JP2014146092A - タッチパネル表示装置及びタッチパネルコントローラ - Google Patents

タッチパネル表示装置及びタッチパネルコントローラ Download PDF

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Abstract

【課題】表示用とボタン用に共通のタッチパネルコントローラを用いてタッチパネル表示装置のコストを低減することができると共に、タッチパネルとスイッチとしてのタッチセンサとに対する検出特性やその他電気的特性の相違がタッチ検出に悪影響を与えないようにする。
【解決手段】表示用のタッチパネル表示部のディスプレイパネルに重ねられたタッチパネルと、ボタン用のタッチキー入力部のタッチキーのパターンに重ねられたタッチセンサとの双方を駆動してタッチ検出を行なうのに共通のタッチパネルコントローラを用いる。このタッチパネルコントローラに、双方に共通の検出回路の検出特性をタッチパネル表示部からの検出時とタッチキー入力部からの検出時とに応じて切り替え可能な制御回路を採用する。
【選択図】図3

Description

本発明は、表示領域としてタッチパネル表示部を備え且つボタン領域としてタッチキー入力部を備えたタッチパネル表示装置、及びそのようなタッチパネル表示装置に適用可能なタッチパネルコントローラに関し、例えば情報端末などに適用して有効な技術に関する。
タブレットやスマートフォンなどの携帯情報端末の表面には表示領域とボタン領域が形成され、特許文献1に例示されるように表示領域には液晶パネルにタッチパネルが重ねて配置され、ボタン領域には複数のボタンが配置される。ユーザは、表示領域に表示された情報に対応する位置に対してタッチパネルを指などで直接操作することができるようになされる。ボタン領域のボタンはタッチパネルの操作から切り離して操作可能にされる。
特開2012−256100号公報
本発明者はボタン領域のボタンをタッチスイッチのようなタッチセンサで形成したとき、表示領域のタッチパネルに対する駆動及び検出と、ボタン領域のタッチセンサに対する駆動及び検出とを一つのタッチパネルコントローラで制御することについて検討した。
タッチパネルに対してはマルチタッチ検出を実現するために例えば相互容量方式を採用するが必要であるが、ボタン領域のタッチセンサはオン・オフスイッチ機能が実現されれば十分なことから自己容量検出方式で済む。更にパネルと単体スイッチの違い等から負荷容量も相違する。そのような違いに対してそれぞれに好適な駆動及び検出を行なうタッチパネルコントローラを別々に用いることが可能である。
しかしながら、表示用とボタン用に2個のタッチパネルコントローラを別々に用いる場合にはコスト上昇を招くという問題を生ずる。表示用とボタン用に一つのタッチパネルコントローラを用いる場合にはパネルとスイッチとに対する検出特性やその他電気的特性の相違がタッチ検出に悪影響を与えないようにする新たな工夫が必要になる。
上記並びにその他の課題と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される実施の形態のうち代表的ものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、表示用のタッチパネル表示部のディスプレイパネルに重ねられたタッチパネルと、ボタン用のタッチキー入力部のタッチキーのパターンに重ねられたタッチセンサとの双方を駆動してタッチ検出を行なうのに共通のタッチパネルコントローラを用いる。このタッチパネルコントローラに、双方に共通の検出回路の検出特性をタッチパネル表示部からの検出時とタッチキー入力部からの検出時とに応じて切り替え可能な制御回路を採用する。或いは、タッチパネルコントローラに、タッチパネルとタッチセンサとのそれぞれに個別の検出回路を採用して個別に検出パラメータを設定しておけばよい。タッチパネルとタッチセンサとの駆動回路はそれぞれ個別にしても、或いは、タッチパネルの一部の駆動回路をタッチセンサと共通化してもよい。
本願において開示される実施の形態のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、表示用とボタン用に共通のタッチパネルコントローラを用いてタッチパネル表示装置のコストを低減することができると共に、タッチパネルとスイッチとしてのタッチセンサとに対する検出特性やその他電気的特性の相違がタッチ検出に悪影響を与えないようにすることができる。
図1はタッチパネル表示装置を適用したタブレットやスマートフォンなどの携帯情報端末の外観を例示する平面図である。 図2は携帯情報端末に適用されたタッチパネル表示装置を例示するブロック図である。 図3はタッチパネル表示装置の詳細な第1の例を示すブロック図である。 図4は図3におけるタッチパネル表示部(表示領域)及びタッチキー入力部(ボタン領域)の一面の走査から得られる検出データのRAM上の配置を交差容量の配列に対応させて模式的に示した説明図である。 図5は検出回路と制御回路の具体例を示すブロック図である。 図6は駆動電極に供給される駆動パルスの変化に同期した積分回路の検出動作タイミングを例示するタイミングチャートである。 図7はフルスキャンモードにおいて表示領域のスキャン期間とボタン領域のスキャン期間とのレジスタ選択状態を示す動作説明図である。 図8は第1パーシャルスキャンモードおいて表示領域のスキャン期間とボタン領域のスキャン期間とのレジスタ選択状態を示す動作説明図である。 図9は第2パーシャルスキャンモードおいて表示領域のスキャン期間とボタン領域のスキャン期間とのレジスタ選択状態を示す動作説明図である。 図10はタッチパネル表示装置の詳細な第2の例を示すブロック図である。 図11は図10におけるタッチパネル表示部(表示領域)及びタッチキー入力部(ボタン領域)の一面の走査から得られる検出データのRAM上の配置を検出回路の並列数毎に対応させて模式的に示した説明図である。 図12はフルスキャンモードによる動作説明図である。 図13は第1パーシャルスキャンモードによる動作説明図である。 図14は第2パーシャルスキャンモードによる動作説明図である。 図15はタッチパネル表示装置の詳細な第3の例を示すブロック図である。 図16は図15におけるタッチパネル表示部(表示領域)及びタッチキー入力部(ボタン領域)の一面の走査から得られる検出データのRAM上の配置を検出回路並列数毎に対応させて模式的に示した説明図である。 図17は図11のデータ格納形態に対して無効データの領域を削減したデータ格納形態を例示する説明図である。
1.実施の形態の概要
先ず、本願において開示される実施の形態について概要を説明する。実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面中の参照符号はそれが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
〔1〕<ボタン領域と表示領域でタッチ検出特性を切り替える>
タッチパネル表示装置(1A、図3)は、タッチパネル表示部(3)と、タッチキー入力部(4)と、前記タッチパネル表示部及び前記タッチキー入力部を駆動してタッチ検出を行なうタッチパネルコントローラ(6)と、を有する。前記タッチパネル表示部は、相互に重ねて配置された、ドットマトリクス型のディスプレイパネル(10)と、複数の第1駆動電極(20)と複数の第1検出電極(21)との交差部に交差容量(22)がマトリクス状に形成されたタッチパネル(11)とを有する。前記タッチキー入力部は、相互に重ねて配置された、タッチキーのパターン(12)と、第2駆動電極(30)と第2検出電極(31)との交差部に交差容量(32)を持つタッチセンサ(13)とを有する。前記タッチパネルコントローラは、前記第1駆動電極及び第2駆動電極に個別に接続される駆動端子(40,41)と、前記第1検出電極に個別に接続されると共に一部が前記第2検出電極に共通接続される検出端子(50,51)と、所定の順番で前記駆動端子に駆動電圧を与える駆動回路(60)と、前記駆動端子の駆動に同期して前記複数の検出端子に現れる電位変化によって検出信号を形成する検出回路(70)と、前記検出回路の検出特性を前記タッチパネル表示部からの検出時と前記タッチキー入力部からの検出時とに応じて切り替え可能な制御回路(90)とを有する。
