JP2014139748A - コンピュータシステム、コンピュータシステムの起動方法、及びプログラム - Google Patents

コンピュータシステム、コンピュータシステムの起動方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014139748A
JP2014139748A JP2013008617A JP2013008617A JP2014139748A JP 2014139748 A JP2014139748 A JP 2014139748A JP 2013008617 A JP2013008617 A JP 2013008617A JP 2013008617 A JP2013008617 A JP 2013008617A JP 2014139748 A JP2014139748 A JP 2014139748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cpu
side bridge
computer system
network
bridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013008617A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6032024B2 (ja
Inventor
Junichi Higuchi
淳一 樋口
Yoichi Tobitaka
洋一 飛鷹
Hirohiko Nakafuji
浩彦 仲藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2013008617A priority Critical patent/JP6032024B2/ja
Publication of JP2014139748A publication Critical patent/JP2014139748A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6032024B2 publication Critical patent/JP6032024B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

【課題】ネットワーク上に分散配置された複数のデバイスを接続することで構築されるコンピュータシステムが使用者の意図しないシステム構成で起動してしまうことを防止することができるコンピュータシステム、コンピュータシステムの起動方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】コンピュータシステムは、CPU側ブリッジ114と、CPU側ブリッジ114を介してネットワーク3に接続されるCPU111とを具備する。ネットワーク3にIO側ブリッジ211を介してIOデバイス212が接続される。CPU111は、BIOSに基づく起動動作を開始し、CPU側ブリッジ114とIO側ブリッジ211の接続状態に基づいて起動動作を停止する。
【選択図】図1

Description

本発明はコンピュータシステム、コンピュータシステムの起動方法、及びプログラムに関し、特に、ネットワーク上に分散配置された複数のデバイスを接続することで構築されるコンピュータシステムに関する。
特許文献1に記載されているように、ネットワーク上にCPU(Central Processing Unit)デバイス群とIO(Input/Output)デバイスを分散配置させ、それらの間をネットワークで接続して分散システムを構築する方法がある。ここで、CPUデバイス群は、CPU、メモリ、及びチップセットを備える。ネットワーク上にデバイスを分散配置させることにより、デバイス間を自由に接続できる。そのため、距離の制約、筺体の制約の開放によりコンピュータシステムの拡張性を向上させられる。更に、特許文献1は、IOデバイスのグループID(識別子)を所属させたいCPUデバイス群のグループIDと同じにすることにより、IOデバイスをCPUデバイス群によって実現されるコンピュータシステムに所属させることを開示している。
ところで、特許文献2は、POS(Point−of−Sale)端末の起動処理を開示している。特許文献3は、マルチプロセッサのシステムにおける縮退機能を開示している。縮退機能は、ハードエラーが発生したプロセッサをシステムから切り離し、正常なプロセッサのみでシステムの運転を行う。
特開2012−146088号公報 特開2010−231381号公報 特開平4−181435号公報
ネットワーク上に分散配置された複数のデバイスを接続することで構築されるコンピュータシステムにおいては、コンピュータシステムに組み込まれるべきリモート側のデバイスとCPUデバイス群との間のネットワークの状態、リモート側の電源状態、リモート側のデバイスの故障等の様々な原因により、リモート側のデバイスが組み込まれずにコンピュータシステムが起動してしまうおそれがある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、ネットワーク上に分散配置された複数のデバイスを接続することで構築されるコンピュータシステムが使用者の意図しないシステム構成で起動してしまうことを防止することができるコンピュータシステム、コンピュータシステムの起動方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明によるコンピュータシステムは、CPU側ブリッジと、前記CPU側ブリッジを介してネットワークに接続されるCPUとを具備する。前記ネットワークにIO側ブリッジを介してIOデバイスが接続される。前記CPUは、BIOSに基づく起動動作を開始し、前記CPU側ブリッジと前記IO側ブリッジの接続状態に基づいて前記起動動作を停止する。
