JP2014142696A - 解析処理制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】解析処理の負荷を軽減しつつ、解析対象データから所望の解析結果を得ること。
【解決手段】本発明の解析処理制御システム100は、解析処理装置110による解析対象となる入力データに対する監視を行う人物の動作を検出し、当該検出した人物の動作に基づいて、入力データが人物による監視対象となっているか否かを判定する判定手段101と、入力データが人物による監視対象となっていると判定した場合に、当該入力データに対する解析処理装置110による解析処理の負荷を低減させるよう当該解析処理装置110による解析処理動作を制御する解析処理制御手段102と、を備える。
【選択図】図18

Description

本発明は、解析処理制御システムにかかり、特に、解析エンジンによる解析処理動作を制御する解析処理制御システムに関する。
近年、情報処理技術の発達に伴い、様々なデータの解析を行う解析システムの開発が行われている。例えば、動画像データから特定の服装の人物を抽出する、動画像データから特定の顔の人物を抽出する、動画像データから人間の動線をトレースする位置情報を生成する、音声データからテキストデータを生成するなど、様々な解析エンジンが開発されている。
また、同種あるいは異種の解析エンジンを複数組み合わせて、入力データから様々な解析処理結果を得ることができる解析システムも開発されている。例えば、カメラから入力した動画像データを、動線抽出エンジン、顔抽出エンジン、年齢判別エンジンなどを用いて並列又は直列に処理し、所定の挙動の人物を判定する、といった解析処理を行うシステムも開発されている。このようなカメラにて撮影した動画像データから人物を判定するといった解析システムでは、解析対象データの入力時から、遅滞なく迅速に、望ましくはリアルタイムに、解析処理結果を得ることが要求されている。
例えば、特許文献1に開示のシステムでは、ある施設内の監視を行うため、当該施設内に設置された複数の監視カメラの各々で撮影された画像を解析し、解析結果に基づき追跡対象となる人物の位置を認識している。このような人物を認識するシステムでは、上述したように、解析対象データの入力時から遅滞なく迅速に解析処理結果を得ることが望ましい。
特開2009−98774号公報
しかしながら、解析対象データが、動画像データや音声データといった連続的に入力され、かつ、容量が比較的大きいデータである場合には、解析エンジンで行う解析処理の負荷が高まり、解析処理結果を迅速に得ることが困難となる。一方で、動画像データのフレームレートを低く設定するなど、予め解析対象データの容量を小さくしておくと、所望の解析精度の解析結果を得ることができない、という問題が生じる。つまり、解析処理の負荷を低減しつつ、所望の解析精度の解析結果を得ることが困難である、という問題がある。
このため、本発明の目的は、解析処理の負荷を低減しつつ、解析対象データから所望の解析結果を得ることができない、という問題を解決することができる解析処理制御システム、プログラム、解析処理制御方法を提供することにある。
本発明の一形態である解析処理制御システムは、
解析処理装置による解析対象となる入力データに対する監視を行う人物の動作を検出し、当該検出した人物の動作に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する判定手段と、
前記入力データが前記人物による監視対象となっていると判定した場合に、当該入力データに対する前記解析処理装置による解析処理の負荷を低減させるよう当該解析処理装置による解析処理動作を制御する解析処理制御手段と、
を備えた、
という構成をとる。
また、本発明の他の形態である解析処理制御システムは、
解析処理装置による解析対象となる入力データに対する監視を行う人物による前記入力データに対する監視を支援する監視装置の状態を検出し、当該検出した監視装置の状態に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する判定手段と、
前記入力データが前記人物による監視対象となっていると判定した場合に、当該入力データに対する前記解析処理装置による解析処理の負荷を低減させるよう当該解析処理装置による解析処理動作を制御する解析処理制御手段と、
を備えた、
という構成をとる。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
情報処理装置に、
解析処理装置による解析対象となる入力データに対する監視を行う人物の動作を検出し、当該検出した人物の動作に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する判定手段と、
前記入力データが前記人物による監視対象となっていると判定した場合に、当該入力データに対する前記解析処理装置による解析処理の負荷を低減させるよう当該解析処理装置による解析処理動作を制御する解析処理制御手段と、
を実現させるためのプログラムである。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
情報処理装置に、
解析処理装置による解析対象となる入力データに対する監視を行う人物による前記入力データに対する監視を支援する監視装置の状態を検出し、当該検出した監視装置の状態に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する判定手段と、
前記入力データが前記人物による監視対象となっていると判定した場合に、当該入力データに対する前記解析処理装置による解析処理の負荷を低減させるよう当該解析処理装置による解析処理動作を制御する解析処理制御手段と、
を実現させるためのプログラムである。
また、本発明の他の形態である解析処理制御方法は、
解析処理装置による解析対象となる入力データに対する監視を行う人物の動作を検出し、当該検出した人物の動作に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定し、
前記入力データが前記人物による監視対象となっていると判定した場合に、当該入力データに対する前記解析処理装置による解析処理の負荷を低減させるよう当該解析処理装置による解析処理動作を制御する、
という構成をとる。
また、本発明の他の形態である解析処理制御方法は、
解析処理装置による解析対象となる入力データに対する監視を行う人物による前記入力データに対する監視を支援する監視装置の状態を検出し、当該検出した監視装置の状態に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定し、
前記入力データが前記人物による監視対象となっていると判定した場合に、当該入力データに対する前記解析処理装置による解析処理の負荷を低減させるよう当該解析処理装置による解析処理動作を制御する、
という構成をとる。
本発明は、以上のように構成されることにより、解析処理の負荷を低減しつつ、解析対象データから所望の解析結果を得ることができる。
本発明の実施形態1における解析システムの構成を示すブロック図である。 図1に開示した解析制御条件DBに記憶されるデータの一例を示す図である。 図1に開示した解析システムの動作を示すフローチャートである。 図1に開示した監視端末の表示部の様子を示す図である。 本発明の実施形態1における解析システムの他の例を示すブロック図である。 本発明の実施形態1における解析システムの他の例を示すブロック図である。 本発明の実施形態2における解析システムの構成を示すブロック図である。 図7に開示した解析システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2における解析システムの他の構成を示すブロック図である。 図9に開示した解析システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3における解析システムの構成を示すブロック図である。 図11に開示した解析制御条件DBに記憶されるデータの一例を示す図である。 図11に開示した解析システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3における解析システムの他の構成を示すブロック図である。 図14に開示した解析制御条件DBに記憶されるデータの一例を示す図である。 本発明の実施形態4における解析システムの構成を示すブロック図である。 図16に開示した解析システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の付記1における解析処理制御システムの構成を示すブロック図である。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図6を参照して説明する。図1乃至図2は、解析システムの構成を説明するための図であり、図3乃至図4は、解析システムの動作を説明するための図である。図5乃至図6は、解析システムの他の例を示す図である。
