JP2014132410A - 通信装置および通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】サーバから端末機器に提供されるサービスのレスポンスを向上させる。
【解決手段】端末機器とサーバとの間に設けられる通信装置は、サーバから当該通信装置を介して端末機器へ送信されるサービスデータについて、通信装置から端末機器へ転送された転送済みデータおよび当該通信装置から端末機器へ転送されていない未転送データを検出する検出部と、未転送データを端末機器へ転送するための第1のコストを算出する第1の算出部と、サービスデータに対応する画像と転送済みデータに対応する画像との差分画像を端末機器に送信するための第2のコストを算出する第2の算出部と、第2のコストが第1のコスト以上であるときは未転送データを端末機器へ転送し、第2のコストが第1のコストよりも小さいときは差分画像を端末機器へ送信する送信方式判断部、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、通信装置および通信制御方法に係わる。
近年、通信システムの高速化により、Webサーバから提供されるサービスを端末機器が利用する形態が普及している。高速の通信システムとしては、LTE(Long Term Evolution)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、公衆無線LANなどが実用化されている。また、スマートフォンまたはタブレット等の端末機器が普及してきている。これにより、BYOD(Bring Your Own Device)が広まっている。
関連する技術として、セキュリティを担保しつつ、高い操作性を確保するためのシンクライアントシステムが提案されている。このシンクライアントシステムにおいては、シンクライアントとシンクライアントサーバとの間のネットワーク品質に応じて、シンクライアントで動作するプログラムを切り替えることができる。(例えば、特許文献1)
他の関連技術として、特許文献2〜4に記載のシステム、方法、装置などが提案されている。
特開2012−99091号公報 特開2001−211443号公報 特開2009−271576号公報 特開2010−182176号公報
Webサービスで提供されるアプリケーションの中には、Webサーバで実行されることなく、端末機器で実行されるものがある。たとえば、Java Applet(登録商標)およびJava Script(登録商標)は、端末機器において実行される。このため、例えば、端末機器のCPUの能力が低い場合、或いは端末機器のメモリ容量が小さいときは、端末機器は、これらのアプリケーションを好ましいレスポンスで実行できないことがある。
この問題は、例えば、Webサーバと端末機器との間にゲートウェイ装置を設けることによって解決され得る。この場合、ゲートウェイ装置は、上述のアプリケーションを実行して端末機器に表示される画像を生成し、その画像データを端末機器に送信する。ところが、このようなシステム構成では、ゲートウェイ装置の配下に多数の端末機器が収容される場合には、ゲートウェイ装置のリソースが不足するおそれがある。ゲートウェイ装置のリソースが不足すると、処理が遅くなるか、処理を実行できなってしまう。この結果、各端末機器においてサービスのレスポンスが低下する。例えば、ユーザがサービスを要求したときから、そのサービスに対応する画面画像が表示されるまでの時間が長くなる。
本発明の目的は、サーバから端末機器に提供されるサービスのレスポンスを向上させることである。
本発明の1つの態様の通信装置は、端末機器とサーバとの間に設けられ、前記サーバから前記通信装置を介して前記端末機器へ送信されるサービスデータについて、前記通信装置から前記端末機器へ転送された転送済みデータおよび前記通信装置から前記端末機器へ転送されていない未転送データを検出する検出部と、前記未転送データを前記端末機器へ転送するための第1のコストを算出する第1の算出部と、前記サービスデータに対応する画像と前記転送済みデータに対応する画像との差分画像を前記端末機器に送信するための第2のコストを算出する第2の算出部と、前記第2のコストが前記第1のコスト以上であるときは、前記未転送データを前記端末機器へ転送し、前記第2のコストが前記第1のコストよりも小さいときは、前記差分画像を前記端末機器へ送信する送信方式判断部と、を有する。
上述の態様によれば、サーバから端末機器に提供されるサービスのレスポンスが向上する。
実施形態に係るWebシステムの構成を示す図である。 実施形態の通信制御方法の概要を示す図である。 端末機器、サーバ、ゲートウェイのハードウェア構成を示す図である。 端末機器、ゲートウェイ、サーバの機能を説明する図である。 実施形態の通信制御方法を示すフローチャートである。 (a)はゲートウェイが受信したサービスデータの一例、(b)は転送済みデータの一例を示す図である。 制御情報の一例を示す図である。 実行判断情報の一例を示す図である。 未表示領域画像を生成する処理を説明する図である。 未表示領域画像のデータサイズの一例を示す図である。 リモート接続画面の画像を生成する方法を説明する図である。 制御情報送信部の処理を示すフローチャートである。 制御情報受信部の処理を示すフローチャートである。 実行判断部の処理を示すフローチャートである。 ゲートウェイのWebブラウザの処理を示すフローチャートである。 送信方式判断部の処理を示すフローチャートである。 未表示領域検出部の処理を示すフローチャートである。 データ送信部の処理を示すフローチャートである。 画面切替部の処理を示すフローチャートである。 リモート接続画面構成部の処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る端末機器、ゲートウェイ、サーバの機能を説明する図である。 HTMLファイルの例を示す図である。 第1の実施形態のゲートウェイのWebブラウザの処理を示すフローチャートである。 HTML解析部の処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態における実行判断部の処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態で使用される実行判断情報の一例を示す図である。 第3の実施形態に係る端末機器、ゲートウェイ、サーバの機能を説明する図である。
図1は、本発明の実施形態に係るWebシステムの構成を示す。一例としては、サーバ1は、ある企業によって運用されているWebサーバコンピュータである。この場合、端末機器2は、その企業に従業員によって使用される通信機器である。通信機器は、たとえば、スマートフォンまたはタブレット等の無線通信機器である。ゲートウェイ3は、端末機器2とサーバ1との間に設けられ、端末機器2とサーバ1との間の通信を中継する。サーバ1およびゲートウェイ3は、この実施例では、同じ企業によって運用されているものとする。
サーバ1は、様々なサービスを提供することができる。各サービスは、1または複数のアプリケーションを実行することによって提供される。端末機器2は、サーバ1が提供するサービスを利用することができる。このとき、端末機器2は、ゲートウェイ3を介してサーバ1にアクセスする。端末機器2とゲートウェイ3との間は、セキュリティを確保するために、例えば、VPN(Virtual Private Network)を利用して接続される。
ゲートウェイ3とサーバ1との間の回線の容量は、端末機器2とゲートウェイ3との間の回線と比較して、十分に大きいものとする。すなわち、サーバ1からゲートウェイ3を介して端末機器2へデータを送信する場合、サーバ1からゲートウェイ3へのデータ転送時間は、ゲートウェイ3から端末機器2へのデータ転送時間と比較して、大幅に短いものとする。
サービスに対応するアプリケーションは、例えば、端末機器2において実行される。このとき、サーバ1と端末機器2との間の通信方式は、例えば、HTTPである。図1に示す例では、サービスS1に対応するアプリケーションは、端末機器2において実行されている。この結果、端末機器2において画像「ABC...」が生成されている。なお、この明細書において「アプリケーションの実行」は、表示装置に表示される画像を生成する処理を含むものとする。
ただし、例えば、端末機器2の処理能力が低い場合には、端末機器2においてアプリケーションを実行すると、サービスに対応する画面が表示されるまでに要する時間が長くなる。すなわち、端末機器2においてサービスのレスポンスが悪くなる。
そこで、実施形態に係るWebシステムのゲートウェイ3は、端末機器2から要求されたサービスのアプリケーションを実行して、そのサービスに対応する画像を生成することができる。図1に示す例では、サービスS2に対応するアプリケーションは、ゲートウェイ3において実行されている。この結果、ゲートウェイ3において画像「XYZ...」が生成されている。そして、ゲートウェイ3は、生成した画像をリモート接続方式で端末機器2へ送信し、端末機器2は、リモート接続方式でその画像を受信して表示装置に表示する。なお、リモート接続方式は、特に限定されるものではないが、例えば、端末機器がネットワークを介して他の通信装置(ここでは、ゲートウェイ3)に接続し、その通信装置においてアプリケーション等が実行されて画像データが生成され、端末機器がその画像データを受信して表示装置に表示する手順を含む。このように、実施形態に係るWebシステムにおいては、状況に応じてリモート接続方式が実現される。このリモート接続方式により、端末機器2におけるサービスのレスポンスが改善する。
