JP2014153093A - 電磁流速計の校正システム、校正係数の算出システム及びその方法 - Google Patents

電磁流速計の校正システム、校正係数の算出システム及びその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】構造物の配置パターンが変更されても、変更された構造物の配置パターンに応じて、電磁流速計により計測された測定流速を好適に校正することができる電磁流速計の校正システム等を提供する。
【解決手段】電磁流速計1の校正システム50は、所定の配置パターンとなる構造物に隣接して設けられ、隣接する構造物周辺の狭隘部を流れる流体の流速を、測定流速として計測する電磁流速計1と、構造物の複数の配置パターンに関連付けられる複数の校正係数のうち、電磁流速計1と隣接する構造物の配置パターンに関連付けられる校正係数を取得し、取得した校正係数に基づいて、電磁流速計1で計測した測定流速を校正し、校正した測定流速を校正流速として算出する制御装置11と、を備える。
【選択図】図10

Description

本発明は、電磁流速計により計測される測定流速を校正するための電磁流速計の校正システム、校正係数の算出システム、電磁流速計の校正方法及び校正係数の算出方法に関するものである。
従来、周囲に鉄ボルトが設けられる電磁流量計が知られている(例えば、特許文献1を参照)。この電磁流量計では、周囲の鉄ボルトによる漏れ磁場の影響を低減すべく、帰還磁路の隙間が実質的に生じないように、複数の帰還磁路板が設けられている。このため、電磁流量計は、帰還磁場をシェル内部に閉じ込めることができることから、漏れ磁場が最小限に抑えられるため、精度を良好なものとしている。
特開2001−153700号公報
ここで、特許文献1に記載されたように、電磁流速計は、発生させた磁界が、鉄ボルト等の周囲の構造物に対して干渉することで、精度の良い流速を計測することが困難な場合がある。この場合、周囲の構造物に対する磁界の干渉を考慮し、電磁流速計により計測される測定流速を、校正係数を用いて校正している。通常、校正係数は、電磁流速計の周囲の構造物の配置パターンに応じて予め算出する。このため、構造物の配置パターンが変更されると、電磁流速計により計測される測定流速を校正できなくなることから、変更後の構造物の配置パターンに応じた校正係数を、新たに算出する必要が生じる。よって、構造物の配置パターンが変更される度に、校正係数を算出しなければならず、煩雑なものとなっていた。
そこで、本発明は、構造物の配置パターンが変更されても、変更された構造物の配置パターンに応じて、電磁流速計により計測された測定流速を好適に校正することができる電磁流速計の校正システム、校正係数の算出システム、電磁流速計の校正方法及び校正係数の算出方法を提供することを課題とする。
本発明の電磁流速計の校正システムは、所定の配置パターンとなる構造物に隣接して設けられ、隣接する前記構造物周辺の狭隘部を流れる流体の流速を、測定流速として計測する電磁流速計と、前記構造物の複数の前記配置パターンに関連付けられる複数の校正係数のうち、前記電磁流速計と隣接する前記構造物の前記配置パターンに関連付けられる前記校正係数を取得し、取得した前記校正係数に基づいて、前記電磁流速計で計測した前記測定流速を校正し、校正した前記測定流速を校正流速として算出する制御装置と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の電磁流速計の校正方法は、所定の配置パターンとなる構造物に隣接して設けられる電磁流速計により、前記構造物周辺の狭隘部を流れる流体の流速を、測定流速として計測する測定流速計測工程と、前記構造物の複数の前記配置パターンに関連付けられる複数の前記校正係数のうち、前記電磁流速計と隣接する前記構造物の前記配置パターンに関連付けられる前記校正係数を取得する校正係数取得工程と、取得した前記校正係数に基づいて、前記電磁流速計で計測した前記測定流速を校正し、校正した前記測定流速を校正流速として算出する校正流速算出工程と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、構造物の複数の配置パターンに関連付けられる複数の校正係数の中から、電磁流速計と隣接する構造物の配置パターンに関連付けられる校正係数を取得することができる。