本発明によるコンピュータシステムの起動方法において、CPUがBIOSに基づく起動動作を開始し、前記CPUをネットワークに接続するCPU側ブリッジとIOデバイスを前記ネットワークに接続するIO側ブリッジとの接続状態に基づいて、前記CPUが前記起動動作を停止する。
本発明によるプログラムは、起動方法をコンピュータシステムに実行させる。その起動方法において、CPUがBIOSに基づく起動動作を開始し、前記CPUをネットワークに接続するCPU側ブリッジとIOデバイスを前記ネットワークに接続するIO側ブリッジとの接続状態に基づいて、前記CPUが前記起動動作を停止する。
本発明により、ネットワーク上に分散配置された複数のデバイスを接続することで構築されるコンピュータシステムが使用者の意図しないシステム構成で起動してしまうことを防止することができるコンピュータシステム、コンピュータシステムの起動方法、及びプログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかるコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかるコンピュータシステムの起動方法を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかるコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかるCPUデバイス群の構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかるIOデバイス群の構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかるCPU側ブリッジの構成を示すブロック図である。 CPU側ブリッジのブリッジ部の動作を説明する概念図である。 CPU側ブリッジが有する接続管理テーブルのデータ構成を示す。 実施の形態2にかかるIO側ブリッジの構成を示すブロック図である。 CPU側ブリッジ及びIO側ブリッジが形成する仮想的なコンピュータ内部バススイッチの概念図である。 実施の形態2にかかるコンピュータシステムの起動方法を示すシーケンス図である。 実施の形態2にかかるコンピュータシステムの起動方法で実行される処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1を参照して、実施の形態1にかかるコンピュータシステムは、CPU(Central Processing Unit)111と、CPU側ブリッジ114を備える。CPU111は、CPU側ブリッジ114を介してネットワーク3に接続される。ネットワーク3は、例えば、インターネットである。実施の形態1に係るコンピュータシステムに組み込まれるべきIO(Input/Output)デバイス212は、IO側ブリッジ211を介してネットワーク3に接続される。
図2を参照して、実施の形態1にかかるコンピュータシステムの起動方法は、ステップS10及びS20を備える。ステップS10において、CPU111は、BIOS(Basic Input/Output System)に基づく起動動作を開始する。ステップS20において、CPU111は、CPU側ブリッジ114とIO側ブリッジ211の接続状態に基づいて起動動作を停止する。CPU111は、コンピュータプログラムとしてのBIOSに基づいて実施の形態1にかかるコンピュータシステムの起動方法を実行する。
本実施の形態によれば、CPU側ブリッジ114とIO側ブリッジ211とが接続されない状態でコンピュータシステムが起動してしまうことが防がれる。したがって、ネットワーク3上に分散配置された複数のデバイスとしてのCPU111及びIOデバイス212を接続することで構築されるコンピュータシステムが使用者の意図しないシステム構成で起動してしまうことが防がれる。
仮に、CPU111に対してリモート側に配置されるIOデバイス212が組み込まれずにコンピュータシステムが起動してしまった場合、起動後に不要な再起動を行わなければならない。この場合、更に、コンピュータシステムで用いられるアプリケーション又はOS(Operating System)の構成情報設定ファイルが意図しないシステム構成に基づいて記録又は改変されるため、コンピュータシステムに障害が発生するおそれがある。本実施形態によれば、不要な再起動及びシステム障害が防がれる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2にかかるコンピュータシステム及びその起動方法を説明する。以下において、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する場合がある。
