JP2014140533A - 口腔洗浄器 - Google Patents

口腔洗浄器 Download PDF

Info

Publication number
JP2014140533A
JP2014140533A JP2013011252A JP2013011252A JP2014140533A JP 2014140533 A JP2014140533 A JP 2014140533A JP 2013011252 A JP2013011252 A JP 2013011252A JP 2013011252 A JP2013011252 A JP 2013011252A JP 2014140533 A JP2014140533 A JP 2014140533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
solution
liquid
circulation path
oral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013011252A
Other languages
English (en)
Inventor
Risa Otsuka
理沙 大塚
Masahito Nagayama
正仁 永山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2013011252A priority Critical patent/JP2014140533A/ja
Publication of JP2014140533A publication Critical patent/JP2014140533A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】高い溶解レベルで気体が液体中に溶解した洗浄液を口腔へ送り出すことができる口腔洗浄器を提供することを目的とする。
【解決手段】本出願は、液体及び気体が供給される供給部と、前記液体に前記気体が溶解された溶解液を生成する生成部と、前記溶解液を用いて洗浄液を生成し、該洗浄液を噴射する噴射機構と、を備える口腔洗浄器を開示する。前記生成部は、前記溶解液を生成する溶解部と、該溶解部から流出した前記溶解液が流入する始端と該始端に流入した前記溶解液が流出する終端とを含む循環経路と、前記噴射機構へ向けて前記溶解液を案内する案内経路と、を含む。前記案内経路は、前記溶解部に接続される。前記循環経路は、前記始端に流入した前記溶解液を前記溶解部へ案内する。
【選択図】図1

Description

本発明は、口腔を洗浄するための口腔洗浄器に関する。
口腔内には様々な細菌が存在する。これらの細菌は、歯面、歯間や歯周ポケットや舌部に存在する。細菌は、歯垢を形成する。
口腔内の細菌として、浮遊細菌及び付着細菌が例示される。付着細菌は、歯垢内で定着し、歯周病といった病変の原因となる毒素を生成する。したがって、口腔内に存在する歯垢や、歯垢の内部に存在する細菌を低減することは、口腔内の良好な環境を維持するのに大変重要である。
歯垢や細菌を減らすために、歯ブラシ、洗口剤やイリゲータが用いられることが多い。
例えば、使用者は、歯ブラシと、研磨剤や殺菌剤を含有する歯磨剤と、を用いて、歯を磨くことができる。使用者が、歯ブラシと歯磨剤とを用いて機械的擦掃を行うならば、歯面といった口内部位に付着した歯垢や細菌は効果的に除去される。
歯ブラシによる歯垢の効果的な除去は、ブラシの毛先が届かない口内部位には及びにくい。例えば、歯間や歯周ポケットには、ブラシの毛先が届きにくいので、歯間や歯周ポケットに存在する歯垢の除去は不十分になりやすい。
非常に細いブラシ毛を用いた歯ブラシも市販されている。しかしながら、細いブラシ毛が用いられても、歯間や歯周ポケットへのブラシの到達の困難性の課題は、十分に解消されない。
使用者が殺菌剤を含有する洗口剤を含嗽するならば、口腔内の浮遊細菌は、効果的に殺菌される。しかしながら、洗口剤は歯垢やバイオフィルム内には浸透しにくいので、洗口剤は、歯面、歯間、歯周ポケット及び舌部に付着した歯垢、バイオフィルムや細菌を十分に除去することはできない。
使用者がイリゲータを用いて、水流を歯間や歯周ポケットの周囲に噴射するならば、水流の圧力は、食滓、歯垢及び細菌を効果的に除去することができる。しかしながら、水流が直接的に当たらない口内部位に存在する歯垢や細菌は除去されにくい。例えば、歯周ポケットは、約5mmの深さを有する。使用者が、このような凹部に水流を直接的に流入させることは困難である。したがって、凹部内に存在する歯垢や細菌は、十分に除去されない。
特許文献1は、液体と液体内に分散されたナノサイズの気泡とを含む洗浄液を用いた口腔洗浄技術を開示する。特許文献1の開示技術によれば、液体の流圧によって、歯垢や細菌といった汚れ成分は、機械的に除去される。ナノサイズの気泡が汚れ成分に接触する結果、気泡は、汚れ成分に吸着される。その後、気泡が汚れ成分から脱離するときに、汚れ成分は、歯面、歯間や歯周ポケットから除去される。
液体中に気体が溶解されているならば、液体へ加えられた刺激は、多数の泡を生じさせる。例えば、液体内に分散された気泡が崩壊するならば、崩壊した気泡の周囲において多数の泡が新たに生成される。したがって、水流が直接的に衝突する口内部位以外においても、微細な泡によって歯垢や細菌は効果的に除去されることになる。
特許文献2は、上述の洗浄液を長期間に亘って保持することができる構造を有する口腔洗浄器を開示する。特許文献2の口腔洗浄器は、気体を液体に溶解させ、溶解液を作り出す溶解機構と、溶解液を蓄える貯液部と、を備える。貯液部に蓄えられた溶解液が口腔へ噴射される結果、液流及び微小な泡による高い洗浄効果が達成される。必要に応じて、溶解液は、貯液部から溶解機構へ送られ、その後、貯液部へ再度戻される。この結果、気体は液体中に高い濃度で溶解される。
特開2011−88842号公報 特開2011−152513号公報
特許文献2の開示技術によれば、溶解機構は、液体及び気体に高い圧力を加え、気体を液体に溶解させる加圧部と、加圧部を通過した溶解液からナノサイズを超える大きさの気体を除去する除去部と、溶解液に対して減圧処理を行う減圧部と、を含む。加圧部から貯液部までの流動区間において、溶解液は様々な処理を受けるので、この間、溶解液中の気体の溶解レベルは低減する。
本発明は、高い溶解レベルで気体が液体中に溶解した洗浄液を口腔へ送り出すことができる口腔洗浄器を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る口腔洗浄器は、液体及び気体が供給される供給部と、前記液体に前記気体が溶解された溶解液を生成する生成部と、前記溶解液を用いて洗浄液を生成し、該洗浄液を噴射する噴射機構と、を備える。前記生成部は、前記溶解液を生成する溶解部と、該溶解部から流出した前記溶解液が流入する始端と該始端に流入した前記溶解液が流出する終端とを含む循環経路と、前記噴射機構へ向けて前記溶解液を案内する案内経路と、を含む。前記案内経路は、前記溶解部に接続され、前記循環経路は、前記始端に流入した前記溶解液を前記溶解部へ案内する。
上記構成によれば、液体及び気体は、供給部に供給される。その後、生成部は、気体を液体に溶解し、溶解液を生成する。噴射機構は、溶解液を用いて洗浄液を生成するので、口腔洗浄器は、口腔を適切に洗浄することができる。
溶解部によって生成された溶解液は、循環経路の始端に流入する。その後、溶解液は終端に向けて流れる。循環経路は、始端に流入した溶解液を溶解部へ案内するので、溶解液の循環によって、液体への気体の溶解レベルは高くなる。噴射機構へ向けて液体及び気体を案内する案内経路は、溶解部に接続されるので、高い溶解レベルを有する溶解液が噴射機構へ向かうことになる。したがって、口腔洗浄器は、口腔を効果的に洗浄することができる。