そして、取得した校正係数に基づいて、電磁流速計により計測される狭隘部の測定流速を校正して、校正流速を算出することができる。このため、電磁流速計と隣接する構造物の配置パターンが変更されても、変更された構造物の配置パターンに応じた校正係数を適宜取得することができるため、電磁流速計により計測される狭隘部の測定流速を容易に校正することができる。以上から、構造物の配置パターンが変更される度に、校正係数を算出する必要がないため、電磁流速計により計測される狭隘部の測定流速を迅速に校正することができる。ここで、構造物周辺の狭隘部とは、電磁流速計により形成される磁界が、構造物と干渉するような狭い空間であり、例えば、電磁流速計と構造物との間の距離が、1cm以下程度となる空間である。
この場合、前記制御装置は、所定の前記配置パターンに関連付けられる前記校正係数がない場合、所定の前記配置パターンに近似する第1の前記配置パターンに関連付けられる第1の前記校正係数と、所定の前記配置パターンに近似する第2の前記配置パターンに関連付けられる第2の前記校正係数とに基づいて、所定の前記配置パターンに関連付けられる前記校正係数を補間し、補間した前記校正係数を取得することが好ましい。
また、この場合、前記校正係数取得工程では、所定の前記配置パターンに関連付けられる前記校正係数がない場合、所定の前記配置パターンに近似する第1の前記配置パターンに関連付けられる第1の前記校正係数と、所定の前記配置パターンに近似する第2の前記配置パターンに関連付けられる第2の前記校正係数とに基づいて、所定の前記配置パターンに関連付けられる前記校正係数を補間し、補間した前記校正係数を取得することが好ましい。
この構成によれば、所定の配置パターンに応じた校正係数がない場合であっても、補間した校正係数に基づいて、電磁流速計により計測される狭隘部の測定流速を校正することができる。
また、この場合、前記電磁流速計は、前記構造物に隣接して設けられる検出子と、前記検出子による検出結果に基づいて前記測定流速を導出する制御ユニットと、を有し、前記制御装置は、前記制御ユニットであることが好ましい。
この構成によれば、制御ユニットを制御装置として機能させることができるため、制御装置を省くことができ、システム構成を簡易なものにすることができる。
本発明の校正係数の算出システムは、所定の配置パターンとなる構造物に隣接して設けられる電磁流速計により、前記構造物周辺の狭隘部を流れる流体の流速を測定流速として計測し、計測した前記測定流速を校正するための校正係数を算出する校正係数の算出システムであって、前記狭隘部を流れる流体の流速を、校正流速として計測する校正流速計と、前記狭隘部を流れる流体の流速を、測定流速として計測する前記電磁流速計と、前記校正流速と前記測定流速とに基づいて、所定の配置パターンに関連付けられる前記校正係数を算出する制御装置と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の校正係数の算出方法は、所定の配置パターンとなる構造物に隣接して設けられる電磁流速計により、前記構造物周辺の狭隘部を流れる流体の流速を測定流速として計測し、計測した前記測定流速を校正するための校正係数を算出する校正係数の算出方法であって、前記狭隘部を流れる流体の流速を、校正流速として計測する校正流速計測工程と、前記狭隘部を流れる流体の流速を、測定流速として計測する測定流速計測工程と、前記校正流速と前記測定流速とに基づいて、所定の配置パターンに関連付けられる前記校正係数を算出する校正係数算出工程と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、電磁流速計により計測される狭隘部の測定流速と、校正流速計により計測される狭隘部の校正流速とに基づいて、所定の配置パターンに関連付けられる校正係数を算出することができる。また、配置パターンが複数ある場合には、配置パターンの数だけ、これらの工程を繰り返し行うことにより、種々の配置パターンに応じた種々の校正係数を算出することができる。
この場合、前記校正流速計及び前記電磁流速計は、前記制御装置に接続されていることが好ましい。
この構成によれば、校正流速計により計測した校正流速と、電磁流速計により計測した測定流速とを制御装置に直接入力することができるため、制御装置により校正係数を迅速に算出することができる。
