JP2014147124A - 移動通信方法、コアネットワーク装置、無線アクセスネットワーク装置及び移動局 - Google Patents
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Abstract
【課題】配信エリア内の移動局UEに対して緊急情報を送信する場合に、一斉に「RRC Connection Request」が送信されることに起因するネットワークの輻輳を回避する。
【解決手段】本発明に係る移動局は、緊急情報を受信した際、報知情報によるアクセス規制が発動されているか否かについて確認されるまでの所定の期間、所定の要求信号を送信しないように構成されている。
【選択図】図4
【解決手段】本発明に係る移動局は、緊急情報を受信した際、報知情報によるアクセス規制が発動されているか否かについて確認されるまでの所定の期間、所定の要求信号を送信しないように構成されている。
【選択図】図4
Description
本発明は、移動通信方法、コアネットワーク装置、無線アクセスネットワーク装置及び移動局に関する。
従来、ETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)やCMAS(Commercial Mobile Alert System)やKPAS(Korean Public Alert System)やEU-Alert等のPWS(Public Warning System)やCBS(Cell Broadcast Service)等の緊急情報配信システムでは、ネットワークの輻輳を誘発することなく、配信エリア内の移動局UEに対して、かかる緊急情報を配信することができる。
ここで、移動局UEは、かかる緊急情報を受信した場合、鳴動やポップアップ表示等によって、ユーザに対して、かかる緊急情報の受信を喚起することができる。
3GPP TS23.041
3GPP TS25.331
3GPP TS36.331
しかしながら、従来の緊急情報配信システムでは、移動局UEが、かかる緊急情報を受信した際に、かかる緊急情報をディスプレイに表示するために、自律的に、バックライト等の電源を投入するように構成されることが想定される。
また、移動局UEは、バックライト等の電源の投入と連動して開始されるアプリケーション等を具備しているケースがある。
かかるケースでは、配信エリア内の移動局UEに対して緊急情報を送信する場合に、かかる移動局UEが、一斉に「RRC Connection Request(RRCコネクション接続要求信号)」を送信することが想定され、ネットワークが輻輳してしまうという問題点があった。特に、配信エリアが広範囲となる場合に、かかる問題点が顕著になる。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、配信エリア内の移動局UEに対して緊急情報を送信する場合に、一斉に「RRC Connection Request」が送信されることに起因するネットワークの輻輳を回避することができる移動通信方法、コアネットワーク装置、無線アクセスネットワーク装置及び移動局を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、移動通信方法であって、コアネットワーク装置が、配信エリアにおいて緊急情報を配信するように指示された場合で、かつ、アクセス規制発動条件が満たされた場合、無線アクセスネットワーク装置に対して、アクセス規制を発動するように指示する指示情報を含む警告要求信号を送信する工程Aと、前記無線アクセスネットワーク装置が、前記配信エリアにおいて前記緊急情報を配信すると共に、該配信エリア内の移動局に対して前記アクセス規制を発動する工程Bとを有することを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、移動通信方法であって、無線アクセスネットワーク装置が、配信エリアにおいて緊急情報を配信するように指示する警告要求信号を受信した場合、該警告要求信号に含まれる所定情報に基づいて、該配信エリア内の移動局に対してアクセス規制を発動するか否かについて判定する工程Aと、無線アクセスネットワーク装置が、前記配信エリア内の移動局に対して前記アクセス規制を発動すると判定した場合、該配信エリアにおいて前記緊急情報を配信すると共に、該配信エリア内の移動局に対して前記アクセス規制を発動する工程Bとを有することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、コアネットワーク装置であって、配信エリアにおいて緊急情報を配信するように指示された場合で、かつ、アクセス規制発動条件が満たされた場合、無線アクセスネットワーク装置に対して、アクセス規制を発動するように指示する指示情報を含む警告要求信号を送信するように構成されている送信部を具備することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、無線アクセスネットワーク装置であって、配信エリアにおいて緊急情報を配信するように指示する警告要求信号が受信された場合、該警告要求信号に含まれる所定情報に基づいて、該配信エリア内の移動局に対してアクセス規制を発動するか否かについて判定するように構成されている判定部と、前記配信エリア内の移動局に対して前記アクセス規制を発動すると判定された場合、該配信エリアにおいて前記緊急情報を配信すると共に、該配信エリア内の移動局に対して前記アクセス規制を発動するように構成されている送信部とを具備することを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、配信エリア内の移動局UEに対して緊急情報を送信する場合に、一斉に「RRC Connection Request」が送信されることに起因するネットワークの輻輳を回避することができる移動通信方法、コアネットワーク装置、無線アクセスネットワーク装置及び移動局を提供することができる。