上記構成において、前記終端は、前記溶解部に接続されてもよい。
上記構成によれば、終端は、溶解部に接続されるので、溶解レベルの低下は生じにくくなる。したがって、口腔洗浄器は、口腔を効果的に洗浄することができる。
上記構成において、前記供給部は、前記液体が収容される第1貯液部と、該第1貯液部から前記溶解部へ前記液体を案内する供給経路と、を含んでもよい。前記終端は、前記供給経路に接続されてもよい。
上記構成によれば、使用者は液体を第1貯液部に収容することができる。したがって、液体を供給するための設備が存在しなくとも、使用者は口腔を洗浄することができる。終端は、供給経路に接続されるので、溶解レベルは低下しにくい。したがって、口腔洗浄器は、口腔を効果的に洗浄することができる。
上記構成において、前記始端は、前記溶解部に接続されてもよい。
上記構成によれば、始端が溶解部に接続されるので、気体は液体へ効率的に溶解される。
上記構成において、前記始端は、前記案内経路に接続されてもよい。
上記構成によれば、始端が案内経路に接続されるので、気体は液体へ効率的に溶解される。
上記構成において、前記生成部は、前記溶解部を通過した空気を気泡化する気泡化部を含んでもよい。前記循環経路は、前記始端から前記気泡化部へ前記溶解液を案内する第1循環経路と、前記気泡化部から前記終端へ前記溶解液を案内する第2循環経路と、を含んでもよい。
上記構成によれば、溶解部を通過した空気は、第1循環経路を通じて、気泡化部に到達する。気泡化部は、空気を気泡化する。気泡が分散された溶解液は、第2循環経路によって案内され、終端に向かう。この結果、気泡が分散された溶解液が溶解部へ流入するので、溶解部は、気体を液体へ効率的に溶解させることができる。
上記構成において、前記生成部は、前記気泡化部を通過した前記溶解液を収容する第2貯液部を含んでもよい。前記第2循環経路は、前記第2貯液部を通じて、前記溶解液を前記溶解部へ案内してもよい。
上記構成によれば、第2貯液部に溶解液が収容されるので、使用者は連続的に口腔を洗浄することができる。第2貯液部に収容された溶解液は、第2循環経路によって溶解部に案内されるので、高い溶解レベルを有する溶解液が噴射機構へ向かうことになる。したがって、口腔洗浄器は、口腔を効果的に洗浄することができる。
上記構成において、前記第2貯液部は、前記液体から気泡の脱離を抑制してもよい。
上記構成によれば、第2貯液部は、液体から気泡の脱離を抑制するので、第2循環経路を通じて溶解部へ向かう液体は、高い溶解レベルを維持することができる。したがって、口腔洗浄器は、口腔を効果的に洗浄することができる。
上記構成において、前記生成部は、前記案内経路を開閉する第1ゲート部と、前記循環経路を開閉する第2ゲート部と、を含んでもよい。
上記構成によれば、生成部は、案内経路を開閉する第1ゲート部と、循環経路を開閉する第2ゲート部と、を含むので、案内経路及び循環経路へ向かう溶解液の流量が適切に調整される。
上記構成において、口腔洗浄器は、前記第1ゲート部と前記第2ゲート部とを制御する制御部を更に備えてもよい。該制御部は、前記第1ゲート部を閉じる一方で前記第2ゲート部を開いてもよい。
上記構成によれば、制御部は、制御部は、第1ゲート部を閉じる一方で第2ゲート部を開くので、この間、生成部は、循環経路を用いた循環によって、溶解レベルを増大させることができる。
上記構成において、前記制御部は、前記第2ゲート部を閉じる一方で前記第1ゲート部を開いてもよい。
上記構成によれば、制御部は、第2ゲート部を閉じる一方で第1ゲート部を開くので、高い溶解レベルを有する溶解液が噴射機構へ供給される。
上記構成において、前記制御部は、前記液体中の前記気体の溶解レベルを通知する通知信号を出力してもよい。
上記構成によれば、制御部は、液体中の気体の溶解レベルを通知する通知信号を出力するので、使用者は、溶解レベルを適切に把握することができる。
上記構成において、前記供給部は、前記第1貯液部内の前記液体に対して殺菌処理を施与する殺菌部を含んでもよい。
上記構成によれば、殺菌部は、第1貯液部内の液体に対して殺菌処理を施与するので、衛生的な洗浄液が口腔内に供給される。
上記構成において、前記生成部は、前記循環経路を流れる液体に対して殺菌処理を施与する殺菌部を含んでもよい。
上記構成によれば、殺菌部は、循環経路を流れる液体に対して殺菌処理を施与するので、衛生的な洗浄液が口腔内に供給される。
本発明に係る口腔洗浄器は、高い溶解レベルで気体が液体中に溶解した洗浄液を口腔へ送り出すことができる。
第1実施形態の例示的な口腔洗浄器の概略的なブロック図である。 図1に示される口腔洗浄器の概略図である。 図1に示される口腔洗浄器のインディケータの発光動作の為の処理を表す例示的なフローチャートである。 循環期間と溶解レベルとの間の関係を表す概略的なグラフである。 図1に示される口腔洗浄器の概略図である。 図1に示される口腔洗浄器の第1切替弁の概略的な断面図である。 図1に示される口腔洗浄器の第1切替弁の概略的な断面図である。 図1に示される口腔洗浄器の第2切替弁の概略的な断面図である。 図1に示される口腔洗浄器の第2切替弁の概略的な断面図である。 図1に示される口腔洗浄器の加圧部として利用可能なピストンポンプの概略図である。 図1に示される口腔洗浄器の分離部の概略図である。 図1に示される口腔洗浄器の減圧部として利用可能なテーパ管の概略図である。 図1に示される口腔洗浄器の循環経路に沿って循環される溶解液の溶解レベルの変動を概念的に表すグラフである。 溶解レベルの変動を概念的に表すグラフである。 第2実施形態の例示的な口腔洗浄器の概略的なブロック図である。 第3実施形態の例示的な口腔洗浄器の概略的なブロック図である。 図14に示される口腔洗浄器の第2貯水タンクとして利用可能なバルーン構造の概略図である。 図14に示される口腔洗浄器の第2貯水タンクとして利用可能なボックス構造の概略図である。 図14に示される口腔洗浄器の第2貯水タンク中の溶解レベルの時間変動を概念的に表すグラフである。 図14に示される口腔洗浄器のインディケータに対する制御を表す概略的なフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、例示的な口腔洗浄器が説明される。尚、以下の説明で用いられる「上」、「下」、「左」や「右」などの方向を表す用語は、単に、説明の明瞭化を目的とする。したがって、これらの用語は、口腔洗浄器の原理を何ら限定するものではない。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態の口腔洗浄器100の概略的なブロック図である。図1を参照して、口腔洗浄器100が説明される。尚、図1に示される実線矢印は、流体の流れを表す。図1に示される点線矢印は、制御信号の伝達経路を表す。
口腔洗浄器100は、制御部200と、供給部300と、生成部400と、噴射機構500と、を備える。制御部200は、生成部400を制御する。供給部300は、水及び空気の供給に用いられる。生成部400は、制御部200の制御下で、空気を水に溶解させ、溶解液を生成する。その後、生成部400は、溶解液を噴射機構500に供給する。噴射機構500は、口腔を洗浄するための洗浄液を生成する。洗浄液は、噴射機構500から口腔へ噴射される。この結果、使用者は、口腔を適切に洗浄することができる。
制御部200は、メインスイッチ210と、切替スイッチ220と、電源230と、電源回路240と、インディケータ250と、駆動回路260と、を含む。使用者は、メインスイッチ210を操作し、電源230から電源回路240への電力供給経路を開閉することができる。使用者がメインスイッチ210をオンにすると、電源230から電源回路240へ電力が供給される。使用者がメインスイッチ210をオフにすると、電源230から電源回路240への電力供給は停止される。
