局BT21〜BT23と、……、集中制御装置CCnの制御下で動作する複数の無線基地局BTn1〜BTn3と、を備えている。
上記構成において、集中制御装置CC1〜CCnは、一の無線通信エリアA1に対応する同一のグループに属する集中制御装置として機能している。
また無線通信システム11−1は、無線基地局BT11を介してインターネット等のネットワーク12に接続される携帯電話端末MT1と、無線基地局BT11を介してネットワーク12に接続されるスマートフォン(携帯型情報処理装置)SP1と、無線基地局BT21を介してネットワーク12に接続される携帯電話端末MT2と、無線基地局BT23を介してネットワーク12に接続されるスマートフォンSP2と、無線基地局BTn2を介してネットワーク12に接続される携帯電話端末MT3と、無線基地局BTn3を介してネットワーク12に接続される携帯電話端末MT4と、を備えている。
上記構成において、集中制御装置CC1は、無線基地局BT11、BT12、BT13の通信パラメータの設定、無線制御、障害情報の管理などを行っている。
また、集中制御装置CC2は、無線基地局BT21、BT22、BT23の通信パラメータの設定、無線制御、障害情報の管理などを行っている。
同様に、集中制御装置CCnは、無線基地局BTn1、BTn2、BTn3の通信パラメータの設定、無線制御、障害情報の管理などを行っている。
集中制御装置CC1は、同装置が具備するLANインターフェイス(図示せず)から通信ポートP1及び通信ラインWN1、ネットワーク12を介して、リモート監視装置13に接続されている。また、集中制御装置CC1〜CCnは、隣接する制御装置間、例えば、集中制御装置CC1と集中制御装置CC2とは、それぞれが具備するLANインターフェイス(図示せず)から通信ポートP2及び通信ラインLNを介して接続されている。
また、集中制御装置CC2は、通信ポートP1及び通信ラインWN2を介してネットワーク12に接続されており、例えば、ネットワーク12が集中制御装置CC1に接続される通信ラインWN1が故障した場合、通信ラインWN2を介してネットワーク12に接続されている集中制御装置CC2がその代用を行うことが可能となる。
なお、集中制御装置CC2は、集中制御装置CC1の本体が通信不能状態であっても、通信ラインLNを介して集中制御装置CC1に接続される通信ラインWN1を利用可能である場合には、通信ラインLN、集中制御装置CC1が具備するLANインタフェース及び通信ラインWN1、ネットワーク12を介してリモート監視装置13に接続するように構成することも可能である。
図2は、集中制御装置CC1の概要構成ブロック図である。
集中制御装置CC1〜CCnは、同様の構成であるので、集中制御装置CC1を例として説明する。
集中制御装置CC1は、無線基地局BT11〜BT13との間で通信を行う基地局アクセス回線との間のインタフェース動作を行う基地局アクセス回線インタフェース部21と、他の集中制御装置CC2〜CCn及びネットワーク12を介してリモート監視装置13との間で通信インタフェース動作を行うLANインタフェース部22と、集中制御装置CC1全体の制御を行う制御部23と、各種データを記憶するメモリ部24と、を備えている。
次に実施形態の動作を説明する。
この場合において、初期状態では、集中制御装置CC1が代表集中制御装置に設定され、集中制御装置CC2が副代表集中制御装置(次代表候補集中制御装置)に設定されているものとする。
すなわち、初期状態において、代表集中制御装置として機能している集中制御装置CC1は、集中制御装置CC2〜CCnに代わって、通信ラインWN1及びネットワーク12を介したリモート監視装置13との通信をまとめて行うようにされている。また、副代表集中制御装置として機能している集中制御装置CC2は、代表集中制御装置として機能している集中制御装置CC1が通信障害などにより通信が行えなくなった場合や、負荷が過大になった場合に、集中制御装置CC1に代わって代表集中制御装置として機能するようになり、集中制御装置CC1、CC3〜CCnに代わって、ネットワーク12を介したリモート監視装置1との通信をまとめて行うようになる。
図3は、第1実施形態の集中制御装置の処理フローチャートである。
この状態において、集中制御装置CC1〜CCnは、それぞれ、接続されている無線基地局BT11、BT12、BT13、BT21、BT22、BT23、……、BTn1、BTn2、BTn3の管理用パラメータ(管理情報)を取得する(ステップS11)。