しかしながら、ゲートウェイ3の配下に多数の端末機器が収容され、すべての端末機器に対してリモート接続が実行されると、ゲートウェイ3の処理が遅くなることがある。この場合、端末機器2のユーザは、例えば、Webブラウザが停止したと判断し、同じリンクのリロードを行なったり、他のリンクへの接続を要求するかも知れない。そこで、実施形態のゲートウェイ3は、端末機器2におけるサービスのレスポンスが高くなるように、リモート接続を実行するか否かを決定することができる。
図2は、本発明の実施形態の通信制御方法の概要を示す。ここでは、端末機器2からサーバ1へWebサービスが要求され、サーバ1から端末機器2へサービスデータが送信されるものとする。サービスデータは、サービスを実現するためのアプリケーションに係わるデータおよび/またはプログラムを含むものとする。なお、端末機器2から送信される要求は、ゲートウェイ3を介してサーバ1へ転送される。また、サーバ1から送信されるサービスデータは、ゲートウェイ3を介して端末機器2へ転送される。このとき、端末機器2とサーバ1との間は、例えば、通常のHTTPで接続される。
ゲートウェイ3は、端末機器2が要求したサービスと同じサービスをサーバ1に要求する。これにより、サーバ1は、図2(a)に示すように、端末機器2へ送信しているサービスデータと同じデータをゲートウェイ3にも送信する。ここで、ゲートウェイ3とサーバ1との間の回線の容量は、端末機器2とゲートウェイ3との間の回線と比較して十分に大きい。このため、サーバ1から端末機器2へのサービスデータの送信が完了する前に、ゲートウェイ3は、ゲートウェイ3自身が要求したサービスデータの受信を完了する。
ゲートウェイ3は、サーバ1から受信したサービスデータに基づいて、サービスに対応する画像を生成する。図2(a)では、ゲートウェイ3において画像P1が生成されている。画像P1は、端末機器2において最終的に表示される画像(完成画像)と実質的に同じである。また、画像P1は、「Java Applet」「画像1」「画像2」「画像3」を含んでいる。
ゲートウェイ3は、サーバ1から端末機器2へ送信されるサービスデータの中継処理において、ゲートウェイ3から端末機器2へ既に転送されたデータ(以下、転送済みデータ)およびゲートウェイ3から端末機器2へ未だ転送されていないデータ(以下、未転送データ)を検出する。そして、ゲートウェイ3は、この未転送データを端末機器2へ転送するために要する時間(以下、未転送データ転送時間)を算出または予測する。
なお、端末機器2は、受信したサービスデータに基づいて対応する画像を生成して表示する。ここで、端末機器2は、サービスデータの一部を受信した時点で、その一部のサービスデータに対応する画像を生成して表示することができる。図2(a)に示す例では、端末機器2において、一部のサービスデータに基づいて画像P2が生成されて表示されている。画像P2は、「画像1」を含む。
ゲートウェイ3は、上述の転送済みデータに基づいて、端末機器2で表示されている画像P2を再現する。そして、ゲートウェイ3は、画像P1と画像P2とを比較することにより、端末機器2において対応する画像が表示されていない領域(以下、未表示領域)を検出する。このとき、ゲートウェイ3は、画像P1と画像P2との差分画像を生成してもよい。図2(b)に示す例では、3つの斜線領域が未表示領域を表している。この結果、ゲートウェイ3は、端末機器2において「Java Applet」「画像2」「画像3」が表示されていないと判定することができる。
ゲートウェイ3は、端末機器2において未表示領域に表示されるべき画像(以下、未表示領域画像)を端末機器2へ送信するために要する時間(以下、未表示画像送信時間)を算出または予測する。図2(b)に示す例では、「Java Applet」「画像2」「画像3」をゲートウェイ3から端末機器2へ送信するために要する時間が算出される。そして、ゲートウェイ3は、未転送データ転送時間と未表示画像送信時間とを比較する。
未転送データ転送時間が未表示画像送信時間以下であれば、ゲートウェイ3は、未転送データを端末機器2へ転送する。この場合、HTTPによる通信が継続される。また、端末機器2は、受信データから画像を生成する。
一方、未転送データ転送時間よりも未表示画像送信時間の方が短いときは、ゲートウェイ3は、未表示領域画像を端末機器2へ送信する。図2(b)に示す例では、ゲートウェイ3は、未表示領域画像(「Java Applet」「画像2」「画像3」)を端末機器2へ送信している。このとき、端末機器2とゲートウェイ3との間の通信は、HTTPからリモート接続に切り替えられる。
端末機器2は、先に生成した画像P2とゲートウェイ3から受信する未表示領域画像とを合成することにより、画像P3を生成する。このとき、端末機器2は、例えば、画像P2をリモート接続画面にコピーし、その画面上に未表示領域画像を配置してもよい。この場合、ブラウザ画面からリモート接続画面への切替えがシームレスに行われる。
このように、実施形態の通信制御方法においては、未転送データ転送時間よりも未表示画像送信時間の方が短いときに、ゲートウェイ3で生成された画像が端末機器2へ送信される。そして、端末機器2は、ゲートウェイ3で生成された画像を受信するときは、アプリケーションを実行して画像を生成する必要はない。したがって、端末機器2におけるサービスのレスポンスが改善する。また、ゲートウェイ3の配下のすべての端末機器に対してリモート接続が実行されるわけではないので、ゲートウェイ3のリソースが効率的に使用される。
なお、図2に示す例では、ゲートウェイ3は、未転送データ転送時間および未表示画像送信時間に基づいてゲートウェイ3と端末機器2との間を接続する方式を決定する。ただし、この方法は1つの実施例であって、ゲートウェイ3は、他の要素を考慮してゲートウェイ3と端末機器2との間を接続する方式を決定してもよい。すなわち、ゲートウェイ3は、ゲートウェイ3から端末機器2へ未転送データを転送する方式において発生するコスト、およびゲートウェイ3から端末機器2へ未表示領域画像を送信する方式において発生するコストに基づいて、ゲートウェイ3と端末機器2との間を接続する方式を決定してもよい。この場合、未転送データ転送時間および未表示画像送信時間は、それぞれコストの要素の1つである。また、コストの要素の1つとして、端末機器2のリソース(CPUの能力、メモリの容量など)を使用してもよい。さらに、例えば、未転送データが伝送されるときの通信帯域と未表示領域画像データが伝送されるときの通信帯域が互いに異なるときは、コストの要素の1つとして、通信帯域を使用してもよい。
図3は、端末機器2、サーバ1、ゲートウェイ3のハードウェア構成を示す。
端末機器2は、CPU21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、HDD(Hard Disk Drive)24、NIC(Network Interface Card)25、入出力装置26を有する。CPU21、ROM22、RAM23、HDD24、NIC25、入出力装置26は、例えば、バスを介して互いに接続されている。
CPU21は、端末機器2の動作を制御する。なお、CPU21は、複数のプロセッサエレメントを含むようにしてもよい。ROM22は、ブートプログラム等のプログラムを記憶している。また、ROM22は、実施形態の通信制御方法に係わるプログラムを記憶していてもよい。RAM23は、CPU21のワークエリアとして使用される。HDD24は、CPU21によって使用されるデータおよび/またはプログラムを記憶する。実施形態の通信制御方法に係わるプログラムは、HDD24に格納されていてもよい。この場合、CPU21は、HDD24からプログラムを読み出してRAM23にロードすることで実行してもよい。なお、端末機器2は、HDD24に代わりに、他の記憶装置(たとえば、SSD(Solid State Drive))を有するようにしてもよい。
NIC25は、ネットワークに接続するためのインタフェースを提供する。ネットワークは、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等である。NIC25は、ネットワークを介してゲートウェイ3に接続するためのインタフェースを提供する。入出力装置26は、キーボードおよび/またはマウス等の入力デバイスを含む。また、入出力装置26は、ディスプレイ、カメラ、および/またはセンサデバイス等の出力デバイスを含む。
ゲートウェイ3は、CPU31、ROM32、RAM33、HDD34、NIC35を有する。CPU31、ROM32、RAM33、HDD34、NIC35は、上述したCPU21、ROM22、RAM23、HDD24、NIC25と実質的に同じなので、説明を省略する。なお、図3に示す例では、ゲートウェイ3は、2つのNIC25を有するが、ゲートウェイ3が有するNICの個数は限定されるものではない。
サーバ1は、CPU11、ROM12、RAM13、HDD14、NIC15を有する。CPU11、ROM12、RAM13、HDD14、NIC15は、上述したCPU21、ROM22、RAM23、HDD24、NIC25と実質的に同じなので、説明を省略する。
