JP2014146078A - 中継装置及びインタフェース適合方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置間インタフェース規格における給電機能に関する差異を解消する。
【解決手段】中継装置100は、第1インタフェース仕様に適合する第1装置101と第1物理インタフェース111で通信可能に接続される第1コネクタ部65と、第1インタフェース仕様と給電機能が異なりかつ信号伝送を共通化し得る第2インタフェース仕様に適合する第2装置102と第2物理インタフェース112で通信可能に接続される第2コネクタ部66と、電源から供給される電力に基づいて、第2インタフェース仕様に適合する電力量を第2物理インタフェース112に含まれる給電ラインに給電する電力制御部61と、第2物理インタフェース112に含まれる給電ライン以外の信号ラインと、第1物理インタフェース111に含まれる対応する信号ラインとの間で信号を中継する信号中継部60と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、HDMI(High Definition Multimedia Interface)(登録商標)、MHL(Mobile High definition Link)、USB(Universal Serial Bus)等のような装置間インタフェース技術に関する。
現在、テレビ、ビデオレコーダ、アンプ、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯電話、スマートフォン等、様々な電化製品に、上述のような装置間インタフェースが搭載されている。以降、登録商標の表記を避けるため、HDMIを第1MIFと表記し、MHLを第2MIFと表記する。第1MIFについては、下記非特許文献1において既定されている。例えば、テレビとビデオレコーダとの間が第1MIFで接続され、テレビが第1MIFシンクとして、ビデオレコーダが第1MIFソースとして動作する場合、1つのリモコンの操作により、ビデオレコードからのビデオ出力をテレビ映像として出力することができる。この場合、第1MIFソース及び第1MIFシンクが、標準言語としての、第1MIFで規定されているCEC(Consumer Electronics Control)メッセージ(コマンド)をやりとりする。
Hitachi, Ltd., etc., "High-Definition Multimedia Interface Specification Version 1.3a", HDMI Licensing, LLC, November 10, 2006.
上述の第1MIFと同様の装置間インタフェースの規格として、第2MIFが存在する。第2MIFでは、第1MIFの給電ライン以外の信号ラインの仕様が踏襲されている。一方、第2MIFのバージョン2.0において、電源供給が500mAから900mAに拡張された。これにより、1つの装置間インタフェース規格(第2MIF)であっても、バージョンに応じて、供給される電力仕様が異なる場合がある。更に、異なる装置間インタフェース規格(第1MIFと第2MIF)であっても、信号ラインを共有できる場合がある。
従って、規格バージョンの差違(バージョン2.0以降とそれ未満)により同一の特定インタフェース規格を搭載する装置間を接続したとしても、正常に動作しない場合があり得る。例えば、900mAの給電を期待している第1装置に、500mAの給電に対応するバージョンに従う第2装置を接続させた場合、第1装置が電力不足で動作できず、第1装置及び第2装置は、正常に動作しない可能性がある。
一方、異なるインタフェース規格に対応する装置間を接続したとしても、信号ラインを共有させることで、両装置を正常に動作させることができる可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、装置間インタフェース規格における給電機能に関する差異を解消する技術を提供する。
本発明の各側面では、上述した課題を解決するために、それぞれ以下の構成を採用する。
第1の側面は、中継装置に関する。第1の側面に係る中継装置は、第1インタフェース仕様に適合する第1装置と第1物理インタフェースで通信可能に接続される第1コネクタ部と、第1インタフェース仕様と給電機能が異なりかつ信号伝送を共通化し得る第2インタフェース仕様に適合する第2装置と第2物理インタフェースで通信可能に接続される第2コネクタ部と、電源から供給される電力に基づいて、第2インタフェース仕様に適合する電力量を第2物理インタフェースに含まれる給電ラインに給電する電力制御部と、第2物理インタフェースに含まれる給電ライン以外の信号ラインと、第1物理インタフェースに含まれる対応する信号ラインとの間で信号を中継する信号中継部と、を有する。