図1は、本実施例に係る校正係数の算出システムの概略構成図である。 図2は、校正係数の算出システムに設けられる水槽周りの説明図である。 図3は、電磁流速計から発生する磁界の状態を示す説明図である。 図4は、電磁流速計と構造物としての平板との位置関係の一例を示す説明図である。 図5は、測定流速と校正流速との関係を示すグラフである。 図6は、電磁流速計と構造物としての平板との位置関係の一例を示す説明図である。 図7は、電磁流速計と構造物としての管群との位置関係の一例を示す説明図である。 図8は、電磁流速計と構造物としての管群との位置関係の一例を示す説明図である。 図9は、本実施例に係る校正係数の算出方法の制御に関するフローチャートである。 図10は、本実施例に係る電磁流速計の校正システムの概略構成図である。 図11は、制御装置に格納される校正係数のデータベースの一例を示す説明図である。 図12は、制御装置に格納される校正係数のデータベースの一例を示す説明図である。 図13は、本実施例に係る電磁流速計の校正方法の制御に関するフローチャートである。
以下に、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本実施例で使用される電磁流速計1は、磁界を発生させ、発生させた磁界中を流体Sが流通することで、電磁誘導により誘起される電圧を計測し、計測した電圧に基づいて流体Sの流速を計測するものである。この電磁流速計1は、発生させた磁界が、電磁流速計1の周囲に設けられる構造物によって干渉してしまう場合がある。つまり、電磁流速計1は、構造物の近接に配置されると、電磁流速計1から発せられる磁界が構造物と干渉してしまい、電磁流速計1が隣接する構造物周辺の狭隘部5を流れる流体の流速(真の流速)を精度良く計測することが困難となる。このため、電磁流速計1で計測される流速(測定流速)は、校正係数を用いて校正されることで、校正流速として算出される。そして、算出される校正流速は、真の流速を含む、真の流速近傍の所定の範囲の流速となる。
まず、図1から図9を参照し、電磁流速計1の校正係数を算出する校正係数の算出システム10について説明する。なお、本実施例では、電磁流速計1を、流体Sの流速を計測するものとして説明するが、電磁流速計1は、流体Sの流量も算出可能な構成であることから、電磁流量計としての機能も包含する。
図1は、本実施例に係る校正係数の算出システムの概略構成図である。図2は、校正係数の算出システムに設けられる水槽周りの説明図である。図3は、電磁流速計から発生する磁界の状態を示す説明図である。図4は、電磁流速計と構造物としての平板との位置関係の一例を示す説明図である。
図1に示すように、校正係数の算出システム10は、電磁流速計1と、電磁流速計1に接続される制御装置11とを備えている。電磁流速計1は、検出子15と、検出子15に接続される制御ユニット16を有し、制御ユニット16が制御装置11に接続されている。なお、本実施例では、制御ユニット16と制御装置11とが別体に設けられているが、一体とした構成であってもよい。また、電磁流速計1の検出子15は、流体Sが流通する水槽21に没して配置される。
図2に示すように、水槽21は、例えば、平面視方形となる箱状に形成されており、その内部に流体Sが溜められている。この水槽21には、所定の配置パターンとなる構造物が設けられており、構造物としては、例えば、平板23が適用されている。平板23は、その厚さ方向に移動可能となっている。
図3に示すように、電磁流速計1の検出子15は、所定の方向(X方向)に流れる流速を検出するための一対の電極25と、所定の方向(X方向)に直交する直交方向(Y方向)に流れる流速を検出するための一対の電極26とを有している。一対の電極25は、中心を挟んで対向して配置されており、一方の電極側が正極(N極)となり、他方の電極側が負極(S極)となる磁界を形成する。同様に、一対の電極26は、中心を挟んで対向して配置されており、一方の電極側が正極(N極)となり、他方の電極側が負極(S極)となる磁界を形成する。そして、検出子15は、一対の電極25及び一対の電極26により形成される磁界に流体が通過することで電圧が誘起され、誘起される電圧を制御ユニット16に印加する。
再び、図1を参照するが、電磁流速計1の制御ユニット16は、検出子15から印加される電圧に基づいて、所定の算出式から測定流速を算出する。制御ユニット16は、算出した測定流速を、制御装置11へ向けて出力する。
