JP2014138403A - ネットワーク監視システム、ネットワーク監視方法、及びネットワーク監視プログラム - Google Patents

ネットワーク監視システム、ネットワーク監視方法、及びネットワーク監視プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークに接続されている各ネットワーク装置のサイレント故障を検出し特定するシステムを提供すること。
【解決手段】複数の利用者端末10から各所在位置情報と通信状態を示す障害申告情報とを収集しその統計情報に基づいて監視対象のネットワーク内で通信障害を起こしているネットワーク装置71又は72を特定する障害装置特定サーバ(解析サーバ)24を備え、この解析サーバ24が、前記障害申告情報を定期的に取得して当該障害申告情報の発信件数が増加している地域を推定し、この推定された地域に対応する位置情報である障害増加箇所を抽出し、この抽出した障害増加箇所を監視対象の前記ネットワークにおける前記ネットワーク装置の所在位置を示す構成データと照合することで、前記障害増加箇所に対応する通信故障被疑装置(例えばネットワーク装置71又は72)を特定すること。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワーク監視システムに係り、特に、コンピュータ・ネットワークにおける通信障害や通信品質の劣化の原因を特定するためのネットワーク監視システムに関する。
通信ネットワークを構成する携帯電話などのネットワーク装置(Network Element)には、通常、各装置が故障した際に故障監視装置(EMS)に対して自らが故障した旨を通知する故障通知の仕組みが備わっている。この故障監視システムは、ネットワーク装置からの故障が通知されると、その情報を画面に表示し、それを確認した保守者が修理対応を行う。
しかしながら、通信ネットワーク装置には、故障したにもかかわらず故障通知が故障監視システムに対して正しく行われない場合があり、これはサイレント故障と呼ばれる。
このサイレント故障は故障監視システムで故障の検出ができないため、通信ネットワークの保守者が装置の故障を認識することが困難となり、これにより、ネットワークを介して提供されるWebサービスが利用できないサービス中断状態が長引いてしまうといった不都合が生じる。これは、ウェブサービスやネットワーク運用上の重要な課題となっている。
一般に、サイレント故障を発見するための手法としては「トラフィックによる検出手法」と「疑似呼を利用した検出手法」が利用されている。
「トラフィックによる検出手法」では、ネットワークの各所でトラフィック量を計測し、トラフィック量が減少した箇所をサイレント故障として検出する手法である。
しかしながら、この「トラフィックによる検出手法」では、通信ネットワーク上のトラフィックの減少がネットワーク装置の故障によるものなのか、単に通信利用が減ったことによるものなのか、もしくは、ユーザの集中により設備の許容量を上回る輻湊が生じたためなのか、といったことを判定することができない。
更にこの場合、様々な数値(データ)に基づき人為的に総合的な判断を行う必要があり、正確に、適切な判断を行うことが困難であった。また、例えば、全国規模のネットワークでは、計測されるトラフィック量が極めて大量となる。このため、人為的に故障装置を判断することは困難である。
一方、上記「疑似呼による検出方法」では、ネットワークの末端に疑似呼専用の端末(ノード)を配置(接続)して、この疑似呼専用端末から発信や着信の試験を行うことでネットワークの正常性を確認するというものである。
しかしながら、この「疑似呼による検出方法」は、予め疑似呼を接続したネットワークシステムに対してしか試験を行えず、更には、疑似呼専用端末の開発に膨大なコストがかかり、疑似呼専用端末が故障した場合には現地に赴いて修理を行う必要があるなど維持コストが膨大になるという不都合がある。
更に近年では、サイレント故障を発見するための手法として、トラフィック分析アルゴリズムにより、システムが自動でトラフィック情報を取得し、これに基づき通信ネットワーク上のサイレント故障の検出を行う手法も利用されている。
しかしながら、通常コンピュータネットワークは絶えず新たな改良が加えられており、かかる点においてトラフィックの傾向が変化していく。このため、アルゴリズムも改良していかなければならず、そのメンテナンスには膨大な手間がかかるため、その適用は一部に留まっている。
これに対する関連技術として、電波状況を地図上に表示したマップに基づき通信事業者がアンテナを設置および増設する場所を効率的に決めるシステム(特許文献1)、上記マップをエンドユーザの通信端末に送信し、各エンドユーザが事前に所望の場所の電波状況を知り得るシステム(特許文献2)、ある地点での電波状況と現在位置の情報とに加えて階層の高さを示す階層情報を入力する手段を設けて、建物の各階層や大きな駅の構内図レベルでの電波状況のマップを作成するシステム(特許文献3)が知られている。
また、この関連技術として、通信端末からの受信電波で電界強度の劣化が検出されると、通信事業者は当該通信端末にかかる位置情報と電波状況とを収集し且つ前記電界強度の劣化情報に基づいて通信設備の最適な増強計画を策定するシステム(特許文献4)、ルータにおけるサイレント故障の発見を意図して、機器間を流れるトラフィック量が閾値以下に低下した場合に、保守者にサイレント故障を監視システム側から通知するシステム(特許文献5)、及び第1ユーザ端末と第2ユーザ端末との間を流れる呼制御パケットおよび音声パケットを取り出して音声品質を劣化させる障害箇所を特定するシステム(特許文献6)、がそれぞれ知られている。
更に、通信障害や通信品質の劣化の原因をオープンフロー技術を適用した通信装置が他の同種の通信装置から収集した統計情報から通信障害や品質劣化の原因箇所を特定するシステム(特許文献7)、及びユーザからの申告件数に基づきコンピュータネットワークにおける故障の影響度を算出・推定することにより、ネットワークの信頼性を評価するシステム(特許文献8)、が知られている。
特開2003−264494号 特開2004−214875号 特開2008−042610号 特開2008−153858号 特開2009−017393号 特開2011−250250号 特開2011−146982号 特開2011−040954号
しかしながら、上記特許文献1乃至6に記載の関連技術を利用した場合でも、通信ネットワーク上における故障状態のネットワーク装置を正確に特定することは困難であり、また、故障装置を適切に判断するためには膨大な時間とコストがかかるという上記課題を解決することができない。
更に、上記特許文献7に記載の関連技術では、統計情報を収集して通信障害や品質劣化の原因箇所を特定するものであるが、特定されたネットワーク端末が実際どこで運用されていて、どのように保守を行うことができるのか、把握するのが困難となるという不都合がある。
又、上記特許文献8に記載の関連技術では、ユーザからの申告件数に基づいてネットワーク装置の故障の影響を算出し、影響が及ぶ範囲を評価することができるものの、故障の解決に直接結びつく故障端末を特定することには、やはり膨大な労力がかかってしまうという不都合がある。
