JP2014153184A - 電流センサを用いた蓄電ユニット及び電流測定装置 - Google Patents

電流センサを用いた蓄電ユニット及び電流測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電流センサを電源として用いることにより、保守の工数を軽減しうる蓄電ユニット及び電流測定装置を提供することを目的とする。
【解決手段】交流電流が流れる二線ケーブル221が配置可能な第一のギャップ20Cを有する第一の磁性体コア20Aと、第一のギャップ20Cに対向し第一の磁性体コア20Aに巻かれている第一のコイル20Bと、第一のコイル20Bの両端が接続される第一の整流回路22と、第一の整流回路22に接続された蓄電回路23を有する。これにより、二線ケーブル221のケーブル間を裂くことなく二線ケーブル221から電力を蓄積できるため、電池の交換の必要が無くなり保守の工数を軽減しうる。
【選択図】図1

Description

本発明は、テレビ、ビデオ等電化製品の電力および電流測定に用いられる電流センサを用いた蓄電ユニット及び電流測定装置に関するものである。
近年、パーソナルコンピュータ、家庭用電子機器、各種センサなどの電子機器について、CPU等の制御手段の処理負荷が大きくなり、使用する電力も増大している。近年、節電意識が一般家庭にも浸透しており、電力使用量を把握するための電流センサの改良が進められている。
このような従来の電流センサについて図4を用いて説明する。同図(a)において、電流センサ10は、交流電流が流れる二線ケーブルの片方1が挿入可能な磁性体コア2と、この磁性体コア2の中心に配置されたコイル3を有する。この電流センサ10を使用する際には、家庭内の配電盤(図示せず)内に配置され、三線ケーブルの内一本のケーブルに接続される。
接続されたケーブルに交流電流が流れると、コイル3に磁界が生じ、抵抗4に交流電圧が生じ、集積回路(図示せず)に入力される。そして、集積回路で電力使用量を算出する。
また、同図(b)を用いてホール素子を用いた電流センサ18について説明する。電流センサ18は、交流電流が流れる二線ケーブルのケーブル間を裂いた一本のケーブル11が挿入可能な磁性体コア12と、磁性体コア12のギャップに配置されたホール素子15を有する。
ケーブル11に交流電流が流れると、磁性体コア12に設けたギャップに磁界が発生する。その磁界をホール素子15が検出し、ホール素子15より磁界の変化を読み取り、演算回路16で演算する。演算回路16は集積回路(図示せず)に接続しており、集積回路で電力使用量を算出する。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1、2が知られている。
特開2000−266786号公報 特開2011−112488号公報
しかしながら、上記従来の構成は二線ケーブルに流れた交流電流により発生した磁界について、ホール素子を用いて読み取るものであり、ホール素子を動作させるためにあらかじめ電圧を印加させておく必要がある。そのため電池等をあらかじめ有しており、定期的に電池を交換する必要があることから保守の工数がかかるという課題があった。
そこで本発明は、保守の工数を軽減しうる蓄電ユニット及び電流測定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、特に交流電流が流れる二線ケーブルが配置可能な第一のギャップを有する第一の磁性体コアと、第一のギャップに対向し第一の磁性体コアに巻かれている第一のコイルと、第一のコイルの両端が接続される第一の整流回路と、第一の整流回路に接続された蓄電回路を有する。
本発明の蓄電ユニット及び電流測定装置は、交流電流が流れる二線ケーブルが配置可能な第一のギャップを有する第一の磁性体コアと、第一のギャップに対向し第一の磁性体コアに巻かれている第一のコイルと、第一のコイルの両端が接続される第一の整流回路と、第一の整流回路に接続された蓄電回路を有する。これにより、二線ケーブルのケーブル間を裂かずに電力検出が可能で且つ電池の交換の必要もないので、保守の工数を軽減しうるという効果を奏する。
本発明の一実施の形態による電流測定装置のブロック図 第一及び第二の電流センサの分解斜視図 第一及び第二の電流センサの断面図 従来の電流センサの概念図
