JP2014142138A - Air conditioner - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、空気調和装置に関する。 Embodiments described herein relate generally to an air conditioner.
従来、空気調和装置において、マイクロチャネル型熱交換器を備えたものがある。マイクロチャネル型熱交換器は、複数のマイクロチャネル部及び複数のフィン部を備えている。マイクロチャネル部は、内部に冷媒が流れる複数の微小流路を有し、フィン部は、マイクロチャネル部に接触して設けられている。マイクロチャネル型熱交換器による熱交換は、外部から供給される空気がフィン部とフィン部との隙間を通ることにより行われる。 Conventionally, some air conditioners include a microchannel heat exchanger. The microchannel heat exchanger includes a plurality of microchannel portions and a plurality of fin portions. The microchannel portion has a plurality of minute flow paths through which the refrigerant flows, and the fin portion is provided in contact with the microchannel portion. Heat exchange by the microchannel heat exchanger is performed when air supplied from the outside passes through the gap between the fin portions.
一般に、このようなマイクロチャネル型熱交換器は、空気との接触面積を増大させて熱交換性能を向上させるためにフィン部間の隙間を比較的小さくしている。しかし、フィン部間の隙間を微小なものにすると、その隙間は熱交換の際に生じる結露水によって塞がれ易くなる。そしてその隙間が結露水によって塞がれると、熱交換器の空気抵抗が増大して熱交換能力の低下に繋がる。したがって、このようなマイクロチャネル型熱交換器においては熱交換の際に生じる結露水を積極的に除去する必要がある。 In general, such a microchannel heat exchanger has a relatively small gap between the fin portions in order to increase the contact area with air and improve the heat exchange performance. However, if the gap between the fin portions is made minute, the gap is likely to be blocked by condensed water generated during heat exchange. And if the clearance gap is block | closed with dew condensation water, the air resistance of a heat exchanger will increase and it will lead to the fall of heat exchange capability. Therefore, in such a microchannel heat exchanger, it is necessary to positively remove the dew condensation water generated during the heat exchange.
この場合、結露水を除去する構成として、例えばマイクロチャネル部を空気が流れる方向へ向って下降するように傾斜させたものがある。これによれば、結露水を空気の流れ及び重力によりマイクロチャネル部の傾斜に沿って流れ落とすことができ、その結果、結露水を効果的に除去することができる。 In this case, as a configuration for removing the dew condensation water, for example, there is one in which the microchannel portion is inclined so as to descend in the direction in which air flows. According to this, dew condensation water can be flowed down along the inclination of a microchannel part with the flow of air and gravity, As a result, dew condensation water can be removed effectively.
しかし、マイクロチャネル部から流れ落ちた結露水がさらに下方にある他のマイクロチャネル部に付着すると、その結露水がマイクロチャネル部上に滞留してフィン部間の隙間が塞がれることになる。すると、やはり熱交換器の空気抵抗が大きくなり、その結果、熱交換の性能低下に繋がる。 However, when the condensed water that has flowed down from the microchannel portion adheres to another microchannel portion that is further below, the condensed water stays on the microchannel portion, and the gap between the fin portions is blocked. Then, the air resistance of the heat exchanger is also increased, and as a result, the performance of heat exchange is reduced.
そこで、マイクロチャネル型熱交換器による高い熱交換性能を得つつ、熱交換によって生じた結露水を効率よく除去することで結露水による熱交換性能の低下を抑制することのできる空気調和装置を提供する。 Therefore, providing an air conditioner that can suppress the deterioration of heat exchange performance due to condensed water by efficiently removing the condensed water generated by heat exchange while obtaining high heat exchange performance with a microchannel heat exchanger To do.
