JP2014150682A - 電力需給調整装置、電力需給調整システム、電力需給調整方法およびプログラム - Google Patents

電力需給調整装置、電力需給調整システム、電力需給調整方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】分散した発電装置および蓄電装置により自律分散制御を行わせつつ需給バランスをとることができるようにする。
【解決手段】サーバ30の需要量取得部311は負荷1の総需要量を取得し、発電関数取得部312は、電力価格と発電量との関係を示す発電関数を発電装置10から取得し、蓄電関数取得部313は、電力価格と充電量および放電量との関係を示す蓄電関数を蓄電装置20から取得し、適正価格決定部315は、発電関数、蓄電関数および総需要量に基づいて、発電量、放電量および充電量ならびに負荷1の総需要量のバランスをとった適正価格を決定し、価格シグナル送信部316は、適正価格を示す価格シグナルを発電装置10および蓄電装置20に送信し、発電装置10および蓄電装置20において価格シグナルに応じた発電および充放電の制御が行われる。
【選択図】図13

Description

本発明は、電力需給調整装置、電力需給調整システム、電力需給調整方法およびプログラムに関する。
発電装置および蓄電装置が分散設置されている場合に、需給バランスをとるため、これらに設けられたエージェントによる自律分散制御が行われている。しかしながら、このようなマルチエージェントの間で協調制御を行うには複雑な制御が必要であった。
一方、特許文献1では、電力取引において需要曲線と供給曲線の交点となる価格と、各エージェントの取引量を決定して電力売買の決済を行い、電力取引市場コンピュータから各エージェントに対して決済価格と決済量とが通知されることが開示されており、このように中央の電力取引市場コンピュータが各エージェントを制御することにより、マルチエージェントの協調制御を実現することが考えられる。
特開2011−22902号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、電力取引市場コンピュータが各エージェントの制御を行っており、電力取引市場コンピュータの処理負荷が大きく、各エージェントによる自律分散制御による処理負荷の分散を実現することができない。
本発明は、このような背景を鑑みてなされたものであり、分散した発電装置および蓄電装置により自律分散制御を行わせつつ需給バランスをとることのできる、電力需給調整装置、電力需給調整システム、電力需給調整方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の主たる発明は、電力需給調整装置であって、電力価格に応じた発電量の発電を行う発電装置と前記電力価格に応じて充電または放電を行う蓄電装置とのそれぞれと通信可能に接続され、前記蓄電装置以外の電力装置による総需要量を取得する需要量取得部と、前記電力価格と充電量および放電量との関係を示す蓄電価格関係情報を前記蓄電装置から取得する蓄電価格関係情報取得部と、前記電力価格と発電量との関係を示す発電価格関係情報を前記発電装置から取得する発電価格関係情報取得部と、前記発電価格関係情報、前記蓄電価格関係情報および前記電力需要量に基づいて、前記発電装置からの前記発電量および前記蓄電装置からの前記放電量、ならびに、前記蓄電装置における前記充電量および前記電力装置による前記電力需要量に応じた適正価格を決定する適正価格決定部と、前記適正価格を示す価格シグナルを前記蓄電装置および前記発電装置に送信する価格シグナル送信部と、を備えることとする。
また、本発明の電力需給調整装置では、前記電力価格決定部は、前記電力価格に応じた前記発電量および前記放電量の合計値である供給量の変化を表す供給曲線と、前記電力価格に応じた前記充電量の合計値に前記電力需要量を加算した値の変化を表す需要曲線との交点に対応する前記電力価格を前記適正価格として決定するようにしてもよい。
また、本発明の電力需給調整装置では、前記蓄電価格関係情報には、前記電力価格と前記放電量との関係を示す放電価格関係情報と、前記電力価格と前記充電量との関係を示す充電価格関係情報とが含まれるようにしてもよい。
また、本発明の他の態様は、電力需給調整システムであって、電力価格に応じた発電量の発電を行う発電装置と、前記電力価格に応じて充電または放電を行う蓄電装置と、前記発電装置および前記蓄電装置のそれぞれと通信可能に接続されるサーバ装置とを含んで構成され、前記発電装置は、前記電力価格と発電量との関係を示す発電価格関係情報を作成する発電価格関係情報作成部と、前記発電価格関係情報を前記サーバ装置に送信する発電価格関係情報送信部と、を備え、前記蓄電装置は、前記電力価格と充電量および放電量との関係を示す蓄電価格関係情報を作成する蓄電価格関係情報作成部と、前記蓄電価格関係情報を前記サーバ装置に送信する蓄電価格関係情報送信部と、を備え、前記サーバ装置は、前記蓄電装置以外の電力装置による総需要量を取得する需要量取得部と、前記発電装置から前記発電価格関係情報を取得する発電価格関係情報取得部と、前記蓄電装置から前記蓄電価格関係情報を取得する蓄電価格関係情報取得部と、前記発電価格関係情報、前記蓄電価格関係情報および前記電力需要量に基づいて、前記発電装置からの前記発電量および前記蓄電装置からの前記放電量、ならびに、前記蓄電装置における前記充電量および前記電力装置による前記電力需要量に応じた適正価格を決定する適正価格決定部と、前記適正価格を示す価格シグナルを前記発電装置および前記蓄電装置に送信する価格シグナル送信部と、を備え、前記発電装置は、前記サーバ装置から前記価格シグナルを受信する価格シグナル受信部と、前記発電価格関係情報に基づいて前記価格シグナルに応じた前記発電量を決定する発電量決定部と、前記発電量の発電のための制御を行う発電制御部と、を備え、前記蓄電装置は、前記サーバ装置から前記価格シグナルを受信する価格シグナル受信部と、前記蓄電価格関係情報に基づいて前記価格シグナルに応じた前記充電量および前記放電量を決定する充放電量決定部と、前記充電量の充電および前記放電量の放電のための制御を行う充放電制御部と、を備えることとする。
また、本発明の他の態様は、電力需給調整方法であって、電力価格に応じて充電または放電を行う蓄電装置と、前記電力価格に応じた発電量の発電を行う発電装置とのそれぞれと通信可能に接続されるコンピュータが、前記蓄電装置以外の電力装置による総需要量を取得するステップと、前記電力価格と発電量との関係を示す発電価格関係情報を前記発電装置から取得するステップと、前記電力価格と充電量および放電量との関係を示す蓄電価格関係情報を前記蓄電装置から取得するステップと、前記発電価格関係情報、前記蓄電価格関係情報および前記電力需要量に基づいて、前記発電装置からの前記発電量および前記蓄電装置からの前記放電量、ならびに、前記蓄電装置における前記充電量および前記電力装置による前記電力需要量に応じた適正価格を決定するステップと、前記適正価格を示す価格シグナルを前記蓄電装置および前記発電装置に送信するステップと、を実行することとする。
