JP2014141208A - Fitting structure for wiper bracket - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両に使用されるワイパを支持するワイパブラケットの取付構造に関する。 The present invention relates to a mounting structure for a wiper bracket that supports a wiper used in a vehicle.
従来、ワイパ装置のワイパアームおよびブレードが取り付けられるピボットシャフトをワイパブラケットに回転可能に支持させ、このワイパブラケットを車両前部の車体部材に取り付けた構造が知られている(特許文献1参照)。この取付構造では、ワイパブラケットの取付ボルトが挿入される取付孔に、フロントウィンドウに向けて開口するスリット部を形成し、車両前面衝突時等に車体が後方への衝突荷重を受けて、取付ボルトがスリット部に沿って移動してワイパブラケットから外れるようにしている。これにより、ワイパブラケットに加わる外力を緩和して衝撃を吸収している。 2. Description of the Related Art Conventionally, a structure in which a pivot shaft to which a wiper arm and a blade of a wiper device are attached is rotatably supported by a wiper bracket, and the wiper bracket is attached to a vehicle body member at the front of a vehicle (see Patent Document 1). In this mounting structure, a slit that opens toward the front window is formed in the mounting hole into which the mounting bolt of the wiper bracket is inserted, and the vehicle body receives a rear collision load in the event of a frontal collision of the vehicle. Moves along the slit so as to be detached from the wiper bracket. Thereby, the external force applied to the wiper bracket is relaxed to absorb the impact.
ところで、車両前面衝突時等に、取付ボルトがスリット部に沿って移動してワイパブラケットから外れる際の外れ限界値は、取付ボルトとワイパブラケットとの締結力(静摩擦力)によって決まる。そのため、上記従来の構造では、ワイパブラケットに加わる外力を緩和するためには、取付ボルトの正確なトルク管理が必要となり、ワイパブラケットの取付強度の設定が煩雑なものとなる。 By the way, at the time of a vehicle front collision or the like, the detachment limit value when the mounting bolt moves along the slit portion and comes off the wiper bracket is determined by the fastening force (static friction force) between the mounting bolt and the wiper bracket. Therefore, in the above conventional structure, in order to relieve the external force applied to the wiper bracket, accurate torque management of the mounting bolt is necessary, and setting of the mounting strength of the wiper bracket becomes complicated.
そこで、本発明は、より容易にワイパブラケットに加わる外力を緩和することのできるワイパブラケットの取付構造を得ることを目的とする。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a wiper bracket mounting structure that can more easily relieve external force applied to the wiper bracket.
本発明は、ワイパブラケットは、易変形脚部を介して、フロントコンパートメント内の側方に設けられた第1車体部材およびフロントコンパートメントと車室との間に配設された第2車体部材の少なくともいずれかに取り付けられていることを特徴とする。 According to the present invention, the wiper bracket includes at least one of the first vehicle body member provided on the side in the front compartment and the second vehicle body member disposed between the front compartment and the vehicle compartment via the easily deformable legs. It is attached to either.
