JP2014145612A - 動揺周期推定装置、移動体角速度算出装置、移動体速度算出装置、移動体、動揺周期推定方法、移動体角速度算出方法、移動体速度算出方法、動揺周期推定プログラム、移動体角速度算出プログラム、および移動体速度算出プログラム - Google Patents

動揺周期推定装置、移動体角速度算出装置、移動体速度算出装置、移動体、動揺周期推定方法、移動体角速度算出方法、移動体速度算出方法、動揺周期推定プログラム、移動体角速度算出プログラム、および移動体速度算出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】動揺によって相対位置変化が生じるような移動体上の位置にアンテナが設置されている場合に、動揺周期を算出する。
【解決手段】
アンテナでGNSS信号を受信して、既知の方法から当該GNSS信号からアンテナ位置での姿勢角Φを算出する(S101)。この姿勢角Φの算出処理は、所定の時間間隔Δtで順次行われる。また、この姿勢角Φの算出処理は、異なる時刻で少なくとも4回行われる。算出された姿勢角Φは、順次記憶される。このように算出して記憶した4回分の姿勢角Φと時間間隔Δtを用いて、動揺によるアンテナの相対位置変化を三次関数近似した推定演算式から動揺周期Tを推定算出する(S102)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、船舶等の水上を移動する移動体の動揺周期を推定する動揺周期推定装置、および推定された動揺周期を用いて移動体角速度や移動体速度を算出する装置に関する。
従来、船舶等の水上を移動する移動体の角速度や速度を算出する構成が各種考案されている。例えば、特許文献1では、GPS(Grobal Positioning System)信号を受信して位置や姿勢を算出し、これらの算出結果から角速度や速度を算出している。
このように、GPS信号等のGNSS(Grobal Navigation Satellite Systems)衛星から放送されるGNSS信号を用いて、角速度や速度を算出する場合、GNSS信号を受信できなければ位置や姿勢を算出することができない。したがって、GNSS信号を受信するアンテナは、移動体においてGNSS信号の受信を妨げるものが極力無い場所に設置することが望ましい。このため、アンテナは、水上を移動する船舶等の場合であれば、例えば船体から上方に伸びるマストの先端等に設置されることが多い。
マストの先端にアンテナを設置した場合、アンテナ位置と移動体の重心(例えば、船体重心)の位置とが離れる。
図1は、船体重心とアンテナ位置とが離間した場合における船体の動揺状態を示す図である。図1は船首尾方向を中心軸として船体が揺動する場合を示している。
図1に示すように、船体900の船体重心901に対してアンテナ101の位置が離間していると、船体900が波や風等の外乱により動揺した場合に、船体重心901に対するアンテナ101の相対位置が変化する。
したがって、アンテナ位置で観測される速度や角速度は移動体(船体)の動揺の影響を受け、真の移動体の速度とは異なる値となってしまう。これを解決する方法として、特許文献2には、動揺による移動体速度への影響を抑圧する方法が記載されている。
特許文献2の方法では、移動体(船体)の傾斜角を何らかの方法で検出し、当該傾斜角を用いて、移動体の重心位置に対するアンテナ位置の相対速度を算出する。そして、このアンテナ位置の相対速度により、アンテナ位置で検出した速度を補正することにより、移動体速度を算出する。
特開2004−233185号公報 特許第3807845号明細書
しかしながら、特許文献2に示す方法では、移動体速度を算出するために、移動体速度を算出する構成とは別に、傾斜角を検出する構成を備えなければならない。したがって、移動体速度の算出構成が大がかりなものになってしまう。
また、傾斜角は時々刻々変化するため、速度を検出するタイミング毎に傾斜角を参照しなければならず、速度算出処理が煩雑になってしまう。
したがって、本発明の目的は、動揺による相対位置変化が生じるような移動体上の位置にアンテナが設置されていても、簡素な構成で且つ煩雑な処理を行うことなく動揺周期を推定し、移動体の角速度や速度を高精度に算出することにある。
この発明の動揺周期推定装置は、姿勢角算出部と動揺周期算出部とを備える。姿勢角算出部は、アンテナで受信したGNSS信号の捕捉追尾結果からアンテナ位置での姿勢角を算出する。動揺周期算出部は、アンテナ位置の姿勢角と該姿勢角の観測時刻間隔とを、動揺を周期関数で推定してテーラー展開して得られる観測方程式に代入することで、動揺周期を推定算出する。