(本発明の第1の実施形態に係る緊急情報配信システム)
図1乃至図4を参照して、本発明の第1の実施形態に係る緊急情報配信システムについて説明する。
図1乃至図4を参照して、本発明の第1の実施形態に係る緊急情報配信システムについて説明する。
本実施形態では、LTE方式の移動通信システムにおける緊急情報配信システムを例に挙げて説明するが、本発明は、かかる緊急情報配信システムに限定されず、他の方式の移動通信システムにおける緊急情報配信システムも適用可能である。
図1に示すように、本実施形態に係る緊急情報配信システムは、セル報知エンティティCBE(Cell Broadcast Entity)と、セル報知センターCBC(Cell Broadcast Center)と、移動管理ノードMME(Mobility Management Entity)と、無線基地局eNBと、移動局UEとを具備している。
図2に示すように、移動管理ノードMMEは、受信部11と、判定部12と、送信部13とを具備している。
受信部11は、セル報知センターCBCや無線基地局eNBから、各種信号を受信するように構成されている。
例えば、受信部11は、セル報知センターCBCから「Write-Replace Warning Request」を受信し、無線基地局eNBから「Write-Replace Warning Response」を受信するように構成されている。
判定部12は、アクセス規制発動条件が満たされているか否かについて判定するように構成されている。
例えば、判定部12は、緊急情報の配信元のセル報知センターCBCや、配信エリアの広さや、配信エリア内のセルの数や、配信エリア内のセルに在圏している移動局UEの数等に応じて、予め決められている論理に基づいて、アクセス規制発動条件が満たされているか否かについて判定する、すなわち、配信エリア内の移動局UEに対してアクセス規制を発動するか否かについて判定するように構成されていてもよい。
ここで、判定部12は、かかるアクセス規制を行うエリア(又は、セル)や、かかるアクセス規制に用いられる規制率や規制時間等についても決定するように構成されていてもよい。
送信部13は、セル報知センターCBCや無線基地局eNBに対して、各種信号を送信するように構成されている。
例えば、送信部13は、セル報知センターCBCに対して「Write-Replace Warning Confirm」を送信し、無線基地局eNBに対して「Write-Replace Warning Request」を送信するように構成されている。
ここで、判定部12が、配信エリア内の移動局UEに対してアクセス規制を発動すると決定した場合、送信部13は、図3に示すように、アクセス規制を発動するように指示する「Overload Action/Traffic Load Reduction Indication」を含む「Write-Replace Warning Request」を送信するように構成されている。
なお、図3に示す「Warning Area List」は、緊急情報の配信エリアを示す。
以下、図4を参照して、本実施形態に係る緊急情報配信システムの動作について説明する。
図4に示すように、ステップS1001において、配信すべき緊急情報が生成されると、ステップS1002において、セル報知エンティティCBEが、セル報知センターCBCに対して、緊急情報配信要求を送信し、ステップS1003において、セル報知センターCBCが、移動管理ノードMMEに対して、「Write-Replace Warning Request」を送信する。
ステップS1004において、移動管理ノードMMEは、セル報知センターCBCに対して、「Write-Replace Warning Confirm」を送信し、セル報知センターCBCは、セル報知エンティティCBEに対して、緊急情報配信応答を送信する。
移動管理ノードMMEは、「Write-Replace Warning Request」を受信し、かつ、アクセス規制発動条件が満たされたと判定した場合に、配信エリア内の移動局UEに対してアクセス規制を発動すると決定し、ステップS1006において、無線基地局eNBに対して、アクセス規制を発動するように指示する「Overload Action/Traffic Load Reduction Indication」を含む「Write-Replace Warning Request」を送信する。
