JP2014148342A - 保管容器 - Google Patents

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Takatake Kumao
隆丈 熊尾
Makoto Tsukahara
誠 塚原
Naoya Kishimoto
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Abstract

【課題】所定の気体の中で被保管物を保管すると共に、これを他の場所に搬送する際、前記気体の環境を維持した状態を守ることにより被保管物の質的変化や劣化などを防止しし得る構造簡素で安価な保管容器を提供する。
【解決手段】所定の気体の中で被保管物を保管する保管容器10は、支持板11と、この面領域11eを覆うように被せられる筒状カバー12と、これを支持板12上の所定位置に誘導する案内手段18と、支持板11の面領域11eを覆うように筒状カバー12が支持板11上に被せられるとき、筒状カバー12における下部開放端の端縁に当接するように支持板11上に取り付けられたパッキン15と、筒状カバー12の支持板11に対する跳ね上がりを防止する押さえ手段16とを備え、保管容器10の移動時に筒状カバー12内の空間を密閉状態に保持することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、保管容器に関し、さらに詳細には、所定の環境を維持した気体中で被保管物を保存し、被保管物の質的変化や劣化などを防止する保管容器に関する。
近年、リチウムイオン電池のような高性能の電池の使用が拡大している。このリチウムイオン電池の電極体に使用される金属体(基体)は、その性質から所定の乾燥空気中で保管され、また、同様にこのような乾燥空気中で加工などの処理作業が行われる。例えば、リチウムイオン電池の電極体に使用する金属体である基体の場合には、マイナス30℃でも結露が生じない程度の乾燥空気中で保管されると共に、加工等の処理作業が行われる。
しかし、このような基体の加工等処理作業は、所定の環境下にある一つの作業室のみで行うとは限らず、別の場所又は加工等処理施設に搬送され、そこで更に他の加工や処理を行う場合もある。このような場合、即ち、かかる基体を搬送する場合、この基体を大気に露出して運搬することはできないので、所定の環境下にある作業室で、例えば「デシケータ」と称する除湿用の保管容器に入れ、この保管容器を別の加工場所に搬送する方法が一般的である。
通常、このような保管容器の搬送には、例えば、フォークリフトや車両などが使用されるが、フォークリフトや車両などによるデシケータの搬送中には、該保管容器にかなりの振動や揺れが加わり、この振動や揺れにより保管容器の密閉性が損なわれる危険性がある。そのため、このような基体の保存や搬送のための保管容器は、相当に複雑な構造で厳格に作られている必要があり、その結果、基体の保存・搬送のコスト上昇を招くことが考えられた。
ところで、基体の保存や搬送を目的とする装置としては特開平8−288359号公報に開示されている技術が知られている。この特開平8−288359号公報に開示されている技術は、薄膜トランジスタや半導体装置を製造する場合に、ガラス基板や半導体基板からなる基体を収納して運搬する装置に関している。
特開平8−288359号公報
特許文献1に開示された発明に係る「基体収納装置」は、基体の汚染を防止しながら必要な処理工程に運搬をするものである。すなわち、この特許文献1に開示された技術は、基体を収納する空間を常に有る程度の清浄度に維持して基体への汚染を避けるように工夫されたものである。具体的には、特許文献1に開示された「基体収納装置」は、清浄度があまり高くない例えばクリーンルーム内で基体を汚染することなく保存・搬送するため、ガラス基板や半導体基板などのような基体を載置する載置部をカバー部材により傘のように覆ってクリーンルーム内の空気が基体に直接当たるのを防ぎ、同時にフィルターユニットで清浄化された空気をカバー部材内に供給する装置である。
しかしながら、特許文献1に開示された基体収納装置は、主としてクリーンルーム内での搬送と、カバー部材内における清浄度の維持とを目的としているものであり、絶対湿度などを維持する機能を持ってはいない。また、特許文献1に開示された基体収納装置は、まったく環境の異なる雰囲気中に出て、別の処理施設に搬送したりするようなことを想定したものではなく、そのため基体収納空間の環境を厳密に維持しながら搬送環境の悪い経路(例えば、劣悪な路面など)を通って別な場所に存在する処理施設などに基体を搬送することには不向きであった。