使用者は、切替スイッチ220を操作し、生成部400の動作モードを噴射モードと循環モードとの間で切り替えることができる。電源回路240は、切替スイッチ220に対する操作に応じて、駆動回路260へ出力される制御信号を生成する。使用者が、切替スイッチ220を操作し、生成部400の動作モードを噴射モードに設定するならば、噴射モードに対応する制御信号が、電源回路240から駆動回路260へ出力される。駆動回路260は、噴射モードに対応する制御信号に応じて生成部400に駆動信号を出力する。この結果、溶解液は、生成部400から噴射機構500へ供給される。使用者が、切替スイッチ220を操作し、生成部400の動作モードを循環モードに設定するならば、循環モードに対応する制御信号が、電源回路240から駆動回路260へ出力される。駆動回路260は、循環モードに対応する制御信号に応じて生成部400に駆動信号を出力する。この結果、溶解液は、生成部400内で循環される。
駆動回路260は、インディケータ250へも駆動信号を出力する。上述の如く、生成部400は、循環モードの間、水及び空気を循環する。この間、水に対する空気の溶解レベルは徐々に増加する。駆動回路260は、循環動作の実行期間の長さに応じて、インディケータ250を駆動する。使用者は、インディケータ250を見て、溶解度を視覚的に把握することができる。本実施形態において、駆動回路260からインディケータ250に出力される駆動信号は、通知信号として例示される。
供給部300は、給水口310と、導気口320と、第1貯水タンク330と、供給経路340と、殺菌部350と、を含む。使用者は、給水口310を通じて、第1貯水タンク330へ水を供給することができる。第1貯水タンク330は、水を収容する。本実施形態において、第1貯水タンク330は、第1貯液部として例示される。
殺菌部350は、第1貯水タンク330内で、殺菌処理を行う。殺菌部350は、第1貯水タンク330内の水を加熱する加熱部を備えてもよい。加熱部が第1貯水タンク330内の水を加熱し、殺菌処理を行ってもよい。代替的に、殺菌部350は、光触媒と、光触媒に光を照射する光源と、を備えてもよい。光源が光触媒に光を照射し、殺菌処理が行われてもよい。更に代替的に、殺菌部350は、第1貯水タンク330の内面に塗布された金属イオン(例えば、亜鉛や銀)であってもよい。この場合、第1貯水タンク330に接触した水に対して、殺菌処理が適切に行われる。
制御部200が生成部400を作動させると、水は、供給経路340によって、第1貯水タンク330から生成部400へ案内される。同時に、空気は、導気口320から供給経路340を通じて生成部400に供給される。本実施形態において、口腔を洗浄するための液体として水が用いられている。代替的に、口腔を洗浄するために適切な他の種の液体が用いられてもよい。
生成部400は、加圧部410と、第1切替弁420と、第2切替弁430と、第1メッシュ440と、循環経路450と、案内経路460と、を含む。駆動回路260は、加圧部410、第1切替弁420及び第2切替弁430に駆動信号を出力する。加圧部410は、駆動信号に応じて作動し、第1貯水タンク330から水を吸引する。同時に、加圧部410は、導気口320から空気を吸引する。加圧部410は、水及び空気に圧力を加え、空気を水に溶解させる。この結果、溶解液が生成される。溶解レベルが、飽和溶解度に到達すると、空気は、ナノサイズの気泡(以下、微小泡と称される)として水中に分散される。本実施形態において、加圧部410は、溶解部として例示される。代替的に、気体を液体に溶解させることができる他の技術が溶解部に適用されてもよい。
案内経路460は、加圧部410と噴射機構500とに接続される。案内経路460は、加圧部410から噴射機構500へ送り出される溶解液を案内する。第1切替弁420は、駆動回路260から出力された駆動信号に応じて、案内経路460を開閉する。本実施形態において、第1切替弁420は、第1ゲート部として例示される。
循環経路450は、加圧部410から流出した溶解液が流入する始端453と、始端453に流入した溶解液が流出する終端454と、を含む。循環経路450は、始端453に流入した溶解液を加圧部410に案内する。始端453及び終端454はともに、加圧部410に接続される。
第2切替弁430は、駆動回路260から出力された駆動信号に応じて、循環経路450を開閉する。使用者が、切替スイッチ220を操作し、生成部400の動作モードを噴射モードに設定するならば、噴射モードに対応する制御信号が、電源回路240から駆動回路260へ出力される。駆動回路260は、噴射モードに対応する制御信号に応じて、第1切替弁420と第2切替弁430とに駆動信号を出力する。第1切替弁420は、駆動信号に応じて開く一方で、第2切替弁430は、駆動信号に応じて閉じる。この結果、溶解液は、加圧部410から噴射機構500に供給される。使用者が、切替スイッチ220を操作し、生成部400の動作モードを循環モードに設定するならば、循環モードに対応する制御信号が、電源回路240から駆動回路260へ出力される。駆動回路260は、循環モードに対応する制御信号に応じて、第1切替弁420と第2切替弁430とに駆動信号を出力する。第1切替弁420は、駆動信号に応じて閉じる一方で、第2切替弁430は、駆動信号に応じて開く。溶解液は、加圧部410周りで循環される。本実施形態において、第2切替弁430は、第2ゲート部として例示される。
循環モードの間、始端453に流入した溶解液は、第1メッシュ440を通過する。この結果、加圧部410によって水中に溶解されなかった空気は、第1メッシュ440によって、細分化される。本実施形態において、第1メッシュ440は、気泡化部として例示される。
循環経路450は、始端453から第1メッシュ440までの区間において溶解液を案内する第1循環経路451と、第1メッシュ440から終端454までの区間において、溶解液を案内する第2循環経路452と、を含む。上述の如く、第1メッシュ440は、加圧部410によって溶解されなかった空気を気泡化する。したがって、第1循環経路451中には、比較的大きな気泡或いは空気層が存在するのに対し、第2循環経路452には、比較的細かい気泡が存在することになる。第1循環経路451中の気泡又は空気層と溶解液との間の接触面積に較べて、第2循環経路452中の気泡と溶解液との間の接触面積は大きい。したがって、加圧部410は、終端454から流入した気泡を、溶解液中に効率的に溶解する。この結果、水中への空気の溶解レベルは増大することになる。
噴射機構500は、分離部510と、減圧部520と、第2メッシュ530と、ノズル540と、を含む。案内経路460は、分離部510に接続される。制御部200が第1切替弁420を開くと、溶解液は、案内経路460を通じて、分離部510に流入する。
マイクロサイズ以上の大きさの気泡は、溶解液中で安定的に存在することはできない。溶解液中に存在する微小泡は、マイクロサイズ以上の大きさの気泡と合体することもある。また、マイクロサイズ以上の大きさの気泡は、微小泡を崩壊させることもある。したがって、マイクロサイズ以上の大きさの気泡は、溶解液中に存在する有用な微小泡を不安定にする。
分離部510は、マイクロサイズ以上の大きさの気泡を溶解液から取り除く。この結果、溶解液は、高い溶解レベルを維持したまま、ノズル540へ向けて流れることができる。
分離部510を通過した溶解液は、減圧部520に至る。減圧部520は、微小泡の崩壊をほとんど生じさせることなく、溶解液の圧力を大気圧まで徐々に下げる。