これによれば、表示用とボタン用に共通のタッチパネルコントローラを用いてタッチパネル表示装置のコストを低減することができると共に、検出特性の切り替え制御によりタッチパネルとスイッチとしてのタッチセンサとに対する検出特性の相違がタッチ検出に悪影響を与えないようにすることができる。
〔2〕<キャリブレーションデータによる検出特性の切り替え>
項1において、前記検出回路は前記検出端子に現れる電位変化に重畳されるオフセット成分をキャリブレーションデータに基づいてキャンセルするキャリブレーション回路(101)を有する。前記制御回路は、前記タッチパネル表示部からの検出時と前記タッチキー入力部からの検出時とに応じて前記キャリブレーションデータを切り替える。
これによれば、キャリブレーションデータの切り替えによって簡単に検出特性の切り替えを行う事ができる。
〔3〕<レジスタ回路のキャリブレーションデータの選択>
項2において、前記制御回路は、書き換え可能にキャリブレーションデータを保持するレジスタ回路と、前記タッチパネル表示部からの検出時と前記タッチキー入力部からの検出時とに応じてレジスタ回路(203,204)からキャリブレーション回路に供給するキャリブレーションデータを選択する選択回路(206)とを有する。
これによれば、キャリブレーションデータの切り替えを容易に行う事ができる。
〔4〕<積分回路の積分容量値による検出特性の切り替え>
項1又は2において、前記検出回路は前記検出端子に現れる電位変化を積分する積分回路(100)を有する。前記制御回路は、前記タッチパネル表示部からの検出時と前記タッチキー入力部からの検出時とに応じて前記積分回路の積分容量値を切り替える。
これによれば、積分回路の積分容量値の切り替えによって簡単に検出特性の切り替えを行う事ができる。
〔5〕<レジスタ回路の積分容量値指示データの選択>
項4において、前記積分回路は前記電位変化を積分する可変容量素子(102)を有する。前記制御回路は、書き換え可能に前記可変容量素子の積分容量値指示データを保持するレジスタ回路(201,201と、前記タッチパネル表示部からの検出時と前記タッチキー入力部からの検出時とに応じて前記レジスタ回路から前記可変容量素子に供給する積分容量値指示データを選択する選択回路(205)とを有する。
これによれば、積分容量値の切り替えを容易に行う事ができる。
〔6〕<タッチスキャンモードの選択>
項1において、前記制御回路は、前記タッチパネル表示部と前記タッチキー入力部の双方に対応する駆動端子を駆動してタッチ検出動作を行うフルスキャンモード、前記タッチパネル表示部に対応する駆動端子だけを駆動してタッチ検出動作を行う第1パーシャルスキャンモード、又は前記タッチキー入力部に対応する駆動電極だけを駆動してタッチ検出動作を行う第2パーシャルスキャンモードを選択可能にされる。
これによれば、フルスキャンモードにより表示領域としてのタッチパネル表示部とボタン領域としてタッチキー入力部とを併せてタッチ検出を行うことができる。第1パーシャルスキャンモードによりボタン領域としてタッチキー入力部を不使用にする選択が可能になる。第2パーシャルスキャンモードにより、単なる動画表示のようなときに、表示領域からの入力を不可能とする選択を行って低消費電力化を図ることができる。
〔7〕<モードレジスタ>
項6において、前記フルスキャンモード、第1パーシャルモード、又は第2パーシャルモードを選択するためのモードデータが書き換え可能に設定されるモードレジスタ(210)を有する。
これにより、フルスキャンモード、第1パーシャルモード、又は第2パーシャルモードの選択を容易に行うことができる。
〔8〕<ボタン領域と表示領域でタッチ検出特性を切り替えるタッチパネルコントローラ>
タッチパネルコントローラ(6、図3)は、タッチパネル表示部(3)及びタッチキー入力部(4)を駆動してタッチ検出を行なう。前記タッチパネル表示部は、相互に重ねて配置された、ドットマトリクス型のディスプレイパネル(10)と、複数の第1駆動電極(20)と複数の第1検出電極(21)との交差部に交差容量(22)がマトリクス状に形成されたタッチパネル(11)とを有する。前記タッチキー入力部は、相互に重ねて配置された、タッチキーのパターン(12)と、第2駆動電極(30)と第2検出電極(31)との交差部に交差容量(32)を持つタッチセンサ(13)とを有する。前記タッチパネルコントローラは、前記第1駆動電極及び第2駆動電極に個別に接続される駆動端子(40,41)と、前記第1検出電極に個別に接続されると共に一部が前記第2検出電極に共通接続される検出端子(50,51)と、所定の順番で前記駆動端子に駆動電圧を与える駆動回路(60)と、前記駆動端子の駆動に同期して前記複数の検出端子に現れる電位変化によって検出信号を形成する検出回路(70)と、前記検出回路の検出特性を前記タッチパネル表示部からの検出時と前記タッチキー入力部からの検出時とに応じて切り替え可能な制御回路(90)とを有する。
これによれば、表示用とボタン用に共通のタッチパネルコントローラを用いてタッチパネル表示装置のコスト低減に寄与することができると共に、検出特性の切り替え制御によりタッチパネルとスイッチとしてのタッチセンサとに対する検出特性の相違がタッチ検出に悪影響を与えないようにすることができる。
〔9〕<タッチパネル表示部とタッチキー入力部で検出回路を個別化>
タッチパネル表示装置(1B、図10)は、タッチパネル表示部(3)と、タッチキー入力部(4)と、前記タッチパネル表示部及び前記タッチキー入力部を駆動してタッチ検出を行なうタッチパネルコントローラ(6B)と、を有する。前記タッチパネル表示部は、相互に重ねて配置された、ドットマトリクス型のディスプレイパネル(10)と、複数の第1駆動電極(20)と複数の第1検出電極(21)との交差部に交差容量(22)がマトリクス状に形成されたタッチパネル(11)とを有する。前記タッチキー入力部は、相互に重ねて配置された、タッチキーのパターン(12)と、第2駆動電極(30)と第2検出電極(31)との交差部に交差容量(32)を持つタッチセンサ(13)とを有する。前記タッチパネルコントローラは、前記第1駆動電極及び第2駆動電極に個別に接続される駆動端子(40,41)と、前記第1検出電極及び第2検出電極に個別に接続される検出端子(50,52)と、所定の順番で前記駆動端子に駆動電圧を与える駆動回路(60)と、前記駆動端子の駆動に同期して前記複数の検出端子に現れる電位変化によって検出信号を形成する検出回路(71,72)と、前記駆動回路及び前記検出回路の動作を制御する制御回路(91)とを有する。
これによれば、表示用とボタン用に共通のタッチパネルコントローラを用いてタッチパネル表示装置のコストを低減することができると共に、タッチパネルとタッチセンサとのそれぞれに個別の検出回路を採用して個別に検出パラメータを設定しておけばタッチパネルとスイッチとしてのタッチセンサとに対する検出特性の相違がタッチ検出に悪影響を与えないようにすることができる。
〔10〕<第1検出電極用の検出回路と第2検出電極用の検出回路との検出特性の最適化>
項9において、前記第1検出電極に対応する検出端子と接続する検出回路の検出特性と、前記第2検出電極に対応する検出端子と接続する検出回路の検出特性との間に相違を有する。
これによれば、タッチパネルとタッチセンサとのそれぞれに個別の検出回路に好適な検出特性を予め設定しておくことが可能になる。
〔11〕<タッチスキャンモードの選択>
項9において、前記制御回路は、前記タッチパネル表示部と前記タッチキー入力部のそれぞれに対応する駆動端子を駆動し且つ前記タッチパネル表示部と前記タッチキー入力部のそれぞれに対応する検出端子からの入力を用いてタッチ検出動作を行うフルスキャンモード、前記タッチパネル表示部に対応する駆動端子を駆動し且つ前記タッチパネル表示部に対応する検出端子からの入力を用いててタッチ検出動作を行う第1パーシャルスキャンモード、又は前記タッチキー入力部に対応する駆動端子を駆動し且つ前記タッチキー入力部に対応する検出端子からの入力を用いててタッチ検出動作を行う第2パーシャルスキャンモードを選択可能にされる。
これによれば、フルスキャンモードにより表示領域としてのタッチパネル表示部とボタン領域としてタッチキー入力部とを併せてタッチ検出を行うことができる。第1パーシャルスキャンモードによりボタン領域としてタッチキー入力部を不使用にする選択が可能になる。第1パーシャルスキャンモードにより、単なる動画表示のようなときに、表示領域からの入力を不可能とする選択を行って低消費電力化を図ることができる。