この発明の目的は、かかる問題点を解決するためになされたもので、所定の環境を維持した気体の中で被保管物を保存すると共に、該被保管物を他の場所に搬送する際、所定の環境を維持した状態を守ることにより被保管物の質的変化や劣化などを防止することのできる構造簡素で安価な保管容器を提供することにある。
本発明は、所定の環境を維持した気体の中で被保管物を保管する保管容器であり、その特徴とするところは、所定の面領域を備える支持板と、前記支持板の前記面領域を覆うように前記支持板上に載置され、前記支持板の前記面領域に対向する端部側が開放している筒状カバーと、前記筒状カバーを前記支持板上の所定位置に誘導する案内手段と、前記支持板の前記面領域を覆うように前記筒状カバーが前記支持板上に被せられるとき、前記筒状カバーにおける開放端の端縁に当接する前記支持板上のパッキンと、前記筒状カバーが前記支持板上に被せられるとき、前記筒状カバーの前記支持板に対する跳ね上がりを防止する押さえ手段とを備え、前記保管容器の移動時に、前記筒状カバーにおける前記開放端の端縁と前記パッキンとの密着状態を前記押さえ手段により維持して前記支持板と前記筒状カバーとで形成された空間内を密閉状態にすることにある。
本発明の保管容器に係る実施形態の一例としては、前記案内手段が、前記支持板の周囲縁部から該支持板の前記面領域上方へ立設する少なくとも複数のガイド用支柱から形成され、前記筒状カバーが前記支持板上の前記所定位置に被せられるとき、前記筒状カバーの側面が、複数の前記ガイド用支柱に摺接することにより、前記筒状カバーが、前記支持板上の前記所定位置に配置される。
本発明の保管容器に係る実施形態の他の例としては、前記ガイド用支柱の一端が、前記支持板の側部に固着されている固定金具に第1ヒンジ部を介して折り曲げ可能に連結され、前記保管容器の不使用時には前記ガイド用支柱が前記第1ヒンジ部で折れ曲がって前記支持板上に倒れ、前記支持板を全体的としてその面領域の上方へ向かう大きな突起部のない板状にする。
本発明の保管容器に係る実施形態の他の例としては、前記ガイド用支柱の他端には、前記押さえ手段が設けられ、該押さえ手段が、第2ヒンジ部を介して前記ガイド用支柱の他端に折れ曲がり可能に連結された押さえ部材で構成され、この押さえ部材が、前記ガイド用支柱に対して折れ曲がって前記筒状カバーを前記支持板に向かって押さえ込み、これにより前記筒状カバーの前記支持板に対する跳ね上がりを防止する。
本発明の保管容器に係る実施形態の他の例としては、前記筒状カバーが、それぞれ対向する2対の側板で囲まれた両端開放の胴部とこの胴部における一方の開放端を塞ぐ天板とにより形成され、少なくとも前記胴部における他方の前記開放端の端面及び該端面に平行な横断面形状が四角形とされていると共に、前記支持板も前記面領域の上方から見て四角形に形成され、前記ガイド用支柱の長手方向に直交する断面形状及び前記押さえ手段における前記押さえ部材の断面形状がL字形に形成され、このガイド用支柱が前記筒状カバーの角部に摺接して該筒状カバーを前記支持板上の前記所定位置に案内する。
本発明の保管容器に係る実施形態の他の例としては、断面L字形の前記ガイド用支柱が、前記支持板の4つの角部にそれぞれ取り付けられている。
本発明の保管容器に係る実施形態の他の例としては、前記保管容器は、前記押さえ手段を構成する押さえ部材が、前記ガイド用支柱の前記他端から折れ曲がって前記筒状カバーを押さえるとき、折れ曲がった前記押さえ部材を前記ガイド用支柱に固定するロック機構を備え、このロック機構は、前記ガイド用支柱の前記第2ヒンジ部より前記一端方向に位置する部分と折れ曲がった前記押さえ部材とを着脱可能に連結する開き止め金具で構成されている。
本発明の保管容器に係る実施形態の他の例としては、前記筒状カバーは、その内部が見えるように前記天板又は前記胴部のいずれか一方又は両方の少なくとも一部若しくは全部が透明又は半透明の材料で形成されている。
本発明の保管容器によると、支持板上に載置された基体を筒状カバーで覆うとき、筒状カバーの開放端が案内手段によって正確に支持板上のパッキン上に位置決めされ、筒状カバーの自重によりパッキンが潰れて密着し、かつ搬送中も押さえ手段により筒状カバーの開放端の端面とパッキンとの密着が維持されることから、筒状カバー内の気体が乾燥空気の場合、例えば、塵埃量や絶対湿度などを所定の状態に維持しておくことができるので、保管されている被保管物に質的変化を生じさせることなく保存及び搬送することができる。