減圧部520の不存在下において、高い圧力の溶解液がノズル540から噴射されるならば、溶解液は、急激な圧力変動に曝される。急激な圧力変動は、微小泡同士の合体を誘発し、大きな気泡を作り出すこともある。或いは、急激な圧力変動は、キャビテーションを引き起こすこともある。本実施形態において、溶解液は、減圧部520を通過した後に、ノズル540から噴射されるので、溶解液は、多数の微小泡を保持したまま、第2メッシュ530に流入する。
第2メッシュ530は、溶解液に刺激を与える。第2メッシュ530は、溶解液中の微小泡を崩壊させる。加えて、第2メッシュ530は、微小泡同士を合体し、マイクロサイズの気泡を生成する。この結果、口腔の洗浄に好適な洗浄液が生成されることになる。洗浄液は、ノズル540を通じて、口腔へ噴射される。
口腔内へ噴射される洗浄液の圧力は、口腔内の歯垢及び細菌の機械的な除去に貢献する。第2メッシュ530が生じさせる微小泡の崩壊圧力も口腔内の歯垢及び細菌の機械的な除去に貢献する。加えて、洗浄液に含まれるマイクロサイズの泡は、洗浄液が直接的に衝突しにくい部位(例えば、歯周ポケット)にも流れ込む。マイクロサイズの泡が崩壊することにより、このような部位の歯垢や細菌も効果的に除去される。
本実施形態において、溶解液に刺激を与えるために第2メッシュ530が用いられる。第2メッシュ530に代えて、溶解液に刺激を与えることができる他の構造や要素が用いられてもよい。例えば、溶解液の流れに対して抵抗を与える壁面が第2メッシュ530の代わりに用いられてもよい。
図2は、口腔洗浄器100の概略図である。図1及び図2を参照して、口腔洗浄器100が更に説明される。
口腔洗浄器100は、筐体600を更に備える。筐体600は、制御部200、供給部300、生成部400及び噴射機構500を、収容及び/又は保持する。筐体600は、円筒形状又は楕円筒形状であってもよい。本実施形態の原理は、筐体600の形状によって何ら限定されない。
筐体600は、下筐体610と、下筐体610の上に配置される上筐体620と、を含む。下筐体610には、給水口310及び導気口320が形成される。使用者は、給水口310から筐体600内へ水を供給することができる。給水口310を通じて供給された水は、第1貯水タンク330に貯められる。
上筐体620は、ノズル540が突出する上面621を含む。ノズル540は、上面621と一体的に形成されてもよい。使用者は、筐体600を握持し、ノズル540の先端を口腔へ向けることができる。使用者は、筐体600を変位させ、洗浄液を口腔内の所望の部位に衝突させることができる。
メインスイッチ210及び切替スイッチ220は、上筐体620から露出する。上述の如く、使用者は、メインスイッチ210を操作し、電源230から電源回路240への電力供給を制御することができる。使用者は、切替スイッチ220を操作し、口腔洗浄器100の動作モードを、噴射モードと循環モードとの間で切り替えることができる。
インディケータ250は、下筐体610上に現れる第1発光窓251、第2発光窓252及び第3発光窓253を備える。第1発光窓251、第2発光窓252及び第3発光窓253の発光パターンに基づいて、使用者は、溶解レベルを視覚的に把握することができる。
図3は、インディケータ250の発光動作の為の処理を表す例示的なフローチャートである。図1乃至図3を参照して、インディケータ250の発光動作が説明される。
(ステップS105)
使用者がメインスイッチ210を操作し、電源230から電源回路240への電力供給が開始されると、ステップS105が実行される。ステップS105において、電源回路240は、切替スイッチ220からの出力信号を参照し、使用者が口腔洗浄器100に設定した動作モードが循環モードであるか噴射モードであるかを判定する。使用者が口腔洗浄器100の動作モードを循環モードに設定しているならば、ステップS110が実行される。他の場合には、ステップS160が実行される。
(ステップS110)
ステップS110において、電源回路240は、使用者が動作モードを循環モードに設定していることを通知するための制御信号を生成する。制御信号は、電源回路240から駆動回路260に出力される。駆動回路260は、制御信号に応じて、第1切替弁420及び第2切替弁430に駆動信号を出力する。第1切替弁420は、駆動信号に応じて閉じる。第2切替弁430は、駆動信号に応じて開く。その後、ステップS115が実行される。
(ステップS115)
ステップS115において、駆動回路260は、計時を開始する。その後、ステップS120が実行される。
(ステップS120)
ステップS120において、駆動回路260は、加圧部410に駆動信号を出力する。加圧部410は、駆動信号に応じて、第1貯水タンク330から水を吸引する。また、加圧部410は、導気口320を通じて、空気を吸引する。加圧部410は、空気及び水に圧力を加え、溶解液を生成する。その後、溶解液は、循環経路450に沿って循環される。
(ステップS125)
ステップS125において、駆動回路260は、計時期間が、所定の第1期間を超えたか否かを判定する。計時期間が第1期間を超えているならば、ステップS130が実行される。他の場合には、ステップS155が実行される。
(ステップS130)
ステップS130において、駆動回路260は、第1発光窓251を発光させるための駆動信号を生成する。駆動信号は、駆動回路260からインディケータ250に出力される。インディケータ250は、駆動信号に応じて、第1発光窓251を発光させる。その後、ステップS135が実行される。
(ステップS135)
ステップS135において、駆動回路260は、計時期間が、所定の第2期間を超えたか否かを判定する。尚、第2期間は、第1期間よりも長い期間である。計時期間が第2期間を超えているならば、ステップS140が実行される。他の場合には、ステップS155が実行される。
(ステップS140)
ステップS140において、駆動回路260は、第2発光窓252を発光させるための駆動信号を生成する。駆動信号は、駆動回路260からインディケータ250に出力される。インディケータ250は、駆動信号に応じて、第2発光窓252を発光させる。その後、ステップS145が実行される。
(ステップS145)
ステップS145において、駆動回路260は、計時期間が、所定の第3期間を超えたか否かを判定する。尚、第3期間は、第2期間よりも長い期間である。計時期間が第3期間を超えているならば、ステップS150が実行される。他の場合には、ステップS155が実行される。
(ステップS150)
ステップS150において、駆動回路260は、第3発光窓253を発光させるための駆動信号を生成する。駆動信号は、駆動回路260からインディケータ250に出力される。インディケータ250は、駆動信号に応じて、第3発光窓253を発光させる。その後、ステップS155が実行される。
(ステップS155)
ステップS155において、電源回路240は、動作モードが切り替えられたか否かを判定する。動作モードが、循環モードから噴射モードに切り替えられているならば、ステップS160が実行される。他の場合には、ステップS125が実行される。
(ステップS160)
ステップS160において、制御部200は、噴射モード用の動作プログラムを実行する。
図4は、循環期間と溶解レベルとの間の関係を表す概略的なグラフである。図1、図3及び図4を参照して、循環期間と溶解レベルとの間の関係が説明される。
循環モードの間、生成部400内で溶解液は循環される。加圧部410に供給された空気の一部は、水に溶解されないまま、始端453に流入することもある。第1メッシュ440は、始端453から流入した空気を気泡化する。この結果、終端454を通じて、加圧部410に流入した空気は、水に溶解されやすくなる。したがって、溶解液の循環動作が行われる期間(即ち、循環期間)の長さに応じて、溶解レベルが増加することになる。