[発明の目的]
本発明は、上記関連技術の有する不都合を改善し、サイレント故障が生じているネットワーク装置を迅速に特定し得るネットワーク監視システム、ネットワーク監視方法、およびネットワーク監視プログラムを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るネットワーク監視システムは、複数の利用者端末から各利用者端末の所在位置情報および通信状態を示す障害申告情報を収集すると共に当該障害申告情報の統計情報に基づいて監視対象のネットワーク内で通信障害を起こしているネットワーク装置を特定する障害装置特定サーバを備えている。
そして、前記障害装置特定サーバが、前記障害申告情報を定期的に取得すると共に当該障害申告情報の発信件数が増加している地域を推定する申告増加地域推定部と、この推定された前記発信件数増加地域に対応する位置情報である障害増加箇所を抽出する申告増加位置抽出部と、この抽出した障害増加箇所を監視対象の前記ネットワークにおける前記ネットワーク装置の所在位置を示す構成データと照合することで、前記障害増加箇所に対応する通信故障被疑装置を特定する故障被疑装置特定部とを備える、という構成を採っている。
又、上記目的を達成するため、本発明にかかるネットワーク監視方法は、複数の利用者端末から各利用者端末の所在位置情報および通信状態を示す障害申告情報を収集すると共に当該障害申告情報の統計情報に基づいて監視対象のネットワーク内で通信障害を起こしているネットワーク装置を特定する障害装置特定サーバを備えたネットワーク監視システムにあって、
前記障害申告情報を定期的に取得すると共に当該障害申告情報に含まれる発信位置情報に基づいて発信件数が増加している地域を推定し、この推定された前記発信件数増加地域に対応する位置情報である障害増加箇所を抽出し、この抽出した障害増加箇所を前記監視対象の前記ネットワークにおける前記ネットワーク装置の所在位置を示す構成データと照合することで、前記障害増加箇所に対応する通信故障被疑装置を特定し、これらの各実行工程を前記障害装置特定サーバが順次実行する、という構成を採っている。
更に、上記目的を達成するため、本発明にかかるネットワーク監視プログラムは、複数の利用者端末から各利用者端末の所在位置情報および通信状態を示す障害申告情報を収集すると共に当該障害申告情報の統計情報に基づいて監視対象のネットワーク内で通信障害を起こしているネットワーク装置を特定する障害装置特定サーバを備えたネットワーク監視システムにあって、
前記障害申告情報を定期的に取得すると共に当該障害申告情報に含まれる発信位置情報に基づき発信件数が増加している地域を推定する申告増加地域推定機能、
この推定された前記発信件数増加地域に対応する位置情報である障害増加箇所を抽出する申告増加位置抽出機能、
およびこの抽出した障害増加箇所を前記監視対象の前記ネットワークにおける前記ネットワーク装置の所在位置を示す構成データと照合することで、前記障害増加箇所に対応する通信故障被疑装置を特定する故障被疑装置特定機能、
を設け、これらの各処理機能を、前記障害装置特定サーバが備えているコンピュータに実現させる、という構成を採っている。
本発明は、以上のように構成されているので、これによると、通信端末(利用者端末)を使用しているエンドユーザからの自己申告内容に基づいてネットワークを構成するネットワーク装置の故障箇所を統計的に迅速に且つ有効に特定することを可能としたネットワーク監視システム、ネットワーク監視方法、及びネットワーク監視プログラムを提供することができる。
本発明のネットワーク監視システムにかかる一実施形態を示す概略ブロック図である。 図1に開示した実施形態の具体的内容を示すブロック図である。 図2に開示した実施形態の一部を成す利用者端末内部構成の一例を示す概略ブロック図である。 図2に開示した実施形態における利用者端末で起動された申告測定アプリの出力表示画面の一例を示す説明図である。 図2に開示した実施形態における申告情報データベースに格納される障害申告情報の一例を示す図表である。 図2に開示した実施形態における申告情報データベースに予め格納されている基地局構成情報の一例を示す図表である。 図2に開示した実施形態における障害申告情報の処理結果の例(A)を示す図表である。 図2に開示した実施形態における障害申告情報の処理結果の例(B)を示す図表である。 図2に開示した実施形態における利用者端末の動作処理ステップを示すフローチャートである。 図2に開示した実施形態におけるネットワーク監視システム全体の動作処理ステップを示すシーケンスチャートである。 図2に開示した実施形態におけるネットワーク通信システムの変形例の動作処理ステップを示すシーケンスチャートである。
以下、本発明のネットワーク監視システムにかかる一実施形態を、添付図面を参照して説明する。
最初に、基本的な構成内容を説明し、その後に当該具体的な構成内容を詳述する。
まず、図1において、符号1は監視対象のコンピュータネットワークを示し、符号71,72はネットワーク1の一部を構成するネットワーク装置を示し、符号2は本発明にかかるネットワーク監視システムを示す。
上記ネットワーク監視システム2は、監視対象のネットワーク1を介して異なる複数の利用者端末10,10から送り込まれる所在位置情報および通信状態を示す障害申告情報を受信する受信サーバ21と、この障害申告情報を収集し記憶する申告情報データベース23と、この記憶された障害申告情報の統計データに基づいて当該ネットワーク1を構成するネットワーク装置71,72の通信障害を推定する解析サーバ(障害装置特定サーバ)24とを備えている。
この内、解析サーバ(障害装置推定部)24は、前述した利用者端末10,10からの申告情報を定期的に取得し、この障害申告情報に含まれる当該利用者端末10,10の発信時の位置を示す発信位置情報の統計情報に基づいて、発信件数が増加している地域を推定する申告増加地域推定部24Aを備えている。
また、この解析サーバ24は、申告増加地域推定部24Aにより推定された地域に対応する位置情報である障害増加箇所を抽出する申告増加位置抽出部24Bを備え、この抽出した障害増加箇所にかかる前記ネットワーク1におけるネットワーク装置71,72の所在位置を示す構成データと照合する。
更に、この解析サーバ24は、上記障害増加箇所に対応する通信故障被疑装置である前記ネットワーク装置71又は72を特定する故障被疑装置特定部24Cを備えている。
ここで、前述したネットワーク利用者である複数の利用者端末10,10は、それぞれが備えているCPU上で動作するアプリケーションソフト(申告測定アプリ)を用いて、ネットワークが繋がりにくい場合のネットワーク状況を測定しこれをネットワーク情報として解析サーバ24へ申告するように構成されている。
このため、解析サーバ24側では、ユーザの申告情報を元にサイレント故障箇所を算出するため、これまで発見(検出)が困難であったネットワーク上の機器の故障箇所(サイレント故障)や不具合機器を迅速に且つ確実に検出することが可能となる。
以下、これを図2に基づいて更に詳述する。