無線基地局eNBは、配信エリア内の移動局UEに対して、ステップS1007において、ページング信号によって、報知情報の変更通知を送信すると共に、ステップS1008において、報知情報(例えば、SIB10/SIB11)によって、緊急情報を通知すると共に、アクセス規制を発動する(例えば、3GPPのTS25.331/TS36.331参照)。
例えば、無線基地局eNBは、配信エリア内の移動局UEに対して、報知情報によって、規制対象のAC(アクセスクラス)の規制率を通知することによって、上述のアクセス規制を発動する。
ここで、移動局UEは、かかる緊急情報の受信に応じて、バックライト等の電源を投入した場合であっても、かかる電源の投入に関連付けられているアプリケーションを開始せず、また、所定のAPN(Access Point Name)に対する「RRC Connection Request」を送信しない。
なお、移動局UEは、緊急情報を受信した際、アクセス規制が発動されているか否かについての確認を行うように構成されている。すなわち、移動局UEは、緊急情報を含む報知情報を受信した際に、アクセス規制情報を含む報知情報が送信されているか否かについて確認するように構成されている。
そして、移動局UEは、かかる確認が完了するまでの期間、「RRC Connection Request」を送信しないように構成されている。
ステップS1009において、無線基地局eNBは、移動管理ノードMMEに対して、「Write-Replace Warning Response」を送信する。
本実施形態に係る緊急情報配信システムによれば、無線基地局eNBが、移動管理ノードMMEから受信した「Write-Replace Warning Request」に含まれる「Overload Action/Traffic Load Reduction Indication」に応じて、配信エリア内の移動局UEに対して、緊急情報を送信すると共に、アクセス規制を発動することができるため、配信エリア内の移動局UEによって一斉に「RRC Connection Request」が送信されることに起因するネットワークの輻輳を回避することができる。
(変更例1)
図5を参照して、本発明の変更例1に係る緊急情報配信システムについて説明する。以下、本変更例1に係る緊急情報配信システムについて、上述の第1の実施形態に係る緊急情報配信システムとの相違点に着目して説明する。
図5を参照して、本発明の変更例1に係る緊急情報配信システムについて説明する。以下、本変更例1に係る緊急情報配信システムについて、上述の第1の実施形態に係る緊急情報配信システムとの相違点に着目して説明する。
図5に示すように、本変更例1に係る無線基地局eNBは、受信部21と、判定部22と、送信部23とを具備している。
受信部21は、移動管理ノードMMEや移動局UEから、各種信号を受信するように構成されている。
例えば、受信部21は、移動管理ノードMMEから「Write-Replace Warning Request」を受信するように構成されている。
判定部22は、移動管理ノードMMEから受信した「Write-Replace Warning Request」に含まれる所定情報(例えば、「Warning Area List」等)に基づいて、アクセス規制発動条件が満たされているか否かについて判定するように構成されている。
なお、判定部22は、緊急情報の配信元のセル報知センターCBCや、配信エリアの広さや、配信エリア内のセルの数や、配信エリア内のセルに在圏している移動局UEの数等に応じて、予め決められている論理に基づいて、アクセス規制発動条件が満たされているか否かについて判定する、すなわち、配信エリア内の移動局UEに対してアクセス規制を発動するか否かについて判定するように構成されていてもよい。
ここで、判定部22は、かかるアクセス規制を行うエリア(又は、セル)や、かかるアクセス規制に用いられる規制率や規制時間等についても決定するように構成されていてもよい。
送信部23は、移動管理ノードMMEや移動局UEに対して、各種信号を送信するように構成されている。
例えば、送信部23は、移動管理ノードMMEに対して「Write-Replace Warning Confirm」を送信し、配信エリア内の移動局UEに対してページング信号や報知情報を送信するように構成されている。
ここで、判定部22が、配信エリア内の移動局UEに対してアクセス規制を発動すると決定した場合、送信部23は、ページング信号によって、報知情報の変更通知を送信すると共に、報知情報(例えば、SIB10/SIB11)によって、緊急情報を通知すると共に、アクセス規制を発動するように構成されている。
なお、本変更例1に係る緊急情報配信システムでは、移動管理ノードMMEは、図2に示す判定部12の機能を具備していてもよいし、図2に示す判定部12の機能を具備していなくてもよい。
(変更例2)
図6及び図7を参照して、本発明の変更例2に係る緊急情報配信システムについて説明する。以下、本変更例1に係る緊急情報配信システムについて、上述の第1の実施形態及び変更例1に係る緊急情報配信システムとの相違点に着目して説明する。
図6及び図7を参照して、本発明の変更例2に係る緊急情報配信システムについて説明する。以下、本変更例1に係る緊急情報配信システムについて、上述の第1の実施形態及び変更例1に係る緊急情報配信システムとの相違点に着目して説明する。