図4は、端末機器2、ゲートウェイ3、サーバ1の機能を説明する図である。端末機器2は、Webブラウザ41、制御情報送信部42、リモート接続クライアント43、リモート接続画面構成部44、画面切替部45を有する。なお、端末機器2は、他の機能を有していてもよい。
Webブラウザ41は、サーバ1にアクセスして所望のWebサービスに対応するサービスデータを取得する。このとき、Webブラウザ41は、ユーザから指定されたURLにアクセスすることができる。そして、Webブラウザ41は、アクセス先のURLから取得したサービスデータに含まれているアプリケーションプログラムを実行する。制御情報送信部42は、ゲートウェイ3へ制御情報を送信する。制御情報は、端末機器2のリソースに係わる情報、WebサービスのURL、端末機器2とゲートウェイ3との間の通信帯域を計測するためのデータ等を含む。
リモート接続クライアント43は、ゲートウェイ3のリモート接続サーバ55にアクセスして、リモート接続を実行する。リモート接続画面構成部44は、Webブラウザ41により生成されるWebブラウザ画面の画像およびゲートウェイ3からリモート接続方式で受信する画像データに基づいて、リモート接続画面を構成する。画面切替部45は、Webブラウザ41により生成されるWebブラウザ画面またはリモート接続画面構成部44により構成されるリモート接続画面を選択して表示する。
なお、Webブラウザ41、制御情報送信部42、リモート接続クライアント43、リモート接続画面構成部44、画面切替部45は、CPU21がソフトウェアプログラムを実行することにより実現される。ただし、Webブラウザ41、制御情報送信部42、リモート接続クライアント43、リモート接続画面構成部44、画面切替部45の一部は、ハードウェア回路で実現してもよい。
ゲートウェイ3は、中継部51、転送データ保存部52、制御情報受信部53、Webブラウザ54、リモート接続サーバ55、実行判断部56、実行判断情報格納部57、未表示領域検出部58、送信方式判断部59、データ送信部60を有する。なお、ゲートウェイ3は、他の機能を有していてもよい。
中継部51は、サーバ1と端末機器2との間で伝送されるデータを中継する。サーバ1と端末機器2との間は、例えば、HTTPで接続される。中継部51は、サーバ1から端末機器2へ送信されるデータを抽出することができる。転送データ保存部52は、サーバ1から端末機器2へ送信されるデータを保存する。このとき、ゲートウェイ3から端末機器2へ転送されたデータのデータ名およびデータサイズ等を表すデータ情報も転送データ保存部52に格納される。制御情報受信部53は、端末機器2の制御情報送信部42から送信される制御情報を受信する。
Webブラウザ54は、サーバ1にアクセスしてWebサービスに対応するサービスデータを取得する。このとき、Webブラウザ54は、端末機器2のWebブラウザ41と実質的に同じ処理を実行することができる。すなわち、Webブラウザ54は、端末機器2からの要求に基づいて端末機器2へ送信されるサービスデータと同じデータを受信できる。そして、Webブラウザ54は、サーバ1から受信したサービスデータに基づいて、端末機器2において表示されるべき画像を生成できる。リモート接続サーバ55は、Webブラウザ54により生成される画像データを、リモート接続方式で端末機器2へ送信する。
実行判断部56は、端末機器2またはゲートウェイ3のどちらでWebサービスの処理を実行するのかを判断する。実行判断情報格納部57は、実行判断部56が判断を実行するために使用する情報を格納する。
未表示領域検出部58は、サーバ1から端末機器2へ送信されるサービスデータに対応する画像のなかで、端末機器2において未だ表示されていない画像領域を検出する。送信方式判断部59は、Webサービスに対応する画像データをリモート接続方式で端末機器2へ送信するか否かを判断する。データ送信部60は、未表示領域検出部58により検出された領域の画像データを、端末機器2へ送信する。
なお、中継部51、制御情報受信部53、Webブラウザ54、リモート接続サーバ55、実行判断部56、未表示領域検出部58、送信方式判断部59、およびデータ送信部60は、CPU31がソフトウェアプログラムを実行することにより実現される。但し、中継部51、制御情報受信部53、Webブラウザ54、リモート接続サーバ55、実行判断部56、未表示領域検出部58、送信方式判断部59、データ送信部60の一部は、ハードウェア回路で実現してもよい。
サーバ1は、Webサーバ71および格納部72を有する。Webサーバ71は、Webブラウザ41、54から要求されるWebサービスを提供する。格納部72は、Webサービスを実現するためのデータおよびプログラムを格納する。
図5は、本発明の実施形態の通信制御方法を示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、例えば、Webサービスを要求する旨の指示がユーザから端末機器2に与えられたときに実行される。
S1:端末機器2のWebブラウザ41は、ゲートウェイ3を介してサーバ1にアクセスする。このとき、Webブラウザ41は、ユーザにより指定されたWebサービスに対応するURLにアクセスする。そうすると、指定されたWebサービスに対応するサービスデータがサーバ1から端末機器2へ送信される。このサービスデータは、ゲートウェイ3の中継部51によって中継される。
このとき、中継部51は、端末機器2へ転送したデータエレメントのデータ名、データサイズ、データ内容を検出する。そして、中継部51は、検出したデータ名、データサイズ、データ内容を、転送済みデータとして転送データ保存部52に格納する。転送データ保存部52に格納された転送済みデータの一例を図6(b)に示す。この実施例では、データエレメントindex.html、data_d.gif、...、data_n.jpgが記録されている。また、この実施例では、データ名、データサイズ、データ内容に加えて、取得先を表す情報も記録されている。
なお、サーバ1から端末機器2へすべてのサービスデータが送信されるまでには、所定の時間を要する。このため、サーバ1から端末機器2へのサービスデータの送信と並列にS2〜S20が実行される。
S2:端末機器2において、制御情報送信部42は、Webブラウザ41がサーバ1へアクセスしたことを検出すると、制御情報をゲートウェイ3へ送信する。制御情報の一例を図7に示す。
この実施例では、制御情報は、パケットに格納されて端末機器2からゲートウェイ3へ送信される。パケットIDは、制御情報を格納するパケットを識別する。データ長は、パケットのデータ長を表す。端末機器情報は、端末機器2のCPUの能力、端末機器2のメモリの容量などを表す。WebサービスURLは、端末機器2からサーバ1へアクセスしたURLを表す。送信時刻は、このパケットが端末機器2から送信された時刻を表す。
S3:ゲートウェイ3において、制御情報受信部53は、端末機器2により生成された制御情報を受信する。そして、制御情報受信部53は、受信した制御情報に基づいて、端末機器2とゲートウェイ3との間の通信帯域を計算する。通信帯域の計算において、制御情報受信部53は、制御情報を受信した時刻検出する。ここで、端末機器2の時刻およびゲートウェイ3の時刻は、例えばNTPにより、互いに同期しているものとする。そうすると、制御情報受信部53は、下式によって端末機器2とゲートウェイ3との間の通信帯域を計算することができる。
通信帯域[bps]=データ長[bit]/パケット転送時間[秒]
パケット転送時間=受信時刻−送信時刻
さらに、制御情報受信部53は、受信した制御情報および計算した通信帯域を実行判断部56に通知する。
S4〜S5:ゲートウェイ3において、実行判断部56は、端末機器2から受信した制御情報およびS3で計算された通信帯域に基づいて、リモート接続による画像データ送信が実行可能か否かを判定する。このとき、実行判断部56は、実行判断情報格納部57に格納されている実行判断情報を参照する。実行判断情報の一例を図8に示す。
図8に示す例では、実行判断情報は、「接続先URL」「端末機器情報」「通信帯域」の組合せに対して、リモート接続による画像データ送信が実行可能か否かを表す。接続先情報は、端末機器2から要求されたWebサービスのURLを表す。端末機器情報は、端末機器2のCPUの能力および端末機器2のメモリの容量を表す。通信帯域は、端末機器2とゲートウェイ3との間の通信帯域を表す。○印は、リモート接続による画像データ送信が実行可能であることを表し、×印は、リモート接続による画像データ送信が実行不可であることを表す。
実行判断情報は、過去の判断結果を表している。例えば、図8に示す1つ目のレコードは、以下の判断結果を表している。
(1)端末機器は、CPU_aおよび2GBのメモリを有する
(2)端末機器とゲートウェイ3との間の通信帯域は、3Mbpsである
(3)サービスaのURLがアクセスされた
(4)このとき、リモート接続による画像データ送信が実行された
また、図8に示す2つ目のレコードは、以下の判断結果を表している。
(1)端末機器は、CPU_aおよび2GBのメモリを有する
(2)端末機器とゲートウェイ3との間の通信帯域は、2.8Mbpsである
(3)サービスbのURLがアクセスされた
(4)このとき、リモート接続による画像データ送信は実行されなかった