この構成では、アンテナで受信したGNSS信号のみから移動体の動揺周期が推定算出される。
また、この発明の動揺周期推定装置では、動揺周期推定算出部は、動揺を周期関数で推定して三次関数近似する。
この構成では、観測方程式のより具体的な設定方法を示している。三次関数近似までしておけば、十分に実用的な精度で動揺周期を推定算出することができる。また、三次関数近似に留めることで、更なる高次項を用いるよりも、演算負荷を軽減することができる。
また、この発明の動揺周期推定装置では、動揺周期推定算出部は、周期関数として三角関数を用いる。
この構成では、水上の移動体が受ける動揺が、主に波による動揺であるとして、周期関数に三角関数を用いる。これにより、主として波による動揺が生じる水上の移動体の動揺周期を高精度に設定できる。
また、この発明の移動体角速度算出装置は、動揺周期推定装置の各部、GNSS角速度算出部、動揺補正値算出部、および、角速度補正部を備える。GNSS角速度算出部は、アンテナ位置での姿勢角から当該アンテナ位置での角速度を算出する。動揺補正値算出部は、動揺周期から動揺補正値を算出する。角速度補正部は、GNSS角速度と動揺補正値とから補正角速度を算出する。
この構成では、上述のように推定された動揺周期を用いて移動体角速度が補正される。これにより、移動体角速度を高精度に算出することができる。
また、この発明の移動体速度算出装置は、移動体角速度算出装置の各部、GNSS速度算出部、および、速度補正部を備える。GNSS速度算出部は、アンテナ位置での速度を算出する。速度補正部は、移動体角速度算出装置の角速度補正部から出力される補正角速度で、アンテナ位置での速度を補正して、移動体速度を算出する。
この構成では、上述のように高精度に算出されたアンテナ位置での角速度を用いることで、移動体の速度を高精度に算出することができる。
また、この発明の移動体速度算出装置では、速度補正部は、補正角速度と、アンテナ位置と移動体の重心との位置関係に基づく値とから速度補正値を算出し、当該速度補正値によってアンテナ位置での速度を補正することで移動体速度を算出する。
この構成では、移動体速度のより具体的な算出方法を示している。アンテナ位置と移動体の重心との位置関係に基づく値を用いることで、所謂レバーアーム効果を考慮して、移動体の速度を高精度に算出することができる。
また、この発明の移動体は、上述の移動体速度算出装置と、移動体速度から航行支援情報を生成する航行支援情報生成部と、を備える。
この構成では、上述の移動体角速度および移動体速度の算出構成を備えていることにより、高精度な航行支援情報を生成することができる。
この発明によれば、動揺周期を略正確に推定でき、当該動揺周期を用いて、移動体の動揺の影響を抑圧し、移動体の角速度や速度を高精度に算出することができる。
船体重心とアンテナ位置とが離間した場合における船体の動揺状態を示す図である。 アンテナ位置の動揺周期Tの算出フローを示すフローチャートである。 船体の角速度の算出フローを示すフローチャートである。 船体速度の算出フローを示すフローチャートである。 推定した動揺周期Tによる動揺補正値SFを用いて角速度ωを補正した場合の最終的に出力される船体速度(船速)Vの誤差と、補正しない従来構成の場合の最終的に出力される船速Vの誤差の時間変化をシミュレーションしたグラフである。 動揺周期推定部10の機能ブロック図である。 角速度算出部30の機能ブロック図である。 船速算出部50の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る移動体速度検出装置を備える移動体のブロック図である。
本発明の実施形態に係る動揺周期推定方法、移動体角速度算出方法、移動体速度算出方法について説明する。なお、本実施形態では、船舶の動揺周期、角速度および速度を算出する方法について説明する。動揺周期は、船舶に備え付けられたアンテナ位置の動揺の周期である。船舶の角速度および速度とは、船体の所定位置(船体重心)の角速度や速度である。そして、本実施形態では、船体のマストの先端等のように、所定位置から所定距離離れた位置に配置されたアンテナで受信したGNSS信号により、船体の動揺、船体の所定位置の角速度や速度を算出する場合を示す。また、以下の実施形態では、船体の所定位置を船体重心とする例を示す。
本実施形態の動揺周期算出方法の原理について説明する。