〔12〕<モードレジスタ>
項11において、前記フルスキャンモード、第1パーシャルモード、又は第2パーシャルモードを選択するためのモードデータが書き換え可能に設定されるモードレジスタ(210)を有する。
これにより、フルスキャンモード、第1パーシャルモード、又は第2パーシャルモードの選択を容易に行うことができる。
〔13〕<タッチパネル表示部とタッチキー入力部で検出回路を個別化したタッチパネルコントローラ>
タッチパネルコントローラ(6B、図10)は、タッチパネル表示部(3)及び前記タッチキー入力部(4)を駆動してタッチ検出を行なう。前記タッチパネル表示部は、相互に重ねて配置された、ドットマトリクス型のディスプレイパネル(10)と、複数の第1駆動電極(20)と複数の第1検出電極(21)との交差部に交差容量(22)がマトリクス状に形成されたタッチパネル(11)とを有する。前記タッチキー入力部は、相互に重ねて配置された、タッチキーのパターン(12)と、第2駆動電極(30)と第2検出電極(31)との交差部に交差容量(32)を持つタッチセンサ(13)とを有する。前記タッチパネルコントローラは、前記第1駆動電極及び第2駆動電極に個別に接続される駆動端子(40,41)と、前記第1検出電極及び第2検出電極に個別に接続される検出端子(50,52)と、所定の順番で前記駆動端子に駆動電圧を与える駆動回路(60)と、前記駆動端子の駆動に同期して前記複数の検出端子に現れる電位変化によって検出信号を形成する検出回路(71,72)とを有する。
これによれば、表示用とボタン用に共通のタッチパネルコントローラを用いてタッチパネル表示装置のコストを低減することができると共に、タッチパネルとタッチセンサとのそれぞれに個別の検出回路を採用して個別に検出パラメータを設定しておけばタッチパネルとスイッチとしてのタッチセンサとに対する検出特性の相違がタッチ検出に悪影響を与えないようにすることができる。
〔14〕<タッチパネル表示部とタッチキー入力部で検出回路を個別化し駆動回路を一部共通化>
タッチパネル表示装置(1C,図15)は、タッチパネル表示部(3)と、タッチキー入力部(4)と、前記タッチパネル表示部及び前記タッチキー入力部を駆動してタッチ検出を行なうタッチパネルコントローラ(6C)と、を有する。前記タッチパネル表示部は、相互に重ねて配置された、ドットマトリクス型のディスプレイパネル(10)と、複数の第1駆動電極(20)と複数の第1検出電極(21)との交差部に交差容量(22)がマトリクス状に形成されたタッチパネル(11)とを有する。前記タッチキー入力部は、相互に重ねて配置された、タッチキーのパターン(12)と、第2駆動電極(30)と第2検出電極(31)との交差部に交差容量(32)を持つタッチセンサ(13)とを有する。前記タッチパネルコントローラは、前記第1検出電極及び第2検出電極に個別に接続される検出端子50,52)と、前記第1駆動電極に個別に接続されると共に一部が前記第2駆動電極に共通接続される駆動端子(40,42)と、所定の順番で前記駆動端子に駆動電圧を与える駆動回路(60)と、前記駆動端子の駆動に同期して前記複数の検出端子に現れる電位変化によって検出信号を形成する検出回路(71,72)と、前記駆動回路及び前記検出回路の動作を制御する制御回路(92)とを有する。
これによれば、表示用とボタン用に共通のタッチパネルコントローラを用いてタッチパネル表示装置のコストを低減することができると共に、タッチパネルとタッチセンサとのそれぞれに個別の検出回路を採用して個別に検出パラメータを設定しておけばタッチパネルとスイッチとしてのタッチセンサとに対する検出特性の相違がタッチ検出に悪影響を与えないようにすることができる。タッチパネルとタッチセンサとの駆動回路が共通化されるので、タッチパネルとタッチセンサとの駆動回路が個別化される構成に比べて、使用する駆動回路の数を減らすことができる。
〔15〕<第1検出電極用の検出回路と第2検出電極用の検出回路との検出特性の最適化>
項14において、前記第1検出電極に対応する検出端子と接続する検出回路の検出特性と、前記第2検出電極に対応する検出端子と接続する検出回路の検出特性との間に相違を有する。
これによれば、タッチパネルとタッチセンサとのそれぞれに個別の検出回路に好適な検出特性を予め設定しておくことが可能になる。
〔16〕<タッチスキャンモードの選択>
項14において、前記制御回路は、前記タッチパネル表示部と前記タッチキー入力部のそれぞれに対応する駆動端子を駆動し且つ前記タッチパネル表示部と前記タッチキー入力部のそれぞれに対応する検出端子からの入力を用いてタッチ検出動作を行うフルスキャンモード、前記タッチパネル表示部に対応する駆動端子を駆動し且つ前記タッチパネル表示部に対応する検出端子からの入力を用いててタッチ検出動作を行う第1パーシャルスキャンモード、又は前記タッチキー入力部に対応する駆動端子を駆動し且つ前記タッチキー入力部に対応する検出端子からの入力を用いててタッチ検出動作を行う第2パーシャルスキャンモードを選択可能にされる。
これによれば、フルスキャンモードにより表示領域としてのタッチパネル表示部とボタン領域としてタッチキー入力部とを併せてタッチ検出を行うことができる。第1パーシャルスキャンモードによりボタン領域としてタッチキー入力部を不使用にする選択が可能になる。第1パーシャルスキャンモードにより、単なる動画表示のようなときに、表示領域からの入力を不可能とする選択を行って低消費電力化を図ることができる。
〔17〕<モードレジスタ>
項16において、前記フルスキャンモード、第1パーシャルモード、又は第2パーシャルモードを選択するためのモードデータが書き換え可能に設定されるモードレジスタ(210)を有する。
これにより、フルスキャンモード、第1パーシャルモード、又は第2パーシャルモードの選択を容易に行うことができる。
〔18〕<タッチパネル表示部とタッチキー入力部で検出回路を個別化し駆動回路を一部共通化したタッチパネルコントローラ>
タッチパネルコントローラ(6C、図15)は、タッチパネル表示部(3)及びタッチキー入力部(4)を駆動してタッチ検出を行なう。前記タッチパネル表示部は、相互に重ねて配置された、ドットマトリクス型のディスプレイパネル(10)と、複数の第1駆動電極(20)と複数の第1検出電極(21)との交差部に交差容量(22)がマトリクス状に形成されたタッチパネル(11)とを有する。前記タッチキー入力部は、相互に重ねて配置された、タッチキーのパターン(12)と、第2駆動電極(30)と第2検出電極(31)との交差部に交差容量(32)を持つタッチセンサ(13)とを有する。前記タッチパネルコントローラは、前記第1検出電極及び第2検出電極に個別に接続される検出端子(50,52)と、前記第1駆動電極に個別に接続されると共に一部が前記第2駆動電極に共通接続される駆動端子(40,42)と、所定の順番で前記駆動端子に駆動電圧を与える駆動回路(60)と、前記駆動端子の駆動に同期して前記複数の検出端子に現れる電位変化によって検出信号を形成する検出回路(71,72)とを有する。
これによれば、表示用とボタン用に共通のタッチパネルコントローラを用いてタッチパネル表示装置のコストを低減することができると共に、タッチパネルとタッチセンサとのそれぞれに個別の検出回路を採用して個別に検出パラメータを設定しておけばタッチパネルとスイッチとしてのタッチセンサとに対する検出特性の相違がタッチ検出に悪影響を与えないようにすることができる。タッチパネルとタッチセンサとの駆動回路が共通化されるので、タッチパネルとタッチセンサとの駆動回路が個別化される構成に比べて、使用する駆動回路の数を減らすことができる。
2.実施の形態の詳細
実施の形態について更に詳述する。
図1にはタッチパネル表示装置を適用したタブレットやスマートフォンなどの携帯情報端末の外観が例示される。同図に示される携帯情報端末1は、筐体2の表面に表示領域としてタッチパネル表示部3とボタン領域としてタッチキー入力部4が形成される。タッチパネル表示部3にはドットマトリクス型のディスプレイパネル例えば液晶パネル10と、タッチパネル11とが重ねて形成されている。タッチキー入力部4にはタッチキーのパターン12とタッチセンサ13とが重ねて配置されることによって、3個のボタン4A,4B,4Cが形成されている。