本実施形態において、ネットワーク監視システム2は、上述したように、インターネット1に接続して設けられ且つ利用者端末10,10から送り込まれる障害申告情報に基づいて前述したインターネット1における通信障害や通信品質劣化の原因である障害ネットワーク装置71又は72の存在を推定する解析サーバ(障害装置特定サーバ)24を備えている。
ここで、利用者端末10,10は、インターネット1に対してデータ送受信用に接続されたネットワーク装置71,72それぞれを介して接続され且つ各々が自己の現在位置を示す現在位置情報を取得し前述したネットワーク監視システム2に向けて送信する機能を備えている。
また、ネットワーク監視システム2には、外部装置として、当該ネットワーク監視システム2にから転送された障害申告情報を保持する申告対応装置50と、当該ネットワーク監視システム2にから提供された故障被疑装置(ネットワーク装置71又は72)のリスト情報を出力表示する表示端末60とが併設されている。
又、本実施形態では、少なくとも2台の利用者端末10,10がインターネット1に接続して設けられ、当該各利用者端末10,10がそれぞれ故障申告測定用のアプリケーションソフト(申告測定アプリ)12Aを備え、これによって各利用者端末10,10は障害申告測定機能が付加された構成となっている。
ここで、上記ネットワーク装置71,72は、具体的には、ルータなどのネットワーク中継装置や、交換機伝送装置或いは、無線装置等の電気通信装置などを示す。また、ひとつのネットワーク装置71又は72に異なる複数の利用者端末10,10が接続された構成であってもよい。
複数の各利用者端末10,10(以下、代表して「利用者端末10」という)は、図3に示すように、それぞれが、各利用端末10で動作するオペレーティングシステムを実行するオペレーティングシステム部(情報処理部)11と、申告測定アプリ(アプリオケーションソフト)12Aを記憶した端末側記憶部(クライアントソフト)12と、携帯端末用の基地局120との無線通信を行う信号処理部13と、GPS信号の取得するGPSセンサ14と、無線LAN基地局110との無線通信を行う無線LAN処理部15とを備えている。
この利用者端末10は、ネットワーク通信状態が不調である場合には、予めインストールされた申告測定アプリ12Aを利用して、GPSセンサ14、無線LAN処理部15、又は信号処理部13を介してそれぞれ取得されたネットワーク通信状態に係る情報(申告情報)を生成し、これらをネットワーク監視システム2に対して送信する機能を備えている。
ここで、申告情報は、例えば、GPS衛星100から取得した利用者端末10(10,10)の自己の現在位置を示す現在位置情報、現在位置情報を取得した時の時刻である現在時刻情報、その時の通信電波の強度を示す電波強度情報、上記現在位置情報が含まれるエリア(電波領域)を示すエリア識別情報、および各利用者端末10の識別IDとしての端末識別情報を含むものとする。
利用者端末10にインストールされた申告測定アプリ(アプリオケーションソフト)12Aは、具体的にはエンドユーザの利用者端末10に対する操作により起動される。
又、利用者端末10は、予め備えた監視制御部(オペレーティングシステム/android 、iOS、又はWindows(登録商標)など)11により設定されるアプリケーションインターフェイス(APインターフェイス)11Aを介して、利用者端末10のセンサから現在位置情報(緯度,及び経度とその精度を示す情報を含む)、無線基地局120の識別情報(CID)、電波強度等を含むデータを取得するものとする。
ここでは、利用者端末10を操作するエンドユーザが、当該利用者端末10をインターネット1に接続するに際して接続しにくい、といった不満を感じたときに申告測定アプリ12Aを起動することを想定している。
ここで、起動された申告測定アプリ12Aの出力表示画面16の一例を図4に示す。この出力画面は、現在位置情報(経度、緯度、およびその精度)16a、電波強度16b、地図16c、自由文入力欄16e、障害選択欄16j、送信ボタンを16fを含み構成される。
利用者端末10に出力表示される地図情報16cは、当該利用者端末10における監視制御部(OS/オペレーティング・システム)12のAPインターフェイス11Aを介して、GPSを利用して取得した現在位置情報を中心にして初期表示されるものとする。
尚、地図16cの表示位置は、利用者端末10に対する操作により位置補正を行うことが可能であるものとする。位置情報が補正された場合、利用者端末10は、補正距離(補正前と補正後の地点間距離、補正方向)をデータメモリ11Bに記録する。
また、自由文入力欄16eには、エンドユーザが自由に文章を入力する(文字列入力を行う)ことが可能であるものとする。また、障害選択欄16dは、その地点が恒常的につながりにくいのか(通信接続がされにくいのか)、突発的につながりにくいのか、エンドユーザ自身が初めて訪れた場所でその判断ができないのか、の三通りの選択肢を出力表示し、利用者端末10の操作者であるエンドユーザが選択を行うものとする。
ここで、ユーザによって利用者端末10の画面に表示された送信ボタン16fが押された場合に、利用端末10から受信サーバ21に対して、現在時刻、位置情報、無線基地局の識別情報(CID)、電波強度、補正距離、自由文入力欄の文章、障害選択欄を含む申告情報が送信される。
尚、送信時に、利用者端末10が無線通信のネットワークの圏外にあり、通信を行えない場合には、申告情報をデータメモリ11B上に記録し、バックグラウンド処理を起動するものとする。
バックグラウンド処理は、利用者端末10の在圏状態を定期的に確認し、利用者端末10が通信可能な状態に復帰した後、自動的に申告情報の送信を行うものとする。この場合、無線基地局120の識別情報(CID)は取得できないため、CIDを除く残りの項目を含む申告情報の送信が行われる。
ここで、補正距離によるフィルタリングについて付記する。
本実施形態における利用者端末10では、位置情報の入力をエンドユーザが行うことを許容しているため、エンドユーザが利用者端末10に対して虚偽の情報を入力することも可能である。
このため、利用者端末10は、エンドユーザが入力した情報の信用度を確認するために、位置情報測位点からエンドユーザが手動で補正した地点までの距離と、位置情報測定時の精度とを、前述したデータメモリ11Bに記録するようにしてもよい。
これにより、利用者端末10のユーザは、出力表示画面16を画面操作することにより、補正距離と精度をどこまで許容するかを指定し、これにより表示される情報の信頼度を調整することができる。所謂補正距離によるフィルタリングが許容されることとなる。
(ネットワーク監視システム2の具体的な構成)
前述したネットワーク監視システム2は、図2に示すように、利用者端末10から送り込まれた申告情報を取得する受信サーバ21と、受信サーバ21を介して格納された申告情報を記憶・管理する申告情報データベース(申告情報DB)23を備えている。
