JP2014142879A - 発言の属性を決定する装置、方法、プログラム - Google Patents

発言の属性を決定する装置、方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】議論グラフの発言関係および属性設定を発言者が手作業で付与することにより、入力間違いあるいは発言者の利便性を損なうことを防ぐ。
【解決手段】対象発言の発言者および発言属性から、対象発言あるいは発言属性および発言属性候補を自動で決定し、発言の入力画面に、決定した属性を入力欄とともに表示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、発言の属性を決定する装置、方法、プログラムに関する。
場所や時間に縛られないパーソナル・コミュニケーション手段として、chatやSNS等が普及している。一方、場所・時間に制限のないというメリットを活かして、オフィス業務へもSNS等が導入され始めている。
実際のコミュニケーションでは一つの発言に対して異なる意見が出されるため、議論の流れは複数に分岐していく。そこで、発言に賛成、反対、補足、代案などの属性を発言者が選択して付与し、記事の引用関係を階層表示することで、電子メールによる議論の経緯の把握を容易にする電子掲示板システムおよびその議論管理方法がある。(特許文献1参照)
特開平9−231040
オフィス業務のコミュニケーションにおいては、結論を正確に把握する必要があるため、記録された情報から議論の流れを追跡できることが重要となる。
しかしながら、発言のやりとりを時系列で一次元に記録する、従来型のchat、SNSの場合、議論の流れや結論を把握するためには、上から全てのテキストを読まなければならない。テキストデータの自然言語解析により、情報を要約する技術も多く知られているが、オフィス業務では判断の結果が経営に影響するため、自然言語処理による判断にはリスクがある。
一方、特許文献1に示す議論グラフは、上記課題を解決するものの、発言の関係を示す属性や引用関係は発言者が付与しているため、発言者はこれらを考慮しなければならず、作業が面倒である。また、入力に間違えがあれば、無関係な発言が関連付けられることにもなる。
属性が付与された対象発言の選択が行われると、当該対象発言に対する新規発言をユーザに入力させるための入力欄を表示する制御手段を有する装置であって、前記制御手段は、前記対象発言に付与されている属性に基づいて、前記新規発言の属性を決定し、当該決定した属性を前記入力欄と共に表示することを特徴とする装置。
発言者に意識的な負担をかけず議論グラフとして妥当な発言属性を設定することが出来るようになる。結果、妥当な議論グラフの構築が促進され、オフィス業務のコミュニケーションにおいて記録された情報から議論の流れや結論を容易に把握できるようになる。
掲示板システムのブロック図 掲示板システムの画面表示例 発言表示部の例 発言表示部の例 発言表示部の例 議論グラフのデータの例 掲示板システムの状態遷移図 フローチャート フローチャート 発言属性リストの内部データ例 フローチャート フローチャート フローチャート フローチャート フローチャート
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施例のシステム構成を示すブロック図である。
サーバ(1)は、本明細書では、CPU、RAM、ROM、HDD(12)、通信部(11)等からなる。掲示板システム(10)は、サーバ(1)の上に構成されたシステムである。
掲示板システム(10)は、ネットワーク(5)を介して接続された一つ以上のクライアント(2〜4)からアクセスして利用するクラウド上のサービスである。利用者はクライアント(2〜4)におけるWebブラウザ等のクライアントアプリケーションを操作することにより、掲示板システム(10)によって提供されるユーザインタフェースを利用することが出来る。掲示板システム(10)の後述のフローチャートで示す手順は、サーバ(1)のRAM,ROM,HDD(12)のいずれかの記憶手段に記憶され、CPUにより実行される。議論グラフ構成部(21)は、利用者の操作によって入力された発言およびその他情報から各ノードに発言を持つグラフデータ構造(以後、議論グラフと呼ぶ)を構成し、HDD(12)に記録する。ユーザ接続管理部(22)は、通信部(11)を介して、掲示板システム(10)に接続する複数の利用者からの入力情報及び各利用者へ表示する出力情報の制御を行う。利用者からユーザ接続管理部(22)に入力された情報は、議論グラフ構成部(21)に渡され、議論グラフに構成される。また、ユーザ接続管理部(22)は議論グラフ構成部(21)から議論グラフの情報を取得して、利用者への表示する出力情報とする。