よって、実行判断部56は、端末機器からサーバ1への新たなアクセスに係わる「接続先URL」「端末機器情報」「通信帯域」で実行判断情報を参照することにより、リモート接続による画像データ送信が実行可能か否かを判断できる。例えば、新たなアクセスを行った端末機器がCPU_aおよび2GBのメモリを有し、通信帯域が3Mbpsであり、接続先がサービスaである場合には、図8に示す実行判断情報によれば、「可能」と判断される。
リモート接続による画像データ送信が実行可能と判断されたときは、通信制御方法の処理はS6へ進む。一方、リモート接続による画像データ送信が実行不可と判断されたときは、通信制御方法の処理は終了する。この場合、リモート接続による画像データ送信が実行されることなく、端末機器2は、HTTPでサーバ1からサービスデータを受信する。
S6:ゲートウェイ3において、実行判断部56は、Webブラウザ54を起動する。このとき、実行判断部56は、端末機器2から受信した制御情報の中の「接続先URL」をWebブラウザ54に通知する。そして、Webブラウザ54は、通知されたURLにアクセスする。すなわち、ゲートウェイ3は、S1で端末機器2がアクセスしているWebサービスと同じWebサービスにアクセスする。さらに、実行判断部56は、リモート接続による画像データ送信が実行可能であることを表す判断結果(判断結果:可能)を端末機器2へ通知する。この判断結果は、リモート接続画面構成部44により受信される。
S7:端末機器2において、リモート接続画面構成部44は、リモート接続クライアント43を起動する。そうすると、リモート接続クライアント43は、リモート接続サーバ55に接続する。ただし、この時点では、リモート接続サーバ55からリモート接続クライアント43への画像データの送信は行なわれない。
S8〜S9:ゲートウェイ3において、Webブラウザ54は、サーバ1(すなわち、S6でアクセスしているURL)からサービスデータを取得する。そして、Webブラウザ54は、受信したサービスデータのデータ情報(データ名、データサイズ、取得先)を所定のメモリ領域に保存する。このとき、Webブラウザ54は、受信したサービスデータを解析することによってサービス情報を取得する。或いは、Webブラウザ54は、サービスデータと共にサービスデータのデータ情報をサーバ1から受信してもよい。サービス情報が格納されるメモリ領域は、特に限定されるものではないが、ファイルまたはデータベースなどであってもよいし、HDD等の記憶装置であってもよい。受信したサービスデータのデータ情報の一例を図6(a)に示す。この例では、Webサービスに対応するサービスデータは、n個のデータエレメントを含む。そして、各データエレメントについて、データ名、データサイズ、接続先が記録されている。
また、Webブラウザ54は、サーバ1から受信したサービスデータを実行してブラウザ画面の画像を生成する。このようにして生成される画像は、端末機器2においてWebブラウザ41により表示される画面画像に相当する。そして、Webブラウザ54は、Webサービスのサービスデータの読み込みが完了すると(すなわち、Webサービスの画像の生成が完了すると)、未表示領域検出部58および送信方式判断部59に完了通知を送信する。
S10:Webブラウザ54から完了通知を受信すると、送信方式判断部59は、サーバ1から端末機器2へ送信されるサービスデータのなかで、端末機器2へ未だ転送されていない未転送データを検出する。ここで、サーバ1から端末機器2へ送信されるサービスデータは、図6(a)に示すように、Webブラウザ54により検出されている。また、端末機器2へ既に転送された転送済みデータは、図6(b)に示すように、転送データ保存部52に保存されている。したがって、これらの情報を参照することにより、未転送データが検出される。図6に示す実施例では、少なくとも、data_aおよびdata_bは、未だゲートウェイ3から端末機器2へ転送されていない。data_aおよびdata_bが未転送データである場合、その合計データサイズは、6917805バイトである。
そして、送信方式判断部59は、下式に基づいて、未転送データを端末機器2へ転送するために要する時間T1を計算または予測する。なお、通信帯域は、S3で計算されている。
転送時間T1=未転送データのデータサイズ/通信帯域
S11:Webブラウザ54から完了通知を受信すると、未表示領域検出部58は、Webブラウザ54を起動することにより、端末機器2における現在の表示状態に対応する画像(以下、「現画面」と呼ぶことがある)を生成する。ここで、端末機器2が既に受信しているサービスデータは、図6(b)に示すように、転送済みデータとして転送データ保存部52に格納されている。したがって、未表示領域検出部58は、転送データ保存部52を参照することにより、端末機器2における現在の表示状態に対応する画像(すなわち、現画面)を生成することができる。
続いて、未表示領域検出部58は、サーバ1から端末機器2へ提供されるWebサービスに対応する画像のなかで、端末機器2において未だ表示されていない画像領域を検出する。このとき、未表示領域検出部58は、S8において生成された画像(図9では、完成画面)と、端末機器2における現在の表示状態に対応する画像(図9では、現画面)とを比較することにより、未表示領域の画像を検出する。
図9を参照しながら一例を示す。この実施例では、端末機器2における現在の表示状態に対応する現画面は、「画像1」を含んでいる。なお、未表示領域検出部58は、転送データ保存部52を参照することにより、現画面を生成することができる。また、未表示領域検出部58は、ゲートウェイ3がサーバ1から取得したWebサービスのサービスデータに基づいて、完成画面を生成する。完成画面は、要求されたWebサービスを提供するためのすべてのサービスデータが表示された画面に相当する。この実施例では、完成画面は、「Java applet」「画像1」「画像2」「画像3」を含んでいる。
未表示領域検出部58は、現画面と完成画面とを比較することにより、端末機器2においてまだ表示されていない領域の画像(すなわち、未表示領域画像)を検出する。この実施例では、「Java applet」「画像1」「画像2」「画像3」のうちの「画像1」が既に端末機器2に表示されていると推定される。よって、「Java applet」「画像2」「画像3」が未表示領域画像であると判定される。
続いて、未表示領域検出部58は、未表示領域画像をゲートウェイ3から端末機器2へ送信するために要する時間を計算または予測する。ここで、未表示領域検出部58は、未表示領域画像の各画像エレメントのデータサイズを計算する。画像データが圧縮された後にゲートウェイ3から端末機器2へ送信される場合には、圧縮された画像データのデータサイズが計算される。この実施例では、図10に示すように、未表示領域画像の各画像エレメント(Java applet、画像2、画像3)のデータサイズが計算される。この結果、未表示領域画像の合計データサイズは、33857バイトである。そして、未表示領域検出部58は、下式に基づいて、未表示領域画像データをゲートウェイ3から端末機器2へ送信するために要する送信時間T2を計算する。なお、通信帯域は、S3において制御情報受信部53により計算されている。
送信時間T2=未表示領域画像のデータサイズ/通信帯域
S12:送信方式判断部59は、未転送データの転送時間T1と未表示領域画像の送信時間T2とを比較する。そして、未表示領域画像の送信時間T2が未転送データの転送時間T1以上であれば、送信方式判断部59の処理はS13へ進む。一方、未転送データの転送時間T1よりも未表示領域画像の送信時間T2が短いときには、送信方式判断部59は、端末機器2の画面切替部45に対して要求停止指示を送信すると共に、データ送信部60に対して送信依頼を与える。この後、送信方式判断部59の処理はS15へ進む。
S13:送信方式判断部59は、端末機器2が要求するWebサービスの全てのサービスデータが端末機器2へ転送されたか否かを判定する。未転送データが残っているときには、ゲートウェイ3の処理はS10に戻る。即ち、「T1>T2」が検出されるまで、或いは、すべてのサービスデータが端末機器2に転送されるまで、S10〜S13が繰り返し実行される。
S14:「T1>T2」が検出されることなく、すべてのサービスデータがゲートウェイ3から端末機器2に転送されたときは、送信方式判断部59は、リモート接続による画像データ送信が実行されないことを表す情報を実行判断情報格納部57に格納する。このとき、図8に示すように、接続先URL、端末機器2の端末機器情報、端末機器2とゲートウェイ3との間の通信帯域の組合せに対して、「実行可否:不可」が記録される。
S15:「T1>T2」が検出されたときは、送信方式判断部59は、端末機器2へ要求停止指示を送信する。また、送信方式判断部59は、リモート接続による画像データ送信が実行されたことを表す情報を実行判断情報格納部57に格納する。このとき、図8に示すように、接続先URL、端末機器2の端末機器情報、端末機器2とゲートウェイ3との間の通信帯域の組合せに対して、「実行可否:可能」が記録される。なお、接続先URL、端末機器2の端末機器情報、通信帯域の組合せに対して既に実行可否情報が記録されているときは、判定結果を実行判断情報格納部57に格納する処理を省略してもよい。
