JP2014141201A - 修理が容易なスペアタイヤ(efst) - Google Patents
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Abstract
【課題】軽量で装着が容易であって、かつタイヤとしての最低限の機能を維持することが可能なスペアタイヤを提供すること。
【解決手段】本発明のスペアタイヤは、それぞれ中心が略半円によってくり抜かれた略半円状の二つの側面を有する第一の部分と、それぞれ中心が略半円によってくり抜かれた略半円状の二つの側面を有する第二の部分と、前記第一の部分と前記第二の部分の両方に緩くリベットにより留められたホルダープレートと、前記第一の部分の前記略半円状の側面にバネにより留められたラッチと、前記第二の部分の前記略半円状の側面に設けられたラッチ係合用穴を備えたスペアタイヤであって、前記第一の部分は前記第二の部分に対して移動することが可能であり、前記第一の部分と前記第二の部分が通常の乗物用のタイヤを覆った状態にて前記ラッチを前記ラッチ係合用穴に係合させることにより、タイヤとして機能することが可能になるものである。
【選択図】図1
【解決手段】本発明のスペアタイヤは、それぞれ中心が略半円によってくり抜かれた略半円状の二つの側面を有する第一の部分と、それぞれ中心が略半円によってくり抜かれた略半円状の二つの側面を有する第二の部分と、前記第一の部分と前記第二の部分の両方に緩くリベットにより留められたホルダープレートと、前記第一の部分の前記略半円状の側面にバネにより留められたラッチと、前記第二の部分の前記略半円状の側面に設けられたラッチ係合用穴を備えたスペアタイヤであって、前記第一の部分は前記第二の部分に対して移動することが可能であり、前記第一の部分と前記第二の部分が通常の乗物用のタイヤを覆った状態にて前記ラッチを前記ラッチ係合用穴に係合させることにより、タイヤとして機能することが可能になるものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、乗物用のタイヤに関し、特に、自動車用のスペアタイヤに関する。
乗物用のタイヤ、特に自動車用のタイヤがパンク等によって破損した場合に備え、乗物内に予備のタイヤ、いわゆるスペアタイヤを積載しておくことが一般に行われている。しかし、このようなスペアタイヤは乗物が装着しているタイヤと同様の仕様であることが多いため、重量が重く、交換に専門的な技術と大きな手間を要する。
本発明が解決しようとする課題は、軽量で装着が容易であって、かつタイヤとしての最低限の機能を維持することが可能なスペアタイヤを提供することである。
本発明のスペアタイヤは、それぞれ中心が略半円によってくり抜かれた略半円状の二つの側面を有する第一の部分と、それぞれ中心が略半円によってくり抜かれた略半円状の二つの側面を有する第二の部分と、前記第一の部分と前記第二の部分の両方に緩くリベットにより留められたホルダープレートと、前記第一の部分の前記略半円状の側面にバネにより留められた少なくとも一つのラッチと、前記第二の部分の前記略半円状の側面に設けられた少なくとも一つのラッチ係合用穴を備えたスペアタイヤであって、前記第一の部分は、前記ホルダープレートにより規定された範囲内において前記第二の部分に対して移動することが可能であり、前記第一の部分と前記第二の部分が通常の乗物用のタイヤを覆った状態にて前記ラッチを前記ラッチ係合用穴に係合させることにより、タイヤとして機能することが可能になるものであり、これにより上記課題を解決する。
前記第一の部分と前記第二の部分はそれぞれゴムにより被覆された半円筒状の側面をさらに備えており、前記第一の部分と前記第二の部分の両方において、前記半円状の二つの側面のうちの一つと前記半円筒状の側面の終端の辺が45°の角をなしてもよい。
前記半円筒状の側面を被覆するゴムを除き、前記第一の部分と前記第二の部分の主な材料はアルミニウム合金であってもよい。
前記第一の部分と前記第二の部分が、それぞれ前記半円筒状の側面の接平面に対して垂直であって前記二つの半円状の側面の中心を通過する断面において、前記通常の乗物用のタイヤのリムの外形に適合するための少なくとも一つの略V字型又は湾曲した部分を含んでいてもよい。
前記ラッチの数は二以上であり、前記ラッチのうちの少なくとも一つが他の前記ラッチよりも長く、前記第一の部分と前記第二の部分が、それぞれ前記略半円状の側面上に重量削減のための少なくとも一つの切り欠きを有していてもよい。