また、このネットワーク監視システム2は、申告情報DB23を定期的にアクセスして予め設定された基準情報に基づき申告情報の読み込みを行うと共にこの申告情報の解析処理を行う解析サーバ24と、この解析サーバ24から解析結果を示す情報を取得しブラウザにより閲覧可能な状態で出力する表示サーバ25を有する。ここで、表示サーバ25は、ウェブサーバであるものとする。
ここで、上記サーバ24は、具体的には後述するが、障害申告情報を定期的に取得すると共に当該障害申告情報の発信件数が増加している地域を推定算出する申告増加地域推定部24Aと、推定算出した地域に対応する位置情報である障害増加箇所(地域)を抽出する申告増加位置抽出部24Bと、監視対象のネットワーク(インターネット)1におけるネットワーク装置71,72の所在位置を示す構成データと照合することで前記障害増加箇所に対応する通信故障被疑装置(例えば、ネットワーク装置71又は72)を推定する故障被疑装置推定部24Cとを含み構成されるものとする。
又、受信サーバ21は、利用者端末10から受信した障害申告情報のうち、予め設定された特定の障害申告情報を抽出すると共に、予め設定された申告インタフェース22を介して申告対応装置50に送信する。
この受信サーバ21は、前述した障害申告情報を申告情報DB23に格納する。このとき、申告情報DB23では、格納された障害申告情報の登録処理(データベース化)が行われる。
ここで、利用者端末10により送信された障害申告情報は、全て受信サーバ21が受信する(申告情報受信機能)。又、この受信サーバ21の申告情報受信機能は、受信サーバ21に予め組み込まれたサーバソフトの実行により実現される。
申告情報DB23は、時刻、位置情報、無線基地局の識別情報(CID)、電波強度、補正距離、自由文入力欄の文章(文字列)、障害選択欄それぞれの情報を登録するカラムを有するものとする。この申告情報DB23に格納される申告情報の一例(テーブル構成)を図5に示す。
解析サーバ(障害装置特定サーバ)24は、一定時間ごとに申告情報DB23に格納された申告情報の読み込みを行うと共に、この申告情報に基づき、以下に示す処理(1)乃至(3)を実行する機能を備えている。
これにより、解析サーバ24は、ネットワーク(インターネット1)上にて故障、不具合等が発生していると疑われるネットワーク装置(故障候補装置)71又は72のネットワーク位置を推定する。
ここで、上記解析サーバ(障害装置特定サーバ)24の処理動作の内容を、具体的に説明する。
この解析サーバ24は、まず、申告増加地域推定部24Aを機能させて、読み込まれ申告情報DB23に登録された申告情報から、位置情報の精度、補正距離がそれぞれ予め設定されたしきい値以下で、且つ解析サーバ24が申告情報DB23にアクセスした時刻(現在時刻)から一定の時間内で、無線基地局120の識別情報(CID)の存在しない申告情報(登録された申告情報)を抽出する(処理(1))。
続いて、解析サーバ24は、この抽出した全ての申告情報それぞれの位置情報に基づき、相互に一定距離にある利用者端末10の申告情報を一つのまとまりとしてグループ設定を行う。
また、解析サーバ24は、設定された各グループのレコード数が多い順にソート処理を行い、各グループを、予め設定された基地局構成情報(図6)の位置情報(緯度、経度)と照らし合わせることにより、最も距離が近い順に基地局と紐付け(関連付け)処理を行い、この紐付け処理結果であるテーブル情報を処理結果(A)として記憶し特定する(処理(2))。
即ち、前述した解析サーバ24の申告増加地域推定部24Aが稼働して、異なる前記障害申告情報の発信位置の距離が一定距離内にある障害申告情報をグループ化すると共に、各グループを距離が近い順に中継基地と対応付けを行った上で発信件数が増加している地域を推定する(中継基地局推定機能の実行)。
同時に、解析サーバ24の申告増加位置抽出部24Bが稼働し、上記申告増加地域推定部24Aが推定し算出した地域に対応する位置情報である障害増加箇所(地域)を抽出する。
ここで、図6は、前述したように解析サーバ24に予め設定された基地局構成情報としてのテーブル情報の例を示す。また、上記処理結果(A)の一例を(図7)に示す。
更に、解析サーバ24は、申告情報DB23から読み込んだ申告情報から、無線基地局120の識別情報(CID)を含み、且つ申告された時刻が現在時刻から一定時間以内の申告情報(レコード)を抽出する機能を備えている。
そして、解析サーバ24は基地局の識別情報ごとにグループ分けを行い、各グループのレコード数が多い順にソート処理を行う。この処理結果を処理結果(B)として記憶する(処理(3))。ここで、上記処理結果(B)の一例を図8に示す。
即ち、前述した申告増加地域推定部24Aは、発信時間が一定時間内に近似する障害申告情報をグループ化し且つ各グループに対応する障害申告情報の発信件数が増加している地域を推定する機能(時間グループ推定機能)を備えている。
ここで、解析サーバ24は、例えば、利用者端末10(10,10)から申告情報が増加しているネットワーク位置(例えば、ノード位置)と予め設定されたネットワーク装置構成データとを照合することにより、故障位置におけるネットワーク装置(例えば、71又は72)を故障被疑装置として特定する。
即ち、解析サーバ24は、前述した故障被疑装置推定部24Cを稼働させて、監視対象のネットワーク(インターネット)1におけるネットワーク装置71,72の所在位置を示す構成データと照合することで、前記障害増加箇所に対応する通信故障被疑装置(例えば、ネットワーク装置71又は72)を推定し特定する。
この解析サーバ24は、この故障被疑装置をリスト化した情報である被疑装置一覧情報を表示サーバ25に通知する。
ここで、障害選択欄によるフィルタリングについて付記する。
まず、利用者端末10のユーザが認識している通信障害が、定常的なものなのか、又は突発的なものなのかは、ユーザが入力した障害選択欄により判断できる。
このため、申告情報内の障害選択欄で「突発的につながりにくい」がユーザにより選択されている場合、定常的には通信が行える場所であるにも関わらず通信障害が突発的に(一時的に)発生したものである可能性が高いため、解析サーバ24は、「突発的な障害装置のみが表示される」ような設定、即ち、突発的な障害装置のみをリスト化するフィルタルング処理を行うように設定してもよい。
又、設備企画への適用について説明する。
上述した障害選択欄によるフィルタリングにおいて、定常的な通信障害のみ表示するようにフィルタリングを行った場合に算出される地点は、定常的に電波強度が弱い地点である可能性が高い。
これらの地点は基地局120の新設や周辺基地曲のチルト角変更など、何らかの電波状況の改善施策を行う候補箇所と考えることができる。このため、無線通信エリアの品質改善用の情報収集を行うためのシステムとして、本実施形態を利用することができる。
また、表示サーバ25は、解析サーバ24から送り込まれた被疑装置一覧情報を保持する。この表示サーバ25は、ブラウザが動作する利用者端末(ここでは、「表示端末60」とする)からの閲覧要求に対して閲覧応答として被疑装置一覧情報を返却する。
これにより、表示端末60側でWebブラウザを利用して故障被疑装置を示す情報(例えば、ネットワーク1内における位置などを示す情報など)が表示端末60の出力画面に表示される。