ユーザ接続管理部(22)は、利用者毎に、入力制御部(40)、表示制御部(41)、状態管理部(42)、他者発言監視部(43)を持ち、利用者に対する情報の入出力を利用者単位に管理する(30、31)。
図2は、本実施例においてクライアント(2〜4)で表示される、掲示板システムの画面表示例である。
掲示板システムの画面(100)は、議論ツリー表示(101)、注目ノード表示(102)、発言表示(103)の3つの部分から成る。各部分では、マウスなどのポインティングデバイスあるいはキーボードを用いて、対象発言の選択あるいは発言の入力を行うことができる。
議論ツリー表示(101)は掲示板システム(100)で保持されている全ての議論ツリーを表示するためのビューである。注目ノード表示(102)は、利用者が現在注目しているノードの近辺を表示するビューである。利用者は、議論ツリー表示(101)において、表示されている議論ツリーのノードを選択することで、新しい発言を入力する際の対象発言を選択することが出来る。注目ノード表示(102)は、ここで選択されたノードを表示する。議論ツリー表示(101)の中では、注目ノード表示(102)に表示されるノード範囲(110)と、利用者が注目しているノード(111)が、ハイライト表示される。111は、新しい発言を入力する際の発言対象ノードとなる。一方、注目ノード表示(102)に表示されている注目ノードおよび近辺ノードが更新される際には、同期して110および111も更新される。議論ツリー表示(101)において、議論グラフのノード数が増加した場合、掲示板システムは、スクロールバーを利用した部分表示、あるいは、全議論ツリーを表示するために縮小表示を行う。
掲示板システムは、注目ノード表示(102)に、110で示す範囲のノードを表示する。図2に示す例において、注目ノード表示(102)に、二つのノードが表示されている。注目ノード表示(102)の一つ目のノード(120、121、122)が示す発言に対して、二つ目のノード(124、125、126)が示す発言がされている。また、二つの発言の関係は「補足」(123)という発言属性で表示されている。
二つ目のノードが示す発言は議論ツリー表示(101)における111に対応し、注目ノード表示(102)においてもハイライト表示されている。本実施例における議論ツリー表示において、一つのノードにつき、発言者(120、124)、発言ID(121、125)、発言(122、126)の3つが表示される。図2に示す例のように、ノードをつなぐ線と線に付された発言属性で、ノード間の関係を示す。発言者が新しい発言を入力する前に、掲示板システムはノード間の関係を示す発言属性のデフォルト値およびその他の属性候補を決定する。発言者は、掲示板システムが決定したデフォルト値とは別の属性値を選択することも出来る。そして、掲示板システムがデフォルトで決定、あるいは発言者が明示的に選択した発言属性は議論グラフを構成する情報として記録される。なお、発言属性とは発言に対して付与されている属性(種類)のことである。
発言表示(103)は、利用者が注目しているノード(111)に対して、新しい発言を入力するためのビューである。発言表示(103)の上部(130)には、対象発言の情報である、対象発言の発言ID(131)と対象発言(132)が表示される。図2に示す例において、対象発言の発言ID(131)には125に示す発言IDの「34」、対象発言(132)には126に示す内容が表示されていることが分かる。発言表示(103)の下部には、発言属性の選択(133)と新規発言の入力欄(134)が表示される。掲示板システムは、利用者によって133と134から入力された情報から、対象発言(111)に対する新規発言を議論グラフへ追加する。図2に示す例において、発言属性の選択肢は「補足」、「反対」、「賛成」、「質問」、「新規」の5つである。
図3は、掲示板システムにおける、発言属性の決定および利用者による発言属性の選択の例を示した画面例である。