また、本発明の保管容器によれば、筒状カバーを支持板上に被せるとき、筒状カバーを支持板上の所定位置に案内する案内手段が、支持板の周囲縁部から立設する複数のガイド用支柱により構成されているので、案内手段の構造が非常に簡素で、その結果、かかる保管容器を安価に提供することができる。
また、本発明の保管容器置では、前述したガイド用支柱が、折り曲げ可能であることから、保管容器の不使用時には、ガイド用支柱を支持板上に倒しておくことにより支持板の面領域から上方に大きく突出するものがなく、そのため支持板を全体として比較的に平坦な板状体としておくことができる。
更に、本発明の保管容器によると、保管容器の搬送中における大きな震動や揺れに対して筒状カバーの跳ね上がりを防止する押さえ手段が、ガイド用支柱の上部に形成されていることにより、筒状カバーの跳ね上がりが起こらない保管容器を簡素な構造で形成することができる。
さらに、本発明の保管容器によると、筒状カバーが4つの側板からなる横断面形状四角形の胴部と、その一方の開放端を閉鎖する天板とから構成され、また支持板もこの筒状カバーの他方の開放端の端面形状に対応した四角形で形成され、長手方向に直交する横断面形状L字形のガイド用支柱を用いて、かかる筒状カバーの角部を外側から保持するようにしたことから、押さえ手段の存在と相俟って筒状カバーを堅固に支持することができ、その結果、筒状カバー内部の気密性を維持することができる。
また、本発明の保管容器によると、断面L字形のガイド用支柱が、支持板の4つの角部にそれぞれ取り付けられているので、押さえ手段の存在と相俟って筒状カバーを一層堅固に支持することができ、これにより筒状カバー内部の気密性を更に高度に保持することができる。
さらに、ガイド用支柱の他端に設けられた押さえ手段には、該押さえ手段を構成する折り曲げ可能な押さえ部材を固定するロック機構が設けられているので、保管容器の搬送中に保管容器が上下方向の振動や揺れを受けても、押さえ部材が筒状カバーを確実に押さえ込んで、搬送中における筒状カバー内部の気密性を保障することができる。
さらにまた、本発明の保管容器では、筒状カバーの内部が見えるように、胴部を構成する側板や天板のいずれか一方又は両方の少なくとも一部若しくは全部を透明又は半透明な材料で形成したことから、保管中又は搬送中に支持板に設置された被保管物の状態を容易に確認することができる。
本発明の保管容器に係る一例を示す斜視図。 図1に示される保管容器を支持板に乗せ、押さえ手段で押さえる直前の状態を示す斜視図。 図1に示される保管容器を、一部の部品を組み立てる状態で示す斜視図。 図1に示される保管容器を構成する支持板に取り付けられた案内手段を一部折り曲げた状態で示す斜視図。 案内手段を構成するガイド用支柱を支持板に折り曲げ可能に取り付けた状態の部分的な斜視図。
以下、本発明の保管容器を添付の図に示された好適な実施形態についてさらに詳細に説明する。一般的に、被保管物を乾燥空気のような除湿された空気中で保存又は搬送する容器は、「デシケータ」と称されている。しかし、本発明では、所定の環境に維持された気体の中で被保管物を保存管理するものであって、必ずしも乾燥空気中での保存又は搬送に限定されるものではないので、ここでは、単に「保管容器」として説明する。図1には、本発明の一実施形態に係る保管容器10が示され、図2には、支持板11に乗せられた筒状カバー12を押さえ手段16で押さえる直前の保管容器10が示され、更に、図3には、保管容器10が一部の部品を組み立てる前の状態で示されている。
図3を参照しながら保管容器10の構造を更に具体的に説明すると、支持板11は、平面形状が四角形をした鉄製の板状体、すなわち鉄板で形成され、従って、4つの側面11a〜11dと、所定の広さの表面、即ち面領域11eと、同様な広さの裏面11fとを備えている。この支持板11の面領域11e上には、特別な保持装置等により被保管物が支持されて載置される。これら被保管物やそれを支持する保持装置は、本発明の要旨ではないので、図示が省略されている。
他方、支持板11の上には、筒状カバー12が支持板11の面領域11e上に載置された被保管物を包囲するように被せられる。この筒状カバー12は、図3に示されるようにそれぞれ対向する2対の側板13a、13b及び13c、13dで囲まれた両端開放の胴部13と、この胴部13における一方の開放端を塞ぐ天板14とにより形成され、少なくとも胴部13における他方の開放端、即ち図3で見て下部開放端13eの端面形状及び水平方向断面の形状は支持板11の面領域11aと全く同じ大きさをした四角形とされている。この実施形態に係る保管容器10では、筒状カバー12を構成する側板13a〜13dや天板14にアクリル板が用いられ、これらのアクリル板の相互に連接する縁部や端部を接着剤により強固に接着して下部開放の筒状体とされている。