上記表示サーバ(Webサーバ)25は、利用者端末10(例えば、表示端末60)のWebブラウザから故障被疑装置の閲覧要求があったときには、解析サーバ24に対して故障被疑装置の表示要求を送信する。このとき、解析サーバ24は、図7,図8に示す処理結果(A)および(B)を、表示サーバ25に返却する。
ここで、表示サーバ25は、上述のように、受け取った処理結果(A)および(B)を、故障被疑装置の閲覧要求に対する表示応答として、表示端末60のWebブラウザに返却する。これにより、表示端末60のWebブラウザに故障被疑装置を示す情報が表示される。
ここで、処理結果(A)の故障被疑装置は、無線基地局の識別情報(CID)が取得できなかった場合の故障被疑装置を示すものであり、より重大な障害の可能性が高いと考えられるため処理結果(B)として抽出された故障被疑装置よりも上位に表示される。
以上のように、本実施形態2では、ネットワーク利用者の利用者端末10側で動作するアプリケーションを用いてネットワーク通信状況の測定、およびネットワークが繋がりにくい場合の申告などを行い、異なる利用者端末10(10 ,10)からの測定・申告情報(結果・内容)を集計することにより、ネットワーク装置71,72におけるサイレント故障を統計的に推定し、その推定結果を利用者端末のブラウザなどに出力表示することができる。
これにより、通信障害や通信品質の劣化の原因箇所となっているネットワーク装置を迅速に特定することが可能となるため、通信障害により停止しているウェブサービスなどをより迅速に復旧させることが可能となる。
[実施形態の動作]
次に、本実施形態の全体的な動作について説明する。
まず、図9のフローチャートに基づき利用者端末10(10 ,10)の動作について詳述する。
利用者端末10(10 ,10)のそれぞれで起動された申告測定アプリ12Aは、それぞれ自己利用者端末10(10 又は10)が通信可能エリア圏内にあるか否かを判定する(図9:ステップS001)。
ここで、通信可能エリア圏内にあると判定した場合に(図9:ステップS001/イエス)、申告測定アプリ12Aは、予め設定されたセンサ部を介して取得された現在位置情報(経度、緯度)、無線基地局の識別情報、電波強度を示すセンサデータ、およびユーザにより入力された補正距離(補正距離フィルタリング機能)について、自由文入力欄の入力データに基づいて申告情報を生成する。
次に、ユーザが利用者端末10の送信ボタン10aを押した場合、ユーザ利用端末10は受信サーバ21に対して申告情報を送信する(図9:ステップS002)。
一方、利用者端末10が通信可能エリア圏外にあると判定された場合(図9:ステップS001/ノー)、利用者端末10は、申告情報を送信できない。この場合、利用端末10は生成した申告情報をデータメモリ11Bに記録しておき、バックグラウンド処理を起動する(図9:ステップS003)。
尚、バックグランド処理では、ユーザ利用端末10の在圏状態を定期的に確認し(図9:ステップS005)、ユーザ利用端末10が通信可能圏内に入り通信可能状態に復帰したことが検知された場合(図9:ステップS005/イエス)、データメモリ11B上の申告情報を受信サーバ21に対して自動的に送信する(図9:ステップS006)。
この場合、無線基地局120の識別情報(CID)は取得できないため、無線基地局120の識別情報(CID)を除いた申告情報を送信する。
次に、利用者端末10から送り込まれた申告情報を取得した受信サーバ21が、この申告情報を申告情報DB23に格納処理する。続いて、解析サーバ24が稼働し、申告情報DB23に格納された申告情報の登録および関連データの紐付け等のデータ処理が実行される。
続いて、ネットワーク監視システム2の動作を、図10のシーケンスチャートに基づいて詳述する。
[処理(1)]
まず、解析サーバ(障害装置特定サーバ)24は、一定時間ごとに申告情報DB23に取得要求を行い、取得応答として送られた申告情報を読み込む。
ここで、解析サーバ24は、読み込んだ情報から、位置情報の精度情報がしきい値以下、且つ補正距離が一定のしきい値以下、且つ現在時刻情報に基づき時刻がしきい値の時間以内で、且つ補正距離が一定値以内で、時刻が現在からしきい値の時間以内で、且つ無線基地局の識別情報の存在しないレコードを抽出する(図10:ステップS111)。
[処理(2)]
次に、解析サーバ24は、抽出した全ての申告情報(レコード)における位置情報について、しきい値に基づいて一定距離内にある利用者端末10のレコードについてグループ分けを行う。また、解析サーバ24は、このグループのレコード数が多い順にソートを行う。
更に、解析サーバ24は、予め設定された基地局構成情報の位置情報(緯度、経度)と照らし合わせ、距離が近い順に基地局との紐付け(関連付け)を行い、その関連付け結果を処理結果(A)として生成・保持する(図10:ステップS112)。
即ち、解析サーバ24は、前記障害申告情報を定期的に取得し、当該障害申告情報に含まれる発信位置情報に基づいて発信件数が増加している地域を推定する。
具体的には、申告増加地域推定部24Aが稼働し、前記障害申告情報の発信位置の距離が一定距離内にある障害申告情報をグループ化すると共に、各グループを距離が近い順に中継基地局と対応付けを行った上で発信件数が増加している地域を推定する。
[処理(3)]
次いで、申告情報DB23から読み込んだ申告情報から、無線基地局の識別情報(CID)を含み、且つ申告された時刻が現在時刻から一定時間以内の申告情報(レコード)を抽出する。
即ち、解析サーバ24の申告増加位置抽出部24Bが稼働し、上記推定された発信件数増加地域に対応する位置情報である障害増加箇所を抽出し保持する。
そして、解析サーバ24は、基地局の識別情報ごとにグループ分けを行い、各グループのレコード数が多い順にソート処理を行う。この処理結果を処理結果(B)として記憶する(図10:ステップS113)。
即ち、解析サーバ24は、故障被疑装置特定部24Cを稼働させて、抽出した前記障害増加箇所を監視対象の前記ネットワークにおける前記ネットワーク装置の所在位置を示す構成データと照合することで、前記障害増加箇所に対応する通信故障被疑装置を特定する。
ここで、表示サーバ25が、表示端末60のブラウザ61から閲覧要求が送り込まれた場合に(ステップS114)、解析サーバ24に対して表示要求を送信する(図10:ステップS114、115)。
これに対して、解析サーバ24は、表示サーバ25からの表示要求(図10:ステップS116)に対して処理結果(A)と(B)を表示サーバ25に送信する(図10:ステップS117)。
表示サーバ25は、受け取った処理結果(A)と(B)を含む表示応答をウェブブラウザ61に送信し(図10:ステップS118)、ウェブブラウザ61はこれを出力表示する(図10:ステップS119)。
尚、処理結果(A)は、無線基地局の識別情報が取得できなかった場合を示すため、より重大なネットワーク障害の状況を示している可能性が高いため処理結果(B)よりも上位に表示する設定であってもよい。
ここで、上記実施形態にかかるネットワーク監視システム2については、その構成各部の動作内容をプログラム化し、コンピュータに実行させるように構成してもよい。
