JP2014142531A - 表示システム、表示制御方法、および表示制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】特別なセンサ装置を必要とせずに最適なサイズで画像を表示することのできる表示システムを提供する。
【解決手段】表示装置と、表示装置に対して直接、表示対象の画像データを無線通信にて出力する出力装置とを含んだ表示システムにおいて、表示装置と出力装置との間の無線通信の強度に基づいて、表示装置と出力装置との間の距離が測定され(S5)、測定された距離と、表示装置の表示サイズとに基づいて、表示装置に表示する画像のサイズが決定される(S6)。そして、画像データに基づく画面を決定された画像のサイズに従って表示装置に表示する処理(S7〜S9)が行なわれる。
【選択図】図2
【解決手段】表示装置と、表示装置に対して直接、表示対象の画像データを無線通信にて出力する出力装置とを含んだ表示システムにおいて、表示装置と出力装置との間の無線通信の強度に基づいて、表示装置と出力装置との間の距離が測定され(S5)、測定された距離と、表示装置の表示サイズとに基づいて、表示装置に表示する画像のサイズが決定される(S6)。そして、画像データに基づく画面を決定された画像のサイズに従って表示装置に表示する処理(S7〜S9)が行なわれる。
【選択図】図2
Description
この発明は表示システム、表示制御方法、および表示制御プログラムに関し、特に、表示装置と出力装置とを含む表示システム、当該表示システムにおける表示制御方法、および表示制御プログラムに関する。
テレビなどの表示装置と視聴者との位置関係を考慮した表示制御がいくつか提案されている。
たとえば、特開2008−181199号公報(以下、特許文献1)は、リモコン側のカメラでテレビ画面を撮影し、撮影画像中のカーソル画像の位置とテレビに表示しているカーソル画像の位置とを比較することでリモコンの向きと相対位置とを検出し、それに基づいてテレビの表示画像の大きさや表示位置を変更するという技術を開示している。
また、特開2007−288379号公報(以下、特許文献2)は、赤外線や超音波センサを用いることでテレビとリモコンとの距離を測定し、それに基づいてテレビに複数画面を表示する際のレイアウトを変更するという技術を開示している。
また近年、WiFi−Displayなどの、無線アクセスポイントを経由せず直接出力元の装置と表示装置とを無線で接続する技術が提案されている。そして、その技術に対応する機器が発売されている。
しかしながら、上記特許文献1、2に開示されている技術では、表示装置と視聴者との距離を測定するためにカメラや赤外線、超音波などの特別なセンサ装置が必要であった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、特別なセンサ装置を必要とせずに最適なサイズで画像を表示することのできる表示システム、表示制御方法、および表示制御プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、表示システムは出力装置から無線通信で送信された画像データに基づいて表示装置が表示処理を行なう表示システムであって、表示装置と出力装置との間の無線通信の強度に基づいて、表示装置と出力装置との間の距離を測定するための測定手段と、測定された距離と表示装置の表示サイズとに基づいて、表示装置に表示する画像のサイズを決定するための決定手段と、画像データに基づく画面を決定された画像のサイズに従って表示装置に表示するための表示手段とを備える。
好ましくは、決定手段は、表示装置の表示サイズが規定サイズよりも大きい場合には表示装置の表示エリアに対する画面の表示エリアの割合が小さくなるように画像のサイズを小さくし、表示装置の表示サイズが規定サイズよりも小さい場合には表示装置の表示エリアに対する画面の表示エリアの割合が大きくなるように画像のサイズを大きくし、測定された距離が規定距離よりも小さい場合には画像のサイズを小さくし、測定された距離が規定距離よりも大きい場合には画像のサイズを大きくする。
好ましくは、表示システムには複数の出力装置が含まれ、表示装置は複数の出力装置のうちの2以上の出力装置それぞれからの出力に基づく2以上の画面を表示可能であって、表示装置は、上述の測定手段、決定手段、および表示手段を含み、測定手段は、複数の出力装置それぞれの表示装置との間の距離を測定し、決定手段は、複数の出力装置それぞれに対して画像のサイズを決定し、表示手段は、複数の出力装置それぞれからの画像データを、それぞれに対する画像のサイズに従った表示データに変換することで、それぞれからの画像データに基づく画面をそれぞれに対する決定された画像のサイズに従って表示する。