無線基地局BT11、BT12、BT13、BT21、BT22、BT23、……、BTn1、BTn2、BTn3の管理用パラメータは、無線基地局BT11、BT12、BT13、BT21、BT22、BT23、……、BTn1、BTn2、BTn3から対応する集中制御装置CC1〜CCnの基地局アクセス回線インタフェース部21を介して制御部23が取り込み、メモリ部24に蓄える。
ここで、メモリ部24に蓄える管理用パラメータとしては、各無線基地局BT11、BT12、BT13、BT21、BT22、BT23、……、BTn1、BTn2、BTn3の通信パラメータ、例えば、送信電力、ハンドオーバパラメータ、中心周波数、セルID等が挙げられる。
また他の管理用パラメータとしては、各無線基地局BT11、BT12、BT13、BT21、BT22、BT23、……、BTn1、BTn2、BTn3の障害情報が挙げられる。
更に他の管理用パラメータとしては、各集中制御装置CC1〜CCnにおけるCPU負荷率、メモリ残容量、各無線基地局BT11、BT12、BT13、BT21、BT22、BT23、……、BTn1、BTn2、BTn3に接続されている通信端末装置(携帯電話端末及びスマートフォン)の数及びネットワーク12側のパケットロス量等が挙げられる。
次に集中制御装置CC1〜CCnは、それぞれ自己が代表集中制御装置であるか否かを判別する(ステップS12)。
ステップS12の判別において、自己が代表集中制御装置であると判別した場合には(ステップS12;Yes)、すなわち、本実施形態においては、集中制御装置CC1は、他の集中制御装置CC2〜CCnからそれぞれが取得した管理用パラメータを収集する(ステップS13)。
これにより代表集中制御装置として機能する集中制御装置CC1は、収集した管理用パラメータが、代表集中制御装置を自己から他の集中制御装置に切り替える第1切替条件を満たしたか否かを判別する(ステップS14)。
ここで、第1切替条件は、現在の代表集中制御装置が正常に動作している場合に、様々な条件から他の集中制御装置に代表集中制御装置を切り替える場合の条件であり、現在の代表集中制御装置が正常に動作できなくなった場合に、他の集中制御装置に代表集中制御装置を切り替える場合の条件である後述の第2切替条件と異なっている。
次に代表集中制御装置の第1切替条件について説明する。
まず、第1切替条件設定の処理について説明する。
図4は、第1切替条件設定の処理の処理フローチャートである。
管理用パラメータのうちから適切な管理用パラメータを第1切替条件として設定する(ステップS31)。
例えば、CPU負荷率、メモリ残容量、無線基地局に接続されている通信端末装置の数及びネットワーク12側のパケットロス量を第1切替条件として設定する。
次に第1切替条件を用いて実際に代表集中制御装置を切り替える場合の、第1切替条件基準レベルを設定する(ステップS32)。
例えば、CPU負荷率であれば、CPU負荷率が80%を超えた場合とする。また、メモリ残容量であれば、メモリ残容量が20パーセントを切った場合とする。無線基地局に接続されている通信端末装置の数であれば、各無線基地局の処理能力、スペックに応じて、所定の余裕度を持って処理が行える通信端末数を超えた場合とする。ネットワーク12側のパケットロス量であれば、ネットワーク12側にある程度の通信能力の余裕があると考えられる場合に生じるパケットロス量(通常時パケットロス量)の20倍以上のパケットロス量が発生した場合とする。
ところで、切替条件を満たしている場合であっても、頻繁に切替がなされると、切替処理に要するタイムロス等から実効的な処理能力の低下が生じる可能性があるとともに、システムの安定性が低下することとなる。
そこで、上述した第1切替条件を満たしている場合であっても、切替を抑止するため第1切替制限条件を設定する(ステップS33)。すなわち、切替にヒステリシス特性を持たせて代表集中制御装置の切替を抑制して、通信システムの安定的な運用を図っているのである。
例えば、第1切替条件を連続して満たした回数あるいは第1切替条件を連続して満たしている時間を設定し、これらの回数あるいは時間を超えて第1切替条件が満たされた場合に、切替を行うようにすればよい。