本実施形態における解析システムは、1台又は複数台の情報処理装置にて構成されており、取得した解析対象となる入力データに対する所定の解析処理を行うシステムである。例えば、解析システムは、図1に示すように、所定場所に設置された監視カメラ1にて撮影した映像データ(入力データ)を取得して、当該映像データに対する所定の解析処理を監視サーバ2にて行い、当該映像データに映っている物体の監視を行う、というものである。また、解析システムは、監視カメラ1にて撮影した映像データを監視端末3に表示することで、監視者4が目視による監視も可能とする、というものである。
以下、解析システムの具体的な構成について説明する。なお、以下では、解析システムによる監視対象が映像データである場合を例示して説明するが、監視対象は映像データであることに限定されない。つまり、解析システムは、映像データ以外の他のデータ(例えば、音声データ)を解析対象としてもよく、また、動体検出などの解析処理を行うことに限定されず他の解析処理を行うものであってもよい。
まず、解析システムは、図1に示すように、監視を行う領域を撮影可能な場所に設置された監視カメラ1を備えている。なお、図1では、1つの監視カメラしか図示していないが、それぞれ異なる領域を撮影可能な複数の監視カメラを備えている。但し、複数の監視カメラは、それぞれ異なる方向から同一の領域を撮影可能なよう設けられていてもよい。また、解析システムは、1つの監視カメラだけを備えていてもよい。
また、解析システムは、情報処理装置である監視サーバ2と監視端末3とを備えている。監視サーバ2と監視端末3とは、それぞれ監視カメラ1にて撮影した映像データを取得する。そして、監視サーバ2は、取得した映像データに対する解析処理を行い、監視端末3は監視者による監視が可能なよう映像データを表示出力する。以下、監視サーバ2と監視端末3の構成について詳述する。
上記監視端末3は、装備された演算装置にプログラムが組み込まれることで構築された、監視対象判定部31、表示制御部32を備えている。また、監視端末3は、監視者4が操作する入力装置である選択部33と、映像データを表示出力する表示部34と、を備えている。
上記選択部33は、監視カメラ1から取得した映像データのうち表示部34に表示出力させる映像データを、監視者4が選択する際に操作する入力装置である。例えば、監視カメラ1が1つである場合には、当該監視カメラ1から取得した映像データを表示部34に表示することを選択する旨を入力する入力装置である。また、監視カメラ1が複数ある場合には、複数の監視カメラ1から取得したいずれかの映像データを選択する旨を入力する入力装置である。このように、選択部33は、監視者4による映像データの選択動作を検出する機能を有する。そして、選択部33は、映像データが選択された旨を表示制御部32に通知する。
上記表示制御部32は、選択された映像データを表示部34に出力するよう制御する。これにより、監視者4によって選択された映像データが表示部34に表示出力され、当該映像データを監視者4が目視で監視することが可能な状態となる。また、表示制御部32は、選択され表示部34に表示出力されている映像データを特定する情報を監視対象判定部31に通知する。
上記監視対象判定部31は、表示制御部32から映像データを特定する情報の通知を受けると、当該映像データが監視者4による監視対象となっていると判定する。そして、監視対象判定部31は、かかる判定結果、つまり、監視者4による監視対象となっている映像データを特定する情報を、監視サーバ2の解析制御部25に通知する。以上のように、選択部33、表示制御部32、監視対象判定部31は、協働して、監視者4による映像データの選択動作を検出して、当該検出した動作から、映像データが監視者4による監視対象となっているか否かを判定する判定手段として機能する。
なお、上記選択部33は、監視者4による映像データの選択を解除する入力も受け付け、表示制御部32に通知する。これに伴い、表示制御部32は、選択が解除された映像データの表示部34への表示を停止する。また、監視対象判定部31は、かかる映像データが監視者4による監視対象から除外されたことを監視サーバ2の解析制御部25に通知する。
次に、監視サーバ2の構成について説明する。監視サーバ2は、装備された演算装置にプログラムが組み込まれることで構築された、第1解析部21、第2解析部22、第n解析部23、アラート生成部24、解析制御部25、を備えている。また、監視サーバ2は、装備された記憶装置に、解析制御条件DB26を備えている。なお、解析サーバ2は、さらに他の解析部を備えていてもよい。
上記第1解析部21、第2解析部22、第n解析部23は、それぞれ映像データに対する所定の解析処理を行う解析エンジンである。なお、各解析部21,22,23の具体例は後述する。アラート生成部24は、各解析部21,22,23による解析処理の結果に応じてアラートを生成して出力する。
上記解析制御部25は、監視カメラ1から映像データを取得し、各解析部21,22,23にて映像データに対する解析処理を行うよう当該各解析部21,22,23の動作を制御する。なお、監視カメラ1が複数ある場合には、各監視カメラ1から取得した各映像データに対して、それぞれ各解析部21,22,23による解析処理を行うよう制御する。
また、解析制御部25(解析処理制御手段)は、監視者4による監視動作に応じて各解析部21,22,23による解析処理を停止するなど、映像データに対する解析処理装置による解析処理の負荷を軽減させるよう解析処理動作を制御する。具体的に、解析制御部25は、上述したように、監視端末3の監視対象判定部31から監視対象となっている映像データの通知を受けると、解析制御条件DB26に登録されている情報に従って、かかる映像データに対する登録されている解析部(制御対象)による解析処理を、登録されている動作(制御内容)となるよう制御する。
上記解析制御条件DB26には、例えば、図2に示す情報が登録されている。図2の2行目の情報(D1)は、「監視カメラ(c1)から取得した映像データ(c1)が、管理者4にて監視状態であると判定された場合に、当該映像データ(c1)に対する第2解析部による解析処理を停止する」という内容である。このような情報が登録されている場合に、解析制御部25は、監視者4にて映像データ(c1)が監視対象となっていることの通知を受けると、当該映像データ(c1)に対する第2解析部22による解析処理を停止するよう制御する。
ここで、上述したように停止するよう登録されている第2解析部22による解析処理は、監視者4つまり人間の目視による監視が優れていると考えられるものである。このため、監視者4が映像データを監視している場合には、第2解析部22による解析処理を停止して、かかる解析処理を人間に任せることで、所望の解析結果を迅速に取得しつつ、監視サーバ2による解析処理にかかる負荷を軽減することができる。
なお、解析制御条件DB26に登録される解析エンジン(解析部)の制御内容は、上述した「停止」であることに限定されない。例えば、解析エンジンに入力する映像データなどの入力データの容量を軽減したり、解析エンジンによる解析処理を遅延させて実行するなど、監視サーバ2の処理負荷を軽減させる制御内容であればよい。
また、上記解析制御部25は、監視端末3の監視対象判定部31から映像データが監視者4による監視対象から除外された旨の通知を受けると、解析制御条件DB26に従って停止するなど制御していた解析部の解析処理を、通常通りに再開する。
次に、上述した解析システムの動作を、図3を参照して説明する。なお、ここでは、監視カメラ1が1つだけであり、1つの映像データが解析対象となっていることとする。
