JP2014152742A - Casing of pump device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、インペラを収容し、流体を増圧するポンプ装置のケーシングに関する。 The present invention relates to a casing of a pump device that houses an impeller and boosts fluid.
現在、工作機械の加工部位や、製造装置の発熱部等を冷却する冷却装置が知られている。このような冷却装置は、クーラント液を貯留させる貯留タンクと、貯留タンクのクーラント液を増圧するポンプ装置と、発熱部等にクーラント液を供給するとともに、供給されたクーラント液を貯留タンクに戻す配管とを備え、クーラント液を循環させるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。 Currently, a cooling device that cools a machined part of a machine tool, a heat generating portion of a manufacturing apparatus, and the like is known. Such a cooling device includes a storage tank for storing the coolant liquid, a pump device for increasing the pressure of the coolant liquid in the storage tank, and a pipe for supplying the coolant liquid to the heat generating portion and returning the supplied coolant liquid to the storage tank. Is known, and the coolant liquid is circulated (see, for example, Patent Document 1).
冷却装置に用いられるポンプ装置は、貯留タンクの外部に固定されたモータ部と、貯留タンクの内部に配置されたポンプ部とを備えている。ポンプ部には、モータ部の回転軸に固定されたインペラと、当該インペラを収容するケーシング(筐体)とが複数段配置されている。 The pump device used for the cooling device includes a motor unit fixed outside the storage tank and a pump unit arranged inside the storage tank. In the pump part, an impeller fixed to the rotating shaft of the motor part and a casing (housing) for housing the impeller are arranged in a plurality of stages.
インペラが回転することで、貯留タンクのクーラント液はケーシング内に吸い込まれ、ケーシング内壁により案内されつつ増圧される。クーラント液は下流側のインペラ、ポンプケーシングにて更に増圧され、工作機械の加工部位等に送られる。 As the impeller rotates, the coolant liquid in the storage tank is sucked into the casing and is increased in pressure while being guided by the casing inner wall. The coolant is further increased in pressure by the impeller and pump casing on the downstream side, and sent to the machining site of the machine tool.
工作機械に送られたクーラント液は、加工部位の冷却に用いられた後、貯留タンクに配管を介して再度供給される。 The coolant liquid sent to the machine tool is used for cooling the processing site, and then supplied again to the storage tank via a pipe.
貯留タンクに戻ったクーラント液には、切粉等の異物が混入する。このため、ポンプ装置には、例えばストレーナが設けられ、クーラント液中の切粉等がケーシング内、及び、工作機械に供給されるのを防止する。 Foreign materials such as chips enter the coolant liquid that has returned to the storage tank. For this reason, for example, a strainer is provided in the pump device to prevent chips and the like in the coolant from being supplied to the casing and the machine tool.
上述したポンプ装置のケーシングでは、次のような問題があった。すなわち、ストレーナは貯留タンクに戻ったクーラント液中の全ての異物を除去することはできず、細かい切粉や砥粒等の異物はインペラの回転により、クーラント液と共にポンプケーシング内に供給される。 The above-described pump device casing has the following problems. In other words, the strainer cannot remove all foreign matters in the coolant liquid that has returned to the storage tank, and foreign matters such as fine chips and abrasive grains are supplied into the pump casing together with the coolant liquid by the rotation of the impeller.
ポンプケーシング内のクーラント液は、インペラの回転方向に旋回する。この際、クーラント液中の異物はクーラント液に比べ比重が大きいことから、ポンプケーシング底面に沈殿する。これらの異物は、クーラント液の旋回に応じてポンプケーシング底面を旋回し、内壁を磨耗させる。この磨耗が進行すると、ポンプケーシング内壁に穴が開き、クーラントポンプのポンプ性能が低下する問題があった。 The coolant liquid in the pump casing turns in the impeller rotation direction. At this time, the foreign matter in the coolant liquid has a larger specific gravity than the coolant liquid, and thus settles on the bottom surface of the pump casing. These foreign substances swirl on the bottom surface of the pump casing in accordance with the swirling of the coolant and wear the inner wall. As this wear progresses, there is a problem that a hole is formed in the inner wall of the pump casing and the pump performance of the coolant pump is lowered.
そこで本発明は、内壁の磨耗による穴あきを防止するポンプ装置のケーシングを提供することを目的としている。 Therefore, an object of the present invention is to provide a casing of a pump device that prevents perforation due to wear of an inner wall.
