JP2014144495A - ロボットシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】外部機器からの信号をロボット制御部へ伝送する信号線の数を減少させ、ロボットシステム全体を小型化する。
【解決手段】ロボットシステムは、複数の信号を出力する外部機器を接続可能な端子部と、ロボットの動作を制御するロボット制御部と、外部機器から端子部へ入力された複数の信号を2つの系統を介してそれぞれロボット制御部へ伝送する二重化信号線とを備える。二重化信号線は、複数の信号をまとめて信号線で伝送する2つの系統を備える。
【選択図】図3

Description

開示の実施形態は、ロボットシステムに関する。
従来、例えば非常停止スイッチなどの外部機器が操作されて外部機器から信号が入力された場合、ロボットの動作を停止させるなどして、ロボット周辺の安全を確保するようにしたロボットシステムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
上記したロボットシステムは、外部機器と、ロボットの動作を制御するロボット制御部とを接続する信号線を二重化することで、信号線の一方に断線などの不具合が生じた場合であっても外部機器からの信号を確実にロボット制御部へ入力するように構成される。なお、上記した信号線としては、1種類の信号を1本の専用の信号線で伝送する、いわゆるハードワイヤが広く知られている。
特許第4196757号公報
ところで近年、外部機器の種類、または外部機器から入力される信号の数は増加する傾向にある。そのため、上記した二重化信号線において、2つの系統がともにハードワイヤで配線されるように構成した場合、例えば外部機器からの信号の数が1つ増加すると、信号線は2本増加することとなる。このように信号線の数が増加すると、それに伴って信号線を束ねるコネクタや端子部も大きくなって配線のために必要なスペースが増大し、結果としてロボットシステム全体が大型化するおそれがあった。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、外部機器からの信号をロボット制御部へ伝送する信号線の数を減少させることができ、システム全体を小型化することができるロボットシステムを提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るロボットシステムは、端子部と、ロボット制御部と、二重化信号線とを備える。端子部は、複数の信号を出力する外部機器を接続可能な接続端子を有する。ロボット制御部は、前記外部機器からの信号に応じてロボットの動作を制御する。二重化信号線は、前記端子部と前記ロボット制御部とを接続し、前記外部機器から前記端子部へ入力された複数の信号を2つの系統を介してそれぞれ前記ロボット制御部へ伝送する。また、前記二重化信号線は、複数の信号をまとめて信号線で伝送する2つの系統を備える。
実施形態の一態様によれば、外部機器からの信号をロボット制御部へ伝送する信号線の数を減少させることができ、ロボットシステム全体を小型化することができる。
図1は、第1の実施形態に係るロボットシステムを示す模式全体図である。 図2は、図1に示す制御盤の構成を示すブロック図である。 図3は、図1に示すロボットシステムの構成を示すブロック図である。 図4は、図2などに示すロボット制御部が実行する処理手順を示すフローチャートである。 図5は、第2の実施形態に係るロボットシステムの構成を示すブロック図である。 図6は、図5に示すロボットシステムにおける端子部同士などの接続を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するロボットシステムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るロボットシステムを示す模式全体図である。図1に示すように、本実施形態に係るロボットシステム1は、ロボット2と、ロボット2の周辺装置3と、制御盤4と、非常停止スイッチ5a、安全柵スイッチ5b、安全PLC(Programmable Logic Controller)5cなどの外部機器5とを備える。
ロボット2は、例えば産業用ロボットであり、具体的には例えば複数の関節軸を有する多関節型ロボットである。ロボット2は、複数のアーム2aと、アーム2aの先端に取り付けられるハンド2bと、各関節やハンド2bなどを駆動する複数のロボット用モータ(図示せず)とを備える。ロボット2は、ロボット用モータの回転駆動によってアーム2aやハンド2bの姿勢が制御され、例えばハンド2bを介してワークWの把持や搬送など所定の作業を行う。
また、図1で図示を省略するが、各ロボット用モータにはエンコーダ2c(図3に各エンコーダをまとめて模式的に示す)が取り付けられる。エンコーダ2cは、ロボット用モータの回転量や回転角度を示す信号(以下「ロボットエンコーダ信号」という)を制御盤4へ出力する。
なお、ロボット2は、上記した多関節型ロボットに限定されるものではなく、その他の種類のロボット、例えば直交ロボットやパラレルリンクロボットなどであってもよい。また、ロボット2は、エンドエフェクタとしてハンド2bを備えるようにしたが、ワークWに対して所定の作業を実行できれば他のエンドエフェクタであってもよく、例えばワークWを吸着して保持する吸着部を備えるように構成してもよい。また、ハンド2bに代えて溶接用トーチやスポット溶接用ガンを取り付け、ワークWに対して溶接を行うようにしてもよい。
周辺装置3は、例えばロボット2の周辺に設置されるターンテーブルを備える。周辺装置3は、ワークWが載置されるテーブル3aと、テーブル3aに接続される周辺装置用モータ(図示せず)とを備え、周辺装置用モータの回転駆動によってテーブル3aが回転させられ、ワークWはロボット2が所定の作業をしやすい向きに変えられる。なお、周辺装置用モータおよび上記したロボット用モータは、具体的にはサーボモータであるが、これに限られるものではなく、例えば油圧モータなど他のモータであってもよい。