続いて、第1切替条件を満たし、かつ、第1切替制限条件を満たさなくなった場合に代表集中制御装置の候補となり得る一または複数の次代表候補集中制御装置を設定する(ステップS34)。
ここで、複数の次代表候補集中制御装置は、互いに対等であり、いずれが次の集中制御装置となっても問題ないように設定される。
ステップS14の判別において、代表集中制御装置として機能する集中制御装置CC1は、収集した管理用パラメータが、代表集中制御装置を自己から他の集中制御装置に切り替える第1切替条件を満たしていない場合には(ステップS14;No)、代表集中制御装置として機能する集中制御装置である集中制御装置CC1は、処理をステップS11に移行し、以下、同様の処理を行う。
ステップS14の判別において、代表集中制御装置として機能する集中制御装置CC1は、収集した管理用パラメータが、代表集中制御装置を自己から他の集中制御装置に切り替える第1切替条件を満たしている場合には(ステップS14;Yes)、ステップS34の処理において、設定されていた代表集中制御装置の候補となり得る一または複数の次代表候補集中制御装置のうちのいずれか一の次代表候補集中制御装置を次代表集中制御装置として決定する(ステップS15)。
具体的には、本実施形態の例の場合には、副代表集中制御装置として機能している集中制御装置CC2を次代表集中制御装置に決定する。
続いて、代表集中制御装置として機能する集中制御装置CC1及び次代表集中制御装置として決定された集中制御装置CC2は、収集した管理用パラメータの同期を行う(ステップS16)。
この結果、集中制御装置CC2は、次に代表集中制御装置の切替がなされるまで、代表集中制御装置として機能することとなる(ステップS17)。
一方、ステップS12の判別において、自己が代表集中制御装置ではないと判別した場合には(ステップS12;No)、すなわち、本実施形態においては、集中制御装置CC1以外の他の集中制御装置CC2〜CCnは、それぞれが取得した管理用パラメータを代表集中制御装置として機能している集中制御装置CC1に送信する(ステップS18)。
次に代表集中制御装置ではない集中制御装置CC2〜CCnは、それぞれ自己が副代表集中制御装置であるか否かを判別する(ステップS19)。
ステップS19の判別において、自己が副代表集中制御装置であると判別した場合には(ステップS19;Yes)、すなわち、本実施形態において副代表集中制御装置として機能する集中制御装置CC2は、代表集中制御装置として機能する集中制御装置CC1と収集した管理用パラメータの同期を行う(ステップS20)。
ここで、収集した管理用パラメータの同期の手法について説明する。
図5は、管理用パラメータの同期手法の説明図である。
第1の手法としては、図5(a)に示すように、上記実施形態の説明とは異なり、代表集中制御装置として機能する集中制御装置CC1及び副代表集中制御装置として機能する集中制御装置CC2以外の他の集中制御装置CC3〜CCnは、それぞれが取得した管理用パラメータを代表集中制御装置として機能する集中制御装置CC1及び副代表集中制御装置として機能する集中制御装置CC2に送信し、代表集中制御装置として機能している集中制御装置CC1及び副代表集中制御装置として機能している集中制御装置CC2がそれぞれ受信した管理用パラメータを収集するようにする。
また、第2の手法としては、図5(b)に示すように、代表集中制御装置として機能する集中制御装置CC1が他の集中制御装置CC2〜CCnから管理用パラメータを収集した後に、代表集中制御装置として機能する集中制御装置CC1と副代表集中制御装置として機能する集中制御装置CC2との間で管理用パラメータを受け渡すようにする。
上記第1の手法及び第2の手法のいずれにおいても、代表集中制御装置として機能している集中制御装置CC1と副代表集中制御装置として機能している集中制御装置CC2との間で管理用パラメータが同期された状態となる。
続いて副代表集中制御装置として機能している集中制御装置CC2は、現在の代表集中制御装置として機能している集中制御装置(本実施形態では集中制御装置CC1)が何らかの理由により代表集中制御装置として機能できないことを検出したか否か、すなわち、第2切替条件が満たされたか否かを判別する(ステップS21)。