本実施形態による空気調和装置は、マイクロチャネル型熱交換器と、フィンドチューブ型熱交換器と、を備える。マイクロチャネル型熱交換器は、内部に冷媒が流れる複数の微小流路を有し相互に離間して設けられた複数のマイクロチャネル部と、隣り合う二つの前記マイクロチャネル部の間にあって前記各マイクロチャネル部に接触して設けられた複数の第一フィン部と、を有する。フィンドチューブ型熱交換器は、相互に離間して設けられた複数の第二フィン部と、前記第二フィン部を貫いて設けられ内部に冷媒が流れる冷媒管と、を有し、前記マイクロチャネル型熱交換器の重力方向の下方に設けられている。 The air conditioning apparatus according to this embodiment includes a microchannel heat exchanger and a finned tube heat exchanger. The microchannel heat exchanger includes a plurality of microchannel portions that have a plurality of microchannels in which a refrigerant flows inside and are provided apart from each other, and two microchannel portions that are adjacent to each other. A plurality of first fin portions provided in contact with the channel portion. The finned-tube heat exchanger includes a plurality of second fin portions provided apart from each other, and a refrigerant tube provided through the second fin portion and through which a refrigerant flows, and the microchannel It is provided below the gravitational direction of the mold heat exchanger.
以下、一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態による空気調和装置は、図1に示すように、マイクロチャネル型熱交換器10及びフィンドチューブ型熱交換器20を備えている。マイクロチャネル型熱交換器10及びフィンドチューブ型熱交換器20は、それぞれ全体が矩形の板状となるように構成されている。そして、フィンドチューブ型熱交換器20は、マイクロチャネル型熱交換器10に対し、重力方向における下方に設けられている。この場合、マイクロチャネル型熱交換器10及びフィンドチューブ型熱交換器20を合わせた全体の形状として、矩形の板状となるように構成されている。
Hereinafter, an embodiment will be described with reference to the drawings.
The air conditioning apparatus according to the present embodiment includes a
なお、本実施形態では、重力方向を熱交換器10、20の縦方向とする。また、熱交換器10、20を全体として板状と見た場合の該板状の面に平行であって熱交換器10、20の縦方向に直交する方向を熱交換器10、20の横方向とする。そして、これら縦方向及び横方向に直交する方向を、熱交換器10、20の厚み方向とする。図1では、マイクロチャネル型熱交換器10及びフィンドチューブ型熱交換器20の縦方向を矢印X、横方向を矢印Y、厚み方向を矢印Zで示している。
In the present embodiment, the direction of gravity is the longitudinal direction of the
熱交換器10、20は、外部から供給される空気を、熱交換器10、20の厚み方向へ通過させることにより、その空気と熱交換器10、20内に流れる冷媒との熱交換を行う。なお、図中において示す矢印Aは、外部から供給される空気が流れる方向を示している。この場合、図1では、熱交換器10、20に対して紙面左奥側を空気が流れる方向の上流側とし、紙面右手前側を下流側としている。また、図2〜図4では、熱交換器10、20に対して紙面左側を空気が流れる方向の上流側とし、紙面右側を下流側としている。そして、図5では、熱交換器10、20に対して紙面下側を空気が流れる方向の上流側とし、紙面上側を下流側としている。
The
マイクロチャネル型熱交換器10は、図1に示すように、冷媒流入部11、冷媒流出部12、複数のマイクロチャネル部13、及び複数の第一フィン部14を有している。冷媒流入部11及び冷媒流出部12は、マイクロチャネル型熱交換器10の縦方向へ延びる管状に構成されている。複数のマイクロチャネル部13及び複数の第一フィン部14は、冷媒流入部11と冷媒流出部12との間に挟まれて設けられている。
As shown in FIG. 1, the