また、制御ユニット16には、校正流速を計測する校正流速計18の検出子19が接続されている。つまり、制御ユニット16は、校正流速計18の制御ユニットとしても機能している。校正流速計18は、例えば、ピトー管を含んで構成される流速計であり、ピトー管内の差圧に関するデータを、制御ユニット16に出力する。制御ユニット16は、校正流速計18から入力されるデータに基づいて、所定の算出式から校正流速を算出する。制御ユニット16は、算出した校正流速を、制御装置11へ向けて出力する。なお、本実施例では、校正流速計18を制御ユニット16に接続したが、校正流速計18を別体の構成としてもよく、この場合、校正流速計18により計測した校正流速を、制御装置11に直接入力してもよい。
制御装置11は、各種データを格納したり、取得した各種データに基づく処理をしたりする。具体的に、制御装置11は、制御ユニット16から入力される測定流速及び校正流速に基づいて校正係数を算出する。なお、校正係数の算出に係る制御動作については、後述する。
ここで、図4に示すように、上記の校正係数の算出システム10において、電磁流速計1の検出子15は、距離lとなる隙間を空けて、平板23と隣接して配置されている。このため、検出子15に隣接する平板23の周辺が、狭隘部5となっている。また、平板23の厚み方向と、一対の電極25が対向する方向とは、同じ方向となっている。距離lは、検出子15により形成される磁界が、平板23と干渉するような距離となっている。つまり、狭隘部5とは、電磁流速計1により形成される磁界が、平板26等の構造物と干渉するような狭い空間であり、例えば、電磁流速計1と平板26等の構造物との間の距離が、1cm以下程度となる空間である。そして、電磁流速計1の検出子15の周辺には、水槽21内の流体Sが流通する。このため、流体Sの流通方向は、一対の電極25が対向する方向と直交することから、一対の電極25により計測される流速が、流体Sの測定流速となる。一方で、流体Sの流通方向は、一対の電極26が対向する方向と同方向となることから、一対の電極26により計測される測定流速がゼロとなる。図4に示す配置パターンにおいて、平板23と検出子15との間の距離lを変化させたときの、校正流速と測定流速との変化は、図5に示すグラフとなる。
図5は、測定流速と校正流速との関係を示すグラフである。図5に示すグラフにおいて、その横軸は、校正流速vとなっており、その縦軸は、測定流速vとなっている。また、L1は、距離l=lの場合における、校正流速vと測定流速vとの関係を示す一次式のグラフであり、L2は、距離l=lの場合における、校正流速vと測定流速vとの関係を示す一次式のグラフであり、L3は、距離l=lの場合における、校正流速vと測定流速vとの関係を示す一次式のグラフである。このとき、距離lは、l<l<lとなっている。
図5に示すように、距離l=lの場合において、流体Sの流速を変化させ、校正流速計18により校正流速vを計測し、電磁流速計1により測定流速vを計測すると、黒丸でプロットされた複数の計測点が得られる。そして、この複数の計測点から、複数の計測点を結ぶ一次式L1を導出し、一次式L1から得られる傾きが、校正係数αとなる。同様に、距離l=lの場合において、黒三角でプロットされた複数の計測点から、一次式L2を導出し、一次式L2から得られる傾きが、校正係数αとなる。同様に、距離l=lの場合において、黒四角でプロットされた複数の計測点から、一次式L3を導出し、一次式L3から得られる傾きが、校正係数αとなる。
このようにして導出された校正係数α、α、αは、詳細は後述するが、データベース化され、データベース化された校正係数α、α、αは、電磁流速計1の測定流速vを校正する電磁流速計1の校正システム50に組み込まれる制御装置11に格納される。
図6は、電磁流速計と構造物としての平板との位置関係の一例を示す説明図である。図7は、電磁流速計と構造物としての管群との位置関係の一例を示す説明図である。図8は、電磁流速計と構造物としての管群との位置関係の一例を示す説明図である。
図6から図8に示すように、電磁流速計1の検出子15が配置される構造物の配置パターンは、図4に示す配置パターンだけでなく、種々の構造物の配置パターンがある。そして、校正係数の算出システム10では、種々の配置パターン応じた様々な校正係数を用意するために、種々の配置パターンに応じた様々な校正係数が算出される。なお、図6から図8に示す配置パターンも一例であり、これらの構造物の配置パターンに限定されない。