この場合、本プログラムは、非一時的な記憶媒体、例えば、DVD、CD、フラッシュメモリなどに記録されてもよい。又、本プログラムは当該記憶媒体からコンピュータによって読み出され、実行される。
以上のように、本実施形態では、これまでネットワークの各構成装置におけるサイレント故障の検出に用いていたトラフィックや擬似呼ではなく、ユーザの申告情報に基づいてサイレント故障を算出するようにしたので、これまで発見・検出が困難であったネットワーク1上の故障(サイレント故障)箇所、不具合機器(ネットワーク装置)を迅速に且つ確実に検出することが可能となるという利点がある。
即ち、従来の「トラフィックからのサイレント故障の検出を行う手法」では、膨大な情報量を統計解析する必要から、検出に時間がかかっていたが、これを大幅に短縮することが可能となる。
また、「擬似呼によるサイレント故障の検出を行う手法」では、ネットワーク保守者が擬似呼による試験を実施しなければ検出できなかったが、本実施形態では、ネットワーク保守者が自らアクションを行うことなく、少量のデータの統計解析処理により自動的に故障被疑箇所が提示されるため、迅速に故障箇所を発見できる。
更に、エンドユーザの自己申告に基づいて故障箇所を算出するという特性上、エンドユーザへ直接的に故障の影響が出ている箇所を優先して修理対応することになり、エンドユーザの目線から見た故障時間を短縮することが可能となる。更には、エンドユーザが通信事業者に対しての不満を伝える手段を提供することで、顧客満足度の向上が図ることができる。
〔変形例〕
この変形例は、既知の警報情報のフィルタリングに関する例である。
まず、上記実施形態におけるネットワーク監視システム2の監視対象であるネットワーク(インターネット1)に、故障監視装置(EMS)などの既存のネットワーク監視装置が予め設置されている場合、既存監視装置で検出されている警報は、保守者が認識済みであるためサイレント故障ではないことは明らかである。
即ち、解析サーバ24が、既存監視装置で検出された警報を処理結果(A)或いは処理結果(B)に含まれる申告情報として処理した場合には、記載情報の重複という事態が生じる。
このため、本実施形態では、解析サーバ24が、既存監視装置で検出された警報にかかる申告情報を非表示とするフィルタリング処理を行う機能(非表示フィルタリング機能)を備えている。
この非表示フィルタリング機能を有効にした際には、解析サーバ24はEMSから障害発生中を示す警報を全件取得し、取得した警報と重複するものを発生元装置を処理結果(A)および処理結果(B)から除外(削除)するものとする。
(本変形例の動作)
上記変形例1の動作内容を、図11のシーケンスチャートに基づき説明する。
この図11中に示す破線部内の解析サーバ24および申告情報データベース23における動作内容は、図10におけるステップS111乃至ステップS113と共通である。
ここで、解析サーバ24は、EMS(既存の故障監視装置)90に対して警報取得要求を送信する(図11:ステップS121)。
次いで、EMS90は、警報取得要求に対して警報取得応答を送信する(図11:ステップS122)が、この警報取得応答は申告情報と情報内容が重複する。
このため、解析サーバ24は、内容が重複する申告情報と警報取得応答を非表示にするためのフィルタリング機能を実行する。
尚、このフィルタリング機能を有効にした際にも、解析サーバ24は、EMS90から障害発生中を示す警報を全件取得する(図11:ステップS123/警報取得応答)。
ここで、解析サーバ24は、取得した警報と重複するものを処理結果(A)及び処理結果(B)から除外(削除)する(図11:ステップS124/重複削除処理)。
最後に、解析サーバ24は、表示サーバ25から送り込まれた表示要求に対して、処理結果(A)と(B)を含み、且つ上記重複削除処理が成された表示応答を送信する(図11:ステップS125)。
これにより、既存のEMS90では検知されないネットワーク上の故障(サイレント故障)箇所、不具合機器を示す情報(ウェブページ)を提供することが可能となる。
その他の構成およびその作用効果は前述した実施形態と同一となっている。
〔応用例〕
この応用例は、客先問い合わせ窓口装置への連携に関するものである。
一般に、通信事業者はユーザからの問い合わせ等を受け付ける窓口を開設している。そして、この窓口における問合わせ対応システムとして、上記実施形態にかかるネットワーク監視システム2を組み込むようにした。
この場合、ユーザは利用者端末10に表示された画面における自由入力欄に問い合わせ内容を記載し、通信事業者側であるネットワーク監視システム2に対して送信する。
このとき、上記記載内容と共に、送信場所の電波強度や位置情報も同時に送信されるため、ネットワーク監視システム2は問い合わせを行なっている利用者端末10側における正確な通信状況把握ができ、これにより迅速且つ的確な回答を行うことが可能となる。
また、前述した実施形態におけるネットワーク監視システム2を通信事業者の問合わせ受付窓口用として活用する場合には、利用者端末10からエンドユーザの同意の上で、電話番号や端末IDなどの個体識別可能な文字列を自動で付加する設定としてもよい。
上述した実施形態については、その新規な技術的内容の要点をまとめると、以下のようになる。尚、ここにまとめた新規な技術的内容については、本発明をこれに限定するものではない。
〔付記1〕
複数の利用者端末から各利用者端末の所在位置情報および通信状態を示す障害申告情報を収集すると共に当該障害申告情報の統計情報に基づいて監視対象のネットワーク内で通信障害を起こしているネットワーク装置を特定する障害装置特定サーバを備えたネットワーク監視システムであって、
前記障害装置特定サーバが、
前記障害申告情報を定期的に取得すると共に当該障害申告情報の発信件数が増加している地域を推定する申告増加地域推定部と、
この推定された前記発信件数増加地域に対応する位置情報である障害増加箇所を抽出する申告増加位置抽出部と、
この抽出した障害増加箇所を監視対象の前記ネットワークにおける前記ネットワーク装置の所在位置を示す構成データと照合することで、前記障害増加箇所に対応する通信故障被疑装置を特定する故障被疑装置特定部とを備えたことを特徴とするネットワーク監視システム。
〔付記2〕
付記1に記載のネットワーク監視システムにおいて、
前記通信障害は自らの故障データを発信し得ないサイレント故障から成るものであり、 前記障害装置特定サーバは、既存の故障監視装置に依存することなく通信故障被疑装置を特定する機能を備えていることを特徴としたネットワーク監視システム。
〔付記3〕
付記1に記載のネットワーク監視システムにおいて、
前記障害申告情報は、前記各利用者端末が通信障害状態にある場合に当該各利用者端末から前記障害装置特定サーバに対して送信されたものであることを特徴とするネットワーク監視システム。
〔付記4〕
付記1又は2に記載のネットワーク監視システムにおいて、
前記障害装置特定サーバの申告増加地域推定部は、異なる前記障害申告情報の発信位置の距離が一定距離内にある障害申告情報をグループ化すると共に、各グループを距離が近い順に中継基地局と対応付けを行った上で発信件数が増加している地域を推定する中継基地局推定機能を備えていることを特徴としたネットワーク監視システム。