図3において、発言ID「34」のノードが対象発言として選択された初期状態で、掲示板システムによって決定された発言属性は、「補足」である。そして、他の発言属性の選択肢は、順に「反対」、「賛成」、「質問」、「新規」である。本実施例において、掲示板システムは、後述の手順に従い、デフォルトの発言属性および他の発言属性候補を決定する。そして、掲示板システムは、発言属性の選択肢を、優先度順に左から列挙表示する。図3は、利用者がデフォルトの「補足」ではなく、「賛成」という発言属性を明示的に選択した場合の発言表示(103)の画面変化の例を示している。利用者が発言属性を選択する際、キーボードにより表示されている優先順で順次選択する(「タブ」キーの複数回押下など)、あるいは、ポインティングデバイスによるポイントで直接選択する。図において、「賛成」属性の場合には、発言内容(136)はシステムによって固定で決まり、入力ボタン(137)を選択することで、賛成発言を入力すること示している。これにより、発言属性は補足から賛成へと変更されることになる。
本実施例において、掲示板システムが対応する発言属性は、「新規」、「補足」、「質問」、「回答」、「賛成」、「反対」の6種類である。このうち、「新規」「補足」「質問」「回答」の4種類については、掲示板システムは、利用者が入力する発言内容を記録する。「賛成」「反対」の2種類については、掲示板システムが持つ固定の発言内容を記録する。掲示板システムは、「賛成」の場合は「賛成(合意)します」、「反対」の場合は「反対します(合意しません)」、という発言内容を記録する。
本実施例において、掲示板システムは、対象発言として選択したノードおよび発言者によってデフォルトの発言属性および他の発言属性候補と優先順を変える。図4および図5は、発言表示(103)の別の表示例を示している。図4に示す例は、デフォルトの発言属性が「回答」、その他の発言属性候補と順序が「反対」、「賛成」、「質問」、「補足」である。図5に示す例は、デフォルトの発言属性は「補足」、その他の発言属性候補は「質問」しかないことを示している。
図6は、本実施例における議論グラフ構成部(21)で構成する議論グラフのデータを示した例である。図6に示す議論グラフデータは、サーバ(1)におけるHDD(12)に保持され、議論グラフ構成部(21)を介してユーザ接続管理部から参照される。議論グラフのデータは発言のノード毎に、発言ID(220)、発言者(221)、対象発言(222)、発言属性(223)、発言(224)の値を持つ。発言ID(220)は各発言の識別子である。発言者(221)は、その発言を誰が発言したか(入力したか)を示す。対象発言(222)は、その発言が対象とする元発言の発言IDを示す。表示制御部(41)は、発言ID(220)と対象発言(222)から、議論ツリー表示(101)へ発言の木構造を表示する。発言属性(223)は、対象発言に対する発言の種類を表し、図2における133から入力され、123に表示されるものである。発言(224)はそのノードにおける発言内容を示し、図2における134から入力され、また、122、126あるいは132に表示される内容である。
図7は、本実施例における掲示板システムの画面(100)の状態遷移図である。画面(100)には、利用者の入力状態および画面表示状態に従って5つの状態(300〜304)がある。まず、301は、発言待ちQUEUEが空、かつ、利用者が他者の議論を参照している状態である。利用者は、301の状態において、発言のための入力はしておらず、議論ツリー表示(101)や注目ノード表示(102)を参照しながら、自分の発言のタイミングを待っている。発言待ちQUEUEは、利用者が発言すべき発言のノードを順に保持しているFIFOバッファである。後述の図9に示す処理の中で、他者から所定の条件で発言が追加された際にノードが追加される。また、発言待ちQUEUEに保持されたノードに対して利用者が発言すると、そのノードは発言待ちQUEUEから取り除かれる。301は、掲示板システム(10)に利用者がクライアントから接続したときの初期状態でもある。
301の状態で、発言待ちQUEUEに発言が追加される(408)と、302の状態に遷移する。
302は、発言待ちQUEUEにノードが有り、かつ、利用者が発言待ちQUEUEから最初に取り出せる発言ノードに対して発言の入力を行っている状態である。
302の状態で、利用者が発言を入力すると、発言を入力した対象ノードは発言待ちQUEUEから取り除かれ、発言待ちQUEUEに残っているノードの状態に応じて、302あるいは301に遷移する。ノードが残っていない場合(406)は、301へ遷移する。ノードが残っている場合(407)には302に留まる。