まず、監視カメラ1にて映像データが取得され、当該映像データが監視サーバ2と監視端末3に入力される。監視サーバ2は、入力された映像データに対する各解析部21,22,23による解析処理を開始する。監視端末3は、監視者4から監視映像の選択入力を受け付けると(ステップS1)、監視カメラ1から入力された映像データを表示部34に表示出力する(ステップS2)。これにより、監視者4により映像データが監視されている状態となる。これに伴い、監視端末3は、映像データが監視者4による監視対象となっていると判定し、その旨を監視サーバ2に通知する(ステップS3)。
監視サーバ2は、映像データが監視対象となっている旨の通知を受けると、解析制御条件DB26に登録されている内容に従って、映像データの解析処理にかかる負荷を軽減させるよう制御する(ステップS4)。例えば、監視サーバ2による第2解析部22による解析処理を停止する。
このように、監視者4が監視対象としている場合には、監視者4つまり人間による監視が優れていると考えられる解析処理に関しては、かかる解析処理を人間に任せて解析エンジン(解析部)による処理を停止することができる。これにより、監視サーバ2による解析処理にかかる負荷を軽減することができ、軽減された分の資源を他の処理に費やすことができる。その結果、監視者4による解析により、所望の精度の解析結果を迅速に得ることができる。
なお、上記では、1つの映像データが解析対象となっている場合を説明したが、複数の監視カメラ1が設置されていて複数の映像データが解析対象となっている場合について、図4を参照して説明する。図4は、監視端末3の表示部34の様子を示す図である。この図に示すように、表示部34には、まず3つの監視カメラ(カメラ1、カメラ2、カメラ3)にて撮影した映像データが、符号c1,c2,c3に示すようにそれぞれ小さく表示される。このうち、監視端末3の選択部33にて監視者4が映像データを選択すると、当該選択された映像データが、表示制御部32によって符号Aに示すように表示部34に大きく表示される。このように大きい表示状態となった映像データは監視者4による監視対象となり、監視対象判定部31は、当該映像データが監視対象となっていると判定し、かかる映像データを特定する情報(例えば、c2)を監視サーバ2の解析制御部25に通知する。
例えば、図4の例では、監視者4によって選択された「カメラ2の映像データc2」が表示部34に大きく表示され、図2に示す解析制御条件DB26により、当該「カメラ2の映像データc2」に対する第2解析部22による解析処理が停止される。
ここで、上記では、表示部34に大きく表示された表示状態の映像データが、監視者4の監視対象となっている場合を説明したが、他の予め設定された表示状態となった映像データを、監視者4による監視対象となったと判定してもよい。例えば、複数の表示装置が設置されている状況において、監視者4が着座する場所に位置する特定の表示装置に表示されるよう選択された映像データが監視対象となっている、と判定してもよい。
続いて、本実施形態における解析システムの他の構成例を、図5乃至図6を参照して説明する。まず、図5に示す例では、解析システムは不審者検出・追跡システムであり、監視サーバ2は、各解析部として、動体を抽出する動体解析部61、動体の動線をトレースして不審行動を検出する不審行動検出部62、不審行動を行った動体を追跡する動体追跡部63、を備えている。そして、解析制御条件DB26には、監視者4が映像データを監視対象としている場合に、「不審行動検出部62による解析処理を停止する」旨の情報が登録されている。これは、不審な行動は、定義可能な特定の行動パタンしか自動検出できないが、監視者4(人間)が目視により監視する場合には、より広い行動パタンを不審行動と検出できると考えられることによる。
これにより、監視者4が映像データを監視対象としている場合には、不審行動検出部62による解析処理を停止し(図5の斜線部分参照)、かかる解析処理を監視者4に任せることで、監視サーバ2による解析処理にかかる負荷を軽減することができる。その結果、軽減された監視サーバ2の資源を他の処理に費やすことができると共に、監視者4による監視により、所望の精度の解析結果を迅速に得ることができる。
また、図6に示す例では、解析システムは迷子探索システムであり、監視サーバ2は、各解析部として、人物を検出する人物検出部71、人物の服装を抽出する服装抽出部72、人物の年齢を推定する年齢推定部73、を備えている。そして、解析制御条件DB26には、監視者4が映像データを監視対象としている場合に、「人物検出部71、服装抽出部72、年齢推定部73による解析処理を停止する」旨の情報が登録されている。これは、服装検出部72では色と模様だけしか検出できないが、監視者4(人間)が目視により監視する場合には、服装の種類も判別でき、また、年齢もより正確に判別できると考えられることによる。
これにより、監視者4が映像データを監視対象としている場合には、人物検出部71、服装抽出部72、年齢推定部73による解析処理を停止し(図6の斜線部分参照)、かかる解析処理を監視者4に任せることで、監視サーバ2による解析処理にかかる負荷を軽減することができる。その結果、軽減された監視サーバ2の資源を他の処理に費やすことができると共に、監視者4による監視により、所望の精度の解析結果を迅速に得ることができる。
ここで、上記では、解析システムが複数の情報処理装置(監視サーバ2、監視端末3)にて構成されているように図示しているが、当該解析システムは、1つの情報処理装置にて構成されていてもよく、さらに多くの複数の情報処理装置にて構成されていてもよい。また、解析システムは、必ずしも各解析部21等を備えていることに限定されず、解析システムに、各解析部21等を備える他の情報処理装置が接続されていてもよい。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施形態を、図7乃至図10を参照して説明する。図7は、解析システムの構成を説明するための図であり、図8は、解析システムの動作を説明するための図である。また、図9は、解析システムの他の構成を説明するための図であり、図10は、その動作を説明するための図である。
本実施形態における解析システムは、上述した第1の実施形態で説明したものとほぼ同様の構成をとるが、映像データ(入力データ)が監視者4による監視対象となっているか否かを判定する処理が異なる。以下、実施形態1と異なる構成を主に説明する。
まず、本実施形態における解析システムでは、監視カメラ1からの映像データが常に表示部34に表示出力されていることとする。そして、本実施形態における解析システムは、図7に示すように、監視者4が映像データの監視を行う部屋などの領域に、当該監視者4を撮影するカメラ5を設置して備えている。このカメラ5は、例えば、表示部34の前に着座する監視者4の上半身を撮影する位置に設置されている。そして、カメラ5にて撮影した監視者映像データは、監視対象判定部31に送信される。
上記監視対象判定部31は、カメラ5にて撮影した監視者映像データを解析する機能を有し、監視者映像データに映っている監視者4の監視動作を検出する。例えば、監視者映像データから監視者4の上半身の姿勢、特に、顔の向きを検出する。なお、監視者4の顔の向きの検出は、例えば、映像データから抽出した特徴量と、予め設定された特徴量とのマッチングなどから、顔の部位及びその向きを検出することで実現可能である。そして、監視対象判定部31は、検出した顔の向きが表示部34方向であるか否かを判定し、顔の向きが予め設定された表示部34方向である場合には、映像データが監視者4による監視対象となっていると判定する。
このとき、監視対象判定部31は、検出した顔の向きに応じて、映像データが監視者4による監視対象となっている確信度合を表す確信度を算出する。例えば、検出した顔の向きが表示部34方向と完全に一致する場合には、確信度=100%と算出し、顔の向きと表示部34方向との差が大きくなるほど確信度が低くなるよう算出する。そして、算出した確信度の値に応じて、映像データが監視者4による監視対象となっているか否かを判定する。例えば、確信度>=80%である場合には、映像データが監視者4による監視対象となっているかと判定する。そして、監視対象判定部31は、映像データが監視者4による監視対象となっていることを監視サーバ2の解析制御部25に通知する。