本発明の他の局面に従うと、表示制御方法は出力装置から無線通信で送信された画像データに基づく画面を表示装置に表示させる表示制御方法であって、表示装置と出力装置との間の無線通信の強度に基づいて、表示装置と出力装置との間の距離を測定するステップと、測定された距離と表示装置の表示サイズとに基づいて、表示装置に表示する画像のサイズを決定するステップと、画像データに基づく画面を決定された画像のサイズに従って表示装置に表示するステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、表示制御プログラムは出力装置から無線通信で送信された画像データに基づく画面を表示装置に表示させる表示制御をコンピュータに実行させるプログラムであって、表示装置と出力装置との間の無線通信の強度に基づいて、表示装置と出力装置との間の距離を測定するステップと、測定された距離と表示装置の表示サイズとに基づいて、表示装置に表示する画像のサイズを決定するステップと、画像データに基づく画面を決定された画像のサイズに従って表示装置に表示するステップとをコンピュータに実行させる。
この発明によると、WiFi−Displayなどの、無線アクセスポイントを経由せず、直接、無線通信を行なう出力装置と表示装置とを含んだ表示システムにおいて、特別なセンサ装置を必要とせずに、表示装置に最適なサイズで画像を表示することができる。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
<システム構成>
図1は、本実施の形態にかかる表示システムの構成の具体例、および表示システムに含まれる各装置のハードウェア構成の具体例を示す図である。図1を参照して、本実施の形態にかかる表示システムは、画像データの出力元装置としての出力装置100と、出力装置100からの画像データに基づく表示を行なう表示装置200とを含む。
図1は、本実施の形態にかかる表示システムの構成の具体例、および表示システムに含まれる各装置のハードウェア構成の具体例を示す図である。図1を参照して、本実施の形態にかかる表示システムは、画像データの出力元装置としての出力装置100と、出力装置100からの画像データに基づく表示を行なう表示装置200とを含む。
出力装置100と表示装置200とは、双方向の無線通信を行なう。この無線通信として、たとえばWiFi−DisplayやBluetooth(登録商標)などの規格に応じたものが該当する。
出力装置100はユーザが携帯可能な装置であって、静止画や動画などの画像データを含むコンテンツを上記無線通信にて表示装置200に対して送信する。出力装置100には、たとえば、上記無線通信機能を有する端末装置や、小型のコンピュータなどが該当する。
表示装置200は画像を表示可能な装置であって、出力装置100から上記無線通信にて送信された画像データに基づく画面を表示する。表示装置200には、たとえば、上記無線通信機能を有するテレビジョン受像機や、パーソナルコンピュータなどが該当する。
さらに図1を参照して、出力装置100は、装置全体を制御する制御装置であるCPU(Central Processing Unit)10と、メモリとして、CPU10で実行されるプログラムを記憶するためのROM11、および画像データを記憶したり、CPU10でプログラムを実行する際の作業領域となったりするためのRAM12と、ディスプレイ13と、ユーザからの指示入力を受け付けるためのキーやタッチパネルなどである入力装置14と、表示装置200との間で上記無線通信を行なうための無線通信部15とを含む。
また、表示装置200は、装置全体を制御する制御装置であるCPU20と、メモリとして、CPU20で実行されるプログラムを記憶するためのROM21、および画像データを記憶したり、CPU20でプログラムを実行する際の作業領域となったりするためのRAM22と、ディスプレイ23と、スピーカ24と、出力装置100との間で上記無線通信を行なうための無線通信部25とを含む。
[第1の実施の形態]
<動作概要>
図2は、第1の実施の形態にかかる表示システムでの動作の一例を示す図である。図2を参照して、端末装置などの出力装置に対して、ユーザから、テレビなどの表示装置への接続の指示がなされると、出力装置は表示装置に対して接続を要求する(ステップS1)。表示装置は、たとえば許可ユーザからの要求であるなど、その要求が適切である場合には接続許可を応答する(ステップS2)。
<動作概要>