上述のように、アンテナ位置が船体重心から離間している場合、船体が波や風によって動揺すると、地球座標系で見た船体重心に対するアンテナ位置が変化する。具体的には、上述の図1に示すように、アンテナ位置は、船体重心等の振動位置を中心として円弧の軌跡上を往復するように変化する。すなわち、船体が動揺した場合、アンテナ位置は、振動中心に対して所定の角速度(周期)からなる振り子運動(単振動)のように変化する。
したがって、アンテナ位置の姿勢角は、正弦波として仮定することができる。ある観測時刻tで観測したアンテナ位置の姿勢角をθとし、動揺によるアンテナ位置の動揺周期(振動周期)をTとすると、姿勢角θは、次式で表すことができる。なお、a,c,dは適宜設定した振動値の定数である。なお、ここでは、一軸方向(例えばロール方向)の姿勢角を例に説明するが、他の軸方向の姿勢角についても同様に推定算出が可能である。
Figure 2014145612
この(式1)を、時刻tでテーラー展開すると、次式が得られる。
Figure 2014145612
(式2)を3次の項までで近似すると、次式が得られる。
Figure 2014145612
ここで、A,B,C,Dは次のように定義されている。
Figure 2014145612
(式4)におけるA,Cから動揺周期Tは、次のように算出できる。
Figure 2014145612
複数の時刻tでの姿勢角θを観測し、それぞれ上述の(式3)に代入すると次式が得られる。ここでは、4回の観測時刻を、t,tn+1,tn+2,tn+3とし、各観測時刻に観測された姿勢角を、θ,θn+1,θn+2,θn+3とする。
Figure 2014145612
観測時間の間隔とΔtとし、t=(tn+1+tn+2)/2=t+(3/2)Δtとすると、(式6)は次式に変換することができる。
Figure 2014145612
ここで、姿勢角θ,θn+1,θn+2,θn+3、観測時刻間隔Δtは既知数であるので、これらの既知数を式7に代入することにより、未知数A,B,C,Dを算出することができる。そして、A,Cを算出することにより、式5から動揺周期Tを算出することができる。
このように、本実施形態の動揺を三次関数で近似した観測方程式を設定し、当該観測方程式に複数回の姿勢角の観測結果と観測時刻間隔を代入することで、動揺周期Tを推定算出することができる。そして、このような複数回の姿勢角は、アンテナで受信して捕捉追尾したGNSS信号のみで検出できるので、アンテナで受信したGNSS信号のみから動揺周期Tを推定算出することができる。
次に、上述のように推定された動揺周期Tを用いた移動体角速度算出方法および移動体速度算出方法の原理について説明する。
アンテナ位置の角速度ωは、姿勢角θの微分であるので、上述の(式1)を時間微分することで得られ、次式で表すことができる。
Figure 2014145612
なお、現実的な角速度ωndとしては、姿勢角θの取得時間差をΔtとして、各時刻の姿勢角θの差分を時間差Δtで除算する値となる。
Figure 2014145612
したがって、時刻tでの角速度誤差Errは、次式で表すことができる。
Figure 2014145612
このように、角速度誤差Errと角速度ωの周期は一致する。
このことを利用し、角速度誤差Errを用いて角速度ωを補正することで、動揺による誤差を抑圧することが可能になる。
具体的には、角速度誤差Errの絶対値ABS(Err)を角速度ωの絶対値ABS(ω)で除算した値を動揺補正値SFとすると、動揺補正値SFは次式で表すことができる。なお、以下の式で、ABS(f(x))は関数f(x)の絶対値を表す記号である。
Figure 2014145612
そして、この動揺補正値SFで、角速度ωを補正することで、動揺による誤差を抑圧した補正角速度ωを算出することができる。
ここで、動揺補正値SFは、(式11)にも示すように、動揺周期Tによって決まる。したがって、上述のように推定算出した動揺周期Tから動揺補正値SFを算出して、当該動揺補正値SFで角速度ωを補正することで、動揺による誤差を抑圧した補正角速度ωを算出することができる。
そして、このように推定算出された動揺周期Tによる補正角速度ωを用いて、後述するように、アンテナ位置での速度を補正することで、高精度に船速を算出することができる。
次に、本実施形態のアンテナ位置の動揺周期の算出フローについて、図を参照して説明する。図2は、アンテナ位置の動揺周期Tの算出フローを示すフローチャートである。
アンテナでGNSS信号を受信して、既知の方法から当該GNSS信号からアンテナ位置での姿勢角Φ(φ,θ,ψ)を算出する(S101)。この際、姿勢角Φは、地球座標系の測位結果を元にして船体座標系で算出される。この姿勢角Φの算出処理は、上述のように設定された時間間隔Δtで順次行われる。また、この姿勢角Φの算出処理は、異なる時刻で少なくとも4回行われる。算出された姿勢角Φは、順次記憶される。