〔付記5〕
付記1又は2に記載のネットワーク監視システムにおいて、
前記障害装置特定サーバの申告増加地域推定部は、発信時間が一定時間内に近似する障害申告情報をグループ化すると共に、各グループに対応する障害申告情報の発信件数に基づき発信件数が増加している地域を推定する時間グループ推定機能を備えていることを特徴としたネットワーク監視システム。
〔付記6〕
付記1に記載のネットワーク監視システムにおいて、
前記障害装置特定サーバの故障被疑装置特定部は、前記監視対象ネットワーク内に予め設置された故障監視装置がある場合に、当該故障監視装置で収集された障害情報を取得すると共に、この障害情報と内容が重複する部分の前記障害申告情報を予め参照対象から除外する機能を備えていることを特徴としたネットワーク監視システム。
〔付記7〕
付記6に記載のネットワーク監視システムにおいて、
前記障害装置特定サーバの申告増加位置抽出部は、前記障害申告情報に対して前記利用者端末に対する入力操作による補正がなされている場合に、測定時の地点から補正された地点までを示す補正距離に基づいて前記障害増加箇所を決定する補正距離フィルタリング機能を備えていることを特徴としたネットワーク監視システム。
〔付記8〕
付記1に記載のネットワーク監視システムにおいて、
前記障害装置特定サーバの申告増加位置抽出部は、前記利用者端末に対する入力内容に基づいて定常的に通信障害が通知されている地域以外で一次的に通信障害が生じた地域を前記障害増加箇所として抽出することを特徴としたネットワーク監視システム。
〔付記9〕(方法の発明)
複数の利用者端末から各利用者端末の所在位置情報および通信状態を示す障害申告情報を収集すると共に当該障害申告情報の統計情報に基づいて監視対象のネットワーク内で通信障害を起こしているネットワーク装置を特定する障害装置特定サーバを備えたネットワーク監視システムにあって、
前記障害申告情報を定期的に取得すると共に当該障害申告情報に含まれる発信位置情報に基づいて発信件数が増加している地域を推定し、
この推定された前記発信件数増加地域に対応する位置情報である障害増加箇所を抽出し、
この抽出した障害増加箇所を前記監視対象の前記ネットワークにおける前記ネットワーク装置の所在位置を示す構成データと照合することで、前記障害増加箇所に対応する通信故障被疑装置を特定し、
これらの各実行工程を前記障害装置特定サーバが順次実行することを特徴としたネットワーク監視方法。
〔付記10〕(付記3対応)
前記付記9に記載のネットワーク監視方法において、
前記障害申告情報は、前記各利用者端末が通信障害状態にある場合に、予め前記各利用者端末から前記障害装置特定サーバに対して送信されたものであることを特徴とするネットワーク監視方法。
〔付記11〕(付記4対応)
前記付記9に記載のネットワーク監視方法において、
前記各利用者端末からの発信件数が増加している地域を推定する工程では、
異なる前記障害申告情報の発信位置の距離が一定距離内にある障害申告情報をグループ化し、
次に、各グループを距離が近い順に中継基地局と対応付けを行い、
続いて、この対応付けられたグループの相互間で発信件数が増加している地域を推定することを特徴としたネットワーク監視方法。
〔付記12〕(付記5対応)
付記9に記載のネットワーク監視方法において、
前記各利用者端末からの発信件数が増加している地域を推定する工程では、
前記発信時間が一定時間内に近似する障害申告情報をグループ化し、
次に、各グループに対応する障害申告情報の発信件数に基づいて発信件数が増加している地域を推定することを特徴としたネットワーク監視方法。
〔付記13〕(付記6対応)
付記9に記載のネットワーク監視方法において、
前記障害装置特定サーバの故障被疑装置を特定する工程では、
前記故障被疑装置の特定に先立って、
まず、前記監視対象ネットワーク内に予め設置された故障監視装置がある場合に、当該故障監視装置で収集された障害情報を取得し、
次に、前記利用者端末から取得した障害情報と内容が重複する障害申告情報を参照対象から除外することを特徴としたネットワーク監視方法。
〔付記14〕(プログラム発明/付記9対応)
複数の利用者端末から各利用者端末の所在位置情報および通信状態を示す障害申告情報を収集すると共に当該障害申告情報の統計情報に基づいて監視対象のネットワーク内で通信障害を起こしているネットワーク装置を特定する障害装置特定サーバを備えたネットワーク監視システムにあって、
前記障害申告情報を定期的に取得すると共に当該障害申告情報に含まれる発信位置情報に基づき発信件数が増加している地域を推定する申告増加地域推定機能、
この推定された発信件数増加地域に対応する位置情報である障害増加箇所を抽出する申告増加位置抽出機能、
およびこの抽出した障害増加箇所を前記監視対象の前記ネットワークにおける前記ネットワーク装置の所在位置を示す構成データと照合することで、前記障害増加箇所に対応する通信故障被疑装置を特定する故障被疑装置特定機能、
を設け、これらの各処理機能を、前記障害装置特定サーバが備えているコンピュータに実現させるようにしたことを特徴としたネットワーク監視プログラム。
〔付記15〕(付記11対応)
付記14に記載のネットワーク監視プログラムにおいて、
前記各利用者端末からの発信件数の増加地域を推定する申告増加地域推定機能では、
異なる前記障害申告情報の発信位置の距離が一定距離内にある障害申告情報をグループ化する障害申告情報グループ化処理機能、
各グループを距離が近い順に中継基地局と対応付けを行う基地局対応処理機能、
およびこの対応付けられたグループの相互間で発信件数が増加している地域を推定する件数増加地域推定処理機能、
を備え、これらの各処理機能を、前記障害装置特定サーバが備えているコンピュータに実現させるようにしたことを特徴としたネットワーク監視プログラム。
〔付記16〕(付記12対応)
付記14に記載のネットワーク監視プログラムにおいて、
前記各利用者端末からの発信件数の増加地域を推定する申告増加地域推定機能では、
前記発信時間が一定時間内に近似する障害申告情報をグループ化する障害申告情報グループ化処理機能、
および各グループに対応する障害申告情報の発信件数に基づいて発信件数が増加している地域を推定する件数増加地域推定処理機能、
を備え、これらの各処理機能を、前記障害装置特定サーバが備えているコンピュータに実現させるようにしたことを特徴としたネットワーク監視プログラム。
〔付記17〕(付記13対応)
付記14に記載のネットワーク監視プログラムにおいて、
前記障害装置特定サーバの故障被疑装置を特定する故障被疑装置特定機能では、
前記故障被疑装置の特定に先立って、
前記監視対象ネットワーク内に予め設置された故障監視装置がある場合に、当該故障監視装置から前記障害収集情報を取得する既設障害情報取得処理機能、
および前記利用者端末から取得した障害申告情報と内容が重複する障害申告情報を参照対象から除外する参照対象除外処理機能、