図6に示す構造物の配置パターンとして、電磁流速計1の検出子15は、距離lとなる所定の隙間を空けて、平板23と隣接して配置されている。このため、検出子15に隣接する平板23の周辺が、狭隘部5となっている。また、平板23の厚み方向と、一対の電極25が対向する方向とは、45°分、角度を傾けて交差している。距離lは、検出子15により形成される磁界が、平板23と干渉するような距離となっている。そして、電磁流速計1の検出子15の周辺には、水槽21内の流体Sが流通する。このため、流体Sの流通方向は、一対の電極25が対向する方向と45°分だけ傾くことから、一対の電極25により計測される流速が、流体Sの測定流速の一部の流速となる。また、流体Sの流通方向は、一対の電極26が対向する方向と45°分だけ傾くことから、一対の電極26により計測される流速が、流体Sの測定流速の一部の流速となる。つまり、流体Sの測定流速は、一対の電極25により計測される流速の流通方向における成分の速度と、一対の電極26により計測される流速の流通方向における成分の速度とを足し合わせたものとなる。図6に示す配置パターンにおいて、平板23と検出子15との間の距離lを変化させたときの、校正流速と測定流速を計測し、計測した校正流速と測定流速とに基づいて、校正係数を算出する。
また、図7に示す構造物の配置パターンとして、電磁流速計1の検出子15は、距離lとなる所定の隙間を空けて、複数の管31と隣接して配置されている。このため、検出子15に隣接する管31の周辺が、狭隘部5となっている。複数の管31は、格子状に配置された管群35となっている。具体的に、検出子15には、一対の電極25が対向する方向において、管31が隣接して設けられ、また、一対の電極26が対向する方向において、管31が隣接して設けられている。検出子15と管31との間の隙間の距離lは、検出子15により形成される磁界が、管31と干渉するような距離となっている。そして、電磁流速計1の検出子15の周辺には、水槽21内の流体Sが流通する。このため、流体Sの流通方向は、一対の電極25が対向する方向と直交することから、一対の電極25により計測される流速が、電極25と管31との隙間を流通する流体Sの測定流速となる。また、流体Sの流通方向は、一対の電極26が対向する方向と直交することから、一対の電極26により計測される流速が、電極26と管31との隙間を流通する流体Sの測定流速となる。このような配置パターンにおいて、管31と検出子15との間の距離lを変化させたときの、校正流速と測定流速とを計測し、計測した校正流速と測定流速とに基づいて、校正係数を算出する。また、管群35においては、距離lの変化だけでなく、隣接する管31の中心同士の間の距離であるピッチP、及び管31の直径dを変化させたときの、校正流速と測定流速とを計測し、計測した校正流速と測定流速とに基づいて、校正係数を算出する。
また、図8に示す構造物の配置パターンとして、電磁流速計1の検出子15は、距離lとなる所定の隙間を空けて、複数の管31と隣接して配置されている。このため、検出子15に隣接する管31の周辺が、狭隘部5となっている。複数の管31は、千鳥状に配置された管群35となっている。具体的に、検出子15には、一対の電極25が対向する方向において、管31が隣接して設けられる。一方で、検出子15には、一対の電極26が対向 する方向において、管31同士の間が位置している。検出子15と管31との間の隙間の距離lは、検出子15により形成される磁界が、管31と干渉するような距離となっている。このとき、一対の電極25により形成される磁界は、管31と干渉するが、一対の電極26により形成される磁界は、管31と干渉しない。そして、電磁流速計1の検出子15の周辺には、水槽21内の流体Sが流通する。このため、流体Sの流通方向は、一対の電極25が対向する方向と直交することから、一対の電極25により計測される流速が、電極25と管31との隙間を流通する流体Sの測定流速となる。また、流体Sの流通方向は、一対の電極26が対向する方向と直交することから、一対の電極26により計測される流速が、電極26と管31との隙間を流通する流体Sの測定流速となる。このような配置パターンにおいて、管31と検出子15との間の距離lを変化させたときの、校正流速と測定流速とを計測し、計測した校正流速と測定流速とに基づいて、校正係数を算出する。また、図7と同様に、管群35においては、距離lの変化だけでなく、隣接する管31の中心同士の間の距離であるピッチP、及び管31の直径dを変化させたときの、校正流速と測定流速とを計測し、計測した校正流速と測定流速とに基づいて、校正係数を算出する。