このように算出して記憶した4回分の姿勢角Φと時間間隔Δtを用いて、動揺を関数で推定して三次関数近似した観測方程式である(式7)と(式5)から動揺周期Tを推定算出する(S102)。
このような処理を行うことで、GNSS信号を受信して算出される姿勢角のみから、動揺周期Tを推定算出することができる。これにより、角速度や速度の算出に利用されるGNSS信号の受信構成だけで、これら角速度や速度の補正値に用いる動揺周期を算出することができる。したがって、従来構成のように、角速度や速度の算出とは別に、船体の傾斜を測定する装置等の構成を必要としない。
また、傾斜角は時々刻々と変化するため、高精度に補正を行うために高頻度で傾斜角の検出が必要であるが、動揺周期は動揺中には比較的変化しにくい。したがって、補正のための演算を軽減することができる。なお、後述の図5に示すように、推定される動揺周期は或程度の誤差を持っていても、動揺補正効果は得られるので、より軽い演算負荷で効果的な動揺補正効果を得ることができる。
次に、本実施形態の船体の角速度の算出フローについて、図を参照して説明する。図3は、船体の角速度の算出フローを示すフローチャートである。
アンテナでGNSS信号を受信して、当該GNSS信号を捕捉追尾する。この捕捉追尾したGNSS信号の捕捉追尾結果、例えばコード擬似距離やドップラ周波数を用いてアンテナ位置での姿勢角Φを算出する。姿勢角Φは、上述のように船体座標系で算出される。この姿勢角Φの算出処理は、上述のように設定された時間間隔Δtで順次行われる。複数時刻の姿勢角Φを算出すると、上述の(式3)を用いて、船体座標系において、アンテナ位置での角速度ω(dφ,dθ,dψ)を算出する(S201)。角速度ωはωndに相当する。この処理は、動揺周期Tの推定算出処理と同じであり、統一化することができる。すなわち、複数時刻の姿勢角Φを、上述の動揺周期Tの推定算出に利用するとともに、アンテナ位置での角速度ωにも利用することができる。
推定した船体座標系の各方位に対する動揺周期Tと時間間隔Δtとを用いて、船体座標系の各方位に対する動揺補正値SF(SF)を算出する(S202)。
アンテナ位置での角速度ωを動揺補正値SF(SF)で補正することにより、船体座標系による補正角速度ω(dφ,dθ,dψ)を算出する(S203)。
このように、本実施形態の処理を用いることで、船体の角速度に与える動揺の影響を抑圧して、船体の角速度を高精度に算出することができる。特に、上述のように、動揺周期Tが推定されていることにより、動揺による誤差の抑圧効果が高い。
次に、推定算出した動揺周期Tを用いて補正した補正角速度ωを用いて、船体の速度(船速)Vを算出する方法(移動体速度算出方法)について説明する。図4は、船体速度の算出フローを示すフローチャートである。
上述の方法でアンテナ位置での姿勢角Φを算出するとともに、アンテナで受信したGNSS信号を用いて既知の方法からアンテナ位置での速度VANを算出する(S301)。この際、姿勢角Φは船体座標系であり、速度VANは地球座標系で算出される。アンテナ位置での姿勢角Φと推定した動揺周期Tとを用いて、上述の方法で補正角速度ωを算出する(S302)。
速度を算出したい位置、具体的には船体重心とアンテナ位置との位置関係に基づいて、所謂レバーアームと呼ばれる位置差補正値Aを設定する。補正角速度ωと位置差補正値Aとから、速度補正値Aを算出する(S303)。
具体的には、次の演算式を用いて速度補正値Aを算出する。
=[R(ω×A)] −(式12)
なお、(式12)において、「R」は船体座標系を地球座標系に変換する座標変換行列であり、「×」はベクトルの内積演算を示す。
このように算出される速度補正値Aは、アンテナ位置での速度VANと船速Vとの位置差による速度の差を補正する値となる。
GNSS信号によるアンテナ位置での速度VANを、速度補正値Aで補正することにより、地球座標系による船速Vを算出する(S304)。
このような処理を行うことで、上述のように推定した動揺周期Tにより動揺の影響が抑圧された角速度ωを用いて、速度補正値Aが設定される。したがって、当該速度補正値Aは動揺の影響が抑圧されている。これにより、当該速度補正値Aでアンテナ位置での速度VANを補正して、船速Vを算出することにより、動揺の影響を抑圧して、船速Vを高精度に算出することができる。
図5は、上述の推定した動揺周期Tによる動揺補正値SFを用いて角速度ωを補正した場合の最終的に出力される船体速度(船速)Vの誤差と、補正しない従来構成の場合の最終的に出力される船速Vの誤差の時間変化をシミュレーションしたグラフである。