図2は、第1の実施の形態にかかる表示システムでの動作の一例を示す図である。図2を参照して、端末装置などの出力装置に対して、ユーザから、テレビなどの表示装置への接続の指示がなされると、出力装置は表示装置に対して接続を要求する(ステップS1)。表示装置は、たとえば許可ユーザからの要求であるなど、その要求が適切である場合には接続許可を応答する(ステップS2)。
接続が許可されると、出力装置は表示装置に対して、表示装置のディスプレイへの画面の表示サイズを問い合わせる(ステップS3)。表示装置は、その問い合わせに対して自身の表示サイズを応答する(ステップS4)。
出力装置は、一連の無線通信でのやり取りにおける無線通信の電波強度を検出することで、表示装置との間の距離を測定する(ステップS5)。ここでは、一例として、出力装置は、予め、電波強度と距離との関係を記憶しておき、測定された電波強度に対応した距離を読み出すことで表示装置との間の距離を特定してもよい。また他の例として、出力装置は、予め、電波強度をパラメータとする距離の換算式を記憶しておき、測定された電波強度をその換算式に代入することで表示装置との間の距離を算出してもよい。
出力装置は、測定された表示装置との間の距離と、上記ステップS4で得られた表示装置の表示サイズとに基づいて、表示装置に表示する画像のサイズを決定し(ステップS6)、表示対象の画像データを決定された画像のサイズとなるように変換して(ステップS7)、変換後の画像データを表示装置に対して送信する(ステップS8)。表示装置は、出力装置からの画像データに基づく画面をディスプレイに表示するための表示処理を実行する(ステップS9)。
図3は、上記ステップS6での画像のサイズの決定方法の一例を説明するための図である。出力装置は、予めしきい値としての規定距離Lを記憶しておく。図3(A)を参照して、測定された表示装置との間の距離L1が上記規定距離Lよりも小さい場合(L1<L)、つまり、表示装置に対して出力装置が近い位置にある場合、出力装置は、画像のサイズを小さくする。これにより、近距離にいる、出力装置を操作(携帯)している視聴者に対して表示画像が大きくなり過ぎないようにすることができる。
また、図3(B)を参照して、測定された表示装置との間の距離L2が上記規定距離Lよりも大きい場合(L2>L)、つまり、表示装置に対して出力装置が遠い位置にある場合、出力装置は、画像のサイズを大きくする。これにより、遠距離にいる、出力装置を操作(携帯)している視聴者にも見やすい大きな表示画像とすることができる。
表示装置との間の距離に基づいて画像のサイズを決定する処理の一例として、出力装置は、予め表示装置との間の距離に比例した画像のサイズを記憶していてもよいし、予め換算式を記憶しておき、表示装置との間の距離を代入することで画像のサイズを決定してもよい。
また、出力装置は、予めしきい値としての表示サイズの規定サイズWを記憶しておく。図3(B)を参照して、得られた表示装置の表示サイズW1が上記規定サイズWよりも小さい場合(W1<W)、つまり、表示装置がサイズの小さいものである場合、出力装置は、画像のサイズを大きくする。これにより、表示装置において画像データに基づく画面が表示される表示エリアの割合が表示装置の表示エリア全体に対して大きくなる。そのため、小型の表示サイズの表示装置にも大きなサイズで画面が表示されることになる。
また、図3(C)を参照して、得られた表示装置の表示サイズW2が上記規定サイズWよりも大きい場合(W2>W)、つまり、表示装置がサイズの大きいものである場合、出力装置は、画像のサイズを小さくする。これにより、表示装置において画像データに基づく画面が表示される表示エリアの割合が表示装置の表示エリア全体に対して小さくなる。そのため、大型の表示サイズの表示装置に画像データに基づく画面を表示した際に表示画像が大きくなり過ぎないようにすることができる。
表示装置の表示サイズに基づいて画像のサイズを決定する処理の一例として、出力装置は、予め表示装置の表示サイズに反比例した画像のサイズを記憶していてもよいし、予め変換式を記憶しておき、表示装置の表示サイズを代入することで画像のサイズを決定してもよい。