第2の側面は、第1インタフェース仕様に適合する第1装置と、第1インタフェース仕様と給電機能が異なりかつ信号伝送を共通化し得る第2インタフェース仕様に適合する第2装置との間でのインタフェース適合方法に関する。第2の側面に係るインタフェース適合方法は、電源から供給される電力に基づいて、第2インタフェース仕様に適合する電力量を第2装置に通信可能に接続される第2物理インタフェースに含まれる給電ラインに給電し、第2物理インタフェースに含まれる給電ライン以外の信号ラインと、第1装置に通信可能に接続される第1物理インタフェースに含まれる対応する信号ラインとの間で信号を中継する、ことを含む。
上記各態様によれば、装置間インタフェース規格における給電機能に関する差異を解消する技術を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る中継装置の構成例を概念的に示す図である。 第1実施形態におけるインタフェースシステムのシステム構成を外観的に示す図である。 第1実施形態におけるインタフェースシステムにおける各装置の構成の一部を概念的に示す図である。 第2実施形態におけるインタフェースシステムのシステム構成を外観的に示す図である。 第2実施形態におけるインタフェースシステムにおける各装置の構成の一部を概念的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に挙げる実施形態は例示であり、本発明は以下の実施形態の構成に限定されない。
図1は、本発明の実施の形態に係る中継装置100の構成例を概念的に示す図である。図1に示されるように、中継装置100は、第1インタフェース仕様に適合する第1装置101と第1物理インタフェース111で通信可能に接続される第1コネクタ部65と、第1インタフェース仕様と給電機能が異なりかつ信号伝送を共通化し得る第2インタフェース仕様に適合する第2装置102と第2物理インタフェース112で通信可能に接続される第2コネクタ部66と、電源から供給される電力に基づいて、第2インタフェース仕様に適合する電力量を第2物理インタフェース112に含まれる給電ラインに給電する電力制御部61と、第2物理インタフェース112に含まれる給電ライン以外の信号ラインと、第1物理インタフェース111に含まれる対応する信号ラインとの間で信号を中継する信号中継部60と、を有する。
中継装置100において、第1コネクタ部65、第2コネクタ部66、信号中継部60、及び電力制御部61は、個々に又は複数組み合わされて、集積回路、ゲートアレイ、論理ゲート、アナログ回路のようなハードウェア要素として実現される。また、第1物理インタフェース111及び第2物理インタフェース112は、通信ケーブルであってもよいし、回路であってもよい。また、第1装置101及び第2装置102は、上記第1インタフェース仕様又は上記第2インタフェース仕様に適合した装置間インタフェース機能を有していれば、それらのその他の機能は制限されない。
また、本発明の実施の形態に係るインタフェース適合方法は、第1インタフェース仕様に適合する第1装置101と、第1インタフェース仕様と給電機能が異なりかつ信号伝送を共通化し得る第2インタフェース仕様に適合する第2装置102との間で、インタフェースを適合させる。本インタフェース適合方法は、電源から供給される電力に基づいて、第2インタフェース仕様に適合する電力量を第2装置102に通信可能に接続される第2物理インタフェース112に含まれる給電ラインに給電し、第2物理インタフェース112に含まれる給電ライン以外の信号ラインと、第1装置101に通信可能に接続される第1物理インタフェース111に含まれる対応する信号ラインとの間で信号を中継する、ことを含む。但し、本インタフェース適合方法に含まれる各工程は、順不同に逐次的に実行されてもよいし、同時に実行されてもよい。
このように、本実施形態では、第2インタフェース仕様に適合する第2装置102には、第2物理インタフェース112に含まれる給電ラインを介して、中継装置100が電源から供給された電力に基づいて、給電される。一方、第2装置102に接続される第2物理インタフェース112に含まれる信号ラインと、第1インタフェース仕様に適合する第1装置101に接続される第1物理インタフェース111に含まれる対応する信号ラインとの間で、信号が中継される。
これにより、本実施形態によれば、相互に異なるインタフェース仕様に適合する第1装置101と第2装置102との間において、給電ライン以外の信号ラインを共通化させることができる。更に、本実施形態によれば第2装置102によりサポートされる第2インタフェース仕様に適合する電力量を中継装置100から第2装置102へ給電することができる。従って、本実施形態によれば、装置間インタフェース規格における給電機能に関する差異を解消することができる。