ステップS21の判別において、第2切替条件が満たされていない場合には(ステップS21;No)、集中制御装置CC1は、代表集中制御装置として機能していることが検出されたので、副代表集中制御装置として機能している集中制御装置CC2は、当該時点では、自己が新たな代表集中制御装置として機能する必要が無いので、処理を再びステップS11に移行して、以下、同様の処理を行う。
ステップS21の判別において、第2切替条件が満たされた場合には(ステップS21;Yes)、集中制御装置CC1が何らかの理由により代表集中制御装置として機能できないことが検出されたので、副代表集中制御装置として機能している集中制御装置CC2は、これ以降、代表集中制御装置として機能し(ステップS22)、処理を再びステップS11に移行して以下同様の処理を繰り返す。
また、ステップS19の判別において、自己が副代表集中制御装置ではない場合には(ステップS19;No)、自己は、代表集中制御装置あるいは副代表集中制御装置のいずれでもない集中制御装置であるので、処理を再びステップS11に移行して以下同様の処理を繰り返す。
図6は、リモート監視装置における監視画面の一例の説明図である。
図1に示した集中制御通信システム10において、リモート監視装置13の表示装置13Aに表示される監視画面には、図6(a)に示すように、当該リモート監視装置13の監視下にある集中制御装置CC1〜CC3が表示されており、代表集中制御装置として機能している集中制御装置CC1が明確に分かるような表示がなされる。
一方、リモート監視装置13と、代表集中制御装置との関係だけを明確に示す表示としては、図6(b)に示すように、リモート監視装置13と代表集中制御装置である集中制御装置CC1のみが表示されるようにされている。
図7は、リモート監視装置の監視下にある無線基地局の管理画面の一例の説明図である。
図7(a)は、全ての無線基地局の管理情報(管理用パラメータ)をすべて網羅した管理画面とした場合の例である。
図7(a)に示すように、管理画面13Bには、各無線基地局BTxy(x、yは、自然数)を特定するための基地局IDデータと、各無線基地局BTxyが構成するピコセル(PC)を特定するセルIDデータと、各無線基地局BTxyの無線通信周波数を表す無線通信周波数データと、各無線基地局BTxyの無線通信送信電力を表す送信電力データと、各無線基地局BTxyに障害が発生した場合に、障害トラップによりリモート監視装置13に通知された通知内容を表す障害トラップデータと、各無線基地局BTxyに対応するIPアドレスを格納したIPアドレスデータと、が表示される。
上記説明は、無線基地局毎にデータを表示する場合のものであったが、代表集中制御装置に対応する無線通信エリアに関するデータをまとめて表示する場合の管理画面について説明する。
例えば、無線通信エリアA1に対応する管理画面13Cおいては、図7(b)に示すように、無線通信エリアA1に対応する各無線基地局が構成するピコセル(PC)を特定するセルIDデータと、無線通信エリアA1に対応する無線基地局BTxyの無線通信周波数を代表する無線通信周波数を表す無線通信周波数データと、無線通信エリアA1に対応する無線基地局BTxyの無線通信送信電力を代表する送信電力を表す送信電力データと、無線通信エリアA1に対応する無線基地局BTxyに障害が発生した場合に、障害トラップによりリモート監視装置に通知された通知内容を表す障害トラップデータと、無線通信エリアA1に対応する無線基地局BTxyのIPアドレスを格納したIPアドレスデータと、が表示される。
このように、図7(b)に示す管理画面13Cにおいては、図7(a)に示した管理画面13Bと比較して、管理する情報量が非常に少なくなっている。
また、図7(a)及び図7(b)の内容の双方を表示するように構成することも可能である。
さらに、詳細な情報が必要な無線基地局とそれ以外の無線基地局、あるいは詳細な情報が必要な項目とそれ以外の項目を組み合わせることで、情報の取扱いを効率的に行なうことができる。
以上の説明のように、複数の無線基地局と、それぞれ複数の無線基地局を集中制御するとともに、同一のグループに属する複数の集中制御装置と、通信ネットワークを介して複数の集中制御装置を監視するリモート監視装置と、を備えた集中制御通信システムにおいて、複数の集中制御装置は、同一のグループ(同一の無線通信エリア)に属する複数の集中制御装置のうちいずれか一の集中制御装置を代表集中制御装置として選択し、リモート監視装置は、同一のグループに属する複数の集中制御装置との間で行うべき通信を、代表集中制御装置に対して行うようにしているので、各々の集中制御装置がリモート監視装置との間でやり取りするために情報量を抑制でき、リモート監視装置を構成する管理サーバの処理に手間がかかったり、管理サーバの増設が必要になったり、あるいはネットワーク伝送におけるパケットロスの増大を招いたりすることがない。