上記ステップS6で出力装置は、上記の表示装置との間の距離に基づいて画像のサイズを決定する処理と、表示装置の表示サイズに基づいて画像のサイズを決定する処理とを組み合わせることで、上記距離と表示装置の表示サイズとに基づいて表示装置に表示する画像のサイズを決定する。組み合わせる方法の一例として、出力装置は、まず、上述のようにして表示装置との間の距離に基づいて画像のサイズを決定した後、さらに、画像のサイズに対して表示装置の表示サイズを考慮してサイズを再決定してもよい。また、その逆であってもよい。または、出力装置は、予め、表示装置との間の距離に比例し、かつ、表示装置の表示サイズに反比例した画像のサイズを記憶していてもよいし、予め、表示装置との間の距離、および、表示装置の表示サイズをパラメータとした換算式を記憶しておき、この変換式にこれらの値を代入することで画像のサイズを決定してもよい。
<機能構成>
図4は、上記動作のための出力装置100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図4の各機能は、出力装置100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行することで、主にCPU10上に形成されるものである。しかしながら、少なくとも一部の機能が、図1に表わされたハードウェア構成、またはその他の電気回路などによって実現されてもよい。
図4は、上記動作のための出力装置100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図4の各機能は、出力装置100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行することで、主にCPU10上に形成されるものである。しかしながら、少なくとも一部の機能が、図1に表わされたハードウェア構成、またはその他の電気回路などによって実現されてもよい。
図4を参照して、メモリの一例としてのROM11には、表示装置への出力対象である画像データを記憶するための記憶領域である画像データ記憶部111が備えられる。
さらに図4を参照して、CPU10は、無線通信部15で行なう表示装置200との間の無線通信の電波強度を検出することによって表示装置200との間の距離を測定するための測定部101と、無線通信部15を介して表示装置200から無線通信で表示サイズを受信することで表示サイズを取得するための表示サイズ取得部102と、表示装置200との間の距離と表示装置200の表示サイズとに基づいて表示装置に表示する画像のサイズを決定するためのサイズ決定部103と、画像データに基づく画面を上記の画像のサイズに従って表示装置200に表示するための表示処理部104とを含む。表示処理部104は、表示対象の画像データを画像データ記憶部111から読み出してサイズ決定部103で決定されたサイズに変換するためのデータ変換部105と、変換された画像データを無線通信部15を介して表示装置200に送信するための送信部106とを含む。
<動作フロー>
図5は、第1の実施の形態にかかる表示システムの、出力装置100での動作の流れを表わすフローチャートである。図5のフローチャートに表わされた動作は、出力装置100に対してユーザから接続指示がなされると開始されるものであって、その指示を受けて出力装置100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図4の各機能を発揮させることによって実現される。
図5は、第1の実施の形態にかかる表示システムの、出力装置100での動作の流れを表わすフローチャートである。図5のフローチャートに表わされた動作は、出力装置100に対してユーザから接続指示がなされると開始されるものであって、その指示を受けて出力装置100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図4の各機能を発揮させることによって実現される。
図5を参照して、CPU10は、表示装置200に対して接続要求を無線通信にて送信する(ステップS101)。さらに、CPU10は、表示装置200に対して表示サイズを問い合わせることで、表示サイズを取得する(ステップS103)。なお、出力装置100のメモリに、予め、表示装置ごとの表示サイズが記憶されていてもよい。この場合、ステップS103でCPU10は、上記接続要求に対する応答を解析することで該当する表示装置200を特定し、その表示装置200の表示サイズをメモリから読み出すことで表示サイズを取得することができる。
CPU10は、表示装置200との間の無線通信の電波強度を検出することで、表示装置200との間の距離を測定する(ステップS105)。そして、CPU10は、取得した表示装置200の表示サイズと測定した表示装置200との間の距離とに基づいて表示装置200に表示する画像のサイズを決定する(ステップS107)。
CPU10は、表示対象の画像データを決定されたサイズに変換し(ステップS109)、表示装置200に対して無線通信で送信する(ステップS111)。