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明のポンプ装置のケーシングは次のように構成されている。 In order to solve the problems and achieve the object, the casing of the pump device of the present invention is configured as follows.
インペラを同軸的に収容可能な有底筒状のケーシング本体と、前記ケーシング本体の底部中央に設けられた吸入孔と、前記底部から、前記ケーシング本体の軸方向に沿って突出し、前記底部からの軸方向の高さが前記インペラの回転方向に沿って次第に高くなる斜面を有する突起部とを備えることを特徴とする。 A bottomed cylindrical casing main body that can accommodate the impeller coaxially, a suction hole provided in the center of the bottom of the casing main body, and protrudes from the bottom along the axial direction of the casing main body, from the bottom And a protrusion having a slope whose axial height gradually increases along the rotation direction of the impeller.
本発明によれば、内壁の磨耗によるケーシングの穴あきを防止することが可能となる。 According to the present invention, it is possible to prevent perforation of the casing due to wear of the inner wall.
図1は本発明の一実施の形態に係るケーシング部(ポンプ装置のケーシング)26が組み込まれた冷却装置100の構成を模式的に示す断面図、図2はポンプ装置1を一部破断して示す斜視図、図3はポンプ装置1のケーシング部26を一部破断して示す斜視図、図4Aは第2ケーシング60を示す平面図、図4Bは第2ケーシング60の第2突起部63について、図4Aにおける二点鎖線S1−S1線で切断し、矢印方向に見た形状を示す断面図、図5は第1ケーシング50を示す底面図、図6は第1ケーシング50を、図5における二点鎖線S2−S2線で切断し、矢印方向に見た断面図、図7はポンプ装置1の内部の異物Eの流れを模式的に示す説明図、図8は図7の比較例として、一般的なポンプ装置2の内部の異物Eの流れを模式的に示す説明図である。
FIG. 1 is a cross-sectional view schematically showing a configuration of a
冷却装置100は図1に示すように、クーラント液Wを貯留する貯留タンク101と、貯留タンク101から工作機械Mへの流路を形成する吐出配管114と、工作機械Mから貯留タンク101への流路を形成する吸込配管115と、貯留タンク101内のクーラント液Wを増圧するポンプ装置1とを備えている。
As shown in FIG. 1, the
貯留タンク101は、工作機械Mの近傍に配置される。貯留タンク101は、その内部にクーラント液Wを貯留可能な貯留槽110と、後述するポンプケーシング21を挿通可能な開口部112が形成された天板111とを有している。
The
吐出配管114はポンプ装置1に接続され、その端部が工作機械Mの加工部位に向かって開口する。吸込配管115は、工作機械Mに供給されたクーラント液Wを貯留タンク101内に引き戻し可能に形成されている。
The
ポンプ装置1は、モータ部11と、ポンプ部12と、軸封装置13とを備えている。ポンプ装置1は、後述する第1フランジ部27で貯留タンク101に固定される。
The
モータ部11は、モータケーシング15と、モータケーシング15内部の回転子に固定された回転軸16とを備えている。
The
回転軸16は、モータ部11から延出して設けられる。回転軸16は、軸受19を介してポンプ12に軸支されつつ、ポンプ部12内に挿通される。回転軸16は、軸封装置13の一部、及び、ポンプ部12の一部を固定可能なキー17を有する。回転軸16は、その端部が、ボルト等の締結部材Bを螺合可能に形成されている。
The rotating
ポンプ部12は2段式のポンプである。ポンプ部12は、ポンプケーシング21と、複数のインペラ22と、ストレーナ23と、カバー24とを備えている。ポンプ部12は、少なくとも一段目のインペラ22が貯留タンク101内のクーラント液W中に配置される。
The
ポンプケーシング21は、複数のインペラ22を収容するケーシング部26と、貯留タンク101の開口部112に固定される第1フランジ部27と、ケーシング部26及び第1フランジ部27を連結する第1連結部41と、モータケーシング15及び第1フランジ部27を連結する第2連結部42とを備えている。
The
ケーシング部26は、その内部に、複数のインペラ22を収容する複数のポンプ室31が形成される。これらポンプ室31は、複数のベーン32により形成された流路により連続する。ケーシング部26は、その下面に形成された吸込口33を有する第1ケーシング50と、第1ケーシング50から第1連結部41に連通する流路を形成する第2ケーシング60とを有している。第1ケーシング50、第2ケーシング60は、後述するスタッドボルトSBにより第1連結部41に固定されている。
The
第1ケーシング50及び第2ケーシング60には、それぞれにインペラ22が収容されている。インペラ22は、それぞれがキー17によって、一部を回転軸16に固定されている。また、インペラ22は、回転軸16の先端に設けられたボルトBによって締結されている