また、監視対象判定部31は、カメラ5からの監視者映像データを解析し、長時間であると設定された時間の間、監視者4が監視した状態であると判断した場合や、監視者4が動いていないと判断した場合には、上述したように監視者4の姿勢から算出した確信度の値をさらに低下させてもよい。これは、監視者4が長時間作業しているなどの状況である場合には、監視者4の注意が散漫となることが考えられるためである。
なお、監視対象判定部31は、他の方法や基準により、映像データが監視者4による監視対象となっている確信度合を表す確信度を算出してもよい。また、確信度を算出せず、監視者映像データから抽出した監視者4の姿勢が予め設定された基準を満たしているか否かを判定し、姿勢が基準を満たしている場合に、映像データが監視者4による監視対象となっている、と判定してもよい。
そして、監視対象判定部31から、映像データが監視者4による監視対象となっていることの通知を受けた解析制御部25は、実施形態1と同様に、解析制御条件DB26に登録されている情報に従って、かかる映像データに対する登録されている解析部による解析処理を、登録されている内容に制御する。例えば、映像データに対する第2解析部22による解析処理を停止するよう制御する。
なお、上記監視対象判定部31は、一定の時間間隔で監視者映像データの解析を行い、監視者4の姿勢から当該監視者4が映像データを監視している状態ではない、と判定すると、かかる映像データが監視者4による監視対象から除外されたことを監視サーバ2の解析制御部25に通知する。これに応じて、解析制御部25は、解析制御条件DB26に従って停止するなど制御していた解析部の解析処理を、通常通りに再開する。
ここで、上記監視対象判定部31は、監視者映像データから監視者4の顔の向きを検出する場合を例示したが、監視者4の姿勢として、視線を検出してもよい。この場合には、監視者4用のカメラ5を、監視者4の目を撮影可能なよう設置し、当該目の位置から視線を検出する。なお、監視者4の視線の検出は、例えば、映像データから抽出した特徴量と、予め設定された特徴量とのマッチングなどから、目の部位及びその向きを検出することで実現可能である。そして、監視対象判定部31は、検出した視線の方向が表示部34方向であるか否かを判定し、視線の方向が予め設定された表示部34方向である場合には、映像データが監視者4による監視対象となっていると判定する。あるいは、監視対象判定部31は、上述同様に、検出した視線に応じて、映像データが監視者4による監視対象となっている確信度合を表す確信度を算出し、かかる確信度の値に応じて、映像データが監視者4による監視対象となっているか、を判定してもよい。
また、上記では、監視対象判定部31は、検出した監視者4の顔の向きや視線に基づいて、映像データが監視者4による監視対象となっているかと判定する例を説明したが、監視者4の他の姿勢などを含む他の監視動作を検出して、かかる監視動作に基づいて判定してもよい。
また、監視者4の姿勢などの監視動作は、必ずしも監視者4を撮影した監視者映像データから検出されることに限定されない。監視者4を撮影するカメラ5の代わりに、監視者4の顔の向きや視線などの姿勢を検出するセンサを設けてもよい。この場合には、かかるセンサからの検出結果に基づいて、監視対象判定部31が監視者4の監視動作を検出し、当該監視動作に応じて監視者4が映像データを監視状態であるか否かを判定してもよい。
次に、上述した解析システムの動作を、図8を参照して説明する。まず、監視カメラ1にて映像データが取得されて、当該映像データが監視サーバ2と監視端末3に入力される。監視サーバ2は、入力された映像データに対する解析処理を開始する。監視端末3は、入力された映像データを表示部34に表示出力する。
そして、監視端末3の監視対象判定部31は、監視者4を撮影するカメラ5から監視者映像データを取得し、一定の時間間隔で、監視者映像データに映っている監視者4の監視動作、例えば、姿勢である顔の向きを検出する(ステップS11)。そして、検出した顔の向きと表示部34方向とに基づいて確信度を算出し(ステップS12)、当該確信度に応じて映像データが監視者4による監視対象となっているか否かを判定する(ステップS13)。監視端末3は、確信度から映像データが監視者4による監視対象となっていると判定すると、その旨を監視サーバ2に通知する。
監視サーバ2は、映像データが監視対象となっている旨の通知を受けると、解析制御条件DB26に登録されている内容に従って、映像データの解析処理にかかる負荷を軽減させるよう制御する(ステップS4)。例えば、監視サーバ2による第2解析部22による解析処理を停止する。
ここで、上記では、監視端末3が算出した確信度の値に応じて、映像データが監視者4による監視対象となっているか否かを判定する場合を例示したが、監視端末3は算出した確信度の値を、監視サーバ2に送信してもよい。これに伴い、監視サーバ2には、確信度の値に応じて解析処理の制御内容が登録され、通知を受けた確信度の値に応じて、映像データの解析処理にかかる負荷を軽減させる制御が実行されてもよい。
次に、本実施形態における解析システムの他の例を、図9乃至図10を参照して説明する。図9に示す解析システムは、本実施形態で説明した上記のものと、第1の実施形態で説明したものと、をほぼ組み合わせた構成をとっている。つまり、この例における解析システムは、上述した図7に示す構成に加え、図9に示すように、実施形態1で説明した選択部33を備えている。これにより、監視端末3は、監視者4から監視映像の選択入力を受け付けると(ステップS21)、当該選択された監視カメラ1からの映像データを表示部34に表示出力する(ステップS22)。
そして、本例における解析システムの監視端末3が備える監視対象判定部31は、監視者4を撮影するカメラ5からの監視者映像データから監視者4の姿勢(例えば、顔の向き)を検出する(ステップS23)。その後、検出した顔の向きと表示部34方向とに基づいて確信度を算出し、当該確信度に応じて、上述したように選択部33にて選択された映像データが監視者4による監視対象となっているか否かを判定する。監視端末3は、確信度から映像データが監視者4による監視対象となっていると判定すると(ステップS24)、選択されている映像データを特定する情報と共に、当該映像データが監視対象となっている旨を監視サーバ2に通知する。
監視サーバ2は、特定の映像データが監視対象となっている旨の通知を受けると、解析制御条件DB26に登録されている内容に従って、通知された映像データの解析処理にかかる負荷を軽減させるよう制御する(ステップS25)。例えば、映像IDc2に対する監視サーバ2による第2解析部22による解析処理を停止する。
ここで、上記では、監視者4が選択部33から映像データを選択することを説明したが、監視者4自身による監視動作によって映像データを選択してもよい。例えば、複数の監視カメラ1から複数の映像データを取得し、各映像データがそれぞれ表示部34に表示されている場合を想定する。このとき、カメラ5にて撮影した監視者映像データから監視者4の姿勢、例えば、顔の向きを検出し、顔が向いている方向に表示されている映像データが選択されるよう構成してもよい。
<実施形態3>
次に、本発明の第3の実施形態を、図11乃至図15を参照して説明する。図11乃至図12は、解析システムの構成を説明するための図であり、図13は、解析システムの動作を説明するための図である。また、図14は、解析システムの他の構成を説明するための図であり、図15は、その動作を説明するための図である。
本実施形態における解析システムは、上述した第2の実施形態で説明したものとほぼ同様の構成をとるが、解析処理の制御方法が異なる。つまり、本実施形態では、映像データ(入力データ)が監視者4による監視対象となっていることに加え、解析処理の状況など他の状況も考慮して、解析処理を制御している。以下、上述した実施形態1と異なる構成を主に説明する。
まず、本実施形態における解析システムでは、監視端末3が、装備された演算装置にプログラムが組み込まれることで構築された解析状況取得部35(解析状況情報取得手段)を備えている。解析状況取得部35は、監視サーバ2における映像データに対する解析状況を表す解析状況情報を取得する。ここで、解析状況情報は、例えば、映像データに対する各解析部による解析処理結果や、解析処理を行っている監視サーバ2のCPUの負荷、解析システム内のネットワーク帯域などである。そして、解析状況取得部35は、取得した解析状況情報を監視サーバ2の解析制御部25に通知する。なお、解析状況取得部35の機能は、監視サーバ2の解析制御部25に設けられていてもよい。