利用者の明示的な操作によって、利用者によって指定されたノードに対する入力状態になる。301の状態から、この明示的な操作に対応するものとして、401、402、403、404の4種類の操作がある。401は、例えば図3に示すような発言属性の選択操作である。402は、発言表示(103)における発言の入力を開始したことを示す、134や137への入力操作である。403は、注目ノード表示(102)において、明示的に発言ノードを選択する操作である。404は、議論ツリー表示(101)において、木構造表示の葉以外のノードを明示的に選択する操作である。301の状態で、利用者によってこれらの操作(401、402、403、404)がされると、300の状態に遷移する。一方、301の状態で、利用者が議論ツリー表示(101)において、木構造表示の葉ノードを明示的に選択した場合(405)は301に留まる。300は、発言待ちQUEUEが空、かつ、利用者が指定したノードに対して発言の入力を行っている状態である。300の状態で、利用者が発言を入力する(406)と、301へ遷移する。また、300の状態で、利用者が議論ツリー表示(101)において、木構造表示の葉ノードを明示的に選択した場合(405)も301へ遷移する。
300の状態で、401、403の操作がされた場合には、発言対象の指定ノードは変わらず、300の状態のままである。300の状態で、404の操作がされた場合には、新たに指定されたノードで改めて300の状態となる。
302の状態で、401、403の操作がされた場合にも、発言対象の指定ノードは変わらず、302の状態のままである。302の状態で、利用者が議論ツリー表示(101)において、木構造表示の葉以外のノードを明示的に選択した場合(404)は、304へ遷移する。また、302の状態で、利用者が議論ツリー表示(101)において、木構造表示の葉ノードを明示的に選択した場合(405)は、303へ遷移する。
303は、発言待ちQUEUEにノードがあるが、利用者がそれを無視して(あるいは保留にして)別の議論を参照している状態である。ここで、利用者が明示的に議論ツリー表示で葉ノードを選択する(405)か、あるいは、注目ノード表示の更新がある限り、この状態(303)に留まる。逆に、303の状態で、注目ノード表示の更新がなくなって所定時間が経過した場合(409)には、302へ遷移する。
304は、発言待ちQUEUEにノードが有るが、利用者がそれを無視あるいは保留にして、利用者が指定した別ノードに対して発言の入力を行っている状態である。303と304の間の状態遷移は、301と300の間の状態遷移と同様に401、402、403、404、405で示す操作により遷移する。ただし、利用者による発言がなされた場合(406あるいは407)は、301および300の状態とは異なる。304の状態で、利用者が発言を入力し発言待ちQUEUEにノードが残っていない場合(406)には、301へ遷移する。また、304の状態で、利用者が発言を入力し発言待ちQUEUEにノードが残っている場合(407)には、303へ遷移する。
図8は、図7に示す300の状態における状態管理部(42)の処理を示すフローチャートである。
以後のフローチャートにおいて、状態300〜304に対応して、処理開始点をそれぞれA〜Eで示している。
ステップS1001にて、利用者の発言内容の入力をチェックする。利用者からの入力がある場合(Yes.)には、406に対応する処理を行う。まず、ステップS1002にて、利用者の入力発言から図6に例示の議論グラフを更新する。そして、利用者の入力した発言自体で注目ノードを更新する(ステップS1003、S1004)。最後に301の状態へ遷移する(ステップS1005)
ステップS1006にて、利用者によって注目ノード表示で発言ノードが選択されたかをチェックする。利用者が発言ノードを選択した場合(Yes.)には、403に対応する処理を行う。利用者によって選択されたノードで注目ノードを更新する(ステップS1007、S1008)。そして300の状態へ遷移する(S1009)
ステップS1010にて、利用者によって議論ツリー表示で発言ノードが選択されたかをチェックする。利用者が発言ノードを選択した場合(Yes.)には、404および405に対応する処理を行う。まず、利用者によって選択されたノードで注目ノードを更新する(ステップS1011、S1012)。次に、注目発言表示を更新する(ステップS1013)。そして、利用者が選択したノードが葉ノードか否かをチェックする(ステップS1014)。葉ノードの場合(Yes.)には、301の状態へ進み(ステップS1015)、葉以外のノードの場合(No.)には300の状態へ進む(ステップS1016)。
ステップS1017にて、利用者によって発言属性が選択されたかをチェックする。利用者が発言属性を選択した場合(Yes.)には、401に対応する処理を行う。利用者によって設定された発言属性にて、発言表示(103)における選択属性の更新を行う(ステップS1018)。