本発明の他の態様は、プログラムであって、電力価格に応じて充電または放電を行う蓄電装置と、前記電力価格に応じた発電量の発電を行う発電装置とのそれぞれと通信可能に接続されるコンピュータに、前記蓄電装置以外の電力装置による総需要量を取得するステップと、前記電力価格と発電量との関係を示す発電価格関係情報を前記発電装置から取得するステップと、前記電力価格と充電量および放電量との関係を示す蓄電価格関係情報を取得するステップと、前記発電価格関係情報、前記蓄電価格関係情報および前記電力需要量に基づいて、前記発電装置からの前記発電量および前記蓄電装置からの前記放電量、ならびに、前記蓄電装置における前記充電量および前記電力装置による前記電力需要量に応じた適正価格を決定するステップと、前記適正価格を示す価格シグナルを前記蓄電装置および前記発電装置に送信するステップと、を実行させることとする。
その他本願が開示する課題やその解決方法については、発明の実施形態の欄及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、分散した発電装置および蓄電装置により自律分散制御を行わせつつ需給バランスをとることができる。
本実施形態の電力システムの全体構成の一例を示す図である。 発電装置10のハードウェア構成例を示す図である。 発電エージェント11のソフトウェア構成例を示す図である。 発電装置10から発電関数をサーバ30に送信する処理の流れを示す図である。 価格シグナルに応じた発電機12の制御処理の流れを示す図である。 蓄電装置20のハードウェア構成例を示す図である。 蓄電エージェント21のソフトウェア構成例を示す図である。 蓄電装置20からサーバ30に放電関数を送信する処理の流れを示す図である。 蓄電装置20からサーバ30に充電関数を送信する処理の流れを示す図である。 価格シグナルに応じた蓄電池22の制御処理の流れを示す図である。 サーバ30のハートウェア構成例を示す図である。 サーバ30のソフトウェア構成例を示す図である。 適正価格の決定方法を説明する図である。 電力価格ごとの総供給量を決定する処理の流れを示す図である。 電力価格ごとの総充電量を決定する処理の流れを示す図である。 適正価格を示す価格シグナルを送信する処理の流れを示す図である。
==システムの全体構成==
以下、本発明の一実施形態に係る電力システムについて説明する。図1は本実施形態の電力システムの全体構成の一例を示す図である。本実施形態の電力システムは、負荷1、発電装置10、蓄電装置20およびサーバ30を含んで構成される。負荷1、発電装置10、蓄電装置20およびサーバ30はそれぞれ通信機能を有しており、通信ネットワーク2を介して互いに通信可能に接続されている。通信ネットワーク2は、たとえばインターネットであり、公衆電話回線、携帯電話回線、無線通信路、専用電話回線、電力線、シリアルケーブル、イーサネット(登録商標)などにより構築される。
発電装置10は電力価格に応じた量の発電を行い、蓄電装置20は電力価格に応じた量の充電または放電を行う。負荷1は電力を消費する電力機器である。負荷1は電力を消費するものであればその種類を問わない。負荷1は、通信ネットワーク2を介して需要量をサーバ30に通知する機能を有しているものとする。
本実施形態では、発電装置10による発電電力は、負荷1において消費されるか、蓄電装置20において充電されるかのいずれかにより用いられることを前提としている。
サーバ30は、需給バランスをとる適正な電力価格(以下、適正価格という。)を決定する、たとえばパーソナルコンピュータおよびワークステーションなどのコンピュータである。サーバ30は決定した適正価格を示す情報(以下、価格シグナルという。)を発電装置10および蓄電装置20に送信する。これにより、本実施形態の電力システムでは、発電装置10および蓄電装置20による発電ならびに充電および放電の自律制御を行わせつつ、負荷1、発電装置10および蓄電装置20による需給バランスがとれるように適正な価格を設定しようとするものである。
==発電装置10の構成==
図2は、発電装置10のハードウェア構成例を示す図である。発電装置10は、発電エージェント11および発電機12を備える。発電機12は外部からの制御により発電を行う一般的な装置を想定している。発電エージェント11は、発電機12を制御するコンピュータである。発電エージェント11は、後述するように価格シグナルに応じて発電機12が発電を行うように発電機12を制御する。
発電エージェント11は、CPU101、メモリ102、記憶装置103、通信インタフェース104、制御インタフェース105を備える。記憶装置103は、各種のデータやプログラムを記憶する、たとえばフラッシュメモリ、ソリッドステートドライブおよびハードディスクドライブなどである。CPU101は記憶装置103に記憶されているプログラムをメモリ102に読み出して実行することにより各種の機能を実現する。通信インタフェース104は、通信ネットワーク2に接続するためのインタフェースであり、たとえば、電力線に接続して電力線通信(PLC;Power Line Communications)を行うためのPLCモデム、公衆電話回線網に接続するためのモデム、無線通信網に接続するための無線通信機、イーサネット(登録商標)に接続するためのアダプタなどである。制御インタフェース105は、発電機12と接続するためのインタフェースである。制御インタフェース105は、たとえば、シリアル通信を行うためのインタフェースであってもよいし、電気信号を出力するための端子であってもよいし、発電機12と情報通信を行うための通信インタフェースであってもよい。発電エージェント11は、制御インタフェース105を介して命令信号を発電機12に送信することにより発電機12を制御することができる。
図3は、発電エージェント11のソフトウェア構成例を示す図である。発電エージェント11は、発電関数作成部111、発電関数送信部112、価格シグナル受信部113、発電量決定部114、発電制御部115、発電情報記憶部131、発電関数記憶部132および価格シグナル記憶部133を備える。
なお、発電関数作成部111、発電関数送信部112、価格シグナル受信部113、発電量決定部114および発電制御部115は、たとえば発電装置10の発電エージェント11が備えるCPU101が記憶装置103に記憶されているプログラムをメモリ102に読み出して実行することにより実現され、発電情報記憶部131、発電関数記憶部132および価格シグナル記憶部133は、メモリ102および記憶装置103が提供する記憶領域の一部として実現される。