S14またはS15で記録される実行可否情報は、端末機器から新たなサービス要求が発行されたときに使用される。すなわち、ゲートウェイ3は、新たなサービス要求に係る接続先URL、端末機器情報、通信帯域に基づいて、過去の同じサービス要求についての実行可否判定の結果を参照する。ここで、例えば、過去の同じサービス要求についての判定結果が「不可」であったときは、新たなサービス要求についてS6〜S12を実行すると、S12において「リモート接続による画像データ送信を実行しない」と判定されることが見込まれる。したがって、この場合、ゲートウェイ3は、リモート接続のための処理を開始しない。したがって、不要な処理の実行が回避されるので、ゲートウェイ3の効率が向上する。
S16:端末機器2において、画面切替部45は、実行判定部59から要求停止指示を受信する。そうすると、画面切替部45は、Webブラウザ41に対してデータ取得の停止を指示する。Webブラウザ41は、サーバ1からサービスデータを取得する処理を停止するとともに、データ取得の停止が完了した旨をリモート接続画面構成部44に通知する。なお、Webブラウザ41がサービスデータを取得する処理を停止すると、ゲートウェイ3において中継部51は、サービステータを転送する処理を停止する。
S17:端末機器2において、リモート接続画面構成部44は、Webブラウザ41によって生成されたブラウザ画面の画像を、リモート接続クライアント43の表示画面にコピーする。そして、リモート接続画面構成部44は、コピー完了通知を画面切替部45に送信する。
S18:端末機器2において、画面切替部45は、リモート接続画面構成部44からコピー完了通知を受信する。そうすると、画面切替部45は、端末機器2の表示装置の最前面にリモート接続画面の画像を表示する。そして、画面切替部45は、Webブラウザ41を停止する。
S19:ゲートウェイ3において、データ送信部60は、未表示領域検出部58を利用して未表示領域画像を取得する。そして、データ送信部60は、取得した未表示領域画像をリモート接続方式のデータに変換して端末機器2へ送信する。
S20:端末機器2において、リモート接続画面構成部44は、ゲートウェイ3から未表示領域画像データを受信する。そうすると、リモート接続画面構成部44は、リモート接続画面に、ゲートウェイ3から受信した未表示領域画像を表示する。
この後、データ送信部60は、リモート接続サーバ55に対して、送信依頼を与える。リモート接続サーバ55は、この送信依頼を受け取ると、以降、Webブラウザ54により生成される画像データをリモート接続方式で端末機器2へ送信する。この画像データは、端末機器2のリモート接続クライアント43により受信される。
図11を参照しながらS17〜S20の実施例を説明する。S17において、リモート接続画面構成部44は、Webブラウザ画面の画像をリモート接続画面にコピーする。図11では、「画像1」を含む画像がリモート接続画面にコピーされている。S19において、データ送信部60は、未表示領域画像データを端末機器2へ送信する。図11では、「java applet」「画像2」「画像3」を含む画像データがゲートウェイ3から端末機器2へ送信されている。
S20において、リモート接続画面構成部44は、リモート接続画面に未表示領域画像を表示する。このとき、リモート接続画面には、既に、Webブラウザ画面から取得した画像が表示されている。したがって、リモート接続画面構成部44は、リモート接続画面上で、Webブラウザ画面から取得した画像にゲートウェイ3から受信した未表示領域画像を重畳する。図11では、Webブラウザ画面から取得した画像(「画像1」)に、未表示領域画像(「java applet」「画像2」「画像3」)が重畳される。
このように、実施形態の通信制御方法においては、Webサービスを実現するために必要なデータは、ゲートウェイ3から端末機器2への転送時間が短くなる方式で端末機器2へ転送される。したがって、実施形態の通信制御方法によれば、サーバ1から端末機器2に提供されるサービスのレスポンスが向上する。
また、実施形態の通信制御方法によれば、端末機器2において、Webブラウザで生成した画像とリモート接続で受信した画像とを合成して表示画像が生成される。よって、Webブラウザからリモート接続への切替えがシームレスに行われる。
なお、上述の実施例では、未転送データの転送時間と未表示領域画像の送信時間との比較結果に基づいて、HTTPからリモート接続へ切替えを行なうか否かが判定される。ただし、未転送データを転送するため通信帯域、および未表示領域画像を送信するための通信帯域が互いに同じである場合には、未転送データのデータサイズと未表示領域画像のデータサイズとの比較結果に基づいて、Webブラウザからリモート接続へ切替えを行なうか否かを判定してもよい。
次に、端末機器2およびゲートウェイ3の動作を詳細に説明する。
図12は、制御情報送信部42の処理を示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、図5のS2に相当する。
S31において、制御情報送信部42は、Webブラウザ41の動作をモニタする。そして、Webブラウザ41がサーバ1に対してWebサービスを要求すると、制御情報送信部42は、S32において、制御情報を生成してゲートウェイ3へ送信する。制御情報の一例は、図7を参照しながら説明した通りである。また、制御情報は、ゲートウェイ3において、制御情報受信部53により受信される。S33において、制御情報送信部42は、端末機器2のシャットダウン手順の開始をモニタする。すなわち、端末機器2のシャットダウン手順が開始されるまで、制御情報送信部42は、S31〜S32の処理を繰り返す。
図13は、制御情報受信部53の処理を示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、図5のS3に相当する。
S41において、制御情報受信部53は、端末機器2から送信される制御情報を待ち受ける。制御情報は、図12を参照しながら説明したように、端末機器2の制御情報送信部42から送信される。端末機器2から制御情報を受信すると、制御情報受信部53は、S42において、その制御情報に基づいて端末機器2とゲートウェイ3との間の通信帯域を計算する。このとき、制御情報受信部53は、例えば、制御情報を格納するパケットのデータ長、送信時刻、受信時刻に基づいて通信帯域を計算する。或いは、制御情報受信部53は、RTT(Round-Trip Time)に基づいて通信帯域を計算してもよい。
S43において、制御情報受信部53は、端末機器2から受信した制御情報および上述の通信帯域を実行判断部56に通知する。S44において、制御情報受信部53は、ゲートウェイ3のシャットダウン手順の開始をモニタする。すなわち、ゲートウェイ3のシャットダウン手順が開始されるまで、制御情報受信部53は、S41〜S43の処理を繰り返す。
図14は、実行判断部56の処理を示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、図5のS4〜S6に相当する。
S51において、実行判断部56は、制御情報受信部53から送信される通知(制御情報(WebサービスURL、端末機器情報など)、通信帯域など)を待ち受ける。制御情報受信部53からの通知を受信すると、実行判断部56は、S52〜S53において、端末機器2により要求されているWebサービスに対して、リモート接続による画像データ送信が実行可能か否かを判定する。このとき、実行判断部56は、上述の制御情報および通信帯域を検索インデックスとして、実行判断情報格納部57に格納されている実行判断情報を参照する。実行判断情報の一例を図8に示す。
上述の制御情報および通信帯域に対して「実行可否:可能」が得られたとき、または、実行判断情報格納部57に対応する検索インデックスが存在しないときは、実行判断部56は、S54において、Webブラウザ54を起動する。このとき、実行判断部56は、Webブラウザ54にアクセス指示を与えると共に、端末機器2から受信した制御情報に含まれている「WebサービスURL」をWebブラウザ54に通知する。なお、上述の制御情報および通信帯域に対して「実行可否:不可」が得られたときは、S54はスキップされる。
S55において、実行判断部56は、実行可否の判定結果を端末機器2へ通知する。なお、この判定結果は、端末機器2において、リモート接続画面構成部44により受信される。S56において、実行判断部56は、ゲートウェイ3のシャットダウン手順の開始をモニタする。すなわち、ゲートウェイ3のシャットダウン手順が開始されるまで、実行判断部56は、S51〜S55の処理を繰り返す。
図15は、Webブラウザ54の処理を示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、図5のS8〜S9に相当する。
S61において、Webブラウザ54は、実行判断部56から送信されるアクセス指示を待ち受ける。実行判断部56からアクセス指示を受信すると、Webブラウザ54は、S62において、実行判断部から通知されたWebサービスURLへアクセスする。このURLは、端末機器2により要求されたWebサービスのURLと同じである。即ち、端末機器2のWebブラウザ41およびゲートウェイ3のWebブラウザ54は、同じWebサービスを要求することになる。