図3に示すように、CPUデバイス群11〜19がネットワーク3に接続され、IOデバイス群21〜29がネットワーク3に接続される。IOデバイス群21〜29はネットワーク3を介してCPUデバイス群11に接続される。実施の形態2にかかるコンピュータシステムは、CPUデバイス群11と、ネットワーク3と、IOデバイス群21〜29から選択される一つ又は複数のIOデバイス群とから構成される。
図4を参照して、CPUデバイス群11の構成を説明する。CPUデバイス群11は、CPU111と、メモリ112と、チップセット113と、CPU側ブリッジ114と、記録デバイス115とを備える。メモリ112は、例えば、RAM(Random Access Memory)である。記録デバイス115は、例えば、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリである。記録デバイス115は、BIOS151と、OS152と、アプリケーション153とを格納する。BIOS151、OS152、及びアプリケーション153は、コンピュータプログラムである。入力装置131は、USB(Universal Serial Bus)カード133を介してチップセット113に接続される。表示装置132は、グラフィックカード134を介してチップセット113に接続される。入力装置131は、例えば、キーボードである。CPU111、メモリ112、チップセット113、CPU側ブリッジ114、記録デバイス115、USBカード133、及びグラフィックカード134は、例えば、共通の筐体(不図示)に収容され、共通の電源(不図示)から駆動電力を供給される。尚、入力装置131及び表示装置132は、一体化されてタッチパネルを形成してもよい。
CPU111とメモリ112は、メモリバス121を介して互いに接続される。CPU111とチップセット113は、PCIe(Peripheral Component Interconect Express(登録商標))バスのようなコンピュータ内部バス122を介して互いに接続される。チップセット113とCPU側ブリッジ114は、PCIeバスのようなコンピュータ内部バス123を介して互いに接続される。チップセット113と記録デバイス115は、記録デバイス115に適合したバス124を介して互いに接続される。CPU側ブリッジ114とネットワーク3は、イーサネット(登録商標)のようなL2ネットワーク(Layer 2 Network)125を介して互いに接続される。CPU111は、CPU側ブリッジ114を介してネットワーク3に接続される。
尚、CPUデバイス群11は、複数のCPU111、複数のメモリ112、複数のチップセット113、複数のCPU側ブリッジ114、及び複数の記録デバイス115を備えてもよい。コンピュータ内部バス122は、CPUバスであってもよい。CPU111とCPU側ブリッジ114は、チップセット113を介さずに、PCIeバスのようなコンピュータ内部バスを介して互いに接続されてもよい。CPU111と記録デバイス115は、チップセット113を介さずに、記録デバイス115に適合したバスを介して互いに接続されてもよい。CPUデバイス群11以外のCPUデバイス群の構成も、CPUデバイス群11の構成と同様である。
図5を参照して、IOデバイス群21の構成を説明する。IOデバイス群21は、IOデバイス212と、IO側ブリッジ211を備える。IOデバイス212とIO側ブリッジ211は、PCIeバスのようなコンピュータ内部バス213を介して互いに接続される。IO側ブリッジ211とネットワーク3は、イーサネットのようなL2ネットワーク214を介して互いに接続される。尚、IOデバイス群21は、複数のIO側ブリッジ211及び複数のIOデバイス212を備えてもよい。IOデバイス212は、IO側ブリッジ211を介してネットワーク3に接続される。IOデバイス群21以外のIOデバイス群の構成も、IOデバイス群21の構成と同様である。
図6を参照して、CPU側ブリッジ114の構成を説明する。CPU側ブリッジ114は、ブリッジ部141と、接続管理部142を備える。ブリッジ部141は、コンピュータ内部バス123とL2ネットワーク125の間をブリッジする。ブリッジ部141は、PCIeデバイスとして動作するために、PCI(Peripheral Component Interconect(登録商標))コンフィグレーションレジスタのようなコンフィグレーションレジスタ160を備える。接続管理部142は、接続相手をあらかじめ登録するための接続管理テーブル170を備える。
図7を参照して、ブリッジ部141の動作を説明する。CPU111側からネットワーク3側、つまりコンピュータ内部バス123側からL2ネットワーク125側にデータを転送する場合、ブリッジ部141は、コンピュータ内部バス123を介して受信したパケット81に宛先に対応したヘッダ82を付加し、これらをカプセル化してL2ネットワーク125を介して送信する。ネットワーク3側からCPU111側、つまりL2ネットワーク125側からコンピュータ内部バス123側にデータを転送する場合、ブリッジ部141は、L2ネットワーク125を介して受信したパケット91に付加されたヘッダ92を取り外した後、コンピュータ内部バス123を介してパケット91を送信する。ここで、パケット81及び91は、例えばPCIeパケットである。ヘッダ82及び92は、例えばイーサネットフレームヘッダである。