図2には携帯情報端末1に適用されたタッチパネル表示装置のブロック図が例示される。タッチパネル表示装置は、特に制限されないが、前記タッチパネル表示部3及びタッチキー入力部4と共にそれらを制御するコントローラデバイス5によって構成される。コントローラデバイス5は、特に制限されないが、タッチパネルコントローラ(TPC)6、サブプロセッサ(MPU)7、及び液晶ドライバ(LCDD)8を有し、CMOS集積回路製造技術によって単結晶シリコンのような1個の半導体基板に形成されている。タッチパネルコントローラ6は前記タッチパネル表示部3及び前記タッチキー入力部4を駆動してタッチ検出を行なう。サブプロセッサ7は、ホストプロセッサ(HST)9から与えられるコマンドにしたがってタッチパネルコントローラ6の動作を指示し、タッチパネルコントローラ6がタッチパネル表示部3のタッチパネル11から取得した検出データに対してタッチ位置の座標演算を行い、また、タッチパネルコントローラ6がタッチキー入力部4のタッチセンサ13から取得した検出データに対してタッチの有無を演算する。ホストプロセッサ(HMPU)9は表示データを生成し、液晶ドライバ8はホストプロセッサ9から受け取った表示データを液晶パネル10に表示するための表示制御を行う。ホストプロセッサ9は、接触イベントが発生したときの位置座標のデータをサブプロセッサ7から取得し、その位置座標のデータと液晶ドライバ8に与えて表示させた表示画面との関係から、タッチパネル11の操作による入力を解析する。
特に制限されないが、ホストプロセッサ9には夫々図示を省略する、通信制御ユニット、画像処理ユニット、音声処理ユニット、及びその他アクセラレータなどが接続されることによって、携帯情報端末が構成される。
図3にはタッチパネル表示装置の詳細な第1の例が示される。同図に示されるタッチパネル表示装置1Aは、タッチキー入力部(ボタン領域)4のタッチセンサ13とタッチパネル表示部(表示領域)3のタッチパネル11との双方に対して検出回路を共通化すると共に双方の回路特性の相違意に対してタッチ検出特性を切り替えるように構成したものである。
具体的には、タッチパネル11は、複数の第1駆動電極20と複数の第1検出電極21との交差部に交差容量22がマトリクス状に形成されて成る。ここでは第1検出電極は5本例示されている。タッチパネル11は透過性(透光性)の電極や誘電体膜を用いて構成される。例えばタッチパネル11は液晶パネル10の表示面に重ねて配置された外付け構造、又は液晶パネル10にタッチパネル11を作り込んだインセル構造の何れの構造を採用してもよい。
タッチパネル11に重ねて配置された液晶パネル10は、例えば、横方向に形成された複数の走査電極と縦方向に形成された複数の信号電極とが配置され、その交点部分には選択端子が対応する走査電極に接続され、入力端子が対応する信号電極に接続された多数の液晶表示セルが配置される。走査差電極には例えばその配列順に液晶ドライバ8から走査パルスが印加されて走査駆動され、信号電極には走査電極の走査駆動に同期して当該走査電極の1走査ライン分の階調データが供給される。これにより、フレーム単位の画像表示が行われる。
3個のボタン4A,4B,4Cを形成するタッチキーのパターン12は印刷又はエンボス加工で形成される。例えばボタン4Aは戻りボタン、ボタン4Bはホームボタン、ボタン4Cはファンクションボタンを意味する。
タッチキーのパターン12に重ねて配置されたタッチセンサ13は第2駆動電極30と第2検出電極31との交差部に交差容量32が形成されて成る。ここでは第2検出電極31は3本例示され、3本の第2検出電極は5本の第1検出電極21の内の奇数番目の第1検出電極21と電気的に接続されている。
タッチパネルコントローラ6は、第1駆動電極20及び第2駆動電極30に個別に接続される駆動端子40,41と、前記第1検出電極21に個別に接続されると共に一部が前記第2検出電極31に共通接続される検出端子50,51とを有する。駆動端子40は第1駆動電極20に、駆動端子41は第2駆動電極30
に接続される。検出端子50には偶数番目の第1検出電極21が接続される。検出端子51には奇数番目の第1検出電極21と第2検出電極31が共通接続される。タッチパネルコントローラ6は、駆動端子40,41に駆動電圧を出力する駆動回路60と、夫々の検出端子50,51に現れる電位変化によって検出信号を形成する検出回路(DTC)70を有する。検出回路70で形成された検出信号はアナログディジタル変換回路(ADC)80でアナログ信号からディジタル信号に変換される。
前述の如くタッチパネル表示部3におけるタッチパネル11とタッチキー入力部4におけるタッチセンサ13との第1駆動電極20と第2駆動電極30は個別化され、第1検出電極21は一部が第2検出電極31に共通接続された配置構造を持つ。したがって、ADC80で変換されたデータは駆動電極20,30と検出電極21,31の交差位置の交差容量22,32の配列に対応させてRAM81に格納される。図4にはタッチパネル表示部(表示領域)3及びタッチキー入力部(ボタン領域)4の一面の走査から得られる検出データのRAM81上の配置を交差容量22,32の配列に対応させて模式的に示している。ハッチングされた個々の矩形部分HTは個々に不要データ(無効データ)を意味し、個々の非ハッチングの矩形部分BLは個々に有効データを意味する。
RAM81に格納されたデータは外部インタフェース回路(IF)82を介してサブプロセッサ7がリードし、サブプロセッサ7による座標演算及びタッチ有無の演算などに供される。
更にタッチパネルコントローラ6は、駆動回路60,61の駆動タイミング、これに同期する、検出回路70の動作制御、ADC80に対する変換制御、及びRAM81に対する書き込み制御、そしてIF82に対するインタフェース制御2を行う制御回路(CNT)90を備える。特に、制御回路90は、検出回路70の検出特性を前記タッチパネル表示部3におけるタッチパネル11からの検出時と前記タッチキー入力部4におけるタッチセンサ13からの検出時とに応じて切り替える制御機能を備える。
図5には検出回路70と制御回路90の具体例が示される。同図には検出回路70として検出端子51に接続する一つの回路構成が例示される。タッチパネル11側において検出端子51には検出電極21と検出電極31が直列に接続され、検出電極31とこれに交差する駆動電極30とには例えばボタン4Cを構成する交差容量32の容量電極が結合される。この検出電極31に直列接続する検出電極21とこれに交差する駆動電極20とには交差容量22の容量電極が結合される。タッチパネルコントローラ6側において前記検出端子51に検出回路70が接続される。検出回路70は、積分回路100とキャリブレーション回路101を有する。積分回路100は、例えば、検出電極21,31をチャージするためのプリチャージ電圧Vrefを検出端子51を介して検出電極21,31へ供給するためのチャージスイッチ104、非反転入力端子(+)にプリチャージ電圧Vrefが供給されると共に反転入力端子(−)に対応する検出端子51が接続されるオペアンプ103、積分容量102、及び積分容量102のリセットスイッチ105などによって構成される。プリチャージ電圧Vrefは、タッチ検出動作の基準電圧であり、大凡回路の電源電圧に等しい電圧である。駆動回路60から駆動電極20、30には駆動電極1本毎に所定の複数パルス数の駆動パルスが供給される。表示領域3及びボタン領域4の一面に対する1フレーム分の駆動電極20,30に対する駆動パルスの供給は、駆動電極1本当たり前記所定の複数パルス数毎に、駆動対象の駆動電極を重なりなく順次切り替えて行っていく。図6には駆動電極20に供給される駆動パルスの変化に同期した積分回路100の検出動作タイミングが例示される。まず、チャージスイッチ104がオン状態にされて、検出電極21,31にプリチャージ電圧Vrefを印加する非検出状態aに遷移させ、リセットスイッチ105をオン状態にして、積分容量102をリセットする。次に、スイッチ104,102をオフ状態にして、検出待受状態bに遷移する。検出待受状態bでは、検出電極21,31は、プリチャージ電圧Vrefに接続されない状況になるが、仮想接地の構成であるオペアンプ103の反転入力端子(−)の電圧レベルはそのまま保持される。検出待受状態bに遷移した後、先ず、駆動電極20に駆動パルスとして振幅Vyの立ち上がりパルスを入力する(他の駆動電極はローレベルに固定)。その結果、当該駆動電極20の交差容量(その容量値をCxyとする)22を介して検出電極21に電荷(=Vy×Cxy)が移動し、これを反転入力端子(−)に受けるオペアンプ103の出力電圧VOUTがその移動電荷に応ずる電圧分だけ下がる。その交差容量22の近傍に指などがあればそれによる浮遊容量によって当該交差部分の合成容量値が減少する。例えば検出電極21の交差部分の合成容量値が容量値Cfだけ減少したとすれば、当該検出電極21のオペアンプ103に入力される電荷はVy×(Cxy−Cf)となり、オペアンプ103の出力VOUTのレベル低下が、当該交差部に指がない場合に比べて小さくなる。その出力電圧の相違によって、当該交差部分におけるタッチと非タッチの区別が可能になる。実際には出力電圧VOUTはADC80でデジタル値の検出データに変換され、交差容量22の配置と相関を持ってRAM81にバッファリングされ、例えば検出フレーム単位でサブプロセッサ7による座標演算などに供せられることになる。