S63〜S64において、Webブラウザ54は、要求したWebサービスに対応するサービスデータをサーバ1から受信する。そして、Webブラウザ54は、図6(a)に示すように、受信したサービスデータの各データエレメントのデータ名、データサイズ、取得先などを表すデータ情報を保存する。また、Webブラウザ54は、要求したWebサービスに対応するブラウザ画面画像を生成する。なお、S63〜S64において生成される画像は、端末機器2に全てのサービスデータが転送されたときにその端末機器2において生成されるブラウザ画面画像と実質的に同じである。すなわち、Webブラウザ54は、端末機器2において生成されるブラウザ画面画像と実質的に同じ画像を生成することができる。
S65において、Webブラウザ54は、要求したWebサービスに対応するブラウザ画面画像の生成が完了したことを送信方式判断部59に通知する。S66において、Webブラウザ54は、要求したWebサービスに対応するブラウザ画面画像の生成が完了したことを示す完了通知を未表示領域検出部58に送信する。
図16は、送信方式判断部59の処理を示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、図5のS10、S12、S13、S15に相当する。
S71において、送信方式判断部59は、Webブラウザ54から送信される完了通知を待ち受ける。Webブラウザ54から完了通知を受信すると、送信方式判断部59は、S72において、Webブラウザ54により作成されたデータ情報を参照し、サーバ1から端末機器2へ送信されるサービスデータを認識する。なお、このデータ情報は、図15に示すS64において作成されて保存されている。S73において、送信方式判断部59は、転送データ保存部52を参照することにより、サーバ1から受信したサービスデータのうちで端末機器2へ既に転送されたデータ(すなわち、転送済みデータ)を検出する。転送データ保存部52の一例は、図6(b)に示す通りである。
S74において、送信方式判断部59は、サーバ1から端末機器2へ送信されるサービスデータと転送済みデータとを比較することにより、端末機器2へ転送されていない未転送データを検出する。そして、送信方式判断部59は、この未転送データのデータサイズに基づいて、未転送データを端末機器2へ転送するための要する転送時間T1を計算または予測する。S75において、送信方式判断部59は、送信時間T2を表す通知を待ち受ける。送信時間T2は、図17を参照しながら説明するが、未表示領域画像データを端末機器2へ送信するために要する時間を表す。
S76〜S77において、送信方式判断部59は、未転送データの転送時間T1と未表示領域画像データの送信時間T2とを比較する。そして、未転送データの転送時間T1よりも未表示領域画像データの送信時間T2が短いときは、送信方式判断部59の処理はS78へ進む。この場合、HTTPによるデータ転送からリモート接続による画像データ送信への切替えが実行される。一方、未表示領域画像データの転送時間T2が未転送データの送信時間T1以上であれば、送信方式判断部59の処理はS80へ進む。この場合、HTTPによるデータ転送が継続される。
S78において、送信方式判断部59は、Webブラウザを停止するための要求停止指示を端末機器2へ送信する。この要求停止指示は、端末機器2において画面切替部45により受信される。S79において、送信方式判断部59は、送信依頼をデータ送信部60に与える。
S80において、送信方式判断部59は、サーバ1から端末機器2へ送信されるサービスデータの中のすべてのデータエレメントが端末機器2へ転送されたか否かを判定する。そして、端末機器2へ転送されていないデータエレメントが残っていれば、送信方式判断部59の処理はS74に戻る。すなわち、すべてのデータエレメントが端末機器2へ転送されるまで、転送時間T1と送信時間T2の比較が繰り返し実行される。そして、転送時間T1よりも送信時間T2が短くなると、その時点で、HTTPによるデータ転送からリモート接続による画像データ送信への切替えが実行される。
S81において、送信方式判断部59は、実行判断情報を作成して実行判断情報格納部57に格納する。実行判断情報は、図8に示すように、接続先URL、端末機器情報、通信帯域に対して実行可否を表す情報を含む。S82において、送信方式判断部59は、ゲートウェイ3のシャットダウン手順の開始をモニタする。すなわち、ゲートウェイ3のシャットダウン手順が開始されるまで、送信方式判断部59は、S71〜S81の処理を繰り返す。
図17は、未表示領域検出部58の処理を示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、図5のS12に相当する。
S91において、未表示領域検出部58は、Webブラウザ54から送信される完了通知を待ち受ける。Webブラウザ54から完了通知を受信すると、未表示領域検出部58は、S92において、端末機器2へ既に転送されている転送済みデータを転送データ保存部52から取得する。転送データ保存部52の一例は、図6(b)に示す通りである。
S93〜S94において、未表示領域検出部58は、Webブラウザ54を新たに起動する。そして、未表示領域検出部58は、新たに起動されたWebブラウザ54に、転送済みデータに基づいて画面画像を生成させる。この画面画像は、この時点で端末機器2において表示されている画面画像(図9では、現画面)と実質的に同じである。
S95において、未表示領域検出部58は、ゲートウェイ3のWebブラウザ54がサーバ1から取得したサービスデータに基づいて生成した画像と、S94で生成した画像とを比較する。ここで、Webブラウザ54が生成した画像は、端末機器2により要求されたWebサービスに対応する画面画像(図9では、完成画面)に相当する。したがって、2つの画面画像の差分画像は、この時点で端末機器2に表示されていない画像(即ち、未表示領域画像)を表す。
S96において、未表示領域検出部58は、未表示領域画像(すなわち、上述の2つの画面画像の差分画像)をリモート接続で端末機器2へ送信するために要する送信時間T2を計算または予測する。送信時間T2は、未表示領域画像のデータサイズに基づいて計算される。S97において、未表示領域検出部58は、計算した送信時間T2を送信方式判断部59に通知する。送信時間T2を表す情報は、図16のS75において受信され、S76において転送時間T1と比較される。
S98において、未表示領域検出部58は、データ送信部60により生成される画像取得要求を待ち受ける。そして、画像取得要求を受信すると、未表示領域検出部58は、S99において、未表示領域画像をデータ送信部60に渡す。S100において、未表示領域検出部58は、ゲートウェイ3のシャットダウン手順の開始をモニタする。すなわち、ゲートウェイ3のシャットダウン手順が開始されるまで、未表示領域検出部58は、S91〜S99の処理を繰り返す。
図18は、データ送信部60の処理を示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、図5のS19に相当する。
S111において、データ送信部60は、送信方式判断部59により生成される送信依頼を待ち受ける。送信方式判断部59から送信依頼を受信すると、データ送信部60は、S112において、未表示領域画像を取得するために、画像取得要求を未表示領域検出部58へ送信する。
S113において、データ送信部60は、未表示領域検出部58により生成される未表示領域画像を待ち受ける。未表示領域検出部58から未表示領域画像を受信すると、データ送信部60は、S114において、リモート接続方式でその未表示領域画像を端末機器2へ送信する。このとき、データ送信部60は、未表示領域検出部58から受信した未表示領域画像をリモート接続方式のデータ形式に変換してもよい。なお、未表示領域画像データは、端末機器2においてリモート接続画面構成部44により受信される。
S115において、データ送信部60は、リモート接続サーバ55に対して送信開始指示を与える。これにより、リモート接続サーバ55は、以降、端末機器2のリモート接続クライアント43との間で、リモート接続方式で通信を行う。S116において、データ送信部60は、ゲートウェイ3のシャットダウン手順の開始をモニタする。すなわち、ゲートウェイ3のシャットダウン手順が開始されるまで、データ送信部60は、S111〜S115の処理を繰り返す。
図19は、画面切替部45の処理を示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、図5のS18に相当する。
S121において、画面切替部45は、送信方式判断部59により生成される要求停止指示を待ち受ける。この要求停止指示は、図16のS78で生成される。送信方式判断部59から要求停止指示を受信すると、画面切替部45は、S122において、Webブラウザ41に対してWebサービス要求の停止を指示する。これにより、Webブラウザ41は、サーバ1にWebサービスを要求する動作を停止する。また、Webブラウザ41は、サービス要求を停止したことをリモート接続画面構成部44に通知する。
S123において、画面切替部45は、リモート接続画面構成部44により生成されるコピー完了通知を待ち受ける。コピー完了通知は、後述する図20のS136において生成される。リモート接続画面構成部44からコピー完了通知を受信すると、画面切替部45は、S124において、表示画面の前面にリモート接続画面を設定する。これにより、Webブラウザ画面からリモート接続クライアント画面への切替えが実現される。この後、画面切替部45は、Webブラウザ41を停止する。S125において、画面切替部45は、端末機器2のシャットダウン手順の開始をモニタする。すなわち、端末機器2のシャットダウン手順が開始されるまで、画面切替部45は、S121〜S124の処理を繰り返す。