また、図1で図示を省略するが、周辺装置用モータにもエンコーダ3b(図3に示す)が取り付けられる。エンコーダ3bは、周辺装置用モータの回転量や回転角度を示す信号(以下「周辺装置エンコーダ信号」という)を制御盤4へ出力する。
なお、本実施形態では周辺装置3をターンテーブルとしたが、それに限定されるものではなく、例えばロボット2を搭載して水平方向に移動させる走行装置や、ワークWを搬送する搬送装置(例えばベルトコンベア)などその他の装置であってもよい。
図2は、制御盤4の構成を示すブロック図である。図2に示すように、制御盤4は、端子部10と、ロボット制御部11と、ロボット監視部12と、これら端子部10、ロボット制御部11、ロボット監視部12などを収納する筐体13とを備える。
端子部10は、外部機器5を接続可能な複数の接続端子10a1,10a2・・・を有する端子台を備える。複数の接続端子10a1,10a2のうち、符号10a1で示される接続端子は外部機器5からの信号を入力する入力端子であり、符号10a2で示される接続端子は外部機器5へ信号を出力する出力端子である。また、外部機器5と端子部10とを接続する信号線は、後述するように二重化されるため、端子部10は、同じ信号が入力(または出力)される接続端子10a1,10a2を2個ずつ設けるように構成される。
ロボット制御部11は、ロボットエンコーダ信号や周辺装置エンコーダ信号を読み取りながらロボット用モータ、周辺装置用モータの回転駆動を制御してロボット2、周辺装置3を動作させ、所定の作業を行う。ただし、本実施形態ではロボット制御部11のこうした機能については説明を省略する。ロボット制御部11はさらに、外部機器5から端子部10を介して入力された信号などに応じてロボット2や周辺装置3の動作を制御する。また、ロボット監視部12は、ロボット2や周辺装置3の運転状態を監視する。なお、これら端子部10、ロボット制御部11、ロボット監視部12については、後に詳説する。
上記した端子部10、ロボット制御部11、ロボット監視部12は、例えば回路基板などによって構成され、各回路基板間は信号線を介して接続される。具体的には、外部機器5と端子部10との間、端子部10とロボット制御部11との間、ロボット制御部11とロボット監視部12との間はそれぞれ、信号線を介して通信自在に接続される。また、上記した信号線は二重化され、信号を2つの系統で確実に伝送するように構成される。なお、この明細書においては、二重化された信号線を「二重化信号線」ともいう。
ところで、上記した信号線としては、1種類の信号を1本の専用の信号線で伝送する、いわゆるハードワイヤが知られている。しかしながら、上記した二重化信号線において、例えば2つの系統がともにハードワイヤで配線されるように構成した場合、外部機器からの信号の数が1つ増加すると、信号線は2本増加することとなる。このように、外部機器からの信号の数が増えると、信号線の数も増加し、それに伴って信号線を束ねるコネクタや端子部も大きくなって配線のために必要なスペースが増大し、結果としてロボットシステム全体が大型化するおそれがあった。
そこで、第1の実施形態に係るロボットシステム1にあっては、端子部10とロボット制御部11とを接続する二重化信号線20が、複数の信号をまとめて信号線で伝送する2つの系統、具体的には第1、第2の系統20a,20bを備えるようにした。これにより、二重化信号線20の2つの系統20a,20bを構成する信号線の数を減少させることができ、ロボットシステム1全体を小型化することができる。
なお、この明細書においては、図1などに示す2つの系統20a,20bを総称して「信号線20」または「二重化信号線20」などと表現する。また、他の信号線についても同様である。
図2の説明を続けると、筐体13は、端子部10、ロボット制御部11、ロボット監視部12などを収納可能な内部空間14を有する。筐体13の内部には、図2において破線で示す隔壁13aが形成され、内部空間14は隔壁13aによって複数(例えば2つ)の領域、具体的には第1の領域14aと第2の領域14bとに区画される。
第1の領域14aは、例えば作業者が外部から簡単にアクセス可能で、かつ外部機器5を制御盤4に接続する作業を容易に行える場所とされ、例えば筐体13の側面下部または底部に設けられる。第1の領域14aには、端子部10が配置される。これにより、作業者は端子部10に簡単にアクセスでき、外部機器5の端子部10への接続作業を容易に行うことができる。
一方、第2の領域14bは、例えば作業者がアクセスし難い場所とされ、例えば筐体13において隔壁13aが取り外されないとアクセスできないような場所とされる。第2の領域14bには、ロボット制御部11やロボット監視部12が配置される。ロボット制御部11やロボット監視部12には、後述する如く、CPU(Central Processing Unit)などの精密機器が搭載されるため、ロボット制御部11等を第2の領域14bに配置することで、上記した精密機器を作業者との接触などから保護することができる。
なお、第1の領域14aは筐体13の背面部に設けられるようにしてもよい。また、内部空間14は、第1の領域14aと第2の領域14bとにおおよそ分離された状態になっていてもよく、必ずしも隔壁13aによって完全に分離されていなくてもよい。
図1の説明に戻ると、非常停止スイッチ5aは、端子部10の接続端子10a1、具体的には入力端子に信号線21(図では符号21a,21bと示す)を介して接続される。非常停止スイッチ5aは、例えばロボット2の操作装置(図示せず)などに設けられ、作業者によって操作されるとき、ロボット2の停止指令を示す信号(以下「ロボット停止信号」という)や周辺装置3の停止指令を示す信号(以下「周辺装置停止信号」という)を端子部10へ出力する。