図5において、横軸は時刻、縦軸は出力される船速Vの速度誤差である。図5において、点線は従来の場合である。太実線は本実施形態に示した推定方法で算出した動揺周期によって決定される動揺補正値SFを用いた場合である。なお、図5は動揺周期T=10sec.の場合を示し、細実線は周期T=12sec.で設定した動揺補正値SFを用いた場合である。破線は周期T=9sec.で設定した動揺補正値SFを用いた場合である。
図5に示すように、本実施形態に示すような動揺補正を行わない従来の構成では、動揺周期に準じて出力角速度に誤差が生じる。一方、本実施形態のようの動揺周期の推定を行って、動揺補正する構成を用いることで、出力角速度の誤差が抑圧される。
なお、本実施形態の動揺周期の推定処理を行えば、図5の太実線に示すように、最終的に出力される船速Vの誤差は、殆ど全て抑圧される。しかしながら、推定算出された動揺周期が実際の動揺周期と一致しなくても、或程度近い値であれば、図5に示すように、船速Vの誤差を抑圧することができる。すなわち、或程度の許容範囲内で動揺周期を推定できれば、動揺による誤差を抑圧することができる。
次に、上述の動揺周期Tを推定算出する動揺周期推定部10の構成について、図を参照して説明する。図6は、動揺周期推定部10の機能ブロック図である。動揺周期推定部10は、姿勢角算出部11、動揺周期算出部12を備える。動揺周期推定部10が本発明の「動揺周期算出装置」に相当する。
姿勢角算出部11は、アンテナ101に接続されている。アンテナ101は、各GNSS衛星Sat1,Sat2,Sat3,Sat4で放送され、アンテナ101で受信したGNSS信号を用いて、船体座標系による姿勢角Φを算出する。なお、捕捉、追尾するGNSS衛星数は、これに限るものではない。この姿勢角算出部11で算出される姿勢角Φはアンテナ位置での姿勢角である。姿勢角算出部11は、姿勢角Φを動揺周期算出部12へ出力する。
動揺周期算出部12は、少なくとも4回分の姿勢角Φと観測時間間隔Δtとを用いて、上述の(式5)、(式7)の演算処理を実行することで、船体座標系の各方位に対する動揺周期Tを推定算出する。
このような構成とすることで、船体座標系の各方位に対する動揺周期を算出することができる。この際、本実施形態の構成を用いれば、アンテナで受信したGNSS信号のみで動揺補正を行うことができる。したがって、簡素な構成および比較的に簡素化された処理で、動揺周期を推定算出することができる。
なお、ここでは、各機能部に分けた場合を例に説明しているが、これらを一つのICに集約してもよい。また、各機能部の機能を動揺周期推定算出プログラムとして、プログラム化して記憶しておき、当該動揺周期推定算出プログラムをコンピュータで実行することによって、動揺周期を推定算出することもできる。
次に、上述の船体の角速度を算出する角速度算出部30の構成について、図を参照して説明する。図7は、角速度算出部30の機能ブロック図である。角速度算出部30は、動揺周期推定部10、GNSS角速度算出部31、動揺補正値算出部32、および角速度補正部33を備える。角速度算出部30が本発明の「移動体角速度算出装置」に相当する。
GNSS角速度算出部31には、動揺周期推定部10の姿勢角算出部11から出力された姿勢角Φ(船体座標系)が、所定の時間間隔Δtで順次入力される。GNSS角速度算出部31は、順次入力される姿勢角Φと時間間隔Δtとを、(式9)に代入する演算を行うことで、アンテナ位置(受信位置)での角速度ω(船体座標系)を算出する。GNSS角速度算出部31は、アンテナ位置での角速度ωを角速度補正部33へ出力する。
動揺補正値算出部32には、動揺周期推定部10の動揺周期算出部12から出力された周期Tが入力される。動揺補正値算出部32は、周期Tと時間間隔Δtとを、(式11)に代入する演算を行うことで、動揺補正値SF(船体座標系)を算出する。動揺補正値算出部32は、動揺補正値SFを角速度補正部33へ出力する。
角速度補正部33は、アンテナ位置での角速度ωを動揺補正値SFで補正することにより、補正角速度ω(船体座標系)を算出する。なお、補正の方法としては、例えば、アンテナ位置での角速度ωに動揺補正値SFを乗算し、アンテナ位置での角速度ωの絶対値が小さくなるようにこの乗算値を加算もしくは減算すればよい。
このような構成とすることで、推定した動揺周期により動揺補正された角速度を算出することができる。この際、本実施形態の構成を用いれば、アンテナで受信したGNSS信号と、適宜設定した周期のみで動揺補正を行うことができる。したがって、簡素な構成および比較的に簡素化された処理で、動揺補正を行うことができ、角速度を高精度に算出することができる。
