JP2014152771A - 潮位差による発電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の潮力を利用した発電装置は、波や雨といった自然の影響を受けやすく、また構造的にも複雑である為、実際の利用が困難であり、あるいは2地点間の海を管路により接続する構造は、非常に巨大な構造物となり、また施工可能箇所に地形上の制約が伴っていた。
【解決手段】潮位差を利用した発電装置は、海岸沿いに貯水池を設置し、干潮時の水位より下に設置された管水路により海と接続する。潮が満ちていくにつれ、海側の水位は上昇し、同様に貯水池側の水位も上昇する。この時管水路内では、海側から貯水池側への流れが発生し、この流れにより管水路内に設置されたタービン式発電気が回転し、発電を行う。反対に潮が引いていき、海側の水位が下がると、貯水池側の水位も下降する。この時水路内では、貯水池側から海側への流れが発生し、この流れにより管水路内に設置されたタービン式発電機が回転し、発電を行う。
【選択図】図1
【解決手段】潮位差を利用した発電装置は、海岸沿いに貯水池を設置し、干潮時の水位より下に設置された管水路により海と接続する。潮が満ちていくにつれ、海側の水位は上昇し、同様に貯水池側の水位も上昇する。この時管水路内では、海側から貯水池側への流れが発生し、この流れにより管水路内に設置されたタービン式発電気が回転し、発電を行う。反対に潮が引いていき、海側の水位が下がると、貯水池側の水位も下降する。この時水路内では、貯水池側から海側への流れが発生し、この流れにより管水路内に設置されたタービン式発電機が回転し、発電を行う。
【選択図】図1
Description
この発明は、満潮時と干潮時の潮位差を利用した発電装置に関する。
従来、潮位差を利用して発電する装置として特許文献1に記載されている「潮位差発電」がある。これは遠く隔たった2地点を管路により接続し、その2地点の水位差を利用して発電する方法である。
しかしながら、以上の技術によれば、2地点間を管路に接続する、例えば瀬戸内海と日本海を結ぶ、あるいは太平洋と日本海を結ぶといった非常に巨大な管路構造物が必要となり、同時に地形上の制約を受け、設置箇所は限られてくる。
そこで、この発明は、比較的単純な構造により、海岸線であればどこにでも施工可能であり、また気象条件等に左右されること無く一定周期で水位が変動する潮力及び潮位差を利用して、一日単位で確実に一定の電力量を発電することの出来る潮位差による発電装置を提供することを課題とする。
そこで、この発明は、比較的単純な構造により、海岸線であればどこにでも施工可能であり、また気象条件等に左右されること無く一定周期で水位が変動する潮力及び潮位差を利用して、一日単位で確実に一定の電力量を発電することの出来る潮位差による発電装置を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するために、第一発明は、海岸沿いに貯水池を設置し、その貯水池と海を干潮時の水位以下で管水路により接続し、管路内に複数のタービン式発電機を備えたことを特徴とする発電装置である。
第一発明よれば、満潮時から干潮時へと潮位が低下すれば、管水路内に貯水池側から海側への流れが発生し、その流れによりタービン式発電機が回転し、電力を取得することが出来る。また、潮位が干潮時から満潮時へと潮位が上昇すると、管水路内では反対に海側から貯水池側への流れが発生し、同様にタービン式発電機が回転して電力を取得することが出来る。
この発明の一実施形態を、図1、図2に示す。
干潮から満潮へと水位が上昇する時、海水面の上昇に伴い貯水池側の水位も同様に上昇する。この際海水は管水路を通って海側から貯水池側へと流れ込み、この流れがタービン式発電機を回転させ電力を発生させる。
満潮から干潮へと水位が下降する時、海水面の下降に伴い貯水池側の水位も同様に下降する。この際海水は管水路を通って貯水池側から海側へと流れ込み、この流れがタービン式発電機を回転させ電力を発生させる。
干潮から満潮へと水位が上昇する時、海水面の上昇に伴い貯水池側の水位も同様に上昇する。この際海水は管水路を通って海側から貯水池側へと流れ込み、この流れがタービン式発電機を回転させ電力を発生させる。
満潮から干潮へと水位が下降する時、海水面の下降に伴い貯水池側の水位も同様に下降する。この際海水は管水路を通って貯水池側から海側へと流れ込み、この流れがタービン式発電機を回転させ電力を発生させる。
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、海岸沿いであればどこにでも設置可能であり、また雨や風といった自然の影響を受けにくく、潮位による水位差のみを利用して発電することが出来る。同時に、貯水池の大きさと管路の径や長さを調整することにより海水の流量が予測可能となり、計画した電力を取得することが可能である。
この実施形態によれば、海岸沿いであればどこにでも設置可能であり、また雨や風といった自然の影響を受けにくく、潮位による水位差のみを利用して発電することが出来る。同時に、貯水池の大きさと管路の径や長さを調整することにより海水の流量が予測可能となり、計画した電力を取得することが可能である。
Claims (1)
- 設置した貯水池と海との間で潮位により発生する水位差を利用する為に、海と貯水池を干潮時の水位以下で管水路により接続し、その際発生する流れを利用することを特徴とする発電設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013033827A JP2014152771A (ja) | 2013-02-05 | 2013-02-05 | 潮位差による発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013033827A JP2014152771A (ja) | 2013-02-05 | 2013-02-05 | 潮位差による発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014152771A true JP2014152771A (ja) | 2014-08-25 |
Family
ID=51574858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013033827A Pending JP2014152771A (ja) | 2013-02-05 | 2013-02-05 | 潮位差による発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014152771A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017530294A (ja) * | 2014-10-03 | 2017-10-12 | クォン シン ツェTSE, Kwong Shing | 潮汐力発電及び電力貯蔵システム並びにこのようなシステムの貯水池建設方法 |
-
2013
- 2013-02-05 JP JP2013033827A patent/JP2014152771A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017530294A (ja) * | 2014-10-03 | 2017-10-12 | クォン シン ツェTSE, Kwong Shing | 潮汐力発電及び電力貯蔵システム並びにこのようなシステムの貯水池建設方法 |
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