発電情報記憶部131は、発電機12によりどれだけの発電を行うかを決定するための情報(以下、発電情報という。)を記憶する。発電情報には、たとえば時間帯ごとの発電原価、発電機12の容量、単位時間あたりに発電可能な電力量(以下、発電能力という。)、電力価格に対する閾値などを含めることができる。
発電関数記憶部132は、電力価格と発電装置10による発電量との関係を表す情報(以下、発電関数という。本発明の発電価格関係情報に該当する。)を記憶する。本実施形態では、発電関数は、電力価格を代入して発電量を算出する関数であるものとする。
発電関数作成部111は、発電情報に基づいて発電関数を作成し、作成した発電関数を発電関数記憶部132に登録する。なお、発電情報に基づいて発電関数を作成する処理については既知の手法を用いるものとする。たとえば、発電関数作成部111は、電力価格が発電情報に含まれている閾値よりも安い場合には発電量を所定の最低値(たとえば0(ゼロ)とすることができる。)とするとともに、電力価格が上記閾値よりも高くなるほど発電量が多くなるように発電関数を作成するようにすることができる。
発電関数送信部112は、発電関数記憶部132に記憶されている発電関数をサーバ30に送信する。
価格シグナル受信部113は、サーバ30から送信される価格シグナルを受信する。価格シグナル受信部113は、サーバ30から受信した価格シグナルを価格シグナル記憶部133に登録する。
発電量決定部114は、価格シグナルに応じた発電量を決定する。本実施形態では、発電量決定部114は、価格シグナル記憶部133に記憶されている価格シグナルを発電関数に与えて発電量を算出するものとする。
発電制御部115は、価格シグナルに応じて発電機12を制御する。発電制御部115は、発電量決定部114が決定した発電量だけの発電が行われるように発電機12を制御する。なお、発電機12の制御は一般的な制御であるものとする。
==発電装置10の処理==
図4は、発電装置10から発電関数をサーバ30に送信する処理の流れを示す図である。本実施形態では、図4の処理は所定の時間ごとに定期的に行われる実行されるものとする。図4に示すように、発電関数作成部111は、発電情報記憶部131に記憶されている発電情報を読み出し(S151)、読み出した発電情報に基づいて発電関数を作成する(S152)。発電関数作成部111は、作成した発電関数を発電関数記憶部132に登録し(S153)、発電関数送信部112は、発電関数記憶部132に登録された発電関数をサーバ30に送信する(S154)。
図5は、価格シグナルに応じた発電機12の制御処理の流れを示す図である。本実施形態では、図5の処理は価格シグナルを受信する度に実行されるものとする。価格シグナル受信部113は、サーバ30から価格シグナルを受信すると(S161)、受信した価格シグナルを価格シグナル記憶部133に登録する(S162)。発電量決定部114は、価格シグナル記憶部133に記憶された価格シグナルを、発電関数記憶部132に記憶されている発電関数に与えて発電量を算出する(S163)。発電制御部115は、発電情報記憶部131に記憶されている発電情報の発電能力を取得し(S164)、発電量を発電能力で割って発電時間を算出し(S165)、発電時間だけ発電機12が稼働するように発電機12を制御する(S166)。
==蓄電装置20の構成==
図6は、蓄電装置20のハードウェア構成例を示す図である。蓄電装置20は、蓄電エージェント21および蓄電池22を備える。蓄電池22は外部からの制御により充電および放電を行う一般的な蓄電池を想定している。蓄電エージェント21は、蓄電池22を制御するコンピュータである。蓄電エージェント21は、後述するように価格シグナルに応じて蓄電池22が充電または放電を行うように蓄電池22を制御する。
蓄電エージェント21は、CPU201、メモリ202、記憶装置203、通信インタフェース204、制御インタフェース205を備える。記憶装置203は、各種のデータやプログラムを記憶する、たとえばフラッシュメモリ、ソリッドステートドライブおよびハードディスクドライブなどである。CPU201は記憶装置203に記憶されているプログラムをメモリ202に読み出して実行することにより各種の機能を実現する。通信インタフェース204は、通信ネットワーク2に接続するためのインタフェースであり、例えば、電力線に接続して電力線通信(PLC;Power Line Communications)を行うためのPLCモデム、公衆電話回線網に接続するためのモデム、無線通信網に接続するための無線通信機、イーサネット(登録商標)に接続するためのアダプタなどである。制御インタフェース205は、蓄電池22と接続するためのインタフェースである。制御インタフェース205は、たとえば、シリアル通信を行うためのインタフェースであってもよいし、電気信号を出力するための端子であってもよいし、蓄電池22と情報通信を行うための通信インタフェースであってもよい。蓄電エージェント21は、制御インタフェース205を介して命令信号を蓄電池22に送信することにより蓄電池22を制御することができる。
図7は、蓄電エージェント21のソフトウェア構成例を示す図である。蓄電エージェント21は、蓄電関数作成部211、蓄電関数送信部212、価格シグナル受信部213、充放電量決定部214、充放電制御部215、蓄電情報記憶部231、蓄電関数記憶部232および価格シグナル記憶部233を備える。
なお、蓄電関数作成部211、蓄電関数送信部212、価格シグナル受信部213、充放電量決定部214および充放電制御部215は、蓄電装置20の蓄電エージェント21が備えるCPU201が記憶装置203に記憶されているプログラムをメモリ202に読み出して実行することにより実現され、蓄電情報記憶部231、蓄電関数記憶部232および価格シグナル記憶部233は、メモリ202および記憶装置203が提供する記憶領域の一部として実現される。
蓄電情報記憶部231は、蓄電池22がどれだけの充電または放電を行うかを決定するための情報(以下、蓄電情報という。)を記憶する。蓄電情報には、たとえば時間帯ごとの充電原価、蓄電池22の容量、単位時間あたりの放電量(以下、放電能力という。)、単位時間あたりの充電量(以下、充電能力という。)、電力価格に対する閾値などを含めることができる。
蓄電関数記憶部232は、蓄電装置20による充電量および蓄電装置20からの放電量と電力価格とを表す情報(以下、蓄電関数という。本発明の蓄電価格関係情報に該当する。)を記憶する。本実施形態では、蓄電関数には、充電量と電力価格との関係を表す情報(以下、充電関数という。本発明の充電価格関係情報に該当する。)と、放電量と電力価格との関係を表す情報(以下、放電関数という。放電価格関係情報に該当する。)とが含まれているものとする。本実施形態では、蓄電関数、充電関数および放電関数はそれぞれ、電力価格を代入して充放電量、充電量および放電量を算出する関数であるものとする。