図20は、リモート接続画面構成部44の処理を示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、図5のS17およびS20に相当する。
S131〜S132において、リモート接続画面構成部44は、リモート接続の実行可否についての判定結果をゲートウェイ3から待ち受ける。この判定結果は、図14に示すS55において実行判断部56により生成される。判定結果が「可能」であれば、リモート接続画面構成部44の処理はS133へ進む。そして、S133において、リモート接続画面構成部44は、リモート接続クライアント43を起動する。これにより、端末機器2のリモート接続クライアント43およびゲートウェイ3のリモート接続サーバ55は、リモート接続方式で通信を行なうことができる。
S134において、リモート接続画面構成部44は、Webブラウザ41がWebサービス要求を停止したことを表す通知を待ち受ける。この通知を受信すると、リモート接続画面構成部44は、S135において、Webブラウザの画面画像をリモート接続画面にコピーする。そして、リモート接続画面構成部44は、S136において、このコピー処理が完了したことを表すコピー完了通知を画面切替部45に送信する。なお、画面切替部45は、このコピー完了通知を受信すると、S124において、表示画面の前面にリモート接続画面を設定する。
S137において、リモート接続画面構成部44は、ゲートウェイ3により生成される未表示領域画像を待ち受ける。この未表示領域画像は、未表示領域検出部58により生成され、データ送信部60により送信される。そして、未表示領域画像を受信すると、リモート接続画面構成部44は、S138において、リモート接続画面上にその未表示領域画像を表示する。このとき、リモート接続画面上には、Webブラウザ41により生成された画像が表示されている。したがって、Webブラウザの画像に未表示領域画像が重畳されることになる。
S139において、リモート接続画面構成部44は、端末機器2のシャットダウン手順の開始をモニタする。すなわち、端末機器2のシャットダウン手順が開始されるまで、リモート接続画面構成部44は、S131〜S138の処理を繰り返す。
なお、ゲートウェイ3においてリモート接続を実行しないと判定されたときは、S133〜S138は実行されない。この場合、端末機器2において、Webブラウザ画面からリモート接続画面への切替えは行われない。すならち、端末機器2は、Webブラウザ41を利用して受信するサービスデータに基づいて生成する画面画像を表示する。
次に、本発明の他の実施形態に係るゲートウェイ装置および通信制御方法について記載する。以下に記載する他の実施形態は、図1〜図20を参照しながら説明したゲートウェイ装置および通信制御方法に対して、幾つかの要素を追加することにより、または幾つかの要素を変更することにより実現される。
<第1の実施形態>
図21は、第1の実施形態に係る端末機器2、ゲートウェイ3、サーバ1の機能を説明する図である。第1の実施形態のゲートウェイ3は、図4に示す機能に加えて、HTML解析部61を有する。
上記構成のゲートウェイ3において、Webブラウザ54は、サーバ1からHTMLファイル(index.html、index.cgi、index.shtml等)を受信する。このHTMLファイルは、上述したように、端末機器2がサーバ1に要求したHTMLファイルと実質的に同じである。
HTML解析部61は、Webブラウザ54がサーバ1から取得したHTMLファイルを解析する。このとき、HTML解析部61は、HTMLファイルが画像データ以外のデータを参照するか否かを解析する。画像データは、特に限定されるものではないが、例えば、jpgファイル、gifファイル、pngファイル等である。また、画像データ以外のデータは、特に限定されるものではないが、例えば、JavaScriptの外部ファイル(.jsファイル等)、JavaApplet、動画データ(wmvファイル、mp4ファイル等)、音声データ(wavファイル、mp3ファイル等)、文書データ(pdfファイル、docファイル等)である。
例えば、図22(a)に示すHTMLファイルは、画像データ以外のデータを参照しない。これに対して、図22(b)に示すHTMLファイルは、画像データ以外のデータを参照する。
画像データをゲートウェイ3から端末機器2へ転送するために要する時間は、HTTPおよびリモート接続方式において実質的に同じである。すなわち、HTMLファイルが画像データ以外のデータを参照しないときは、ゲートウェイ3から端末機器2へのデータ転送時間は、HTTPおよびリモート接続方式において実質的に同じである。よって、この場合、ゲートウェイ3は、データ転送方式をHTTPからリモート接続へ切り替えない。また、端末機器2のWebブラウザ41は、サーバ1からHTTPでHTMLファイルを受信する動作を継続する。
一方、HTMLファイルが画像データ以外のデータを参照するときは、HTTPでゲートウェイ3から端末機器2へHTMLファイルを転送するために要する時間よりも、そのHTMLファイルに基づいて生成される画像データをリモート接続方式でゲートウェイ3から端末機器2へ送信するために要する時間の方が短くなることが見込まれる。よって、この場合、ゲートウェイ3は、HTMLファイルから画像データを生成し、その画像データをリモート接続で端末機器2へ送信する。この画像データは、図11に示す未表示領域画像データに相当する。
図23は、第1の実施形態においてWebブラウザ54の処理を示すフローチャートである。なお、図15および図23において同じ処理については、説明を省略する。
S141において、Webブラウザ54は、サーバ1から送信されるHTMLファイルを待ち受ける。このHTMLファイルは、端末機器2がサーバ1に要求したファイルと実質的に同じである。そして、サーバ1からHTMLファイルを受信すると、Webブラウザ54は、S142において、そのHTMLファイルをHTML解析部61へ転送する。
S143〜S144において、Webブラウザ54は、HTML解析部61による解析結果を待ち受ける。この解析結果は、リモート接続による画像データ送信が実行可能か否かを表す。解析結果が「可能」を表しているときは、Webブラウザ54の処理はS63へ進む。一方、解析結果が「不可」を表しているときは、Webブラウザ54の処理は終了する。
図24は、HTML解析部61の処理を示すフローチャートである。HTML解析部61は、S151において、Webブラウザ54によって取得されるHTMLファイルを待ち受ける。Webブラウザ54からHTMLファイルを受信すると、HTML解析部61は、S152〜S153において、そのHTMLファイルを解析する。このとき、HTML解析部61は、HTMLファイルが画像データ以外のデータを参照するか否かを判定する。
HTMLファイルが画像データ以外のデータを参照するときには、HTML解析部61は、S154〜S155において、「解析結果:可能」をWebブラウザ54および実行判断部56に通知する。一方、HTMLファイルが画像データ以外のデータを参照しないときは、HTML解析部61は、S156〜S157において、「解析結果:不可」をWebブラウザ54および実行判断部56に通知する。この解析結果は、リモート接続による画像データ送信が実行可能か否かを表す。なお、Webブラウザ54は、図23に示すS143で、この解析結果を受信する。
図25は、第1の実施形態において実行判断部56の処理を示すフローチャートである。なお、図14および図25において同じ処理については、説明を省略する。
実行判断部56は、S54においてWebブラウザ54を起動した後、S161においてHTML解析部61による解析結果を待ち受ける。この解析結果は、図24を参照しながら説明したように、リモート接続による画像データ送信が実行可能か否かを表す。HTML解析部61から解析結果を受信すると、実行判断部56は、S55において、実行可否を表す情報をリモート接続画面構成部44に通知する。
このように、第1の実施形態のゲートウェイ3は、サーバ1から取得したHTMLファイルが画像データ以外のデータを参照しないときは、データ転送方式をHTTPからリモート接続へ切り替えない。すなわち、データ転送方式をHTTPからリモート接続へ切り替えても転送時間の短縮が期待できないときは、ゲートウェイ3は、HTTPでの予想転送時間とリモート接続方式での予想送信時間とを比較することなく、リモート接続を行なわない旨の決定をする。この場合、ゲートウェイ3は、HTTPでの予想転送時間とリモート接続方式での予想送信時間とを比較する処理を行なわないので、ゲートウェイ3のリソースの消費が削減される。
<第2の実施形態>
ゲートウェイ3は、端末機器からサーバ1へWebサービスが要求されたときに、そのWebサービスに対応するサービスデータのデータ情報を取得する。データ情報は、サービスデータに含まれるデータエレメントのデータ名およびデータサイズを含む。そして、このデータ情報は、Webサービスに係わるデータをリモート接続方式で端末機器へ送信するか否かを判断するために使用される。よって、過去にサーバ1から端末機器へ提供されたWebサービスに対応するデータ情報がゲートウェイ3に保持されていれば、ゲートウェイ3は、新たなWebサービス要求に対して、そのデータ情報を利用してリモート接続を実行するか否かを判断できる。