安全柵スイッチ5bは、端子部10の接続端子10a1、具体的には入力端子に信号線21を介して接続される。なお、非常停止スイッチ5aが接続される入力端子、安全柵スイッチ5bが接続される入力端子、および後述する安全PLC5cが接続される入力端子は、それぞれ別の入力端子であり、信号線21も別々である。
安全柵スイッチ5bは、例えばロボット2の作業中に人が立ち入らないよう、ロボット2の周囲に安全柵(図示せず)を設置しておき、仮に安全柵の中に人が侵入した場合に、その侵入を検出してロボット停止信号や周辺装置停止信号を端子部10へ出力する。
安全PLC5cは、端子部10の接続端子10a1,10a2、具体的には入力端子および出力端子に信号線21を介して接続される。安全PLC5cは、後述するように、出力端子から出力されたロボット2の空間位置情報や周辺装置3の空間位置情報が入力され、入力された各信号に基づいてロボット2や周辺装置3の状態(例えばロボット2の空間位置)を検出する。そして安全PLC5cは、検出したロボット2や周辺装置3の状態を、表示部(図示せず)に表示するなどして作業者へ報知する。
また、安全PLC5cは、ロボット2や周辺装置3の規定動作範囲および規定速度が作業者によって設定され、設定された規定動作範囲および規定速度を示す信号を端子部10の入力端子へ出力する。
このように、制御盤4の端子部10には複数の外部機器5が接続され、複数の信号が外部機器5から端子部10へ、または端子部10から外部機器5へ入出力される。なお、本実施形態においては、外部機器5として非常停止スイッチ5aや安全柵スイッチ5bなどを備えるように構成したが、これらは例示であって限定されるものではない。すなわち、外部機器5は、例えばロボット2の周辺領域に人が侵入した場合にロボット停止信号や周辺装置停止信号を出力する、ライトカーテンやマットスイッチなどであってもよい。
上記したロボットシステム1の構成について、図3を参照しつつ詳しく説明する。図3は、図1に示すロボットシステム1のブロック図である。尚、図3においては、図の簡素化のため、接続端子10a1,10a2を1つのブロックにまとめ、「接続端子10a」と示し、また非常停止スイッチ5aや安全柵スイッチ5bなども1つのブロックにまとめて「外部機器5」と示す。
図3に示すように、ロボットシステム1において、外部機器5と制御盤4の端子部10とは、前述した信号線21を介して接続される。また、制御盤4の端子部10とロボット制御部11とは前述した信号線20を介して接続され、ロボット制御部11とロボット監視部12とは信号線22を介して接続される。各信号線20,21はともに二重化されるが、各信号線20,21の構成は互いに相違する。
以下具体的に説明すると、制御盤4の端子部10は、接続端子10aと、複数(具体的には2つ)の特定用途向け集積回路(以下、「ASIC(Application Specific Integrated Circuit)」という)10b,10cとを備える。また、ロボット制御部11は、複数(具体的には2つ)の端子部10用のASIC11a,11bと、複数(具体的には2つ)のCPU11c,11dと、共有RAM(Random Access Memory)11eと、ロボット監視部12用のASIC11fとを備える。また、ロボット監視部12は、ASIC12aと、CPU12b,12cと、共有RAM12dとを備える。なお、図3では、ロボット監視部12は2つのCPUを設けて二重化し、互いに異常が発生していないかを監視しあうように構成しているが、例えば構成を簡素化して1つのCPUのみとしてもよい。
信号線21は、外部機器5からのロボット停止信号などを2つの系統21a,21bを介して端子部10へ伝送するとともに、端子部10からロボットエンコーダ信号により生成されたロボット2および周辺機器3の空間位置情報などを外部機器5へ伝送する。この2つの系統21a,21bはともに、例えばハードワイヤで配線される。すなわち、系統21aおよび系統21bはそれぞれ、外部機器5と端子部10との間で伝送される信号の数と同数の信号線で配線される。
このように、信号線21にあっては、2つの系統21a,21bをともにハードワイヤで配線することから、ノイズなどの影響を受け難くすることができる。また、信号線21を二重化することで、外部機器5から端子部10への信号の伝送、および端子部10から外部機器5への信号の伝送を、2つの系統21a,21bの一方に断線などの不具合が生じた場合であっても確実に行うことができる。
外部機器5から端子部10の接続端子10aに入力された複数の信号のうち、一方の系統21aを介して入力された信号はASIC10bへ出力され、他方の系統21bを介して入力された信号はASIC10cへ出力される。
上記したように、端子部10とロボット制御部11とを接続する二重化信号線20は、例えば外部機器5から端子部10へ入力された複数の信号を2つの系統を介してそれぞれロボット制御部11へ伝送する。詳しくは、二重化信号線20は、複数の信号をまとめて信号線で伝送する2つの系統、具体的には第1、第2の系統20a,20bを備える。本実施形態では、端子部10のASIC10bとロボット制御部11のASIC11aとを接続する信号線20が第1の系統20aとされ、端子部10のASIC10cとロボット制御部11のASIC11bとを接続する信号線20が第2の系統20bとされる。
具体的に第1、第2の系統20a,20bはともに、例えば1本のシリアル通信線で配線される。詳しくは、ASIC10bおよびASIC11a、ASIC10cおよびASIC11bは、複数の信号をデータとして集約して連続的に出力する機能を有し、このようなASIC同士をシリアル通信線で接続することで、シリアル通信が確立される。