本発明によれば、ワイパブラケットを、易変形脚部を介して、第1車体部材と第2車体部材との少なくともいずれかに取り付けているため、煩雑な作業となる取付ボルトの正確なトルク管理が不要であり、ワイパブラケットの取付強度の設定が容易となる。その際、車両の前面衝突時等にワイパブラケットに所定値以上の荷重が入力した際に、易変形脚部が変形して、ワイパブラケットに加わる外力を緩和することができる。 According to the present invention, since the wiper bracket is attached to at least one of the first vehicle body member and the second vehicle body member via the easily deformable legs, accurate torque management of the mounting bolt, which is a complicated operation, is performed. Is not required, and the setting of the mounting strength of the wiper bracket becomes easy. At that time, when a load of a predetermined value or more is input to the wiper bracket at the time of a frontal collision of the vehicle, the easily deformable leg portion is deformed and the external force applied to the wiper bracket can be reduced.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
第1の実施形態に係るワイパブラケットの取付構造では、図1、図2に示すように、車室1と車室1の前方に位置するフロントコンパートメント3とが、上下方向に延設される隔壁部材となるダッシュパネル5によって仕切られている。ダッシュパネル5の上部は、図2に示すように、車体前方のやや上方に向けて屈曲する前方屈曲部5aを有し、該前方屈曲部5aの先端部をフロントウィンドウシールドパネル7の裏面に接着剤によって接合固定している。なお、図1、図2およびその他の図において、矢印FRで示す方向が車体前方、矢印LHで示す方向が車体左方、矢印UPで示す方向が車体上方である。
In the wiper bracket mounting structure according to the first embodiment, as shown in FIGS. 1 and 2, a partition wall in which a
ダッシュパネル5のフロントコンパートメント3側には、車幅方向に延設されるハット形断面のダッシュクロスメンバ9をその上下のフランジ9a,9bにより接合固定している。ダッシュクロスメンバ9のダッシュパネル5と反対側の前面9cには、フロントコンパートメント3を上下の各領域(空間)3a,3bに仕切る上下仕切板11の車体後方側の端部11aを接合固定している。上下仕切板11の車体前方側の端部11bは、車体前部の図示しない車体構造部材などに接合固定する。
A
図1に示すように、車幅方向両側には車体前後方向に延設されるサイドメンバ13を配置してあり、この左右のサイドメンバ13相互間に上記したダッシュクロスメンバ9および上下仕切板11を配置して左右のサイドメンバ13相互を連結している。なお、図1〜図4では、車体左側のワイパブラケットの取付構造について図示しているが、車体右側については、図1の車体左側に対して左右対称形状となっている。以下の説明は、車体左側のワイパブラケットに関して行っている。また、図2ではサイドメンバ13を省略している。
As shown in FIG. 1,
サイドメンバの13の車幅方向外側にはストラットタワー15の下部を接合し、ストラットタワー15の上部は、図2に示すフード59の車幅方向両側縁を支持するフードリッジ17の車幅方向内側に接合している。ストラットタワー15は、その車体前後方向位置が、上下仕切板11の車体前方側の端部11bにほぼ対応している。また、ストラットタワー15の車体後方側の側縁とダッシュパネル5との間には、図示しない前輪を収容するホイールハウス19を接合配置している。ホイールハウス19は、車幅方向内側をサイドメンバの13の上面にフランジ19aを介して接合し、車幅方向外側をフロントピラー21の下部内面に接合している。
The lower part of the
ここで、本実施形態では、図3に示してあるワイパ装置23を車体部材に取り付けるためのワイパブラケット25を備え、ワイパブラケット25は、図1に示すように大略三角形状の基台部27を備えている。この基台部27上には台形状の台座29を固定し、台座29上に図3に示すようにワイパ装置23を取り付ける。基台部27は、台座29とともに車体前方側が車体後方側よりも車体上下方向位置が下方となるよう傾斜している。
Here, in the present embodiment, a