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図3を用いて説明する。
なお、これらの図面は構成を判り易くするために、部分的に寸法を拡大して表している。
(実施の形態)
図1は、本発明の一実施の形態による電流測定装置40のブロック図である。
同図において、電流測定装置40は、蓄電ユニット50と測定ユニット51で構成される。
蓄電ユニット50は、第一の電流センサ20と、第一の整流回路22と、蓄電回路23で構成される。
ここで、第一の電流センサ20は、第一の磁性体コア20Aに第一のコイル20Bが巻かれて構成される。そして、第一のコイル20Bの両端には第一の整流回路22が接続される。なお、第一の磁性体コア20Aには第一のギャップ20Cが設けられ、第一のギャップ20Cに二線ケーブルがケーブル間を裂くことなく挿入される。また、この二線ケーブルに流れる交流電流による電磁誘導で第一のコイル20Bには交流電流が生じる。
第一の整流回路22は、第一のコイル20Bで発生した交流電流を直流電流にするもので、ダイオードを4個使用したダイオードブリッジ等で構成される。そして、第一の整流回路22に蓄電回路23が接続される。
蓄電回路23は、アルミ電解コンデンサ等の蓄電部品で構成され、第一の整流回路22で整流された電流が流れ、蓄電する。ここで、第一の電流センサ20に第一の整流回路22、蓄電回路23を接続しているため、交流電流が第一の整流回路22を介し直流電流に変換され、蓄電回路23に効率よく蓄電される。
測定ユニット51は、第二の電流センサ21、第二の整流回路27、抵抗24、およびアンテナ26を備えた集積回路25で構成される。
ここで、第二の電流センサ21は、第二の磁性体コア21Aに第二のコイル21Bが巻かれて構成される。そして、第二のコイル21Bの両端には第二の整流回路27が接続される。なお、第二の磁性体コア21Aには第二のギャップ21Cが設けられ、第二のギャップ21Cには第一のギャップ20Cに挿入した二線ケーブルと同じ二線ケーブルがケーブル間を裂くことなく挿入される。また、この二線ケーブルに流れる交流電流による電磁誘導で第二のコイル21Bには交流電流が生じる。
第二の整流回路27は、第二のコイル21Bで発生した交流電流を直流電流にするもので、ダイオードを4個使用したダイオードブリッジ等で構成される。そして、第二の整流回路27に抵抗24が接続される。
抵抗24はチップ抵抗等で構成される。抵抗24はシャント抵抗等の抵抗値精度が優れているものを使用するのが適する。第二の整流回路27からは直流電流が抵抗24に流れるので、抵抗24に接続された集積回路25で抵抗24の両端から直流電圧を得られる。なお、抵抗24は集積回路25に内蔵されていても良い。つまり、第二の整流回路27は、集積回路25に直接に接続されていても良い。
集積回路25はアンテナ26を介して、二線ケーブルに流れる交流電流の電力値に対応した電力データを送信する機能を有する。集積回路25は内部の記憶回路(図示せず)に保存されたプログラムを実行し、抵抗24の両端の直流電圧を基に電力データを送信する。
次に、第一の電流センサ20及び第二の電流センサ21の構成について、図2の分解斜視図、及び図3の断面図を用いて説明する。
ここで、第一の電流センサ20は第一の磁性体コア20Aと、第一のコイル20Bを備える。また、第一の磁性体コア20Aは棒形状コア201とL字形状コア202、203が組み合わされて構成される。
第一の磁性体コア20Aは、直方体形状の棒形状コア201の両端に断面がL字形状のL字形状コア202、203が接続されたもので、L字形状コア202とL字形状コア203の間に所定間隔で第一のギャップ20Cを有する。ここで、棒形状コア201とL字形状コア202、203は樹脂系接着剤で接着すると第一のギャップ20Cの幅が安定するため好適である。
なお、一般に使用されている二線ケーブルの線径はφ3.0mmであるので、第一のギャップ20Cを3.0mm〜3.5mmで構成するのが適している。
また、第一のコイル20Bは棒形状コア201に巻かれており、棒形状コア201に磁流が生じると、電磁誘導により第一のコイル20Bに交流電流が流れる。なお、第一のコイル20Bは絶縁性の樹脂などで構成されたボビンに巻くものとし、棒形状コア201にボビンを通して構成しても良い。ボビンを使用すると巻くことは容易になるが、ボビンを使用せず棒形状コア201に直接巻く方が、第一の電流センサ20の小型化に適している。