前述の如く、液晶パネル10にタッチパネル11を重ね又は一体的に構成したタッチパネル表示部3と、タッチキーのパターン12にタッチセンサ13を重ねて構成したタッチキー入力部4とはその回路構成はもとより回路特性にも大きな差がある。しかも、検出端子50を介して検出回路70に接続される回路負荷と、検出端子51を介して検出回路70に接続される回路負荷も相違される。したがって、同じ検出回路70でも少なくとも検出対象がタッチパネル表示部3側なのか、又はタッチキー入力部4側なのかに応じて、検出回路70の検出特性をキャリブレーション回路101を用いて切り替え可能に構成される。更に当該検出特性は積分容量102の容量値を選択することによっても切り替え可能に構成される。
前記キャリブレーション回路101はオペアンプ103の反転入力端子(−)のプリチャージ電圧Vrefにオフセット電圧を与える回路であり、交差容量22,32の何れの位置の検出動作に対しても出力電圧VOUTの電圧レンジが所望範囲に入るようにオフセット電圧をオペアンプ103の反転入力端子(−)に印加する回路である。前記キャリブレーション回路101が発生するオフセット電圧はキャリブレーションRAM106に格納されたキャリブレーションデータによって決定される。キャリブレーションデータは検出端子50,51の位置によって相違するが、同じ検出端子であっても、検出対象がタッチパネル11なのかタッチセンサ13なのかに応じて大きく相違される。積分容量102に設定される容量値も同様であり、可変容量素子で構成される積分容量102の容量値も検出対象がタッチパネル11なのかタッチセンサ13なのかに応じて大きく相違される。例えば、負荷容量が大きな検出系ではキャリブレーションデータによるオフセット値及び積分容量価を大きくすることが望ましい。
制御回路90は、前記タッチパネル表示部3及び前記タッチキー入力部4を駆動してタッチ検出を行なうための制御を行い、特に、上述のような検出特性の切り替えを制御する。具体的には、制御回路90は、タッチパネルコントローラ6内部の制御タイミングを生成するシーケンサ200、レジスタ201〜204、及びセレクタ205,206などを有する。レジスタ201〜204はサブプロセッサ7によりインタフェース回路82を介して書き換え可能にされる。レジスタ201にはタッチパネル表示部3からの検出時に可変容量素子102に供給する積分容量値指示データが保持される。レジスタ202にはタッチキー入力部4からの検出時に可変容量素子102に供給する積分容量値指示データが保持される。レジスタ203にはタッチパネル表示部3からの検出時にキャリブレーションRAM106に供給するキャリブレーションデータが保持される。レジスタ204にはタッチキー入力部4からの検出時にキャリブレーションRAM106に供給するキャリブレーションデータが保持される。セレクタ205はレジスタ201又は202が保持する容量値指示データをシーケンサ200の制御で可変容量素子102に供給する。セレクタ206はレジスタ203又は204が保持するキャリブレーションデータをシーケンサ200の制御で選択してキャリブレーションRAM106に供給する。シーケンサ200は、タッチパネル表示部3とタッチキー入力部4との検出フレーム単位で駆動端子60に順次駆動パルスを出力するタイミングに同期してセレクタ205、206を選択制御する。タッチパネル表示部3におけるタッチパネル11の駆動電極20を駆動する期間(表示領域3のスキャン期間)はレジスタ201,203のデータを選択する。タッチキー入力部4におけるタッチセンサ13の駆動電極30を駆動する期間(ボタン領域4のスキャン期間)はレジスタ202,204のデータを選択する。
図7には上記表示領域3のスキャン期間とボタン領域4のスキャン期間とにおけるレジスタ選択状態の関係が図示される。図7の動作は前記タッチパネル表示部と前記タッチキー入力部の双方に対応する駆動端子を駆動してタッチ検出動作を行うフルスキャンモードによる動作である。これに対して、図8の動作は前記タッチパネル表示部に対応する駆動端子だけを駆動してタッチ検出動作を行う第1パーシャルスキャンモードによる動作である。図9の動作は前記タッチキー入力部に対応する駆動電極だけを駆動してタッチ検出動作を行う第2パーシャルスキャンモードによる動作である。何れの動作モードを選択するかは、シーケンサ200に設けられたモードレジスタ210にインタフェース回路82を介してサブプロセッサ7が書き換え可能に設定したモードデータにより決定される。シーケンサ200はモードレジスタ210に書き込まれたモードデータで指定されたフルスキャンモード、第1パーシャルモード、又は第2パーシャルモードによって検出フレームに対する駆動電極の駆動と検出電極からの検出動作を制御する。
尚、図5では検出回路70としてその一つを代表的に図示して説明したが、他の検出回路70も同様に構成される。特に図示はしないが、複数の検出回路70の出力電圧VOUTはセレクタを介して順番にADC80のアナログ入力端子に供給されるようになっている。また、図3では駆動電極30を駆動する駆動回路60と駆動電極20を駆動する駆動回路を60について同じ参照符号をして説明したが、双方の駆動回路は同一であることに限定されず、後者に対して前者の駆動能力をその複数倍に設定してもよい。
上記タッチパネル表示装置1Aによれば以下の作用効果を得ることができる。
(1)表示領域(タッチパネル表示部)3とボタン領域(タッチキー入力部)4に共通のタッチパネルコントローラ6を用いてタッチパネル表示装置1Aのコストを低減することができると共に、検出特性の切り替え制御によりタッチパネル11とスイッチとしてのタッチセンサ13とに対する検出特性の相違がタッチ検出に悪影響を与えないようにすることができる。
(2)タッチパネル表示部3からの検出時と前記タッチキー入力部4からの検出時とに応じて前記キャリブレーションデータを切り替えることによって、簡単に検出特性の切り替えを行う事ができる。レジスタ回路203,204のキャリブレーションデータを選択するから、キャリブレーションデータの切り替えを容易に行う事ができる。
(3)タッチパネル表示部3からの検出時と前記タッチキー入力部4からの検出時とに応じて前記積分回路100の積分容量値を切り替えることによって、簡単に検出特性の切り替えを行う事ができる。レジスタ回路201,201の積分容量値指示データを選択するから、積分容量値の切り替えを容易に行う事ができる。
(4)フルスキャンモードにより表示領域(タッチパネル表示部)3とボタン領域(タッチキー入力部)4とを併せてタッチ検出を行うことができる。第1パーシャルスキャンモードによりボタン領域を不使用にする選択が可能になる。第2パーシャルスキャンモードにより、単なる動画表示のようなときに、表示領域からの入力を不可能とする選択を行って低消費電力化を図ることができる。モードレジスタ210のモードデータによってスキャンモードを選択するから、フルスキャンモード、第1パーシャルモード、又は第2パーシャルモードの選択を容易に行うことができる。