<第1の実施の形態の効果>
以上の動作が出力装置100において行なわれることで、表示装置200との間の距離を測定するための特別なセンサを要することなく、表示装置200と視聴者との間の距離に応じて適切なサイズで画像を表示することができる。すなわち、出力装置100を操作(携帯)している視聴者が表示装置200から近い位置にいる場合には画像を小さく、遠い位置にいる場合には大きく表示させることができる。このため、特別なセンサを要することなく、視聴者に対して見やすい画像を表示させることができる。
以上の動作が出力装置100において行なわれることで、表示装置200との間の距離を測定するための特別なセンサを要することなく、表示装置200と視聴者との間の距離に応じて適切なサイズで画像を表示することができる。すなわち、出力装置100を操作(携帯)している視聴者が表示装置200から近い位置にいる場合には画像を小さく、遠い位置にいる場合には大きく表示させることができる。このため、特別なセンサを要することなく、視聴者に対して見やすい画像を表示させることができる。
また、表示装置200の表示サイズを測定するための特別なセンサを要することなく、表示装置200の表示サイズに応じて適切なサイズで画像を表示することができる。すなわち、表示装置200が大きいディスプレイを備えたものである場合には画像を小さく、小さいディスプレイを備えたものである場合には大きく画像を表示させることができる。このため、視特別なセンサを要することなく、聴者に対して見やすい画像を表示させることができる。
[第2の実施の形態]
なお、以上の例では、出力装置100側で距離の測定、画像サイズの決定、画像データの変換を行なうものとしているが、これらの処理は表示システムのいずれの装置で行なわれてもよい。そこで、他の例として、表示装置200側で行なう例について説明する。
なお、以上の例では、出力装置100側で距離の測定、画像サイズの決定、画像データの変換を行なうものとしているが、これらの処理は表示システムのいずれの装置で行なわれてもよい。そこで、他の例として、表示装置200側で行なう例について説明する。
図6は、第2の実施の形態にかかる表示システムでの動作の一例を示す図である。図6を参照して、第2の実施の形態にかかる表示システムでは、ユーザからの指示に応じて出力装置が表示装置に対して接続を要求し(ステップS11)、表示装置から接続許可が応答されると(ステップS12)、出力装置は、表示対象の画像データを表示装置に対して送信する(ステップS13)。
表示装置は、一連の無線通信でのやり取りにおける無線通信の電波強度を検出することで、出力装置との間の距離を測定する(ステップS14)。表示装置は、測定された出力装置との間の距離と自身の表示サイズとに基づいて表示する画像のサイズを決定し(ステップS15)、出力装置から送信された表示対象の画像データを決定された画像のサイズとなるように変換する(ステップS16)。この一連の動作は、第1の実施の形態にかかる表示システムにおいては出力装置が上記ステップS5〜7で行なった動作と同じである。
表示装置は、変換後の画像データに基づく画面をディスプレイに表示するための表示処理を実行する(ステップS17)。
<機能構成>
図7は、上記動作のための表示装置200の機能構成の具体例を示すブロック図である。図7の各機能は、表示装置200のCPU20がROM21に記憶されているプログラムをRAM22上に読み出して実行することで、主にCPU20上に形成されるものである。しかしながら、少なくとも一部の機能が、図1に表わされたハードウェア構成、またはその他の電気回路などによって実現されてもよい。
図7は、上記動作のための表示装置200の機能構成の具体例を示すブロック図である。図7の各機能は、表示装置200のCPU20がROM21に記憶されているプログラムをRAM22上に読み出して実行することで、主にCPU20上に形成されるものである。しかしながら、少なくとも一部の機能が、図1に表わされたハードウェア構成、またはその他の電気回路などによって実現されてもよい。
図7を参照して、CPU20は、無線通信部25で行なう出力装置100との間の無線通信の電波強度を検出することによって出力装置100との間の距離を測定するための測定部201と、無線通信部25を介して出力装置100から画像データを受信することで画像データの入力を受け付けるための画像データ入力部202と、出力装置100との間の距離と自身の表示サイズとに基づいて表示する画像のサイズを決定するためのサイズ決定部203と、画像データに基づく画面を上記の画像のサイズに従ってディスプレイ23に表示するための表示処理部204とを含む。表示処理部204は、表示対象の画像データをサイズ決定部203で決定されたサイズに変換するためのデータ変換部205と、変換された画像データから表示データを生成してディスプレイ23に渡すことでディスプレイ23に画面を表示させるための表示部206とを含む。