蓄電関数作成部211は、蓄電情報に基づいて蓄電関数を作成し、作成した蓄電関数を蓄電関数記憶部232に登録する。なお、蓄電情報に基づいて需要供給価数を作成する処理については既知の手法を用いるものとする。たとえば、蓄電関数作成部211は、放電関数については、電力価格が蓄電情報に含まれている閾値よりも安い場合には、放電量を所定の最低値(たとえば0(ゼロ)とすることができる。)とするとともに、電力価格が閾値よりも高くなるほど放電量が多くなるように作成することができる。また、蓄電関数作成部211は、充電関数については、電力価格が蓄電情報に含まれている閾値よりも高い場合には、蓄電量を所定の最低値(たとえば0(ゼロ)とすることができる。)とするとともに、電力価格が閾値よりも安くなるほど蓄電量が多くなるように作成することができる。
また、蓄電関数作成部211は、蓄電池22の蓄電量に応じて蓄電関数を作成することもできる。たとえば、蓄電関数作成部211は、蓄電量が所定の標準値(任意の値を設定することができる。)よりも少ない場合には、電力価格によらずに放電量を所定の最低値(たとえば0)とするように放電関数を作成するとともに、電力価格が低いほど充電量が多くなるように、電力価格によらずに定格の充電量となるように、またはその他のルールに従って充電量が決定されるように、充電関数を作成することができる。また、蓄電関数作成部211は、蓄電池22の蓄電量が所定の標準値(上記充電向けの標準値とは独立に、任意の値を設定することができる。)よりも多い場合には、電力価格によらずに充電量を所定の最低値(たとえば0)とするように充電関数を作成するとともに、電力価格が高いほど放電量が多くなるように、電力価格によらずに定格の放電量となるように、またはその他のルールに従って放電量が決定されるように、放電関数を作成することができる。
蓄電関数送信部212は、蓄電関数記憶部232に記憶されている蓄電関数をサーバ30に送信する。
価格シグナル受信部213は、サーバ30から送信される価格シグナルを受信する。価格シグナル受信部213は、サーバ30から受信した価格シグナルを価格シグナル記憶部233に登録する。
充放電量決定部214は、価格シグナルに応じた充電量および放電量を決定する。本実施形態では、充放電量決定部214は、価格シグナル記憶部233に記憶されている価格シグナルを、蓄電関数に与えて放電量および充電量を算出するものとする。
充放電制御部215は、価格シグナルに応じて蓄電池22を制御する。充放電制御部215は、充放電量決定部214が決定した放電量だけ蓄電池22からの放電が行われ、算出した充電量だけ蓄電池22に充電が行われるように蓄電池22を制御する。なお、蓄電池22の制御は一般的な制御であるものとする。
==蓄電装置20の処理==
図8および図9は、蓄電装置20からサーバ30に蓄電関数を送信する処理の流れを示す図である。本実施形態では、放電関数と充電関数とを別々に送信するものとし、図8は、放電関数を送信する処理の流れを示す図であり、図9は、充電関数を送信する処理の流れを示す図である。本実施形態では、図8および図9に示す処理は、所定の時間ごとに定期的に行われる実行されるものとする。
図8に示すように、蓄電関数作成部211は、蓄電情報記憶部231に記憶されている蓄電情報を読み出し(S251)、読み出した蓄電情報に基づいて放電関数を作成する(S252)。蓄電関数作成部211は、作成した放電関数を蓄電関数記憶部232に登録し(S253)、蓄電関数送信部212は、蓄電関数記憶部232に登録された放電関数をサーバ30に送信する(S254)。
また、図9に示すように、蓄電関数作成部211は、蓄電情報記憶部231に記憶されている蓄電情報を読み出し(S261)、読み出した蓄電情報に基づいて充電関数を作成する(S262)。蓄電関数作成部211は、作成した充電関数を蓄電関数記憶部232に登録し(S263)、蓄電関数送信部212は、蓄電関記憶部232に登録された充電関数をサーバ30に送信する(S264)。
図10は、価格シグナルに応じた蓄電池22の制御処理の流れを示す図である。本実施形態では、図10の処理は価格シグナルを受信する度に実行されるものとする。
価格シグナル受信部213がサーバ30から価格シグナルを受信すると(S271)、受信した価格シグナルを価格シグナル記憶部233に登録する(S272)。充放電量決定部214は、蓄電情報記憶部231に記憶されている蓄電情報に含まれる閾値を読み出す(S273)。
価格シグナル記憶部233に記憶された価格シグナルが閾値よりも大きい場合(S274:YES)、充放電量決定部214は、蓄電関数記憶部232に記憶されている放電関数に価格シグナルを与えて放電量を算出する(S275)。充放電制御部215は、蓄電情報記憶部231に記憶されている蓄電情報の放電能力を読み出し(S276)、放電量を放電能力で割って放電時間を算出し(S277)、算出した放電時間だけ蓄電池22からの放電が行われるように蓄電池22を制御する(S278)。
一方、価格シグナル記憶部233に記憶された価格シグナルが閾値以下である場合には(S274:NO)、充放電量決定部214は、蓄電関数記憶部232に記憶されている充電関数に価格シグナルを与えて充電量を算出する(S279)。充放電制御部215は、蓄電情報記憶部231に記憶されている蓄電情報の充電能力を読み出し(S280)、充電量を充電能力で割って充電時間を算出し(S281)、算出した充電時間だけ蓄電池22への充電が行われるように蓄電池22を制御する(S282)。
==サーバ30の構成==
図11は、サーバ30のハートウェア構成例を示す図である。サーバ30は、CPU301、メモリ302、記憶装置303、通信インタフェース304、入力装置305、出力装置306を備える。記憶装置303は、各種のデータやプログラムを記憶する、例えばハードディスクドライブやソリッドステートドライブ、フラッシュメモリなどである。CPU301は記憶装置303に記憶されているプログラムをメモリ302に読み出して実行することにより各種の機能を実現する。通信インタフェース304は、通信ネットワーク2に接続するためのインタフェースであり、たとえば、電力線に接続して電力線通信(PLC;Power Line Communications)を行うためのPLCモデム、公衆電話回線網に接続するためのモデム、イーサネット(登録商標)に接続するためのアダプタ、無線通信網に接続するための無線通信機などである。入力装置305は、データの入力を受け付ける、例えばキーボードやマウス、トラックボール、タッチパネル、マイクロフォンなどである。出力装置306は、データを出力する、例えばディスプレイやプリンタ、スピーカなどである。