第1ケーシング50は、ダクタイル鋳鉄を材料として鋳造により製造される。ダクタイル鋳鉄は、JIS規格の材料記号FCD(Ferrum Casting Ductile)450〜500の材料である。第1ケーシング50は、有底筒状に形成され、インペラ22を収容可能な第1ケーシング本体51を有している。第1ケーシング本体51の底部中央には吸入孔33が形成されている。
The
第1ケーシング本体51の外周部には、インペラの回転軸と平行な方向にスタッドボルトSBを挿通可能な固定孔52を有する第2フランジ部53が形成されている。スタッドボルトSBの先端は、第1連結部41の第3フランジ部43に挿通し、固定される。すなわち、スタッドボルトSBは、第1ケーシング50、第2ケーシング60を第1連結部41に固定する機能を有している。
A
第1ケーシング本体51の側壁は、その内周面がインペラ22の外周面の吐出口を塞がず、かつ、外周面がスタッドボルトSBの外周面と干渉しない範囲で、十分な肉厚を有している。
The side wall of the
すなわち、図6に示すように、第1ケーシング本体51の外周面とスタッドボルトSBとの間の間隔G1は、第1ケーシング本体51の外周面とスタッドボルトSBとが干渉しない寸法に形成されている。第1ケーシング本体51の内周面とインペラ22の外周面との間隔G2は、ポンプ装置1が十分なポンプ性能を有するための寸法に設定される。第1ケーシング本体51の肉厚Kは、上述した間隔G1,G2の条件を満たしつつ、最大となる値である。
That is, as shown in FIG. 6, the gap G1 between the outer peripheral surface of the
第1ケーシング本体51の底部には、後述する第2突起部63と同様の形状を有する第1突起部55が形成されている。すなわち、第1突起部55は、後述する第2登坂斜面64、第2平坦面65、第2下降斜面66とそれぞれ同様の形状である第1登坂斜面56、第1平坦面57、第1下降斜面58を有している。
A
また、第1ケーシング本体51の内周面と底面の間には、インペラ22の回転軸を通る断面視で、肉厚Kの1.2〜1.3倍の半径R2の円弧状に形成された第1底面隅部59を有している。
Further, between the inner peripheral surface and the bottom surface of the
第2ケーシング60は、ダクタイル鋳鉄を材料として、鋳造により製造される。第2ケーシング60は、有底筒状に形成され、インペラ22を収容可能な第2ケーシング本体61を有している。第2ケーシング本体61の底部中央には案内路62が形成されている。第2ケーシング本体61の、第1ケーシング50側には、複数のベーン32が設けられている。
The
第2ケーシング60の内径R1は第1ケーシング50の内径と等しく形成され、その肉厚が、第1ケーシング50の側壁肉厚Kと同様に形成されている。
The inner diameter R <b> 1 of the
第2ケーシング本体61の底部には、第2ケーシング本体61の内周面に沿って、底面から突出する第2突起部63が形成されている。第2突起部63は、図4A、図4Bに示すよう、インペラの回転軸からの、第2ケーシング本体61の径方向の正面視で、台形状に形成されている。第2突起部63は、第2ケーシング本体61の径方向の肉厚Sが第2ケーシング本体61の内径R1の0.85〜0.9倍に形成されている。第2突起部63は、第2ケーシング本体61の径方向に平行な第2登坂斜面64、第2平坦面65、第2下降斜面66を有している。
A
第2登坂斜面64は、インペラ22の回転軸方向における底面からの高さが、インペラ22の回転方向に沿って次第に高くなり、第2平坦面65に連続している。第2平坦面65は、第2ケーシング本体61の内径R1の0.03〜0.05倍の高さHに形成され、第2登坂斜面64とは反対側の端部で第2下降斜面66に連続する。第2下降斜面66は、インペラ22の回転軸方向における底面からの高さが、インペラ22の回転方向に沿って次第に小さくなる。
The second
第2登坂斜面64、第2平坦面65、第2下降斜面66の、インペラ22の回転方向の範囲は、図4Aに示すように、インペラ22の回転軸を中心とする角度D1,D2,D3で規定される。本実施の形態では、角度D1,D2,D3は、それぞれ10度、20度、10度の範囲である。
The range of the rotation direction of the
また、第2ケーシング本体61の内周面と底面の間には、第1底面隅部59と同様に、インペラ22の回転軸を通る断面視で半径R2の円弧状に形成された第2底面隅部67を有している。
Further, between the inner peripheral surface and the bottom surface of the second casing
第1フランジ部27は、その中心に回転軸16を挿通可能な円盤状であって、天板111の開口部112の周囲の面に締結部材Bにより固定可能に形成されている。
The
第1連結部41及び第2連結部42には、回転軸16を挿通可能である。また、第1連結部41及び第2連結部42は、内部に、ポンプケーシング21と連通し、吐出口36と連通する吐出流路34が形成されている。
The rotating
第1連結部41はポンプケーシング21を固定可能に形成されている。第1連結部41の外部には、天板111の開口部112から貯留槽110側に延設するカバー24が固定されている。また、第1連結部41は、回転軸16を挿通可能な挿通孔35が形成されており、回転軸16との間に軸封装置13が設けられている。
The