図10にはタッチパネル表示装置の詳細な第2の例が示される。同図に示されるタッチパネル表示装置1Bには、タッチキー入力部(ボタン領域)4のタッチセンサ13とタッチパネル表示部(表示領域)3のタッチパネル11との双方に対して検出回路と駆動回路を個別化したタッチパネルコントローラ6Bを採用する。図3同様に駆動端子40には表示領域3の駆動電極20が個別に結合され、ボタン領域4の駆動端子41には駆動電極30が結合される。一方、検出端子50には表示領域3の検出電極21が個別に結合され、検出端子52にはボタン領域4の検出電極31が個別に結合される。
タッチパネルコントローラ6Bは検出電極50に接続される検出回路(DTC)71と検出電極52に接続される検出回路(DTC)72を有する。検出回路71,72は図5で説明した積分回路100とキャリブレーション回路101によって構成されるが、積分容量102は可変容量素子であることを要さず、また、キャリブレーション回路101は表示領域3のスキャンとボタン領域4のスキャンでカリブレーションデータの切り替えを必要としない。要するに、検出回路71の検出特性は表示領域3のタッチパネル11の回路特性に対して最適化され、検出回路72の検出特性はボタン領域4のタッチセンサ13の回路特性に対して最適化されていて、表示領域3のスキャンとボタン領域4のスキャンで検出特性の切り替えを行なうことを必要としない。したがって制御回路91は図5の制御回路90に対して検出特性を切り替えるための構成を備えていない。その他の構成は図3及び図5で説明したのと同様であり、同一機能を有する構成要素にはそれと同じ参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
表示領域3の検出電極21とボタン領域4の検出電極31で個別化された検出回路71,72で得られる検出信号をADC80で変換した検出データは並列された検出回路71、72の並列数毎にRAM81に格納される。図11にはタッチパネル表示部(表示領域)3及びタッチキー入力部(ボタン領域)4の一面の走査から得られる検出データのRAM81上の配置を検出回路71、72の並列数毎に対応させて模式的に示している。ハッチングされた個々の矩形部分HTは個々に不要データ(無効データ)を意味し、個々の非ハッチングの矩形部分BLは個々に有効データを意味する。図11から明らかなように、ここでは駆動電極20,30の順次駆動に同期して全ての検出回路71,72の検出動作を行うものとした場合について示したものである。よって、駆動電極20、30の順次駆動に同期して検出回路71,72で得られるデータに対して、表示領域3のスキャンでは検出回路52の検出データが無効にされ、ボタン領域4のスキャンでは検出回路50の検出データが無効にされる。特に制限されないが、図11に示されるデータ格納方法では無効データHTが多くなりRAM81の使用効率が悪いと考えられる。これを改善するには、例えば図17に例示されるように、ボタン領域4からの検出データに対しては書き込み時にアドレス変換を行って有効データの格納メモリアドレスの延長上にボタン領域4からの検出データを格納すればよい。これにより無効データの領域を削減でき、図11で必要とされた8×10のサイズの記憶領域を5×10のサイズに縮小することが可能になる。
制御回路91はタッチパネルコントローラ6B内部の制御タイミン、即ち、駆動回路40,41による駆動電極20,30の駆動に同期する検出回路71、72の検出動作と共に、ADC80の変換動作及びRAM81のアクセス動作のための制御信号を生成する。
制御回路91はモードレジスタ210を有する。モードレジスタ210は、タッチパネル表示部3と前記タッチキー入力部4の双方に対応する駆動端子40,41を駆動してタッチ検出動作を行うフルスキャンモード、前記タッチパネル表示部3に対応する駆動端子40だけを駆動してタッチ検出動作を行う第1パーシャルスキャンモード、又は前記タッチキー入力部4に対応する駆動端子41だけを駆動してタッチ検出動作を行う第2パーシャルスキャンモードを選択するモードデータが書き換え可能に設定されるレジスタである。制御回路91はモードレジスタ210に書き込まれたモードデータで指定されたフルスキャンモード、第1パーシャルモード、又は第2パーシャルモードによって検出フレームに対する駆動電極の駆動と検出電極からの検出動作を制御する。何れの動作モードを選択するかは、モードレジスタ210にインタフェース回路82を介してサブプロセッサ7が書き換え可能に設定したモードデータにより決定される。
図12にはフルスキャンモードによる動作が例示される。図13には第1パーシャルスキャンモードによる動作が例示される。図14には第2パーシャルスキャンモードによる動作が例示される。各図に示されるように、動作モードに応じて表示領域3のスキャンとボタン領域4のスキャンを取捨選択することによって低消費電力に寄与する。更に、各図の動作モードにおいて、表示領域3のスキャンでは駆動端子40、41の内で駆動端子40だけを駆動し、且つ検出回路71,72の内で検出回路71だけを動作させ、ボタン領域4のスキャンでは駆動端子40、41の内で駆動端子41だけを駆動し、且つ検出回路71,72の内で検出回路72だけを動作させるようにすることにより、各動作モードにおいて更なる低消費電力を実現することができる。
上記タッチパネル表示装置1Bによれば以下の作用効果を得ることができる。
(1)表示用とボタン用に共通のタッチパネルコントローラ6Bを用いてタッチパネル表示装置1Bのコストを低減することができると共に、タッチパネル11とタッチセンサ13とのそれぞれに個別の検出回路71,72を採用して個別に検出パラメータを設定することができるので、タッチパネル11とスイッチとしてのタッチセンサ13とに対する検出特性の相違がタッチ検出に悪影響を与えないようにすることができる。
(2)タッチパネル11用の検出回路70と、タッチスイッチ13用の検出回路71とが個別化されているので検出回路に好適な検出特性を予め設定しておくことが容易である。
(3)フルスキャンモードにより表示領域(タッチパネル表示部)3とボタン領域(タッチキー入力部)4とを併せてタッチ検出を行うことができる。第1パーシャルスキャンモードによりボタン領域を不使用にする選択が可能になる。第2パーシャルスキャンモードにより、単なる動画表示のようなときに、表示領域からの入力を不可能とする選択を行って低消費電力化を図ることができる。モードレジスタ210のモードデータによってスキャンモードを選択するから、フルスキャンモード、第1パーシャルモード、又は第2パーシャルモードの選択を容易に行うことができる。
図15にはタッチパネル表示装置の詳細な第3の例が示される。同図に示されるタッチパネル表示装置1Cには、タッチキー入力部(ボタン領域)4のタッチセンサ13とタッチパネル表示部(表示領域)3のタッチパネル11との双方に対して検出回路を個別化し駆動回路を共通化したタッチパネルコントローラ6Cを採用する。図10と同様に、検出端子50には表示領域3の検出電極21が個別に結合され、検出端子52にはボタン領域4の検出電極31が個別に結合される。一方、タッチキー入力部(ボタン領域)4とタッチパネル表示部(表示領域)3とにおいて隣り合うタッチセンサ13の第2駆動電極30とタッチパネル11の第1駆動電極20が共通接続され、これが一つの駆動端子42に共通接続される。残りの駆動電極20は駆動端子40に個別に接続される。したがって、第1駆動電極20に接続された第2駆動電極30は駆動端子42によって一緒に駆動される。
タッチパネルコントローラ6Cは検出電極50に接続される検出回路(DTC)71と検出電極52に接続される検出回路(DTC)72を有する。検出回路71,72は図5で説明した積分回路100とキャリブレーション回路101によって構成されるが、積分容量102は可変容量素子であることを要さず、また、キャリブレーション回路101は表示領域3のスキャンとボタン領域4のスキャンでカリブレーションデータの切り替えを必要としない。要するに、検出回路71の検出特性は表示領域3のタッチパネル11の回路特性に対して最適化され、検出回路72の検出特性はボタン領域4のタッチセンサ13の回路特性に対して最適化されていて、表示領域3のスキャンとボタン領域4のスキャンで検出特性の切り替えを行なうことを必要としない。したがって制御回路92は図5の制御回路90に対して検出特性を切り替えるための構成を備えていない。
