JP2014147653A

JP2014147653A - 歩行運動装置

Info

Publication number: JP2014147653A
Application number: JP2013029449A
Authority: JP
Inventors: Sadamu Mizobuchi; 定溝渕
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2013-01-30
Filing date: 2013-01-30
Publication date: 2014-08-21

Abstract

【構成】回転ローラーに走行ベルトを巻き掛け、電動モーターで走行ベルトを走行させ、この走行ベルトの上を使用者が歩いて運動する歩行運動装置において、走行ベルトをその裏側で支えている支持板と当該ベルトとの間に、緩衝材から成るクッション部材と、その上に低摩擦材から成る滑りシートを重置して装着したもので、走行ベルトの上で歩く運動をする時、踏み込んだ足に掛かる衝撃を緩和することが出来る。
【効果】走行ベルトの下にクッション部材を装着すつことにより、使用者が歩く運動をする時足に掛かる衝撃が緩和され、足関節に掛かる負担を軽減することが出来る。
【選択図】図１

Description

発明の詳細な説明

本発明は、歩行運動装置に関し、電動で駆動され、主として室内で歩く運動をする際に使用されものである。

従来の歩行運動装置は、フレームの前方部と後方部にそれぞれ回転ローラーを回動自在に軸支し、これらの回転ローラーに走行ベルトを巻き掛け、支持板で当該ベルトの裏側を支持しており、電動モーターで前記回転ローラーを回転させることにより走行ベルトを走行させ、使用者はこの走行ベルトの上を歩いて運動するものである。

しかしながら、掛かる従来の歩行運動装置にあっては、走行ベルトを支えている支持板が硬い材質で構成されているので、走行ベルトの上を歩く時、踏み込んだ足に衝撃を感じ、また、足の関節に負担が掛かる恐れがある。

本発明の課題は、これらの不都合を解消する為に、走行ベルトの裏側と、ベルトを支える支持板との間に板状のクッション部材を装置し、ベルトの上を歩く時の足に掛る衝撃と足の関節に掛かる負担を緩和した歩行運動装置を提供することである。

上記の課題を達成する為に、この発明に係る歩行運動装置においては、フレームの前方部と後方部にそれぞれ回転ローラーを回転自在に軸支し、これらのローラーに走行ベルトを巻き掛け、電動モーターで回転ローラーを回転さて走行ベルトを走行させ、このベルトの上を使用者が歩いて運動をする歩行運動装置において、走行ベルトをその裏で支える支持板と、当該ベルトとの間に衝撃吸収材から成るクッション部材と、当該クッション部材の上に低摩擦材から成る滑りシートを重置して前記支持板に装着するものである。

この発明に係る歩行運動装置は上記のように構成されているため、足に掛かる衝撃と、足の関節に掛かる負担を緩和することが出来る。

この発明に係る歩行運動装置は実施するに当たり下記の構成に最も主要な特徴を有する。

「クッション部材」としては、ゴム、或いは発泡樹脂等、衝撃吸収材から成る板状のもので材質、表面の形状などを限定するものではない。

「滑りシート」としてはクッション部材を保護するに足る強度と柔軟性を有し、走行ベルトとの摩擦抵抗を軽減する為の摩擦係数の小さい材質のシート状のものであり、通常の樹脂シートに走行ベルトとの滑り接触する部分に摩擦係数の小さい材質のフィルムを貼着した構造とすることも出来る。

以下この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

図１はこの発明に係る歩行運動装置の部分断面正面図、図２はこの装置の走行ベルト面を図１に示すＡ方向から見た図、図３はこの装置の後部を正面から見た断面の拡大図、図４は図１におけるＢ−Ｂ線断面図、図５は滑りシートを通常の樹脂シートに低摩擦の樹脂フィルムを貼着して構成した滑りシートの例を示す。

図１〜図４において、フレーム１の前方に駆動回転ローラー２と、後方部に従動回転ローラー３がそれぞれ回動自在に軸支されている。この駆動回転ローラー２と従動回転ローラー３との間に走行ベルト４が巻き掛けられており、電気モーター５はプーリー６，７及び伝道ベルト８を介して前記駆動回転ローラーを回転させ、前記走行ベルト４を後方向に走行させていろ。この走行ベルト４の上面を使用者Ｍが歩行するのである。
９は支持板で、クション部材１０と、その上に滑りシート１１を重置し、押さえ板１２とボルト１３で定着されており、走行ベルトを支えている。

このように構成された本発明の歩行運動装置においては、使用者が走行ベルトの上を歩く時、使用者が踏み出した足が走行ベルトに接した時の衝撃をクッション部材が吸収して、足にかかる衝撃と、足の関節に掛かる負担を緩和することが出来る。

産業上の利用価値

この発明に係る歩行運動装置は、使用するにあたって使用者の足に掛る衝撃が緩和されるので、足の関節に掛る負担を軽減し、足裏に感じる不快感もなく、室内で快適に歩行運動ができる。よって産業上の利用価値は高いものである。

本発明に係わる歩行運動装置の部分断面正面図である。本装置の走行ベルト面のＡ視図である。本装置の後部正面断面拡大図である。本装置の横断面詳細図を示す。樹脂シートに低摩擦樹脂シートを貼着した滑りシートの図。本歩行装置の使用状態を示す。

１ − フレーム
２ − 駆動回転ローラー
３ − 縦動回転ローラー
４ − 走行ベルト
５ − 電動モーター
６ − プーリー
７ − プーリー
８ − 電動ベルト
９ − 支持板
１０ − クッション部材
１１ − 滑りシート
１１Ａ− 樹脂シート
１１Ｂ− 低摩擦樹脂シート
１２ − 押さえ板
１３ − ボルト
Ｍ − 使用者

Claims

フレームの前方部と後方部にそれぞれ回転ローラーを回転自在に軸支し、これらの回転ローラーに走行ベルトを巻き掛け、電動モーターによって前記回転ローラーを回転させることにより前記走行ベルトを走行させ、この走行ベルトの上を使用者が歩く歩行運動装置において、走行ベルトの裏側で走行ベルトを支える支持板と当該走行ベルトの間に、緩衝材から成る板状のクッション部材と、当該クッション部材の上に低摩擦材から成る滑りシートを重置して装着したことを特徴とする歩行運動装置。