筒状カバー12を構成する側板13a〜13dや天板14には、アクリル板以外に他の材質の板状体、例えば、一部にガラス製の窓を付けた鉄板、ポリ塩化ビフェニール(PVC)樹脂から作られた板、ポリカーボネート樹脂から作られた板の使用も考えられるが、下記の表1に示されるように、側板13a〜13dや天板14に要求される耐透湿性能や透視性能を考慮したとき、アクリル板が最適であった。アクリル板の耐透湿性能について更に詳細に説明すると、例えば、アクリル板で形成された密閉ボックスについて、周囲露点温度が−2℃、その密閉ボックス内の露点温度が−36℃であったとき、1時間後における密閉ボックス内の露点温度は−25.8℃であった。このことからもアクリル板の耐透湿性能は非常に高く、そのため、筒状カバー12の側板13a〜13dや天板14にアクリル樹脂から作られた板材を使用することで保管容器10内の密閉状態を良好に保持することができる。
(表1:材料の耐透湿性及び透視性に係る性質)
耐透湿性 透視性
アクリル板 ○ ○
鉄板+ガラス窓 ○ △
PVC板 × ○
ポリカーボネート板 × ○
また、この実施形態において各アクリル板の接続には、メチクロ、酢酸、エチレンアルコールなどを含む溶剤系接着剤が用いられると共に、接合部への接着剤の塗布方法としては、接続されるアクリル板同士の微少隙間に、かかる接着剤を注入する注入法が用いられる。
筒状カバー12を形成するアクリル板には、前述したように、その内部が見えるように透明又は半透明のものを使用することが好ましい。しかし、側板13a〜13dと天板14とのすべてを透明又は半透明にしなくても、その内のいずかを透明又は半透明にしてもよく、或いはそれらのうちのいずれか又は全部において、少なくとも一部に透明又は半透明の窓を形成することも好ましい。
支持板11の面領域11eには、筒状カバー12が該面領域上11e上に乗せられた際、筒状カバー12における各側板13a〜13dの下部開放端13eに当接する位置にパッキン15が配置されている。前述したように筒状カバー12の下部開放端は四角形であるので、このパッキン15も四角形の環状形状をしている。このパッキン15は、支持板11の面領域11eに接着剤などで強固に固着されている。また、パッキン15は、筒状カバー12の下部開放端13eが該筒状カバー12の自重によりパッキン15に当接するとき、その当接部分が潰れて気密状態を構成し得る素材によってできている。このようなパッキン15としては、例えば、ネオプレンゴムなどが好適であるが、本発明では、ネオプレンゴムに限定されるものではない。
支持板11の4つの角部には、筒状カバー12を面領域11eに正確に且つ容易に被せるための案内手段18として機能するガイド用支柱19が取り付けられている。4本のガイド用支柱19は、どれも同じなのでその内の1つについてその構造を説明する。ガイド用支柱19は、図3から明らかなように支持板11の面領域11eから上方に向かって立設する棒状の部材で、その長手方向に直交する横断面形状がL字形を呈している。
このL字形のガイド用支柱19は、図1におけるA部分を拡大して示す図4から明らかなように2つの辺部分がほぼ直角に連接した、所謂、アングル材と呼ばれる鋼材などで構成することができる。支持板11の1つの側面11aを正面に見てその右端には、板状の固定金具20がネジで堅固に固着されている。この固定金具20には、L字形をしたガイド用支柱19の一方の辺部分19aの一端が第1ヒンジ部21により折れ曲がり可能に連結されている。
より具体的に説明すると、ガイド用支柱19における一方の辺部分19aの一端部は、他方の辺部分19bの厚み分だけ支持板11の側面11aから支持板11の外側、即ち、側面11aの縁部から外れるように第1ヒンジ部21によって固定金具20に連結されている。その結果、ガイド用支柱19が第1ヒンジ部21により固定金具20に対して折れ曲がったとき、他方の辺部分19bが支持板11の側面11aに隣接する他の側面11bの外側を沿うように移動してガイド用支柱19が支持板11の面領域11e上に倒れることになる。図5には、1本のガイド用支柱19を支持板11上に倒した状態が示されている。