これに加えて、本実施形態における監視サーバ2の解析制御部25は、監視端末3の監視対象判定部31から通知された映像データが監視者4による監視対象となっているか否かの判定結果と、解析状況取得部35から通知された解析状況情報と、に基づいて、解析制御条件DB26に登録されている情報に従い、解析処理動作を制御する。
ここで、本実施形態における解析システムの具体例を説明する。まず、図11に示す解析システムは犯人検出システムであり、監視サーバ2は、各解析部として、人物を検出する人物検出部81、人物の顔特徴を抽出する顔特徴抽出部82、人物の顔と予め登録された顔とを照合する顔照合部83、を備えている。そして、解析制御条件DB26には、図12に示すように、「条件」として、「監視者4による監視状態の条件」に加え、「解析状況情報の条件」が設定されており、かかる「条件」を満たした場合の「制御対象(解析部)」と「制御内容」が設定されている。
例えば、図12の2段目(D11)には、「監視者4が映像データを監視対象としている(監視状態=Yes)」及び「映像データ中の1フレーム内に映っている人物の数が10人未満(画面内人数<10」を満たす場合には、「顔特徴抽出部」と「顔照合部」を「停止する」、という情報が登録されている。また、図12の3段目(D12)には、「監視者4が映像データを監視対象としている(監視状態=Yes)」及び「映像データ中の1フレーム内に映っている人物の数が10人以上(画面内人数>=10」を満たす場合には、「顔特徴抽出部」を「フレームレートを下げて実行する」、という情報が登録されている。
上述した状況において、まず、解析システムでは、監視カメラ1にて映像データが取得されて、監視サーバ2と監視端末3に入力される。監視サーバ2は、入力された映像データに対する解析処理を開始する。監視端末3は、入力された映像データを表示部34に表示出力する。
そして、監視端末3の監視対象判定部31は、監視者4を撮影するカメラ5から監視者映像データを取得し、一定の時間間隔で、監視者映像データに映っている監視者4の監視動作、例えば、姿勢である顔の向きを検出する(ステップS31)。そして、検出した顔の向きと表示部34方向とに基づいて確信度を算出し、当該確信度に応じて映像データが監視者4による監視対象となっているか否かを判定する(ステップS32)。監視端末3は、確信度から映像データが監視者4による監視対象となっていると判定すると、その旨を監視サーバ2に通知する。
また、監視端末3の解析状況取得部35は、監視サーバ2で実行されている人物検出部81による解析処理結果である「1フレーム内に映っている人物の数」を取得し(ステップS33)、かかる「人物の数」を解析サーバ2の解析制御部25に通知する。
続いて、監視サーバ2の解析制御部25は、上述したように通知を受けた「監視状態の判定結果」と、解析状況情報である「人物の数」に基づいて、解析処理条件DB26に従って、解析処理動作の制御を行う制御対象と制御内容を特定する(ステップS34)。そして、解析制御部25は、特定した制御対象となる解析部を停止するなど、監視サーバ2による解析処理にかかる負荷を軽減する制御を行う(ステップS35)。
例えば、図12の2段目(D11)に示す条件に合致する場合には、顔特徴抽出部82と顔照合部83とを停止する、という制御を行う。このケースでは、顔特徴抽出及び顔照合は人間による監視の方が迅速かつ高精度であると考えられるため、監視者4に監視を任せ、監視サーバ2の処理負荷を軽減する。
また、図12の3段目(D12)に示す条件に合致する場合には、顔特徴抽出部82をフレームレートを下げて実行する、という制御を行う。このケースでは、1フレーム内に映っている人物の数が10人以上であるため、監視者4による監視だけでは対象となる人物を見逃すこともあると考えられる。このため、特徴抽出部82及び顔照合部83による解析処理を停止せずにそのまま実行しておきつつ、そのうち顔特徴抽出部82による解析処理に関しては、解析精度は低下するもののフレームレートを下げた状態で継続する。
次に、解析システムの他の具体例を、図14乃至図15を参照して説明する。図14に示す解析システムは不審者検出システムであり、監視サーバ2は、各解析部として、人物を検出する人物検出部91、服装を抽出する服装抽出部92、人物の動線をトレースして不審行動を検出する不審行動検出部93、を備えている。そして、解析制御条件DB26には、図15に示すように、「条件」として、「監視者4による監視状態の条件」に加え、「解析状況情報の条件」が設定されており、かかる「条件」を満たした場合の「制御対象(解析部)」と「制御内容」が設定されている。
例えば、図15の2段目(D21)には、「監視者4が映像データを監視対象としている確信度>=80%(監視確信度>=80%)」及び「CPU負荷>80%」を満たす場合には、「服装抽出部」を「停止する」、という情報が登録されている。図15の3段目(D22)には、「60%=<監視確信度<80%」及び「CPU負荷>80%」を満たす場合には、「服装抽出部」を「色抽出を実行するが、模様抽出は停止する(パラメータ変更)」、という情報が登録されている。図15の4段目(D23)には、「40=<監視確信度<60%」及び「CPU負荷>80%」を満たす場合には、「服装抽出部」を「遅延実行する」、という情報が登録されている。図15の5段目(D24)には、「監視確信度>=80%)」及び「人物幅>=100ピクセル」を満たす場合には、「不審行動検出部」を「停止する」、という情報が登録されている。
上述した状況において、まず、解析システムでは、監視カメラ1にて映像データが取得されて、監視サーバ2と監視端末3に入力される。監視サーバ2は、入力された映像データに対する解析処理を開始する。監視端末3は、入力された映像データを表示部34に表示出力する。
そして、監視端末3の監視対象判定部31は、監視者4を撮影するカメラ5から監視者映像データを取得し、一定の時間間隔で、監視者映像データに映っている監視者4の監視動作、例えば、姿勢である顔の向きを検出する。そして、検出した顔の向きと表示部34方向とに基づいて確信度を算出し、確信度が40%以上の場合には、監視者4による監視状態であると判定し、その旨と共に確信度の値を監視サーバ2に通知する。
また、監視端末3の解析状況取得部35は、監視サーバ2のCPUの負荷を取得し、当該負荷情報を監視サーバ2の解析制御部25に通知する。さらに、解析状況取得部35は、監視サーバ2で実行されている人物検出部91による解析処理結果である「検出された人物の幅(ピクセル)」を取得し、かかる「人物の幅」を解析サーバ2の解析制御部25に通知する。
続いて、監視サーバ2の解析制御部25は、上述したように通知を受けた「監視状態のであることの確信度」と、解析状況情報である「CPU負荷」及び「人物の幅」に基づいて、解析処理条件DB26に従って、解析処理動作の制御を行う制御対象と制御内容を特定する。そして、解析制御部25は、特定した制御対象となる解析部を停止するなど、監視サーバ2による解析処理にかかる負荷を軽減する制御を行う。
例えば、図15の2段目(D21)に示す条件に合致する場合には、服装抽出部92を停止する、という制御を行う。このケースでは、監視者4が映像データを監視している可能性が高く、かつ、CPU負荷が高いため、人間による監視の方が迅速かつ高精度であると考えられる服装抽出部92による解析処理を監視者4に任せ、監視サーバ2の処理負荷を軽減する。図15の3段目(D22)に示す条件に合致する場合には、服装抽出部92による解析処理のうち、色抽出を実行するが、模様抽出は停止する、というように、当該服装抽出部92におけるパラメータを変更する制御を行う。このケースでは、監視者4が映像データを監視している可能性がやや高く、かつ、CPU負荷が高いため、服装抽出部92による解析処理の一部を監視者4に任せ、監視サーバ2の処理負荷を軽減する。図15の4段目(D23)に示す条件に合致する場合には、服装抽出部92による解析処理を遅延させて実行する、という制御を行う。このケースでは、監視者4が映像データを監視している可能性がさほど高くはないが、CPU負荷が高いため、服装抽出部92による解析処理を後に行うこととして、現時点における監視サーバ2の処理負荷を軽減する。