本変更例2では、UTRAN(Universal TerrestrialRandom Access Network)方式の移動通信システムにおける緊急情報配信システムを例に挙げて説明する。
図6に示すように、本変更例2に係る緊急情報配信システムは、セル報知エンティティCBEと、セル報知センターCBCと、パケット交換機GGSN/SGSN(Gateway General packet radio service Support Node/Serving General packet radio service Support Node)と、無線ネットワーク制御局RNC(Radio Network Center)無線基地局BTSと、移動局UEとを具備している。
以下、図7を参照して、本変更例2に係る緊急情報配信システムの動作について説明する。
図7に示すように、ステップS2001において、配信すべき緊急情報が生成されると、ステップS2002において、セル報知エンティティCBEが、セル報知センターCBCに対して、緊急情報配信要求を送信し、ステップS2003において、セル報知センターCBCが、無線ネットワーク制御局RNCに対して、「Write-Replace Warning Request」を送信する。
ここで、「Write-Replace Warning Request」は、セル報知センターCBCから、パケット交換機GGSN/SGSNを経由して、無線ネットワーク制御局RNCに送信されてもよい。
無線ネットワーク制御局RNCは、受信した「Write-Replace Warning Request」に含まれる「Overload Action/Traffic Load Reduction Indication」に応じて、ステップS2004において、ページング信号によって、報知情報の変更通知を送信すると共に、ステップS2005において、無線基地局BTSに対して、報知情報変更指示を送信する。
ステップS2006において、無線基地局BTSは、配信エリア内の移動局UEに対して、報知情報(例えば、SIB3)によって、アクセス規制(例えば、DSAC規制)を発動する。
ステップS2007において、無線基地局BTSは、配信エリア内の移動局UEに対して、共通トラフィックチャネル(CTCH:Common Traffic Channel)を介して、緊急情報としてのCBSメッセージを送信する。
ここで、移動局UEは、かかる緊急情報の受信に応じて、バックライト等の電源を投入した場合であっても、かかる電源の投入に関連付けられているアプリケーションを開始せず、また、所定のAPNに対する「RRC Connection Request」を送信しない。
なお、移動局UEは、緊急情報を受信した際、アクセス規制が発動されているか否かについての確認を行うように構成されている。すなわち、移動局UEは、緊急情報を含む報知情報を受信した際に、アクセス規制情報を含む報知情報が送信されているか否かについて確認するように構成されている。
そして、移動局UEは、かかる確認が完了するまでの期間、「RRC Connection Request」を送信しないように構成されている。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、移動通信方法であって、コアネットワーク装置(移動管理ノードMME、パケット交換機GGSN/SGSN又はセル報知センターCBC等)が、配信エリアにおいて緊急情報を配信するように指示された場合で、かつ、アクセス規制発動条件が満たされた場合、無線アクセスネットワーク装置(無線基地局eNB又は無線ネットワーク制御局RNC)に対して、アクセス規制を発動するように指示する「Overload Action/Traffic Load Reduction Indication(指示情報)」を含む「Write-Replace Warning Request(警告要求信号)」を送信する工程Aと、無線アクセスネットワーク装置が、配信エリアにおいて緊急情報を配信すると共に、配信エリア内の移動局UEに対してアクセス規制を発動する工程Bとを有することを要旨とする。
本実施形態の第2の特徴は、移動通信方法であって、無線アクセスネットワーク装置が、配信エリアにおいて緊急情報を配信するように指示する「Write-Replace Warning Request」を受信した場合、かかる「Write-Replace Warning Request」に含まれる所定情報(例えば、「Warning Area List」等)に基づいて、配信エリア内の移動局UEに対してアクセス規制を発動するか否かについて判定する工程Aと、無線アクセスネットワーク装置が、配信エリア内の移動局UEに対してアクセス規制を発動すると判定した場合、配信エリアにおいて緊急情報を配信すると共に、配信エリア内の移動局UEに対してアクセス規制を発動する工程Bとを有することを要旨とする。
本実施形態の第1及び第2の特徴において、工程Bにおいて、無線アクセスネットワーク装置は、報知情報を用いて、上述のアクセス規制を発動してもよい。
本実施形態の第1及び第2の特徴において、工程Bにおいて、無線アクセスネットワーク装置は、「RRC Connection Reject(RRCコネクション拒絶信号)」を用いて、上述のアクセス規制を発動してもよい。