なお、ここでは、各機能部に分けた場合を例に説明しているが、これらを一つのICに集約してもよい。また、各機能部の機能を角速度算出プログラムとして、プログラム化して記憶しておき、当該角速度算出プログラムをコンピュータで実行することによって、動揺補正された角速度を算出することもできる。
次に、上述の船速を算出する船速算出部50の構成について、図を参照して説明する。図8は、船速算出部50の機能ブロック図である。
船速算出部50は、測位演算部40、動揺周期推定部10、角速度算出部30、および速度補正部51を備える。船速算出部10が本発明の「移動体速度算出装置」に相当する。
測位演算部40は、姿勢角算出部11およびアンテナ速度算出部41を備える。姿勢角算出部11は、動揺周期推定部10と共用されている。姿勢角算出部11とアンテナ速度算出部41は、図示していないがアンテナ101に接続されている。姿勢角算出部11は、アンテナ101で受信したGNSS信号を用いて、姿勢角Φを算出する。アンテナ速度算出部41は、アンテナ101で受信したGNSS信号を用いて、速度VANを算出する。なお、捕捉、追尾するGNSS衛星数は、これに限るものではない。この測位演算部40で算出される姿勢角Φはアンテナ位置での姿勢角であり船体座標系で算出されている。測位演算部40で算出される速度VANはアンテナ位置での速度であり、地球座標系で算出されている。測位演算部40の姿勢角算出部11は、アンテナ位置での姿勢角Φを動揺周期算出部12へ出力するとともに、角速度算出部30のGNSS角速度算出部31へ出力する。測位演算部40のアンテナ速度算出部41は、アンテナ位置での速度VANを速度補正部51へ出力する。
角速度算出部30は、上述の図7に示すような構成と同じであり、GNSS角速度算出部31、動揺補正値算出部32、角速度補正部33を備える。角速度算出部30は、アンテナ位置での姿勢角Φと推定された動揺周期Tとから、上述のように補正角速度ωを算出する。
速度補正部51は、上述のように、補正角速度ωから得られる速度補正値A(地球座標系)を用いてアンテナ位置での速度VAN(地球座標系)を補正し、船体重心での船体速度である船速V(地球座標系)を算出する。
このような構成とすることで、算出される船速に含まれる動揺による誤差成分が効果的に抑圧される。これにより、動揺補正された船速を算出することができる。この際、本実施形態の構成を用いれば、アンテナで受信したGNSS信号と、適宜設定した周期のみで動揺補正を行うことができる。したがって、簡素な構成および比較的に簡素化された処理で、動揺補正を行うことができ、船速を高精度に算出することができる。
なお、ここでは、各機能部に分けた場合を例に説明しているが、これらを一つのICに集約してもよい。また、各機能部の機能を速度算出プログラムとして、プログラム化して記憶しておき、当該速度算出プログラムをコンピュータで実行することによって、動揺補正された船速を算出することもできる。
このように算出された船速は、例えば次に示す船舶の航行支援に利用することができる。図9は、本発明の実施形態に係る船速算出部50を備える船舶100のブロック図である。
船舶100は、アンテナ101と、船速算出部50と、航行支援情報生成部60と、を備える。
アンテナ101は、例えば、船舶100の船体に立てられたマストの先端等、船体重心から離間し、且つ、GNSS信号の受信が妨害されにくい位置に設置されている。アンテナ101は、船速算出部50に接続されており、受信したGNSS信号を船速算出部50へ出力する。
船速算出部50は、上述の図8に示す構成からなり、GNSS信号に基づいて、動揺周期Tを推定し、推定した動揺周期Tを用いて船速Vを算出する。船速算出部50は、船速Vを航行支援情報生成部60へ出力する。
航行支援情報生成部60は、船速Vを用いて、各種の航行支援情報を生成する。例えば、航行支援情報生成部60は、オペレータが監視する表示画面に船速Vを表示する。
このような構成を適用することで、動揺補正された船速から航行支援情報を生成することができ、より適切な航行支援情報をオペレータへ提供することができる。
なお、この際、航行支援情報生成部60に、船速算出部50の測位演算部から位置や姿勢角が入力されれば、これらの入力情報を用いて、さらに詳細な船舶100の航行状態を示す情報を表示画面に表示させることができる。