なお、第1、第2の系統20a,20bにおいて信号が正しく伝送されたか否かの判定は、後述するように、各系統20a,20bから伝送された信号同士をCPU11c,11dで比較することで行われる。そのため、第1、2の系統20a,20bのシリアル通信では、例えばデータ破壊などを検出可能な安全プロトコル(例えば巡回冗長検査(CRC(Cyclic Redundancy Check))やパケットタイムスタンプなど)は使用されず、外部機器5から端子部10へ送られる信号、または端子部10から外部機器5へ送られる信号のみの送受信が行われる。
上記したように、本実施形態に係るロボットシステム1にあっては、二重化信号線20の第1、第2の系統20a,20bをシリアル通信線で配線するようにした。これにより、2つの系統をともにハードワイヤで配線する場合に比して信号線の本数を減少させることができ、また端子部10および制御盤内の配線スペースを小型化することができるので、結果としてロボットシステム1全体を小型化することができる。
また、二重化信号線20は、制御盤4の内部に配線される。そのため、制御盤4の内部を省配線化することができ、例えば制御盤4をメンテナンスするときの作業性を向上させることができる。
さらに、二重化信号線20の本数が減少するため、制御盤4の内部空間における二重化信号線20の占有スペースが減り、結果として制御盤4内の通気性や排熱効率を向上させることも可能となる。
図3の説明を続けると、上記のようにしてASIC11aに入力された信号は、CPU11cへ出力される一方、ASIC11bに入力された信号は、CPU11dへ出力される。
CPU11c,11dは、共有RAM11eを通じて相互に状態監視を行い、信号が端子部10からロボット制御部11へ正しく伝送されたか否かを判定する。具体的に各CPU11c,11dは、互いに入力された複数の信号同士を比較し、一致しているか否かを判定する。
このように、信号が端子部10からロボット制御部11へ正しく伝送されたか否かを判定する判定部として機能するCPU11c,11dをロボット制御部11にのみ設け、端子部10には、上記したような機能を有する装置、例えばCPUを備えないようにする。
これは、例えば外部機器5を接続するとき、振動や過度な力が端子部10に作用し易いが、そのような端子部10にCPUなどの精密機器が搭載されると、振動などの影響を受けてCPUなどが故障するおそれがある。そこで、本実施形態に係るロボットシステム1にあっては、上記のように構成したので、外部機器5の接続作業に伴う振動などによってCPUなどの精密機器が故障することはなく、ロボットシステム1の信頼性を向上させることができる。また、端子部10がCPUなどの精密機器を備えないことから、コスト的にも有利である。
CPU11c,11dは、互いに入力された複数の信号同士が一致しないと判定した場合、例えば二重化信号線20の一方に断線などの不具合が生じたおそれがあるため、ロボット2および周辺装置3への供給電源を遮断する信号(以下「電源遮断信号」という)を供給電源制御部30へ出力する。供給電源制御部30は、例えばコンタクタを備え、上記した電源遮断信号が入力されると、ロボット2および周辺装置3への供給電源を遮断してロボット2および周辺装置3の動作を停止させる。このようにロボット2などへの供給電源を遮断することで、ロボット2などの動作を確実に停止させることができる。
また、ロボット制御部11のCPU11c,11dは、入力された複数の信号にロボット停止信号または周辺装置停止信号が含まれる場合、電源遮断信号を供給電源制御部30へ出力し、ロボット2および周辺装置3の動作を停止させる。なお、CPU11c,11dの動作は例示であって、上記に限定されるものではなく、例えば入力された複数の信号にロボット停止信号が含まれる場合はロボット2の動作のみを停止させ、周辺装置停止信号が含まれる場合は周辺装置3の動作のみを停止させるようにしてもよい。
ロボット制御部11のASIC11fは、信号線22を介してロボット監視部12のASIC12aに接続される。信号線22は、例えば1本のシリアル通信線で配線される。詳しくは、ASIC11fおよびASIC12aは、複数の信号をデータとしてまとめて連続的に出力する機能を有し、このようなASIC同士をシリアル通信線で接続することで、シリアル通信が確立される。
ASIC11fとASIC12aとの間のシリアル通信では、ロボット制御部11とロボット監視部12とがともにCPUを備えるため、安全プロトコルを用いたデータの送受信が行われる。
すなわち、データの送信側と受信側の両方に、送受信されたデータを解析可能なCPUを備えるため、例えば巡回冗長検査(CRC)やパケットタイムスタンプなどの安全プロトコルを用いることが可能となる。このように安全プロトコルを利用することで、信号線22を1本のシリアル通信線とすることができるとともに、CPU11c,11dやCPU12bは、信号が正しく伝送されたか否かの判定、換言すれば、信号に異常が生じているか否かの判定を容易に行うことができる。
また、本実施形態に係るロボットシステム1にあっては、信号線22を1本のシリアル通信線で配線するようにしたことから、信号線22をハードワイヤで配線する場合に比して信号線の本数を減少させることができ、ロボットシステム1全体をより小型化することができる。なお、上記において、信号線22のシリアル通信線、および信号線20の第1、第2の系統20a,20bのシリアル通信線の本数をいずれも1本としたが、本数はそれに限定されるものではなく、2本以上であってもよい。
信号線22を介して伝送される信号について説明すると、ロボット監視部12には、例えば外部機器5の安全PLC5cから規定動作範囲および規定速度を示す信号が、信号線21、端子部10、信号線20、ロボット制御部11、信号線22を介して入力される。また、ロボット監視部12には、エンコーダ2c,3bからロボットエンコーダ信号や周辺装置エンコーダ信号が入力される。
そしてロボット監視部12は、ロボット2や周辺装置3の運転状態を監視する。具体的には、ロボット監視部12のCPU12bは、入力された各エンコーダ信号に基づいてロボット2や周辺装置3の運転状態を検出する。CPU12bは、検出した運転状態が、上記した規定動作範囲や規定速度を逸脱する場合に、ロボット停止信号や周辺装置停止信号を信号線22を介してロボット制御部11へ出力する。なお、ロボット制御部11は、上記と同様、ロボット停止信号などの入力に応じてロボット2などの動作を停止させる。