次に、図9を参照して、上記の校正係数の算出システム10を用いて、電磁流速計1の校正係数を算出する制御動作について説明する。図9は、本実施例に係る校正係数の算出方法の制御に関するフローチャートである。先ず、所定の配置パターンとなる構造物が水槽21内に配置された状態において、電磁流速計1が隣接する構造物の周辺に形成される狭隘部5を流通する流体Sの流速を計測可能な位置に、校正流速計18の検出子19を配置する。
この後、狭隘部5を流れる流体Sの流速を、校正流速計18により計測して、校正流速vを取得する(ステップS1:校正流速計側工程)。取得した校正流速vは、校正流速計18から制御装置11に入力される。校正流速計側工程S1の実行後、水槽21内に配置された校正流速計18を取り出し、電磁流速計1の検出子15を水槽21内に配置する。そして、狭隘部5を流れる流体Sの流速を、電磁流速計1により計測して、測定流速vを取得する(ステップS2:測定流速計側工程)。取得した測定流速vは、電磁流速計1から制御装置11に入力される。
制御装置11は、校正流速vと測定流速vとを取得すると、取得した校正流速vと測定流速vとに基づいて、例えば図5に示すようなグラフから、校正係数を算出する(ステップS3:校正係数算出工程)。算出した校正係数は、制御装置11において、構造物の配置パターンと関連付けてデータベース化される。そして、構造物の配置パターンの種類の数だけ、上記したステップS1からステップS3の工程を繰り返し行うことで、種々の配置パターンの校正係数を取得する。なお、本実施例では、校正流速計側工程S1を行った後、測定流速計測工程S2を行ったが、この順序に限定されない。つまり、測定流速計測工程S2を行った後、校正流速計側工程S1を行ってもよく、校正流速vと測定流速vとを計測できれば、いずれの順序であってもよい。
次に、図10から図13を参照して、上記の校正係数の算出システム10により算出した校正係数を用いて、電磁流速計1により計測される測定流速を校正する電磁流速計1の校正システム50について説明する。図10は、本実施例に係る電磁流速計の校正システムの概略構成図である。図11は、制御装置に格納される校正係数のデータベースの一例を示す説明図である。図12は、制御装置に格納される校正係数のデータベースの一例を示す説明図である。図13は、本実施例に係る電磁流速計の校正方法の制御に関するフローチャートである。
図10に示すように、電磁流速計1の校正システム50は、校正係数の算出システム10とほぼ同様の構成となっており、電磁流速計1と、電磁流速計1に接続される制御装置11とを備えている。なお、電磁流速計1については、算出システム10と同様の構成であるため、説明を省略する。電磁流速計1は、その検出子15が構造物と隣接させて配置され、検出子15に隣接する構造物周辺の狭隘部5を流れる流体Sの流速を計測する。また、校正システム50は、校正流速計18を省いた構成となっている。なお、本実施例では、校正流速計18を省いた構成としたが、校正流速計18を設けてもよく、電磁流速計1の校正システム50を、校正係数の算出システム10と、同一の構成としてもよい。
この校正システム50において、制御装置11には、データベース化された校正係数が格納されている。データベース化された校正係数は、構造物の配置パターンと関連付けられている。データベース化された校正係数としては、構造物の配置パターンが平板23であれば、例えば、図11に示すようなデータベースD1となっている。
図11に示すように、平板23が図4に示す配置パターンである場合(図11の(1)の場合)、データベースD1における校正係数αは、距離lに対応して複数用意される。同様に、平板23が図6に示す配置パターンである場合(図11の(2)の場合)、データベースD1における校正係数βは、距離lに対応して複数用意される。
また、データベース化された校正係数としては、構造物の配置パターンが管群35であれば、例えば、図12に示すようなデータベースD2となっている。
図12に示すように、管群35が図7に示す配置パターンである場合、データベースD2における校正係数γは、距離l、ピッチP及び直径dに対応して複数用意される。具体的に、データベースD2における校正係数γは、距離lが所定の距離である場合に、ピッチP及び直径dを変化させて得られたデータであり、距離lを変化させた分、データが複数用意される。