生成部400の性能データとして、循環期間と溶解レベルとの相関データが取得されてもよい。相関データに基づき、第1期間、第2期間及び第3期間が設定されてもよい。
インディケータ250に関する上述の制御は、例示的である。したがって、本実施形態の原理は、インディケータ250に関する上述の制御に何ら限定されない。インディケータ250に対して、他の制御技術が適用されてもよい。
本実施形態において、インディケータ250は、溶解レベルを使用者に視覚的に把握させる。代替的に、使用者は、音声や他の伝達手法によって、溶解レベルに関する情報を取得してもよい。
図5は、口腔洗浄器100の概略図である。図1及び図5を参照して、筐体600内の例示的なレイアウトが説明される。
第1貯水タンク330は、下筐体610内に収容される。供給経路340を規定する供給管341は、第1貯水タンク330から上方に延出する。口腔洗浄器100は、導気口320から供給管341に接続される導気管321を備える。供給管341は、第1貯水タンク330に接続される下端部342と、加圧部410に接続される上端部343と、を含む。導気管321は、下端部342と上端部343との間で接続される。
加圧部410は、第1貯水タンク330の上方に配置される。駆動回路260が、加圧部410へ駆動信号を出力すると、加圧部410は、第1貯水タンク330から給水を受ける。同時に、加圧部410は、導気口320から導気管321及び供給管341を通じ、空気を受け取る。加圧部410は、空気及び水を加圧し、空気を水に溶解させる。
第1循環経路451を規定する第1循環管455は、加圧部410から第1メッシュ440に向けて延びる。第2循環経路452を規定する第2循環管456は、第1メッシュ440から加圧部410に向けて延びる。加圧部410は、溶解液及び水に溶け損ねた空気を第1メッシュ440に向けて送り出す。第1メッシュ440は、第1循環管455を通じて送り出された空気を細かな気泡にする。この結果、細かな気泡を含有する溶解液が第2循環管456へ流入する。その後、溶解液は、加圧部410に流入する。加圧部410に流入する溶解液に含まれる細かな泡は、加圧部410の加圧動作によって、溶解液中に容易に溶解されることとなる。
案内経路460を規定する案内管461は、加圧部410から、上筐体620の上面621から上方に突出するノズル540に向けて延びる。第1切替弁420は、加圧部410の直後で案内管461を開閉する。第2切替弁430は、加圧部410と第1メッシュ440との間で第1循環管455を開閉する。
使用者が切替スイッチ220を操作し、口腔洗浄器100の動作モードを循環モードに設定すると、駆動回路260からの駆動信号に応じて、第1切替弁420は閉じ、第2切替弁430は開く。この間、溶解液は、加圧部410と第1メッシュ440との間で循環される。使用者が切替スイッチ220を操作し、口腔洗浄器100の動作モードを噴射モードに設定すると、駆動回路260からの駆動信号に応じて、第1切替弁420は開き、第2切替弁430は閉じる。この間、溶解液は、案内管461を通じて、ノズル540に向かう。最終的に、溶解液は、ノズル540から使用者の口腔へ噴射される。
分離部510及び減圧部520は、案内管461に形成或いは取り付けられる。分離部510は、案内管461中の溶解液から大きな気泡を分離及び除去する。減圧部520は、その後、溶解液の圧力を大気圧まで下げる。
第2メッシュ530は、ノズル540内に配置される。減圧部520によって溶解された溶解液は、第2メッシュ530を通過する。第2メッシュ530は、溶解液を刺激し、マイクロサイズの泡を生成する。その後、溶解液は、マイクロサイズの泡とともにノズル540の上端から噴射される。
加圧部410、第1切替弁420及び第2切替弁430を制御する制御部200は、加圧部410の周囲に形成される。使用者は、メインスイッチ210を操作し、メインスイッチに電気的に接続された電源230から電源回路240への電力供給を制御することができる。使用者は、切替スイッチ220を操作し、口腔洗浄器100の動作モードを循環モードと噴射モードとの間で切り替えることができる。電源230及び切替スイッチ220に電気的に接続された電源回路240は、使用者が設定した動作モード(循環モード又は噴射モード)に応じた制御信号を生成する。制御信号は、電源回路240から駆動回路260へ出力される。駆動回路260は、制御信号に応じて、加圧部410、第1切替弁420及び第2切替弁430を駆動する。
図6A及び図6Bは、第1切替弁420の概略的な断面図である。図5乃至図6Bを参照して、第1切替弁420が説明される。図6Aは、開状態にある第1切替弁420の概略的な断面図である。図6Bは、閉状態にある第1切替弁420の概略的な断面図である。
図6A及び図6Bには、加圧部410及び案内管461が概略的に示されている。第1切替弁420は、案内管461に巻き付けられた環状のパッキン部材421と、駆動回路260の制御下で上下動する上ゲート片422と、駆動回路260の制御下で上下動し、上ゲート片422と協働して、案内管461を開閉する下ゲート片423と、を備える。
上ゲート片422が上方へ変位し、且つ、下ゲート片423が下方に変位すると、加圧部410から案内管461への溶解液の流動経路が開かれる。上ゲート片422が下方へ変位し、且つ、下ゲート片423が上方に変位すると、加圧部410から案内管461への溶解液の流動経路が閉じられる。この間、パッキン部材421は、圧縮される。この結果、溶解液の漏出は生じにくくなる。
図6A及び図6Bに示される第1切替弁420の構造は例示的である。したがって、第1切替弁420として、加圧部410から案内管461への溶解液の流動経路を適切に開閉することができる他の構造が採用されてもよい。
図7A及び図7Bは、第2切替弁430の概略的な断面図である。図5、図7A及び図7Bを参照して、第2切替弁430が説明される。図7Aは、開状態にある第2切替弁430の概略的な断面図である。図7Bは、閉状態にある第2切替弁430の概略的な断面図である。
図7A及び図7Bには、加圧部410及び第1循環管455が概略的に示されている。第2切替弁430は、第1循環管455に巻き付けられた環状のパッキン部材431と、駆動回路260の制御下で上下動する上ゲート片432と、駆動回路260の制御下で上下動し、上ゲート片432と協働して、第1循環管455を開閉する下ゲート片433と、を備える。
上ゲート片432が上方へ変位し、且つ、下ゲート片433が下方に変位すると、加圧部410から第1循環管455への溶解液の流動経路が開かれる。上ゲート片432が下方へ変位し、且つ、下ゲート片433が上方に変位すると、加圧部410から第1循環管455への溶解液の流動経路が閉じられる。この間、パッキン部材431は、圧縮される。この結果、溶解液の漏出は生じにくくなる。
図7A及び図7Bに示される第2切替弁430の構造は例示的である。したがって、第2切替弁430として、加圧部410から第1循環管455への溶解液の流動経路を適切に開閉することができる他の構造が採用されてもよい。
図8は、加圧部410として利用可能なピストンポンプ470の概略図である。図5及び図8を参照して、ピストンポンプ470が説明される。尚、加圧部410として、気体と液体とを圧縮し、気体を液体に溶解させることができる他の装置がピストンポンプ470に代えて用いられてもよい。
ピストンポンプ470は、気体及び液体が圧縮される圧縮空間471を規定するシリンダ472と、圧縮空間471内で上下動するピストン473と、を備える。シリンダ472には、供給管341、案内管461、第1循環管455及び第2循環管456が接続される。