本実施形態の第3の特徴は、移動管理ノードMME(コアネットワーク装置)であって、配信エリアにおいて緊急情報を配信するように指示された場合で、かつ、アクセス規制発動条件が満たされた場合、無線基地局eNB(無線アクセスネットワーク装置)に対して、アクセス規制を発動するように指示する「Overload Action/Traffic Load Reduction Indication」を含む「Write-Replace Warning Request」を送信するように構成されている送信部13を具備することを要旨とする。
本実施形態の第4の特徴は、無線基地局eNB(無線アクセスネットワーク装置)であって、配信エリアにおいて緊急情報を配信するように指示する「Write-Replace Warning Request」が受信された場合、「Write-Replace Warning Request」に含まれる所定情報(例えば、「Warning Area List」等)に基づいて、配信エリア内の移動局UEに対してアクセス規制を発動するか否かについて判定するように構成されている判定部22と、配信エリア内の移動局UEに対してアクセス規制を発動すると判定された場合、配信エリアにおいて緊急情報を配信すると共に、配信エリア内の移動局に対してアクセス規制を発動するように構成されている送信部23とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第5の特徴は、移動局UEであって、緊急情報を受信した際、アクセス規制が発動されているか否かについての確認を完了するまでの期間、「RRC Connection Request(接続要求信号)」を送信しないように構成されていることを要旨とする。
なお、上述の移動局UEや無線基地局eNBや移動管理ノードMMEの動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、移動局UEや無線基地局eNBや移動管理ノードMME内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして移動局UEや無線基地局eNBや移動管理ノードMME内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
UE…移動局
eNB…無線基地局
MME…移動管理ノード
11、21…受信部
12、22…判定部
13、23…送信部
eNB…無線基地局
MME…移動管理ノード
11、21…受信部
12、22…判定部
13、23…送信部
Claims (5)
- 移動局であって、
緊急情報を受信した際、報知情報によるアクセス規制が発動されているか否かについて確認されるまでの所定の期間、所定の要求信号を送信しないように構成されていることを特徴とする移動局。 - コアネットワーク装置が、配信エリアにおいて緊急情報を配信するように指示された場合を契機に、アクセス規制発動条件が満たされるか否かの判定を実施し、無線アクセスネットワーク装置に対して、アクセス規制を発動するように指示する指示情報を含む警告要求信号を送信する工程Aと、
前記無線アクセスネットワーク装置が、前記配信エリアにおいて前記緊急情報を配信すると同時に、報知情報によって該配信エリア内の移動局に対して前記アクセス規制を発動する工程Bとを有することを特徴とする移動通信方法。 - 無線アクセスネットワーク装置が、配信エリアにおいて緊急情報を配信するように指示する警告要求信号を受信した場合を契機に、該警告要求信号に含まれる所定情報に基づいて、該配信エリア内の移動局に対してアクセス規制を発動するか否かについて判定する工程Aと、
無線アクセスネットワーク装置が、前記配信エリア内の移動局に対して前記アクセス規制を発動すると判定した場合、該配信エリアにおいて前記緊急情報を配信すると同時に、該配信エリア内の移動局に対して報知情報によるアクセス規制を発動する工程Bとを有することを特徴とする移動通信方法。 - 前記工程Bにおいて、前記無線アクセスネットワーク装置は、RRCコネクション拒絶信号を用いて、前記アクセス規制を発動することを特徴とする請求項2又は3に記載の移動通信方法。
- 無線アクセスネットワーク装置であって、
配信エリアにおいて緊急情報を配信するように指示する警告要求信号が受信された場合を契機に、該警告要求信号に含まれる所定情報に基づいて、該配信エリア内の移動局に対してアクセス規制を発動するか否かについて判定するように構成されている判定部と、
前記配信エリア内の移動局に対して前記アクセス規制を発動すると判定された場合、該配信エリアにおいて前記緊急情報を配信すると同時に、該配信エリア内の移動局に対して報知情報による前記アクセス規制を発動するように構成されている送信部とを具備することを特徴とする無線アクセスネットワーク装置。
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JP2014094829A JP2014147124A (ja) | 2014-05-01 | 2014-05-01 | 移動通信方法、コアネットワーク装置、無線アクセスネットワーク装置及び移動局 |
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