表示領域3の検出電極21とボタン領域4の検出電極31で個別化された検出回路71,72で得られる検出信号をADC80で変換した検出データは並列された検出回路71、72の並列数毎にRAM81に格納される。図16にはタッチパネル表示部(表示領域)3及びタッチキー入力部(ボタン領域)4の一面の走査から得られる検出データのRAM81上の配置を検出回路71、72の並列数毎に対応させて模式的に示している。ハッチングされた個々の矩形部分HTは個々に不要データ(無効データ)を意味し、個々の非ハッチングの矩形部分BLは個々に有効データを意味する。図16から明らかなようにここでは駆動電極20,30の順次駆動に同期して全ての検出回路71、72の検出動作を行うものとした場合について示したものである。よって、駆動電極20、30の順次駆動に同期して検出回路71,72で得られるデータに対して、表示領域3のスキャンでは検出回路52の検出データが無効にされるが、ボタン領域4のスキャンでは双方の検出回路50、52の検出データが共に有効にされる。
制御回路91はタッチパネルコントローラ6C内部の制御タイミン、即ち、駆動回路40,42による駆動電極20,30の駆動に同期する検出回路71、72の検出動作と共に、ADC80の変換動作及びRAM81のアクセス動作のための制御信号を生成する。
制御回路92はモードレジスタ210を有する。モードレジスタ210は、タッチパネル表示部3と前記タッチキー入力部4の双方に対応する駆動端子40,42を駆動してタッチ検出動作を行うフルスキャンモード、前記タッチパネル表示部3に対応する駆動端子40だけを駆動してタッチ検出動作を行う第1パーシャルスキャンモード、又は前記タッチキー入力部4に対応する駆動端子42だけを駆動してタッチ検出動作を行う第2パーシャルスキャンモードを選択するモードデータが書き換え可能に設定されるレジスタである。制御回路92はモードレジスタ210に書き込まれたモードデータで指定されたフルスキャンモード、第1パーシャルモード、又は第2パーシャルモードによって検出フレームに対する駆動電極の駆動と検出電極からの検出動作を制御する。何れの動作モードを選択するかは、モードレジスタ210にインタフェース回路82を介してサブプロセッサ7が書き換え可能に設定したモードデータにより決定される。
各スキャンモードの動作は図12乃至図14に示される通りである。各図に示されるように、動作モードに応じて表示領域3のスキャンとボタン領域4のスキャンを取捨選択することによって低消費電力に寄与する。更に、各図の動作モードにおいて、表示領域3のスキャンでは双方駆動端子40、42を駆動し、且つ検出回路71,72の内で検出回路71だけを動作させ、ボタン領域4のスキャンでは駆動端子40、42の内で駆動端子42だけを駆動し、且つ検出回路71,72の内で検出回路72だけを動作させるようにすることにより、各動作モードにおいて更なる低消費電力を実現することができる。
上記タッチパネル表示装置1Cによれば上記タッチパネル表示装置1Bと同様の作用効果を得ることができる。特に、タッチパネル表示装置1Bに比べて無効な検出データ量を少なくすることができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、ドットマトリクス型のディスプレイパネルは液晶パネルに限定される、エレクトロルミネッセンスパネルなどであってもよい。タッチキー入力部のボタンの数は3個に限定されず適宜個数であってよい。検出回路の検出特性はキャリブレーションデータと積分容量値との双方で可変することに限定されず、いずれか一方だけを採用し、又はその他の手段を採用することも可能である。本発明はタブレットやスマートフォンなどの携帯情報端だけでなくその他の情報端末装置などに広く適用することができる。液晶ドライバ、タッチパネルコントローラ、及びサブプロセッサはシングルチップで構成されることに限定されず、マルチチップ又はそれぞれ個別に半導体集積回路化してもよい。
1 携帯情報端末
1A タッチパネル表示装置
1B タッチパネル表示装置
1C タッチパネル表示装置
2 筐体
3 タッチパネル表示部(表示領域)
4 タッチキー入力部(ボタン領域)
4A,4B,4C ボタン
5 コントローラデバイス
6 タッチパネルコントローラ(TPC)
6B タッチパネルコントローラ
6C タッチパネルコントローラ
7 サブプロセッサ(MPU)
8 液晶ドライバ(LCDD)
9 ホストプロセッサ(HST)
10 液晶パネル(ドットマトリクス型のディスプレイパネル)
11 タッチパネル
12 タッチキーのパターン
13 タッチセンサ
20、21 第1駆動電極
30、31 第2駆動電極
40、41 駆動端子
50,51 検出端子
52 検出端子
60 駆動回路
70 検出回路(DTC)
71 検出回路(DTC)
72 検出回路(DTC)
80 アナログディジタル変換回路(ADC)
81 RAM
82 外部インタフェース回路(IF)
90 制御回路(CNT)
91 制御回路
92 制御回路
100 積分回路
101 キャリブレーション回路
Vref プリチャージ電圧
102 積分容量(可変容量素子)
103 オペアンプ
104 チャージスイッチ
105 リセットスイッチ
106 キャリブレーションRAM
200 シーケンサ
201〜204 レジスタ
205,206 セレクタ
201 モードレジスタ

Claims (18)

  1. タッチパネル表示部と、タッチキー入力部と、前記タッチパネル表示部及び前記タッチキー入力部を駆動してタッチ検出を行なうタッチパネルコントローラと、を有するタッチパネル表示装置であって、
    前記タッチパネル表示部は、相互に重ねて配置された、ドットマトリクス型のディスプレイパネルと、複数の第1駆動電極と複数の第1検出電極との交差部に交差容量がマトリクス状に形成されたタッチパネルとを有し、
    前記タッチキー入力部は、相互に重ねて配置された、タッチキーのパターンと、第2駆動電極と第2検出電極との交差部に交差容量を持つタッチセンサとを有し、
    前記タッチパネルコントローラは、前記第1駆動電極及び第2駆動電極に個別に接続される駆動端子と、
    前記第1検出電極に個別に接続されると共に一部が前記第2検出電極に共通接続される検出端子と、
    所定の順番で前記駆動端子に駆動電圧を与える駆動回路と、
    前記駆動端子の駆動に同期して前記複数の検出端子に現れる電位変化によって検出信号を形成する検出回路と、
    前記検出回路の検出特性を前記タッチパネル表示部からの検出時と前記タッチキー入力部からの検出時とに応じて切り替え可能な制御回路とを有する、タッチパネル表示装置。
  2. 請求項1において、前記検出回路は前記検出端子に現れる電位変化に重畳されるオフセット成分をキャリブレーションデータに基づいてキャンセルするキャリブレーション回路を有し、
    前記制御回路は、前記タッチパネル表示部からの検出時と前記タッチキー入力部からの検出時とに応じて前記キャリブレーションデータを切り替える、タッチパネル表示装置。
  3. 請求項2において、前記制御回路は、書き換え可能にキャリブレーションデータを保持するレジスタ回路と、前記タッチパネル表示部からの検出時と前記タッチキー入力部からの検出時とに応じてレジスタ回路からキャリブレーション回路に供給するキャリブレーションデータを選択する選択回路とを有する、タッチパネル表示装置。
  4. 請求項1又は2において、前記検出回路は前記検出端子に現れる電位変化を積分する積分回路を有し、
    前記制御回路は、前記タッチパネル表示部からの検出時と前記タッチキー入力部からの検出時とに応じて前記積分回路の積分容量値を切り替える、タッチパネル表示装置。
  5. 請求項4において、前記積分回路は前記電位変化を積分する可変容量素子を有し、
    前記制御回路は、書き換え可能に前記可変容量素子の容量値指示データを保持するレジスタ回路と、前記タッチパネル表示部からの検出時と前記タッチキー入力部からの検出時とに応じて前記レジスタ回路から前記可変容量素子に供給する積分容量値指示データを選択する選択回路とを有する、タッチパネル表示装置。
  6. 請求項1において、前記制御回路は、前記タッチパネル表示部と前記タッチキー入力部の双方に対応する駆動端子を駆動してタッチ検出動作を行うフルスキャンモード、前記タッチパネル表示部に対応する駆動端子だけを駆動してタッチ検出動作を行う第1パーシャルスキャンモード、又は前記タッチキー入力部に対応する駆動電極だけを駆動してタッチ検出動作を行う第2パーシャルスキャンモードを選択可能にされる、タッチパネル表示装置。