図8を参照して、接続管理部142が備える接続管理テーブル170を説明する。ここで、CPUデバイス群11のCPU側ブリッジ114とIOデバイス群21〜25のIO側ブリッジ211〜251には、それぞれ同一のグルーピング用ID(識別子)が設定されている。そのため、CPU側ブリッジ114は、IO側ブリッジ211〜251の各々と相互に接続することが可能である。接続管理テーブル170には、IOデバイス群21〜25のIO側ブリッジ211〜251が登録されている。例えば、CPUデバイス群11がOS152に基づいて動作しているときに、ユーザは入力装置131を用いてIO側ブリッジ211〜251のMAC(Media Access Control)アドレスを特定してIO側ブリッジ211〜251を登録する。或いは、CPU111がアプリケーション153に基づいて自動的にIO側ブリッジ211〜251を登録する。接続管理部142は、接続管理テーブル170に登録されたIO側ブリッジ211〜251とCPU側ブリッジ114との接続を管理する。
更に、接続管理テーブル170には、IO側ブリッジ211〜251の各々について、ユーザ指定の有無が設定されている。IO側ブリッジ211〜241については、ユーザ指定が「有」となっている。IO側ブリッジ251については、ユーザ指定が「無」となっている。例えば、ユーザは入力装置131を用いてユーザ指定の有無を設定する。
更に、接続管理テーブル170には、IO側ブリッジ211〜251とCPU側ブリッジ114との相互接続を判定するための判定条件が登録されている。例えば、ユーザが入力装置131を用いて条件1〜3から一つを選択すると、選択された条件が判定条件として接続管理テーブル170に設定される。条件1が設定されている場合、接続管理部142は、登録されたIO側ブリッジ211〜251の少なくとも一つとCPU側ブリッジ114が接続されていれば、「接続済み」と判定する。条件2が設定されている場合、接続管理部142は、登録されたIO側ブリッジ211〜251の全てとCPU側ブリッジ114が接続されていれば、「接続済み」と判定する。条件3が設定されている場合、接続管理部142は、ユーザ指定が「有」となっているIO側ブリッジ211〜241の全てとCPU側ブリッジ114が接続されていれば、「接続済み」と判定する。尚、「接続済み」と判定することは、BIOS151に基づく起動動作を停止しないと判定することと等価である。
図9を参照して、IO側ブリッジ211の構成を説明する。IO側ブリッジ211は、ブリッジ部215と、接続管理部216を備える。ブリッジ部215は、コンピュータ内部バス213とL2ネットワーク214の間をブリッジする。ブリッジ部215は、PCIeデバイスとして動作するために、PCIコンフィグレーションレジスタのようなコンフィグレーションレジスタ217を備える。接続管理部216は、接続相手をあらかじめ登録するための接続管理テーブル218を備える。
ブリッジ部215の動作は、ブリッジ部141の動作と同様である。具体的には、IOデバイス212側からネットワーク3側、つまりコンピュータ内部バス213側からL2ネットワーク214側にデータを転送する場合、ブリッジ部215は、コンピュータ内部バス213を介して受信したパケットに宛先に対応したヘッダを付加し、これらをカプセル化してL2ネットワーク214を介して送信する。ネットワーク3側からIOデバイス側212側、つまりL2ネットワーク214側からコンピュータ内部バス213側にデータを転送する場合、ブリッジ部215は、L2ネットワーク214を介して受信したパケットに付加されたヘッダを取り外した後、コンピュータ内部バス213を介してパケットを送信する。ここで、パケットは、例えばPCIeパケットである。ヘッダは、例えばイーサネットフレームヘッダである。更に、接続管理部216の動作は、接続管理部142の動作と同様である。
図10を参照して、CPU側ブリッジ114とIO側ブリッジ211が互いに接続されると、CPU側ブリッジ114及びIO側ブリッジ211は、仮想的なコンピュータ内部バススイッチ500(例えば、仮想的なPCIeスイッチ)を形成する。このとき、CPU側ブリッジ114は、コンピュータ内部バススイッチ500のアップ・ストリーム・ポートに相当する動作を行い、IO側ブリッジ211は、コンピュータ内部バススイッチ500のダウン・ストリーム・ポートに相当する動作を行う。これにより、CPU側ブリッジ114及びIO側ブリッジ211は、仮想的なコンピュータ内部バススイッチ500として動作する。IO側ブリッジ211以外のIO側ブリッジとCPU側ブリッジ114が互いに接続された場合も、同様に仮想的なコンピュータ内部バススイッチが形成される。
次に、実施の形態2にかかるコンピュータシステムの起動方法を説明する。ここでは、例として、接続管理テーブル170において条件3が設定されている場合を説明する。この場合、実施の形態2にかかるコンピュータシステムに組み込まれるべきデバイス群は、CPUデバイス群11、及びIOデバイス群21〜24である。コンピュータシステムの動作は、CPU側ブリッジ114とIO側ブリッジ211〜241との相互接続状態に依存する。この相互接続状態は、IOデバイス群21〜24の電源状態、IOデバイス群21〜24の障害の有無、ネットワーク3の稼働状態、及び、ネットワーク3の障害の有無に依存する。IOデバイス群21〜24の電源オフ状態、IOデバイス群21〜24の障害発生、ネットワーク3の非稼働、又は、ネットワーク3の障害発生により、CPU側ブリッジ114とIO側ブリッジ211〜241の相互接続が不可能になる場合がある。尚、ユーザはCPUデバイス群11の近くにいて入力装置131及び表示装置132を利用できる。