このように4本のガイド用支柱19は、それぞれ支持板11の各側面11a〜11dを正面に見てその右端に固定された固定金具20に第1ヒンジ部21により折れ曲がり可能に連結され、これにより各ガイド用支柱19は、その面領域11e上における各縁部に倒れることができるので、保管容器10の不使用時には、支持板11をほぼ平坦な状態、言い換えれば、面領域11eからその上方に向かって突き出る突起物のようなものが無い状態となり、容易に収納等の管理をすることができる。更に、支持板11の裏面11fには、保管容器10をフォークリフトなどによって持ち上げられるように4つの角部付近に脚部22が取り付けられ、これより支持板11は、その裏面11fが床面や地面から所定の間隔を開けるので、フォークリフトのフォークを4方向のいずれからも支持板11の裏面11f下に差し込むことができる。
各ガイド用支柱19の他端には、押さえ手段16が設けられている。この押さえ手段16は、第2ヒンジ部23を介してガイド用支柱19における一方の辺部分19aの他端に折れ曲がり可能に連結された押さえ部材17で構成されている。この押さえ部材17は、図3及び図5に示されるようにガイド用支柱19と同じ断面形状をした比較的に長さの短いアングル鋼材により形成されている。このような押さえ部材17はガイド用支柱19とその長さ方向において整然と整列する状態で、該押さえ部材17の一方の辺部分17aの端部が、ガイド用支柱19の一方の辺部分19aの他端に第2ヒンジ部23により折れ曲がり可能に連結されている。
押さえ部材17及びガイド用支柱19におけるそれぞれ一方の辺部材17a,19aを折り曲げ可能に連結している第2ヒンジ部23には、押さえ部材17が図5に示されるようにガイド用支柱19に対しその長さ方向に整然と整列する方向に強制的に旋回させる回転力を付与するバネ(図示せず)が組み込まれている。この結果、押さえ部材17は、該部材17に折り曲げ方向へ回転力が加わらない限り、常に、ガイド用支柱19に対してその長さ方向に整然と整列する状態を保っている。
端面がL字形形状をした押さえ部材17の端部とガイド用支柱19の他端とにおけるそれぞれの一方の辺部分17a、19a同士が第2ヒンジ部23により連結された場合、それだけでは、他方の辺部分17bの端部と押さえ部材17の辺部分19bの他端とが当接して、押さえ部材17がガイド用支柱19に対して折れ曲がるように屈曲することはできない。そこで、それを可能にするため、押さえ部材17における辺部分17bの端部とこれに突き合っているガイド用支柱19における辺部分19bの他端とがそれぞれの端面に対して約45度か或いはそれより僅かに大きい角度で切り欠かれている。それらの切欠き部は、図3及び図5において参照符号17cと参照符号19cとで示されている。これにより、押さえ手段16を構成している押さえ部材17は、ガイド用支柱19に対して90度若しくはそれより僅かに大きな角度に折れ曲がることができる。
ところで、押さえ部材17における辺部分17bの端部がガイド用支柱19における一方の辺部分19bの他端に第2ヒンジ部23を介して折れ曲がり可能に連結されているので、この押さえ部材17が折れ曲がっていないときには図3や図5に示されるようにガイド用支柱19から真っ直ぐ延びた状態となる。従って、このガイド用支柱19が、前述したように保管容器10の不使用時に支持板11の面領域11eに倒されたときには、押さえ部材17も共に支持板11の面領域11eに倒されることになる。
そのため、ガイド用支柱19の長さに押さえ部材17の長さを加えた全長は、それらが一体となって倒れる支持板11の面領域11eにおける上縁部の幅寸法以内でなければならない。しかも、ガイド用支柱19は、筒状カバー12の高さにほぼ等しい長さでなくてはならない。ガイド用支柱19とこれに接続される押さえ部材17とを上述した趣旨で設計することにより、保管容器10の不使用時には、両者がともに支持板11の面領域11e上に横倒しされてその収納や管理を容易にするばかりか、保管容器10の使用時には、ガイド用支柱19を起こせば同時に押さえ部材17も立ち上がって瞬時に押さえ手段16を動作させる準備が整うことになる。
保管容器10は、更に、押さえ手段16を構成する押さえ部材17が、前述したようにガイド用支柱19の他端から折れ曲がって筒状カバー12を押さえるとき、折れ曲がった押さえ部材17をガイド用支柱19に固定するロック機構24を備えている。このロック機構24は、ガイド用支柱19における第2ヒンジ部23より一端、即ち図3で見て下端方向側に位置する部分と、折れ曲がった押さえ部材17とを着脱可能に連結するための開き止め金具25aとロック受けピン25bとで構成されている。この開き止め金具25aは、その一端部がガイド用支柱19の他端付近に枢着され、他端部にはロック受けピン25bを着脱可能に嵌め込むことのできるスロット状のロック部25cが形成されている。ロック受けピン25bは、押さえ部材17における辺部分17bの外面から突出する円柱状の基部と、基部よりも多少大きな直径で先端部に形成された抜け止めのための頭部とにより形成されている。