平坦なタイヤ(通常の乗物用のタイヤ)を覆うために本発明のタイヤを直接平坦なタイヤ上に置き、平坦なタイヤを取り外さない。修理が容易なスペアタイヤは、それらを締めるためにいかなるナット及びボルトも有さず、平坦なタイヤに掛けるためのラッチのみを有する。
修理が容易なスペアタイヤの概念を視覚化するために、しばらく従来のタイヤが2.5mmの厚さのアルミニウム合金から作られており、道路に接触する外側の表面が30mm以上の厚さのゴムによってのみ被覆されていると仮定する。このタイヤの最大の(major)内径は元のタイヤの外径より8mm大きく、内側の厚さは元の膨張したタイヤの外側の厚さより6mm大きい。このタイヤの最小の(minor)直径はV字型である(図1(2)及び図3)。このV字型は平坦なタイヤのリムの外縁上に位置し、本発明のタイヤは二つの半円に見えるように二つの等しい部分に切断されている(図2(1))。今、バネにより留められたラッチにより、二つの切断された部分を一緒に接合する(図1、図4及び図5)。
本発明のタイヤは二つの部分からなり、バネにより留められたラッチによって一緒に接合され、最小の円はV字型であるため、このV字型は平坦なタイヤのリムの円形の縁に位置する。使用者は平坦なタイヤを取り外す必要がなく、あるいはいかなるナット及びボルトの取り外し又は締め付けの必要がない。メカニックに至るまで、使用者は平坦なタイヤ上に本発明のタイヤを直接置いて平坦なタイヤをラッチすることができる。
この2.5mmの壁の厚さのアルミニウム合金は、道路に接触する外側の表面上に最小30mmの厚さのゴムの被覆を得た。上述したように、本発明のタイヤは二つの等しい半円の部分から構成される。アルミニウムの壁はタイヤの中心を通過する直線により切断される一方、ゴムにより被覆された領域は45°の角度にて切断される。45°の切断は振動を回避すると共に、乗物の重量が常に半円の両方により支持されることを確実にする(図1(1))。
本発明のタイヤの内部寸法が元のタイヤの外部寸法より大きいため、本発明のタイヤは平坦なタイヤを覆うことができる(図1(1)及び図3(2))。平坦なタイヤのリムの外形に適合するために、本発明のタイヤの最小の内径はV字型に形成され又は湾曲している(図1(2)及び図3(2))。これは本発明のタイヤの重要な特徴である。EFSTのV字又は湾曲した形状の部分は、平坦なタイヤのリムの円形の縁上に位置する。
本発明のタイヤのこのV字又は湾曲した形状の部分は、従来の乗物のタイヤの平衡カウンターウェイト(存在する場合)を収容するために縁上に50mmのカットを得た(図1(1))。本発明のタイヤの壁面は重量を削減するために多数のカットを有し、良好な熱対流を有する。EFSTタイヤの各側面上には、三つのバネにより留められたラッチが存在する(図1(1)及び図4)。リングの各側面上のホルダーストリップの一つの部品(ホルダープレート)は、厚さ2mm、長さ28mmを有し、このストリップの一つの終端はリングの本体(固定された位置であるが振動可能、図2(3))に緩くリベットにより留められている。
一方、ストリップの別の終端は、ストリップがリングの表面上にカットされたスロットを通じて結合して移動又はスライドすることができるような方法により、互いに(前面ストリップが後面ストリップに)緩くリベットにより留められている。この運動は、リングが開放されることを可能にする(図2(1))。外側の表面は三つの小さい寸法のラッチを有する一方、内側の表面は一つの小さい寸法のラッチ(EFSTの縁の近く)と設置者にとっての容易な接触のための二つの長いラッチ(図4のタイヤの後面、ラッチの詳細は図5)を有する。
EFSTを設置するためには、これを持ち上げ、平坦なタイヤを覆うことを希望するかのように平坦なタイヤ上に置き、別の半分を第一の半分により近く移動させ、一つのラッチを前面に固定して一つのラッチを後面に固定する。今、EFSTを回転させてV字又は湾曲した形状であるEFSTの最小の内径がリムの外側の円形の縁上に適切にセットされることを確実にし、次に残りの二つのラッチを完全にする。設置が正しく行われたことを確実にするために、EFSTを回転させる。容易な設置のために、地面に対して90°の角度を作るような方法により、「SS」のスライスされた(sliced)縁を平坦なタイヤ上に置くことが推奨される。安全のために、EFST使用時には平坦なタイヤを交換するメカニックの所に到達するまで60km/h未満にて運転することが推奨される。