シリンダ472内の空間は、ピストン473によって、圧縮空間471と流入空間474とに分けられる。ピストン473より上方の空間は、圧縮空間471として用いられる。ピストン473より下方の空間は流入空間474として用いられる。
ピストン473が上方に変位すると、供給管341を通じて、水及び空気が流入空間474へ供給される。その後、ピストン473が下方に変位すると、水及び空気は、ピストン473とシリンダ472との間の空隙を通じて、圧縮空間471へ流入する。ピストン473が上方へ再度変位すると、水及び空気は、ピストン473によって、圧縮空間471内で圧縮される。この結果、空気は、水に溶解される。
第2切替弁430が開かれているならば、圧縮空間471内で生成された溶解液は、第1循環管455を通じて、第1メッシュ440へ送り出される。ピストン473は、流入空間474へ供給された空気全てを水に溶解させなくともよい。残った空気も溶解液とともに第1メッシュ440へ送り出される。第1メッシュ440は、空気を細かな気泡に変える。
ピストン473が上方へ変位すると、細かな気泡を含む溶解液は、第2循環管456を通じて、流入空間474へ流入する。その後、ピストン473が下方に変位すると、溶解液は、ピストン473とシリンダ472との間の空隙を通じて、圧縮空間471へ流入する。ピストン473が上方へ再度変位すると、溶解液は、ピストン473によって、圧縮空間471内で圧縮される。この結果、溶解液中の細かな気泡は、溶解液中に効率的に溶解される。したがって、空気の溶解レベルは増大することになる。
第1切替弁420が開かれ、且つ、ピストン473が上方へ変位すると、溶解液は、案内管461を通じて、ノズル540へ送り出される。本実施形態において、第1切替弁420が開かれている間、第2切替弁430は閉じられる。代替的に、第1切替弁420が開かれている間、第2切替弁430は、開かれてもよい。第1切替弁420が規定する溶解液の通過断面の大きさと第2切替弁430が規定する溶解液の通過断面の大きさの比率が適切に調整されるならば、使用者が口腔洗浄器100の動作モードを噴射モードに設定している間も、溶解液の循環が継続される。この結果、使用者は、高い溶解レベルを有する溶解液を用いて、口腔を洗浄することができる。
図9は、分離部510の概略図である。図5及び図9を参照して、分離部510が説明される。尚、図9に示される分離部510は、例示的である。したがって、分離部510として、大きな気泡を除去又は分離することができる他の構造が用いられてもよい。
図5に示される如く、案内管461は、分離部510と第1切替弁420との間の下案内管462と、分離部510と減圧部520との間の中間案内管463と、減圧部520とノズル540との間の上案内管464と、を含む。図9には、下案内管462及び中間案内管463が示されている。
図9に示される如く、分離部510は、大きな気泡を溶解液から分離する分離空間511を規定する分離管512と、分離管512に取り付けられた弁体513と、を含む。分離管512は、下案内管462の内径で規定される溶解液の流動断面よりも大きな断面を有する。分離管512は、中間案内管463の内径で規定される溶解液の流動断面よりも大きな断面を有する。したがって、分離空間511内には、液層LL及び空気層ALが形成される。
下案内管462を通じて、分離空間511に流入した溶解液内には、マイクロサイズの泡や、加圧部410が水へ溶解し損ねた空気が含まれる。気泡や空気は、浮力によって上昇し、分離空間511内の空気層ALを形成する。したがって、液層LLを形成する溶解液から大きな気泡は分離される。
分離管512は、開口部514が形成された上面515を含む。使用者が筐体600を傾斜させるならば、弁体513は開口部514を閉塞する。したがって、分離管512内の溶解液は、分離管512から漏出しにくくなる。弁体513が開口部514を開いている間、分離空間511に溜まった空気は、開口部514を通じて、筐体600内に放出される。
図10は、減圧部520として利用可能なテーパ管521の概略図である。図5及び図10を参照して減圧部520が説明される。
減圧部520として、中間案内管463から上案内管464に向けて徐々に狭まるテーパ管521が用いられてもよい。溶解液がテーパ管521を通過する間、溶解液の圧力は大気圧まで低減される。
本実施形態において、減圧部520としてテーパ管521が用いられる。代替的に、減圧部520として、段階的に狭まる流路断面を有する管路が利用されてもよい。或いは、溶解液の圧力を徐々に低減させることができる他の減圧構造が減圧部520として利用されてもよい。
図11は、循環経路450に沿って循環される溶解液の溶解レベルの変動を概念的に表すグラフである。図1及び図11を参照して、溶解レベルの変動が説明される。
図11に示される如く、加圧部410において、溶解レベルはピークに達する。その後、溶解液が第1循環経路451及び第2循環経路452を通過する間、溶解レベルは徐々に低減する。
図1に示される如く、案内経路460は、加圧部410から延びる。したがって、噴射機構500への溶解液の供給位置は、加圧位置(加圧部410)に一致する。したがって、高い溶解レベルを有する溶解液が噴射機構500へ供給されることになる。
図12は、溶解レベルの変動を概念的に表すグラフである。図11及び図12を参照して、溶解レベルの変動が説明される。
図12に示される如く、噴射機構への供給位置が加圧位置からずれるならば、図11を参照して説明されたピークの溶解レベルよりも低い溶解レベルを有する溶解液が噴射機構に供給されることになる。したがって、本実施形態に係る溶解液の循環構造は、高い溶解レベルの溶解液を口腔へ供給するのに有効である。
<第2実施形態>
図13は、第2実施形態の口腔洗浄器100Aの概略的なブロック図である。図13を参照して、口腔洗浄器100Aが説明される。尚、第1実施形態と同一の要素に対して、第1実施形態と同一の符号が割り当てられている。同一の符号が付された要素に関して、第1実施形態の説明が援用される。
第1実施形態と同様に、口腔洗浄器100Aは、制御部200、供給部300及び噴射機構500を備える。口腔洗浄器100Aは、生成部400Aを更に備える。生成部400Aは、第1実施形態とは相違する。
第1実施形態と同様に、生成部400Aは、加圧部410と、第1切替弁420と、第2切替弁430と、第1メッシュ440と、を備える。生成部400Aは、循環経路450Aを更に備える。循環経路450Aは、第1実施形態とは相違する。
循環経路450Aは、案内経路460に接続された始端453Aと、供給経路340に接続された終端454Aと、を含む。使用者が口腔洗浄器100Aの動作モードを循環モードに設定すると、加圧部410によって生成された溶解液は、始端453Aから終端454Aに向けて流れる。
循環経路450Aは、始端453Aから第1メッシュ440に向かって延びる第1循環経路451Aと、第1メッシュ440から終端454Aに向かって延びる第2循環経路452Aと、を含む。第2切替弁430は、第1循環経路451Aに取り付けられる。
始端453A及び終端454Aは、加圧部410の近傍に形成される。この結果、高い溶解レベルの溶解液が噴射機構500へ供給されることになる。
<第3実施形態>
図14は、第3実施形態の口腔洗浄器100Bの概略的なブロック図である。図14を参照して、口腔洗浄器100Bが説明される。尚、第1実施形態と同一の要素に対して、第1実施形態と同一の符号が割り当てられている。同一の符号が付された要素に関して、第1実施形態の説明が援用される。
第1実施形態と同様に、口腔洗浄器100Bは、制御部200、供給部300及び噴射機構500を備える。口腔洗浄器100Bは、生成部400Bを更に備える。生成部400Bは、第1実施形態とは相違する。