このように、構造物の配置パターンが管群35である場合、校正係数は、構造物の配置パターンに関連付けられていると共に、距離l、ピッチPまたは直径d等の所定のパラメータに関連付けられている。
次に、図13を参照して、上記の電磁流速計1の算出システム50を用いて、電磁流速計1の測定流速を校正する制御動作について説明する。図13は、本実施例に係る電磁流速計の校正方法の制御に関するフローチャートである。先ず、所定の配置パターンとなる構造物が配置された状態において、電磁流速計1の検出子15を構造物に隣接させて配置する。
この後、検出子15に隣接する構造物周辺の狭隘部5を流れる流体Sの流速を、電磁流速計1により計測して、測定流速vを取得する(ステップS11:測定流速計側工程)。取得した測定流速vは、電磁流速計1から制御装置11に入力される。測定流速計側工程S11の実行後、制御装置11は、構造物の複数の配置パターンに関連付けられる複数の校正係数の中から、配置された検出子15と隣接する構造物の配置パターンに関連付けられる校正係数を取得する(ステップS12:校正係数取得工程)。そして、制御装置11は、取得した測定流速vと取得した校正係数とに基づいて、校正流速vを算出する(ステップS13:校正流速算出工程)。つまり、制御装置11は、取得した測定流速vに校正係数を乗算して、校正流速vを算出する。
ここで、制御装置11は、校正係数取得工程S12において、配置された検出子15に隣接する構造物の配置パターンに関連付けられる校正係数がデータベースD1、D2にない場合、データベースD1、D2に格納されている校正係数を用いて、校正係数を補間する。例えば、構造物の配置パターンが図4に示す配置パターンであって、距離lが、図11のデータベースD1に示す距離lと距離lとの間である場合、距離lの校正係数と距離lの校正係数を用いて、内挿法または回帰分析法等の手法を用いて、校正係数を補間し、補間した校正係数を取得する。このように、制御装置11は、校正係数がない所定の配置パターンに対して、所定の配置パターンに近似する第1の配置パターンの校正係数と、所定の配置パターンに近似する第2の配置パターンの校正係数とに基づいて、所定の配置パターンに関連付けられる校正係数を補間し、補間した校正係数を取得している。
以上のように、本実施例の構成によれば、構造物の複数の配置パターンに関連付けられる複数の校正係数の中から、電磁流速計1と隣接する構造物の配置パターンに関連付けられる校正係数を取得することができる。そして、取得した校正係数に基づいて、電磁流速計1により計測される狭隘部5の測定流速vを校正して、校正流速vを算出することができる。このため、電磁流速計1と隣接する構造物の配置パターンが変更されても、変更された構造物の配置パターンに応じた校正係数を適宜取得することができるため、電磁流速計1により計測される狭隘部5の測定流速vを容易に校正することができる。以上から、構造物の配置パターンが変更される度に、校正係数を算出する必要がないため、電磁流速計1により計測される狭隘部5の測定流速vを迅速に校正することができる。
また、本実施例の構成によれば、所定の配置パターンに応じた校正係数がない場合であっても、補間した校正係数に基づいて、電磁流速計1により計測される狭隘部5の測定流速vを校正することができる。
また、本実施例の構成によれば、電磁流速計1により計測される狭隘部5の測定流速vと、校正流速計18により計測される狭隘部5の校正流速vとに基づいて、所定の配置パターンに関連付けられる校正係数を算出することができる。また、配置パターンが複数ある場合には、配置パターンの数だけ、これらの工程を繰り返し行うことにより、種々の配置パターンに応じた種々の校正係数を算出することができる。
また、本実施例の構成によれば、校正流速計により計測した校正流速と、電磁流速計により計測した測定流速とを制御装置に直接入力することができるため、制御装置により校正係数を迅速に算出することができる。
なお、上記したように、制御ユニット16を制御装置11として機能させることで、制御ユニット16と制御装置11とを一体に構成すれば、制御装置11を省くことができ、システム構成を簡易なものにすることができる。
1 電磁流速計
5 狭隘部
10 校正係数の算出システム
11 制御装置
15 検出子