したがって、本第1実施形態によれば、集中制御通信システムの維持、管理に必要な手間を低減でき、維持、管理に必要なコストの低減が図れる。
さらに集中制御通信システムの信頼性の向上を図ることができる。
[2]第2実施形態
上記第1実施形態においては、代表集中制御装置の切替先として予め副代表集中制御装置が定まっている場合であったが、本第2実施形態は、各集中制御装置の負荷状態(稼働状態)に応じて自立的に次の代表集中制御装置を選択する場合の実施形態である。
図8は、第2実施形態の説明図である。
代表となる集中制御装置は接続された無線基地局のパラメータ設定や無線通信の制御等と同時に、監視装置との監視情報のやり取りを行なうために、他の制御装置に比べ処理すべき情報が多く、負荷が重くなることが想定される。
具体的には、本第2実施形態においては、図8に示すように、無線通信エリアA1をカバーする無線基地局が集中制御装置CC1〜CC3で制御されている。
そして、集中制御装置CC1〜CC3の中から自立的に代表集中制御装置を選出する場合には、例えば、負荷状態として、接続されている無線基地局数が少なく、他の装置と比較して負荷が軽い集中制御装置CC2を自動的に代表に選出する。
この場合において、各集中制御装置CC1〜CC3の負荷状態(稼動状態)を測定するに際して、短期的に負荷状態を測定する方法及び長期的に負荷状態を測定する方法が考えられる。
無線基地局の負荷変動が少なければ、短期的な測定で比較して構わないが、例えば、エナジーセービング等の働きにより無線基地局の電源が頻繁にオン/オフするような状況であれば、集中制御装置の負荷は長期的に測定した統計値で比較するほうが望ましい。
このように構成することにより、各集中制御装置CC1〜CC3の実際の稼動状態を把握して、特定の集中制御装置に負荷がかかりすぎず、負荷分散が可能な集中制御通信システムを提供できる。
[3]実施形態の変形例
本実施形態の集中制御装置は、CPUなどの制御装置(制御部)と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置(メモリ部)と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態の集中制御装置で実行される制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の集中制御装置で実行される制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の集中制御装置で実行される制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施形態の集中制御装置の制御プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 集中制御通信システム
11−1〜11−3 無線通信システム
12 ネットワーク
13 リモート監視装置
21 基地局アクセス回線インタフェース部
22 LANインタフェース部
23 制御部
24 メモリ部
A1〜A3 無線通信エリア
BT11〜BTn3 無線基地局
CC1〜CCn 集中制御装置

Claims (14)

  1. 複数の無線基地局と、
    それぞれ複数の前記無線基地局を集中制御するとともに、同一のグループに属する複数の集中制御装置と、
    通信ネットワークを介して複数の前記集中制御装置を監視する監視装置と、を備え、
    前記複数の集中制御装置は、前記同一のグループに属する複数の集中制御装置のうちいずれか一の集中制御装置を代表集中制御装置として選択し、
    前記監視装置は、前記同一のグループに属する複数の集中制御装置との間で行うべき通信を、前記代表集中制御装置に対して行う、
    集中制御通信システム。
  2. 前記代表集中制御装置は、前記同一のグループに属する全ての前記無線基地局の管理情報を保持している、
    請求項1記載の集中制御通信システム。
  3. 前記複数の集中制御装置は、前記代表集中制御装置の機能を代行可能な副代表集中制御装置を選択する、