マイクロチャネル部13は、マイクロチャネル型熱交換器10の横方向へ延びる扁平な板状の部材であって、例えばアルミニウムなど熱伝導率が比較的大きい部材で構成されている。各マイクロチャネル部13は、マイクロチャネル型熱交換器10の縦方向に沿って相互に離間して設けられている。マイクロチャネル部13は、図2に示すように、外部から供給される空気が流れる方向に対して上流側が高く下流側が低くなるように傾斜して設けられている。すなわち、マイクロチャネル部13は、空気が流れる方向へ向って下流側へ行くに従って低くなるように下降傾斜している。
The
マイクロチャネル部13は、図2に示すように、ある程度の厚さを有しており、その内部に、マイクロチャネル部13の長手方向すなわちマイクロチャネル型熱交換器10の横方向へ延びる複数の微小流路131を有している。微小流路131は、冷媒流入部11と冷媒流出部12とを繋いでいる。冷媒流入部11側の冷媒は、各微小流路131を通って冷媒流出部12側へ流れる。
As shown in FIG. 2, the
第一フィン部14は、例えばアルミニウムなど熱伝導率が比較的大きい部材で構成されている。第一フィン部14は、図1及び図2に示すように、例えば薄い帯状のアルミニウム板を蛇腹状に交互に折り曲げて構成されている。第一フィン部14は、全体としてマイクロチャネル部13の長手方向つまりマイクロチャネル型熱交換器10の横方向へ延びるように構成されている。第一フィン部14は、マイクロチャネル型熱交換器10の縦方向へ隣り合う二つのマイクロチャネル部13の間にあって、該マイクロチャネル部13に沿って傾斜して設けられている。第一フィン部14の山折り形状となった上部141及び谷折り形状となった下部142は、それぞれマイクロチャネル部13に接触している。
The
第一フィン部14は、図2及び図3に示すように、複数の切り起こし部143を有している。切り起こし部143は、図3に示すように、第一フィン部14を構成する板部材の一部を切り起こすことにより形成されている。そのため、切り起こし部143は、外部から供給される空気が流れる方向つまり矢印Aに示す方向に対して直交する方向へ突出している。この場合、切り起こし部143は、マイクロチャネル型熱交換器10を通過する空気の流れに対して上流側が開口するように形成されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
また、切り起こし部143の形成に伴ってスリット部144が形成されている。切り起こし部143及びスリット部144は、図2に示すように、マイクロチャネル型熱交換器10の縦方向この場合略垂直方向へ延びている。切り起こし部143は、マイクロチャネル型熱交換器10を通過する空気の流れを部分的に阻害することで、該切り起こし部143周辺に乱流を生じさせる。これにより、第一フィン部14における熱交換性能が向上する。
Further, the
フィンドチューブ型熱交換器20は、図1に示すように、二個の枠部21、複数の第二フィン部22、及び冷媒管23を有している。二個の枠部21は、例えば鋼板など比較的剛性の高い板状の部材で構成されている。二個の枠部21は、その面方向がフィンドチューブ型熱交換器20の厚み方向及び縦方向に平行であって、相互に所定間隔離間して設けられている。枠部21は、冷媒管23を支持するとともに、冷媒管23を介して複数の第二フィン部22を支持している。
As shown in FIG. 1, the finned
複数の第二フィン部22は、例えばアルミニウムなど熱伝導率が比較的大きい部材で構成され、二個の枠部21の間に設けられている。第二フィン部22は、例えば縦方向へ長い矩形の薄い板状に構成されている。各第二フィン部22は、その面が枠部21と平行であって相互に所定間隔離間して設けられている。すなわち、各第二フィン部22は、該第二フィン部22の面がフィンドチューブ型熱交換器20の厚み方向及び縦方向に平行であって、相互に略等間隔で離間して設けられている。
The plurality of
冷媒管23は、例えばアルミニウムや銅など熱伝導率が比較的大きい部材で構成されている。冷媒管23は、図2にも示すように、内部に冷媒が流れる冷媒流路231を有している。冷媒管23は、複数の第二フィン部22を、該第二フィン部22の面に対して直角方向すなわち横方向へ貫きながら全体として縦方向へ向って蛇行するように設けられている。具体的には、冷媒管23は、一方の枠部21を貫いて二個の枠部21の間に入る。そして、冷媒管23は、複数の第二フィン部22を貫きながら横方向へ直線的に延びた後、枠部21の外側へ出て、該枠部21の外側部分で折れ曲がる。そして、冷媒管23は、再び枠部21を貫いて二個の枠部21の間に入り、複数の第二フィン部22を貫きながら横方向へ直線的に延びる、という形態を複数回繰り返して構成されている。
The
図1に示すように、冷媒管23の一方側の端部232は、マイクロチャネル型熱交換器10の冷媒流入部11に接続されている。これにより、マイクロチャネル型熱交換器10とフィンドチューブ型熱交換器20とは接続されている。また、冷媒管23の他方側の端部233、及びマイクロチャネル型熱交換器10の冷媒流出部12には、それぞれ冷凍サイクルの冷媒管路61、62が接続されている。これにより、マイクロチャネル型熱交換器10及びフィンドチューブ型熱交換器20は、冷凍サイクルに組み込まれている。
As shown in FIG. 1, one