なお、上述の説明では、アンテナの具体的な構成を説明していないが、例えば、所定の基線長をもって離間された二本のアンテナであればよい。すなわち、GNSS信号を捕捉、追尾して、その追尾結果(例えば、擬似距離やドップラ周波数等)から、姿勢角や速度を算出可能な本数のアンテナがあればよい。さらには、一本のアンテナと慣性センサとの組合せであっても、上述のアンテナの範疇として利用することができる。
また、上述の実施形態に示す方法や構成は、船舶に限るものではなく、水上を移動する移動体等のように、外乱要素によって動揺する移動体であれば、適用することができる。
また、上述の実施形態では、動揺を関数で推定して三次関数近似した観測方程式を用いる例を示したが、動揺を関数で推定してテーラー展開して得られる別の観測方程式を用いてもよい。
また、上述の実施形態では、動揺補正値を算出するための周期関数として三角関数を例に示したが、周期性を有する他の関数、例えば、時間軸に沿って最大値と最小値とを交互に取るように線形で値が変化するノコギリ波のようなものを適用することができる。ただし、三角関数を用いることで、船舶の動揺の元となる外乱要素の主要因である波と同様の値の変化を設定できるため、より高精度な動揺補正が可能になる。
また、上述の実施形態では、三次関数近似して設定した観測方程式を用いる例を示したが、三次以上の項を用いるようにしてもよい。ただし、三次関数近似にしておけば、非線形要素を含む動揺周期を、実用上十分満足できる程度の精度で推定することができる。また、更なる高次の項を用いる場合よりも、演算負荷を軽減することができる。
10:動揺周期推定部、
11:姿勢角算出部、
12:動揺周期算出部、
30:角速度算出部、
31:GNSS角速度算出部、
32:動揺補正値算出部、
33:角速度補正部、
40:測位演算部、
41:アンテナ速度算出部、
50:船速算出部、
51:速度補正部、
60:航行支援情報生成部、
100:船舶、
101:アンテナ、
900:船体、
901:船体重心

Claims (19)

  1. アンテナで受信したGNSS信号に基づいて、該アンテナ位置での姿勢角を所定の時間間隔で算出する姿勢角算出部と、
    動揺を周期関数で推定して得られる観測方程式に、前記アンテナ位置での姿勢角と該姿勢角の算出時間間隔とを代入することで、動揺周期を推定算出する動揺周期算出部と、
    を備える動揺周期推定装置。
  2. 請求項1に記載の動揺周期推定装置であって、
    前記動揺周期推定算出部は、
    前記動揺を前記周期関数で推定して三次関数近似する、動揺周期推定装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の動揺周期推定装置であって、
    前記動揺周期推定算出部は、
    前記周期関数として三角関数を用いる、動揺周期推定装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の動揺周期推定装置の各部と、
    前記アンテナ位置での姿勢角から、当該アンテナ位置での角速度を算出するGNSS角速度算出部と、
    前記動揺周期から動揺補正値を算出する動揺補正値算出部と、
    前記GNSS角速度と前記動揺補正値とから補正角速度を算出する角速度補正部と、
    を備える移動体角速度算出装置。
  5. 請求項4に記載の移動体角速度算出装置の各部と、
    前記アンテナ位置での速度を算出するGNSS速度算出部と、
    前記移動体角速度算出装置の前記角速度補正部から出力される補正角速度で、前記アンテナ位置での速度を補正して、移動体速度を算出する速度補正部と、
    を備えた移動体速度算出装置。
  6. 請求項5に記載の移動体速度算出装置であって、
    前記速度補正部は、前記補正角速度と、前記アンテナ位置と移動体の重心との位置関係に基づく値とから速度補正値を算出し、当該速度補正値によって前記アンテナ位置での速度を補正することで前記移動体速度を算出する、移動体速度算出装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載の移動体速度算出装置と、
    前記移動体速度から航行支援情報を生成する航行支援情報生成部と、を備えた移動体。
  8. アンテナで受信したGNSS信号に基づいて、該アンテナ位置での姿勢角を所定の時間間隔で算出する姿勢角算出工程と、
    動揺を周期関数で推定して得られる観測方程式に、前記アンテナ位置での姿勢角と該姿勢角の算出時間間隔とを代入することで、動揺周期を推定算出する動揺周期算出工程と、
    を有する動揺周期推定方法。