ここまで進んできたところで、状態の変化は無いため、300の状態の処理を繰り返す(ステップS1019)。
図9は、図8のフローチャートにおける、ステップS1004、S1008、S1012に示す注目ノード更新処理の詳細を示すフローチャートである。なお、この処理は、後述図12、図13、図14、図15に示すフローチャート中の処理においても共通である。
図9に示す処理の呼び出し元では、利用者が選択したノードなど、更新する注目ノードが指定されている。ステップS1201では、呼び出し元で指定された注目ノードがハイライト表示されるように、注目ノード表示(102)の表示を更新する。次に、議論ツリー表示(101)の表示を、指定された注目ノードがハイライト表示されるように更新する(ステップS1202)。そして、図10に例示する内部テーブルから、注目ノードの発言属性に対応する、発言属性順位リストを取得する(ステップS1203)。例えば、注目ノードの発言属性が「質問」であった場合には、図10に示す親ノード属性が「質問」である206より、先頭から「回答」「反対」「賛成」「質問」「補足」の順の発言属性順位リストが取得できる。次に、指定された注目ノードが利用者自身の入力した発言か否かをチェックする(ステップS1204)。指定された注目ノードが利用者自身の入力した発言の場合(Yes.)、これは例えば、図8におけるステップS1003にて注目ノードが設定された場合、ステップS1205へ進む。ステップS1205では、ステップS1203で取得した発言属性順位リストの順序を入れ替えて、「補足」属性を先頭に移動する。例えば、先の親ノード属性が「質問」の例の場合、「補足」先頭にして、「補足」「回答」「反対」「賛成」「質問」となる。ここまでのリストで、発言表示(103)の属性一覧の表示(133)を左から順に更新する(ステップS1206)。さらに、133における属性をリストの先頭の属性(左端)に設定する(ステップS1207)。最後に発言表示の対象発言ID(131)と対象発言内容(132)を指定ノードの内容で更新し(ステップS1208)処理を終了する。
図11は、他者発言監視部(43)における処理を示すフローチャートである。図11に示す処理は、議論ツリー表示の更新および発言待ちQUEUEの更新を行う。
ステップS1101にて、議論グラフの更新を確認し、他の利用者の発言が追加されたことをチェックする。他者の発言が追加された場合(Yes.)、追加された発言に対応するノードの表示のため、議論ツリー表示(101)を更新する(ステップS1102)。さらに、追加された発言が、当該利用者の発言に対して追加されたか否かをチェックする(ステップS1103)。当該利用者への発言に対して追加された場合(Yes.)、追加された発言が質問属性か否かをチェックする(ステップS1104)。質問属性であった場合(Yes.)には、その追加された発言を発言待ちQUEUEへ追加する(ステップS1105)。以上の処理を繰り返し、利用者の発言入力とは並行して処理する。
図12は、図8と同様に、301の状態における処理を示すフローチャートである。
図8と同様の処理の部分もあるため、図8との差異の部分のみ説明する。また、分岐後の各処理の終端は、図7に示す状態遷移図に従う。(以下、図13、図14、図15についても同様。)
ステップS1301にて、発言待ちQUEUEにノードが有るかをチェックする。ノードが有る場合(Yes.)には、408に対応する処理を行う。まず、発言待ちQUEUEの最初のノードで注目ノードを更新する(ステップS1302、S1303)。そして、302へ遷移する。
ステップS1307にて、利用者が発言表示(103)にて内容の入力を開始したかをチェックする。発言内容の入力を開始した場合(Yes.)には、402に対応する処理を行う。つまり、300へ遷移する。
ステップS1319にて、他者から発言が追加されたか否かをチェックする。発言が注目ノードに追加された場合には、注目ノードの更新を行う(ステップS1320〜S1322)。
図13は、図8および図12と同様に、302の状態における処理を示すフローチャートである。
図12と同様に図8との差異の部分のみ説明する。
ステップS1401にて,利用者の発言内容の入力をチェックする。利用者からの入力がある場合(Yes.)には、406あるいは407に対応する処理を行う。まず、ステップS1402にて、利用者の入力発言から議論グラフを更新する。そして、発言待ちQUEUEから対象発言となったノードを取り除く(ステップS1403)。次に発言待ちQUEUEにまだノードが残っているか否か(ステップS1404)によって、残っている場合(Yes.)には407の処理、そうでない場合には406の処理を行う。407の処理の場合には、発言待ちQUEUEの先頭ノードで注目ノードを更新し、302へ遷移する(ステップS1405〜S1407)。406の処理の場合には、利用者の入力した発言自体で注目ノードを更新し301へ遷移する(ステップS1408〜S1410)。