<動作フロー>
図8は、第2の実施の形態にかかる表示システムの、表示装置200での動作の流れを表わすフローチャートである。図8のフローチャートに表わされた動作は、出力装置100から接続が要求されると開始されるものであって、その要求を受けて表示装置200のCPU20がROM21に記憶されているプログラムをRAM22上に読み出して実行し、図7の各機能を発揮させることによって実現される。
図8は、第2の実施の形態にかかる表示システムの、表示装置200での動作の流れを表わすフローチャートである。図8のフローチャートに表わされた動作は、出力装置100から接続が要求されると開始されるものであって、その要求を受けて表示装置200のCPU20がROM21に記憶されているプログラムをRAM22上に読み出して実行し、図7の各機能を発揮させることによって実現される。
図8を参照して、CPU20は、出力装置100からの接続要求に対して(たとえば認証が必要なら認証成功の場合)、接続許可を応答する(ステップS201)。さらに、CPU20は、出力装置100から表示対象の画像データを取得する(ステップS203)。
CPU20は、出力装置100との間の無線通信の電波強度を検出することで、出力装置100との間の距離を測定する(ステップS205)。そして、CPU20は、自身の表示サイズと測定した出力装置100との間の距離とに基づいて表示する画像のサイズを決定する(ステップS207)。
CPU20は、表示対象の画像データを決定されたサイズに変換し(ステップS209)、ディスプレイ23で表示する(ステップS211)。
<第2の実施の形態の効果>
以上の動作が表示装置200において行なわれることによっても、出力装置100との間の距離を測定するための特別なセンサを要することなく、表示装置200と視聴者との間の距離に応じて適切なサイズで画像を表示することができる。また、表示装置200の表示サイズを測定するための特別なセンサを要することなく、表示装置200の表示サイズに応じて適切なサイズで画像を表示することができる。
以上の動作が表示装置200において行なわれることによっても、出力装置100との間の距離を測定するための特別なセンサを要することなく、表示装置200と視聴者との間の距離に応じて適切なサイズで画像を表示することができる。また、表示装置200の表示サイズを測定するための特別なセンサを要することなく、表示装置200の表示サイズに応じて適切なサイズで画像を表示することができる。
このとき、第2の実施の形態のように表示装置200側で画像サイズを決定する場合には、表示装置200の表示サイズを問い合わせる動作を不要とすることができる。
なお、第2の実施の形態のように、表示装置200側で距離の測定、画像サイズの決定、画像データの変換を行なう場合、当該表示システムに複数の出力装置100が含まれ、それら複数の出力装置100が表示装置200に対して同時に接続した場合でも、図9に表わされたように、表示装置200は、それぞれの出力装置100からの画像データに基づく画像を適切なサイズで表示させることができる。すなわち、表示装置200のCPU20は、上記ステップS201〜S211を、接続を要求した出力装置100ごとに行なうことで、それぞれの出力装置100からの画像データに基づく画像のサイズを、それぞれの出力装置100との間の距離および自身の表示サイズに基づいて決定することができる。そして、この場合、CPU20は、各画像データに基づく画像を決定したサイズで、ディスプレイ23にそれぞれ表示する。この表示は、図9のように画面を分割して同時に表示するものであってもよいし、同一の画面に順に表示を切り替える(時分割する)ものであってもよい。
<変形例1>
なお、出力装置100と表示装置200との間の距離の測定、画像サイズの決定、および画像データの変換のうちの一部を出力装置100が行ない、残りを表示装置200が行なうようにしてもよい。さらに、画像サイズの決定および画像データの変換は、表示システムに図示しないサーバ等の第3の装置が含まれている場合、その装置によって行なわれてもよい。