第2連結部42は、第1フランジ部27の上部に設けられ、その一部に吐出流路部34が配置された円筒状に形成されている。第2連結部42は、モータケーシング15を接続、支持し、その内部に回転軸16を挿通可能、かつ、軸受19を固定可能に形成されている。
The second connecting
軸封装置13は、ケーシング部26の挿通孔35に固定される固定体71と、回転軸16に固定される回転体72と、回転軸16に固定される鍔部73とを備えている。軸封装置13は、回転軸16及びケーシング部26間の軸封が可能に形成されている。
The
このように構成された冷却装置100は、ポンプ装置1のモータ部11に電力が供給されることで回転軸16が回転し、回転軸16に固定されたインペラ22が回転する。当該インペラ22が回転することで、図1の矢印Fに示すように、貯留タンク101内に貯留されたクーラント液Wが、ストレーナ23を介して最上流のポンプ室31内に吸込まれて増圧され、二次側へと圧送される。クーラント液Wは、二次側のポンプ室31内で、さらに増圧され、吐出流路部34を介して吐出口36から吐出配管114へと移動し、工作機械Mへと供給される。
In the
工作機械Mへ供給されたクーラント液Wは、加工部位を冷却後、工作機械Mのクーラント液Wの受け部から、吸込配管115を介して貯留タンク101内に戻される。また、貯留タンク101内に戻されたクーラント液Wは、ポンプ部12により増圧給水されて、工作機械Mへと供給される。図1に示すクーラント液Wの矢印Fのように、冷却装置100において、クーラント液Wが循環して用いられる。
The coolant liquid W supplied to the machine tool M is returned to the
工作機械Mから引き戻されたクーラント液Wには、加工部位から脱落した切粉や、砥粒等の異物Eが含まれる。これらの異物Eの内、細かいものは、インペラ22の回転により、クーラント液Wとともにストレーナ23を通過して最上流のポンプ室31に吸い込まれる。吸い込まれた異物Eは、クーラント液Wに比べて比重が大きいことから、第1ケーシング50の底部に沈殿する。
The coolant liquid W drawn back from the machine tool M includes foreign matter E such as chips and abrasive grains that have fallen off from the processing site. Among these foreign substances E, fine ones are sucked into the most
第1ケーシング50の底部に沈殿した異物Eは、インペラ22の回転により、第1底面隅部59を旋回し、図7中矢印Y1に示すように、第1突起部55の第1斜面56によりポンプ室31中に拡散される。
The foreign matter E settled on the bottom of the
第1ケーシング50内部のポンプ室31中に拡散した異物Eはクーラント液Wと共に、第2ケーシング60に案内される。異物Eは第2ケーシング60内においても、第1ケーシング50内と同様に、第2突起部63によりポンプ室31内に拡散される。
The foreign matter E diffused into the
異物Eは第2ケーシング60内のポンプ室31に拡散された後、クーラント液Wと共に吐出配管114を通り、工作機械Mに案内される。
The foreign matter E is diffused into the
工作機械Mに送られた異物Eは、再び吸込配管115から貯留槽110に流入する。すなわち、異物Eは第1ケーシング50及び第2ケーシング60内に沈殿することなく、クーラント液Wと共に循環する。
The foreign substance E sent to the machine tool M flows into the
図8に示すように、突起や円弧状の隅角が形成されていないケーシング2の場合、異物は矢印Y2に示すように底面隅角に集中し、ケーシング内壁が磨耗し、ポンプとしての性能が低下する。一方、本実施の形態では、第1突起部59、第2突起部61、第1底面隅角59、第2底面隅角67により、異物を拡散させることが可能である。
As shown in FIG. 8, in the case of the
また、円弧状の断面を有する第1底面隅角59及び第2底面隅角66を形成することで、製造の際に切削加工を必要としない。このため、ダクタイル鋳鉄のように、十分な耐摩耗性を有する一方、切削加工に不向きである材料を利用可能としている。
In addition, by forming the first bottom
上述したように、本発明にかかるケーシング部26によれば、第1ケーシング50及び第2ケーシング60に、第1突起部55及び第2突起部61を設けることで、異物Eをポンプ室31に拡散させ、循環させることが可能である。これにより、異物Eによる内壁の磨耗を抑制し、ポンプ性能の低下を防止することが可能になる。
As described above, according to the
また、底面隅角には、断面形状が円弧状の第1底面隅部59、第2底面隅部67を設けることで、異物Eが局所に集中せず、異物Eによる内壁の磨耗を抑制することが可能となる。更に、第1底面隅部59、第2底面隅部62を円弧状に形成することで、鋳造により第1ケーシング50、第2ケーシング60を形成することが可能である。このため、切削に不向きである一方、高い強度を有するダクタイル鋳鉄を利用でき、第1ケーシング50、及び、第2ケーシング60が十分な強度を得ることが可能となっている。
In addition, by providing the