図12は、サーバ30のソフトウェア構成例を示す図である。サーバ30は、需要量取得部311、発電関数取得部312、蓄電関数取得部313、需要供給量作成部314、適正価格決定部315、価格シグナル送信部316、需要供給曲線記憶部331、発電関数記憶部332、蓄電関数記憶部333および適正価格記憶部334を備える。
なお、需要量取得部311、発電関数取得部312、蓄電関数取得部313、需要供給量作成部314、適正価格決定部315および価格シグナル送信部316は、サーバ30が備えるCPU301が記憶装置303に記憶されているプログラムをメモリ302に読み出して実行することにより実現され、需要供給曲線記憶部331、発電関数記憶部332、蓄電関数記憶部333および適正価格記憶部334は、メモリ302および記憶装置303が提供する記憶領域の一部として実現される。
需要量取得部311は、負荷1による電力の需要量を取得する。なお、需要量取得部311が負荷1から需要量を取得する処理は一般的な処理とすることができる。たとえば、需要量取得部311は、負荷1から定期的に送信される需要量を受信するようにしてもよいし、負荷1に対してリクエストを送信し、リクエストに対して応答される需要量を受信するようにしてもよい。また、需要量取得部311は、オペレータから各負荷1の需要量の入力を受け付けるようにしてもよいし、負荷1の需要量の合計値(以下、総需要量という。)の入力を受け付けるようにしてもよい。需要量取得部311は負荷1の需要量を合計して総需要量を算出し、算出した総需要量を需要供給曲線記憶部331に登録する。
発電関数取得部312は、発電装置10から送信される発電関数を受信する。発電関数取得部312は、発電装置10ごとに発電関数を発電関数記憶部332に登録する。発電関数記憶部332に、発電装置10に対応する発電関数が登録されている場合には発電関数を更新する。
蓄電関数取得部313は、蓄電装置20から送信される蓄電関数を受信する。上述したように、本実施形態では放電関数と充電関数とをそれぞれ受信することになる。蓄電関数取得部313は、蓄電装置20ごとに蓄電関数を蓄電関数記憶部333に登録する。蓄電関数記憶部333に、蓄電装置20に対応する蓄電関数が登録されている場合には蓄電関数を更新する。
需要供給量作成部314は、発電装置10ごとの発電関数と、蓄電装置20ごとの放電関数とに基づいて、発電量および放電量の合計(以下、総供給量という。)の電力価格に対する変化を表す曲線(すなわち、電力の供給曲線である。)を表す関数(以下、供給関数という。)を作成するとともに、蓄電装置20ごとの充電関数に基づいて、充電量の合計(以下、総充電量という。)の電力価格に対する変化を表す曲線(すなわち、蓄電装置20による電力需要についての需要曲線である。)を表す関数(以下、需要関数という。)を作成する。需要供給量作成部314は、作成した供給関数および需要関数を需要供給曲線記憶部331に登録する。なお、供給関数は、電力価格ごとの総供給量を含む表とし、需要関数は、電力価格ごとの総充電量の合計値を含む表とすることができる。
適正価格決定部315は、総需要量、総充電量および総供給量に応じて適正価格を決定する。適正価格決定部315は、需要曲線を総需要量だけシフトした曲線と供給曲線との交点となる電力価格を適正価格として決定する。
図13は、適正価格の決定方法を説明する図である。図13(a)に示すように、発電量と放電量とを合計した供給量と電力価格との関係を示す供給曲線41において、総需要量に対応する電力価格が現在の電力価格であるものと考えられる。また、図13(b)に示すように、充電関数による充電量についての需要曲線44では、通常所定の最高買電価格から価格が安くなるにつれて充電量は下がることが想定される。図13(c)に示すように、充電量の需要曲線44を負荷1の総需要量だけ(図13では右方向に)シフトした需要曲線44’と供給曲線41とをプロットしてみると、蓄電装置20による充電量を考慮した場合には、負荷1の総需要量に対応する電力価格よりも高い価格で需給のバランスがとれることが分かる。そこで、適正価格決定部315は、図13(d)に示すように、交点45に対応する価格を適正価格として決定する。適正価格決定部315は、決定した適正価格を適正価格記憶部334に登録する。
価格シグナル送信部316は、適正価格記憶部334に記憶されている適正価格を示す価格シグナルを発電装置10および蓄電装置20のそれぞれに送信する。これにより、発電装置10および蓄電装置20において、適正価格に応じた発電、充電および放電の制御が行われる。
==サーバ30の処理==
図14は、電力価格ごとの総供給量を決定する処理の流れを示す図である。発電関数取得部312は、発電装置10から発電関数を受信すると発電関数記憶部332に登録する(S351)。蓄電関数取得部313は、蓄電装置20から放電関数を受信すると蓄電関数記憶部333に登録する(S352)。需要供給量作成部314は、電力価格ごとに(たとえば所定の最低値から所定の最高値まで1円ずつ電力価格を変化させて)、発電関数記憶部332に登録されている発電装置10ごとの各発電関数に電力価格を与えて発電量を算出するとともに、蓄電関数記憶部333に登録されている蓄電装置20ごとの各放電関数に電力価格を与えて放電量を算出し、発電量および放電量を合計して総供給量を算出する(S353)。需要供給量作成部314は、算出した電力価格ごとの総供給量を需要供給曲線記憶部331に登録する(S354)。
図15は、電力価格ごとの総充電量を決定する処理の流れを示す図である。蓄電関数取得部313は蓄電装置20から充電関数を受信すると蓄電関数記憶部333に登録する(S361)。需要供給量作成部314は、電力価格ごとに、蓄電関数記憶部333に登録されている各充電関数に電力価格を与えて充電量を算出し、充電量を合計して総充電量を算出する(S362)。需要供給量作成部314は、算出した電力価格ごとの総充電量を需要供給曲線記憶部331に登録する(S363)。
図16は、適正価格を示す価格シグナルを送信する処理の流れを示す図である。需要量取得部311は、負荷1から需要量を取得し、需要量を合計して総需要量を算出する(S371)。適正価格決定部315は、需要供給曲線記憶部331に登録されている電力価格ごとの総供給量および総充電量から供給曲線と需要曲線を決定し(S372)、供給曲線から総需要量に対応する電力価格を現在価格として決定する(S373)。
現在価格が所定の最高額よりも高い場合には(S374:NO)、適正価格決定部315は、現在価格を適正価格として適正価格記憶部334に登録する(S375)。