Claims (5)
- それぞれ中心が略半円によってくり抜かれた略半円状の二つの側面を有する第一の部分と、
それぞれ中心が略半円によってくり抜かれた略半円状の二つの側面を有する第二の部分と、
前記第一の部分と前記第二の部分の両方に緩くリベットにより留められたホルダープレートと、
前記第一の部分の前記略半円状の側面にバネにより留められた少なくとも一つのラッチと、
前記第二の部分の前記略半円状の側面に設けられた少なくとも一つのラッチ係合用穴
を備えたスペアタイヤであって、
前記第一の部分は、前記ホルダープレートにより規定された範囲内において前記第二の部分に対して移動することが可能であり、
前記第一の部分と前記第二の部分が通常の乗物用のタイヤを覆った状態にて前記ラッチを前記ラッチ係合用穴に係合させることにより、タイヤとして機能することが可能になるスペアタイヤ。 - 前記第一の部分と前記第二の部分はそれぞれゴムにより被覆された半円筒状の側面をさらに備えており、
前記第一の部分と前記第二の部分の両方において、前記半円状の二つの側面のうちの一つと前記半円筒状の側面の終端の辺が45°の角をなす、請求項1に記載のスペアタイヤ。 - 前記半円筒状の側面を被覆するゴムを除き、前記第一の部分と前記第二の部分の主な材料がアルミニウム合金である、請求項1又は2に記載のスペアタイヤ。
- 前記第一の部分と前記第二の部分が、それぞれ前記半円筒状の側面の接平面に対して垂直であって前記二つの半円状の側面の中心を通過する断面において、前記通常の乗物用のタイヤのリムの外形に適合するための少なくとも一つの略V字型又は湾曲した部分を含む、請求項1乃至3のいずれかに記載のスペアタイヤ。
- 前記ラッチの数は二以上であり、前記ラッチのうちの少なくとも一つが他の前記ラッチよりも長く、
前記第一の部分と前記第二の部分が、それぞれ前記略半円状の側面上に重量削減のための少なくとも一つの切り欠きを有する、請求項1乃至4のいずれかに記載のスペアタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013011734A JP2014141201A (ja) | 2013-01-25 | 2013-01-25 | 修理が容易なスペアタイヤ(efst) |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013011734A JP2014141201A (ja) | 2013-01-25 | 2013-01-25 | 修理が容易なスペアタイヤ(efst) |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014141201A true JP2014141201A (ja) | 2014-08-07 |
Family
ID=51422909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013011734A Pending JP2014141201A (ja) | 2013-01-25 | 2013-01-25 | 修理が容易なスペアタイヤ(efst) |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014141201A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020507510A (ja) * | 2017-02-15 | 2020-03-12 | ジーヴィー エンジニアリング ゲーエムベーハー | 車両ホイールの緊急操作用アタッチメント |
-
2013
- 2013-01-25 JP JP2013011734A patent/JP2014141201A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020507510A (ja) * | 2017-02-15 | 2020-03-12 | ジーヴィー エンジニアリング ゲーエムベーハー | 車両ホイールの緊急操作用アタッチメント |
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