一方、図3に示すワイパ装置23は台座29上に固定する基部31を有し、基部31の台座29と反対側にはピボット軸支持部31aを円筒形状に突出形成している。ピボット軸支持部31aには貫通孔を設けてあり、この貫通孔にピボット軸33を回転可能に挿入配置している。ピボット軸33は、ピボット軸支持部31aから突出しており、この突出した部分にワイパユニット35を取り付けている。すなわち、ピボット軸33とワイパユニット35とは一体となって回転する。
On the other hand, the
ワイパユニット35は、ワイパアーム37と、ワイパアーム37の先端側に装着される図示しないワイパブレードとを備えており、ワイパアーム37の基端部37aに形成してある支持孔にピボット軸33を挿入固定している。また、ワイパ装置23の基部31の車体前方側には、ワイパモータ39を取り付けてあり、ワイパモータ39とピボット軸支持部31a内のピボット軸33とを、図示しない減速機構を介して連結する。すなわち、ワイパモータ39の駆動により、減速機構およびピボット軸33を介してワイパユニット35を回動させ、フロントウィンドウシールドパネル7の表面の雨滴などを払拭する。
The
上記したワイパブラケット25は、基台部27の車体前方側の左右両側面に、第1連結部材41の一方の端部41aおよび、第2連結部材43の一方の端部43aをそれぞれ取り付けている。車体左側(図1中では右側)に位置する第1連結部材41は、図5に示すように、基台部27への一方の端部41aの取付部位から、車幅方向外側かつ車体やや前方に向けて斜めに延出する主体部41bを備えている。
In the
この主体部41bから車幅方向外側に向けて屈曲する他方の端部41cを、第1取付片45に接合固定している。第1取付片45は、他方の端部41cの車幅方向外側に接合される側壁部45aと、側壁部45aの車体後方側の端部から車幅方向外側に向けて屈曲して延びる前後壁部45bとを備えている。この前後壁部45bを、ストラットタワー15の車体前方側の側面15aに締結部材としてのボルト47を用いて締結固定する。なお、第1取付片45を用いずに、第1連結部材41の端部41cを車幅方向外側に向けて屈曲形成し、該屈曲形成した端部41cをストラットタワー15の側面15aに直接取り付けてもよい。
The
車幅方向左側(図5では右側)のワイパブラケット25の車体右側(図5では左側)に位置する第2連結部材43は、基台部27への一方の端部43aの取付部位から、車体後方かつ車幅方向やや内側に向けて斜め後方に延出する主体部43bを備えている。この主体部43bから車幅方向内側に向けて屈曲する他方の端部43cを、第2取付片49に取り付けている。第2取付片49は、ダッシュクロスメンバ9の上面に接合される底壁部49aと、底壁部49aの車体前方側の端部から上方に向けて屈曲して延びる縦壁部49bとを備えている。この縦壁部49bの車体前方側に第2連結部材43の他方の端部43cを当接させて締結部材としてのボルト51を用いて締結固定する。なお、第2取付片49を用いずに、第2連結部材43の端部43cを適宜屈曲形成し、該屈曲形成した端部43cをダッシュクロスメンバ9に直接取り付けてもよい。
The second connecting
また、ワイパブラケット25の基台部27は、車体後方側の端部が車体上方に向けて屈曲する後端屈曲部27aを有し、後端屈曲部27aを第3取付片53に取り付けている。第3取付片53は、図2に示すように、ダッシュパネル5における前方屈曲部5aの先端側の下面に接合されるダッシュパネル側接合部53aと、ダッシュパネル側接合部53aの車体前方側の端部から下方に向けて屈曲して延びる縦壁部53bとを備えている。この縦壁部53bに、基台部27の後端屈曲部27aを車体前方側から当接させて締結部材としてのボルト55により締結固定する。なお、第3取付片53を用いずに、基台部27の後端屈曲部27aを適宜形状変更し、該形状変更した後端屈曲部27aをダッシュパネル5に直接取り付けてもよい。
Further, the
ここで、ストラットタワー15は、フロントコンパートメント3内の車幅方向側方に設けられた第1車体部材を構成しており、この第1車体部材にワイパブラケット25の一部(第1連結部材41)を取り付けている。一方、ダッシュクロスメンバ9を含むダッシュパネル5は、フロントコンパートメント3と車室1との間に配設された第2車体部材を構成しており、この第2車体部材の車幅方向中央部にワイパブラケット25の一部(第2連結部材43)を取り付けている。
Here, the
また、上記した第1連結部材41、第2連結部材43および後端屈曲部27aは、複数の取付脚部を構成しており、このうち第2連結部材43は、所定値以上の荷重が入力された際に変形可能な易変形脚部を構成している。すなわち、複数の取付脚部のうち少なくとも一つを易変形脚部に設定している。
The first connecting
易変形脚部とした第2連結部材43は、車体後方側の端部43cが車体前方の端部43aに対し車幅方向内側かつ車体後方に位置するよう車体前後方向に対して傾斜している。また、この第2連結部材43の長さは、他の取付脚部である第1連結部材41や後端屈曲部27aよりも長く設定している。さらに第2連結部材43のやや端部43c寄りの図1、図3中で紙面裏側(図2中で紙面表側)には、脆弱部となる例えば切欠凹部43b1を長手方向と交差する図2中で上下方向に沿って形成している。これにより、第2連結部材43を部分的に薄肉化している。なお、切欠凹部43b1を設ける代わりに、第2連結部材43の全体を第1連結部材41など他の部位に比べて薄肉化して易変形脚部としてもよい。