を備え、これらの各処理機能を、前記障害装置特定サーバが備えているコンピュータに実現させるようにしたことを特徴としたネットワーク監視プログラム。
本発明は、通信エリア品質改善のための情報収集を行うネットワークに対して有用に適用することができる。
1 ネットワーク(インターネット)
2 ネットワーク監視システム
10,10,10 利用者端末
11 情報処理部(オペレーティングシステム)
12 端末側記憶部(クライアントソフト)
12A 申告測定アプリ(アプリケーションソフト)
16 端末側画面
21 受信サーバ
23 申告情報データベース(申告情報DB)
24 解析サーバ(障害装置特定サーバ)
24A 申告増加地域推定部
24Aa 中継基地局推定機能
24Ab 時間グループ推定機能
24B 申告増加位置抽出部
24Ba 補正距離フィルタリング機能
24C 故障被疑装置特定部
71,72 ネットワーク装置
120 基地局(中継基地局)

Claims (10)

  1. 複数の利用者端末から各利用者端末の所在位置情報および通信状態を示す障害申告情報を収集すると共に当該障害申告情報の統計情報に基づいて監視対象のネットワーク内で通信障害を起こしているネットワーク装置を特定する障害装置特定サーバを備えたネットワーク監視システムであって、
    前記障害装置特定サーバが、
    前記障害申告情報を定期的に取得すると共に当該障害申告情報の発信件数が増加している地域を推定する申告増加地域推定部と、
    この推定された前記発信件数増加地域に対応する位置情報である障害増加箇所を抽出する申告増加位置抽出部と、
    この抽出した障害増加箇所を監視対象の前記ネットワークにおける前記ネットワーク装置の所在位置を示す構成データと照合することで、前記障害増加箇所に対応する通信故障被疑装置を特定する故障被疑装置特定部とを備えたことを特徴とするネットワーク監視システム。
  2. 請求項1に記載のネットワーク監視システムにおいて、
    前記障害装置特定サーバの申告増加地域推定部は、異なる前記障害申告情報の発信位置の距離が一定距離内にある障害申告情報をグループ化すると共に、各グループを距離が近い順に中継基地局と対応付けを行った上で発信件数が増加している地域を推定する中継基地局推定機能を備えていることを特徴としたネットワーク監視システム。
  3. 請求項1に記載のネットワーク監視システムにおいて、
    前記障害装置特定サーバの申告増加地域推定部は、発信時間が一定時間内に近似する障害申告情報をグループ化すると共に、各グループに対応する障害申告情報の発信件数に基づき発信件数が増加している地域を推定する時間グループ推定機能を備えていることを特徴としたネットワーク監視システム。
  4. 請求項1に記載のネットワーク監視システムにおいて、
    前記障害装置特定サーバの故障被疑装置特定部は、前記監視対象ネットワーク内に予め設置された故障監視装置がある場合に、当該故障監視装置で収集された障害情報を取得すると共に、この障害情報と内容が重複する部分の前記障害申告情報を予め参照対象から除外する機能を備えていることを特徴としたネットワーク監視システム。
  5. 請求項4に記載のネットワーク監視システムにおいて、
    前記障害装置特定サーバの申告増加位置抽出部は、前記障害申告情報に対して前記利用者端末に対する入力操作による補正がなされている場合に、測定時の地点から補正された地点までを示す補正距離に基づいて前記障害増加箇所を決定する補正距離フィルタリング機能を備えていることを特徴としたネットワーク監視システム。
  6. 請求項1に記載のネットワーク監視システムにおいて、
    前記障害装置特定サーバの申告増加位置抽出部は、前記利用者端末に対する入力内容に基づいて定常的に通信障害が通知されている地域以外で一次的に通信障害が生じた地域を前記障害増加箇所として抽出することを特徴としたネットワーク監視システム。
  7. 複数の利用者端末から各利用者端末の所在位置情報および通信状態を示す障害申告情報を収集すると共に当該障害申告情報の統計情報に基づいて監視対象のネットワーク内で通信障害を起こしているネットワーク装置を特定する障害装置特定サーバを備えたネットワーク監視システムにあって、
    前記障害申告情報を定期的に取得すると共に当該障害申告情報に含まれる発信位置情報に基づいて発信件数が増加している地域を推定し、
    この推定された前記発信件数増加地域に対応する位置情報である障害増加箇所を抽出し、
    この抽出した障害増加箇所を前記監視対象の前記ネットワークにおける前記ネットワーク装置の所在位置を示す構成データと照合することで、前記障害増加箇所に対応する通信故障被疑装置を特定し、
    これらの各実行工程を前記障害装置特定サーバが順次実行することを特徴としたネットワーク監視方法。
  8. 請求項7に記載のネットワーク監視方法において、
    前記障害装置特定サーバの故障被疑装置を特定する工程では、
    前記故障被疑装置の特定に先立って、
    まず、前記監視対象のネットワーク内に予め設置された故障監視装置がある場合に、当該故障監視装置で収集された障害情報を取得し、
    次に、前記利用者端末から取得した障害情報と内容が重複する障害申告情報を参照対象から除外することを特徴としたネットワーク監視方法。
  9. 複数の利用者端末から各利用者端末の所在位置情報および通信状態を示す障害申告情報を収集すると共に当該障害申告情報の統計情報に基づいて監視対象のネットワーク内で通信障害を起こしているネットワーク装置を特定する障害装置特定サーバを備えたネットワーク監視システムにあって、
    前記障害申告情報を定期的に取得すると共に当該障害申告情報に含まれる発信位置情報に基づき発信件数が増加している地域を推定する申告増加地域推定機能、
    この推定された前記発信件数増加地域に対応する位置情報である障害増加箇所を抽出する申告増加位置抽出機能、
    およびこの抽出した障害増加箇所を前記監視対象の前記ネットワークにおける前記ネットワーク装置の所在位置を示す構成データと照合することで、前記障害増加箇所に対応する通信故障被疑装置を特定する故障被疑装置特定機能、
    を設け、これらの各処理機能を、前記障害装置特定サーバが備えているコンピュータに実現させるようにしたことを特徴としたネットワーク監視プログラム。
  10. 請求項9に記載のネットワーク監視プログラムにおいて、
    前記障害装置特定サーバの故障被疑装置を特定する故障被疑装置特定機能では、
    前記故障被疑装置の特定に先立って、
    前記監視対象のネットワーク内に予め設置された故障監視装置がある場合に、当該故障監視装置から前記障害収集情報を取得する既設障害情報取得処理機能、
    および前記利用者端末から取得した障害申告情報と内容が重複する障害申告情報を参照対象から除外する参照対象除外処理機能、
    を備え、これらの各処理機能を、前記障害装置特定サーバが備えているコンピュータに実現させるようにしたことを特徴としたネットワーク監視プログラム。
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