また、ロボット監視部12は、入力されたロボットエンコーダ信号や周辺装置エンコーダ信号から算出される空間位置情報を信号線22、ロボット制御部11、信号線20、端子部10、信号線21を介して安全PLC5cへ出力する。
ここで、空間位置情報について説明する。ロボット2の各関節を連結する各アーム2aの長さや形状は既知であるので、ロボットエンコーダ信号が分かればロボット2の各アーム2aや先端のハンド2bの位置を順運動学によって求めることができる。また、周辺装置3についても、テーブル3aなど可動部の形状が既知であれば、ワークWの位置などを同じく順運動学によって求めることができる。
一方、ロボット2や周辺装置3の動作領域空間を仮想的に直方体で等分し、各直方体に番号などのインデックスを割り振り、各直方体が識別できるようにしておく。こうした構成により、ロボットエンコーダ信号から各アーム2aやハンド2bが現在どの直方体内に存在しているか算出することができる。同様に、周辺装置エンコーダ信号からワークWなどが現在どの直方体内に存在しているか算出することができる。
この各アーム2aやハンド2bがどの直方体内に存在しているかという情報を、本実施形態ではロボット2の空間位置情報と呼んでいる。また、周辺装置3についても可動部やワークWがどの直方体内に存在しているかという情報を、周辺装置3の空間位置情報と呼んでいる。
さらに、各直方体に「ロボット2や周辺装置3以外の装置類が存在する」といった情報や、「作業者が行き来する場所との距離が短い」といった情報を付加しておくこともできる。こうした構成とすることで、安全PLC5cにて空間位置情報と直方体に付加された情報とをつき合わせ、必要に応じてロボット2や周辺装置3の動作速度を低下させたり、動作を一時停止させたりするシーケンス処理を行うことが可能となる。
このように、二重化された各信号線20,21,22は、信号を双方向に伝送するように構成される。例えば二重化信号線20は、外部機器5から端子部10の入力端子に入力された信号(例えばロボット停止信号など)をロボット制御部11へ伝送する一方、ロボット制御部11からの信号(ロボットエンコーダ信号等により生成されたロボット2および周辺機器3の空間位置情報など)を端子部10の出力端子へ伝送するように構成される。これにより、例えば二重化信号線20を、外部機器5からの信号をロボット制御部11へ伝送するのみならず、ロボット制御部11から外部機器5への信号の伝送にも利用することができる。
図4は、上記したロボット制御部11が実行する処理手順を示すフローチャートである。図4に示すように、ロボット制御部11は、外部機器5の信号が信号線21、端子部10、信号線20を介して正しく伝送されたか否かを判定する。具体的にロボット制御部11は、外部機器5から二重化信号線20の第1の系統20aを介して入力された信号と、外部機器5から第2の系統20bを介して入力されて信号とを比較し、一致するか否かを判定する(ステップS10)。
2つの系統20a,20bからの信号が一致しない場合は(ステップS10,No)、例えば二重化信号線20に断線などの不具合が生じたおそれがあるため、電源遮断信号を供給電源制御部30へ出力し、ロボット2などの供給電源を遮断してロボット2などの動作を停止させる(ステップS11)。
一方、2つの系統20a,20bからの信号が一致する場合は(ステップS10,Yes)、次いで外部機器5からロボット停止信号や周辺装置停止信号が入力されたか否かを判定する(ステップS12)。
ロボット停止信号などが入力された場合は(ステップS12,Yes)、前述したように、電源遮断信号を出力してロボット2および周辺装置3の動作を停止させる(ステップS11)。他方、ロボット停止信号などが入力されない場合は(ステップS12,No)、次いでロボット監視部12から入力された信号にデータ破壊などの異常があるか否かを判定する(ステップS13)。
ロボット監視部12からの信号に異常がない場合は(ステップS13,No)、次いでロボット監視部12からロボット停止信号や周辺装置停止信号が入力されたか否かを判定する(ステップS14)。
ロボット監視部12からロボット停止信号などが入力された場合(ステップS14,Yes)、あるいはロボット監視部12からの信号に異常がある場合は(ステップS13,Yes)、前述したように、電源遮断信号を出力してロボット2および周辺装置3の動作を停止させる(ステップS11)。他方、ロボット監視部12からロボット停止信号などが入力されない場合は(ステップS14,No)、そのままプログラムを終了する。
上述してきたように、第1の実施形態に係るロボットシステム1にあっては、二重化信号線20が、複数の信号をまとめて信号線で伝送する2つの系統20a,20bを備えるようにした。これにより、二重化信号線20の2つの系統20a,20bを構成する信号線の数を減少させることができ、ロボットシステム1全体を小型化することができる。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態に係るロボットシステム1aを示す、図3と同様なブロック図であり、図6は、図5に示すロボットシステム1aにおける端子部同士などの接続を示す説明図である。図5に示すように、第2の実施形態に係るロボットシステム1aにおいては、ロボットを複数、具体的には第1のロボット2と第2のロボット102との2台備えるようにした。
また、周辺装置、外部機器、端子部、ロボット監視部および供給電源制御部の数はそれぞれ、ロボットの台数に対応するため、ロボットシステム1aでは、それぞれ複数、具体的には2つ備えるように構成される。なお、図5,6において符号A1の破線で囲まれる部分が、第1のロボット2に対応する端子部等であり、符号A2の破線で囲まれる部分が第2のロボット102に対応する端子部等である。