第1実施形態と同様に、生成部400Bは、加圧部410と、第1切替弁420と、第2切替弁430と、第1メッシュ440と、循環経路450を備える。第1実施形態とは異なり、生成部400Bは、第2貯水タンク480と殺菌部490とを更に備える。第2貯水タンク480は、第2循環経路452に取り付けられる。第2循環経路452は、第2貯水タンク480を通じて、第1メッシュ440を通過した溶解液を加圧部410に案内する。第2循環経路452を流れる溶解液は第2貯水タンク480内に一時的に蓄えられるので、使用者は、第2貯水タンク480に蓄えられた溶解液を用いて、長期間に亘って口腔を洗浄することができる。殺菌部490は、第2貯水タンク480内に配設される。殺菌部490は、第1貯水タンク330内の殺菌部350と同一の構造又は組成であってもよい。この結果、循環経路450を流れる溶解液は殺菌処理を適切に受けることができる。本実施形態において、第2貯水タンク480は、第2貯液部として例示される。
図15は、第2貯水タンク480として利用可能なバルーン構造710の概略図である。図14及び図15を参照して、バルーン構造710が説明される。
バルーン構造710は、伸縮性を有する材料(例えば、ゴムや低い弾性率を有する他の高分子材料)から形成されてもよい。バルーン構造710へ流入する溶解液の体積が、バルーン構造710から流出する溶解液の体積よりも大きいならば、バルーン構造710の容積は増大する。バルーン構造710へ流入する溶解液の体積が、バルーン構造710から流出する溶解液の体積よりも小さいならば、バルーン構造710の容積は減少する。バルーン構造710の容積が、溶解液の流入出量に応じて変動するので、溶解液からの気泡の脱離は抑制される。したがって、バルーン構造710内において空気層は発生しにくくなる。
図16は、第2貯水タンク480として利用可能なボックス構造720の概略図である。図14及び図16を参照して、ボックス構造720が説明される。
ボックス構造720は、閉空間を規定する箱壁721と、閉空間内に配置された可動板722と、可動板722を弾性的に支持する弾性部材723と、を備える。箱壁721は、第2循環経路452が接続される接続壁724を含む。弾性部材723は、可動板722を接続壁724に押しつける。第2循環経路452を通じて箱壁721に流入した溶解液は、弾性部材723に抗して、可動板722を押し上げる。ボックス構造720へ流入する溶解液の体積が、ボックス構造720から流出する溶解液の体積よりも大きいならば、可動板722と接続壁724との間の空隙は大きくなる。バルーン構造710へ流入する溶解液の体積が、バルーン構造710から流出する溶解液の体積よりも小さいならば、可動板722と接続壁724との間の空隙は狭くなる。可動板722と接続壁724との間の空隙が、溶解液の流入出量に応じて変動するので、溶解液からの気泡の脱離は抑制される。したがって、ボックス構造720内において空気層は発生しにくくなる。
第2貯水タンク480として、他の構造が用いられてもよい。例えば、食品の包装に用いられるパウチパックと同様の構造が第2貯水タンク480として用いられてもよい。フィルムの折り畳み構造を利用して、第2貯水タンク480の容積が、溶解液の流入出量に応じて適切に変動されるので、第2貯水タンク480内において空気層は発生しにくくなる。
図17は、第2貯水タンク480中の溶解レベルの時間変動を概念的に表すグラフである。図14及び図17を参照して、第2貯水タンク480内の溶解レベルの変動が説明される。
加圧部410が動作しないならば、図17に示される如く、第2貯水タンク480に貯められた溶解液の溶解レベルは徐々に低下する。制御部200は、第2貯水タンク480内の溶解レベルの変動に関するデータを用いて、インディケータ250を制御してもよい。
図18は、インディケータ250に対する制御を表す概略的なフローチャートである。図4、図14、図17及び図18を参照して、インディケータ250に対する制御が説明される。
(ステップS210)
ステップS210において、加圧部410は停止される。その後、ステップS220が実行される。
(ステップS220)
ステップS220において、駆動回路260は、加圧部410の停止期間「ST」の計時を開始する。その後、ステップS230が実行される。
(ステップS230)
ステップS230において、駆動回路260は、電源回路240からの制御信号に応じて、加圧部410を駆動する。その後、ステップS240が実行される。
(ステップS240)
ステップS240において、駆動回路260は、加圧部410の駆動期間「DT」の計時を開始する。その後、ステップS250が実行される。
(ステップS250)
ステップS250において、駆動回路260は、停止期間「ST」に基づいて、溶解レベルの初期値「ISL」を算出する。初期値「ISL」は、図17を参照して説明された停止期間と溶解レベルとの間の関係に関するデータを用いて決定されてもよい。初期値「ISL」の決定の後、ステップS260が実行される。
(ステップS260)
ステップS260において、駆動回路260は、インディケータ250に溶解レベルを通知する。インディケータ250は、溶解レベルに応じて、発光パターンを変更してもよい。その後、ステップS270が実行される。
(ステップS270)
ステップS270において、駆動回路260は、電源回路240からの制御信号に基づき、加圧部410の駆動が停止されるか否かを決定する。加圧部410の駆動が継続されるならば、ステップS280が実行される。
(ステップS280)
ステップS280において、駆動回路260は、溶解レベル「SL」を算出する。以下の数式が、溶解レベル「SL」の算出に用いられてもよい。
Figure 2014140533
上述の数式中、記号「α」で表される係数は、図4を参照して説明された循環期間と溶解レベルとの関係に関するデータに基づいて定められてもよい。溶解レベル「SL」の算出の後、ステップS260が実行される。
本実施形態の原理は、口腔を洗浄するための装置に好適に利用される。
100,100A,100B・・・・・口腔洗浄器
200・・・・・・・・・・・・・・・制御部
300・・・・・・・・・・・・・・・供給部
330・・・・・・・・・・・・・・・第1貯水タンク
340・・・・・・・・・・・・・・・供給経路
350・・・・・・・・・・・・・・・殺菌部
400,400A,400B・・・・・生成部
410・・・・・・・・・・・・・・・加圧部
420・・・・・・・・・・・・・・・第1切替弁
430・・・・・・・・・・・・・・・第2切替弁
440・・・・・・・・・・・・・・・第1メッシュ
450,450A・・・・・・・・・・循環経路
451,451A・・・・・・・・・・第1循環経路
452,452A・・・・・・・・・・第2循環経路
453,453A・・・・・・・・・・始端
454,454A・・・・・・・・・・終端
460・・・・・・・・・・・・・・・案内経路
480・・・・・・・・・・・・・・・第2貯水タンク
490・・・・・・・・・・・・・・・殺菌部
500・・・・・・・・・・・・・・・噴射機構

Claims (14)

  1. 液体及び気体が供給される供給部と、
    前記液体に前記気体が溶解された溶解液を生成する生成部と、
    前記溶解液を用いて洗浄液を生成し、該洗浄液を噴射する噴射機構と、を備え、
    前記生成部は、前記溶解液を生成する溶解部と、該溶解部から流出した前記溶解液が流入する始端と該始端に流入した前記溶解液が流出する終端とを含む循環経路と、前記噴射機構へ向けて前記溶解液を案内する案内経路と、を含み、
    前記案内経路は、前記溶解部に接続され、
    前記循環経路は、前記始端に流入した前記溶解液を前記溶解部へ案内することを特徴とする口腔洗浄器。