マイクロチャネル型熱交換器10及びフィンドチューブ型熱交換器20を蒸発器として作用させる際、冷凍サイクルの冷媒は、図1に矢印Bで示すように、まずフィンドチューブ型熱交換器20へ供給され、その後マイクロチャネル型熱交換器10へ供給される。つまり、マイクロチャネル型熱交換器10及びフィンドチューブ型熱交換器20を蒸発器として作用させる際、冷凍サイクルの冷媒は、まず、冷媒管路61を通り、フィンドチューブ型熱交換器20における冷媒管23の他方側の端部233から該冷媒管23へ供給される。冷媒管23へ供給された冷媒は、冷媒管23を巡った後、冷媒管23の一方側の端部232からマイクロチャネル型熱交換器10の冷媒流入部11へ供給される。そして、冷媒流入部11へ供給された冷媒は、冷媒流入部11によって各マイクロチャネル部13へ分配され、その後、各マイクロチャネル部13を通り、冷媒流出部12で収集されて冷媒管路62へ流出する。
When the
なお、マイクロチャネル型熱交換器10及びフィンドチューブ型熱交換器20を凝縮器として作用させる際には、上述した態様と同じ順序つまり矢印Bに示す方向へ冷媒を供給してもよいし、上述した態様とは逆の態様つまり矢印Bに示す方向とは逆の方向へ冷媒を供給してもよい。すなわち、マイクロチャネル型熱交換器10及びフィンドチューブ型熱交換器20を凝縮器として作用させる際には、マイクロチャネル型熱交換器10、フィンドチューブ型熱交換器20の順に冷媒を供給してもよい。
When the
図1に示すように、マイクロチャネル型熱交換器10において、外部から供給される空気は、第一フィン部14とマイクロチャネル部13との間に形成された第一隙間15の通風路を通過する。また、フィンドチューブ型熱交換器20において、外部から供給される空気は、隣り合う二個の第二フィン部22の間に形成された第二隙間25の通風路を通過する。この場合、フィンドチューブ型熱交換器20の第二隙間25は、マイクロチャネル型熱交換器10の第一隙間15よりも空間面積が大きい。そして、第二隙間25は、縦方向が連通している。そのため、熱交換によってマイクロチャネル型熱交換器10及びフィンドチューブ型熱交換器20に結露水が生じた場合、マイクロチャネル型熱交換器10の部分に比べてフィンドチューブ型熱交換器20の部分の方が、結露水がより早く下方へ流れ落ちる。
As shown in FIG. 1, in the
本実施形態において、空気調和装置を構成する室内機又は室外機のうち少なくともいずれか一方には、上述したマイクロチャネル型熱交換器10及びフィンドチューブ型熱交換器20が設けられている。図4には、本実施形態における空気調和装置の室内機30を示している。室内機30は、該室内機30の外殻を構成する室内機筐体31の内部に、上述したマイクロチャネル型熱交換器10及びフィンドチューブ型熱交換器20、さらに室内機用送風機32などを有している。この場合においても、フィンドチューブ型熱交換器20は、マイクロチャネル型熱交換器10の下方に設けられている。
In the present embodiment, the above-described
この場合、マイクロチャネル型熱交換器10の縦方向の寸法及び横方向の寸法は、フィンドチューブ型熱交換器20の縦方向の寸法及び横方向の寸法と同等に設定されている。つまりこの場合、マイクロチャネル型熱交換器10の熱交換に係る面積と、フィンドチューブ型熱交換器20の熱交換に係る面積とは、略同等に設定されている。マイクロチャネル型熱交換器10及びフィンドチューブ型熱交換器20は、図4に矢印Aで示すように、室内機用送風機32の送風作用により外部から供給される空気を熱交換する。
In this case, the vertical dimension and the horizontal dimension of the
図5及び図6には、本実施形態における空気調和装置の室外機40を示している。室外機40は、該室外機40の外殻を構成する室外機筐体41の内部に、上述したマイクロチャネル型熱交換器10及びフィンドチューブ型熱交換器20、室外機用送風機42、圧縮機43、気液分離装置44などを有している。室外機40の内部は、隔壁411によって、二つの空間に仕切られている。室外機40の内部において、一方の空間には、マイクロチャネル型熱交換器10、フィンドチューブ型熱交換器20、及び室外機用送風機42が配置されている。また、他方の空間には、圧縮機43、気液分離装置44などが配置されている。この場合も、フィンドチューブ型熱交換器20は、図6に示すように、マイクロチャネル型熱交換器10の下方に設けられている。
5 and 6 show an
この場合、マイクロチャネル型熱交換器10の横方向の寸法は、フィンドチューブ型熱交換器20の横方向の寸法と同等に設定されている。一方、マイクロチャネル型熱交換器10の縦方向の寸法は、フィンドチューブ型熱交換器20の縦方向の寸法よりも大きく設定されている。つまりこの場合、マイクロチャネル型熱交換器10の熱交換に係る有効面積は、フィンドチューブ型熱交換器20の熱交換に係る面積に対して大きくなるように設定されている。マイクロチャネル型熱交換器10及びフィンドチューブ型熱交換器20は、図5に矢印Aで示すように、室外機用送風機42の送風作用により外部から供給される空気を熱交換する。
In this case, the horizontal dimension of the