上述したように、本発明に係るポンプ装置のケーシングによれば、異物をクーラント液中に拡散させることで、内壁の磨耗による穴あきを防止することが可能となる。 As described above, according to the casing of the pump device according to the present invention, it is possible to prevent perforation due to wear of the inner wall by diffusing foreign matter into the coolant liquid.
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。例えば、上述した例では、2段式のポンプ装置について説明したが、3段以上に形成されている場合や、1段のみの場合であっても、本発明を同様に適用できるのは勿論である。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。 The present invention is not limited to the above embodiment. For example, in the above-described example, the two-stage pump device has been described. However, the present invention can be similarly applied even when the pump device is formed in three or more stages or only one stage. is there. Of course, various modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
100…冷却装置、101…貯留タンク、1…ポンプ装置、11…モータ部、26…ケーシング部、50…第1ケーシング、60…第2ケーシング。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記ケーシング本体の底部中央に設けられた吸入孔と、
前記底部から、前記ケーシング本体の軸方向に沿って突出し、前記底部からの軸方向の高さが前記インペラの回転方向に沿って次第に高くなる斜面を有する突起部とを備えることを特徴とするポンプ装置のケーシング。 A bottomed cylindrical casing body that can accommodate the impeller coaxially;
A suction hole provided in the center of the bottom of the casing body;
A pump that protrudes from the bottom along the axial direction of the casing body and has a slope having a slope in which the axial height from the bottom gradually increases along the rotation direction of the impeller. Equipment casing.
前記フランジ部に設けられ、前記インペラの回転軸方向にボルトを挿脱可能に形成された固定孔と、
前記固定孔に挿入された際の前記ボルトの前記ケーシング本体の外周面に対向する部分と前記ケーシング本体の外周面との、前記ケーシング本体の径方向における間隔、及び、前記インペラの外周面と前記ケーシング本体の内周面との間の、前記ケーシング本体の径方向における間隔が最小となる肉厚の側壁とを備えることを特徴とする請求項1に記載のポンプ装置のケーシング。 The casing body includes a flange portion provided on an outer periphery of the casing body;
A fixing hole provided in the flange portion and formed so that a bolt can be inserted and removed in the direction of the rotation axis of the impeller;
The distance in the radial direction of the casing body between the portion of the bolt facing the outer peripheral surface of the casing body and the outer peripheral surface of the casing main body when inserted into the fixing hole, and the outer peripheral surface of the impeller and the 2. The casing of the pump device according to claim 1, further comprising a thick side wall that minimizes a distance in a radial direction of the casing body between the inner circumferential surface of the casing body.
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- 2013-02-12 JP JP2013024821A patent/JP6035160B2/en active Active
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