そして、上述した制御に加えて、図15の5段目(D24)に示す条件に合致する場合には、不審行動検出部93を停止する、という制御を行う。このケースでは、監視者4が映像データを監視している可能性が高く、かつ、映像データ内の人物が大きく映っているため、人間による監視の方が迅速かつ高精度であると考えられる不審行動検出部93による解析処理を監視者4に任せ、監視サーバ2の処理負荷を軽減する。
<実施形態4>
次に、本発明の第4の実施形態を、図16乃至図17を参照して説明する。図16は、解析システムの構成を説明するための図であり、図17は、解析システムの動作を説明するための図である。
本実施形態における解析システムは、上述した第1の実施形態で説明したものとほぼ同様の構成をとるが、入力データが監視者4による監視対象となっているか否かを判定する方法が異なる。以下、上述した実施形態1と異なる構成及び動作を主に説明する。
まず、本実施形態における解析システムにおける監視端末3が備える表示部34は、上述同様であり、監視者4による映像データの監視を支援するための監視装置として機能している。そして、監視端末3の表示制御部32及び監視対象判定部31は、表示部34の状態を検出して、検出結果に基づいて、映像データが監視者4による監視対象となっているか否かを判定する機能を有する。
具体的に、まず、表示制御部32は、表示部34に監視カメラ1からの映像データが表示出力されているか否かを検出し、表示出力されている映像データを特定する情報を監視対象判定部31に通知する(図17のステップS41)。あるいは、表示制御部32は、表示部34に監視カメラ1からの映像データが予め設定された表示状態で表示出力されているか否かを検出し、かかる表示状態で表示出力されている映像データを特定する情報を監視対象判定部31に通知する。
そして、監視対象判定部31は、表示制御部32から映像データを特定する情報の通知を受けると、当該映像データが監視者4による監視対象となっていると判定する(図17のステップS42)。監視対象判定部31は、かかる判定結果、つまり、監視者4による監視対象となっている映像データを特定する情報を、監視サーバ2の解析制御部25に通知する。そして、監視サーバ2は、特定の映像データが監視対象となっている旨の通知を受けると、解析制御条件DB26に登録されている内容に従って、通知された映像データの解析処理にかかる負荷を軽減させるよう制御する(図17のステップS43)。
なお、表示部34に表示出力されている映像データは、上述したように監視者4によって選択されたものであってもよく、あるいは、他の設定や他の条件により自動的に選択されたものであってもよい。例えば、複数の映像データが解析対象となっている場合に、一定の時間間隔で自動的に映像データを切り替えて表示するよう設定されている場合には、その時点で表示部34に表示されている映像データのみが監視者4による監視対象となっていると判定される。また、図4を参照して説明したように、複数の映像データのうち、設定により一定の時間間隔で自動的に大きい表示状態とされた映像データが、その時点において監視者4による監視対象となっていると判定される。
また、本実施形態では、監視対象判定部31は、検出した映像データの表示部34に対する表示出力状態に応じて、当該映像データが監視者4による監視対象となっている確信度合を表す確信度を算出してもよい。例えば、映像データが出力されている時間や映像データの表示の大きさ、表示部34の主電源のオンオフ状態などに基づいて、確信度を算出する。そして、監視対象判定部31は、算出した確信度の値に応じて、映像データが監視者4による監視対象となっているか否かを判定する。
以上のように、本実施形態では、監視者4の動作に起因せず、表示部34などの映像データといった入力データを出力する監視装置の状態を検出することで、監視者4による入力データの監視状態を判定している。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における解析処理制御システム(図18参照)、プログラム、解析処理制御方法の構成の概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
解析処理装置110による解析対象となる入力データに対する監視を行う人物の動作を検出し、当該検出した人物の動作に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する判定手段101と、
前記入力データが前記人物による監視対象となっていると判定した場合に、当該入力データに対する前記解析処理装置による解析処理の負荷を低減させるよう当該解析処理装置による解析処理動作を制御する解析処理制御手段102と、
を備えた、
解析処理制御システム100。
(付記2)
付記1に記載の解析処理制御システムであって、
前記判定手段は、前記人物による前記入力データの選択動作を検出し、当該検出した選択動作に基づいて前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
解析処理制御システム。
(付記3)
付記2に記載の解析処理制御システムであって、
前記判定手段は、前記人物の選択動作により、映像データである前記入力データが前記人物により閲覧可能な特定の表示装置に表示されているか否かを検出し、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
解析処理制御システム。
(付記4)
付記2に記載の解析処理制御システムであって、
前記判定手段は、前記人物の選択動作により、映像データである前記入力データが前記人物により閲覧可能な特定の表示装置に予め設定された表示状態で表示されているか否かを検出し、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
解析処理制御システム。
(付記5)
付記1に記載の解析処理制御システムであって、
前記判定手段は、所定の出力装置から出力された状態の前記入力データに対する前記人物による監視動作を検出し、当該検出した監視動作に基づいて前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
解析処理制御システム。
(付記6)
付記5に記載の解析処理制御システムであって、
前記判定手段は、前記入力データが出力されている前記出力装置に対する前記人物の姿勢を当該人物の監視動作として検出し、当該検出した姿勢に基づいて前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
解析処理制御システム。
(付記7)
付記5に記載の解析処理制御システムであって、
前記判定手段は、前記出力装置に表示出力されている映像データである前記入力データに対する前記人物の視線を当該人物の監視動作として検出し、当該検出した視線に基づいて前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
解析処理制御システム。
(付記8)
付記1乃至7のいずれかに記載の解析処理制御システムであって、
前記判定手段は、検出した前記人物の動作に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっている確信度合を表す確信度を算出し、当該確信度に応じて前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
解析処理制御システム。
(付記9)
解析処理装置による解析対象となる入力データに対する監視を行う人物による前記入力データに対する監視を支援する監視装置の状態を検出し、当該検出した監視装置の状態に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する判定手段と、
前記入力データが前記人物による監視対象となっていると判定した場合に、当該入力データに対する前記解析処理装置による解析処理の負荷を低減させるよう当該解析処理装置による解析処理動作を制御する解析処理制御手段と、
を備えた、
解析処理制御システム。
(付記10)
付記9に記載の解析処理制御システムであって、
前記判定手段は、映像データである前記入力データが前記人物により閲覧可能な前記監視装置である特定の表示装置に表示されているか否かを検出し、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