これによれば、フィンドチューブ型熱交換器20の通風路となる第二隙間25は、マイクロチューブ型熱交換器10の通風路となる第一隙間15に比べてその空間面積が大きく、かつ縦方向が連通している。そのため、熱交換の際に生じる結露水は、第一隙間15よりも第二隙間25の方が下方に流れ落ち易い。したがって、フィンドチューブ型熱交換器20は、マイクロチャネル型熱交換器10に比べて、熱交換によって生じた結露水を比較的早く除去することができる。そして、このフィンドチューブ型熱交換器20は、マイクロチャネル型熱交換器10の重力方向の下方に設けられている。よって、マイクロチャネル型熱交換器10で生じた結露水が下方のフィンドチューブ型熱交換器20に流れ落ちたとしても、その結露水をフィンドチューブ型熱交換器20に滞留させることなく素早くフィンドチューブ型熱交換器20から除去することができる。
According to this, the
すなわち、この構成によれば、マイクロチャネル型熱交換器10から流れ落ちた結露水が、このマイクロチャネル型熱交換器10の下方にあるフィンドチューブ型熱交換器20に流下しても、その結露水がフィンドチューブ型熱交換器20に滞留して第二隙間25が塞がれることを回避できる。これにより、結露水の滞留により通風路の開口面積が減少しフィンドチューブ型熱交換器20の空気抵抗が増大することを回避でき、したがって、熱交換の性能低下を抑制することができる。その結果、マイクロチャネル型熱交換器10による高い熱交換性能を得つつ、結露水による熱交換性能の低下を抑制することができる。
That is, according to this configuration, even if the condensed water that has flowed down from the
また、通常、熱交換器10、20を蒸発器として作用させる場合、冷媒の上流側すなわち供給側にある熱交換器の方が低温となって結露水が多く生じ易い。そこで、本実施形態では、マイクロチャネル型熱交換器10及びフィンドチューブ型熱交換器20を蒸発器として作用させる際、冷凍サイクルの冷媒を、フィンドチューブ型熱交換器20へ供給した後にマイクロチャネル型熱交換器10へ供給する構成としている。これによれば、冷媒の上流側すなわち低温となって結露が生じやすい側を、結露水の除去性能が高いフィンドチューブ型熱交換器20とすることで、結露水を効率よく除去することができる。その結果、マイクロチャネル型熱交換器10による高い熱交換性能を得つつ、結露水による熱交換性能の低下をさらに効果的に抑制することができる。
In general, when the
本実施形態では、室内機30に用いる熱交換器として上述したマイクロチャネル型熱交換器10及びフィンドチューブ型熱交換器20を採用した。ここで、室内機30の熱交換器10、20を蒸発器として作用させて冷房運転を行うときには、夏場で周囲の湿度も高いことが想定され、多量の結露水が生じるおそれがある。しかし、本実施形態の構成によれば、フィンドチューブ型熱交換器20によって結露水を効率よく除去することができる。そのため、多量の結露水が生じた場合であっても素早く除去することができ、その結果、マイクロチャネル型熱交換器10による高い熱交換性能を得つつ、結露水による熱交換性能の低下を抑制することができる。
In the present embodiment, the
本実施形態では、室外機40に用いる熱交換器として上述したマイクロチャネル型熱交換器10及びフィンドチューブ型熱交換器20を採用した。ここで、室外機40の熱交換器10、20を蒸発器として作用させて暖房運転を行うときには、冬場で周囲の温度が低いことが想定され、熱交換の際に生じた結露水が凍結するおそれがある。そして、結露水が凍結した場合には、熱交換性能が低下するばかりでなく、その凍結によって熱交換器10、20が破損するおそれもある。しかし、本実施形態の構成によれば、フィンドチューブ型熱交換器20によって結露水を効率よく除去することができる。そのため、生じた結露水が凍結する前にその結露水を除去することができる。その結果、熱交換性能の低下を抑制することができるとともに、結露水の凍結により熱交換器10、20が破損することを回避することができる。
In the present embodiment, the
なお、上記実施形態において、マイクロチャネル型熱交換器10のマイクロチャネル部13は風下へ向って下降傾斜しているが、必ずしも下降傾斜している必要はなく、例えば水平であってもよい。
また、マイクロチャネル型熱交換器10及びフィンドチューブ型熱交換器20を室内機筐体31内に配置する際、熱交換器10、20を全体として風下側へ傾けて配置してもよい。
In the above embodiment, the
Further, when the