16 制御ユニット
18 校正流速計
19 検出子
21 水槽
23 平板
25 電極
26 電極
31 管
35 管群
50 電磁流速計の校正システム
S 流体
校正流速
測定流速
D1 データベース
D2 データベース

Claims (8)

  1. 所定の配置パターンとなる構造物に隣接して設けられ、隣接する前記構造物周辺の狭隘部を流れる流体の流速を、測定流速として計測する電磁流速計と、
    前記構造物の複数の前記配置パターンに関連付けられる複数の校正係数のうち、前記電磁流速計と隣接する前記構造物の前記配置パターンに関連付けられる前記校正係数を取得し、取得した前記校正係数に基づいて、前記電磁流速計で計測した前記測定流速を校正し、校正した前記測定流速を校正流速として算出する制御装置と、を備えることを特徴とする電磁流速計の校正システム。
  2. 前記制御装置は、所定の前記配置パターンに関連付けられる前記校正係数がない場合、所定の前記配置パターンに近似する第1の前記配置パターンに関連付けられる第1の前記校正係数と、所定の前記配置パターンに近似する第2の前記配置パターンに関連付けられる第2の前記校正係数とに基づいて、所定の前記配置パターンに関連付けられる前記校正係数を補間し、補間した前記校正係数を取得することを特徴とする請求項1に記載の電磁流速計の校正システム。
  3. 前記電磁流速計は、前記構造物に隣接して設けられる検出子と、前記検出子による検出結果に基づいて前記測定流速を導出する制御ユニットと、を有し、
    前記制御装置は、前記制御ユニットであることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁流速計の校正システム。
  4. 所定の配置パターンとなる構造物に隣接して設けられる電磁流速計により、前記構造物周辺の狭隘部を流れる流体の流速を測定流速として計測し、計測した前記測定流速を校正するための校正係数を算出する校正係数の算出システムであって、
    前記狭隘部を流れる流体の流速を、校正流速として計測する校正流速計と、
    前記狭隘部を流れる流体の流速を、測定流速として計測する前記電磁流速計と、
    前記校正流速と前記測定流速とに基づいて、所定の配置パターンに関連付けられる前記校正係数を算出する制御装置と、を備えることを特徴とする校正係数の算出システム。
  5. 前記校正流速計及び前記電磁流速計は、前記制御装置に接続されていることを特徴とする請求項4に記載の校正係数の算出システム。
  6. 所定の配置パターンとなる構造物に隣接して設けられる電磁流速計により、前記構造物周辺の狭隘部を流れる流体の流速を、測定流速として計測する測定流速計測工程と、
    前記構造物の複数の前記配置パターンに関連付けられる複数の前記校正係数のうち、前記電磁流速計と隣接する前記構造物の前記配置パターンに関連付けられる前記校正係数を取得する校正係数取得工程と、
    取得した前記校正係数に基づいて、前記電磁流速計で計測した前記測定流速を校正し、校正した前記測定流速を校正流速として算出する校正流速算出工程と、を備えることを特徴とする電磁流速計の校正方法。
  7. 前記校正係数取得工程では、所定の前記配置パターンに関連付けられる前記校正係数がない場合、所定の前記配置パターンに近似する第1の前記配置パターンに関連付けられる第1の前記校正係数と、所定の前記配置パターンに近似する第2の前記配置パターンに関連付けられる第2の前記校正係数とに基づいて、所定の前記配置パターンに関連付けられる前記校正係数を補間し、補間した前記校正係数を取得することを特徴とする請求項6に記載の電磁流速計の校正方法。
  8. 所定の配置パターンとなる構造物に隣接して設けられる電磁流速計により、前記構造物周辺の狭隘部を流れる流体の流速を測定流速として計測し、計測した前記測定流速を校正するための校正係数を算出する校正係数の算出方法であって、
    前記狭隘部を流れる流体の流速を、校正流速として計測する校正流速計測工程と、
    前記狭隘部を流れる流体の流速を、測定流速として計測する測定流速計測工程と、
    前記校正流速と前記測定流速とに基づいて、所定の配置パターンに関連付けられる前記校正係数を算出する校正係数算出工程と、を備えることを特徴とする校正係数の算出方法。
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