第2の実施形態のゲートウェイ3においては、Webブラウザ54は、サーバ1から取得したWebサービスに対応するサービスデータのデータ情報を、実行判断情報に関連づけられて実行判断情報格納部57に格納する。一例としては、実行判断情報は、図26に示すように、接続先URL、端末機器情報、通信帯域、実行可否に加えて、データセット識別子を記録する。データセット識別子は、実質的に、WebサービスのURLを識別する。そして、データセット識別子に関連づけて、Webサービスを提供するためのサービスデータのデータ情報(すなわち、データ名およびデータサイズ)が格納される。図26に示す例では、例えば、サービスaを識別するデータセット識別子に関連づけて、各データエレメントのデータ名(file_a1.html〜file_an.jpg)およびデータサイズが格納されている。
ここで、ゲートウェイ3の実行判断情報格納部57に図26に示す実行判断情報が格納されているものとする。そして、ある端末機器からサーバ1へサービスaが要求されたものとする。この場合、ゲートウェイ3は、要求されたサービスaに対応するデータセット識別子set_aを利用して、サービスaを提供するためのサービスデータに含まれる各データエレメントのデータ名およびデータサイズを取得できる。すなわち、Webブラウザ54は、サービスaに対応するサービスデータに含まれるデータエレメントのデータ名およびデータサイズを解析しなくてもよい。したがって、第2の実施形態によれば、Webブラウザを負荷が軽減される。
<第3の実施形態>
図4に示す構成では、データ送信部60は、未表示領域画像データを端末機器2のリモート接続画面構成部44へ送信する。これに対して第3の実施形態では、図4に示すデータ送信部60の機能は、リモート接続サーバ55により提供される。すなわち、第3の実施形態のリモート接続サーバ55は、未表示領域画像データを端末機器2のリモート接続画面構成部44へ送信することができる。
第3の実施形態によれば、ゲートウェイ3の構成を簡略化することができる。また、図4に示す構成でデータ送信部60とリモート接続サーバ55との間での授受される通知が不要になる。
<他の実施形態>
図2〜図27を参照しながら説明した実施形態では、未転送データの転送時間と未表示領域画像の送信時間との比較(または、未転送データのデータサイズと未表示領域画像のデータサイズとの比較)に基づいて、リモート接続によるデータ送信を行うか否かが判定される。ただし、本発明の実施形態のゲートウェイ3は、他の要素を考慮してリモート接続によるデータ送信を行うか否かを判定してもよい。
例えば、未転送データを端末機器2において表示するためのコストと、未表示領域画像を端末機器2に表示するためのコストとを比較してもよい。未転送データを端末機器2において表示するためのコストは、未転送データをゲートウェイ3から端末機器2へ転送する処理のコストおよび端末機器2において未転送データに基づいて画像を生成する処理のコストを含む。そして、端末機器2において未転送データに基づいて画像を生成する処理のコストは、端末機器2のリソースに依存する。
このケースでは、ゲートウェイ3と端末機器2との間の通信にリモート接続を使用するか否かを判定するために、端末機器2のリソースが参照される。したがって、このケースでは、実行判断部56は、未転送データの転送時間および未表示領域画像の送信時間に加えて、図8または図26に示す実行判断情報の「端末機器情報」も参照して、リモート接続を行うか否かを決定してもよい。
1 サーバ
2 端末機器
3 ゲートウェイ
41 Webブラウザ
42 制御情報送信部
43 リモート接続クライアント
44 リモート接続画面構成部
45 画面切替部
51 中継部
53 制御情報受信部
54 Webブラウザ
55 リモート接続サーバ
56 実行判断部
58 未表示領域検出部
59 送信方式判断部
60 データ送信部
61 HTML解析部

Claims (8)

  1. 端末機器とサーバとの間に設けられる通信装置であって、
    前記サーバから前記通信装置を介して前記端末機器へ送信されるサービスデータについて、前記通信装置から前記端末機器へ転送された転送済みデータおよび前記通信装置から前記端末機器へ転送されていない未転送データを検出する検出部と、
    前記未転送データを前記端末機器へ転送するための第1のコストを算出する第1の算出部と、
    前記サービスデータに対応する画像と前記転送済みデータに対応する画像との差分画像を前記端末機器に送信するための第2のコストを算出する第2の算出部と、
    前記第2のコストが前記第1のコスト以上であるときは、前記未転送データを前記端末機器へ転送し、前記第2のコストが前記第1のコストよりも小さいときは、前記差分画像を前記端末機器へ送信する送信方式判断部と、
    を有する通信装置。
  2. 前記第1の算出部は、前記未転送データのデータサイズに基づいて前記第1のコストを算出し、
    前記第2の算出部は、前記差分画像のデータサイズに基づいて前記第2のコストを算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記端末機器と前記通信装置との間の通信帯域を予測する帯域予測部をさらに有し、
    前記第1の算出部は、前記第1のコストとして、前記未転送データのデータサイズおよび前記通信帯域に基づいて前記未転送データを前記端末機器へ転送するために要する時間を算出し、
    前記第2の算出部は、前記第2のコストとして、前記差分画像のデータサイズおよび前記通信帯域に基づいて前記差分画像を前記端末機器へ送信するために要する時間を算出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記端末機器から前記サーバへ要求されたサービスを特定し、特定したサービスを前記サーバに要求することにより前記サービスデータと同じデータを取得する要求部をさらに有し、
    前記検出部は、前記要求部が取得したデータおよび前記転送済みデータに基づいて、前記未転送データを検出する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の通信装置。
  5. 前記第2の算出部は、前記要求部が取得したデータに基づいて、前記端末機器から前記サーバへ要求されるサービスに対応する完成画像を生成すると共に、前記転送済みデータ基づいて、前記端末機器の表示状態に対応する現画像を生成し、前記完成画像と前記現画像とを比較することにより前記差分画像を生成する
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記サービスデータが画像データ以外のデータを参照するか否かを判定する解析部をさらに有し、
    前記送信方式判断部は、前記サービスデータが画像データ以外のデータを参照しないときは、前記第1および第2のコストにかかわらず、前記未転送データを前記端末機器へ転送する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の通信装置。
  7. 端末機器とサーバとの間に設けられる通信装置において使用される通信制御方法であって、
    前記サーバから前記通信装置を介して前記端末機器へ送信されるサービスデータについて、前記通信装置から前記端末機器へ転送された転送済みデータおよび前記通信装置から前記端末機器へ転送されていない未転送データを検出し、
    前記未転送データを前記端末機器へ転送するための第1のコストを算出し、
    前記サービスデータに対応する画像と前記転送済みデータに対応する画像との差分画像を前記端末機器に送信するための第2のコストを算出し、
    前記第2のコストが前記第1のコスト以上であるときは、前記未転送データを前記端末機器へ転送し、前記第2のコストが前記第1のコストよりも小さいときは、前記差分画像を前記端末機器へ送信する、
    ことを特徴とする通信制御方法。
  8. 端末機器からの要求に応じてサーバからゲートウェイを介して前記端末機器へサービスデータが送信される通信システムにおいて使用される通信制御方法であって、
    前記ゲートウェイは、
    前記サービスデータについて、前記ゲートウェイから前記端末機器へ転送された転送済みデータおよび前記ゲートウェイから前記端末機器へ転送されていない未転送データを検出し、
    前記未転送データを前記端末機器へ転送するための第1のコストを算出し、
    前記サービスデータに対応する画像と前記転送済みデータに対応する画像との差分画像を前記端末機器に送信するための第2のコストを算出し、
    前記第2のコストが前記第1のコスト以上であるときは、前記未転送データを前記端末機器へ転送し、前記第2のコストが前記第1のコストよりも小さいときは、前記差分画像を前記端末機器へ送信し、
    前記端末機器は、
    前記転送済みデータに対応する画像を生成し、
    前記生成した画像に前記ゲートウェイから送信される差分画像を重畳して表示する、
    ことを特徴とする通信制御方法。
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