開き止め金具25aのガイド用支柱19への枢着位置と押さえ部材17におけるロック受けピン25bの取り付け位置については、押さえ部材17を図1に示すようにガイド用支柱19に対して第2ヒンジ部23で旋回させて筒状カバー12における天板14の上縁部に密着させたとき、その状態を維持する角度となるように選択して設計される。これにより、保管容器10が搬送されている時に、上下方向の振動を受けて筒状カバー12に跳ね上がる力が作用しても、これを押さえ部材17が押さえることから、筒状カバー12の下部開放端13eが支持板11の面領域11eに固着されたパッキン15から離れることがなく、その結果筒状カバー12内部の雰囲気を維持することができる。
次に、前述の実施形態に係る保管容器10の使用方法や主要な構成要素の具体的寸法などについて説明する。例えば、リチウムイオン電池の電極体に使用される金属体(基体)を適切な乾燥空気中で保管し、或いはその状態を維持したまま他の処理施設などに搬送するとき、金属体が、そのような乾燥空気下における作業室内で支持板11の面領域11a上に設置された特別な保持装置等により支持される。その後、支持板11上に倒れている4本のガイド用支柱19を第1ヒンジ部21により旋回して起立させる。
一般的に、リチウムイオン電池の電極体に使用される金属体を保管・搬送する容器では、前述した筒状カバー12は、900mm×900mm×900mmの大きさで、且つ重さが40〜50Kgもあることから、これを電動リフトなどで持ち上げ、筒状カバー12における下部開放端13eの4隅を4本のガイド用支柱19に合わせて下降する。これにより、筒状カバー12は、胴部13の各角部における側面が各ガイド用支柱19の内面に摺接しながら支持板11上の所定位置に正確にガイドされる。
このような大きさの保管容器10おいて、筒状カバー12の側板13a〜13dと天板14とのすべてをアクリル板で構成する場合には、10〜20mmの厚さのアクリル板を使用することが好ましく、より好ましくは13mmの厚さである。その理由として、筒状カバー12を4本のガイド用支柱19に沿わせて下降させた時、筒状カバー12の下部開放端13eは支持板11に取り付けたパッキン15に当接してこれを変形(潰す)させるほどの重さが必要だからである。すなわち、筒状カバー12を被せた時点で、その自重によりパッキン15をある程度押しつぶすほどの重さがないと、たとえ押さえ部材17が存在していたとしても良好な気密性を得ることができ難いからである。
従って、筒状カバー12の下部開放端13eが、支持板11上のパッキン15に当接すると電動リフトの吊り上げ具から筒状カバー12が外され、その自重でパッキン15を押しつぶして密着状態を確保し、次いで、ガイド用支柱19の上部に設けられている押さえ手段16を機能させる。具体的には、押さえ手段16を構成している各押さえ部材17を第2ヒンジ部23により旋回させて倒し、筒状カバー12における天板14の上縁部に密着させる。これにより、筒状カバー12の下部開放端13eがパッキン15をある程度押しつぶした状態で筒状カバー12の動き(支持板から離れる方向の動き)が規制されるので筒状カバー12の下部開放端13eにおけるパッキン15への密着状態を良好に維持することができる。
なお、筒状カバー12の各側板13a〜13dや天板14にアクリル板を使用する場合に、その厚みが10mm〜20mmとすることが好ましい理由として、この大きさの筒状カバー12の場合、アクリル板の厚さが10mm以下であると、ソリが起こる可能性と強度上の問題があり、また20mmを越えると重くなりすぎるということが挙げられる。
筒状カバー12における天板14の上縁部に押さえ部材17が密着させられると、その後、ガイド用支柱19に枢着されている開き止め金具25aを旋回させ、その先端部に形成されているスロットに押さえ部材17に取り付けたロック受けピン25bの基部を相対的に嵌め込んでガイド用支柱19と押さえ部材17とを連結する。これにより、開き止め金具25aは、ガイド用支柱19と、これに対してほぼ90度の角度で筒状カバー12の天板14に密着している押さえ部材17とを筋交いのように連結することになるので筒状カバー12が跳ね上がろうとしてもこれを強固に規制し、筒状カバー12の下部開放端13eがパッキン15を押しつぶしたまま密着している状態を維持することができる。