以下、上述の実施形態について更に詳細を説明する。以下には、詳細実施形態として、第1実施形態を例示する。以下の詳細実施形態は、上述の中継装置100及びインタフェース適合方法を、第1MIFと第2MIFとの間を仲介するクレードル型アダプタに適用した場合の例である。但し、上述の中継装置100及びインタフェース適合方法は、第1MIFと第2MIFとの間を仲介するアダプタへの適用に限定されるものではなく、給電機能に関する差異が存在し得る様々な装置間インタフェース規格のアダプタに適用可能である。
[第1実施形態]
〔システム構成〕
図2は、第1実施形態におけるインタフェースシステム1のシステム構成を外観的に示す図である。第1実施形態におけるインタフェースシステム1は、図2に示されるように、MIFソース装置(以降、MIFソースと表記する)2、クレードル型アダプタ(以降、アダプタと表記する)4、MIFシンク装置(以降、MIFシンクと表記する)1A、MIFシンク1B等を有する。アダプタ4は、上述の中継装置100に相当する。
MIFソース2は、MIFシンク1A又は1Bへメディアデータを送信する送信器である。第1実施形態では、MIFソース2は、第2MIFを搭載する。よって、例えば、MIFソース2は、第2MIFを搭載するハードディスク録画機やメディア中継装置である。メディア中継装置は、サーバ装置(図示せず)から提供される、映像及び音声の少なくとも一方を含むメディアデータに基づくメディア信号を第2MIFを介してMIFシンク1A又は1Bに送り、MIFシンク1A又は1Bに当該映像及び音声の少なくとも一方を出力させる。メディアデータは、例えば、映画データ、写真データ、音楽データ等のようなデジタルデータである。なお、本実施形態は、MIFソース2の第2MIFに関わる機能以外の機能については制限しない。
本実施形態では、MIFソース2が搭載する第2MIFのバージョンは制限されない。MIFソース2は、図2に示されるように、雄型の第2MIFのコネクタである雄型嵌合部3を有し、この雄型嵌合部3を経由して第2MIFからの給電を受けることにより動作する。
アダプタ4は、第1MIFと第2MIFとの間の電力機能に関する差異を解消するために、MIFソース2へ電力を供給しつつ、MIFソース2とMIFシンク1Aとの間で信号を中継する。アダプタ4は、図2に示されるように、雌型の第2MIFの入力側コネクタである雌型嵌合部5Aを有し、MIFソース2の雄型嵌合部3と雌型嵌合部5Aとの嵌合により、MIFソース2と通信可能に接続する。即ち、本実施形態では、雄型嵌合部3及び雌型嵌合部5Aの嵌合により、図1に示される第2物理インタフェース112が実現される。
更に、アダプタ4は、雌型の第1MIFの出力側コネクタである雌型嵌合部5Bを有する。アダプタ4は、この出力側の雌型嵌合部5Bに第1MIFケーブル9の雄型嵌合部が嵌合し、かつ、その第1MIFケーブル9がMIFシンク1Aに接続されることにより、MIFシンク1Aと通信可能に接続する。即ち、本実施形態では、アダプタ4の出力側の雌型嵌合部5B、第1MIFケーブル9、MIFシンク1Aの第1MIFケーブル9の接続部(図示せず)等により、図1に示される第1物理インタフェース111が実現される。
但し、本実施形態におけるアダプタ4は、雄型嵌合部3を有していないMIFソース2と接続される場合には、第2MIFケーブルを介してそのMIFソース2と接続されてもよい。また、アダプタ4は、出力側の雌型嵌合部5Bの代わりに、固着された第1MIFケーブルを有していてもよい。
アダプタ4は、電力供給ユニット6を含む電源線に接続され、電力供給ユニット6から直流電力を受ける。電力供給ユニット6は、例えば、AC−DCコンバータを含み、家庭用コンセント等を介して交流電力を受け、その交流電力を直流電力に変換する。なお、アダプタ4は、装置内部に電力供給ユニット6を持つようにしてもよい。
MIFシンク1A及び1Bは、MIFソース2から送信されるマルチメディアデータを受信する受信器である。例えば、MIFシンク1A及び1Bは、テレビやアンプである。本実施形態では、MIFシンク1Aは、第1MIFを搭載し、MIFシンク1Bは、第2MIFを搭載する。従って、MIFシンク1Aは、第1MIFの給電ラインに最大50mA給電し、MIFシンク1Bは、第2MIFの給電ラインに最大500mA又は最大900mA給電する。また、MIFソース2とMIFシンク1Bとは、同じ装置間インタフェース規格(第2MIF)に適合するため、アダプタ4を介することなく接続することができる。なお、本実施形態は、MIFシンク1A及び1Bの第1MIF又は第2MIFに関連する機能以外の機能については制限しない。
〔装置構成〕