図11に示すように、実施の形態2にかかるコンピュータシステムの起動方法は、ステップS30〜S80を含む。ユーザが電源ボタン(不図示)を操作してCPUデバイス群11に電源を投入すると(S30)、CPU111、メモリ112、チップセット113、CPU側ブリッジ114、及び記録デバイス115が起動する。電源投入に応答してBIOS151がメモリ112にロードされ、CPU111はBIOS151に基づく起動動作を開始する(S40)。CPU側ブリッジ114の接続管理部142は、ユーザ指定が「有」となっているIO側ブリッジ211〜241の接続管理部(例えば、接続管理部216)との相互接続を試行する(S70)。接続管理部142は、ステップS70の結果を現在の相互接続状態としてコンフィグレーションレジスタ160の相互接続状態を記録する部分に記録する(S80)。ユーザ指定が「有」となっているIO側ブリッジ211〜241の全てと接続できた場合、接続管理部142は、コンフィグレーションレジスタ160に「接続済み」と記録する。IO側ブリッジ211〜241の少なくとも一つと接続できなかった場合、接続管理部142は、コンフィグレーションレジスタ160に「非接続」と記録する。
CPU111は、BIOS151に基づく起動動作の中で、メモリ112、チップセット113、CPU側ブリッジ114、及び記録デバイス115を順次チェックする。例えば、CPU111は、PCIのコンフィグレーションアクセスを用いてCPU側ブリッジ114にアクセスする。より具体的には、CPU111は、BIOS151に基づいてコンフィグレーションレジスタ160に設定を書き込み、コンフィグレーションレジスタ160の相互接続状態を記録する部分に記録された現在の相互接続状態にアクセスして現在の相互接続状態を取得する(S50)。CPU111は、現在の相互接続状態に基づく処理を実行する(S60)。
CPU111は、コンピュータプログラムとしてのBIOS151に基づいてステップS40、S50、及びS60を実行する。一方、CPU側ブリッジ114は、BIOS151に依存しないでステップS70及びS80を実行する。
図12に示すように、ステップS60は、ステップS61〜S68を含む。コンフィグレーションレジスタ160から取得した現在の相互接続状態によって後の処理が異なる(S61)。コンフィグレーションレジスタ160から取得した現在の相互接続状態が「接続済み」の場合、CPU111は、BIOS151に基づく起動動作を継続し(S62)、OS152を起動する(S63)。ステップS50において現在の相互接続状態として「接続済み」を取得できなかった場合、例えばコンフィグレーションレジスタ160から取得した現在の相互接続状態が「非接続」である場合、CPU111は、起動動作を一時的に停止し(S64)、ユーザに接続不具合を通知する(S65)。ステップS64において、CPU111は起動動作を中断する。ステップS65において、例えば、CPU111は、接続管理テーブル170に設定された接続がされていないことを表示装置132に表示させる。このとき、CPU111は、Beep音を使用してもよい。このように、CPU111は、接続管理テーブル170に登録された判定条件に基づいて、起動動作を停止するかしないかを決定する。
ステップS66において、CPU111は、ユーザからのキー入力を待つ。ユーザは、入力装置131を用いてキー入力を実行することができ、電源ボタンを操作してCPUデバイス群11の電源オフを実行することができる。ユーザから「起動継続」のキー入力があった場合、CPU111は、起動動作を再開し(S67)、ステップS62に進む。ユーザからその他のキー入力があった場合、CPU111は起動動作を中止し、キー入力に対応した処理を実行する(S68)。例えば、CPU111は、システムセットアップメニューを表示装置132に表示させ、又は、リブートを実行する。ユーザが電源ボタンを操作してCPUデバイス群11の電源オフを実行した場合、CPU111を含むCPUデバイス群11は動作を停止する。
以上、ユーザがCPUデバイス群11の近くにいる場合を説明したが、ユーザはIOデバイス群21〜24のいずれかの近くにいてもよい。例えば、ユーザがIOデバイス群21の近くにいる場合、ユーザが使用する入力装置131はUSBカードとしての一のIOデバイス212に接続され、ユーザが使用する表示装置132はグラフィックカードとしての他のIOデバイス212に接続される。この場合、CPUデバイス群11がOS152に基づいて動作しているときに、ユーザが入力装置131を用いて再起動を選択すると、CPUデバイス群11に電源が投入される(S30)。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
3 ネットワーク
11〜19 CPUデバイス群
111 CPU
114 CPU側ブリッジ
122、123 コンピュータ内部バス
131 入力装置
211〜241 IO側ブリッジ
212 IOデバイス
213 コンピュータ内部バス
151 BIOS
160 コンフィグレーションレジスタ
170 接続管理テーブル
500 仮想的なコンピュータ内部バススイッチ

Claims (8)

  1. CPU側ブリッジと、
    前記CPU側ブリッジを介してネットワークに接続されるCPUと
    を具備し、