The second connecting
これに対して、他の取付脚部である第1連結部材41や後端屈曲部27aは、易変形脚部とした第2連結部材43よりも長さが短く切欠凹部も設けていないので、第2連結部材43に比較して強度が高く、取付剛性を確保している。
On the other hand, the first connecting
次に、以上のような本実施形態によるワイパブラケットの取付構造において、車両の前面衝突時でのワイパブラケット25の変形について説明する。ここでは、図5に示すように、車幅方向左側(図5では右側)のワイパブラケット25に衝突荷重が作用したときについて説明する。
Next, in the wiper bracket mounting structure according to the present embodiment as described above, the deformation of the
前面衝突時には車体が車両前方から衝突荷重Fを受け、この衝突荷重Fがワイパブラケット25に作用する。ワイパブラケット25が衝突荷重Fを受けると、第1連結部材41、第2連結部材43および後端屈曲部27aが、車体前後方向に圧縮荷重を受ける。その際、第2連結部材43は、前方側の端部43aが連結される基台部27と後方側の端部43cが連結されるダッシュクロスメンバ9との間で圧縮荷重を受ける。
At the time of a frontal collision, the vehicle body receives a collision load F from the front of the vehicle, and this collision load F acts on the
圧縮荷重を受けた第2連結部材43は、脆弱部である切欠凹部43b1を起点として、二点鎖線で示すように車幅方向外側(図5中で右側)が凸となるよう屈曲変形するか、もしくは破損する。衝突時に第2連結部材43を屈曲変形もしくは破損させる入力荷重は、第2連結部材43の長さや板厚あるいは切欠凹部43b1の深さなどによって、構造的にコントロール可能である。
Whether the second connecting
一方、第1連結部材41および後端屈曲部27aは取付剛性を確保しているので、変形が抑制されている。このため、ワイパブラケット25は、屈曲変形もしくは破損する第2連結部材43側に移動変位することになり、これによってワイパブラケット25に加わる外力を緩和して衝撃を吸収する。その結果、ワイパブラケット25の車室1側への移動を抑制することができる。このとき、第2連結部材43は、図5に示すように、ほぼ車体前後方向に沿ってレイアウトすることで、第2連結部材43の長さを有効に活用して衝撃を吸収する。
On the other hand, since the first connecting
その際、本実施形態では、ワイパブラケット25の取付強度の設定に関し、第2連結部材43の長さを長くしたり、切欠凹部43b1を設けて第2連結部材43を易変形脚部としている。このため、煩雑な作業となる取付ボルトの正確なトルク管理が不要となり、ワイパブラケット25の取付強度の設定が容易となる。
At this time, in the present embodiment, regarding the setting of the attachment strength of the
なお、易変形脚部としては、第2連結部材43に限らず、第1連結部材41や後端屈曲部27aであってもよい。このような場合であっても、車両の前面衝突時にワイパブラケット25に所定値以上の荷重が入力した際に、第1連結部材41や後端屈曲部27aが変形してワイパブラケット25に加わる外力を緩和することができる。すなわち、ワイパブラケット25は、易変形脚部を介して、フロントコンパートメント3内の側方に設けられた第1車体部材およびフロントコンパートメント3と車室1との間に配設された第2車体部材の少なくともいずれかに取り付けられていればよい。
The easily deformable leg portion is not limited to the second connecting
また、変形が生じる際に入力される衝突荷重の入力方向は、ある程度の幅を持たせることができる。すなわち、前面衝突時の荷重入力が車体前後方向ではなく、車体前後方向に対して若干斜め方向であったとしても、易変形脚部を折れ変形させることができ、より確実にワイパブラケット25加わる外力を緩和して車室1への侵入を抑制することができる。
Moreover, the input direction of the collision load input when the deformation occurs can have a certain width. That is, even if the load input at the time of the frontal collision is not in the longitudinal direction of the vehicle body but in a slightly oblique direction with respect to the longitudinal direction of the vehicle body, the easily deformable leg portion can be bent and deformed, and the external force applied to the