次いで、フォークリフトのフォークを支持板11の裏面11f下に差し込んで、この保管容器10をリフトアップし、別の作業室へ搬送するか、或いは車両などに載せ換えて別の処理施設へ搬送する。このようにして所定の乾燥空気に調整されている別の作業所や処理施設に搬送された保管容器10は、最初に、開き止め金具25aが押さえ部材17のロック受けピン25bから外される。その後、筒状カバー12の天板14に密着させていた押さえ部材17を倒立させ、最後に、電動リフトなどにより筒状カバー12を持ち上げ、支持板11上に保管されている金属体を露出させ、更にそれを他の専用装置で取り出す。
このように、前述した実施形態に係る保管容器10では、支持板11の四隅に立設するガイド用支柱19からなる案内手段18によって筒状カバー12の支持板11の面領域11a上へ正確に且つ迅速に被せることができる。更に、保管容器10の不使用時には、この案内手段18を構成しているガイド用支柱19を支持板11上に倒しておくことができ、その結果、支持板11の面領域11eから上方に大きく突出するものがなく、支持板11を全体として比較的に平坦な板状体としておくことができる。
また、この実施形態に係る保管容器10では、搬送中における大きな震動や揺れに対して筒状カバー12の跳ね上がりを防止する押さえ手段16が、ガイド用支柱19の上部に形成されていることにより、非常に簡素な構造で筒状カバー12の跳ね上がりも防止することができる。また、この保管容器10では、長手方向に直交する横断面形状L字形のガイド用支柱19を用いて、かかる筒状カバー12の角部を外側から保持するようにしていることから、押さえ手段16の存在と相俟って筒状カバー12を堅固に支持することができ、その結果、筒状カバー12内部の気密性を確実に維持することができる。
更に、この実施形態に係る保管容器10では、以下のような優れた効果を奏している。すなわち、保管容器10内の密閉性能を高めるために、筒状カバー12を構成する側板13a〜13dや天板14にアクリル板を使用していることは既に説明した通りである。しかし、筒状カバー12を10mm〜20mmの厚さのアクリル板で構成した場合、かかるアクリル板では僅かな変形も起こり難いので、側板又は支持板のいずれか一方に突起を形成し、他方にこの突起を嵌め込む凹所を形成して相互の係止を図るような従来知られている連結構造を採用することは困難である。そこで、本発明では、特に、各ガイド用支柱19の自由端部にそれぞれ押さえ部材17を旋回可能に取り付け、この押さえ部材17によって筒状カバー12を支持板11に押さえつける、という独特な構成を採用したことにより非透過性能の高いアクリル板で筒状カバー12を形成することができ、その結果、上述した用途に用いる保管容器10において優れた密閉性能を得ることができた、ともいえる。
なお、前述した実施形態は、面領域11eを正面から見て四角形をした支持板11の四隅に案内手段18である折り曲げ可能なガイド用支柱19を取り付けた例についてのものであったが、本発明はこの例に限定されるものではない。例えば、四角形の支持板11の場合には少なくともその1つの対角線上において対向する2つの隅に折り曲げ可能なガイド用支柱19を取り付けた例でも筒状カバー12を支持板11にしっかりと押し付けて該筒状カバー12内の環境を維持することができる。
また、前述した実施形態に係る保管容器では、リチウムイオン電池の電極体に使用される金属体(基体)を適切な乾燥空気中で保管し、搬送する場合の使用方法について説明したが、本発明の保管容器は、リチウムイオン電池の電極体に使用される金属体を保管、搬送する場合に限定されるものではない。また、本発明の保管容器は、筒状カバー内の気体として乾燥空気に限定されるものでもなく、筒状カバー内に種々のガスなどの気体を充満させて、その気体中で保管を必要とする被保管物を保存し、かつその状態で搬送する場合などにも用いることができることはいうまでもない。
10 保管容器
11 支持板
11a〜11d 側面
11e 表面(面領域)
11f 裏面
12 筒状カバー
13 胴部
13a〜13d 側板
13e 下部開放端
14 天板
15 パッキン
16 押さえ手段
17 押さえ部材
17a 一方の辺部分
17b 他方の辺部分
18 案内手段
19 ガイド用支柱
19a 一方の辺部分
19b 他方の辺部分
20 固定金具
21 第1ヒンジ部
23 第2ヒンジ部
24 ロック機構
25a 開き止め金具
25b ロック受けピン
25c ロック部