  9. 請求項8に記載の動揺周期推定方法であって、
    前記動揺周期推定算出工程は、
    前記動揺を前記周期関数で推定して三次関数近似する、動揺周期推定方法。
  10. 請求項8または請求項9に記載の動揺周期推定方法であって、
    前記動揺周期推定算出工程は、
    前記周期関数として三角関数を用いる、動揺周期推定方法。
  11. 請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の動揺周期推定方法の各工程と、
    前記アンテナ位置での姿勢角から、当該アンテナ位置での角速度を算出するGNSS角速度算出工程と、
    前記動揺周期から動揺補正値を算出する動揺補正値算出工程と、
    前記GNSS角速度と前記動揺補正値とから補正角速度を算出する角速度補正工程と、
    を有する移動体角速度算出方法。
  12. 請求項11に記載の移動体角速度算出方法の各工程と、
    前記アンテナ位置での速度を算出するGNSS速度算出工程と、
    前記角速度補正工程で出力される補正角速度によって、前記アンテナ位置での速度を補正して、移動体速度を算出する速度補正工程と、
    を有する移動体速度算出方法。
  13. 請求項12に記載の移動体速度算出方法であって、
    前記速度補正工程は、前記補正角速度と、前記アンテナ位置と移動体の重心との位置関係に基づく値とから速度補正値を算出し、当該速度補正値によって前記アンテナ位置での速度を補正することで前記移動体速度を算出する、移動体速度算出方法。
  14. 移動体の動揺周期を推定する処理をコンピュータに実行させる動揺周期推定プログラムであって、
    前記コンピュータは、
    アンテナで受信したGNSS信号に基づいて、該アンテナ位置での姿勢角を所定の時間間隔で算出する姿勢角算出処理と、
    動揺を周期関数で推定して得られる観測方程式に、前記アンテナ位置での姿勢角と該姿勢角の算出時間間隔とを代入することで、動揺周期を推定算出する動揺周期算出処理と、
    を実行する動揺周期推定プログラム。
  15. 請求項14に記載の動揺周期推定プログラムであって、
    前記コンピュータは、
    前記動揺周期推定算出処理として、
    前記動揺を前記周期関数で推定して三次関数近似する、動揺周期推定プログラム。
  16. 請求項14または請求項15に記載の動揺周期推定プログラムであって、
    前記コンピュータは、
    前記動揺周期推定算出処理として、
    前記周期関数として三角関数を用いる、動揺周期推定プログラム。
  17. 移動体の角速度を算出する処理をコンピュータに実行させる移動体角速度算出プログラムであって、
    前記コンピュータは、
    請求項14乃至請求項16のいずれかに記載の動揺周期推定プログラムの各処理と、
    前記アンテナ位置での姿勢角から、当該アンテナ位置での角速度を算出するGNSS角速度算出処理と、
    前記動揺周期から動揺補正値を算出する動揺補正値算出処理と、
    前記GNSS角速度と前記動揺補正値とから補正角速度を算出する角速度補正処理と、
    を実行する移動体角速度算出プログラム。
  18. 移動体の速度を算出する処理をコンピュータに実行させる移動体速度算出プログラムであって、
    前記コンピュータは、
    請求項17に記載の移動体角速度算出プログラムの各処理と、
    前記アンテナ位置での速度を算出するGNSS速度算出処理と、
    前記角速度補正処理で出力される補正角速度によって、前記アンテナ位置での速度を補正して、移動体速度を算出する速度補正処理と、
    を実行する移動体速度算出プログラム。
  19. 請求項18に記載の移動体速度算出プログラムであって、
    前記コンピュータは、
    前記速度補正処理として、前記補正角速度と、前記アンテナ位置と移動体の重心との位置関係に基づく値とから速度補正値を算出し、当該速度補正値によって前記アンテナ位置での速度を補正することで前記移動体速度を算出する、移動体速度算出プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3734330A4 (en) * 2017-12-01 2021-11-03 Furuno Electric Co., Ltd. OSCILLATION OBSERVATION DEVICE, METHOD AND PROGRAM

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