図14は、図8、図12、図13と同様に、303の状態における処理を示すフローチャートである。
図12との差異の部分のみ説明する。
303の状態では、発言待ちQUEUEのチェック(図12、ステップS1301)は行わず、注目ノードに対して所定時間追加発言が無いことのチェックを行う(ステップS1520)。所定時間注目ノードに対して追加発言が無かった場合(Yes.)、409に対応する処理として、発言待ちQUEUEの最初のノードで注目ノードを更新する(ステップS1521、S1522)。そして、302へ遷移する。
図15は、304の状態における処理を示すフローチャートである。各処理に対応する遷移先を除き、302の状態における処理(図13)と同じである。
以上述べたように、対象発言の発言者及び発言属性を基に発言属性を自動設定することで、発言者に意識的な負担をかけず議論グラフとして妥当な発言属性を設定することが出来るようになる。さらに、対象発言の発言者及び発言属性を基に設定する発言属性の優先順位も自動設定することで、自動設定されたデフォルトの選択属性以外の属性を選択する場合においても、容易に発言属性を設定することが出来るようになる。
結果、妥当な議論グラフの構築が促進され、オフィス業務のコミュニケーションにおいて記録された情報から議論の流れや結論を容易に把握できるようになる。
なお、本実施例において、発言属性の種類として前述の6種類を例として挙げたが、対応する属性の種類、数についてはこの限りではなく、他の属性を扱う場合においても、上記同様の方法にて自動設定、属性の優先順位付けが出来ることは言うまでもない。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
1 サーバ
10 掲示板システム
11 通信部
12 HDD
21 議論グラフ構成部
22 ユーザ接続管理部
40 入力制御部
41 表示制御部
42 状態管理部
43 他者発言監視部

Claims (7)

  1. 属性が付与された対象発言の選択が行われると、当該対象発言に対する新規発言をユーザに入力させるための入力欄を表示する制御手段を有する装置であって、
    前記制御手段は、
    前記対象発言に付与されている属性に基づいて、前記新規発言の属性を決定し、当該決定した属性を前記入力欄と共に表示することを特徴とする装置。
  2. 前記決定した属性はデフォルトとして属性であり、
    ユーザの選択に基づいて前記決定した属性を変更する変更手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記対象発言に付与されている属性に基づいて、前記新規発言の属性としてあり得る複数の属性を決定し、当該複数の属性のうちの一の属性をデフォルトの属性として表示し、残りの属性を変更が可能な属性として表示することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 属性が付与された対象発言の選択が行われると、当該対象発言に対する新規発言をユーザに入力させるための入力欄を表示する制御工程を有する方法であって、
    前記制御工程は、
    前記対象発言に付与されている属性に基づいて、前記新規発言の属性を決定し、当該決定した属性を前記入力欄と共に表示することを特徴とする方法。
  5. 前記決定した属性はデフォルトとして属性であり、
    ユーザの選択に基づいて前記決定した属性を変更する変更工程をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記制御工程は、
    前記対象発言に付与されている属性に基づいて、前記新規発言の属性としてあり得る複数の属性を決定し、当該複数の属性のうちの一の属性をデフォルトの属性として表示し、残りの属性を変更が可能な属性として表示することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 請求項4乃至6の何れか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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