なお、出力装置100と表示装置200との間の距離の測定、画像サイズの決定、および画像データの変換のうちの一部を出力装置100が行ない、残りを表示装置200が行なうようにしてもよい。さらに、画像サイズの決定および画像データの変換は、表示システムに図示しないサーバ等の第3の装置が含まれている場合、その装置によって行なわれてもよい。
<変形例2>
さらに、上述の処理を出力装置100のCPU10や、表示装置200のCPU20に実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
さらに、上述の処理を出力装置100のCPU10や、表示装置200のCPU20に実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,20 CPU、11,21 ROM、12,22 RAM、13,23 ディスプレイ、14 入力装置、15,25 無線通信部、24 スピーカ、100 出力装置、101,201 測定部、102 表示サイズ取得部、103,203 サイズ決定部、104,204 表示処理部、105,205 データ変換部、106 送信部、111 画像データ記憶部、200 表示装置、202 画像データ入力部、206 表示部。
Claims (5)
- 出力装置から無線通信で送信された画像データに基づいて表示装置が表示処理を行なう表示システムであって、
前記表示装置と前記出力装置との間の前記無線通信の強度に基づいて、前記表示装置と前記出力装置との間の距離を測定するための測定手段と、
前記距離と、前記表示装置の表示サイズとに基づいて、前記表示装置に表示する画像のサイズを決定するための決定手段と、
前記画像データに基づく画面を前記画像のサイズに従って前記表示装置に表示するための表示手段とを備える、表示システム。 - 前記決定手段は、
前記表示装置の表示サイズが規定サイズよりも大きい場合には前記表示装置の表示エリアに対する前記画面の表示エリアの割合が小さくなるように前記画像のサイズを小さくし、前記表示装置の表示サイズが前記規定サイズよりも小さい場合には前記表示装置の表示エリアに対する前記画面の表示エリアの割合が大きくなるように前記画像のサイズを大きくし、
前記距離が規定距離よりも小さい場合には前記画像のサイズを小さくし、前記距離が前記規定距離よりも大きい場合には前記画像のサイズを大きくする、請求項1に記載の表示システム。 - 前記表示システムには複数の出力装置が含まれ、前記表示装置は前記複数の出力装置のうちの2以上の出力装置それぞれからの出力に基づく2以上の画面を表示可能であって、
前記表示装置は、前記測定手段、前記決定手段、および前記表示手段を含み、
前記測定手段は、前記複数の出力装置それぞれの前記表示装置との間の距離を測定し、
前記決定手段は、前記複数の出力装置それぞれに対して画像のサイズを決定し、
前記表示手段は、前記複数の出力装置それぞれからの画像データを、前記それぞれに対する画像のサイズに従った表示データに変換することで、前記それぞれからの画像データに基づく画面を前記それぞれに対する画像のサイズに従って表示する、請求項1または2に記載の表示システム。 - 出力装置から無線通信で送信された画像データに基づく画面を表示装置に表示させる表示制御方法であって、
前記表示装置と前記出力装置との間の前記無線通信の強度に基づいて、前記表示装置と前記出力装置との間の距離を測定するステップと、
前記距離と、前記表示装置の表示サイズとに基づいて、前記表示装置に表示する画像のサイズを決定するステップと、
前記画像データに基づく画面を前記画像のサイズに従って前記表示装置に表示するステップとを備える、表示制御方法。 - 出力装置から無線通信で送信された画像データに基づく画面を表示装置に表示させる表示制御をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記表示装置と前記出力装置との間の前記無線通信の強度に基づいて、前記表示装置と前記出力装置との間の距離を測定するステップと、
前記距離と、前記表示装置の表示サイズとに基づいて、前記表示装置に表示する画像のサイズを決定するステップと、
前記画像データに基づく画面を前記画像のサイズに従って前記表示装置に表示するステップとを前記コンピュータに実行させる、表示制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013011809A JP2014142531A (ja) | 2013-01-25 | 2013-01-25 | 表示システム、表示制御方法、および表示制御プログラム |
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