    請求項1又は請求項2記載の集中制御通信システム。
  4. 前記副代表集中制御装置は、前記同一のグループに属する複数の前記無線基地局の管理情報の同期を前記代表集中制御装置と行う、
    請求項3記載の集中制御通信システム。
  5. 前記代表集中制御装置及び前記副代表集中制御装置は、前記同一のグループに属する全ての前記無線基地局の管理情報を保持すべくそれぞれ収集する、
    請求項3記載の集中制御通信システム。
  6. 同一のグループに属する複数の集中制御装置のうち、各集中制御装置に固有の情報に基づいて前記代表集中制御装置を選択する、
    請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の集中制御通信システム。
  7. 前記固有の情報は、機器製造番号あるいはIPアドレスのうち、少なくともいずれかを含む、
    請求項6記載の集中制御通信システム。
  8. 同一のグループに属する複数の集中制御装置のうち、各集中制御装置の負荷状況に基づいて前記代表集中制御装置を選択する、
    請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の集中制御通信システム。
  9. 同一のグループに属する複数の集中制御装置のうち、各集中制御装置に固有の情報に基づいて前記代表集中制御装置を選択する、
    請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の集中制御通信システム。
  10. 管理する基地局数が最も少ない集中制御装置を前記代表集中制御装置として選択する、
    請求項9記載の集中制御通信システム。
  11. 前記グループは、同一の無線エリアに配置された複数の集中制御装置及び当該複数の集中制御装置に集中制御される複数の前記無線基地局を備えて構成されている、
    請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の集中制御通信システム。
  12. 前記監視装置は、複数の前記グループの前記代表集中制御装置に対し、前記複数のグループに属する複数の集中制御装置との間で行うべき通信を行う、
    請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の集中制御通信システム。
  13. 複数の無線基地局及びそれぞれ複数の前記無線基地局を集中制御する同一のグループに属する他の集中制御装置と通信ネットワークを介して接続される集中制御装置であって、
    前記同一のグループに属する全ての前記無線基地局の管理情報を取得し、記憶する記憶手段と、
    前記同一のグループに属する複数の集中制御装置のうちいずれか一の集中制御装置を代表集中制御装置として選択する選択手段と、
    自己が前記代表集中制御装置として選択された場合に、前記同一のグループに属する複数の集中制御装置との間で行うべき通信を、前記記憶手段を参照し、前記通信ネットワークを介して当該同一のグループに属する前記無線基地局の監視を行う監視装置に対して行う通信手段と、
    を備えた集中制御装置。
  14. 複数の無線基地局及びそれぞれ複数の前記無線基地局を集中制御する同一のグループに属する他の集中制御装置と通信ネットワークを介して接続される集中制御装置の制御方法であって、
    前記同一のグループに属する複数の集中制御装置のうちいずれか一の集中制御装置を代表集中制御装置として選択する過程と、
    自己が前記代表集中制御装置として選択された場合に、前記同一のグループに属する全ての前記無線基地局の管理情報を取得し、前記同一のグループに属する複数の集中制御装置との間で行うべき通信を、前記通信ネットワークを介して、当該同一のグループに属する前記無線基地局の監視を行う監視装置に対して行う過程と、
    を備えた制御方法。
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JP2016208191A (ja) * 2015-04-20 2016-12-08 日本電信電話株式会社 監視制御システム及び監視制御方法

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