  7. 請求項6において、前記フルスキャンモード、第1パーシャルモード、又は第2パーシャルモードを選択するためのモードデータが書き換え可能に設定されるモードレジスタを有する、タッチパネル表示装置。
  8. タッチパネル表示部及びタッチキー入力部を駆動してタッチ検出を行なうタッチパネルコントローラであって、
    前記タッチパネル表示部は、相互に重ねて配置された、ドットマトリクス型のディスプレイパネルと、複数の第1駆動電極と複数の第1検出電極との交差部に交差容量がマトリクス状に形成されたタッチパネルとを有し、
    前記タッチキー入力部は、相互に重ねて配置された、タッチキーのパターンと、第2駆動電極と第2検出電極との交差部に交差容量を持つタッチセンサとを有し、
    前記タッチパネルコントローラは、前記第1駆動電極及び第2駆動電極に個別に接続される駆動端子と、
    前記第1検出電極に個別に接続されると共に一部が前記第2検出電極に共通接続される検出端子と、
    所定の順番で前記駆動端子に駆動電圧を与える駆動回路と、
    前記駆動端子の駆動に同期して前記複数の検出端子に現れる電位変化によって検出信号を形成する検出回路と、
    前記検出回路の検出特性を前記タッチパネル表示部からの検出時と前記タッチキー入力部からの検出時とに応じて切り替え可能な制御回路とを有する、タッチパネルコントローラ。
  9. タッチパネル表示部と、タッチキー入力部と、前記タッチパネル表示部及び前記タッチキー入力部を駆動してタッチ検出を行なうタッチパネルコントローラと、を有するタッチパネル表示装置であって、
    前記タッチパネル表示部は、相互に重ねて配置された、ドットマトリクス型のディスプレイパネルと、複数の第1駆動電極と複数の第1検出電極との交差部に交差容量がマトリクス状に形成されたタッチパネルとを有し、
    前記タッチキー入力部は、相互に重ねて配置された、タッチキーのパターンと、第2駆動電極と第2検出電極との交差部に交差容量を持つタッチセンサとを有し、
    前記タッチパネルコントローラは、前記第1駆動電極及び第2駆動電極に個別に接続される駆動端子と、
    前記第1検出電極及び第2検出電極に個別に接続される検出端子と、
    所定の順番で前記駆動端子に駆動電圧を与える駆動回路と、
    前記駆動端子の駆動に同期して前記複数の検出端子に現れる電位変化によって検出信号を形成する検出回路と、
    前記駆動回路及び前記検出回路の動作を制御する制御回路とを有する、タッチパネル表示装置。
  10. 請求項9において、前記第1検出電極に対応する検出端子と接続する検出回路の検出特性と、前記第2検出電極に対応する検出端子と接続する検出回路の検出特性との間に相違を有する、タッチパネル表示装置。
  11. 請求項9において、前記制御回路は、前記タッチパネル表示部と前記タッチキー入力部のそれぞれに対応する駆動端子を駆動し且つ前記タッチパネル表示部と前記タッチキー入力部のそれぞれに対応する検出端子からの入力を用いてタッチ検出動作を行うフルスキャンモード、前記タッチパネル表示部に対応する駆動端子を駆動し且つ前記タッチパネル表示部に対応する検出端子からの入力を用いててタッチ検出動作を行う第1パーシャルスキャンモード、又は前記タッチキー入力部に対応する駆動端子を駆動し且つ前記タッチキー入力部に対応する検出端子からの入力を用いててタッチ検出動作を行う第2パーシャルスキャンモードを選択可能にされる、タッチパネル表示装置。
  12. 請求項11において、前記フルスキャンモード、第1パーシャルモード、又は第2パーシャルモードを選択するためのモードデータが書き換え可能に設定されるモードレジスタを有する、タッチパネル表示装置。
  13. タッチパネル表示部及び前記タッチキー入力部を駆動してタッチ検出を行なうタッチパネルコントローラであって、
    前記タッチパネル表示部は、相互に重ねて配置された、ドットマトリクス型のディスプレイパネルと、複数の第1駆動電極と複数の第1検出電極との交差部に交差容量がマトリクス状に形成されたタッチパネルとを有し、
    前記タッチキー入力部は、相互に重ねて配置された、タッチキーのパターンと、第2駆動電極と第2検出電極との交差部に交差容量を持つタッチセンサとを有し、
    前記タッチパネルコントローラは、前記第1駆動電極及び第2駆動電極に個別に接続される駆動端子と、
    前記第1検出電極及び第2検出電極に個別に接続される検出端子と、
    所定の順番で前記駆動端子に駆動電圧を与える駆動回路と、
    前記駆動端子の駆動に同期して前記複数の検出端子に現れる電位変化によって検出信号を形成する検出回路とを有する、タッチパネルコントローラ。
  14. タッチパネル表示部と、タッチキー入力部と、前記タッチパネル表示部及び前記タッチキー入力部を駆動してタッチ検出を行なうタッチパネルコントローラと、を有するタッチパネル表示装置であって、
    前記タッチパネル表示部は、相互に重ねて配置された、ドットマトリクス型のディスプレイパネルと、複数の第1駆動電極と複数の第1検出電極との交差部に交差容量がマトリクス状に形成されたタッチパネルとを有し、
    前記タッチキー入力部は、相互に重ねて配置された、タッチキーのパターンと、第2駆動電極と第2検出電極との交差部に交差容量を持つタッチセンサとを有し、
    前記タッチパネルコントローラは、前記第1検出電極及び第2検出電極に個別に接続される検出端子と、
    前記第1駆動電極に個別に接続されると共に一部が前記第2駆動電極に共通接続される駆動端子と、
    所定の順番で前記駆動端子に駆動電圧を与える駆動回路と、
    前記駆動端子の駆動に同期して前記複数の検出端子に現れる電位変化によって検出信号を形成する検出回路と、
    前記駆動回路及び前記検出回路の動作を制御する制御回路とを有する、タッチパネル表示装置。
  15. 請求項14において、前記第1検出電極に対応する検出端子と接続する検出回路の検出特性と、前記第2検出電極に対応する検出端子と接続する検出回路の検出特性との間に相違を有する、タッチパネル表示装置。
  16. 請求項14において、前記制御回路は、前記タッチパネル表示部と前記タッチキー入力部のそれぞれに対応する駆動端子を駆動し且つ前記タッチパネル表示部と前記タッチキー入力部のそれぞれに対応する検出端子からの入力を用いてタッチ検出動作を行うフルスキャンモード、前記タッチパネル表示部に対応する駆動端子を駆動し且つ前記タッチパネル表示部に対応する検出端子からの入力を用いててタッチ検出動作を行う第1パーシャルスキャンモード、又は前記タッチキー入力部に対応する駆動端子を駆動し且つ前記タッチキー入力部に対応する検出端子からの入力を用いててタッチ検出動作を行う第2パーシャルスキャンモードを選択可能にされる、タッチパネル表示装置。
  17. 請求項16において、前記フルスキャンモード、第1パーシャルモード、又は第2パーシャルモードを選択するためのモードデータが書き換え可能に設定されるモードレジスタを有する、タッチパネル表示装置。
  18. タッチパネル表示部及びタッチキー入力部を駆動してタッチ検出を行なうタッチパネルコントローラであって、
    前記タッチパネル表示部は、相互に重ねて配置された、ドットマトリクス型のディスプレイパネルと、複数の第1駆動電極と複数の第1検出電極との交差部に交差容量がマトリクス状に形成されたタッチパネルとを有し、
    前記タッチキー入力部は、相互に重ねて配置された、タッチキーのパターンと、第2駆動電極と第2検出電極との交差部に交差容量を持つタッチセンサとを有し、
    前記タッチパネルコントローラは、前記第1検出電極及び第2検出電極に個別に接続される検出端子と、
    前記第1駆動電極に個別に接続されると共に一部が前記第2駆動電極に共通接続される駆動端子と、
    所定の順番で前記駆動端子に駆動電圧を与える駆動回路と、
    前記駆動端子の駆動に同期して前記複数の検出端子に現れる電位変化によって検出信号を形成する検出回路とを有する、タッチパネルコントローラ。
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