また、本実施形態では、ワイパブラケット25は複数の取付脚部を有し、これら複数の取付脚部の少なくとも一つを易変形脚部に設定し、複数の取付脚部を介してストラットタワー15およびダッシュパネル5にワイパブラケット25が取り付けられている。その際、易変形脚部である第2連結部材43の長さは、他の取付脚部である第1連結部材41や後端屈曲部27aの長さよりも長く設定している。これにより、車両前面衝突等にワイパブラケット25に荷重が入力された場合に、第2連結部材43が他の第1連結部材41や後端屈曲部27aよりも変形しやすくなる。その結果、より簡素な構成で、ワイパブラケット25に加わる外力を容易に緩和することができる。
In the present embodiment, the
また、本実施形態では、易変形脚部である第2連結部材43は脆弱部として切欠凹部43b1を備えている。この場合第2連結部材43は、衝突荷重を受けたときに、切欠凹部43b1を起点として屈曲変形もしくは破損するので、第2連結部材43をさらに容易に変形させることができる。
Moreover, in this embodiment, the
上記したワイパブラケット25を取り付ける第1車体部材としては、ストラットタワー15に限らず、第2の実施形態として図6に示すように、例えば車体側部を構成する車体部材であるフードリッジ57でもよい。フードリッジ57は、車体上下方向に延在する側部としての内壁面57aを備えており、この内壁面57aにワイパブラケット25の一部位である第1連結部材41の端部41cを取り付ける。
The first vehicle body member to which the above-described
このように、第1連結部材41の端部41cをフードリッジ57の内壁面57aに取り付ける構成であっても、車両の前面衝突時に、第2連結部材43が変形してワイパブラケット25に加わる外力を容易に緩和することができる。
Thus, even when the
上記した図6では、図1に対し第1連結部材41をストラットタワー15の車体前方側まで延長形成し、かつその端部41cを車幅方向外側に向けて屈曲させて、内壁面57aに設けてある第4取付片61に取り付ける。第4取付片61は、内壁面57aに溶接固定する固定部61aと、固定部61aの後端から車幅方向内側に向けて屈曲する取付部61bとを備えている。
In FIG. 6 described above, the first connecting
そして、この取付部61bに対し第1連結部材41の端部41cを車体前方から重ね合わせ、ボルト47により車体前方から締結固定する。なお、第4取付片61を設けずに、第1連結部材41の端部41cをフードリッジ57の内壁面57aに直接取り付けてもよい。また、図6では、図1と同様の構成要素には同一の符号を付してあり、第1連結部材41および第2連結部材43を、後端屈曲部27aと同様に基台部27と一体化している例を示している。第1連結部材41および第2連結部材43を、例えばプレス成形などにより基台部27と一体化することで、部品コストを抑制することができる。
Then, the
また、本実施形態では、ワイパブラケット25を取り付ける第2車体部材をダッシュパネル5としている。ダッシュパネル5は、車室1とフロントコンパートメント3とを車体前後方向に隔てる隔壁板であり、このダッシュパネル5の車体前方側にワイパブラケット25を、第2連結部材43および後端屈曲部27aを介して取り付ける。これにより、車両前面衝突等にワイパブラケット25に荷重が入力された場合に、易変形脚部である第2連結部材43がダッシュパネル5との間で効率よく圧縮荷重を受けて変形しやすくなる。
In the present embodiment, the second vehicle body member to which the
なお、本実施形態における車体構造は、図2に示すようにフロントウィンドウシールドパネル7の前方に、フロントコンパートメント3の上部開口を覆うフード59が設けられている。そして、フード59と上下仕切板11との間の領域3aに、フード59に形成する貫通孔となるスリットから車外の空気を取り込み、この取り込んだ外気を、ダッシュパネル5に形成してある図示しない空気導入孔を通して車室1内の空調ユニットに供給する。
In the vehicle body structure in this embodiment, a
したがって、本実施形態における車体構造は、ダッシュパネル5の上部に形成されて車外の空気を車体内に取り込むカウルボックスを設けておらず、カウルボックス内の空間に相当する領域は、フロントコンパートメント3の領域3aが兼ねている。この場合、カウルボックスの上面を構成するカウルパネルも存在しないが、このようなカウルパネル(カウルボックス)が設定されていない車両であっても、本発明を適用できる。逆にカウルパネル(カウルボックス)が設定されている車両であっても、本発明を適用できる。