現在価格が所定の最高額以下である場合(S374:YES)、適正価格決定部315は、価格ごとの総充電量を表す需要曲線を総需要量だけシフトさせ(S376)、図13(c)に示すような需要曲線44’を決定する。適正価格決定部315は、シフトした需要曲線と供給曲線との交点、すなわち図13(d)に示す交点45に対応する電力価格を適正価格として決定し(S377)、決定した適正価格を適正価格記憶部334に登録する(S378)。
価格シグナル送信部316は、適正価格記憶部334に記憶されている適正価格を示す価格シグナルを発電装置10および蓄電装置20に送信する(S379)。これにより、発電装置10および蓄電装置20では価格シグナルに応じた発電、充電および放電の制御が行われる。
==本電力システムによる効果==
以上説明したように、本実施形態の電力システムによれば、発電装置10では、発電情報に基づいて定期的に発電関数が更新され、定期的に発電関数がサーバ30に送信されるようにすることができる。これにより、サーバ30では、発電装置10の価格性を把握することができる。
また、本実施形態の電力システムによれば、蓄電装置20では、蓄電情報に基づいて定期的に蓄電関数(放電関数および充電関数)が更新され、定期的に蓄電関数がサーバ30に送信されるようにすることができる。これにより、サーバ30では蓄電装置20による充電および放電の価格性を把握することができる。
また、本実施形態の電力システムによれば、サーバ30は、発電装置10から発電装置10による発電の価格性を取得し、蓄電装置20から充電および放電の価格性を取得し、これらの価格性に応じて、需要と供給とのバランスをとった適正な電力価格を決定することができる。
また、本実施形態の電力システムでは、サーバ30が決定した適正価格は価格シグナルとして発電装置10および蓄電装置20に送信される。発電装置10では、サーバ30からの価格シグナルを発電関数に適用した発電量の発電が行われるので、発電原価などを考慮して効率的かつ経済的な発電制御を行うことができる。また、蓄電装置20では、適正価格が所定の閾値を超えた場合には、サーバ30からの価格シグナルを放電関数に適用した放電量の放電が行われ、閾値以下のときには価格シグナルを充電関数に適用した充電量の充電が行われるので、充電原価と売電価格とに応じて効率的かつ経済的な充放電制御を行うことができる。
また、本実施形態の電力システムによれば、サーバ30からは、発電装置10および蓄電装置20に対して適正価格を示す価格シグナルを送信するだけで、発電機12による発電ならびに蓄電池22による放電および充電の制御自体は、発電装置10および蓄電装置20によって自律的に行わせることができる。したがって、サーバ30が発電、放電および充電の制御を全て行う場合に比べてサーバ30の処理負荷を低減することができる。その一方で、発電装置10および蓄電装置20において適正価格に応じた発電、放電および充電の自律制御が行われることになるので、全体としての需給バランスを維持することが可能となる。
また、本実施形態の電力システムでは、蓄電装置20における放電および充電の価格性を利用して、価格シグナルに応じて蓄電池22における充放電を自律制御させることにより、負荷1による電力需要の調整を行うことなく、全体として需給バランスをとることができる。したがって、負荷1における需要調整ができないような状況であっても、同一エリア内に蓄電装置20を設置することにより、全体の需給バランスをとった価格を設定することができる。
==変形例==
本実施形態では、発電装置10の発電エージェント11が備える供給関数作成部111は、発電情報記憶部131に記憶されている発電情報に基づいて供給関数を作成するものとしたが、これに限らず、たとえばオペレータから供給関数の入力を受け付けるようにしてもよい。同様に、蓄電装置20の蓄電エージェント21が備える蓄電関数作成部211は、蓄電情報記憶部231に記憶されている蓄電情報に基づいて蓄電関数を作成するものとしたが、これに限らず、たとえばオペレータから蓄電関数の入力を受け付けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、図4、図8および図9の処理は所定の時間ごとに定期的に行われる実行されるものとしたが、これに限らず、たとえば供給関数作成部111または蓄電関数作成部211が、オペレータからの指示を受け付けた場合、発電情報記憶部131の発電情報または蓄電情報記憶部231の蓄電情報が更新された場合などを契機として、供給関数および蓄電関数を作成して更新するようにしてもよい。
また、本実施形態では、図4、図8および図9の処理において、供給関数および蓄電関数が作成される度にこれをサーバ30に送信するものとしたが、任意のタイミングで送信するようにしてもよい。たとえば、供給関数送信部112および蓄電関数送信部212は、サーバ30からのリクエストに応じて供給関数および蓄電関数を応答するようにしてもよい。
また、本実施形態では、図5および図10の処理は価格シグナルを受信する度に実行されるものとしたが、これに限らず、たとえば、価格シグナル受信部113および価格シグナル受信部213が、任意のタイミングで(たとえば、発電情報および蓄電情報が更新されたときや、供給関数および蓄電関数が更新されたときに)サーバ30にリクエストを送信し、サーバ30がリクエストに応じて応答した価格シグナルを受信して、図5および10の処理が実行されるようにしてもよい。
また、本実施形態では、発電制御部115および充放電制御部215は、価格シグナルを受信するたびに発電機12および蓄電池22の制御を行うものとしたが、所定の単位時間ごとの定期的に制御を行うようにしてもよい。また、発電時間、放電時間および充電時間だけの発電機12および蓄電池22の稼働が終了したタイミングで、図5のステップS163〜S166、図10のステップS275〜S278、ならびに図10のステップS279〜S282を実行するようにしてもよい。
また、本実施形態では、発電量を発電能力で割った発電時間、放電量を放電能力で割った放電時間、および充電量を充電能力で割った充電時間だけ発電機12および蓄電池22を稼働させることにより、発電、放電および充電を行うものとしたが、これに限らず、発電機12から出力される電力量、蓄電池22から出力される放電量、および蓄電池22に対する充電量を調整することができる方法であれば既知の手法を任意に用いることができる。
また、本実施形態では、供給関数および蓄電関数(充電関数および放電関数を含む。)は、電力価格を代入して発電量または充放電量を算出する関数であるものとしたが、これに限らず、電力価格と発電量または充放電量との関係を示す情報であればよい。たとえば、所定の単位金額(たとえば1円、5円、10円など任意の金額とすることができる。)ごとの電力価格に対応付けて発電量または充放電量を管理する表としてもよい。