    前記ネットワークにIO側ブリッジを介してIOデバイスが接続され、
    前記CPUは、BIOSに基づく起動動作を開始し、前記CPU側ブリッジと前記IO側ブリッジの接続状態に基づいて前記起動動作を停止する
    コンピュータシステム。
  2. 請求項1に記載のコンピュータシステムであって、
    前記CPUは第1コンピュータ内部バスを介して前記CPU側ブリッジに接続され、
    前記IOデバイスは第2コンピュータ内部バスを介して前記IO側ブリッジに接続され、
    前記CPU側ブリッジ及び前記IO側ブリッジは、仮想的なコンピュータ内部バススイッチを形成する
    コンピュータシステム。
  3. 請求項1又は2に記載のコンピュータシステムであって、
    前記CPU側ブリッジは、前記IO側ブリッジを含む複数のIO側ブリッジを登録した接続管理テーブルを備え、
    前記CPUは、前記CPU側ブリッジと前記複数のIO側ブリッジとの接続状態に基づいて前記起動動作を停止し、
    前記接続管理テーブルは、前記起動動作を停止する又は停止しない場合の条件を登録し、
    前記条件を設定する入力装置を更に具備する
    コンピュータシステム。
  4. 請求項3に記載のコンピュータシステムであって、
    前記入力装置は、前記条件として、前記CPU側ブリッジが前記複数のIO側ブリッジのいずれかに接続されている場合に前記起動動作を停止しないこと、又は、前記CPU側ブリッジが前記複数のIO側ブリッジの全てに接続されている場合に前記起動動作を停止しないこと、を選択する
    コンピュータシステム。
  5. 請求項1又は2に記載のコンピュータシステムであって、
    前記CPU側ブリッジは、レジスタと、前記IO側ブリッジを登録した接続管理テーブルとを備え、
    前記CPU側ブリッジは、前記CPU及び前記CPU側ブリッジを含むCPUデバイス群への電源投入に応じて前記IO側ブリッジとの相互接続を試行し、前記相互接続を試行した結果を前記レジスタに記録し、
    前記CPUは、前記電源投入に応じて前記起動動作を開始し、前記起動動作の中で前記レジスタに記録された前記結果にアクセスし、前記結果に基づいて前記起動動作を停止する
    コンピュータシステム。
  6. 請求項3又は4に記載のコンピュータシステムであって、
    前記CPU側ブリッジは、レジスタを備え、
    前記CPU側ブリッジは、前記CPU及び前記CPU側ブリッジを含むCPUデバイス群への電源投入に応じて前記複数のIO側ブリッジとの相互接続を試行し、前記相互接続を試行した結果を前記レジスタに記録し、
    前記CPUは、前記電源投入に応じて前記起動動作を開始し、前記起動動作の中で前記レジスタに記録された前記結果にアクセスし、前記結果に基づいて前記起動動作を停止する
    コンピュータシステム。
  7. CPUがBIOSに基づく起動動作を開始し、
    前記CPUをネットワークに接続するCPU側ブリッジとIOデバイスを前記ネットワークに接続するIO側ブリッジとの接続状態に基づいて、前記CPUが前記起動動作を停止する
    コンピュータシステムの起動方法。
  8. CPUがBIOSに基づく起動動作を開始し、
    前記CPUをネットワークに接続するCPU側ブリッジとIOデバイスを前記ネットワークに接続するIO側ブリッジとの接続状態に基づいて、前記CPUが前記起動動作を停止する
    起動方法をコンピュータシステムに実行させるプログラム。
JP2013008617A 2013-01-21 2013-01-21 コンピュータシステム、コンピュータシステムの起動方法、及びプログラム Active JP6032024B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013008617A JP6032024B2 (ja) 2013-01-21 2013-01-21 コンピュータシステム、コンピュータシステムの起動方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013008617A JP6032024B2 (ja) 2013-01-21 2013-01-21 コンピュータシステム、コンピュータシステムの起動方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014139748A true JP2014139748A (ja) 2014-07-31
JP6032024B2 JP6032024B2 (ja) 2016-11-24

Family

ID=51416433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013008617A Active JP6032024B2 (ja) 2013-01-21 2013-01-21 コンピュータシステム、コンピュータシステムの起動方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6032024B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010231381A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Toshiba Tec Corp 電子機器