Therefore, the vehicle body structure in the present embodiment is not provided with a cowl box that is formed on the upper portion of the
上記したカウルボックスは、フロントウィンドウシールドパネル7の下部前方に位置する。このため、カウルボックスを設定していない車体構造であると、その分ワイパブラケット25をフロントウィンドウシールドパネル7により近づけることができ、ワイパブラケットの取付構造をより簡素化することができる。ワイパブラケット25がフロントウィンドウシールドパネル7により近づく構成の場合には、前面衝突時に、ワイパブラケット25に加わる外力を緩和して、ワイパブラケット25の車室1側への移動を抑制するという効果が、より一層有効となる。
The cowl box described above is located in front of the lower part of the front
1 車室
3 フロントコンパートメント
5 ダッシュパネル(第2車体部材,車体部材)
9 ダッシュクロスメンバ(第2車体部材,車体部材)
15 ストラットタワー(第1車体部材,車体部材)
23 ワイパ装置
25 ワイパブラケット
27a ワイパブラケットの後端屈曲部(取付脚部)
39 ワイパモータ
41 ワイパブラケットの第1連結部材(取付脚部)
43 ワイパブラケットの第2連結部材(易変形脚部、取付脚部)
43b1 第2連結部材の切欠凹部(脆弱部)
57 フードリッジ(第1車体部材,車体部材)
1
9 Dash cross member (second body member, body member)
15 Strut tower (first body member, body member)
23
39
43 Second connecting member of wiper bracket (easily deformable leg, mounting leg)
43b1 Notch recess (fragile part) of the second connecting member
57 Hood Ridge (first body member, body member)
Claims (5)
前記ワイパブラケットは、所定値以上の荷重が入力された際に変形可能な易変形脚部を有しており、
前記ワイパブラケットは、前記易変形脚部を介して、フロントコンパートメント内の側方に設けられた第1車体部材およびフロントコンパートメントと車室との間に配設された第2車体部材の少なくともいずれかに取り付けられていることを特徴とするワイパブラケットの取付構造。 A wiper bracket mounting structure for mounting a wiper bracket supported by a wiper motor of a wiper device to a vehicle body member,
The wiper bracket has easily deformable legs that can be deformed when a load of a predetermined value or more is input,
The wiper bracket is at least one of a first vehicle body member provided on a side in the front compartment and a second vehicle body member disposed between the front compartment and the vehicle compartment via the easily deformable leg portion. Wiper bracket mounting structure characterized by being attached to
前記易変形脚部の長さは、他の取付脚部の長さよりも長く設定したことを特徴とする請求項1に記載のワイパブラケットの取付構造。 The wiper bracket has a plurality of mounting legs, and at least one of the plurality of mounting legs is set as the easily deformable leg, and the first vehicle body member and the second body leg are arranged via the plurality of mounting legs. A wiper bracket is attached to the body member,
The wiper bracket mounting structure according to claim 1, wherein the length of the easily deformable leg is set to be longer than the length of the other mounting leg.
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