筒状カバー12を構成する側板13a〜13dや天板14には、アクリル板以外に他の材質の板状体、例えば、一部にガラス製の窓を付けた鉄板、ポリ塩化ビフェニール(PVC)樹脂から作られた板、ポリカーボネート樹脂から作られた板の使用も考えられるが、下記の表1に示されるように、側板13a〜13dや天板14に要求される耐透湿性能や透視性能を考慮したとき、アクリル板が最適であった。アクリル板の耐透湿性能について更に詳細に説明すると、例えば、アクリル板で形成された密閉ボックスについて、周囲露点温度が−2℃、その密閉ボックス内の露点温度が−36℃であったとき、1時間後における密閉ボックス内の露点温度は−25.8℃であった。このことからもアクリル板の耐透湿性能は非常に高く、そのため、筒状カバー12の側板13a〜13dや天板14にアクリル樹脂から作られた板材を使用することで保管容器10内の密閉状態を良好に保持することができる。
Figure 2014148342

Claims (8)

  1. 所定の環境を維持した気体の中で被保管物を保管する保管容器において、
    所定の面領域を備える支持板と、前記支持板の前記面領域を覆うように前記支持板上に載置され、前記支持板の前記面領域に対向する端部側が開放している筒状カバーと、前記筒状カバーを前記支持板上の所定位置に誘導する案内手段と、前記支持板の前記面領域を覆うように前記筒状カバーが前記支持板上に被せられるとき、前記筒状カバーにおける開放端の端縁に当接する前記支持板上のパッキンと、前記筒状カバーが前記支持板上に被せられているとき、前記筒状カバーの前記支持板に対する跳ね上がりを防止する押さえ手段とを備え、
    前記保管容器の移動時に、前記筒状カバーの前記開放端の端縁と前記パッキンとの密着状態を前記押さえ手段により維持して前記支持板と前記筒状カバーとで形成された空間内を密閉状態に保持することを特徴とする保管容器。
  2. 前記案内手段が、前記支持板の周囲縁部から該支持板の前記面領域上方へ立設する少なくとも複数のガイド用支柱から形成され、前記筒状カバーが前記支持板上の前記所定位置に被せられているとき、前記筒状カバーの側面が、複数の前記ガイド用支柱に摺接することにより、前記筒状カバーが、前記支持板上の前記所定位置に配置される請求項1に記載の保管容器。
  3. 前記ガイド用支柱の一端が、前記支持板の側部に固着されている固定金具に第1ヒンジ部を介して折り曲げ可能に連結され、前記保管容器の不使用時には前記ガイド用支柱が前記第1ヒンジ部で折れ曲がって前記支持板上に倒れ、前記支持板を全体的としてその面領域の上方へ向かう大きな突起部のない板状にする請求項2に記載の保管容器。
  4. 前記ガイド用支柱の他端には、前記押さえ手段が設けられ、該押さえ手段が、第2ヒンジ部を介して前記ガイド用支柱の他端に折れ曲がり可能に連結された押さえ部材で構成され、この押さえ部材が、前記ガイド用支柱に対して折れ曲がって前記筒状カバーを前記支持板に向かって押さえ込み、これにより前記筒状カバーの前記支持板に対する跳ね上がりを防止する請求項3に記載の保管容器。
  5. 前記筒状カバーが、それぞれ対向する2対の側板で囲まれた両端開放の胴部とこの胴部における一方の開放端を塞ぐ天板とにより形成され、少なくとも前記胴部における他方の前記開放端の端面及び該端面に平行な横断面形状が四角形とされていると共に、前記支持板も前記面領域の上方から見て四角形に形成され、
    前記ガイド用支柱の長手方向に直交する断面形状及び前記押さえ手段における前記押さえ部材の断面形状がL字形に形成され、このガイド用支柱が前記筒状カバーの角部に摺接して該筒状カバーを前記支持板上の前記所定位置に案内する請求項4に記載の保管容器。
  6. 断面L字形の前記ガイド用支柱が、前記支持板の4つの角部にそれぞれ取り付けられている請求項5に記載の保管容器。
  7. 前記保管容器は、前記押さえ手段を構成する押さえ部材が、前記ガイド用支柱の前記他端から折れ曲がって前記筒状カバーを押さえるとき、折れ曲がった前記押さえ部材を前記ガイド用支柱に固定するロック機構を備え、このロック機構は、前記ガイド用支柱の前記第2ヒンジ部より前記一端方向に位置する部分と折れ曲がった前記押さえ部材とを着脱可能に連結する開き止め金具で構成されている請求項4〜6のいずれかに記載の保管容器。
  8. 前記筒状カバーは、その内部が見えるように前記天板又は前記胴部のいずれか一方又は両方の少なくとも一部若しくは全部が透明又は半透明の材料で形成されている請求項5〜7のいずれかに記載の保管容器。
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