以上説明した実施形態によれば、空気調和装置は、マイクロチャネル型熱交換器とフィンドチューブ型熱交換器とを備えている。フィンドチューブ型熱交換器は、マイクロチャネル型熱交換器の重力方向の下方に設けられている。これによれば、マイクロチャネル型熱交換器で生じた結露水が下方のフィンドチューブ型熱交換器に流れ落ちたとしても、その結露水を素早くフィンドチューブ型熱交換器から取り除くことができる。その結果、マイクロチャネル型熱交換器による高い熱交換性能を得つつ、結露水による熱交換性能の低下を抑制することができる。 According to the embodiment described above, the air conditioner includes the microchannel heat exchanger and the finned tube heat exchanger. The finned tube heat exchanger is provided below the microchannel heat exchanger in the direction of gravity. According to this, even if the dew condensation water generated in the microchannel heat exchanger flows down to the lower finned tube heat exchanger, the dew condensation water can be quickly removed from the finned tube heat exchanger. As a result, it is possible to suppress a decrease in heat exchange performance due to condensed water while obtaining high heat exchange performance by the microchannel heat exchanger.
本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変更は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 Although one embodiment of the present invention has been described, this embodiment is presented as an example and is not intended to limit the scope of the invention. The novel embodiment can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the scope of the invention. This embodiment and its modifications are included in the scope and gist of the invention, and are included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
図面中、10はマイクロチャネル型熱交換器、13はマイクロチャネル部、131は微小流路、14は第一フィン部、20はフィンドチューブ型熱交換器、22は第二フィン部、23は冷媒管、30は室内機、40は室外機を示す。 In the drawings, 10 is a microchannel heat exchanger, 13 is a microchannel portion, 131 is a microchannel, 14 is a first fin portion, 20 is a finned tube heat exchanger, 22 is a second fin portion, and 23 is a refrigerant. A pipe, 30 is an indoor unit, and 40 is an outdoor unit.
Claims (3)
相互に離間して設けられた複数の第二フィン部と、前記第二フィン部を貫いて設けられ内部に冷媒が流れる冷媒管と、を有し、前記マイクロチャネル型熱交換器の重力方向の下方に設けられたフィンドチューブ型熱交換器と、
を備える空気調和装置。 Provided in contact with each microchannel portion between a plurality of adjacent microchannel portions and a plurality of microchannel portions that are provided apart from each other and have a plurality of microchannels through which a refrigerant flows. A plurality of first fin portions, and a microchannel heat exchanger having
A plurality of second fin portions provided apart from each other, and a refrigerant pipe provided through the second fin portion and through which the refrigerant flows, and in the gravity direction of the microchannel heat exchanger A finned tube heat exchanger provided below;
An air conditioner comprising:
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