図5から分かるように、第1のロボット2、第1のロボット2に対応する、第1の周辺装置3、第1の外部機器5、第1の端子部10、ロボット制御部11、第1のロボット監視部12および第1の供給電源制御部30の各要素の構成は、第1の実施形態のそれと略同一であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
また、第2のロボット102、第2のロボット102に対応する、第2の周辺装置103、第2の外部機器105、第2の端子部110、第2のロボット監視部112および第2の供給電源制御部130の各要素の構成も、第1の実施形態のそれと略同一である。したがって、図5では、第2のロボット102などの各要素に対し、第1の実施形態における各要素の符号に100を加算した符号を付して説明を省略する。なお、ロボット制御部11は、複数のロボット2,102や周辺装置3,103の動作を制御することが可能であるため、本実施形態に係るロボットシステム1aでも1つで足りる。
なお、図6では、図示の簡略化のため、第1、第2のロボット2,102、第1、第2の周辺装置3,103、第1、第2の供給電源制御部30、130の図示を省略した。
上記を踏まえて第2の実施形態に係るロボットシステム1aについて説明すると、図5,6に示すように、第1の端子部10と第2の端子部110とは、二重化信号線120(図では符号120a,120bと示す)を介して直列に接続される。これにより、端子部が複数ある場合であっても、複数の端子部10,110同士を簡易に接続することができる。
二重化信号線120は、一方の端子部(例えば第2の端子部110)に入力された複数の信号をまとめて信号線で他方の端子部(例えば第1の端子部10)へ伝送する2つの系統、具体的には第1、第2の系統120a,120bを備える。
詳しくは、第2の端子部110のASIC110bと第1の端子部10のASIC10bとを接続する信号線120が、第1の系統120aとされ、シリアル通信線で配線される。また第2の端子部110のASIC110cと第1の端子部10のASIC10cとを接続する信号線120は、第2の系統120bとされ、シリアル通信線で配線される。なお、図では省略しているが、これらのシリアル通信線は、例えば終端抵抗などを取り付けるなどして、終端処理が適宜になされる。
これにより、第2の外部機器105からの信号は、信号線121(図では符号121a,121bと示す)、第2の端子部110、信号線120、第1の端子部10、信号線20を介してロボット制御部11に入力されることとなる。なお、信号線20,120の第1の系統20a,120aと、第2の系統20b,120bとをシリアル通信(データ通信)としたことから、ロボット制御部11は、入力された信号が、第1の外部機器5からのものであるか、第2の外部機器105からのものであるかを容易に判別することも可能となる。
上記したように、本実施形態に係るロボットシステム1aにあっては、二重化信号線120の2つの系統120a,120bをシリアル通信線で配線するようにした。これにより、2つの系統をともにハードワイヤで配線する場合に比して信号線の本数を減少させることができ、また端子部10,110を小型化することができるので、結果としてロボットシステム1a全体を小型化することができる。
また、第1のロボット監視部12と第2のロボット監視部112とは、信号線122を介して直列に接続される。信号線122は、例えば1本のシリアル通信線で配線される。これにより、第2のロボット監視部112からの信号は、信号線122、第1のロボット監視部12、信号線22を介してロボット制御部11に入力されることとなる。なお、図では省略しているが、シリアル通信線の場合は、例えば終端抵抗などを取り付けるなどして、終端処理が適宜になされる。
なお、信号線22,122についても、これらをシリアル通信(データ通信)としたことから、ロボット制御部11は、入力された信号が、第1のロボット監視部12からのものであるか、第2のロボット監視部112からのものであるかを容易に判別することも可能となる。
このように、ロボットシステム1aにあっては、信号線122を1本のシリアル通信線で配線するようにしたことから、信号線122をハードワイヤで配線する場合に比して信号線の本数を減少させることができ、ロボットシステム1a全体をより小型化することができる。
次いでロボット制御部11の動作について説明する。ロボット制御部11の動作は、基本的には第1実施形態と同じであるため、図4を参照しつつ説明する。ロボット制御部11は、第1、第2の外部機器5,105から信号線20の2つの系統20a,20bを介して入力された信号同士を比較し、一致するか否かを判定する(ステップS10)。
2つの系統20a,20bからの信号が一致しない場合は(ステップS10,No)、電源遮断信号を第1、第2の供給電源制御部30,130へ出力して、第1、第2のロボット2,102および第1、第2の周辺装置3,103の全ての動作を停止させる(ステップS11)。
一方、2つの系統20a,20bからの信号が一致する場合は(ステップS10,Yes)、次いで第1、第2の外部機器5,105のうちの少なくともいずれかから、ロボット停止信号や周辺装置停止信号が入力されたか否かを判定する(ステップS12)。
第1、第2の外部機器5,105のうちの少なくともいずれかからロボット停止信号などが入力された場合は(ステップS12,Yes)、電源遮断信号を出力して第1、第2のロボット2,102など全ての動作を停止させる(ステップS11)。これにより、第1、第2のロボット2,102などの周辺の安全性を向上させることができる。
他方、第1、第2の外部機器5,105からロボット停止信号などが入力されない場合は(ステップS12,No)、次いで第1、第2のロボット監視部12,112から入力された信号に異常があるか否かを判定する(ステップS13)。