図3は、第1実施形態におけるインタフェースシステム1における各装置の構成の一部を概念的に示す図である。なお、以下の説明では、各装置の第1MIF又は第2MIFに関連する構成のみについて説明し、各装置は、図示されない他の構成を有することもできる。
《MIFソース2》
MIFソース2は、MIF通信ユニット21、電力制御部22、ソースコネクタ28等を有する。これら各構成は、個々に又は複数組み合わされて、ハードウェア要素として実現される。ソースコネクタ28は、雄型嵌合部3を含み、第2MIFのピンアサインメントに対応する。第2MIFは5つのピンを用いる。5つのピンのうち、2つがデータ伝送に、1つが制御信号伝送に、残り2つが給電用に用いられる。
電力制御部22は、ソースコネクタ28を介して第2MIFの給電ラインから電力を受け、MIFソース2内の回路を動作させる。電力制御部22の電力制御により、後述するMIF通信ユニット21も動作する。電力制御部22は、例えば、DC−DCコンバータを含む。
MIF通信ユニット21は、ソースコネクタ28を介して第2MIFの給電ライン以外の信号ラインで送信又は受信される信号を処理する。第2MIFの給電ライン以外の信号ラインには、第1MIFのTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)ラインと共通化可能なデータ伝送ラインと、第2MIFのCEC(Consumer Electronics Control)ライン、DDC(Display Data Channel)ライン、HPD(Hot Plug Detect)ライン等と共通化可能な制御信号伝送ラインとが規定されている。
MIF通信ユニット21は、トランスミッタ25を含む。トランスミッタ25は、MIFシンク1Aに送信すべきメディアデータを差動信号に変換し、その差動信号をクロック信号と共にTMDSチャネルにより伝送する。第2MIFのTMDSクロックは、第1MIFのそれの数倍に設定されているため、第2MIFは、第1MIFよりも少ないTMDSチャネルで差動信号及びクロック信号を伝送することができる。このTMDSチャネルは一方向シリアル伝送チャネルである。
MIF通信ユニット21は、トランスミッタ25に加えて、図示されていない信号処理部を更に含む。この信号処理部は、制御信号伝送ラインで伝送される制御信号(DDCラインやCECラインなどの信号)を処理する。DDCは、MIFソース2が、対向するMIFシンク1Aが有するE−EDID(Enhanced Extended Display Identification Data)を読み出すために利用される伝送チャネルである。MIFシンク1AのE−EDIDには、MIFシンク1Aにおけるメディアデータの出力仕様等が含まれる。CECラインは、MIFソース2とMIFシンク1Aとの間で制御用のデータを双方向で通信するための伝送ラインである。
《MIFシンク1A》
MIFシンク1Aは、MIF通信ユニット11、シンクコネクタ15等を有する。これら各構成は、個々に又は複数組み合わされて、ハードウェア要素として実現される。シンクコネクタ15は、第1MIFケーブル9と接続され、第1MIFのピンアサインメントに対応する。MIFのタイプAは、19個のピンを用いる。なお、MIFシンク1Aは、独自に、電力供給ユニット等から給電される。
MIF通信ユニット11は、シンクコネクタ15を介して第1MIFの信号ラインで送信又は受信される信号を処理する。第1MIFの信号ラインには、上述したように、TMDSライン、CECライン、DDCライン、HPDライン等が規定されている。これら信号ラインの内容については、上述したとおりである。
MIF通信ユニット11は、レシーバ12を含む。レシーバ12は、トランスミッタ25により送信され、アダプタ4で中継された差動信号を、同様に伝送されるTMDSクロックを用いて受信する。MIF通信ユニット11は、MIF通信ユニット21と同様に、図示されていない、DDCラインやCECライン等の制御信号を処理する信号処理部を有する。
《アダプタ4》
アダプタ4は、トランシーバ41、電力制御部42、出力側コネクタ46、入力側コネクタ47等を有する。これら各構成は、個々に又は複数組み合わされて、ハードウェア要素として実現される。入力側コネクタ47は、MIFソース2の雄型嵌合部3と嵌合して第2MIFの物理インタフェースを実現する雌型嵌合部5Aを含む。出力側コネクタ46は、第1MIFケーブル9の雄型嵌合部と嵌合する雌型嵌合部5Bを含み、第1MIFケーブル9及びシンクコネクタ15と共に第1MIFの物理インタフェースを実現する。