JP2012146088A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Nec Corp 通信制御システム、装置、方法及びプログラム
WO2012120761A1 (ja) * 2011-03-09 2012-09-13 日本電気株式会社 ネットワークシステム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010231381A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Toshiba Tec Corp 電子機器
JP2012146088A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Nec Corp 通信制御システム、装置、方法及びプログラム
WO2012120761A1 (ja) * 2011-03-09 2012-09-13 日本電気株式会社 ネットワークシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6032024B2 (ja) 2016-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI684859B (zh) 遠端系統復原之方法
TWI659301B (zh) 於一伺服器系統中動態調整最大風扇負載
US10592232B2 (en) Preserving firmware setting during firmware update
CN107479721B (zh) 远程多计算机切换技术的存储装置、系统及方法
WO2019095655A1 (zh) 一种数据交互方法和计算设备
US9912535B2 (en) System and method of performing high availability configuration and validation of virtual desktop infrastructure (VDI)
US9026687B1 (en) Host based enumeration and configuration for computer expansion bus controllers
JP6305976B2 (ja) コンピューティング装置に対するネットワーク駆動のウェイクアップ操作の実行期間中においてパケットを遅延させる方法、装置およびシステム
TW201732622A (zh) 可擴充集中式非揮發性記憶體儲存盒、電腦實施方法以及非暫態電腦可讀取儲存裝置
TW200813837A (en) A chipset-independent method for locally and remotely updating and configuring system BIOS
WO2015042925A1 (zh) 服务器的控制方法和服务器的控制设备
US9866443B1 (en) Server data port learning at data switch
US11036543B1 (en) Integrated reliability, availability, and serviceability state machine for central processing units
TW201216162A (en) Out-of-band access to storage devices through port-sharing hardware
WO2020114292A1 (zh) 一种虚拟交换机切换方法、装置、宿主机及存储介质
CN114817105B (zh) 设备枚举的方法、装置、计算机设备以及存储介质
US9319313B2 (en) System and method of forwarding IPMI message packets based on logical unit number (LUN)
TWI634434B (zh) 在資料中心自動組成資料中心資源的電腦實施方法
JP6868087B2 (ja) 管理コントローラへの通信チャネルの方法及びシステム
TW201617777A (zh) 電子裝置及其喚醒方法
JP6032024B2 (ja) コンピュータシステム、コンピュータシステムの起動方法、及びプログラム
WO2019169582A1 (zh) 处理中断的方法和装置
CN107704399B (zh) 一种存储数据的方法和装置
WO2015040690A1 (ja) 情報処理装置及び方法
US11784876B1 (en) System and method for managing the operation and remote provisioning of data processing systems

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160927

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161010

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6032024

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150