また、供給関数および蓄電関数(充電関数および放電関数を含む。)は、電力価格と発電量および充放電量との関係を示す情報であり、電力価格の変化と発電量または充放電量の変化との関係、すなわち発電量または充放電量の価格弾力性を示す情報も含むものとする。
また、本実施形態では、電力価格ごとの総供給量および総充電量を表として記録し、これに基づいて供給曲線および需要曲線を決定するものとしたが、たとえば、発電関数および蓄電関数が方程式により表されているものである場合には、供給関数および需要関数も方程式により表すようにすることも可能であり、この場合、供給関数と需要関数との交点を、方程式を用いて計算により算出するようにしてもよい。
また、本実施形態では、発電装置10が発電エージェント11および発電機12を含んでいるものとしたが、発電エージェント11および発電機12を別の装置として設けるようにしてもよい。同様に、蓄電エージェント21と蓄電池22とを別の装置として設けるようにしてもよい。また、1台の発電エージェント11が複数の発電機12を制御し、1台の蓄電エージェント21が複数の蓄電池22を制御するようにしてもよい。
また、本実施形態では、サーバ30は1台のコンピュータであるものとしたが、複数台のコンピュータにより実現することもできる。この場合、たとえば、複数台のコンピュータで仮想的な1台のコンピュータを実現するようにしてもよいし、記憶部と機能部とを複数のコンピュータに分散させるようにしてもよい。
以上、本実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
10 発電装置
20 蓄電装置
30 サーバ
111 発電関数作成部
112 発電関数送信部
113 価格シグナル受信部
114 発電量決定部
115 発電制御部
131 発電情報記憶部
132 発電関数記憶部
133 価格シグナル記憶部
211 蓄電関数作成部
212 蓄電関数送信部
213 価格シグナル受信部
214 充放電量決定部
215 充放電制御部
231 蓄電情報記憶部
232 蓄電関数記憶部
233 価格シグナル記憶部
311 需要量取得部
312 発電関数取得部
313 蓄電関数取得部
314 需要供給量作成部
315 適正価格決定部
316 価格シグナル送信部
331 需要供給曲線記憶部
332 発電関数記憶部
333 蓄電関数記憶部
334 適正価格記憶部
上記課題を解決するための本発明の主たる発明は、電力需給調整装置であって、電力価格に応じた発電量の発電を行う発電装置と前記電力価格に応じて充電または放電を行う蓄電装置とのそれぞれと通信可能に接続され、前記蓄電装置以外の電力装置による総需要量を取得する需要量取得部と、前記電力価格と充電量および放電量との関係を示す蓄電価格関係情報を前記蓄電装置から取得する蓄電価格関係情報取得部と、前記電力価格と発電量との関係を示す発電価格関係情報を前記発電装置から取得する発電価格関係情報取得部と、前記発電価格関係情報、前記蓄電価格関係情報および前記需要量に基づいて、前記電力価格に応じた前記発電量および前記放電量の合計値である供給量の変化を表す供給曲線と、前記電力価格に応じた前記充電量の合計値に前記総需要量を加算した値の変化を表す需要曲線との交点に対応する前記電力価格である適正価格を決定する適正価格決定部と、前記適正価格を示す価格シグナルを前記蓄電装置および前記発電装置に送信する価格シグナル送信部と、を備えることとする。
また、本発明の他の態様は、電力需給調整システムであって、電力価格に応じた発電量の発電を行う発電装置と、前記電力価格に応じて充電または放電を行う蓄電装置と、前記発電装置および前記蓄電装置のそれぞれと通信可能に接続されるサーバ装置とを含んで構成され、前記発電装置は、前記電力価格と発電量との関係を示す発電価格関係情報を作成する発電価格関係情報作成部と、前記発電価格関係情報を前記サーバ装置に送信する発電価格関係情報送信部と、を備え、前記蓄電装置は、前記電力価格と充電量および放電量との関係を示す蓄電価格関係情報を作成する蓄電価格関係情報作成部と、前記蓄電価格関係情報を前記サーバ装置に送信する蓄電価格関係情報送信部と、を備え、前記サーバ装置は、前記蓄電装置以外の電力装置による総需要量を取得する需要量取得部と、前記発電装置から前記発電価格関係情報を取得する発電価格関係情報取得部と、前記蓄電装置から前記蓄電価格関係情報を取得する蓄電価格関係情報取得部と、前記発電価格関係情報、前記蓄電価格関係情報および前記需要量に基づいて、前記電力価格に応じた前記発電量および前記放電量の合計値である供給量の変化を表す供給曲線と、前記電力価格に応じた前記充電量の合計値に前記総需要量を加算した値の変化を表す需要曲線との交点に対応する前記電力価格である適正価格を決定する適正価格決定部と、前記適正価格を示す価格シグナルを前記発電装置および前記蓄電装置に送信する価格シグナル送信部と、を備え、前記発電装置は、前記サーバ装置から前記価格シグナルを受信する価格シグナル受信部と、前記発電価格関係情報に基づいて前記価格シグナルに応じた前記発電量を決定する発電量決定部と、前記発電量の発電のための制御を行う発電制御部と、を備え、前記蓄電装置は、前記サーバ装置から前記価格シグナルを受信する価格シグナル受信部と、前記蓄電価格関係情報に基づいて前記価格シグナルに応じた前記充電量および前記放電量を決定する充放電量決定部と、前記充電量の充電および前記放電量の放電のための制御を行う充放電制御部と、を備えることとする。
また、本発明の他の態様は、電力需給調整方法であって、電力価格に応じて充電または放電を行う蓄電装置と、前記電力価格に応じた発電量の発電を行う発電装置とのそれぞれと通信可能に接続されるコンピュータが、前記蓄電装置以外の電力装置による総需要量を取得するステップと、前記電力価格と発電量との関係を示す発電価格関係情報を前記発電装置から取得するステップと、前記電力価格と充電量および放電量との関係を示す蓄電価格関係情報を前記蓄電装置から取得するステップと、前記発電価格関係情報、前記蓄電価格関係情報および前記需要量に基づいて、前記電力価格に応じた前記発電量および前記放電量の合計値である供給量の変化を表す供給曲線と、前記電力価格に応じた前記充電量の合計値に前記総需要量を加算した値の変化を表す需要曲線との交点に対応する前記電力価格である適正価格を決定するステップと、前記適正価格を示す価格シグナルを前記蓄電装置および前記発電装置に送信するステップと、を実行することとする。