解析処理制御システム。
(付記11)
付記9に記載の解析処理制御システムであって、
前記判定手段は、映像データである前記入力データが前記人物により閲覧可能な前記監視装置である特定の表示装置に予め設定された表示状態で表示されているか否かを検出し、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
解析処理制御システム。
(付記12)
付記9乃至11のいずれかに記載の解析処理制御システムであって、
前記判定手段は、検出した前記監視装置の状態に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっている確信度合を表す確信度を算出し、当該確信度に応じて前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
解析処理制御システム。
(付記13)
付記1乃至12のいずれかに記載の解析処理制御システムであって、
前記解析処理装置による前記入力データに対する解析状況を表す解析状況情報を取得する解析状況情報取得手段を備え、
前記解析処理制御手段は、前記判定手段による前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かの判定結果と、前記解析状況情報取得手段によって取得した前記解析状況情報と、に基づいて、前記入力データに対する前記解析処理装置による解析処理の負荷を低減させるよう当該解析処理装置による解析処理動作を制御する、
解析処理制御システム。
(付記14)
付記1乃至13のいずれかに記載の解析処理制御システムであって、
前記解析処理制御手段は、前記入力データに対する前記解析処理装置による解析処理を停止するよう制御する、
解析処理制御システム。
(付記15)
情報処理装置に、
解析処理装置による解析対象となる入力データに対する監視を行う人物の動作を検出し、当該検出した人物の動作に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する判定手段と、
前記入力データが前記人物による監視対象となっていると判定した場合に、当該入力データに対する前記解析処理装置による解析処理の負荷を低減させるよう当該解析処理装置による解析処理動作を制御する解析処理制御手段と、
を実現させるためのプログラム。
(付記16)
付記15に記載のプログラムであって、
前記判定手段は、前記人物による前記入力データの選択動作を検出し、当該検出した選択動作に基づいて前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
プログラム。
(付記17)
付記15に記載のプログラムであって、
前記判定手段は、所定の出力装置から出力された状態の前記入力データに対する前記人物による監視動作を検出し、当該検出した監視動作に基づいて前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
プログラム。
(付記18)
情報処理装置に、
解析処理装置による解析対象となる入力データに対する監視を行う人物による前記入力データに対する監視を支援する監視装置の状態を検出し、当該検出した監視装置の状態に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する判定手段と、
前記入力データが前記人物による監視対象となっていると判定した場合に、当該入力データに対する前記解析処理装置による解析処理の負荷を低減させるよう当該解析処理装置による解析処理動作を制御する解析処理制御手段と、
を実現させるためのプログラム。
(付記19)
解析処理装置による解析対象となる入力データに対する監視を行う人物の動作を検出し、当該検出した人物の動作に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定し、
前記入力データが前記人物による監視対象となっていると判定した場合に、当該入力データに対する前記解析処理装置による解析処理の負荷を低減させるよう当該解析処理装置による解析処理動作を制御する、
解析処理制御方法。
(付記20)
付記19に記載の解析処理制御方法であって、
前記人物による前記入力データの選択動作を検出し、当該検出した選択動作に基づいて前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
解析処理制御方法。
(付記21)
付記19に記載の解析処理制御方法であって、
前記判定手段は、所定の出力装置から出力された状態の前記入力データに対する前記人物による監視動作を検出し、当該検出した監視動作に基づいて前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
解析処理制御方法。
(付記22)
解析処理装置による解析対象となる入力データに対する監視を行う人物による前記入力データに対する監視を支援する監視装置の状態を検出し、当該検出した監視装置の状態に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定し、
前記入力データが前記人物による監視対象となっていると判定した場合に、当該入力データに対する前記解析処理装置による解析処理の負荷を低減させるよう当該解析処理装置による解析処理動作を制御する、
解析処理制御方法。
なお、上述したプログラムは、記憶装置に記憶されていたり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
以上、上記実施形態等を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
1 監視カメラ
2 監視サーバ
21 第1解析部
22 第2解析部
23 第n解析部
24 アラート生成部
25 解析制御部
26 解析制御条件DB
3 監視端末
31 監視対象判定部
32 表示制御部
33 選択部
34 表示部
35 解析状況取得部
4 監視者
5 カメラ

Claims (22)

  1. 解析処理装置による解析対象となる入力データに対する監視を行う人物の動作を検出し、当該検出した人物の動作に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する判定手段と、
    前記入力データが前記人物による監視対象となっていると判定した場合に、当該入力データに対する前記解析処理装置による解析処理の負荷を低減させるよう当該解析処理装置による解析処理動作を制御する解析処理制御手段と、
    を備えた、
    解析処理制御システム。
  2. 請求項1に記載の解析処理制御システムであって、
    前記判定手段は、前記人物による前記入力データの選択動作を検出し、当該検出した選択動作に基づいて前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
    解析処理制御システム。
  3. 請求項2に記載の解析処理制御システムであって、
    前記判定手段は、前記人物の選択動作により、映像データである前記入力データが前記人物により閲覧可能な特定の表示装置に表示されているか否かを検出し、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
    解析処理制御システム。
  4. 請求項2に記載の解析処理制御システムであって、
    前記判定手段は、前記人物の選択動作により、映像データである前記入力データが前記人物により閲覧可能な特定の表示装置に予め設定された表示状態で表示されているか否かを検出し、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
    解析処理制御システム。
  5. 請求項1に記載の解析処理制御システムであって、
    前記判定手段は、所定の出力装置から出力された状態の前記入力データに対する前記人物による監視動作を検出し、当該検出した監視動作に基づいて前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
    解析処理制御システム。
  6. 請求項5に記載の解析処理制御システムであって、