また、第二の電流センサ21は、第二の磁性体コア21Aと、第二のコイル21Bを備える。また、第二の磁性体コア21Aは、棒形状コア211とL字形状コア212、213を有し、L字形状コア212とL字形状コア213の間に第二のギャップ21Cを備える。
この第二の電流センサ21は、第一の電流センサ20と同様の構造をしており、同じ形状のものを使用できるため、詳細な説明は省略する。
このような電流測定装置40の動作について、以下説明する。
まず蓄電動作から説明する。
第一のギャップ20Cに配置された二線ケーブル221に交流電流が流れると、電磁誘導により第一のコイル20Bに交流電流が流れる。そして全波整流回路となる第一の整流回路22に電流が流れ、蓄電回路23の正極に流入し、蓄電回路23が充電される。
これにより、二線ケーブル221から蓄電回路23に電力が蓄積される。この蓄積された電力は集積回路25の駆動電力として使用される。つまり、電池を使用しなくても集積回路25を駆動することが可能となり保守の工数を軽減できる。
次に、電力測定動作について説明する。
第二のギャップ21Cに配置された二線ケーブル221に交流電流が流れると電磁誘導により第二のコイル21Bに交流電流が流れる。そして全波整流回路となる第二の整流回路27に電流が流れ、抵抗24の両端に電圧が発生する。また、抵抗24に発生した電圧を基に集積回路25で電力を演算し、電力数値を反映した電力データをアンテナ26によりモニタ(図示せず)へ送信し、これを受信したモニタが表示する。
本実施の形態によれば、交流電流が流れる二線ケーブル221が配置可能な第一のギャップ20Cを有する第一の磁性体コア20Aと、第一のギャップ20Cに対向し第一の磁性体コア20Aに巻かれている第一のコイル20Bと、第一のコイル20Bの両端が接続される第一の整流回路22と、第一の整流回路22に接続された蓄電回路23を有する。これにより、二線ケーブル221のケーブル間を裂くことなく二線ケーブル221から電力を蓄積できるため、電池の交換の必要が無くなり、保守の工数を軽減しうる。
また、二線ケーブル221が配置可能な第二のギャップ21Cを有する第二の磁性体コアと、第二のギャップ21Cに対向し第二の磁性体コアに巻かれている第二のコイル21Bと、第二のコイル21Bの両端が接続される第二の整流回路27と、第二の整流回路27に接続された集積回路25とを備えている。これにより、電流センサを電源として用い、電池を交換する必要をなくすことができる電流測定装置を提供することができる。
さらに、集積回路25はアンテナ26を有する。これにより電流測定装置40に電力を表示する機能が不要になり、小型化に有利である。
本発明による電流センサを用いた蓄電ユニット及び電流測定装置は、電池を交換する必要をなくすことができるため保守の工数が軽減し、電力測定用の電流測定装置として有用である。
20 第一の電流センサ
20A 第一の磁性体コア
20B 第一のコイル
20C 第一のギャップ
21 第二の電流センサ
21A 第二の磁性体コア
21B 第二のコイル
21C 第二のギャップ
22 第一の整流回路
23 蓄電回路
24 抵抗
25 集積回路
26 アンテナ
27 第二の整流回路
40 電流測定装置
50 蓄電ユニット
51 測定ユニット
201、211 棒形状コア
202、203、212、213 L字形状コア
221 二線ケーブル

Claims (3)

  1. 交流電流が流れる二線ケーブルが配置可能な第一のギャップを有する第一の磁性体コアと、前記第一のギャップに対向し前記第一の磁性体コアに巻かれている第一のコイルと、前記第一のコイルの両端が接続される第一の整流回路と、前記第一の整流回路に接続された蓄電回路を有する蓄電ユニット。
  2. 前記二線ケーブルが配置可能な第二のギャップを有する第二の磁性体コアと、前記第二のギャップに対向し前記第二の磁性体コアに巻かれている第二のコイルと、前記第二のコイルの両端が接続される第二の整流回路と、請求項1記載の蓄電ユニットと、かつ前記蓄電ユニット及び前記第二の整流回路に接続された集積回路とを備えた電流測定装置。
  3. 前記集積回路にはアンテナが配置された請求項2記載の電流測定装置。
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