電力制御部42は、電力供給ユニット6から供給される直流電力を受け、この直流電力に基づいて、第2MIFに適合する電力量(900mA・5V又は500mA・5V)を入力側コネクタ47を介して第2MIFの給電ラインに給電を行う。電力制御部42は、例えば、DC−DCコンバータを含む。電力制御部42は、更に、当該直流電力に基づいて、トランシーバ41も動作させる。
トランシーバ41は、入力側コネクタ47に接続される第2MIFの物理インタフェースの給電ライン以外の信号ラインと、出力側コネクタ46に接続される第1MIFの物理インタフェースの対応する信号ラインとの間で信号を中継する。これにより、トランシーバ41は、上述の実施形態における信号中継部60に相当する。信号中継時に、トランシーバ41は、MIFソース2とアダプタ4との間で減衰やノイズにより劣化した信号を増幅及び整形するようにしてもよい。このようにすれば、アダプタ4を、MIFのリピータとして動作させることができる。
上述したように、第1MIFと第2MIFとではピンアサインメントが異なる。即ち、入力側コネクタ47の端子構成と、出力側コネクタ46の端子構成とが異なる。よって、トランシーバ41は、入力側コネクタ47の端子と出力側コネクタ46の端子との間で交換続を行う。
〔第1実施形態の作用及び効果〕
上述したように第1実施形態では、500mA又は900mAの給電が規定された第2MIFに適合するMIFソース2と、50mAの給電が規定された第1MIFに適合するMIFシンク1Aとが、アダプタ4を介して接続される。アダプタ4では、MIFソース2とアダプタ4との間を繋ぐ第2MIFの物理インタフェースの給電ライン以外の信号ラインと、MIFシンク1Aとアダプタ4との間を繋ぐ第1MIFの物理インタフェースの対応する信号ラインとの間で信号が中継される。更に、MIFソース2とアダプタ4との間を繋ぐ第2MIFの物理インタフェースの給電ラインに、アダプタ4が独自に受けた直流電力に基づいて、アダプタ4により第2MIFに適合する電力量が供給される。これにより、独自に電源を持たないMIFソース2は、MIFの給電ラインから受ける電力により動作することができる。
従って、第1実施形態によれば、装置間インタフェース規格が異なるMIFソース2とMIFシンク1Aとの間をつなぐことができ、ひいては、MIFソース2により提供されるメディアデータに対応するメディア情報をMIFシンク1Aに出力させることができる。即ち、第1実施形態によれば、第1MIFと第2MIFとの間における給電機能に関する差異を解消することができる。
更に、MIFソース2とアダプタ4とは、MIFソース2のMIFコネクタ(雄型嵌合部3)をアダプタ4のMIFコネクタ(雌型嵌合部5A)に差し込む形態で、通信可能に接続される。即ち、第1実施形態によれば、第1MIFケーブル9を用いなくても、MIFソース2とアダプタ4とを容易に接続させることができる。
一方で、第2MIFに適合するMIFシンク1Bも存在し得る。本実施形態によれば、MIFソース2は、第2MIFに適合するため、第2MIFに適合するMIFシンク1Bには、アダプタ4を介することなく直接接続することができる。このように、第1実施形態によれば、MIFソース2を、第1MIFに適合するMIFシンク1A、及び、第1MIFとは規格が異なる第2MIFに適合するMIFシンク1Aのどちらにも接続させることができる。
[第2実施形態]
上述の第1実施形態では、第1MIFと第2MIFという異なる装置間インタフェース規格における給電機能の差異が解消された。第2実施形態では、同じインタフェース規格(第2MIF)における給電機能のバージョン差異が解消される。以下、第2実施形態におけるインタフェースシステム1について第1実施形態と異なる内容を中心に説明する。第1実施形態と同様の内容については適宜省略する。
〔システム構成〕
図4は、第2実施形態におけるインタフェースシステム1のシステム構成を外観的に示す図である。第2実施形態では、MIFソース2は、900mAの給電が規定された第2MIFのバージョン2.0以降に適合し、MIFシンク1Bは、500mAの給電が規定された第2MIFのバージョン2.0未満に適合する。これにより、第2実施形態におけるアダプタ4では、入力側コネクタである雌型嵌合部5Aと出力側コネクタである雌型嵌合部5Bとは、同じ端子構成となる。
〔装置構成〕
図5は、第2実施形態におけるインタフェースシステム1における各装置の構成の一部を概念的に示す図である。図5の例に示されるように、アダプタ4の出力側コネクタ46には、500mAの給電を行う給電ラインを含む第2MIFのバージョン2.0未満の物理インタフェースが接続される。
MIFシンク1Bの電力制御部51は、第2MIFの給電ラインに給電する。しかしながら、MIFソース2は、第2MIFのバージョン2.0以上で規定される電力を必要としている。そこで、第2実施形態におけるアダプタ4は、出力側コネクタ46に接続される物理インタフェースの給電ラインを絶縁し、電力供給ユニット6から供給される直流電力に基づいて、第2MIFのバージョン2.0以上に適合する電力量(900mA・5V)を入力側コネクタ47に接続される給電ラインに給電を行う。