    前記判定手段は、前記入力データが出力されている前記出力装置に対する前記人物の姿勢を当該人物の監視動作として検出し、当該検出した姿勢に基づいて前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
    解析処理制御システム。
  7. 請求項5に記載の解析処理制御システムであって、
    前記判定手段は、前記出力装置に表示出力されている映像データである前記入力データに対する前記人物の視線を当該人物の監視動作として検出し、当該検出した視線に基づいて前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
    解析処理制御システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の解析処理制御システムであって、
    前記判定手段は、検出した前記人物の動作に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっている確信度合を表す確信度を算出し、当該確信度に応じて前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
    解析処理制御システム。
  9. 解析処理装置による解析対象となる入力データに対する監視を行う人物による前記入力データに対する監視を支援する監視装置の状態を検出し、当該検出した監視装置の状態に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する判定手段と、
    前記入力データが前記人物による監視対象となっていると判定した場合に、当該入力データに対する前記解析処理装置による解析処理の負荷を低減させるよう当該解析処理装置による解析処理動作を制御する解析処理制御手段と、
    を備えた、
    解析処理制御システム。
  10. 請求項9に記載の解析処理制御システムであって、
    前記判定手段は、映像データである前記入力データが前記人物により閲覧可能な前記監視装置である特定の表示装置に表示されているか否かを検出し、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
    解析処理制御システム。
  11. 請求項9に記載の解析処理制御システムであって、
    前記判定手段は、映像データである前記入力データが前記人物により閲覧可能な前記監視装置である特定の表示装置に予め設定された表示状態で表示されているか否かを検出し、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
    解析処理制御システム。
  12. 請求項9乃至11のいずれかに記載の解析処理制御システムであって、
    前記判定手段は、検出した前記監視装置の状態に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっている確信度合を表す確信度を算出し、当該確信度に応じて前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
    解析処理制御システム。
  13. 請求項1乃至12のいずれかに記載の解析処理制御システムであって、
    前記解析処理装置による前記入力データに対する解析状況を表す解析状況情報を取得する解析状況情報取得手段を備え、
    前記解析処理制御手段は、前記判定手段による前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かの判定結果と、前記解析状況情報取得手段によって取得した前記解析状況情報と、に基づいて、前記入力データに対する前記解析処理装置による解析処理の負荷を低減させるよう当該解析処理装置による解析処理動作を制御する、
    解析処理制御システム。
  14. 請求項1乃至13のいずれかに記載の解析処理制御システムであって、
    前記解析処理制御手段は、前記入力データに対する前記解析処理装置による解析処理を停止するよう制御する、
    解析処理制御システム。
  15. 情報処理装置に、
    解析処理装置による解析対象となる入力データに対する監視を行う人物の動作を検出し、当該検出した人物の動作に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する判定手段と、
    前記入力データが前記人物による監視対象となっていると判定した場合に、当該入力データに対する前記解析処理装置による解析処理の負荷を低減させるよう当該解析処理装置による解析処理動作を制御する解析処理制御手段と、
    を実現させるためのプログラム。
  16. 請求項15に記載のプログラムであって、
    前記判定手段は、前記人物による前記入力データの選択動作を検出し、当該検出した選択動作に基づいて前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
    プログラム。
  17. 請求項15に記載のプログラムであって、
    前記判定手段は、所定の出力装置から出力された状態の前記入力データに対する前記人物による監視動作を検出し、当該検出した監視動作に基づいて前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
    プログラム。
  18. 情報処理装置に、
    解析処理装置による解析対象となる入力データに対する監視を行う人物による前記入力データに対する監視を支援する監視装置の状態を検出し、当該検出した監視装置の状態に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する判定手段と、
    前記入力データが前記人物による監視対象となっていると判定した場合に、当該入力データに対する前記解析処理装置による解析処理の負荷を低減させるよう当該解析処理装置による解析処理動作を制御する解析処理制御手段と、
    を実現させるためのプログラム。
  19. 解析処理装置による解析対象となる入力データに対する監視を行う人物の動作を検出し、当該検出した人物の動作に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定し、
    前記入力データが前記人物による監視対象となっていると判定した場合に、当該入力データに対する前記解析処理装置による解析処理の負荷を低減させるよう当該解析処理装置による解析処理動作を制御する、
    解析処理制御方法。
  20. 請求項19に記載の解析処理制御方法であって、
    前記人物による前記入力データの選択動作を検出し、当該検出した選択動作に基づいて前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
    解析処理制御方法。
  21. 請求項19に記載の解析処理制御方法であって、
    前記判定手段は、所定の出力装置から出力された状態の前記入力データに対する前記人物による監視動作を検出し、当該検出した監視動作に基づいて前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定する、
    解析処理制御方法。
  22. 解析処理装置による解析対象となる入力データに対する監視を行う人物による前記入力データに対する監視を支援する監視装置の状態を検出し、当該検出した監視装置の状態に基づいて、前記入力データが前記人物による監視対象となっているか否かを判定し、
    前記入力データが前記人物による監視対象となっていると判定した場合に、当該入力データに対する前記解析処理装置による解析処理の負荷を低減させるよう当該解析処理装置による解析処理動作を制御する、
    解析処理制御方法。
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JP2021043914A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 富士通株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム

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