本発明の他の態様は、プログラムであって、電力価格に応じて充電または放電を行う蓄電装置と、前記電力価格に応じた発電量の発電を行う発電装置とのそれぞれと通信可能に接続されるコンピュータに、前記蓄電装置以外の電力装置による総需要量を取得するステップと、前記電力価格と発電量との関係を示す発電価格関係情報を前記発電装置から取得するステップと、前記電力価格と充電量および放電量との関係を示す蓄電価格関係情報を取得するステップと、前記発電価格関係情報、前記蓄電価格関係情報および前記需要量に基づいて、前記電力価格に応じた前記発電量および前記放電量の合計値である供給量の変化を表す供給曲線と、前記電力価格に応じた前記充電量の合計値に前記総需要量を加算した値の変化を表す需要曲線との交点に対応する前記電力価格である適正価格を決定するステップと、前記適正価格を示す価格シグナルを前記蓄電装置および前記発電装置に送信するステップと、を実行させることとする。

Claims (6)

  1. 電力価格に応じた発電量の発電を行う発電装置と前記電力価格に応じて充電または放電を行う蓄電装置とのそれぞれと通信可能に接続され、
    前記蓄電装置以外の電力装置による総需要量を取得する需要量取得部と、
    前記電力価格と充電量および放電量との関係を示す蓄電価格関係情報を前記蓄電装置から取得する蓄電価格関係情報取得部と、
    前記電力価格と発電量との関係を示す発電価格関係情報を前記発電装置から取得する発電価格関係情報取得部と、
    前記発電価格関係情報、前記蓄電価格関係情報および前記電力需要量に基づいて、前記発電装置からの前記発電量および前記蓄電装置からの前記放電量、ならびに、前記蓄電装置における前記充電量および前記電力装置による前記電力需要量に応じた適正価格を決定する適正価格決定部と、
    前記適正価格を示す価格シグナルを前記蓄電装置および前記発電装置に送信する価格シグナル送信部と、
    を備えることを特徴とする電力需給調整装置。
  2. 請求項1に記載の電力需給調整装置であって、
    前記電力価格決定部は、前記電力価格に応じた前記発電量および前記放電量の合計値である供給量の変化を表す供給曲線と、前記電力価格に応じた前記充電量の合計値に前記電力需要量を加算した値の変化を表す需要曲線との交点に対応する前記電力価格を前記適正価格として決定すること、
    を特徴とする電力需給調整装置。
  3. 請求項1または2に記載の電力需給調整装置であって、
    前記蓄電価格関係情報には、前記電力価格と前記放電量との関係を示す放電価格関係情報と、前記電力価格と前記充電量との関係を示す充電価格関係情報とが含まれること、
    を特徴とする電力需給調整装置。
  4. 電力価格に応じた発電量の発電を行う発電装置と、前記電力価格に応じて充電または放電を行う蓄電装置と、前記発電装置および前記蓄電装置のそれぞれと通信可能に接続されるサーバ装置とを含んで構成され、
    前記発電装置は、
    前記電力価格と発電量との関係を示す発電価格関係情報を作成する発電価格関係情報作成部と、
    前記発電価格関係情報を前記サーバ装置に送信する発電価格関係情報送信部と、
    を備え、
    前記蓄電装置は、
    前記電力価格と充電量および放電量との関係を示す蓄電価格関係情報を作成する蓄電価格関係情報作成部と、
    前記蓄電価格関係情報を前記サーバ装置に送信する蓄電価格関係情報送信部と、
    を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記蓄電装置以外の電力装置による総需要量を取得する需要量取得部と、
    前記発電装置から前記発電価格関係情報を取得する発電価格関係情報取得部と、
    前記蓄電装置から前記蓄電価格関係情報を取得する蓄電価格関係情報取得部と、
    前記発電価格関係情報、前記蓄電価格関係情報および前記電力需要量に基づいて、前記発電装置からの前記発電量および前記蓄電装置からの前記放電量、ならびに、前記蓄電装置における前記充電量および前記電力装置による前記電力需要量に応じた適正価格を決定する適正価格決定部と、
    前記適正価格を示す価格シグナルを前記発電装置および前記蓄電装置に送信する価格シグナル送信部と、
    を備え、
    前記発電装置は、
    前記サーバ装置から前記価格シグナルを受信する価格シグナル受信部と、
    前記発電価格関係情報に基づいて前記価格シグナルに応じた前記発電量を決定する発電量決定部と、
    前記発電量の発電のための制御を行う発電制御部と、
    を備え、
    前記蓄電装置は、
    前記サーバ装置から前記価格シグナルを受信する価格シグナル受信部と、
    前記蓄電価格関係情報に基づいて前記価格シグナルに応じた前記充電量および前記放電量を決定する充放電量決定部と、
    前記充電量の充電および前記放電量の放電のための制御を行う充放電制御部と、
    を備えること、
    を特徴とする電力需給調整システム。
  5. 電力価格に応じて充電または放電を行う蓄電装置と、前記電力価格に応じた発電量の発電を行う発電装置とのそれぞれと通信可能に接続されるコンピュータが、
    前記蓄電装置以外の電力装置による総需要量を取得するステップと、
    前記電力価格と発電量との関係を示す発電価格関係情報を前記発電装置から取得するステップと、
    前記電力価格と充電量および放電量との関係を示す蓄電価格関係情報を前記蓄電装置から取得するステップと、
    前記発電価格関係情報、前記蓄電価格関係情報および前記電力需要量に基づいて、前記発電装置からの前記発電量および前記蓄電装置からの前記放電量、ならびに、前記蓄電装置における前記充電量および前記電力装置による前記電力需要量に応じた適正価格を決定するステップと、
    前記適正価格を示す価格シグナルを前記蓄電装置および前記発電装置に送信するステップと、
    を実行することを特徴とする電力需給調整方法。
  6. 電力価格に応じて充電または放電を行う蓄電装置と、前記電力価格に応じた発電量の発電を行う発電装置とのそれぞれと通信可能に接続されるコンピュータに、
    前記蓄電装置以外の電力装置による総需要量を取得するステップと、
    前記電力価格と発電量との関係を示す発電価格関係情報を前記発電装置から取得するステップと、
    前記電力価格と充電量および放電量との関係を示す蓄電価格関係情報を取得するステップと、
    前記発電価格関係情報、前記蓄電価格関係情報および前記電力需要量に基づいて、前記発電装置からの前記発電量および前記蓄電装置からの前記放電量、ならびに、前記蓄電装置における前記充電量および前記電力装置による前記電力需要量に応じた適正価格を決定するステップと、
    前記適正価格を示す価格シグナルを前記蓄電装置および前記発電装置に送信するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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