具体的には、アダプタ4は、図5に示されるように、第1実施形態の構成に加えて、遮断部55を更に有する。遮断部55は、出力側コネクタ46に接続される第2MIFの物理インタフェースの給電ラインを絶縁する。遮断部55は、例えば、出力側コネクタ46の、給電ラインに接合する端子位置に設けられ、ダイオードや絶縁体等で形成される。
〔第2実施形態の作用及び効果〕
このように、第2実施形態では、500mAの給電を規定する第2MIFのバージョン2.0未満に適合するMIFシンク1Bからの給電がアダプタ4により遮断され、900mAの給電を規定する第2MIFのバージョン2.0以上に適合するMIFソース2が必要とする電力がアダプタ4により別途給電される。これにより、第2実施形態によれば、同じインタフェース規格(第2MIF)における給電機能のバージョン差異を解消することができる。
1 インタフェースシステム
2 MIFソース
3 雄型嵌合部
4 アダプタ
5A,5B 雌型嵌合部
6 電力供給ユニット
8 交流電源
9 第1MIFケーブル
11,21 MIF通信ユニット
12 レシーバ
15 シンクコネクタ
1A,1B MIFシンク
22,42,51,61 電力制御部
25 トランスミッタ
28 ソースコネクタ
41 トランシーバ
46 出力側コネクタ
47 入力側コネクタ
55 遮断部
60 信号中継部
65 第1コネクタ部
66 第2コネクタ部
100 中継装置
101 第1装置
102 第2装置
111 第1物理インタフェース
112 第2物理インタフェース

Claims (6)

  1. 第1インタフェース仕様に適合する第1装置と第1物理インタフェースで通信可能に接続される第1コネクタ部と、
    前記第1インタフェース仕様と給電機能が異なりかつ信号伝送を共通化し得る第2インタフェース仕様に適合する第2装置と第2物理インタフェースで通信可能に接続される第2コネクタ部と、
    電源から供給される電力に基づいて、前記第2インタフェース仕様に適合する電力量を前記第2物理インタフェースに含まれる給電ラインに給電する電力制御部と、
    前記第2物理インタフェースに含まれる給電ライン以外の信号ラインと、前記第1物理インタフェースに含まれる対応する信号ラインとの間で信号を中継する信号中継部と、
    を備える中継装置。
  2. 前記第1コネクタ部に接続される前記第1インタフェース仕様に適合する物理インタフェースの給電ラインを電気的に絶縁する遮断部、
    を更に備える請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記第1インタフェース仕様は、HDMI(High Definition Multimedia Interface)(登録商標)であり、
    前記第2インタフェース仕様は、MHL(Mobile High definition Link)(登録商標)である、
    請求項1又は2に記載の中継装置。
  4. 前記第1インタフェース仕様は、MHL(Mobile High definition Link)(登録商標)のバージョン2.0未満であり、
    前記第2インタフェース仕様は、前記MHL(登録商標)のバージョン2.0以上である、
    請求項1又は2に記載の中継装置。
  5. 前記第2装置と、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の中継装置と、
    を有し、
    前記第2装置は、雄型嵌合部を含み、
    前記第2コネクタ部は、雌型嵌合部を含み、
    前記第2装置の前記雄型嵌合部と前記中継装置の前記雌型嵌合部とが嵌合することにより、前記第2物理インタフェースを形成する、
    インタフェースシステム。
  6. 第1インタフェース仕様に適合する第1装置と、該第1インタフェース仕様と給電機能が異なりかつ信号伝送を共通化し得る第2インタフェース仕様に適合する第2装置との間でのインタフェース適合方法において、
    電源から供給される電力に基づいて、前記第2インタフェース仕様に適合する電力量を前記第2装置に通信可能に接続される第2物理インタフェースに含まれる給電ラインに給電し、
    前記第2物理インタフェースに含まれる給電ライン以外の信号ラインと、前記第1装置に通信可能に接続される第1物理インタフェースに含まれる対応する信号ラインとの間で信号を中継する、
    ことを含むインタフェース適合方法。
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