第1のロボット監視部12,112からの信号に異常がない場合は(ステップS13,No)、次いで第1、第2のロボット監視部12,112のうちの少なくともいずれかから、ロボット停止信号や周辺装置停止信号が入力されたか否かを判定する(ステップS14)。
第1、第2のロボット監視部12,112のうちの少なくともいずれかからロボット停止信号などが入力された場合(ステップS14,Yes)、あるいは第1、第2のロボット監視部12,112からの信号に異常がある場合は(ステップS13,Yes)、ステップS11の処理を実行する。
他方、第1、第2のロボット監視部12,112からロボット停止信号などが入力されない場合は(ステップS14,No)、そのままプログラムを終了する。なお、ステップS11の処理において、第1、第2のロボット2,102などの全ての動作を停止させるように構成したが、それに限定されるものではない。すなわち、ステップS11において、例えば入力されたロボット停止信号に対応するロボットのみを停止、あるいは入力された周辺装置停止信号に対応する周辺装置のみを停止させるようにしてもよい。
上述してきたように、第2の実施形態では、第1、第2のロボット2,102に対応する第1、第2の端子部10,110が、二重化信号線120を介して直列に接続され、二重化信号線120の2つの系統120a,120bがシリアル通信線で配線されるようにした。これにより、第1、第2の端子部10,110同士を接続する信号線120の本数を減少させることができ、ロボットシステム1a全体を小型化することができる。なお、残余の効果は第1の実施形態と同一であるので、説明を省略する。
なお、第2の実施形態にあっては、ロボット2,102や外部機器5,105、端子部10,110などを2つ備えるように構成したが、それに限定されるものではなく、3つ以上であっても良い。
また、第1の実施形態などでは、端子部10とロボット制御部11とロボット監視部12とを制御盤4の内部に収納するようにしたが、それに限定されるものではなく、例えば端子部10を制御盤4から離間した位置に配置し、作業者はその場所で外部機器5と端子部10とを接続する作業を行うように構成しても良い。
また、複数の信号をまとめて信号線で伝送する系統に、シリアル通信線を用いるようにしたが、例えばBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信や赤外線通信などの無線通信を用いるようにしてもよい。また、通信方式もシリアル通信に限定されるものではなく、パラレル通信などの他の通信方式であってもよい。なお、パラレル通信とした場合の信号線の本数は、シリアル通信の場合の信号線の本数よりも多くなる可能性があるが、ハードワイヤと比較すると、信号線の数を減少させることができ、同様に、ロボットシステム1,1aの小型化を図ることができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1,1a ロボットシステム
2,102 ロボット
3,103 周辺装置
4 制御盤
5,105 外部機器
10,110 端子部
10a,110a 接続端子
11 ロボット制御部
12,112 ロボット監視部
20,21,22,120,121,122 信号線
W ワーク
なお、ロボット2は、上記した多関節型ロボットに限定されるものではなく、その他の種類のロボット、例えば直交ロボットやパラレルリンクロボットなどであってもよい。また、ロボット2は、エンドエフェクタとしてハンド2bを備えるようにしたが、ワークWに対して所定の作業を実行できれば他のエンドエフェクタであってもよく、例えばワークWを吸着して保持する吸着部を備えるように構成してもよい。また、ハンド2bに代えてアーク溶接用トーチやスポット溶接用ガンを取り付け、ワークWに対して溶接を行うようにしてもよい。
上記した端子部10、ロボット制御部11、ロボット監視部12は、例えば回路基板などによって構成され、各回路基板間は信号線を介して接続される。具体的には、外部機器5と端子部10との間、端子部10とロボット制御部11との間、ロボット制御部11とロボット監視部12との間はそれぞれ、信号線を介して通信自在に接続される。また、上記した信号線のうち外部機器5と端子部10との間、および端子部10とロボット制御部11との間それぞれ二重化され、信号を2つの系統で確実に伝送するように構成される。なお、この明細書においては、二重化された信号線を「二重化信号線」ともいう。
なお、この明細書においては、図などに示す2つの系統20a,20bを総称して「信号線20」または「二重化信号線20」などと表現する。また、他の信号線についても同様である。
図1の説明に戻ると、非常停止スイッチ5aは、端子部10の接続端子10a1、具体的には入力端子に信号線21(図では符号21a,21bと示す)を介して接続される。非常停止スイッチ5aは、例えばロボット2の操作装置(図示せず)などに設けられ、作業者によって押下されると、ロボット2の停止指令を示す信号(以下「ロボット停止信号」という)や周辺装置3の停止指令を示す信号(以下「周辺装置停止信号」という)を端子部10へ出力する。
信号線21は、外部機器5からのロボット停止信号などを2つの系統21a,21bを介して端子部10へ伝送するとともに、端子部10からロボットエンコーダ信号により生成されたロボット2および周辺装置3の空間位置情報などを外部機器5へ伝送する。この2つの系統21a,21bはともに、例えばハードワイヤで配線される。すなわち、系統21aおよび系統21bはそれぞれ、外部機器5と端子部10との間で伝送される信号の数と同数の信号線で配線される。