  2. 前記終端は、前記溶解部に接続されることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄器。
  3. 前記供給部は、前記液体が収容される第1貯液部と、該第1貯液部から前記溶解部へ前記液体を案内する供給経路と、を含み、
    前記終端は、前記供給経路に接続されることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄器。
  4. 前記始端は、前記溶解部に接続されることを特徴とする請求項2又は3に記載の口腔洗浄器。
  5. 前記始端は、前記案内経路に接続されることを特徴とする請求項2又は3に記載の口腔洗浄器。
  6. 前記生成部は、前記溶解部を通過した空気を気泡化する気泡化部を含み、
    前記循環経路は、前記始端から前記気泡化部へ前記溶解液を案内する第1循環経路と、前記気泡化部から前記終端へ前記溶解液を案内する第2循環経路と、を含むことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の口腔洗浄器。
  7. 前記生成部は、前記気泡化部を通過した前記溶解液を収容する第2貯液部を含み、
    前記第2循環経路は、前記第2貯液部を通じて、前記溶解液を前記溶解部へ案内することを特徴とする請求項6に記載の口腔洗浄器。
  8. 前記第2貯液部は、前記液体から気泡の脱離を抑制することを特徴とする請求項7に記載の口腔洗浄器。
  9. 前記生成部は、前記案内経路を開閉する第1ゲート部と、前記循環経路を開閉する第2ゲート部と、を含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の口腔洗浄器。
  10. 前記第1ゲート部と前記第2ゲート部とを制御する制御部を更に備え、
    該制御部は、前記第1ゲート部を閉じる一方で前記第2ゲート部を開くことを特徴とする請求項9に記載の口腔洗浄器。
  11. 前記制御部は、前記第2ゲート部を閉じる一方で前記第1ゲート部を開くことを特徴とする請求項10に記載の口腔洗浄器。
  12. 前記制御部は、前記液体中の前記気体の溶解レベルを通知する通知信号を出力することを特徴とする請求項10又は11に記載の口腔洗浄器。
  13. 前記供給部は、前記第1貯液部内の前記液体に対して殺菌処理を施与する殺菌部を含むことを特徴とする請求項3に記載の口腔洗浄器。
  14. 前記生成部は、前記循環経路を流れる前記液体に対して殺菌処理を施与する殺菌部を含むことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の口腔洗浄器。
JP2013011252A 2013-01-24 2013-01-24 口腔洗浄器 Pending JP2014140533A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013011252A JP2014140533A (ja) 2013-01-24 2013-01-24 口腔洗浄器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013011252A JP2014140533A (ja) 2013-01-24 2013-01-24 口腔洗浄器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014140533A true JP2014140533A (ja) 2014-08-07

Family

ID=51422415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013011252A Pending JP2014140533A (ja) 2013-01-24 2013-01-24 口腔洗浄器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014140533A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170068982A (ko) * 2015-12-10 2017-06-20 코웨이 주식회사 구강 세척 노즐 유닛
JP2020116000A (ja) * 2019-01-21 2020-08-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 口腔洗浄装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170068982A (ko) * 2015-12-10 2017-06-20 코웨이 주식회사 구강 세척 노즐 유닛
KR102537567B1 (ko) * 2015-12-10 2023-05-26 코웨이 주식회사 구강 세척 노즐 유닛
JP2020116000A (ja) * 2019-01-21 2020-08-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 口腔洗浄装置
JP7054846B2 (ja) 2019-01-21 2022-04-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 口腔洗浄装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11284978B2 (en) Apparatus and methods for cleaning teeth and gingival pockets
US11103333B2 (en) Apparatus and methods for cleaning teeth and root canals
EP3928739B1 (en) Apparatus and methods for cleaning teeth and root canals
JP6656928B2 (ja) ジェット型の流体の流れ及び力学的動作を用いた口腔ケア機器
US20200139146A1 (en) Apparatus and method for treating teeth
US20150030991A1 (en) Nano bubble generator for cleaning root canal of tooth and dental apparatus comprising the same
JP5972487B2 (ja) 可変の流体の流れを用いた口腔ケア機器
WO2010021284A1 (ja) 口腔洗浄装置
CN110623765A (zh) 用于清洁牙齿的设备和方法
JP2014188240A (ja) 流体噴射装置および医療機器
JP2014140533A (ja) 口腔洗浄器
JP2023553729A (ja) 口腔内を清掃するための方法およびデバイス
KR101152257B1 (ko) 치아 및 구강 세정장치
CA2893095A1 (en) Discrete fluid burst oral cleaning appliance
US20230390038A1 (en) Method For Cleaning Surfaces
CN218500846U (zh) 一种纳米气泡杀菌冲牙器
JP3178516U (ja) バブル口内洗浄液を使ったバブル口内洗浄器
KR20150108621A (ko) 치아 세정 장치
JP4352226B2 (ja) オゾン皮膚洗浄装置
KR20240010006A (ko) 치내 치료 장치 및 방법
JP2006167330A (ja) スケーラ用チップ
JP2017118940A (ja) 洗浄装置