このように、二重化された各信号線20,21は、信号を双方向に伝送するように構成される。例えば二重化信号線20は、外部機器5から端子部10の入力端子に入力された信号(例えばロボット停止信号など)をロボット制御部11へ伝送する一方、ロボット制御部11からの信号(ロボットエンコーダ信号等により生成されたロボット2および周辺装置3の空間位置情報など)を端子部10の出力端子へ伝送するように構成される。これにより、例えば二重化信号線20を、外部機器5からの信号をロボット制御部11へ伝送するのみならず、ロボット制御部11から外部機器5への信号の伝送にも利用することができる。
ロボット監視部12からロボット停止信号などが入力された場合(ステップS14,Yes)、あるいはロボット監視部12からの信号に異常がある場合は(ステップS13,Yes)、前述したように、電源遮断信号を出力してロボット2および周辺装置3の動作を停止させる(ステップS11)。他方、ロボット監視部12からロボット停止信号などが入力されない場合は(ステップS14,No)、ステップS10へ戻る
他方、第1、第2のロボット監視部12,112からロボット停止信号などが入力されない場合は(ステップS14,No)、ステップS10へ戻る。なお、ステップS11の処理において、第1、第2のロボット2,102などの全ての動作を停止させるように構成したが、それに限定されるものではない。すなわち、ステップS11において、例えば入力されたロボット停止信号に対応するロボットのみを停止、あるいは入力された周辺装置停止信号に対応する周辺装置のみを停止させるようにしてもよい。
実施形態の一態様に係るロボットシステムは、端子部と、ロボット制御部と、二重化信号線とを備える。端子部は、複数の信号を出力する外部機器を接続可能な接続端子を有する。ロボット制御部は、前記外部機器からの信号に応じてロボットの動作を制御する。二重化信号線は、前記端子部と前記ロボット制御部とを接続し、前記外部機器から前記端子部へ入力された複数の信号を2つの系統を介してそれぞれ前記ロボット制御部へ伝送する。また、前記二重化信号線は、複数の信号をまとめて信号線で伝送する2つの系統を備える。前記ロボット制御部と前記端子部とは制御盤に収納される。前記端子部は、前記制御盤の内部において、前記ロボット制御部が配置される領域から区画された他の領域に配置される。
実施形態の一態様に係るロボットシステムは、端子部と、ロボット制御部と、二重化信号線とを備える。端子部は、複数の信号を出力する外部機器を接続可能な接続端子を有する。ロボット制御部は、前記外部機器からの信号に応じてロボットの動作を制御する。二重化信号線は、前記端子部と前記ロボット制御部とを接続し、前記外部機器から前記端子部へ入力された複数の信号を2つの系統を介してそれぞれ前記ロボット制御部へ伝送する。また、前記端子部と前記ロボット制御部とを接続する前記二重化信号線は、複数の信号をまとめて信号線で伝送する2つの系統を備える。また、前記ロボットと前記ロボットに対応する前記端子部とを複数備え、前記複数の端子部は二重化信号線を介して直列に接続される。

Claims (9)

  1. 複数の信号を出力する外部機器を接続可能な接続端子を有する端子部と、
    前記外部機器からの信号に応じてロボットの動作を制御するロボット制御部と、
    前記端子部と前記ロボット制御部とを接続し、前記外部機器から前記端子部へ入力された複数の信号を2つの系統を介してそれぞれ前記ロボット制御部へ伝送する二重化信号線と、
    を備え、前記二重化信号線は、複数の信号をまとめて信号線で伝送する2つの系統を備えること
    を特徴とするロボットシステム。
  2. 信号が前記端子部から前記ロボット制御部へ正しく伝送されたか否かを判定する判定部を、前記ロボット制御部にのみ設けること
    を特徴とする請求項1に記載のロボットシステム。
  3. 前記ロボット制御部と前記端子部とは制御盤に収納され、前記端子部と前記ロボット制御部とを接続する前記二重化信号線は、前記制御盤の内部に配線されること
    を特徴とする請求項1または2に記載のロボットシステム。
  4. 前記2つの系統はともにシリアル通信線を備えること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のロボットシステム。
  5. 前記ロボットと前記ロボットに対応する前記端子部とを複数備え、前記複数の端子部は二重化信号線を介して直列に接続されること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のロボットシステム。
  6. 前記複数の端子部を接続する前記二重化信号線は、一方の端子部に入力された複数の信号をまとめて信号線で他方の端子部へ伝送する2つの系統を備えること
    を特徴とする請求項5に記載のロボットシステム。
  7. 前記接続端子は、前記外部機器からの信号を入力する入力端子と、前記外部機器へ信号を出力する出力端子とを備え、前記端子部と前記ロボット制御部とを接続する前記二重化信号線は、前記入力端子に入力された信号を前記ロボット制御部へ伝送する一方、前記ロボット制御部からの信号を前記出力端子へ伝送すること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のロボットシステム。
  8. 前記ロボット制御部は、前記外部機器から前記ロボットの停止指令を示す信号が入力された場合、前記ロボットへの供給電源を遮断して前記ロボットの動作を停止させること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のロボットシステム。
  9. 前記ロボットを複数備え、前記ロボット制御部は、前記外部機器から前記ロボットの停止指令を示す信号が入力された場合、前記複数のロボットの全ての動作を停止させること
    を特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載のロボットシステム。
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